JPH0823034B2 - トリポード式スライド型継手用グリース組成物 - Google Patents

トリポード式スライド型継手用グリース組成物

Info

Publication number
JPH0823034B2
JPH0823034B2 JP63170044A JP17004488A JPH0823034B2 JP H0823034 B2 JPH0823034 B2 JP H0823034B2 JP 63170044 A JP63170044 A JP 63170044A JP 17004488 A JP17004488 A JP 17004488A JP H0823034 B2 JPH0823034 B2 JP H0823034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
molybdenum
mol
grease
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63170044A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0220597A (ja
Inventor
隆 長島
正芳 嵯峨
明 佐々木
正弘 清水
広嗣 木下
誠 関矢
優 三嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Eneos Corp
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Nippon Oil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Nippon Oil Corp filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP63170044A priority Critical patent/JPH0823034B2/ja
Priority to CA 604947 priority patent/CA1332936C/en
Publication of JPH0220597A publication Critical patent/JPH0220597A/ja
Publication of JPH0823034B2 publication Critical patent/JPH0823034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はトリポード式スライド型継手用グリース組成
物に関し、詳しくは潤滑油基油に特定の化合物の混合物
からなるゲル化剤と特定の添加剤を含有してなるトリポ
ード式スライド型継手用グリース組成物に関する。
〈従来の技術〉 トリポード式スライド型継手は等速スライド式継手の
一種であり、この継手は基本的には同一平面内に3本の
軸をもつトリポード、3個のローラー、ローラーがはめ
合う3つの円筒みぞをもつチューリップなどで構成され
ており、駆動軸に対して被駆動軸が継手角度に対応した
量だけ偏心し、しかも軸の回転角の3倍の角度だけ公転
することにより等速性を保つことを特徴としている。ト
リポード式スライド型継手については、具体的には例え
ばSAE Paper780098、またその改良形に関しては特公昭5
2−12864号、特公昭56−47413号などに詳述されてい
る。
この改良されたトリポード式スライド型継手は、現
在、特に自動車の駆動輪前車軸用または駆動輪後車軸用
のミッション側ジョイントとして多用されており、その
潤滑には潤滑油基油にリチウム石けんやカルシウム石け
んなどの石けん系ゲル化剤やポリウレア化合物などの非
石けん系ゲル化剤を配合し、さらに各種の添加剤を配合
したグリースが使用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この継手はその構造上、特にトリポー
ドのローラー軸(スパイダー)とローラーとの間隔が狭
く、また極限の駆動状態ではこの両者が高圧接触するた
め、従来のグリースでは潤滑特性が最適とは言えなかっ
た。
本発明者らは、従来より継手の潤滑に用いられている
グリースの上記問題を克服すべく研究を重ねた結果、潤
滑油基油に特定の構造を有する化合物の混合物をゲル化
剤として用い、さらに特定の構造を有する化合物の混合
物を添加剤として数種配合することにより、摩耗が生じ
にくい、優れたトリポード式スライド型継手用グリース
が得られることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
〈課題を解決するための手段〉 すなわち、本発明は、 潤滑油基油に、組成物全量を基準として、 (A)一般式 で表わされるジウレア化合物25〜93モル%、 一般式 で表わされるウレア・ウレタン化合物4〜30モル%、お
よび 一般式 で表わされるジウレタン化合物3〜45モル%、 (式中、R1,R4およびR7は同一でも異なっていてもよく
炭素数6〜15の2価の芳香族系炭化水素基を、R2,R3
よびR5は同一でも異なっていてもよくシクロヘキシル基
または炭素数7〜12のシクロヘキシル誘導体基を、なら
びにR6,R8およびR9は同一でも異なっていてもよく炭素
数8〜20のアルキル基またはアルケニル基をそれぞれ示
