JPH076347Y2 - 型枠の枠締装置 - Google Patents
型枠の枠締装置Info
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- JPH076347Y2 JPH076347Y2 JP8042390U JP8042390U JPH076347Y2 JP H076347 Y2 JPH076347 Y2 JP H076347Y2 JP 8042390 U JP8042390 U JP 8042390U JP 8042390 U JP8042390 U JP 8042390U JP H076347 Y2 JPH076347 Y2 JP H076347Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、土木工事及び建築工事などに使用されるコン
クリート型枠における外枠の枠締装置に関する。
クリート型枠における外枠の枠締装置に関する。
《従来の技術》 従来のコンクリート型枠における側枠相互の締結は、ボ
ルトやセパレーター、またはコーンの介在によるフォー
ムタイ(登録商標)等の連結具により行うようにしてい
る。
ルトやセパレーター、またはコーンの介在によるフォー
ムタイ(登録商標)等の連結具により行うようにしてい
る。
《考案が解決しようとする課題》 しかし、上記連結具による側枠締結において、コンクリ
ート打込み時におけるコンクリートの打設圧に対して十
分な連結強度が得られるようにするには、型枠組立て時
にあって、外枠の外側に角材やパイプ等の補強材を縦横
方向、または斜めに交差させた状態にて組付ける等の手
段を施すことが不可欠となり、さらに、補強材の数及び
ボルト、フォームタイによる締結箇所も多くなる。
ート打込み時におけるコンクリートの打設圧に対して十
分な連結強度が得られるようにするには、型枠組立て時
にあって、外枠の外側に角材やパイプ等の補強材を縦横
方向、または斜めに交差させた状態にて組付ける等の手
段を施すことが不可欠となり、さらに、補強材の数及び
ボルト、フォームタイによる締結箇所も多くなる。
この結果作業が非常に面倒になり、多くの労力と時間が
かかり、枠組み及び解体の作業効率が悪くなるだけでな
く、型枠解体後のフォームタイの切断やコーン跡のモル
タル詰め等の後処理が必要となり、また上記の如く多く
の補強材や連結具を用いなければならないことから、材
料費の点でコストアップをまねくこととなる等の問題も
ある。
かかり、枠組み及び解体の作業効率が悪くなるだけでな
く、型枠解体後のフォームタイの切断やコーン跡のモル
タル詰め等の後処理が必要となり、また上記の如く多く
の補強材や連結具を用いなければならないことから、材
料費の点でコストアップをまねくこととなる等の問題も
ある。
本考案は上記従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたもので、側枠の枠組及び解体を容易な操作
によって簡易にして能率良く行なうことができ、しか
も、側枠相互を精度良く、かつ剛構造に締結することの
できる型枠の枠締装置を提供しようとするものである。
みてなされたもので、側枠の枠組及び解体を容易な操作
によって簡易にして能率良く行なうことができ、しか
も、側枠相互を精度良く、かつ剛構造に締結することの
できる型枠の枠締装置を提供しようとするものである。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記の目的を達成するために、枠板の外側面
に縦桟を有する側枠複数個を、所要角度にて互いに端部
が突き合せた状態にあって、これらを外側から支持可能
なるよう所要角度にて平面略L字状に形成され、各端部
に所要複数個の締付ボルト用の挿通孔が長手方向へ所定
間隔をもって穿設されている一対の側枠支え部材と、前
記一対の側枠支え部材を側枠の外側に配置することで、
その前記各端部を所要角度にて互いに重積交差させてな
る重積交差部に被嵌される受け板部と、該受け板部の左
右両端にあって、前記両側枠支え部材の連結角度にて内
側へ平面略くの字状に各々曲成されている左右の側板部
とを有して、当該重積交差部が嵌脱自在な開口部をもっ
た本体と、当該本体と一緒に前記重積交差部分に上下配
置となり本体から前記締着ボルト用の挿通孔を介して挿
通された締付ボルトの螺着される螺孔が穿設されている
被い蓋とからなる一対の締付金具とを具備してなる型枠
の枠締装置を提供しようとするものである。
に縦桟を有する側枠複数個を、所要角度にて互いに端部
が突き合せた状態にあって、これらを外側から支持可能
なるよう所要角度にて平面略L字状に形成され、各端部
