JPH08230681A - ステアリングホイールのパッド取付ボルト仮組み構造 - Google Patents

ステアリングホイールのパッド取付ボルト仮組み構造

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JPH08230681A
JPH08230681A JP3497595A JP3497595A JPH08230681A JP H08230681 A JPH08230681 A JP H08230681A JP 3497595 A JP3497595 A JP 3497595A JP 3497595 A JP3497595 A JP 3497595A JP H08230681 A JPH08230681 A JP H08230681A
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JP
Japan
Prior art keywords
pad
bolt
steering wheel
bracket
base plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3497595A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumitaka Komiya
史敬 小宮
Masaru Hattori
賢 服部
Keizo Suzuki
恵三 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングホイールのパッド取付用ブラケ
ット5とパッドベースプレート14とを固定するための
パッド取付ボルト16の仮組み構造を簡素化して、コス
トダウンを図る。 【構成】 ステアリングホイールのロアーカバー17
に、ブラケット5とベースプレート14の取付穴5b,
14aの中心線延長上にパッド取付ボルト16を保持す
るボルト保持片18を一体的に形成し、ボルト保持片1
8に、パッド取付ボルト16の軸心をはさんで相反する
2方向からボルト16の頭部16aに圧接する弾性片1
8を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステアリングホイール
におけるホーンスイッチ用パッドの取付構造に関し、詳
しくは、ステアリングホイール芯金に可動に保持された
パッド取付用ブラケットに、パッドが固定されるパッド
ベースプレートを固定するためのパッド取付ボルトの仮
組み構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングホイールのホーンス
イッチ用パッドは、ステアリングホイール芯金でステア
リングシャフトの軸方向沿いに可動に保持したパッド取
付用ブラケットに、パッドを固定したパッドベースプレ
ートを取り付けることにより、ステアリングホイールに
対して可動に保持されるようになっている。
【0003】パッド取付用ブラケットにパッドベースプ
レートを固定するのは、一般に、パッド取付ボルトを用
いて行われている。このボルトは、通常、パッド取付用
ブラケットに予め仮組みした状態で保持されており、パ
ッドベースプレートをこのブラケットに位置合わせして
ボルトをそのまま工具で締め込んで行くことにより、ベ
ースプレートをブラケットに固定できるようになってい
る。また、ボルトを仮組みするために、プラスチック成
形したボルト保持部材をブラケットに固定しておき、こ
の保持部材でボルトの頭部を解放可能に弾力的に保持す
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成で
は、ボルトを保持しておくための専用の部材が必要であ
り、しかもその部材をブラケットに固定しなければなら
ないから、構成が複雑で、コスト面で無駄があるという
ことができた。
【0005】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、パッド取付ボルトの仮組み構造を簡素化して、コ
ストダウンを図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の技術的課題を解決
するため、本発明に係るステアリングホイールのパッド
取付ボルト仮組み構造は以下のように構成されたことを
特徴としている。すなわち、ステアリングホイールのロ
アーカバーに、パッド取付用ブラケットとパッドベース
プレートの取付穴の中心線延長上にパッド取付ボルトを
保持するボルト保持片が一体的に形成され、ボルト保持
片は、パッド取付ボルトの軸心をはさんで相反する2方
向からボルトの頭部に圧接する弾性片を備えている。
【0007】
【作用・効果】上記構成においては、ボルト保持片に仮
組みされたパッド取付ボルトは、ステアリングホイール
芯金に保持されたパッド取付用ブラケットにパッドベー
スプレートを位置合わせした状態で、その取付穴の中心
線上に位置するから、ボルトをそのまま締め込んでいけ
ばベースプレートをブラケットに取り付けることができ
る。したがって、機能的には、従来と同様にボルトを手
で保持することなくパッドの取付作業を行うことができ
る。
【0008】また、上記構成によれば、ボルト保持片
を、プラスチック成形体であるステアリングホイールの
ロアーカバーと一体的に形成することによって弾性体に
し、それによってブラケットにボルト保持用の別部材を
取り付ける必要性をなくしているので、構成が簡単であ
り、コストダウンが可能となる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の一実施例に係るパッド取付
ボルトの仮組み構造を適用したステアリングホイールに