す) の組成を有する混合物よりなるゲル化剤、2〜25重量
%、 (B)アルカリ金属ほう酸塩水和物、0.1〜10重量%、 (C)モリブデンジチオホスフェート、モリブデンジチ
オカーバメートおよび二硫化モリブデンからなる群より
選ばれる1種または2種以上のモリブデン化合物、0.1
〜10重量%、 ならびに (D)硫化油脂、ポリサルファイド、ホスフェート、ホ
スファイト、チオホスフェートおよびジチオりん酸亜鉛
からなる群より選ばれる1種または2種以上の組合せよ
りなる硫黄−りん系極圧剤、0.1〜10重量% を必須の成分として含有してなることを特徴とするトリ
ポード式スライド型継手用グリース組成物を提供するも
のである。
以下、本発明の内容をより詳細に説明する。
本発明の(A)成分とは、 一般式 で表わされるジウレア化合物、 一般式 で表わされるウレア・ウレタン化合物、および 一般式 で表わされるジウレタン化合物 の混合物からなるウレア・ウレタン混合物である。
上記式中、R1,R4およびR7は同一でも異なっていても
よく、それぞれ炭素数6〜15の2価の芳香族系炭化水素
基を示す。R1,R4およびR7としては、具体的には例え
ば、 などの基が好ましく用いられるが、その他のものでも2
価の芳香族系炭化水素基であるならば熱安定性、酸化安
定性など優れた性能が発揮される。
また上記式中、R2,R3およびR5は同一でも異なっても
いてもよく、それぞれシクロヘキシル基または炭素数7
〜12のシクロヘキシル誘導体基を示している。R2,R3
よびR5としては、具体的には例えば、シクロヘキシル
基、メチルシクロヘキシル基、ジメチルシクロヘキシル
基、エチルシクロヘキシル基、ジエチルシクロヘキシル
基、プロピルシクロヘキシル基、イソプロピルシクロヘ
キシル基、1−メチル−3−プロピルシクロヘキシル
基、ブチルシクロヘキシル基、アミルシクロヘキシル
基、アミルメチルシクロヘキシル基、ヘキシルシクロヘ
キシル基などが挙げられ、特に好ましいものはシクロヘ
キシル基または炭素数7〜8のシクロヘキシル誘導体
基、例えばメチルシクロヘキシル基、ジメチルシクロヘ
キシル基、エチルシクロヘキシル基である。
一方、上記式中R6,R8およびR9は同一でも異なってい
てもよく、それぞれ炭素数8〜20のアルキル基またはア
ルケニル基を示す。R6,R8およびR9としては、具体的に
は例えば、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシ
ル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペ
ンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オク
タデシル基、ノナデシル基、エイコシル基、オクテニル
基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセ
ニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデ
セニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセニル基、オク
タデセニル基、ノナデセニル基、エイコセニル基などで
表わされる直鎖構造または分枝構造を有するものが挙げ
られ、特に好ましいものは炭素数16〜19のアルキル基ま
たはアルケニル基、例えばヘキサデシル基、ヘプタデシ
ル基、オクタデシル基、ノナデシル基、ヘキサデセニル
基、ヘプタデセニル基、オクタデセニル基、ノナデセニ
ル基である。
本発明のゲル化剤である(A)成分は上述したのジ
ウレア化合物25〜93モル%、好ましくは50〜80モル%、
のウレア・ウレタン化合物4〜30モル%、好ましくは
10〜30モル%およびのジウレタン化合物3〜45モル
%、好ましくは10〜40モル%の組成を有する混合物であ
る。(A)成分のゲル化剤として特に重要なことは、混
合物中にのウレア・ウレタン化合物が必須成分として
4〜30モル%存在し、かつ計算からわかるように、混合
物中に存在するアミノ基R2NH−,R3NH−およびR5NH−の
合計数とアルコキシ基R6O−,R8O−およびR9O−の合計数
について、アミノ基の合計数/(アミノ基の合計数+ア
ルコキシ基の合計数)が0.40〜0.95、好ましくは0.60〜
0.85であるということである。ゲル化剤としてのウレ
ア・ウレタン化合物を含まない場合および該ウレア・ウ
レタン化合物の混合物中の含有量が4モル%に満たない
場合はゲル化剤のゲル化能力が低下するため好ましくな
い。また上記の数の比が0.40に満たない場合はグリース
のせん断安定性が悪くなり、一方比が0.95を超える場合
はゲル化剤のゲル化能力が低下するため好ましくない。
本発明ののジウレア化合物、のウレア・ウレタン
化合物およびのジウレタン化合物のR1〜R9で表わされ
る基としては前述した範囲の任意の基を選択することが
できるが、本発明においてはゲル化剤である〜の化
合物の混合物の製造方法が容易なことから、R1,R4およ
びR7,R2,R3およびR5、ならびにR6,R8およびR9は、それ
ぞれ同一の基であるのが望ましい。
すなわち、本発明のグリース組成物のゲル化剤であ
る、ジウレア化合物、ウレア・ウレタン化合物およ
びジウレタン化合物の混合物の製造方法は任意であ
り、それぞれ別個に〜の化合物を合成した後でこれ