に所要複数個の締付ボルト用の挿通孔が長手方向へ所定
間隔をもって穿設されている一対の側枠支え部材と、前
記一対の側枠支え部材を側枠の外側に配置することで、
その前記各端部を所要角度にて互いに重積交差させてな
る重積交差部に被嵌される受け板部と、該受け板部の左
右両端にあって、前記両側枠支え部材の連結角度にて内
側へ平面略くの字状に各々曲成されている左右の側板部
とを有して、当該重積交差部が嵌脱自在な開口部をもっ
た本体と、当該本体と一緒に前記重積交差部分に上下配
置となり本体から前記締着ボルト用の挿通孔を介して挿
通された締付ボルトの螺着される螺孔が穿設されている
被い蓋とからなる一対の締付金具とを具備してなる型枠
の枠締装置を提供しようとするものである。
《作用》 所要複数個の側枠を、互いに端部で所要角度に突き合せ
た状態にて平面矩形状に立設しておく。
た状態にて平面矩形状に立設しておく。
次いで、側枠の外側にあって、一対の側枠支え部材を対
角線上に配設し、各側枠の縦桟等から外側へ水平に突設
した受け金具上に載置して側枠に押し付け、両側枠支え
部材の各端部を互いに重積交差状態とする。
角線上に配設し、各側枠の縦桟等から外側へ水平に突設
した受け金具上に載置して側枠に押し付け、両側枠支え
部材の各端部を互いに重積交差状態とする。
次いで、両側枠支え部材の各端部における重積交差部分
に対して、締付金具の本体を下方から上方へ押込むこと
により、該本体の受け板部上に上記重積交差部分を載置
すると共に、左右の両側板部間に嵌合する。
に対して、締付金具の本体を下方から上方へ押込むこと
により、該本体の受け板部上に上記重積交差部分を載置
すると共に、左右の両側板部間に嵌合する。
従って両側枠支え部材の両端部は、上記両側板部の曲成
角度によて、所要の連結角度に保持されることとなる。
角度によて、所要の連結角度に保持されることとなる。
次いで、上記本体の上部開口部を被い蓋にて被い、本体
の受け板部に穿設した挿通孔から締付ボルトを挿入し、
両側枠支え部材の各端部における挿通孔に間通し被い蓋
の螺孔に螺着することで、上記重積交差部分は締付金具
によって上下からの挟圧により締着される。
の受け板部に穿設した挿通孔から締付ボルトを挿入し、
両側枠支え部材の各端部における挿通孔に間通し被い蓋
の螺孔に螺着することで、上記重積交差部分は締付金具
によって上下からの挟圧により締着される。
このため、各側枠は、その外側から一対の側枠支え部材
によって枠締めされ、一体に枠組み固定されることとな
る。
によって枠締めされ、一体に枠組み固定されることとな
る。
また、側枠の解体は次のようにして行なわれる。
締付ボルトを螺回により抜き取り、締付金具の本体と被
い蓋及び側枠支え部材の各端部の締め付けを解いた後、
その各端部の重積交差部分から締付金具を取り外し、次
いで、一対の側枠支え部材を持って側枠の外方へ取り外
すことで、当該各側の分解が終る。
い蓋及び側枠支え部材の各端部の締め付けを解いた後、
その各端部の重積交差部分から締付金具を取り外し、次
いで、一対の側枠支え部材を持って側枠の外方へ取り外
すことで、当該各側の分解が終る。
《実施例》 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図ないし第3図に示したように、一対の側枠支え部
材1,1′と、一対の締付金具2,2′を主要部材として構成
されている。
材1,1′と、一対の締付金具2,2′を主要部材として構成
されている。
一対の側枠支え部材1,1′は、角材等による同一長さを
有する支え材3,3、3′,3′の各一端部を突き合せるな
どの手段により後述する側枠の連結角度α(図示例では
直角)と同一角度α′にて連設することにより平面略L
字状に形成されていると共に、各支え材3,3、3′,3′
の端部3a,3a、3a′,3a′には締付ボルト4用として所要
複数個の挿通孔5……が、長手方向へ所定間隔をおい
て、上下方向に貫通させてある。
有する支え材3,3、3′,3′の各一端部を突き合せるな
どの手段により後述する側枠の連結角度α(図示例では
直角)と同一角度α′にて連設することにより平面略L
字状に形成されていると共に、各支え材3,3、3′,3′
の端部3a,3a、3a′,3a′には締付ボルト4用として所要
複数個の挿通孔5……が、長手方向へ所定間隔をおい
て、上下方向に貫通させてある。
本実施例にあっては、上記一対の側枠支え部材1,1′の
うち、一方の側枠支え部材1を、上下方向の巾aが大で
ある支え材3,3によって形成し、他方の側枠支え部材
1′にあっては、上下方向の巾a′が、上記支え材3,3
の略半分以下と小さくした支え材3,3によって形成し、
