JPH0220597A - トリポード式スライド型継手用グリース組成物 - Google Patents

トリポード式スライド型継手用グリース組成物

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JPH0220597A
JPH0220597A JP17004488A JP17004488A JPH0220597A JP H0220597 A JPH0220597 A JP H0220597A JP 17004488 A JP17004488 A JP 17004488A JP 17004488 A JP17004488 A JP 17004488A JP H0220597 A JPH0220597 A JP H0220597A
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正弘 清水
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広嗣 木下
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関矢 誠
Masaru Mishima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はトリポード式スライド型継手用グリース組成物
に関し、詳しくは潤滑油基油に特定の化合物の混合物か
らなるゲル化剤と特定の添加剤を含有してなるトリポー
ド式スライド型継手用グリース組成物に関する。
〈従来の技術〉 トリポード式スヴイド型継手は等速スライド式継手の一
種であり、この継手は基本的には同一平面内に3本の軸
をもつトリポード、3個のローラー、ローラーがはめ合
う3つの円筒みぞをもつチューリップなどで構成されて
おり、 II!動軸に対して被駆動軸が継手角度に対応
した量だけ偏心し。
しかも軸の回転角の3倍の角度だけ公転することにより
等速性を保つことを特徴としている。トリポード式スラ
イド型継手については、具体的には例えばSAE Pa
per780098、またその改良形に関しては特公昭
52−12864号、特公昭56−47413号などに
詳述されている。
この改良されたトリポード式スライド型継手は、現在、
特に自動車の駆動輪前車軸用または駆動輪後車軸用のミ
ッション側ジヨイントとして多用されており、その潤滑
には潤滑油基油にリチウム石けんやカルシウム石けんな
どの石けん系ゲル化剤やポリウレア化合物などの非石け
ん系ゲル化剤を配合し、さらに各種の添加剤を配合した
グリースが使用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この継手はその構造上、特にトリポード
のローラー軸(スパイダー)とローラーとの間隔が狭く
、また極限の駆動状態ではこの両者が高圧接触するため
、従来のグリースでは潤滑特性が最適とは言えなかった
本発明者−′らは、従来より継手の潤滑に用いられてい
るグリースの上記問題を克服すべく研究を重ねた結果、
潤滑油基油に特定の構造を有する化合物の混合物をゲル
化剤として用い、さらに特定の構造を有する化合物の混
合物を添加剤として数種配合することにより、摩耗が生
じにくい、優れたトリポード式スライド型継手用グリー
スが得られることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
〈課題を解決するための手段〉 すなわち1本発明は。
潤滑油基油に5組成物全量を基準として。
(A)■一般式 で表わされるジウレア化合物25〜93モル%、■一般
式 で表わされるウレア・ウレタン化合物4〜30モル%、
および ■一般式 で表わされるジウレタン化合物3〜45モル%、(式中
、Rユ、R4およびR7は同一でも異なっていてもよく
炭素数6〜15の2価の芳香族系炭化水素基を、R,、
R3およびR5は同一でも異なっていてもよくシクロヘ
キシル基または炭素数7〜12のシクロヘキシル誘導体
基を、ならびにR,、R,およびR,は同一でも異なっ
ていてもよく炭素数8〜20のアルキル基またはアルケ
ニル基をそれぞれ示す)の組成を有する混合物よりなる
ゲル化剤、2〜25重量%、 (B)アルカリ金属はう酸塩水和物、0.1〜10重量
%、 (C)モリブデンジチオホスフェート、モリブデンジチ
オカーバメートおよび二硫化モリブデンからなる群より
選ばれる1種または2種以上のモリブデン・化合物、0