らの化合物を混合して混合物を得ることもできるが、通
常は一般式OCN−R1−NCOで表わされるジイソシアネート
と一般式R2−NH2で表わされる第一級アミンおよび一般
式R3−OHで表わされる高級アルコールを同時に反応させ
ることにより、混合物を一度に製造できる。
具体的には例えば、第一級アミンR2−NH2と高級アル
コールR3−OHとのモル比率が95/5〜40/60となるように
混合し、さらにジイソシアネートを反応させる。この際
に揮発性の溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ヘキサン、ナフサ、ジイソブチルエーテル、四塩化
炭素、石油エーテルなどを使用できる。またさらに適当
な溶媒として潤滑油基油を使用することができる。この
際の反応温度は10〜200℃が好ましい。このようにして
反応させるに際し、均一なグリースが生成するように十
分混合攪拌しなければならない。また上述したように、
ジイソシアネートに第一級アミンおよび高級アルコール
を同時に加えて反応させるかわりに、アミンおよびアル
コールを各成分ごとに分けて反応させてもよい。
このようにして製造したゲル化剤は揮発性溶媒を使用
した場合は溶媒を除き、潤滑油基油を適量加えてグリー
スとする。また溶媒として潤滑油基油を使用した場合に
はそのままグリースとして使用に供してもよい。
本発明のグリース組成物において、ゲル化剤である
(A)成分の含有量は組成物全量を基準として2〜25重
量%、好ましくは3〜20重量%である。(A)成分の含
有量が上記範囲に達しない場合にはゲル化剤としての効
果がなく、一方(A)成分の含有量が上記範囲を超える
とグリースとして固くなりすぎて十分な潤滑性能を発揮
することができないため、好ましくない。
また、本発明の(B)成分とは、アルカリ金属ほう酸
塩水和物であり、次の組成を有するものである。
M2O・xB2O3・yH2O (式中、Mはアルカリ金属であり、xは0.5〜5.0の正の
数を、yは1.0〜5.0の正の数をそれぞれ示す。) 上記式中、Mで表わされるアルカリ金属としてはリチ
ウム、ナトリウムおよびカリウムが挙げられるが、ナト
リウムおよびカリウムが好ましい。
本発明の(B)成分としては、任意の製造法によって
得られたアルカリ金属ほう酸塩水和物を使用できるが、
具体的には例えば、米国特許3,313,727号、同3,929,650
号および同4,089,790号に記載される方法により合成さ
れる化合物などを用いることができる。
米国特許3,313,727号では、ほう酸ナトリウムまたは
ほう酸カリウム、水および乳化剤を非極性媒質中に入
れ、次にこの混合物を攪拌して油中にほう酸塩水溶液の
微細乳化液を製造した後、加熱によって油中の水を除去
することにより得られるアルカリ金属ほう酸塩水和物の
分散体について述べている。米国特許3,929,650号では
アルカリ金属またはアルカリ土類金属中性スルホネート
をアルカリ金属水酸化物の存在下において炭酸化して超
塩基性スルホネートを得、これにほう酸を反応させて得
られるアルカリ金属ほう酸塩の微粒子分散体について述
べている(炭酸化反応の際にこはく酸イミドのような無
灰分散剤を共存させる場合もある)。一方、米国特許4,
089,790号では水酸化カリウムおよびほう酸の水溶液を
中性アルカリ土類金属スルホネートおよび/またはこは
く酸イミド系無灰分散剤を含む油溶液に加え、厳しく攪
拌して油中水型エマルジョンを作り、これをほう素/カ
リウムが2.5〜4.5になるよう脱水して得たほう酸カリウ
ム水和物の微粒子分散体について述べている。
本発明の(B)成分としては、上記のいずれの方法に
よって作られたものでも好ましく用いることができる
が、より好ましい化合物としては中性カルシウムスルホ
ネートを出発原料としたほう酸ナトリウムまたはほう酸
カリウム分散体を挙げることができる。また炭酸化反応
の際にはこはく酸イミドのような無灰分散剤を反応系中
で共存させることが望ましい。
さらに本発明の(B)成分としては、その平均粒度が
1μ以下、好ましくは0.5μ以下であるアルカリ金属ほ
う酸塩水和物を用いるのが望ましい。
本発明のグリース組成物において、(B)成分の含有
量は組成物全量を基準として0.1〜10重量%、好ましく
は1.0〜5.0重量%である。(B)成分の含有量が上記範
囲に達しない場合は、耐摩耗性および耐かじり性が充分
でなく、一方(B)成分の含有量が上記範囲を超える場
合には、添加量に見合った効果が得られず、不経済であ
るためそれぞれ好ましくない。
また、本発明の(C)成分とは、モリブデンジチオホ
スフェート、モリブデンジチオカーバメートおよび二硫
化モリブデンからなる群より選ばれる1種または2種以
上のモリブデン化合物である。
ここでいうモリブデンジチオホスフェートとは、一般
およびモリブデンジチオカーバメートとは、一般式 で表わされる化合物をそれぞれ示す。
上記式中、R10およびR11は同一でも異なっていてもよ
く、炭素数1〜24のアルキル基、シクロアルキル基、ア
リール基、アルキルアリール基、アリールアルキル基
を、およびaは0≦a≦4、bは0≦b≦4でかつ0≦
a+b≦4となる数をそれぞれ示す。
R10およびR11としては、具体的には例えばメチル基、
エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、
ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタ
デシル基、エイコシル基、ドコシル基、テトラコシル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、メチルシク
ロヘキシル基、エチルシクロヘキシル基、ジメチルシク
ロヘキシル基、シクロヘプチル基、フェニル基、トリル
基、キシリル基、エチルフェニル基、プロピルフェニル
基、ブチルフェニル基、ペンチルフェニル基、ヘキシル
フェニル基、ヘプチルフェニル基、オクチルフェニル
基、ノニルフェニル基、デシルフェニル基、ドデシルフ
ェニル基、テトラデシルフェニル基、ヘキサデシルフェ
ニル基、オクタデシルフェニル基、ベンジル基、フェネ
チル基などがあげられる。
また一方、ここでいう二硫化モリブデンとは、一般式
MoS2で表わされる黒灰色の固体粉末であり、天然品でも
合成品でも用いることができる。
本発明の(C)成分としては、具体的に例えば、硫化
モリブデンジエチルジチオホスフェート、硫化モリブデ
ンジプロピルジチオホスフェート、硫化モリブデンジブ
チルジチオホスフェート、硫化モリブデンジペンチルジ
チオホスフェート、硫化モリブデンジヘキシルジチオホ
スフェート、硫化モリブデンジオクチルジチオホスフェ
ート、硫化モリブデンジデシルジチオホスフェート、硫
化モリブデンジドデシルジチオホスフェート、硫化モリ
ブデンジ(ブチルフェニル)ジチオホスフェート、硫化
モリブデンジ(ノニルフェニル)ジチオホスフェート、
硫化オキシモリブデンジエチルジチオホスフェート、硫
化オキシモリブデンジプロピルジチオホスフェート、硫
化オキシモリブデンジブチルジチオホスフェート、硫化
オキシモリブデンジペンチルジチオホスフェート、硫化
オキシモリブデンジヘキシルジチオホスフェート、硫化
オキシモリブデンジオクチルジチオホスフェート、硫化
オキシモリブデンジデシルジチオホスフェート、硫化オ
キシモリブデンジドデシルジチオホスフェート、硫化オ
キシモリブデンジ(ブチルフェニル)ジチオホスフェー
ト、硫化オキシモリブデンジ(ノニルフェニル)ジチオ
ホスフェート、硫化モリブデンジエチルジチオカーバメ
ート、硫化モリブデンジプロピルジチオカーバメート、
硫化モリブデンジブチルジチオカーバメート、硫化モリ
ブデンジペンチルジチオカーバメート、硫化モリブデン
ジヘキシルジチオカーバメート、硫化モリブデンジオク
チルジチオカーバメート、硫化モリブデンジデシルジチ
オカーバメート、硫化モリブデンジドデシルジチオカー
バメート、硫化モリブデンジ(ブチルフェニル)ジチオ
カーバメート、硫化モリブデンジ(ノニルフェニル)ジ
チオカーバメート、硫化オキシモリブデンジエチルジチ
オカーバメート、硫化オキシモリブデンジプロピルジチ
オカーバメート、硫化オキシモリブデンジブチルジチオ
カーバメート、硫化オキシモリブデンジペンチルジチオ
カーバメート、硫化オキシモリブデンジヘキシルジチオ
カーバメート、硫化オキシモリブデンジオクチルジチオ
カーバメート、硫化オキシモリブデンジデシルジチオカ
ーバメート、硫化オキシモリブデンジドデシルジチオカ
ーバメート、硫化オキシモリブデンジ(ブチルフェニ
ル)ジチオカーバメート、硫化オキシモリブデンジ(ノ
ニルフェニル)ジチオカーバメート、二硫化モリブデン
およびこれらの混合物などが好ましく用いられる。
本発明のグリース組成物において(C)成分の含有量
は組成物全量を基準として0.1〜10重量%、好ましくは
1.0〜5.0重量%である。(C)成分の含有量が上記範囲
に達しない場合は耐摩耗性および耐かじり性が充分でな
く、一方(C)成分の含有量が上記範囲を超える場合に
は添加量に見合った効果が得られず、不経済であるため
それぞれ好ましくない。
また本発明の(D)成分とは、硫化油脂、ポリサルフ
ァイド、ホスフェート、ホスファイト、チオホスフェー
ト、およびジチオりん酸亜鉛からなる群より選ばれる1
種または2種以上の組合せよりなる硫黄−りん系極圧剤
である。
ここでいう硫化油脂とは、オリーブ油、ヒマシ油、茶
実油、ヌカ油、綿実油、ナタネ油、トウモロコシ油、牛
脂、牛脚油、マッコウ鯨油、鯨ロウなど、不飽和結合を
有する動植物油脂に硫黄を加え、加熱することにより得
られる化合物をいう。
またポリサルファイドとは、一般式 R12−Sc−R13 で表わされる多硫化物や一分子中に2〜5個の結合した
硫黄原子を含む硫化オレフィン類を示す。上記式中、R
12およびR13は同一でも異なっていてもよく炭素数4〜2
2のアルキル基、アリール基、アルキルアリール基、ア
リールアルキル基を、およびCは2〜5の整数を示す。
ポリサルファイドとしては、具体的には例えば、ジブチ
ルポリサルファイド、ジヘキシルポリサルファイド、ジ
オクチルポリサルファイド、ジノニルポリサルファイ
ド、ジデシルポリサルファイド、ジドデシルポリサルフ
ァイド、ジテトラデシルポリサルファイド、ジヘキサデ
シルポリサルファイド、ジオクタデシルポリサルファイ
ド、ジエイコシルポリサルファイド、ジフェニルポリサ
ルファイド、ジベンジルポリサルファイド、ジフェネチ
ルポリサルファイド、ポリブテニルポリサルファイドお
よびこれらの混合物などが挙げられる。
またホスフェートとは一般式 ホスファイトとは一般式 チオホスフェートとは一般式 ジチオりん酸亜鉛とは一般式 で表わされる化合物をそれぞれ示す。