前者である側枠支え部材1の両側部3a,3aには、上下方
向の巾bが、後者である巾a′とした側枠支え部材1′
の支え材3′,3′を丁度嵌装することのできる寸法とし
た溝部6,6が長手方向へ所要長さだけ形成されている。
うち、一方の側枠支え部材1を、上下方向の巾aが大で
ある支え材3,3によって形成し、他方の側枠支え部材
1′にあっては、上下方向の巾a′が、上記支え材3,3
の略半分以下と小さくした支え材3,3によって形成し、
前者である側枠支え部材1の両側部3a,3aには、上下方
向の巾bが、後者である巾a′とした側枠支え部材1′
の支え材3′,3′を丁度嵌装することのできる寸法とし
た溝部6,6が長手方向へ所要長さだけ形成されている。
この溝部6,6に、側枠支え部材1′の支え材3′,3′に
おける端部3a′,3a′を嵌挿することで、当該両側枠支
え部材1,1′が、各端部3a,3a、3a′,3a′において所要
角度βをもって重積交差の状態となるが、本考案では上
記の如き構成以外に、一対の側枠支え部材1,1′を、上
下方向及び左右方向の各巾が同一寸法である支え材によ
って形成することもできる。
おける端部3a′,3a′を嵌挿することで、当該両側枠支
え部材1,1′が、各端部3a,3a、3a′,3a′において所要
角度βをもって重積交差の状態となるが、本考案では上
記の如き構成以外に、一対の側枠支え部材1,1′を、上
下方向及び左右方向の各巾が同一寸法である支え材によ
って形成することもできる。
すなわち、このような場合には一方の側枠支え部材の端
部の上面と、他方の側枠支え部材の端部の下面とに、長
手方向にわたり所要長さだけ切欠部を形成し、該両切欠
部にて各端部を所要角度をもって重積交差させるのがよ
く、これにより両側枠支え部材を、上下方向に段差が生
じないようにするのである。
部の上面と、他方の側枠支え部材の端部の下面とに、長
手方向にわたり所要長さだけ切欠部を形成し、該両切欠
部にて各端部を所要角度をもって重積交差させるのがよ
く、これにより両側枠支え部材を、上下方向に段差が生
じないようにするのである。
また、上記一対の側枠支え部材1,1′は、その各支え材
3,3、3′,3′を、木製角材や金属製の角パイプ、また
は合成樹脂製の角材等によって形成することができる。
3,3、3′,3′を、木製角材や金属製の角パイプ、また
は合成樹脂製の角材等によって形成することができる。
次に前掲一対の締付金具2,2は、第2図に開示した如
く、本体2aと被い蓋2bとを具備し、本体2aは、上記両側
枠支え部材1,1′の各支え材3,3、3′,3′における端部
3a,3a′、3a,3a′の重積交差部分Aに対して用いられ、
横向きである受け板部2cと、該受け板部2cの左右両端か
ら上方へ長く、かつ直交状に立設した側板部2d,2dとに
より正面略字状となるよう一体に形成されている。
く、本体2aと被い蓋2bとを具備し、本体2aは、上記両側
枠支え部材1,1′の各支え材3,3、3′,3′における端部
3a,3a′、3a,3a′の重積交差部分Aに対して用いられ、
横向きである受け板部2cと、該受け板部2cの左右両端か
ら上方へ長く、かつ直交状に立設した側板部2d,2dとに
より正面略字状となるよう一体に形成されている。
上記左右の側板部2d,2dの上方への突出長さは、前記両
側枠支え部材1,1′の前記重積交差部分Aにおける上下
方向の厚さ、すなわち本実施例では、一方の支え材3,3
の上下方向の巾aと同等の寸法に形成されており、ま
た、この両側板部2d,2dは、その巾方向中央部から内側
へ向けて平面略くの字状にして、かつ、上記一対の側枠
支え部材1,1′の連結角度βと同一角度β′となるよう
曲成され、これにより当該本体2aには、重積交差部分A
の出し入れを可能とした開口部7が形成されていること
となる。
側枠支え部材1,1′の前記重積交差部分Aにおける上下
方向の厚さ、すなわち本実施例では、一方の支え材3,3
の上下方向の巾aと同等の寸法に形成されており、ま
た、この両側板部2d,2dは、その巾方向中央部から内側
へ向けて平面略くの字状にして、かつ、上記一対の側枠
支え部材1,1′の連結角度βと同一角度β′となるよう
曲成され、これにより当該本体2aには、重積交差部分A
の出し入れを可能とした開口部7が形成されていること
となる。
また、上記本体2aは、その受け板部2cの中央部に、締付
ボルト4を挿通するための貫通孔2eが穿設されている。
ボルト4を挿通するための貫通孔2eが穿設されている。
一方上記被い蓋2bは、横向きの被い板部2fと、該被い板
部2fの左右両端から下方へ短く、かつ直交状に延出した
側板部2g,2gとにより正面略形状となるよう一体に曲
