JPH08229916A - プラスチック製コンクリート型枠 - Google Patents

プラスチック製コンクリート型枠

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JPH08229916A
JPH08229916A JP4034095A JP4034095A JPH08229916A JP H08229916 A JPH08229916 A JP H08229916A JP 4034095 A JP4034095 A JP 4034095A JP 4034095 A JP4034095 A JP 4034095A JP H08229916 A JPH08229916 A JP H08229916A
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crosspiece
formwork
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large number
pieces
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JP4034095A
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Kenichi Konno
建一 今野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】長い鉄筋コンクリート製柱の鉄筋でも或いは多
角形の鉄筋コンクリート製柱の鉄筋でも短時間で包囲で
き、搬送及び格納スペースが僅かで済む。 【構成】コンクリート型枠11は同形同大の多数の細長
いプラスチック製型枠片12と、これらの型枠片の全側
縁にわたって型枠片と一体的に形成される多数の薄肉の
ヒンジ部13とを備える。上記型枠は包囲面に対して垂
直にねじ付き鉄筋14bが配設された空間を包囲する。
多数の型枠片の一部に鉄筋のねじ部14cに嵌通可能な
通孔が形成され、多数の型枠片の全部の外面のそれぞれ
同一位置に桟受け具15が設けられる。鉄筋のねじ部に
嵌通した通孔から突出するねじ部にナット19を螺合
し、かつ多数のヒンジ部のうち所定の複数のヒンジ部を
折曲げることにより、所定の角筒状の包囲体が形成され
る。多数の桟受け具のうち同一平面内に位置する桟受け
具毎に桟20が収容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄筋コンクリート製の建
造物、特に鉄筋コンクリート製柱を打込むのに適した型
枠に関する。更に詳しくはプラスチックにより形成され
たコンクリート型枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート型枠として、ベニヤ
板等を建築現場にて所定の寸法に切断し孔あけすること
により、鉄筋を包囲する型枠を形成していた。一方、型
枠本体を樹脂シートを貼付した厚紙により形成して折畳
み可能とし、型枠本体の下縁部に固定重なり代を有する
基礎モルタルパッド用型枠が開示されている(実開平5
−92338)。この型枠では、折畳みが可能であり軽
量であるため、持ち運び及び据え付けに優れている特長
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のベ
ニヤ板製の型枠では、建築現場で切断し孔あけしなけれ
ばならず、作業性が悪い問題点があった。また、上記従
来の基礎モルタルパッド用型枠では、複雑な形状の基礎
の場合にはそれらの形状に相応した型枠を予め成形して
おかなければならない不具合があった。また上記従来の
基礎モルタルパッド用型枠では、型枠の強度が比較的弱
いため、長い基礎には使用できない問題点もあった。
【0004】本発明の目的は、断面が三角形又は四角形
の長い鉄筋コンクリート製柱の鉄筋でも或いは断面が五
角形以上の多角形の鉄筋コンクリート製柱の鉄筋でも短
時間で包囲でき、また搬送スペース及び格納スペースが
僅かで済むプラスチック製コンクリート型枠を提供する
ことにある。本発明の別の目的は、鉄筋が型枠片に形成
された通孔を嵌通可能なねじ付き鉄筋を有する場合に、
比較的簡単な作業で鉄筋の包囲体を所定の形状に固定で
きるプラスチック製コンクリート型枠を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1、図2及び図