上記式中、R14およびR17は炭素数1〜24のアルキル
基、シクロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、ア
リール基、アルキルアリール基、アリールアルキル基
を、R15およびR16は水素原子または炭素数1〜24のアル
キル基、シクロアルキル基、アルキルシクロアルキル
基、アリール基、アルキルアリール基、アリールアルキ
ル基をそれぞれ示す。
R14およびR17としては、具体的には例えば、メチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル
基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オ
クタデシル基、エイコシル基、ドコシル基、テトラコシ
ル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、メチルシ
クロヘキシル基、エチルシクロヘキシル基、ジメチルシ
クロヘキシル基、シクロヘプチル基、フェニル基、トリ
ル基、キシリル基、エチルフェニル基、プロピルフェニ
ル基、ブチルフェニル基、ペンチルフェニル基、ヘキシ
ルフェニル基、ヘプチルフェニル基、オクチルフェニル
基、ノニルフェニル基、デシルフェニル基、ドデシルフ
ェニル基、テトラデシルフェニル基、ヘキサデシルフェ
ニル基、オクタデシルフェニル基、ベンジル基、フェネ
チル基、などが挙げられる。またR15およびR16として
は、具体的には例えば水素原子またはアルキル基、シク
ロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、アリール
基、アルキルアリール基、アリールアルキル基などが挙
げられる。
本発明の(D)成分は前述したとおり硫黄−りん系極
圧剤である。それゆえ、硫黄とりんを共に含有するチオ
ホスフェートやジチオりん酸亜鉛は単独で用いることが
できるが、硫黄のみを含有する硫化油脂、ポリサルファ
イドやりんのみを含有するホスフェート、ホスファイト
の場合は両者を併用する必要がある。
本発明のグリース組成物において、(D)成分の含有
量は組成物全量を基準として0.1〜10重量%、好ましく
は1.0〜5.0重量%である。(D)成分の含有量が上記範
囲に達しない場合は耐摩耗性および耐かじり性が充分で
なく、一方(D)成分の含有量が上記範囲を超える場合
は添加量に見合った効果が得られず、逆に摩耗量の増大
をひきおこすためそれぞれ好ましくない。
本発明によるトリポード式スライド型継手用グリース
組成物は、石油系、合成系を問わず各種の潤滑油を基油
に用いることが可能である。基油の粘度範囲は通常使用
されている潤滑油の粘度範囲であるならばすべて使用可
能であるが、その中で特に好ましい基油は粘度範囲が10
0℃で2〜40cStのものである。
本発明のトリポード式スライド型継手用グリース組成
物は、その性質をそこねることなしに、さらに性能を向
上させるために必要に応じて他のゲル化剤や極圧剤およ
び酸化防止剤、油性剤、さび止め剤、粘度指数向上剤な
どを添加してもよい。
〈発明の実施例〉 以下、実施例および比較例により、本発明の内容をさ
らに具体的に説明する。
実施例1 2,4−2,6−トリレンジイソシアネート40.3gを100gの
鉱油(@210゜F,10.5cSt)に入れ室温にて均一に溶解さ
せた。これに、シクロヘキシルアミン32.1gおよびオク
タデシルアルコール37.6gとを同鉱油390g中に混合溶解
させたものを加え、激しく攪拌すると、すぐにゲル状物
質を生じた。攪拌を続けながら30分間保持し、加熱によ
り温度100℃まで上昇させた後、ロールミルを通すとグ
リースがえられた。生成した式 で表わされるジウレア化合物、式 で表わされるウレア・ウレタン化合物、および式 で表わされるジウレタン化合物の割合は、それぞれ60モ
ル%、20モル%、20モル%であった。また、これらの混
合物のシクロヘキシルアミノ基/オクタデシルオキシ基
の比は、70/30であった。これにリチウムホウ酸塩水和
物、硫化オキシモリブデンジエチルジチオカーバメート
およびジブチルフォスファイトおよび硫化油脂を加えて
表1に示す組成のグリースを得た。組成を表1に、また
この得られたグリースについて以下に示す性能評価試験
を行い、その結果を表2に示す。
(性能評価試験) 台上耐久試験 トリポード式スライド型継手のトリポードにグリース
を封入し、回転速度2500rpm、負荷40kgf/m、ジョイント
角度7゜の条件で、一定時間の台上試験を行った。試験
後のジョイントの総摩耗量とジョイント内部の摩擦部分
の状態を観察した。摩擦部分に焼付やかじりが見られな
いものは合格、見られるものは不合格とした。
実施例2 ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート65.3gを
400gの鉱油(@210゜F、10.5cSt)に入れ60℃に加熱し
均一に溶解させた。これにドデシルアルコール46.8g
を、同鉱油200gに加熱溶解させたものを加え、激しく攪
拌した後、さらにシクロヘキシルアミン48.1gを同鉱油2
80gに溶解させたものを加え、再度激しく攪拌するとゲ
ル状物質を生じた。攪拌を続けながら100℃にて30分保