ついて、図1から図7を用いて詳細に説明する。
【0010】図1は、このステアリングホイール1の正
面図である。図示するように、このステアリングホイー
ル1は、中心から大略横方向へのびる2本のスポーク1
a,1bと、斜め下方へのびる2本のスポーク1c,1
dを備えた4本スポークタイプのステアリングホイール
であって、中心部から各スポーク1a〜1dの中間部ま
での部分を覆う一体型のホーンスイッチ用スイッチパッ
ド2を備えている。
【0011】図2は、パッド2を取り除いた状態でのス
テアリングホイール1の正面図、図3は図2のIII−III
線拡大断面図、図4は図2のIV−IV線拡大断面図であ
る。このステアリングホイール1は、ステアリングシャ
フト(図示せず)に固定するための中心のボス3aと、
それと略同心上に位置するホイールリム3bと、ボス3
aとリム3bとを接続する4本のスポーク3cとからな
る芯金3を備え、芯金3のスポーク3cには、左右対称
にブリッジ4が設けられている。ブリッジ4は、各スポ
ーク3cから立ち上げられた脚部4aと、上下に位置す
る2本の脚部4a,4aを連結するクロスバー4bとか
ら構成されている。そして、スポーク3cとクロスバー
4bの間にパッド取り付け用ブラケット5が配置され、
後述するようにこのブラケット5にパッドベースプレー
ト14を介してパッド2が固定されるようになっている
(図5参照)。また、ブラケット5と芯金3の間には、
パッド2を運転者側へ付勢するため、圧縮コイルバネ6
が4点a〜dに配置されている。
【0012】一方、ブラケット5にはステアリングシャ
フトに平行に貫通穴5aが形成され、このブラケット5
の貫通穴5aには、ブラケット5と一体的に成形したブ
ッシュ8が取り付いている。ブッシュ8には穴8aが形
成されており、ブリッジ4のクロスバー4bの下面に
は、この穴8aに嵌合するピン4cが形成されている。
そして、この穴8aとピン4cとにより、ブラケット5
がステアリングホイール1の正規位置に位置決めされる
ようになっている。
【0013】ホーンスイッチ接点7a〜7cは、図2に
示すように、パッド2の中央下部1カ所と、上辺側左右
端部2カ所に配置されている。このうち、上辺側左右端
部2カ所のホーンスイッチ接点7b,7cの構造につい
て、図5の拡大断面図を用いて説明する。図示するよう
に、ステアリングホイール芯金3に設けられたボス10
に、固定接点部材11が固定されており、この固定接点
部材11は、電源のマイナス側端子と接続されている。
ボス10には、U字形状の可動接点部材12が、2本の
脚部12aに形成されたスリット12bをボス10の突
起10aにはめ合わせることにより、固定接点部材11
に対して接触位置と離反位置の間で可動に保持されてい
る。また、可動接点部材12を図の離反位置へ付勢する
ため、ボス10と可動接点部材12の間に、付勢手段と
してスプリング13が設けられている。
【0014】一方、パッド用ブラケット5には、プラス
チック成形品であるパッド2の補強部材として設けられ
たパッドベースプレート14が固定されている(固定方
法については後述)。このパッドベースプレート14
は、パッド2を押し込み操作したときに可動接点部材1
2を固定接点部材11に接触させ、押し込み操作を解除
したときに可動接点部材12を解放するように形成され
ていて、接点7b,7cのオン・オフを切り替える機能
も有している。なお、ブラケット5には、電源のプラス
側端子と連結されたコード15が接続されている。
【0015】ブラケット5は通常は圧縮コイルバネ6で
付勢されているためブッシュ8の前面8bがブリッジ4
のクロスバー4bと当接した位置で保持され、このと
き、接点7a〜7cでは、それぞれ、可動接点部材12
が固定接点部材11から離れた位置で保持される。一
方、パッド2を押し込み操作すると、バネ6がたわみな
がらブラケット5が変位し、それに伴って接点7a〜7
cの少なくとも1カ所で、可動接点部材12が固定接点
部材11に接触する。したがって、可動接点部材12と
固定接点部材11が、コード15、ブラケット5及びベ
ースプレート14を介して電源と導通するので、ホーン
回路が閉成してホーンを鳴らすことができる。また、逆
にパッド2の押し込み操作を解除すると、可動接点部材
12は、ベースプレート14から解放されるので固定接
点部材11から離反する。なお、可動接点部材12は、
図5の※印部でベースプレート14から解放されなくて
も、固定接点部材11から離れる位置になればよい。
【0016】一方、ブラケット5にパッドベースプレー
ト14を取り付ける際の作業性を向上させるため、本実
施例では、その取付に用いるパッド取付ボルト16をス
テアリングホイールのロアーカバー17に予め仮組みし
た構造になっている。ボルト16がロアーカバー17に
仮組みされた状態を要部断面図である図6(a)とその
B−B線断面図である図6(b)に示しており、ベース
プレート14をボルト16でブラケット5に取り付けた
状態を図7に示している。
【0017】図示するように、ステアリングホイールの
芯金3を下方から覆うロアーカバー17には、接点7a
〜7cとは位相のずれた位置に配置されるブラケット5
とベースプレート14の取付穴5b,19aの中心線延
長上にパッド取付ボルト16を保持するため、ボルト保
持片18が一体成形されている。ボルト保持片18は、
パッド取付ボルト16の軸心をはさんで相反する2方向
からボルト16の頭部16aに圧接する弾性片18aを
備えている。この弾性片18aは、保持片18の中心に
形成された細長いスリット18bにより形成されてお
り、各弾性片18aの先端部18cは、パッド取付ボル
ト16の頭部16aに形成された保持溝16bとかみ合