.1〜10重量%。
ならびに (D)硫化油脂、ポリサルファイド、ホスフェート、ホ
スファイト、チオホスフェートおよびジチオりん酸亜鉛
からなる群より選ばれる1種または2種以上の組合せよ
りなる硫黄−りん系極圧剤。
0.1〜10重量% を必須の成分として含有してなることを特徴とするトリ
ポード式スライド型継手用グリース組成物を提供するも
のである。
以下、本発明の内容をより詳細に説明する。
本発明の(A)成分とは、 ■一般式 ■一般式 で表わされるジウレタン化合物 の混合物からなるウレア・ウレタン混合物である。
上記式中、R1,R4およびR7は同一でも異なってい
てもよく、それぞれ炭素数6〜15の2価の芳香族系炭
化水素基を示す。R1,R4およびR7としては、具体
的には例えば。
で表わされるジウレア化合物。
■一般式 で表わされるウレア・ウレタン化合物、およびなどの基
が好ましく用いられるが、その他のものでも2価の芳香
族系炭化水素基であるならば熱安定性、酸化安定性など
優れた性能が発揮される。
また上記式中、R,、R,およびR5は同一でも異なっ
てもいてもよく、それぞれシクロヘキシル基または炭素
数7〜12のシクロヘキシル誘導体基を示している。R
,、R,およびR5としては。
具体的には例えば、シクロヘキシル基、メチルシクロヘ
キシル基、ジメチルシクロヘキシル基、エチルシクロヘ
キシル基、ジエチルシクロヘキシル基、プロピルシクロ
ヘキシル基、イソプロピルシクロヘキシル基、1−メチ
ル−3−プロピルシクロへキシル基、ブチルシクロヘキ
シル基、アミルシクロヘキシル基、アミルメチルシクロ
ヘキシル基、ヘキシルシクロヘキシル基などが挙げられ
、特に好ましいものはシクロヘキシル基または炭素数7
〜8のシクロヘキシル誘導体基、例えばメチルシクロヘ
キシル基、ジメチルシクロヘキシル基、エチルシクロヘ
キシル基である。
一方、上記式中R,,R,およびR1は同一でも異なっ
ていてもよく、それぞれ炭素数8〜2oのアルキル基ま
たはアルケニル基を示す、 R,、R。
およびR1としては、具体的には例えば、オクチル基、
ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリ
デシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデ
シル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル
基、エイコシル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニ
ル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基
、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニ
ル基、ヘプタデセニル基、オクタデセニル基、ノナデセ
ニル基、エイコシル基などで表わされる直鎖構造または
分枝構造を有するものが挙げられ、特に好ましいものは
炭素数16〜19のアルキル基またはアルケニル基1例
えばヘキサデシル基。
ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、ヘキ
サデセニル基、ヘプタデセニル基、オクタデセニル基、
ノナデセニル基である。
本発明のゲル化剤である(A)成分は上述した■のジウ
レア化合物25〜93モル%、好ましくは50〜80モ
ル%、■のウレア・ウレタン化合物4〜30モル%、好
ましくは10〜30モル%および■のジウレタン化合物
3〜45モル%、好ましくは10〜40モル%の組成を
有する混合物である、(A)成分のゲル化剤として特に
重要なことは、混合物中に■のウレア・ウレタン化合物
が必須成分として4〜30モル%存在し、かつ計算から
れかるように、混合物中に存在するアミノ基・R,NH
−、R,NH−およびR,NH−の合計数とアルコキシ
基R,O−,R,O−およびR,O−の合計数について
、アミノ基の合計数/(アミノ基の合計数+アルコキシ
基の合計数)が0.40〜0.95.好ましくは0.6
0〜0.85であるということである。ゲル化剤として
■のウレア・ウレタン化合物を含まない場合および該ウ
レア・ウレタン化合物の混合物中の含有量が4モル%に
満たない場合はゲル化剤のゲル化能力が低下するため好
ましくない、また上記の数の比が0.40に満たない場
合はグリースのせん断安定性が悪くなり、−力比が0.