持した後、ロールミルを通すとグリースが得られた。生
成した式 で表わされるジウレア化合物、式 で表わされるウレア・ウレタン化合物、および式 で表わされるジウレタン化合物の割合は、それぞれ90モ
ル%、6モル%、4モル%であった。またシクロヘキシ
ルアミノ基/ドデシルオキシ基の比は、93/7であった。
これにナトリウムホウ酸塩水和物、硫化モリブデンジデ
シルジチオフォスフェート、トリクレジルフォスフェー
ト、およびポリサルファイドを加えて表1に示す組成の
グリースを得た。組成を表1に、またこの得られたグリ
ースについて実施例1と同様の性能評価試験を行い、そ
の結果を表2に示す。
実施例3 ビトリレンジイソシアネート69.0gを500gのポリαオ
レフィン油(@69.0゜F、8.2cSt)に入れ、70℃にて均
一に溶解させた。これにシクロヘキシルアミン22.8gお
よびオクチルアルコール38.0gとを同ポリαオレフィン
油370gに混合均一にしたものを加え激しく撹拌すると、
すぐにゲル状物質を生じた。30分間攪拌を続けながら12
0℃まで昇温後ロールミルを通すと、グリースが得られ
た。生成した式 で表わされるジウレア化合物、式 で表わされるウレア・ウレタン化合物、および式 で表されるジウレタン化合物の割合は、それぞれ30モル
%、28モル%、42モル%であった。また、これらの混合
物のシクロヘキシルアミノ基/オクチルオキシ基の比は
44/56であった。これにカリウムホウ酸塩水和物、硫化
オキシモリブデンジ(ブチルフェニル)ジチオカーバメ
ート、およびジチオリン酸亜鉛を加えて表1に示す組成
のグリースを得た。組成を表1に、またこの得られたグ
リースについて実施例1と同様の性能評価試験を行い、
その結果を表2に示す。
比較例1 市販のLi石けん系グリースに、リチウムホウ酸塩水和
物、硫化オキシモリブデンジエチルジチオカーバメー
ト、ジブチルホスファイトおよびポリサルファイドを加
えて表1に示す組成のグリースを得た。またこの得られ
たグリースについて実施例1と同様の性能評価試験を行
い、その結果を表2に示す。
比較例2 実施例1と同様の基油およびゲル化剤を用い、これに
硫化オキシモリブデンジエチルジチオカーバメート、ジ
ブチルホスファイトおよび硫化油脂を加えて表1に示す
組成のグリースを得た。このグリースについて実施例1
と同様の性能評価試験を行い、その結果を表2に示す。
比較例3 実施例2と同様の基油およびゲル化剤を用い、これに
ナトリウムホウ酸塩水和物、トリクレジルフォスフェー
トおよびポリサルファイドを加えて表1に示す組成のグ
リースを得た。このグリースについて実施例1と同様の
性能評価試験を行い、その結果を表2に示す。
比較例4 実施例3と同様の基油およびゲル化剤を用い、これに
カリウムホウ酸塩水和物および硫化オキシモリブデンジ
(ブチルフェニル)ジチオカーバメートを加えて表1に
示す組成のグリースを得た。このグリースについて実施
例1と同様の性能評価試験を行い、その結果を表2に示
す。
表2に示す結果から明らかなように、本発明のグリー
ス組成物はいずれも焼付やかじりが見られず、摩耗量が
少ない。それに対して、ゲル化剤が本発明品以外の場合
や、(B)〜(D)成分が1つでも欠けているものは焼
付や摩耗が発生した。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明のグリース組成物は、極限運転
状態においても焼付やかじりが見られず摩耗の極めて少
ない、優れたトリポード式スライド型継手用グリースで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10M 135:18 137:02 135:06 137:10 137:04 135:04 125:24) C10N 10:02 10:04 10:12 30:06 40:00 50:10 (72)発明者 佐々木 明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 清水 正弘 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 木下 広嗣 神奈川県川崎市中原区木月大町203 (72)発明者 関矢 誠 神奈川県川崎市中原区小杉町2―228 (72)発明者 三嶋 優 神奈川県川崎市中原区小杉町2―228 (56)参考文献 特開 昭60−88095(JP,A) 特開 昭54−114506(JP,A) 特開 昭63−46299(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潤滑油基油に、組成物全量を基準として、 (A)一般式 で表わされるジウレア化合物25〜93モル%、 一般式 で表わされるウレア・ウレタン化合物4〜30モル%、お
    よび 一般式 で表わされるジウレタン化合物3〜45モル%、 (式中、R1,R4およびR7は同一でも異なっていてもよく
    炭素数6〜15の2価の芳香族系炭化水素基を、R2,R3
    よびR5は同一でも異なっていてもよくシクロヘキシル基
    または炭素数7〜12のシクロヘキシル誘導体基を、なら
    びにR6,R8およびR9は同一でも異なっていてもよく炭素
    数8〜20のアルキル基またはアルケニル基をそれぞれ示
    す) の組成を有する混合物よりなるゲル化剤、2〜25重量