7を用いて説明する。本発明の第1のプラスチック製コ
ンクリート型枠は、図1及び図2に示すように同形同大
の多数の細長いプラスチック製型枠片12が型枠片12
の全側縁にわたって型枠片12と一体的に形成された多
数の薄肉のヒンジ部13により接続されたプラスチック
製コンクリート型枠であって、多数の型枠片12の全部
又は一部の外面のそれぞれ同一位置に桟受け具15が設
けられ、多数のヒンジ部13のうち所定の複数のヒンジ
部13を折曲げることにより所定の角筒状の包囲体に形
成され、多数の桟受け具15のうち同一平面内に位置す
る桟受け具15毎に桟20が収容されるように構成され
たものである。
【0006】本発明の第2のプラスチック製コンクリー
ト型枠は、図1及び図2に示すように同形同大の多数の
細長いプラスチック製型枠片12が型枠片12の全側縁
にわたって型枠片12と一体的に形成された多数の薄肉
のヒンジ部13により接続され、包囲面に対して垂直に
ねじ付き鉄筋14bが配設された空間を包囲するプラス
チック製コンクリート型枠であって、多数の型枠片12
の一部又は全部に上記鉄筋14bのねじ部14cに嵌通
可能な通孔12aが形成され、多数の型枠片12の全部
又は一部の外面のそれぞれ同一位置に桟受け具15が設
けられ、鉄筋14bのねじ部14cに嵌通した通孔12
aから突出するねじ部14cにナット19を螺合しかつ
多数のヒンジ部13のうち所定の複数のヒンジ部13を
折曲げることにより所定の角筒状の包囲体が形成され、
多数の桟受け具15のうち同一平面内に位置する桟受け
具15毎に桟が収容されるように構成されたものであ
る。
【0007】また、図1に示すように桟受け具15を型
枠片12及び薄肉のヒンジ部13とともに一体的に成形
することが好ましい。更に、図7に示すように桟受け具
75が基端にねじ部75bが設けられねじ部75bを型
枠片12にねじ込むことにより型枠片12に固着される
こともできる。
【0008】
【作用】図1に示されるコンクリート型枠では、薄肉の
ヒンジ部13で屈曲することにより、型枠11を折畳ん
だ状態又は巻いた状態で搬送及び格納できるので、搬送
スペース及び格納スペースは僅かで済む。また折畳まれ
た或いは巻かれた型枠11を展開し、所定の数の型枠片
12で平面を形成し、所定のヒンジ部13で型枠11を
折曲げた後、通孔12aをねじ付き鉄筋14bのねじ部
14cに嵌通しながら型枠11により鉄筋14bを包囲
する。更に通孔12aから突出したねじ付き鉄筋14b
のねじ部14cにナット19を螺合した後に、桟受け具
15に桟20を収容する。
【0009】
【実施例】次に本発明の第1実施例を図面に基づいて詳
しく説明する。図1〜図3に示すように、コンクリート
型枠11は同形同大の多数の細長いプラスチック製型枠
片12と、これらの型枠片12の全側縁にわたって型枠
片12と一体的に形成することにより多数の型枠片12
を接続する多数の薄肉のヒンジ部13とを備える。型枠
片12の長さ、幅及び厚さはこの例ではそれぞれ200
cm、3cm及び2cmである。ヒンジ部13は屈曲可
能に比較的薄く形成される(図1及び図3)。型枠11
はこの例ではポリアセタール樹脂(商品名:ジュラコ
ン、ポリプラスチックス(株)製)により形成される。多
数のヒンジ部13のうち所定の複数のヒンジ部13を折
曲げることにより、鉄筋14を包囲する所定の角筒状の
包囲体が形成される。この例では多数のヒンジ部13の
うち所定の4つのヒンジ部13を折曲げることにより四
角筒状の包囲体が形成される。
【0010】鉄筋14は鉛直方向に延びる主鉄筋14a
と、水平方向に延びかつ先端に雌ねじのねじ部14cが
形成されたねじ付き鉄筋14bとを有する。主鉄筋14
aはこの例では所定の間隔をあけて16本配設され(図
1及び図3)、ねじ付き鉄筋14bは鉛直方向に所定の
間隔をあけて配設される(図1及び図2)。また同一水
平面内に配設されるねじ付き鉄筋14bは型枠11によ
る包囲面に対して垂直に配設される、即ち格子状に5本
ずつ合計10本配設される(図1)。これらのねじ付き
鉄筋14bは溶接等により主鉄筋14aに固着される。
ねじ付き鉄筋14bの両端に形成されたねじ部14cの
外径はその中央の大径部14dの外径より小さく形成さ
れ、大径部14dとねじ部14cとの間には段部14e
が形成される(図2)。
【0011】また多数のヒンジ部13により接続された
多数の型枠片12の一部、即ち多数の型枠片12のうち