成されている。
部2fの左右両端から下方へ短く、かつ直交状に延出した
側板部2g,2gとにより正面略形状となるよう一体に曲
成されている。
上記被い板部2fの中央部には、上記締付ボルト4が螺合
される締付け用螺孔2hが貫設されており、また、上記両
側板部2g,2gは、その巾方向中央部から内側へ向けて平
面略くの字状となるように曲成され、上記本体2aの両側
板部2d,2dの外側に嵌合可能な寸法に形成されている。
される締付け用螺孔2hが貫設されており、また、上記両
側板部2g,2gは、その巾方向中央部から内側へ向けて平
面略くの字状となるように曲成され、上記本体2aの両側
板部2d,2dの外側に嵌合可能な寸法に形成されている。
上記被い蓋2bの締付け用螺孔2hが形成される箇所は、図
示のように、被い板部2fにナット2iを溶接等にて固定す
るとか、他の部分よりも肉厚に形成することもできる
が、固設することなく別体のナットを用いて、これに締
着ボルト4を螺合させるようにしてもよい。
示のように、被い板部2fにナット2iを溶接等にて固定す
るとか、他の部分よりも肉厚に形成することもできる
が、固設することなく別体のナットを用いて、これに締
着ボルト4を螺合させるようにしてもよい。
また、上記本体2aと被い蓋2bは、各々一つの金属板を曲
成加工することで製作することができる。
成加工することで製作することができる。
このようにして構成された型枠の枠締装置においては、
第3図、第4図に示す通り四個の側枠8,8′,8″,8を
互いに端部にて、所要角度となるよう突き合せ、それら
の端部の縦桟9,9を図示のような連結金具10の縦長L字
型溝条10a,10aに係嵌した後、コ字型部材13を外装し
て、これをヒンジ13aにて枢着し、これを釘やピン11等
にて固定するか、図示しないボルトや公知の連結手段に
よって固定することで、側枠8,8′,8″,8を平面矩形
状に配設し、これら側枠8,8と8′,8″の外側に一対
の側枠支え部材1,1′を対向するように配置して上記連
結金具10から外側へ水平に突設してある受け金具12……
上に載置し、両側枠支え部材1,1′の各支え材3,3′にお
ける端部3a,3a、3a′,3a′を上下に重積して交差させる
のであり、本実施例では、一方の支え材3,3の溝部6,6
に、他方の支え材3′,3′を挿入することにより重積交
差することとなる。
第3図、第4図に示す通り四個の側枠8,8′,8″,8を
互いに端部にて、所要角度となるよう突き合せ、それら
の端部の縦桟9,9を図示のような連結金具10の縦長L字
型溝条10a,10aに係嵌した後、コ字型部材13を外装し
て、これをヒンジ13aにて枢着し、これを釘やピン11等
にて固定するか、図示しないボルトや公知の連結手段に
よって固定することで、側枠8,8′,8″,8を平面矩形
状に配設し、これら側枠8,8と8′,8″の外側に一対
の側枠支え部材1,1′を対向するように配置して上記連
結金具10から外側へ水平に突設してある受け金具12……
上に載置し、両側枠支え部材1,1′の各支え材3,3′にお
ける端部3a,3a、3a′,3a′を上下に重積して交差させる
のであり、本実施例では、一方の支え材3,3の溝部6,6
に、他方の支え材3′,3′を挿入することにより重積交
差することとなる。
次いで、一対の側枠支え部材1,1′を各側枠8〜8の
縦桟9……に押し付け、上記重積交差部分Aに対し、締
付金具2の本体2aを下方から上方へ押し込むことによ
り、該本体2aに上記重積交差部分Aを嵌合する。
縦桟9……に押し付け、上記重積交差部分Aに対し、締
付金具2の本体2aを下方から上方へ押し込むことによ
り、該本体2aに上記重積交差部分Aを嵌合する。
このことで、本体2aにおける左右の側板部2d,2dがもて
いる折曲角度β′により、一対の側枠支え部材1,1′の
端部相互は、側枠8,8′と8″,8との連結角度βと同
一角度に固定され、これにより、側枠8,8′と8″,8
は予め設定した連結角度βに保持される。
いる折曲角度β′により、一対の側枠支え部材1,1′の
端部相互は、側枠8,8′と8″,8との連結角度βと同
一角度に固定され、これにより、側枠8,8′と8″,8
は予め設定した連結角度βに保持される。
次いで、被い蓋2bにより本体2aの開口部7を被い、本体
2aの受け板部2cにおける挿通孔2eから締付ボルト4を挿
入し、一対の側枠支え部材1,1′の端部における挿通孔
5,5に貫通し、さらに、被い蓋2bの螺孔2hに螺着するこ
とにより、上記重積交差部分Aを、本体2aと被い蓋2b間
に挟着することができ、一対の側枠支え部材1,1′は一
対の締付金具2,2により締着され、この結果側枠8〜8