ってボルト16を位置決めするように形成されている。
また、ブラケット5とベースプレート14の取付穴5
b,19aは、ブラケット5にボルト16が貫通するよ
うに形成された貫通穴5bと、ブラケット5と同様にベ
ースプレート14に形成された貫通穴14aの裏側に溶
接されたナット19のネジ穴19aとから構成されてい
る。なお、図示していないが、ロアーカバー17には、
取付穴5b,19aと同一中心線上の位置に、パッド取
付ボルト16用のドライバーなどの工具を通すことので
きる貫通穴が形成されている。
【0018】図6に示すようにボルト保持片18に仮組
みされたパッド取付ボルト16は、パッド取付用ブラケ
ット5にパッドベースプレート14を位置合わせした状
態で、その取付穴5b,19aの中心線上に位置するか
ら、ロアーカバー17の貫通穴を通した工具でボルト1
6をそのまま締め込んでいけば、ボルト16の頭部16
aが保持片18から外れて、図7に示すようにベースプ
レート14をブラケット5に取り付けることができる。
また、本実施例では、弾性を必要とするボルト保持片1
8を、プラスチック成形体であるステアリングホイール
のロアーカバー17と一体的に形成することによって、
ブラケット5にボルト保持用の別部材を取り付ける必要
性をなくしているので、構成が簡単であり、かつコスト
も抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るパッド取付ボルト仮
組み構造が適用されたステアリングホイールの正面図で
ある。
【図2】 図1のステアリングホイールからパッドを取
り除いた状態の正面図である。
【図3】 図2のIII−III線拡大断面図である。
【図4】 図2のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】 ホーンスイッチ接点の構造を示す拡大断面図
である。
【図6】 (a)図は、パッド取付ボルトの仮組み構造
の要部断面図であり、(b)図はそのB−B線断面図で
ある。
【図7】 ブラケットとベースプレートを取り付けた状
態の要部断面図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 パッド 3 芯金 4 ブリッジ 5 ブラケット 5b 貫通穴 6 圧縮コイルバネ 7a〜7c 接点 8 ブッシュ 10 ボス 11 固定接点部材 12 可動接点部材 13 スプリング 14 パッドベースプレート 15 コード 16 パッド取付ボルト 16a 頭部 16b 保持溝 17 ロアーカバー 18 保持片 18a 弾性片 18b スリット 18c 先端部 19 ナット 19a ネジ穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールのパッド取付用ブ
    ラケット(5)とパッドベースプレート(14)とを固定する
    ためのパッド取付ボルト(16)の仮組み構造であって、 ステアリングホイールのロアーカバー(17)に、上記ブラ
    ケット(5)とベースプレート(14)の取付穴(5b,14a)の中
    心線延長上に上記パッド取付ボルト(16)を保持するボル
    ト保持片(18)が一体的に形成され、該ボルト保持片(18)
    は、上記パッド取付ボルト(16)の軸心をはさんで相反す
    る2方向から該ボルト(16)の頭部(16a)に圧接する弾性
    片(18)を備えたことを特徴とするパッド取付ボルト仮組
    み構造。
JP3497595A 1995-02-23 1995-02-23 ステアリングホイールのパッド取付ボルト仮組み構造 Pending JPH08230681A (ja)

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JP3497595A JPH08230681A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 ステアリングホイールのパッド取付ボルト仮組み構造

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JP3497595A JPH08230681A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 ステアリングホイールのパッド取付ボルト仮組み構造

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ID=12429153

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JP3497595A Pending JPH08230681A (ja) 1995-02-23 1995-02-23 ステアリングホイールのパッド取付ボルト仮組み構造

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JP (1) JPH08230681A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6595083B2 (en) 1997-02-05 2003-07-22 Toyoda Gosei, Co., Ltd. Steering wheel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6595083B2 (en) 1997-02-05 2003-07-22 Toyoda Gosei, Co., Ltd. Steering wheel

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