1つ置きに上記ねじ付き鉄筋14bのねじ部14cに嵌
通可能な通孔12aが形成され(図2)、多数の型枠片
12の全部の外面のそれぞれ同一位置に桟受け具15が
設けられる。通孔12aは型枠片12の上部及び下部に
それぞれ形成される(図2)。桟受け具15は型枠片1
2及び薄肉のヒンジ部13とともに型枠11と同一の樹
脂により一体的に成形され、型枠片12の外面の下端及
び上端にそれぞれ形成されたロア桟受け具16,17及
びアッパ桟受け具18とを有する。またねじ付き鉄筋1
4bのねじ部14cに嵌通した通孔12aから突出する
ねじ部14cにはナット19が螺合される(図1及び図
2)。主鉄筋14aはこの例では型枠片12の長さより
長いため、型枠11は3段に重ねられる(図2)。下段
の型枠11のロア桟受け具16は上方に開口し、中段及
び上段の型枠11,11のロア桟受け具17は下方に開
口する。下段、中段及び上段の型枠11,11,11の
アッパ桟受け具18,18(上段の型枠11のアッパ桟
受け具は図示しない。)はいずれも上方に開口する。中
段及び上段の型枠11,11は同一の金型により成形さ
れ、下段の型枠11は中段及び上段の型枠11,11と
は異なる金型により成形される。多数の桟受け具15の
うち同一平面内に位置する桟受け具15毎にフラットバ
ー状の桟20が収容される。桟20はこの例ではポリア
セタール樹脂により形成される。
【0012】このように構成されたプラスチック製コン
クリート型枠の使用方法を説明する。薄肉のヒンジ部1
3で屈曲することにより、折畳んだ状態又は巻いた状態
で型枠11を建築現場に搬入でき、型枠11を搬送する
車両に締めるスペースが比較的僅かで済む。従って、一
度に多くの型枠11を搬送できる。また型枠11を倉庫
等に保管するときにも比較的僅かな格納スペースで済
む。鉄筋14が立設された建築現場に到着すると、先ず
下段の型枠11を展開し、所定の数の型枠片12で平面
を形成し、所定のヒンジ部13で型枠11を折曲げた
後、通孔12aをねじ付き鉄筋14bのねじ部14cに
嵌通しながら下段の型枠11により鉄筋14の下部を包
囲し、型枠11の余った部分を切断する。通孔12aか
ら突出したねじ付き鉄筋12bのねじ部12cにナット
19を螺合した後、ロア桟受け具16に桟20を収容す
る。
【0013】次に中段の型枠11を展開し、中段の型枠
11の下端が下段の型枠11の上端に載るように中段の
型枠11により鉄筋14の中央部を包囲し、ねじ付き鉄
筋14bのねじ部14cにナット19を螺合した後、下
段の型枠11のアッパ桟受け具18及び中段の型枠のロ
ア桟受け具17間に桟20を収容する。更に上段の型枠
11を展開し、上段の型枠11の下端が中段の型枠11
の上端に載るように上段の型枠11により鉄筋14の上
部を包囲し、ねじ付き鉄筋12bのねじ部12cにナッ
ト19を螺合した後、中段の型枠11のアッパ桟受け具
18及び上段の型枠11のロア桟受け具17間と、上段
の型枠11のアッパ桟受け具(図示せず)とにそれぞれ
桟20を収容する。このような簡単な作業で短時間に鉄
筋14を包囲する包囲体を形成でき、かつ包囲体を所定
の形状に固定できる。
【0014】また上記型枠11により形成された包囲体
内に生コンクリートを打込んで、コンクリート21が硬
化した後、桟20を桟受け具15から引抜き、ナット1
9をねじ付き鉄筋14bのねじ部14cから外して型枠
11を上記ねじ部14cから引抜き、更にコンクリート
製柱22から突出したねじ部14cを切断してコンクリ
ートで埋めることによりコンクリート製柱22が完成す
る。
【0015】図4は本発明の第2実施例を示す。図4に
おいて図3と同一符号は同一部品を示す。この例では、
多数のヒンジ部13のうち所定の6つのヒンジ部13を
折曲げることにより六角筒状の包囲体が形成される。図
示しないがねじ付き鉄筋は型枠11による包囲面に対し
て垂直に配設される。このように構成されたプラスチッ
ク製コンクリート型枠では、型枠11により第1実施例
と略同一の作業手順で鉄筋14を包囲することにより、
六角柱状の鉄筋コンクリート製柱32を成形できる。
【0016】図5及び図6は本発明の第3実施例を示
す。図5において図3と同一符号は同一部品を示す。こ
の例では、鉄筋14の外方に四角錐状の凹部51aを有
するプラスチック製の彫刻用型51が配設され、型枠1
1により鉄筋14及び彫刻用型51が包囲される。この
ように構成されたプラスチック製コンクリート型枠で
は、型枠11及び彫刻用型51が外された四角柱の鉄筋
コンクリート製柱52はその一面に四角錐状の彫刻52
aが施される。
【0017】図7は本発明の第4実施例を示す。図7に
おいて図2と同一符号は同一部品を示す。この例では、
桟受け具75が略L字状の受け具本体75aと、受け具
本体75aの基端にこの受け具本体75aと一体的に設
けられたねじ部75bとを有し、このねじ部75bを型
枠片12にねじ込むことにより桟受け具75が型枠片1
2に固着される。桟受け具75は鋼等の金属により形成
される。上記以外の構成は第1実施例と同一である。こ
のように構成されたプラスチック製コンクリート型枠で
は、下段、中段及び上段の型枠11,11,11を同一
の金型により成形でき、下段の型枠11のロア桟受け具
75を上方に開口するように型枠片12にねじ込み、中
段及び上段の型枠11,11のロア桟受け具75,75
を下方に開口するように型枠片12,12にそれぞれね
じ込めばよい。また型枠11の使用方法は第1実施例を
同一であるので、繰返しの説明を省略する。
【0018】なお、上記第1〜第4実施例では多数の型
枠片の全部の外面に上下2つずつの桟受け具を設けた
が、桟受け具を多数の型枠片の一部の外面、即ち多数の
型枠片のうち1つ置きに或いは2つ置き以上に設けても
よく、また型枠片毎に1つ又は3つ以上設けてもよい。
また、上記第1実施例では多数の型枠片のうち1つ置き
に通孔を形成したが、通孔はねじ付き鉄筋に対向する位
置に形成すればよく、通孔を多数の型枠片の全部に或い
は多数の型枠片のうち2つ置き又は3つ置き以上に形成
してもよい。またねじ付き鉄筋のない鉄筋では、鉄筋を
包囲した型枠をその外面からセパレータやタイボルト等
により固定してもよい。この場合、通孔を型枠片に形成
する必要がなくなり、また硬化したコンクリートから突
出するねじ部がないので、ねじ部を切断してコンクリー
トで埋める作業も不要になる。また、上記第1実施例で
は型枠及び桟をポリアセタール樹脂により形成したが、
ポリプロピレン樹脂又はその他の樹脂により形成しても
よい。また桟は木材により形成してもよい。
【0019】また、上記第1及び第2実施例では型枠に
より鉄筋コンクリートを四角柱状及び六角柱状に成形し
たが、三角柱状、五角柱状又はその他の多角柱状に成形
してもよい。また、上記第1及び第4実施例では型枠を
3段に重ねたが、鉄筋コンクリート製柱の長さに応じて
1段でもよく、2段又は4段以上に重ねてもよい。ま
た、上記第1及び第4実施例ではねじ付き鉄筋の大径部
とねじ部との間に段部を形成したが、大径部とねじ部と
の外径を略同一に形成してもよい。この場合、通孔から
突出するねじ部の所定位置までナットが螺合され、包囲
体を形成した型枠内に生コンクリートを打込むことによ
り型枠片の外面がナットに当接し、この型枠により所定
の寸法の鉄筋コンクリート製柱が成形される。更に、第
1実施例に挙げた型枠片の寸法等の数値は一例であって
これらに限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、型
枠片をこれらの型枠片と一体的に形成された多数の薄肉
のヒンジ部により接続し、多数の型枠片の全部又は一部
の外面のそれぞれ同一位置に桟受け具を設け、多数のヒ
ンジ部のうち所定の複数のヒンジ部を折曲げることによ
り所定の角筒状の包囲体に形成し、更に多数の桟受け具
のうち同一平面内に位置する桟受け具毎に桟を収容する
ように構成したので、型枠により鉄筋を包囲し、桟受け
具に桟を収容するという簡単な作業で鉄筋の包囲体を形
成できる。また上記作業を繰返すことにより、型枠を複
数段に重ねることもできる。この結果、断面が三角形又
は四角形の長い鉄筋コンクリート製柱の鉄筋でも或いは
断面が五角形以上の多角形の鉄筋コンクリート製柱の鉄
筋でも短時間で包囲できる。また薄肉のヒンジ部で屈曲
することにより、型枠を折畳んだ状態又は巻いた状態で
搬送又は格納でき、搬送スペース及び格納スペースが僅
かで済む。
【0021】また鉄筋が型枠により形成された包囲体の
包囲面に対して垂直に配設されたねじ付き鉄筋を有する
場合には、多数の型枠片の一部又は全部に形成された通
孔をねじ付き鉄筋のねじ部に嵌通しながら型枠により鉄
筋を包囲し、通孔から突出したねじ付き鉄筋のねじ部に
ナットを螺合した後に、多数の型枠片の全部又は一部の
外面のそれぞれ同一位置に形成された桟受け具に桟を収
容するという比較的簡単な作業で、鉄筋を包囲した型枠