    %、 (B)アルカリ金属ほう酸塩水和物、0.1〜10重量%、 (C)モリブデンジチオホスフェート、モリブデンジチ
    オカーバメートおよび二硫化モリブデンからなる群より
    選ばれる1種または2種以上のモリブデン化合物、0.1
    〜10重量%、 ならびに (D)硫化油脂、ポリサルファイド、ホスフェート、ホ
    スファイト、チオホスフェートおよびジチオりん酸亜鉛
    からなる群より選ばれる1種または2種以上の組合せよ
    りなる硫黄−りん系極圧剤、0.1〜10重量% を必須の成分として含有してなることを特徴とするトリ
    ポード式スライド型継手用グリース組成物。
JP63170044A 1988-07-09 1988-07-09 トリポード式スライド型継手用グリース組成物 Expired - Fee Related JPH0823034B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63170044A JPH0823034B2 (ja) 1988-07-09 1988-07-09 トリポード式スライド型継手用グリース組成物
CA 604947 CA1332936C (en) 1988-07-09 1989-07-06 Grease composition for use in tripod type slidable type universal joint

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63170044A JPH0823034B2 (ja) 1988-07-09 1988-07-09 トリポード式スライド型継手用グリース組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0220597A JPH0220597A (ja) 1990-01-24
JPH0823034B2 true JPH0823034B2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=15897573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63170044A Expired - Fee Related JPH0823034B2 (ja) 1988-07-09 1988-07-09 トリポード式スライド型継手用グリース組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0823034B2 (ja)
CA (1) CA1332936C (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7762894B2 (en) 2004-11-25 2010-07-27 Honda Motor Co., Ltd. Constant velocity joint

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2915611B2 (ja) * 1991-04-01 1999-07-05 協同油脂株式会社 等速ジョイント用グリース組成物
JP2989311B2 (ja) * 1991-04-30 1999-12-13 協同油脂株式会社 等速ジョイント用グリース組成物
JP2544560B2 (ja) * 1992-01-22 1996-10-16 エヌティエヌ株式会社 軸受封入用グリ―ス組成物
JPH06200270A (ja) * 1992-12-29 1994-07-19 Tonen Corp 終減速機用潤滑油組成物
JP3001171B2 (ja) * 1993-05-25 2000-01-24 昭和シェル石油株式会社 ウレアグリース組成物
US5500153A (en) * 1994-07-05 1996-03-19 The Procter & Gamble Company Handwash laundry detergent composition having improved mildness and cleaning performance
TW374797B (en) * 1997-03-31 1999-11-21 Kyodo Yushi Grease composition for constant velocity joints
JP4620219B2 (ja) * 2000-06-02 2011-01-26 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 グリ−ス組成物
JP2004059604A (ja) * 2002-07-24 2004-02-26 Nippon Oil Corp グリース組成物
JP2005226038A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Kyodo Yushi Co Ltd ステアリング用等速ジョイント用グリース組成物及びステアリング用等速ジョイント
JP4461000B2 (ja) * 2004-11-25 2010-05-12 本田技研工業株式会社 等速ジョイント用グリース組成物及び等速ジョイント
