JPH08229229A - 遊戯機制御装置 - Google Patents

遊戯機制御装置

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JPH08229229A
JPH08229229A JP6701895A JP6701895A JPH08229229A JP H08229229 A JPH08229229 A JP H08229229A JP 6701895 A JP6701895 A JP 6701895A JP 6701895 A JP6701895 A JP 6701895A JP H08229229 A JPH08229229 A JP H08229229A
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JP
Japan
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prepaid card
money
card
display window
game machine
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JP6701895A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hamano
雅弘 濱野
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリペイドカードの抜取および遊戯機への投
入を不要化して遊戯者の操作負担を軽減する。 【構成】 遊戯機制御装置1の前面に貨幣受付口14や
カード提示部17などが設けてある。貨幣受付口14よ
り貨幣が受け付けられると、カード提示部17の表示窓
22内にプリペイドカードが提示される。表示窓22に
は指挿入孔16が設けてあり、この指挿入孔16より指
を挿入してプリペイドカードを押し込むと、プリペイド
カードの機内への取込みや貨幣の機内への取込みが行わ
れると共に、貨幣の金額に相応する価値情報が遊戯機へ
伝送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコホールのよ
うな遊戯場において、パチンコ機やスロットマシンなど
の遊戯機に隣接して設けられる遊戯機制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば従来のスロットマシンは、遊戯
者によるメダルの投入および始動レバーの操作により複
数個のリールを始動させた後、遊戯者による停止釦スイ
ッチの押操作により各リールを順次停止させてゲームが
行われるようになっている。ゲームの開始に先立ち、遊
戯者はメダル貸出機によりメダルの貸出しを受けた後、
所望の機械を選択し、その機械に対しゲーム毎に所定枚
数のメダルを投入しつつゲームを実施する。
【0003】このゲーム毎のメダル投入操作は遊戯者に
とって煩雑であるため、近年、あらかじめ多数枚のメダ
ルを機械に連続投入して預け、その預けた保有メダルを
使用してゲームを実行する、いわゆるクレジットタイプ
のスロットマシンが提案された。ところがこの種のスロ
ットマシンにおいても、最初のメダルの連続投入操作は
不可欠であるため、メダルの投入についての遊戯者の作
業負担は完全になくすことができない。
【0004】そこで近年、プリペイドカードによる遊戯
システムの導入が検討されている。前記プリペイドカー
ドには遊戯者があらかじめ支払った金額またはその金額
に相応するメダル枚数が書き込まれており、このプリペ
イドカードが所望の機械に投入されたとき、機械内で前
記メダル枚数を記憶し、ゲームの都度、そのメダル枚数
を減算してゆく。前記プリペイドカードは遊戯場の適所
に配置されたカード発行機により発行される。従って遊
戯者はカード発行機まで足を運んでプリペイドカードを
購入する必要があり、近年、この煩雑さをなくすため、
スロットマシンに隣接して設けられる薄型のカード発行
機が提案された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの種カ
ード発行機による遊戯システムでは、遊戯者はカード発
行機へ貨幣を投入した後、カード発行機が発行したプリ
ペイドカードをカード発行口より抜き取って隣接位置の