は一対の側枠支え部材1,1′により強固に締着される
こととなる。
2aの受け板部2cにおける挿通孔2eから締付ボルト4を挿
入し、一対の側枠支え部材1,1′の端部における挿通孔
5,5に貫通し、さらに、被い蓋2bの螺孔2hに螺着するこ
とにより、上記重積交差部分Aを、本体2aと被い蓋2b間
に挟着することができ、一対の側枠支え部材1,1′は一
対の締付金具2,2により締着され、この結果側枠8〜8
は一対の側枠支え部材1,1′により強固に締着される
こととなる。
第3図の型枠は、その一辺が一個の側枠からなる場合を
示しているが、所要複数個の側枠を、互いに端部で突き
合せ、それら端部の縦桟相互を釘やボルト等にて固定す
ることで平板状に連設したものを、互いに端部で所要角
度に突き合せることによって平面矩形状に配設してなる
型枠とすることもできる。
示しているが、所要複数個の側枠を、互いに端部で突き
合せ、それら端部の縦桟相互を釘やボルト等にて固定す
ることで平板状に連設したものを、互いに端部で所要角
度に突き合せることによって平面矩形状に配設してなる
型枠とすることもできる。
また、上記受け金具12は、図示例では連結金具10から突
設してあるが、側枠8〜8の縦桟9……から直接突設
するようにしてもよい。
設してあるが、側枠8〜8の縦桟9……から直接突設
するようにしてもよい。
さらに、当該枠締装置による側枠8〜8の締め付け
は、その少なくとも上端部と下端部との二個所、または
側枠8〜8の大きさ等に応じて、それ以上の箇所で行
なうこととなる。
は、その少なくとも上端部と下端部との二個所、または
側枠8〜8の大きさ等に応じて、それ以上の箇所で行
なうこととなる。
《考案の効果》 本考案は、以上説明したように構成されているので、複
数個の側枠を、所定角度にて互いに端部で突き合せた状
態にて配設し、この状態で一対の側枠支え部材を、型枠
の対角線上に沿って側枠の外側へ押し付け、両側枠支え
部材の各端部を互いに重積交差させ、側枠の受け金具上
に載置保持させた状態で、上記各端部の重積交差部分を
締付金具の本体と被い蓋間に挟持し、締付ボルトにより
締着することによって、型枠を四方から同時に、かつ容
易に締め付けることができると共に、上記一対の側枠支
え部材は、側枠相互の連結角度と同一角度に曲成してあ
り、また、締付金具の本体も、側枠相互の連結角度と同
一角度をもって一対の側枠支え部材の端部相互を締着可
能に形成してあるため、上述したように、締付金具を介
在して締付ボルトにより両支え部材の端部を定着するだ
けで、その後、側枠の位置や向き、または連結角度等の
調整操作を要することなく、側枠の枠組みを精度良く行
なうことができ、また、締付金具を介在した支え部材端
部の締付ボルトによる定着も、片側から順次に行うこと
ができ、この結果、作業がしやすくなり、側枠の枠組み
及び解体作業の能率向上と省力化を図り得ると共に、部
材数も少なくてすむので、従来のものより安価に提供で
きる。
数個の側枠を、所定角度にて互いに端部で突き合せた状
態にて配設し、この状態で一対の側枠支え部材を、型枠
の対角線上に沿って側枠の外側へ押し付け、両側枠支え
部材の各端部を互いに重積交差させ、側枠の受け金具上
に載置保持させた状態で、上記各端部の重積交差部分を
締付金具の本体と被い蓋間に挟持し、締付ボルトにより
締着することによって、型枠を四方から同時に、かつ容
易に締め付けることができると共に、上記一対の側枠支
え部材は、側枠相互の連結角度と同一角度に曲成してあ
り、また、締付金具の本体も、側枠相互の連結角度と同
一角度をもって一対の側枠支え部材の端部相互を締着可
能に形成してあるため、上述したように、締付金具を介
在して締付ボルトにより両支え部材の端部を定着するだ
けで、その後、側枠の位置や向き、または連結角度等の
調整操作を要することなく、側枠の枠組みを精度良く行
なうことができ、また、締付金具を介在した支え部材端
部の締付ボルトによる定着も、片側から順次に行うこと
ができ、この結果、作業がしやすくなり、側枠の枠組み
及び解体作業の能率向上と省力化を図り得ると共に、部
材数も少なくてすむので、従来のものより安価に提供で
きる。
第1図は本考案に係る型枠の枠締装置を示す一実施例の
斜視図、第2図は同実施例における締付金具を示す分解
斜視図、第3図は同実施例の使用状態を示す平面図、第
4図は側枠と、その連結金具の一例を示す斜視図であ
る。 1,1′……一対の側枠支え部材 2,2′……一対の締付金具 2a……本体 2b……被い蓋 2c……受け板部 2d,2d……側板部 2h……螺孔 4……締付ボルト 5……挿通孔 7……開口部 9……縦桟 A……重積交差部分
斜視図、第2図は同実施例における締付金具を示す分解