95を超える場合はゲル化剤のゲル化能力が低下するた
め好ましくない。
本発明の■のジウレア化合物、■のウレア・ウレタン化
合物および■のジウレタン化合物のR□〜R,で表わさ
れる基としては前述した範囲の任意の基を選択すること
ができるが1本発明においてはゲル化剤である■〜■の
化合物の混合物の製造方法が容易なことから、Rユ、R
4およびR7゜R,、R,およびRいならびにR,、R
,およびR1は、それぞれ同一の基であるのが望ましい
すなわち、本発明のグリース組成物のゲル化剤である。
■ジウレア化合物、■ウレア・ウレタン化合物および■
ジウレタン化合物の混合物の製造方法は任意であり、そ
れぞれ別個に■〜■の化合物を合成した後でこれらの化
合物を混合して混合物を得ることもできるが1通常は一
般式0CN−RニーNGOで表わされるジイソシアネー
トと一般式R2−NH,で表わされる第一級アミンおよ
び一最大R,−OHで表わされる高級アルコールを同時
に反応させることにより、混合物を一度に製造できる。
具体的には例えば、第一級アミンR,−N H,と高級
アルコールR3−OHとのモル比率が9515〜40/
60となるように混合し、さらにジイソシアネートを反
応させる。この際に揮発性の溶媒、例えばベンゼン、ト
ルエン、キシレン、ヘキサン、ナフサ、ジイソブチルエ
ーテル、四塩化炭素1石油エーテルなどを使用できる。
またさらに適当な溶媒として潤滑油基油を使用すること
ができる。この際の反応温度は10〜200℃が好まし
い。このようにして反応させるに際し、均一なグリース
が生成するように十分混合撹拌しなければならない、ま
た上述したように、ジイソシアネートに第一級アミンお
よび高級アルコールを同時に加えて反応させるかわりに
、アミンおよびアルコールを各成分ごとに分けて反応さ
せてもよい。
このようにして製造したゲル化剤は揮発性溶媒を使用し
た場合は溶媒を除き、潤滑油基油を適量加えてグリース
とする。また溶媒として潤滑油基油を使用した場合には
そのままグリースとして使用に供してもよい。
本発明のグリース組成物において、ゲル化剤である(A
)成分の含有量は組成物全量を基準として2〜25重量
%、好ましくは3〜20重量%である。(A)成分の含
有量が上記範囲に達しない場合にはゲル化剤としての効
果がなく、一方(A)成分の含有量が上記範囲を超える
とグリースとして固くなりすぎて十分な潤滑性能を発揮
することができないため、好ましくない。
また、本発明の(B)成分とは、アルカリ金属はう酸塩
水和物であり、次の組成を有するものである。
M2O・ xB203・ yH20 (式中1Mはアルカリ金属であり、Xは0.5〜5.0
の正の数を、yは1.0〜5.0の正の数をそれぞれ示
す。) 上記式中、Mで表わされるアルカリ金属としてはリチウ
ム、ナトリウムおよびカリウムが挙げられるが、ナトリ
ウムおよびカリウムが好ましい。
本発明の(B)成分としては、任意の製造法によって得
られたアルカリ金属はう酸塩水和物を使用できるが、具
体的には例えば、米国特許3,313.727号、同3
,929,650号および同4.089,790号に記
載される方法により合成される化゛合物などを用いるこ
とができる。
米国特許3,313,727号では、はう酸ナトリウム
またはほう酸カリウム、水および乳化剤を非極性媒質中
に入れ、次にこの混合物を撹拌して油中にほう酸塩水溶
液の微細乳化液を製造した後、加熱によって油中の水を
除去することにより得られるアルカリ金属はう酸塩水和
物の分散体について述べている。米国特許3,929,
650号ではアルカリ金属またはアルカリ土類金属中性
スルホネートをアルカリ金属水酸化物の存在下において
炭酸化して超塩基性スルホネートを得、これにほう酸を
反応させて得られるアルカリ金属はう酸塩の微粒子分散
体について述べている(炭酸化反応の際にこはく酸イミ
ドのような無灰分散剤を共存させる場合もある)。一方
、米国特許4゜089.790号では水酸化カリウムお
よびほう酸の水溶液を中性アルカリ土類金属スルホネー
トおよび/またはこはく酸イミド系無灰分散剤を含む油
溶液に加え、激しく撹拌して油中水型エマルションを作