スロットマシンに投入する操作が必要であり、遊戯者に
とって煩雑である。またプリペイドカードによる遊戯シ
ステムでは、プリペイドカードが偽造されて悪用される
おそれがあるため、そのセキュリティに考慮を払う必要
があるなどの問題もある。
【0006】この発明は、上記問題に着目してなされた
もので、貨幣受付口より貨幣が受け付けられたとき、表
示窓内にプリペイドカードを提示し、そのプリペイドカ
ードを指先で押すだけで機内へ取り込んで、前記貨幣の
金額に相応する価値情報を隣接する遊戯機へ伝送するこ
とにより、遊戯者の操作負担を大幅に軽減しかつセキュ
リティの問題も生じない遊戯機制御装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、遊戯機に隣
接して設けられる遊戯機制御装置であって、貨幣の投入
を受け付ける貨幣受付口と、前記貨幣受付口より受け付
けられた貨幣の金額に相応するプリペイドカードを外部
より視認可能な状態で提示する表示窓と、前記プリペイ
ドカードを搬送して前記表示窓内への提示および機内へ
の取込みを行うカード作動機構と、前記カード作動機構
の動作を制御する制御手段と、前記貨幣受付口より受け
付けられた貨幣の金額に相応する価値情報を前記遊戯機
へ伝送する伝送手段とを備えている。前記表示窓には、
指の挿脱が可能な指挿入孔が設けられると共に、前記表
示窓の内側には、前記指挿入孔より挿入された指により
プリペイドカードが押されたことを検知する検知手段が
設けられている。前記制御手段は、前記貨幣受付口より
貨幣が受け付けられたとき、前記プリペイドカードを前
記表示窓内へ搬入して提示し、前記検知手段の検知動作
に応答してプリペイドカードを表示窓内より搬出して機
内へ取り込むよう、カード作動機構の動作を制御するよ
うにしている。
【0008】
【作用】貨幣受付口へ貨幣が投入されると、その貨幣の
金額に相応するプリペイドが表示窓内に提示され、遊戯
者はこの表示窓を通してプリペイドカードを視認するこ
とができる。遊戯者が表示窓の指挿入孔より指を挿入し
てプリペイドカードを指先で押し込むと、検知手段がこ
れを検知し、カード作動機構が動作してプリペイドカー
ドは機内へ取り込まれる。これにより遊戯者はプリペイ
ドカードを購入して投入したことを意識する。前記貨幣
の金額に相応する価値情報は隣接する遊戯機へ伝送さ
れ、遊戯機では、その価値情報に相応する分だけゲーム
の実行が可能となる。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である遊戯機制
御装置1の設置状態を示す。この遊戯機制御装置1はス
ロットマシン2毎に隣接して設けられており、各スロッ
トマシン2と遊戯機制御装置1との間はコード線9によ
り電気接続されている。各遊戯機制御装置1は光ファイ
バなどの伝送路3を介して集計用コンピュータ4に電気
接続され、さらに集計用コンピュータ4は通信回線8を
介してカード会社のセンター装置に接続される。
【0010】各スロットマシン2は、周面に複数の図柄
がそれぞれ表示された3個のリール(図示せず)を備え
ており、その前面には、ゲームの実施に必要な構成とし
て、始動レバー5,リール毎の3個の停止スイッチ6,
メダル保有枚数を表示するためのメダル枚数表示器60
などが設けられるとともに、機内には、CPUを制御主
体として構成各部を電気制御する制御回路部7が組み込
まれている。
【0011】図2は遊戯機制御装置1の外観を、また図
3はその内部構造を、それぞれ示しており、その前面の
上扉10には第1表示ランプ13と貨幣受付口14と返
却スイッチ61が、中扉11には第2表示ランプ15と
カード提示部17が、下扉12には表示器18が、それ
ぞれ設けられている。上扉10,中扉11,下扉12は
開閉可能となっており、上扉10には上扉10を施錠す
るための錠19が、下扉12には中扉11および下扉1
2を施錠するための錠20が、それぞれ設けてある。
【0012】第1,第2の各表示ランプ13,15は、
詳細は後述するが、機械の動作状態を点灯,消灯,点滅
の各状態により遊戯者や係員に報知するためのものであ
る。前記貨幣受付口14は所定の金種の紙幣(この実施
例では1000円札)の投入を受け付ける部分である。
前記貨幣受付口14の内側には、図4に示すように、貨
幣受付口14より受け付けられた紙幣を機械内部に取り
込んだり、貨幣受付口14へ返却したりするための貨幣
搬送機構29と、その紙幣について真偽を判別すると共
に決められた金種(ここでは1000円札)であるかど
うかを判別する紙幣判別器28と、取り込んだ紙幣をス
トックする金庫62とを含む紙幣処理ユニット21が設
けられている。なお図中、64,65は光電センサであ
り、一方の光電センサ64は貨幣受付口14に対する紙
幣の投入や返却を検出し、他方の光電センサ65は紙幣
が待機位置に到達したことを検出する。
【0013】前記カード提示部17は、前記紙幣判別器
28が1000円札であることを判別したとき、その金
種に相応するプリペイドカードを提示した後、そのプリ
ペイドカードを機内へ取り込む状態を表示するためのも
のである。この実施例では、外側が透明カバーで覆われ
た表示窓22と、この表示窓22の内側へプリペイドカ
ードを半ば突出させて外部より視認可能な状態に置いた
後、そのプリペイドカードを内部に取り込むためのカー
ド作動機構23とで構成されており、前記表示窓22に
は、図5および図6に示すように、指を挿入して提示状
態のプリペイドカードを内部へ押し込むための指の挿脱
が可能な指挿入孔16が貫通して設けてある。この実施
例では、前記指挿入孔16は、人指し指の挿入が可能な
大きさに形成されているが、人指し指に加えて中指や薬
指の挿入が可能な大きさに形成してもよい。
【0014】前記表示器18は、貨幣の金額に相応する
価値情報としてのメダル枚数を表示して遊戯者へ知らせ
る他、発生したエラーの内容などを数値で表示して係員
などに知らせるためのものである。この実施例では、貨
幣受付口14に1000円札が投入されたときは、数値
「50」が表示され、また例えば受け付けられた紙幣の
詰まりや紙幣判別器28の異常があったときは数値「0
1」が、金庫62が満杯になったときは数値「02」
が、前記カード作動機構23が作動せずにプリペイドカ
ードの取込みが行われないときは数値「03」が、遊戯
機制御装置1とスロットマシン2との間に通信エラーが
あったときは数値「04」が、それぞれ表示される。
【0015】図7は、前記カード提示部17におけるカ
ード作動機構23の構成を示す。このカード作動機構2
3は、プリペイドカード30を支持する支持面24上に
ガイド25,25を設け、前記支持面24にプリペイド
カード30を往復動作させるための送りローラ26,2
6とプリペイドカード30の位置を検出するための光電
センサ27とが配備されたものである。
【0016】同図は、プリペイドカード30が前記表示
窓22の内側へ突出して外部より視認可能な状態に置か
れた状態を示す。また同図には、プリペイドカード30
が内部に取り込まれた状態を鎖線で示してある。この実
施例では、光電センサ27が一旦オフ状態からオン状態
へ移行した後、再びオフ状態になったとき、プリペイド
カード30が取込状態から突出状態へ移行したものと判
断し、つぎにプリペイドカード30がオフ状態からオン
状態へ移行したとき、プリペイドカード30が指先で押
し込まれたものと判断し、さらにプリペイドカード30
がオン状態からオフ状態へ移行したとき、プリペイドカ
ード30が押し込まれた状態から取込状態に移行したも
のと判断される。
【0017】図8は、上記した遊戯機制御装置1の回路
構成例を示すもので、制御・演算の主体であるCPU3
5と、プログラムが格納されるROM36と、各種デー
タが記憶されるRAM37と、入出力ポート39,40
とを含んでいる。前記CPU35にはこれらメモリや入
出力ポート39,40がバス34を介して電気接続され
ており、前記入出力ポート39,40には、前記した第
1,第2の各表示ランプ13,15,紙幣判別器28,
光電センサ27,64,65,表示器18,返却スイッ
チ61,ブザー66,貨幣搬送機構29,カード作動機
構23がそれぞれ接続されている。前記ブザー66は、
メダル枚数を遊戯機制御装置1からスロットマシン2へ
伝送していることを遊戯者へ報知するためのものであ
る。なお同図において、伝送部38はスロットマシン2
との間および集計用コンピュータ4との間で必要な情報
の交信を行うためのものである。
【0018】図9は、上記した遊戯機制御装置1の制御
手順を示すもので、同図のステップ1(図中「ST1」
で示す)で電源が投入されたかどうかを判断する。その
判断が「YES」のとき、CPU35は第1,第2の各
表示ランプ13,15を点灯させ、表示器18に数値と
してゼロを表示させる(ステップ2,3)。つぎのステ
ップ4では、CPU35は光電センサ27の出力からプ
リペイドカード30がカード作動機構23における支持
面24上の適正位置にあるかどうかをチェックし、ステ
ップ5の判定が「YES」であれば、第1表示ランプ1
3を消灯させる(ステップ6)。
【0019】つぎのステップ7では貨幣受付口14への
紙幣の投入を光電センサ64の出力により判断してお
り、紙幣の投入があると、ステップ7の判定が「YE
S」であり、CPU35は貨幣搬送機構29を正駆動さ
せて投入紙幣を機内に取り込み、紙幣判別器28により
紙幣の真偽を判別すると共に、その紙幣が1000円札
かどうかを判断する(ステップ8,9)。投入紙幣が待
機位置まで搬送されると、光電センサ65がこれを検出
し、貨幣搬送機構29の駆動は停止する。
【0020】もし投入された紙幣が真札でありかつ10
00円札であれば、ステップ10の判定は「YES」で
あり、CPU35は、ステップ12でRAM37のフラ
グエリアに適正な紙幣を受け付けたことを示すフラグF
をセットし、以下のステップ13〜15で第1表示ラン
プ13を点灯させた後、カード作動機構23の送りロー
ラ26を正駆動させてプリペイドカード30を表示窓2
2に向けて搬送すると共に、第2表示ランプ15を点滅
動作させる。もし投入された紙幣が真札でないか、また
は1000円札以外の真札であれば、ステップ10の判
定が「NO」であり、CPU35は表示器18に所定の
数値を表示してエラーである旨を知らせる(ステップ1
1)。この場合、貨幣搬送機構29を逆駆動させて、投
入された紙幣を貨幣受付口14へ返却するようにしても
よい。
【0021】プリペイドカード30が半ば突出状態にな
ったことを光電センサ27の出力より検出されると、ス
テップ16の判定が「YES」であり、CPU35はカ
ード作動機構23の送りローラ26の駆動を停止させ、
第1表示ランプ13を消灯させ、第2表示ランプ15を
点滅状態から点灯状態に切り換える(ステップ17〜1
9)。この停止時、プリペイドカード30は、先端より
適当長さが表示窓22の内側位置に突出し、後端部はカ
ード作動機構23の支持面24上に位置して取込可能な
状態となっている。
【0022】このようにしてプリペイドカード30が表
示窓22を介して遊戯者に確認できる状態となり、つぎ
のステップ20でプリペイドカード30の押込操作に待
機する。いま表示窓22の指挿入孔16より指が挿入さ
れてプリペイドカード30が指先で押し込まれると、プ
リペイド30は光電センサ27の位置まで変位し、光電
センサ27はオフ状態からオン状態へ移行する。CPU
35が光電センサ27の出力からプリペイドカード30
が押し込まれたことを検出すると、ステップ20の判定
が「YES」となり、CPU35は貨幣搬送機構29を
駆動して待機位置の紙幣を金庫63内に取り込み、カー
ド作動機構23の送りローラ26を逆駆動させてプリペ
イドカード30を機内に搬送すると共に、第2表示ラン
プ15を点灯状態から点滅状態へ切り換える(ステップ
24〜26)。
【0023】プリペイドカード30が機内に取り込まれ
て待機位置に達したことを光電センサ27の出力より検
出されると、ステップ27の判定は「YES」となり、
CPU35はカード作動機構23の送りローラ26を停
止させ、第2表示ランプ15を点滅状態から点灯状態に
切り換える(ステップ28,29)。
【0024】もしプリペイドカード30が押し込まれず
に返却スイッチ61が遊戯者により操作されると、ステ
ップ20の判定が「NO」、ステップ21の判定が「Y
ES」となり、CPU35は、ステップ22で貨幣搬送
機構29を逆駆動して待機位置の紙幣を貨幣受付口14
まで搬送して遊戯者へ返却し、つぎのステップ23で前
記したフラグFをリセットした後、前記したステップ2
5へ移行する。
【0025】ステップ30では、CPU35は前記した
フラグFの内容をチェックしており、もしステップ30
の「F=1」の判定が「YES」であれば、ステップ3
1へ進み、表示器18に1000円札に相応するメダル
枚数「50」を表示させる。つぎのステップ32では、
CPU35は、前記したメダル枚数「50」を伝送部3
8よりスロットマシン2の制御回路部8へ送信するとと
もに、集計用コンピュータ4と交信して必要な情報を送
出する。この送信時、CPU35はブザー66を作動さ
せることにより、メダル枚数をスロットマシン2へ送信
していることを遊戯者へ報知する。
【0026】図10は、スロットマシン2における受信
時の制御回路部7の制御手順を示すもので、同図のステ
ップ100でメダル枚数「50」を受信すると、メモリ
に記憶されている現在のメダル保有枚数Nに前記メダル
枚数が加算されて、前記メモリの内容が更新される(ス
テップ101)。ついでメダル枚数表示器60の表示内
容が、受信前のメダル保有枚数の表示値Nに一定数n
(例えば「5」)を加算した値(N+n)に更新された
後、加算表示信号が遊戯機制御装置1へ送信される(ス
テップ102〜103)。
【0027】この加算表示信号が遊戯機制御装置1で受
信されると、図9のステップ33の判定が「YES」と
なり、CPU35は、表示器18の現在の表示値(この
場合「50」)より一定数nが減算し、表示器18の表
示内容をその減算結果(50−n)に更新すると共に、
ブザー66を作動させる(ステップ34)。
【0028】このようにしてスロットマシン2のメダル
枚数表示器60には一定数nずつ加算表示され、一方、
遊戯機制御装置1の表示器18には一定数nずつ減算表
示されるもので、スロットマシン2において1000円
の相応するメダル枚数分だけ加算表示が行われると、図
10のステップ104の判定が「YES」となり、加算
終了信号がスロットマシン2より遊戯機制御装置1へ送
信される(ステップ105)。
【0029】この加算終了信号が遊戯機制御装置1で受
信されると、図9のステップ35の判定が「YES」と
なり、CPU35は、ステップ36で前記したフラグF
をリセットする。なお加算終了信号の受信時点では表示
器18の表示値はゼロになっている。前記ステップ30
において、「F=1」の判定が「NO」のときは、ステ
ップ31〜ステップ36はスキップされる。
【0030】なお上記の各実施例では、表面に「100
0円」の文字が印刷された1枚のプリペイドカードを繰
り返し使用するもので、プリペイドカードに対する情報
の書込みは行っていないが、1000円札が投入される
都度、プリペイドカードを発行して金額データなどを書
き込むようにしてもよい。
【0031】図11は、そのような実施例におけるカー
ド提示部17の構成を示す。図中、22は透明カバーで
覆われた表示窓であり、この表示窓22の内側にはカー
ド作動機構23,カード発行部70,カード繰出機構7
1,カード回収箱72などが設けられている。図示例の
カード作動機構23は、上下一対のベルトコンベヤを有
し、一方のベルトコンベヤは対向するローラ75,76
間にベルト73を、他方のベルトコンベヤは対向するロ
ーラ77,78間にベルト74を、それぞれ張設して成
る。図示していないが、例えばローラ75には正逆駆動
が可能なモータが連繋されている。
【0032】前記カード発行部70は、プリペイドカー
ド30に設けられた情報記録部に金額,メダル枚数など
のデータを磁気的に書き込むための書込ヘッド79と、
書き込まれデータを読み取るための読取ヘッド80とを
有する。前記カード繰出機構71は、内部に多数枚のプ
リペイドカード30が積層して収容される箱型ケース8
1と、箱型ケース81の下面開口部に配置されるベルト
コンベヤ82とで構成されるもので、前記箱型ケース8
1内にはプリペイドカードを下方へ押圧するバネ83が
配備してある。
【0033】前記カード繰出機構71のベルトコンベヤ
82が駆動すると、箱型ケース81内の最下部に位置す
るプリペイドカード30がカード作動機構23の方へ繰
り出された後、カード作動機構23のベルト73,74
間に挟まれて表示窓22へ向けて搬送される。その搬送
途中でプリペイドカード30の情報記録部にカード発行
部70の書込ヘッド79により所定のデータが書き込ま
れる。
【0034】前記カード作動機構23は、フレームによ
り全体が傾動可能に支持されており、表示窓22内で提
示されたプリペイドカード30を取り込む際、カード作
動機構23が図中鎖線で示すように傾動することによ
り、プリペイドカード30はカード回収箱72へ導かれ
るようになっている。
【0035】図12は、表示窓22内に提示されたプリ
ペイドカードの取出しをも可能とした遊戯機制御装置1
の構成を示す。この遊戯機制御装置1では発行スイッチ
91が設けてあり、この発行スイッチ91を操作する
と、図13に示すように、プリペイドカード30が表示
窓22に形成されたカード排出口90より繰り出される
ようになっている。前記カード排出口90は前記した指
挿入孔16と一連に形成されている。この実施例では、
発行されたプリペイドカード30をいずれの機械でも使
用できるように、プリペイドカードに金額,メダル枚数
などのデータが書き込まれている。この実施例の遊戯機
制御装置1は、プリペイドカードを挿入するカード挿入
口を備えたスロットマシンに有効である。
【0036】
【発明の効果】この発明は上記の如く、貨幣受付口より
貨幣が受け付けられたとき、表示窓内にプリペイドカー
ドを提示し、表示窓に設けられた指挿入孔より指を挿入
して、プリペイドカードを指先で押すだけで、これを機
内へ取り込み、前記貨幣の金額に相応する価値情報を隣
接する遊戯機へ伝送するようにしたから、遊戯者に対し
て、プリペイドを購入して投入したという意識をもたせ
ることができ、遊戯者は実際にプリペイドカードの抜取
操作や遊戯機への投入操作を行わずに、直ちにゲームを
開始でき、遊戯者の操作負担が大幅に軽減される。また
プリペイドカードを遊戯者に引き渡さないから、プリペ
イドカードの偽造に対するセキュリティに考慮を払う必
要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の遊戯機制御装置の設置状態を示す正
面図である。
【図2】この発明の遊戯機制御装置の外観を示す斜面図
である。
【図3】この発明の遊戯機制御装置の内部構造を示す一
部を破断した斜面図である。
【図4】貨幣搬送機構の構成を示す説明図である。
【図5】プリペイドカードが押し込まれた状態を示す斜
面図である。
【図6】表示窓の指挿入孔より指を挿入した状態を示す
断面図である。
【図7】カード作動機構の構成を示す斜面図である。
【図8】遊戯機制御装置の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図9】遊戯機制御装置の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図10】スロットマシンの制御回路部の制御手順を示
すフローチャートである。
【図11】カード提示部の他の実施例を示す説明図であ
る。
【図12】この発明の他の実施例の外観を示す斜面図で
ある。
【図13】図12の実施例における表示窓の構成を示す
斜面図である。
【符号の説明】
1 遊戯機制御装置 14 貨幣受付口 16 指挿入孔 17 カード提示部 23 カード作動機構 27 光電センサ 35 CPU 38 伝送部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯機に隣接して設けられる遊戯機制御
    装置であって、 貨幣の投入を受け付ける貨幣受付口と、 前記貨幣受付口より受け付けられた貨幣の金額に相応す
    るプリペイドカードを外部より視認可能な状態で提示す
    る表示窓と、 前記プリペイドカードを搬送して前記表示窓内への提示
    および機内への取込みを行うカード作動機構と、 前記カード作動機構の動作を制御する制御手段と、 前記貨幣受付口より受け付けられた貨幣の金額に相応す
    る価値情報を前記遊戯機へ伝送する伝送手段とを備え、 前記表示窓には、指の挿脱が可能な指挿入孔が設けられ
    ると共に、前記表示窓の内側には、前記指挿入孔より挿
    入された指によりプリペイドカードが押されたことを検
    知する検知手段が設けられており、 前記制御手段は、前記貨幣受付口より貨幣が受け付けら
    れたとき、前記プリペイドカードを前記表示窓内へ搬入
    して提示し、前記検知手段の検知動作に応答してプリペ
    イドカードを表示窓内より搬出して機内へ取り込むよ
    う、カード作動機構の動作を制御するようにした遊戯機
    制御装置。
JP6701895A 1995-02-28 1995-02-28 遊戯機制御装置 Pending JPH08229229A (ja)

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