斜視図、第3図は同実施例の使用状態を示す平面図、第
4図は側枠と、その連結金具の一例を示す斜視図であ
る。 1,1′……一対の側枠支え部材 2,2′……一対の締付金具 2a……本体 2b……被い蓋 2c……受け板部 2d,2d……側板部 2h……螺孔 4……締付ボルト 5……挿通孔 7……開口部 9……縦桟 A……重積交差部分
Claims (1)
- 【請求項1】枠板の外側面に縦桟を有する側枠複数個
を、所要角度にて互いに端部が突き合せた状態にあっ
て、これらを外側から支持可能なるよう所要角度にて平
面略L字状に形成され、各端部に所要複数個の締付ボル
ト用の挿通孔が長手方向へ所定間隔をもって穿設されて
いる一対の側枠支え部材と、前記一対の側枠支え部材を
側枠の外側に配置することで、その前記各端部を所要角
度にて互いに重積交差させてなる重積交差部に被嵌され
る受け板部と、該受け板部の左右両端にあって、前記両
側枠支え部材の連結角度にて内側へ平面略くの字状に各
々曲成されている左右の側板部とを有して、当該重積交
差部が嵌脱自在な開口部をもった本体と、当該本体と一
緒に前記重積交差部分に上下配置となり本体から前記締
着ボルト用の挿通孔を介して挿通された締付ボルトの螺
着される螺孔が穿設されている被い蓋とからなる一対の
締付金具とを具備してなる型枠の枠締装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8042390U JPH076347Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 型枠の枠締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8042390U JPH076347Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 型枠の枠締装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0437754U JPH0437754U (ja) | 1992-03-30 |
JPH076347Y2 true JPH076347Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31625470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8042390U Expired - Lifetime JPH076347Y2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | 型枠の枠締装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076347Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102000524B1 (ko) * | 2019-01-07 | 2019-10-01 | (주)씨지스플랜 | 선조립 기둥용 탈형 거푸집 고정 밴드 |
WO2020145542A1 (ko) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | (주)씨지스플랜 | 선조립 기둥용 탈형 거푸집 고정 밴드 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP8042390U patent/JPH076347Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102000524B1 (ko) * | 2019-01-07 | 2019-10-01 | (주)씨지스플랜 | 선조립 기둥용 탈형 거푸집 고정 밴드 |
WO2020145542A1 (ko) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | (주)씨지스플랜 | 선조립 기둥용 탈형 거푸집 고정 밴드 |
WO2020145541A1 (ko) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | (주)씨지스플랜 | 선조립 기둥용 탈형 거푸집 고정 밴드 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0437754U (ja) | 1992-03-30 |
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