を所定の形状に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例プラスチック製コンクリート
型枠により鉄筋が包囲された状態を示す要部斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】本発明の第2実施例を示す図3に対応する断面
図。
【図5】本発明の第3実施例を示す図3に対応する断面
図。
【図6】その型枠に生コンクリートを打込んだ後にその
型枠を外した状態を示す鉄筋コンクリート製柱の要部斜
視図。
【図7】本発明の第4実施例を示す図2に対応する断面
図。
【符号の説明】
11 コンクリート型枠 12 プラスチック製型枠片 12a 通孔 13 薄肉のヒンジ部 14b ねじ付き鉄筋 14c ねじ付き鉄筋のねじ部 15,75 桟受け具 19 ナット 75b 桟受け具のねじ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同形同大の多数の細長いプラスチック製
    型枠片(12)が前記型枠片(12)の全側縁にわたって前記型
    枠片(12)と一体的に形成された多数の薄肉のヒンジ部(1
    3)により接続されたプラスチック製コンクリート型枠で
    あって、 前記多数の型枠片(12)の全部又は一部の外面のそれぞれ
    同一位置に桟受け具(15,75)が設けられ、 前記多数のヒンジ部(13)のうち所定の複数のヒンジ部(1
    3)を折曲げることにより所定の角筒状の包囲体に形成さ
    れ、 前記多数の桟受け具(15,75)のうち同一平面内に位置す
    る桟受け具(15,75)毎に桟(20)が収容されるように構成
    されたことを特徴とするプラスチック製コンクリート型
    枠。
  2. 【請求項2】 同形同大の多数の細長いプラスチック製
    型枠片(12)が前記型枠片(12)の全側縁にわたって前記型
    枠片(12)と一体的に形成された多数の薄肉のヒンジ部(1
    3)により接続され、包囲面に対して垂直にねじ付き鉄筋
    (14b)が配設された空間を包囲するプラスチック製コン
    クリート型枠であって、 前記多数の型枠片(12)の一部又は全部に前記鉄筋(14b)
    のねじ部(14c)に嵌通可能な通孔(12a)が形成され、 前記多数の型枠片(12)の全部又は一部の外面のそれぞれ
    同一位置に桟受け具(15,75)が設けられ、 前記鉄筋(14b)のねじ部(14c)に嵌通した通孔(12a)から
    突出する前記ねじ部(14c)にナット(19)を螺合しかつ前
    記多数のヒンジ部(13)のうち所定の複数のヒンジ部(13)
    を折曲げることにより所定の角筒状の包囲体が形成さ
    れ、 前記多数の桟受け具(15,75)のうち同一平面内に位置す
    る桟受け具(15,75)毎に桟(20)が収容されるように構成
    されたことを特徴とするプラスチック製コンクリート型
    枠。
  3. 【請求項3】 桟受け具(15)が型枠片(12)及び薄肉のヒ
    ンジ部(13)とともに一体的に成形された請求項1又は2
    記載のプラスチック製コンクリート型枠。
  4. 【請求項4】 桟受け具(75)が基端にねじ部(75b)が設
    けられ前記ねじ部(75b)を型枠片(11)にねじ込むことに
    より前記型枠片(11)に固着された請求項1又は2記載の
    プラスチック製コンクリート型枠。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004070138A1 (es) * 2003-02-04 2004-08-19 Sanchez Renasco Jesus Método de encofrado para columnas prismáticas y dispositivo para la puesta en práctica del mismo
JP2017040152A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 鉄筋コンクリート建物を成形する透明仮枠構造
CN113232152A (zh) * 2021-04-25 2021-08-10 中国化学工程第三建设有限公司 一种混凝土井室预制的方法

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