JP4968825B2 (ja) * 2005-09-26 2012-07-04 日本グリース株式会社 ピボットアッシー軸受用グリース組成物及びそれを封入したピボットアッシー用軸受
JP5113807B2 (ja) * 2009-06-19 2013-01-09 昭和シェル石油株式会社 等速ジョイント用グリース組成物
JP2012036344A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Nisshin Oillio Group Ltd 潤滑油組成物
CN103242940A (zh) * 2012-02-02 2013-08-14 李雪峰 一种脲基润滑脂组合物
JP6292569B2 (ja) * 2013-12-04 2018-03-14 協同油脂株式会社 等速ジョイント用グリース組成物及びそのグリース組成物を封入した等速ジョイント
JP6605367B2 (ja) * 2016-03-10 2019-11-13 協同油脂株式会社 等速ジョイント用グリース組成物及び等速ジョイント
JP2021161382A (ja) 2020-03-31 2021-10-11 本田技研工業株式会社 等速ジョイント用グリース組成物
CN111979024A (zh) * 2020-08-20 2020-11-24 中国石油化工股份有限公司 一种轻锤润滑脂组合物及其制备方法与应用

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54114506A (en) * 1978-02-28 1979-09-06 Nippon Koyu Kk Lubricating grease composition
JPS6088095A (ja) * 1983-10-20 1985-05-17 Nippon Steel Corp 焼結機のパレツトシ−ル装置用シ−ルグリ−ス
JPS6346299A (ja) * 1986-01-16 1988-02-27 Ntn Toyo Bearing Co Ltd プランジング型等速ジョイント用グリース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7762894B2 (en) 2004-11-25 2010-07-27 Honda Motor Co., Ltd. Constant velocity joint

Also Published As

Publication number Publication date
CA1332936C (en) 1994-11-08
JPH0220597A (ja) 1990-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0823034B2 (ja) トリポード式スライド型継手用グリース組成物
CA2572269C (en) Grease composition for constant velocity joint and constant velocity joint containing the composition sealed therein
JP2989311B2 (ja) 等速ジョイント用グリース組成物
US6037314A (en) Grease composition for constant velocity joints
US5462683A (en) Grease composition for constant velocity joint
CN101679904B (zh) 等速万向节用润滑脂组合物及封入其的等速万向节
US6319880B1 (en) Grease composition for constant velocity joint
EP0714975B1 (en) Lubricating grease composition
JP3429950B2 (ja) 等速ジョイント用グリース組成物
JP3320569B2 (ja) 等速ジョイント用グリース組成物
US5569643A (en) Grease composition for constant velocity joint
JP3320611B2 (ja) 等速ジョイント用グリース組成物
JPH07197072A (ja) 等速ジョイント用グリース組成物
JP2000303087A (ja) 等速ジョイント用グリース組成物
JP3402407B2 (ja) トリポード型等速ジョイント用グリース
EP0767237A1 (en) Grease composition for constant velocity joint
JP4181771B2 (ja) 等速ジョイント用グリースおよび等速ジョイント
JP3833756B2 (ja) ウレアグリース組成物
JP3719536B2 (ja) グリース組成物
JP2004524415A (ja) 定速度ユニバーサルジョイント用低摩擦グリース
JP4112419B2 (ja) グリース組成物
JPH0631387B2 (ja) グリ−ス組成物
JPH10147791A (ja) 等速ジョイント用グリース組成物
JP4397977B2 (ja) 等速ジョイント用グリース組成物
JP2002038177A (ja) 等速ジョイント用グリース組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees