JPH08228709A - 具を内蔵した豆腐とその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】豆腐に他の食品を具として内蔵させて一体とし
て、豆腐によって栄養のバランスのよい食品を作り、か
つ調理が簡単で時間のかからない食品を作ることを目的
とする。 【構成】大豆を水に浸してひき砕き、その液を加熱して
かすを除き、凝固剤を加え、その中に具を含ませて具を
つつみこんで固まらせて豆腐を作る具を内蔵した豆腐

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔産業上の利用分野〕この発明は豆腐と他
の食品である具を組合せて一体とした、具を内蔵した豆
腐に関するものである。

【０００２】〔従来の技術〕従来の豆腐は豆腐そのもの
だけであり、料理によって豆腐と他の必要な食品を別々
に購入しなければならず無駄な部分がでていた。

【０００３】〔発明が解決しようとする課題〕そこで、
豆腐に他の食品である具を内蔵させて、料理によっては
本発明の豆腐を購入することだけで、簡単な料理がまか
なわれるようにしたいと考えた。

【０００４】〔課題を解決する手段〕それには大豆を水
に浸してひき砕き、その液を加熱してかすを除いて豆乳
を作る、それに凝固剤を加えて豆乳を凝固させ、凝固し
た豆乳を型箱に入れて固まらせて豆腐を作る、そのとき
に凝固した豆乳に具をつつみこませて型箱で固らせる、
これによって具は豆腐に内蔵され、具と豆腐が組合わさ
れ一体となった豆腐ができる。具は豆腐の大きさに見合
う大きさにして、加熱処理して、それを冷凍しておくこ
とによって大量に生産しておくことができる、また冷凍
しておくことによって形が安定するので処理しやすくな
る。

【０００５】〔作用〕このようにすると、本発明の豆腐
を購入することによって、他の食品も購入することにな
り、豆腐を調理することで他の食品も一諸に調理される
ことになる。

【０００６】〔実施例〕具は加熱調理した、大根、人
参、ごぼう、ほうれん草、春菊などの野菜類とうずらな
どの玉子類、またわかめや昆布などの海草類やちりめん
ざこかつおぶしなどの魚肉類を内蔵させる、またこれら
を内蔵している豆腐を食油で揚げて具を内蔵した揚げ豆
腐を作ることによって、あつかいやすい豆腐ができる。

【０００７】〔発明の効果〕本発明はこのような構成で
あるから、醤油などの調味料をつけてそのままたべるこ
とができ、また汁物などに入れても汁を熱するだけで料
理され、豆腐と野菜などの食品を一諸にたべることがで
きる、料理には時間がかからず、簡単にできるために、
共働きの人達や単身赴任の人、一人暮しの老人や学生達
にとっては栄養のバランスのとれた便利な健康食品であ
る、具によっては、ほうれん草など、輪切りにしたとき
豆腐の白とほうれん草の緑が調和して美しい日本料理と
なる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図である

【図２】図１のａ線の断面図である

【符号の説明】

１は豆腐 ２は具

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】具を内蔵した豆腐
2. 【請求項２】大豆を水に浸してひき砕き、その液を加熱
   してかすを除いて、凝固剤を加え、その中に具を含ませ
   て、具をつつみこんで固まらせて作ることを特長とする
   豆腐の製造方法。