り、これをほう素/カリウムが2.5〜4.5になるよ
う脱水して得たほう酸カリウム水和物の微粒子分散体に
ついて述べている。
本発明の(B)成分としては、上記のいずれの方法によ
って作られたものでも好ましく用いることができるが、
より好ましい化合物としては中性カルシウムスルホネー
トを出発原料としたほう酸ナトリウムまたはほう酸カリ
ウム分散体を挙げることができる。また炭酸化反応の際
にはこはく酸イミドのような無灰分散剤を反応系中で共
存させることが望ましい。
さらに本発明の(B)成分としては、その平均粒度が1
μ以下、好ましくは0.5μ以下であるアルカリ金属は
う酸塩水和物を用いるのが望ましい。
本発明のグリース組成物において、(B)成分の含有量
は組成物全量を基準として0.1〜10重量%、好まし
くは1.0〜5.0重量%である。(B)成分の含有量
が上記範囲に達しない場合は、耐摩耗性および耐かじり
性が充分でなく、一方(B)成分の含有量が上記範囲を
超える場合には、添加量に見合った効果が得られず、不
経済であるためそれぞれ好ましくない。
また1本発明の(C)成分とは、モリブデンジチオホス
フェート、モリブデンジチオカーバメートおよび二硫化
モリブデンからなる群より選ばれる1種または2種以上
のモリブデン化合物である。
ここでいうモリブデンジチオホスフェートとは、一般式 およびモリブデンジチオカーバメートとは、一般式 で表わされる化合物をそれぞれ示す。
上記式中、R1゜およびR□、は同一でも異なっていて
もよく、炭素数1〜24のアルキル基、シクロアルキル
基、アリール基、アルキルアリール基。
アリールアルキル基を、およびaは0≦a≦4、bは0
≦b≦4でかっ0≦a+b≦4となる数をそれぞれ示す
R1゜およびR11としては、具体的には例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基。
ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘ
キサデシル基、オクタデシル基、エイコシル基、トコシ
ル基、テトラコシル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、メチルシクロヘキシル基、エチルシクロヘキシ
ル基、ジメチルシクロヘキシル基、シクロヘプチル基、
フェニル基、トリル基、キシリル基、エチルフェニル基
、プロピルフェニル基、ブチルフェニル基、ペンチルフ
ェニル基、ヘキシルフェニル基、ヘプチルフェニル基、
オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、デシルフェニ
ル基、ドデシルフェニル基、テトラデシルフェニル基、
ヘキサデシルフェニル基、オクタデシルフェニル基、ベ
ンジル基、フェネチル基などがあげられる。
また一方、ここでいう二硫化モリブデンとは、一般弐M
oS、で表わされる黒灰色の固体粉末であり、天然品で
も合成品でも用いることができる。
本発明の(C)成分としては、具体的には例えば、硫化
モリブデンジエチルジチオホスフェート、硫化モリブデ
ンジプロピルジチオホスフェート、硫化モリブデンジブ
チルジチオホスフェート、硫化モリブデンジベンチルジ
チオホスフェート、硫化モリブデンジヘキシルジチオホ
スフェート、硫化モリブデンジオクチルジチオホスフェ
ート、硫化モリブデンジデシルジチオホスフェート、硫
化モリブデンジドデシルジチオホスフェート、硫化モリ
ブデンジ(ブチルフェニル)ジチオホスフェート、硫化
モリブデンジ(ノニルフェニル)ジチオホスフェート、
硫化オキシモリブデンジエチルジチオホスフェート、硫
化オキシモリブデンジプロピルジチオホスフェート、硫
化オキシモリブデンジブチルジチオホスフェート、Ia
化オキシモリブデンジペンチルジチオホスフェート、1
化オキシモリブデンジヘキシルジチオホスフエート、@
化オキシモリブデンジオクチルジチオホスフェート、硫
化オキシモリブデンジデシルジチオホスフェート、硫化
オキシモリブデンジドデシルジチオホスフェート、JJ
i化オキシモリブデンジ(ブチルフェニル)ジチオホス
フェート、硫化オキシモリブデンジ(ノニルフェニル)
ジチオホスフェート、硫化モリブデンジエチルジチオカ
ーバメート、硫化モリブデンジプロピルジチオカーバメ
ート、硫化モリブデンジブチルジチオカーバメート、硫
化モリブデンジペンチルジチオカーバメート、硫化モリ
ブデンジベキシルジチオカーバメート、硫化モリブデン
ジオクチルジチオカーバメート、硫化モリブデンジデシ
ルジチオカーバメート、硫化モリブデンジドデシルジチ
オカーバメ・−ト、硫化モリブデンジ(ブチルフェニル
)ジチオカーバメート。
硫化モリブデンジ(ノニルフェニル)ジチオカーバメー
ト、硫化オキシモリブデンジエチルジチオカーバメート
、硫化オキシモリブデンジプロピルジチオカーバメート
、硫化オキシモリブデンジブチルジチオカーバメート、
硫化オキシモリブデンジペンチルジチオカーパメート、
硫化オキシモリブデンジへキシルジチオカーバメート、
硫化オキシモリブデンジオクチルジチオカーバメート、
硫化オキシモリブデンジデシルジチオカーバメート。
硫化オキシモリブデンジドデシルジチオカーバメート、
硫化オキシモリブデンジ(ブチルフェニル)ジチオカー
バメート、硫化オキシモリブデンジ(ノニルフェニル)
ジチオカーバメート、二硫化モリブデンおよびこれらの
混合物などが好ましく用いられる。
本発明のグリース組成物において(C)成分の含有量は
組成物全量を基準として0.1〜10重量%、好ましく
は1.0〜5.0重量%である。(C)成分の含有量が
上記範囲に達しない場合は耐摩耗性および耐かじり性が
充分でなく、一方(C)成分の含有量が上記範囲を超え
る場合には添加量に見合った効果が得られず、不経済で
あるためそれぞれ好ましくない。
また本発明の(D)成分とは、硫化油脂、ポリサルファ
イド、ホスフェート、ホスファイト、チオホスフェート
、およびジチオりん酸亜鉛からなる群より選ばれる1種
または2種以上の組合せよりなる硫黄−りん系極圧剤で
ある。
ここでいう硫化油脂とは、オリーブ油、ヒマシ油、茶実
油、ヌカ油、綿実油、ナタネ油、トウモロコシ油、牛脂
、牛脂油、マツコラ鯨油、鯨ロウなと、不飽和結合を有
する動植物油脂に硫黄を加え、加熱することにより得ら
れる化合物をいう。
またポリサルファイドとは、−最大 %式% で表わされる多硫化物や一分子中に2〜5個の結合した
硫黄原子を含む硫化オレフィン類を示す。
上記式中、R□2およびR工、は同一でも異なっていて
もよく炭素数4〜22のアルキル基、アリール基、アル
キルアリール基、アリールアルキル基を、およびCは2
〜5の整数を示す。ポリサルファイドとしては、具体的
には例えば、ジブチルポリサルファイド、ジデシルポリ
サルファイド、ジオクチルポリサルファイド、ジノニル
ポリサルファイド、ジデシルポリサルファイド、ジドデ
シルポリサルファイド、ジテトラデシルポリサルファイ
ド、ジヘキサデシルボリサルファイド、ジオクタデシル
ポリサルファイド、ジエイコシルポリサルファイド、ジ
フェニルポリサルファイド、ジベンジルポリサルファイ
ド、ジフエネチルポリサルファイド、ポリブテニルポリ
サルファイドおよびこれらの混合物などが挙げられる。
またホスフェートとは一般式 ホスファイトとは一般式 チオホスフェートとは一般式 %式% ジチオりん酸亜鉛とは一般式 で表わされる化合物をそれぞれ示す。
上記式中、RoおよびR□7は炭素数1〜24のアルキ
ル基、シクロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、
アリール基、アルキルアリール基、アリールアルキル基
を、R1,およびR16は水素原子または炭素数1〜2
4のアルキル基、シクロアルキル基、アル牟ルシクロア
ルキル基、アリール基、アルキルアリール基、アリール
アルキル基をそれぞれ示す。
R14およびR17としては、具体的には例えば、メチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシ
ル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、
オクタデシル基、エイコシル基、トコシル基、テトラデ
シル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、メチル
シクロヘキシル基、エチルシクロヘキシル基、ジメチル
シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、フェニル基、ト
リル基、キシリル基、エチルフェニル基、プロピルフェ
ニル基、ブチルフェニル基、ペンチルフェニル基、ヘキ
シルフェニル基、ヘプチルフェニル基、オクチルフェニ
ル基、ノニルフェニル基、デシルフェニル基、ドデシル
フェニル基、テトラデシルフェニル基、ヘキサデシルフ
ェニル基、オクタデシルフェニル基、ベンジル基、フェ
ネチル基、などが挙げられる。またR工、およびR□6
としては、具体的には例えば水素原子またはアルキル基
、シクロアルキル基、アルキルシクロアルキル基、アリ
ール基、アルキルアリール基、アリールアルキル基など
が挙げられる。
本発明の(D)成分は前述したとおり硫黄−りん系極圧
剤である。それゆえ、硫黄とりんを共に含有するチオホ
スフェートやジチオりん酸亜鉛は単独で用いることがで
きるが、硫黄のみを含有する硫化油脂、ポリサルファイ
ドやりんのみを含有するホスフェート、ホスファイトの
場合は両者を併用する必要がある。
本発明のグリース組成物において、(D)成分の含有量
は組成物全量を基準として0.1〜10重量%。
好ましくは1.0〜5.0重量%である。(D)成分の
含有量が上記範囲に達しない場合は耐摩耗性および耐か
じり性が充分でなく、一方(D)成分の含有量が上記範
囲を超える場合は添加量に見合った効果が得られず、逆
に摩耗量の増大をひきおこすためそれぞれ好ましくない
本発明によるトリポード式スライド型継手用グリース組
成物は、石油系、合成系を問わず各種の潤滑油を基油に
用いることが可能である。基油の粘度範囲は通常使用さ
れている潤滑油の粘度範囲であるならばすべて使用可能
であるが、その中で特に好ましい基油は粘度範囲が10
0℃で2〜40cStのものである。
本発明のトリポード式スライド型継手用グリース組成物
は、その性質をそこねることなしに、さらに性能を向上
させるために必要に応じて他のゲル化剤や極圧剤および
酸化防止剤、油性剤、さび止め剤、粘度指数向上剤など
を添加してもよい。
〈発明の実施例〉 以下、実施例および比較例により、本発明の内容をさら
に具体的に説明する。
末産五工 2.4−2.6−ドリレンジイソシアネート40.3g
を100gの鉱油(@210°F e 10−5cS 
t )に入れ室温にて均一に溶解させた。これに、シク
ロヘキシルアミン32.1gおよびオクタデシルアルコ
ール37.6gとを同鉱油390g中に混合溶解させた
ものを加え、激しく撹拌すると、すぐにゲル状物質を生
じた。撹拌を続けながら30分間保持し、加熱により温
度を100℃まで上昇させた後、ロールミルを通すとグ
リースかえられた。生成した式 で表わされるジウレア化合物1式 で表わされるウレア・ウレタン化合物、および式で表わ
されるジウレタン化合物の割合は、それぞれ60モル%
、20モル%、20モル%であった。
また、これらの混合物のシクロへキシルアミノ基/オク
タデシルオキシ基の比は、70/30であった。これに
リチウムホウ酸塩水和物、硫化オキシモリブデンジエチ
ルジチオカーバメートおよびジブチルフォスファイトお
よび硫化油脂を加えて表1に示す組成のグリースを得た
。組成を表1に、またこの得られたグリースについて以
下に示す性能評価試験を行い、その結果を表2に示す。
(性能評価試験) 台上耐久試験 トリポード式スライド型継手のトリポードにグリースを
封入し、回転速度2500rpm、負荷40kgf/m
、ジヨイント角度7″の条件で、−定時間の台上試験を
行った。試験後のジヨイントの総摩耗量とジヨイント内
部の摩擦部分の状態をamした。摩擦部分に焼付やかじ
りが見られないものは合格、見られるものは不合格とし
た。
失1涯又 ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート65.
3gを400gの鉱油(6210下、1G、5cSt)
に入れ60℃に加熱し均一に溶解させた。これにドデシ
ルアルコール46.8gを、同鉱油200gに加熱溶解
させたものを加え、激しく撹拌した後。
さらにシクロヘキシルアミン48.1gを同鉱油280
gに溶解させたものを加え、再度激しく撹拌するとゲル
状物質を生じた。撹拌を続けながら100℃にて30分
保持した後、ロールミルを通すとグリースが得られた。
生成した式 で表わされるジウレア化合物1式 で表わされるウレア・ウレタン化合物、および式で表わ
されるジウレタン化合物の割合は、それぞれ90モル%
、6モル%、4モル%であった。またシクロへキシルア
ミノ基/ドデシルオキシ基の比は、93/7であった。
これにナトリウムホウ酸塩水和物、硫化モリブデンジデ
シルジチオフォスフェート、トリクレジルフォスフェー
ト、およびポリサルファイドを加えて表1に示す組成の
グリースを得た0組成を表1に、またこの得られたグリ
ースについて実施例1と同様の性能評価試験を行い、そ
の結果を表2に示す。
失胤銖l ビトリレンジイソシアネート69.0gを500gのポ
リαオレフィン油(669,0″F、8.2cSt) 
ニ入れ、70℃にて均一に溶解させた。これにシクロヘ
キシルアミン22.8gおよびオクチルアルコール38
.0gとを同ポリαオレフィン油370gに混合均一に
したものを加え激しく攪拌すると。
すぐにゲル状物質を生じた。30分間撹拌を続けながら
120℃まで昇温後ロールミルを通すと。
グリースが得られた。生成した式 で表わされるジウレタ化合物1式 で表わされるウレア・ウレタン化合物、および式で表さ
れるジウレタン化合物の割合は、それぞれ30モル%、
28モル%、42モル%であった。
また、これらの混合物のシクロへキシルアミノ基/オク
チルオキシ基の比は44156であった。
これにカリウムホウ酸塩水和物、硫化オキシモリブデン
ジ(ブチルフェニル)ジチオカーバメート。
およびジチオリン酸亜鉛を加えて表1に示す組成のグリ
ースを得た。組成を表1に、またこの得られたグリース
について実施例1と同様の性能評価試験を行い、その結
果を表2に示す。
よ較五よ 市販のLi石けん系グリースに、リチウムホウ酸塩水和
物、硫化オキシモリブデンジエチルジチオカーバメート
、ジブチルホスファイトおよびポリサルファイドを加え
て表1に示す組成のグリースを得た。またこの得られた
グリースについて実施例1と同様の性能評価試験を行い
、その結果を表2に示す。
共IL圀 実施例1と同様の基油およびゲル化剤を用い、これに硫
化オキシモリブデンジエチルジチオカーバメート、ジブ
チルホスファイトおよび硫化油脂を加えて表1に示す組
成のグリースを得た。このグリースについて実施例1と
同様の性能評価試験を行い、その結果を表2に示す。
迄較貫主 実施例2と同様の基油およびゲル化剤を用い、これにナ
トリウムホウ酸塩水和物、トリクレジルフォスフェート
およびポリサルファイドを加えて表1に示す組成のグリ
ースを得た。このグリースについて実施例1と同様の性
能評価試験を行い、その結果を表2に示す。
よ笠且土 実施例3と同様の基油およびゲル化剤を用い、これにカ
リウムホウ酸塩水和物および硫化オキシモリブデンジ(
ブチルフェニル)ジチオカーバメートを加えて表1に示
す組成のグリースを得た。
このグリースについて実施例1と同様の性能評価表 耗の極めて少ない、優れたトリポード式スライド型継手
用グリースである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 潤滑油基油に、組成物全量を基準として、 (A)[1]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるジウレア化合物25〜93モル%、[2]
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるウレア・ウレタン化合物4〜30モル%、
    および [3]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるジウレタン化合物3〜45モル%、(式中
    、R_1、R_4およびR_7は同一でも異なっていて
    もよく炭素数6〜15の2価の芳香族系炭化水素基を、
    R_2、R_3およびR_5は同一でも異なっていても
    よくシクロヘキシル基または炭素数7〜12のシクロヘ
    キシル誘導体基を、ならびにR_6、R_8およびR_
    9は同一でも異なっていてもよく炭素数8〜20のアル
    キル基またはアルケニル基をそれぞれ示す)の組成を有
    する混合物よりなるゲル化剤、2〜25重量%、 (B)アルカリ金属ほう酸塩水和物、0.1〜10重量
    %、 (C)モリブデンジチオホスフェート、モリブデンジチ
    オカーバメートおよび二硫化モリブデンからなる群より
    選ばれる1種または2種以上のモリブデン化合物、0.
    1〜10重量%、 ならびに (D)硫化油脂、ポリサルファイド、ホスフェート、ホ
    スファイト、チオホスフェートおよびジチオりん酸亜鉛
    からなる群より選ばれる1種または2種以上の組合せよ
    りなる硫黄−りん系極圧剤、0.1〜10重量% を必須の成分として含有してなることを特徴とするトリ
    ポード式スライド型継手用グリース組成物。
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