JPH08226662A - 空気調和機のドレンポンプ制御装置および制御方法 - Google Patents

空気調和機のドレンポンプ制御装置および制御方法

Info

Publication number
JPH08226662A
JPH08226662A JP7030317A JP3031795A JPH08226662A JP H08226662 A JPH08226662 A JP H08226662A JP 7030317 A JP7030317 A JP 7030317A JP 3031795 A JP3031795 A JP 3031795A JP H08226662 A JPH08226662 A JP H08226662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain pump
rotation speed
air conditioner
compressor
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7030317A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirozumi Ito
博澄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7030317A priority Critical patent/JPH08226662A/ja
Publication of JPH08226662A publication Critical patent/JPH08226662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水位センサを用いず、簡単な構成で的確に排
水でき、かつ排水音も小さくできるドレンポンプ制御装
置を提供する。 【構成】 ドレンポンプ制御装置8において、メモリ1
0は室温とドレンポンプ回転数との所定の関係と停止条
件とを記憶しており、その関係は室温が高いほどドレン
ポンプ回転数を高くする関係とし、CPU11は室温検
出器7から室温を入力し、メモリ10に記憶してある前
記の関係と照合して、対応するドレンポンプ回転数でド
レンポンプ5を回転させるようにドレンポンプドライブ
回路12を制御する。凝縮水の発生量が室温に対応する
ことを活用している。なお、室温に変えて、圧縮機の回
転数を圧縮機回転数検出器19から入力して用いてもよ
い。また、排水系の異常を検知したときは、異常を表示
器13により表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の水受け皿
に滞留するドレン水を排出するドレンポンプの制御装置
および制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、居室の有効利用や美観向上のた
め、空気調和機の本体を天井の中や押入の中へ埋め込
む、いわゆるビルトイン化が急速に進んでいる。そのた
め、冷房または除湿運転時に発生する凝縮水を自然の落
差を利用して排出することができなくなり、強制的に上
記凝縮水を排出する装置が必要となってきた。
【0003】以下、従来のドレンポンプ制御装置につい
て説明する。空気調和機は、図9に示したように、圧縮
機18で圧縮した冷媒を、四方弁を介して室外熱交換器
20、室内熱交換器3の経路で循環し、送風機2により
室内空気を室内熱交換器3に流通して熱交換することに
より冷房している。このとき、室内熱交換器3には室内
空気の水分が凝縮して付着し、凝縮水となる。なお、商
用電源14に接続された圧縮機18は、室温検出器7で
検出した室温と圧縮機回転数検出器19で検出した圧縮
機回転数とに基づく制御のもとに駆動される。
【0004】図10は室内熱交換器3の周辺構成を示す
要部断面図である。図に示したように、空気調和機本体
1の内部に室内熱交換器3が設けられ、送風機2により
室内空気を室内熱交換器3を介して循環させるとき、室
内空気の水分が室内熱交換器3の表面で凝縮して凝縮水
となり、自然落下して室内熱交換器3の下部に設けた水
受け皿4に流れ込んで滞留する。この滞留水6をドレン
ポンプ5により汲み上げて外部に排出している。
【0005】図11は従来の空気調和機におけるドレン
ポンプ周辺の構成を示す要部断面図である。図におい
て、3は室内熱交換器、4は水受け皿、5はドレンポン
プ、6は滞留水、21は滞留水の水位を検出する水位検
出センサ、22はドレンポンプ5の運転を制御するドレ
ンポンプ制御装置である。
【0006】上記構成において、水受け皿4の滞留水6
が増加して所定の位置まで水位が上昇し、水位検出セン
サ21がオンとなると、ドレンポンプ制御装置22は、
ドレンポンプ5を作動させてドレン水を排出させる。こ
のとき、ドレンポンプ5の作動時間が所定時間を越えて
も水位検出センサ21がオフとならないときには、冷房
運転を停止させる。このような手段は、たとえば特開昭
60−14022号公報に開示されている。
【0007】また、図12は他の従来例の構成を示す要
部断面図である。この構成においては、空気調和機は水
位検出センサを備えず、ドレンポンプ制御装置22はド
レンポンプ5を周期的にオンとオフを繰り返して排水
し、空気調和機の運転スイッチのオンオフおよびサーモ
スタットの作動によって圧縮機が起動するたびに、常に
ドレンポンプ5を起動して周期的に断続運転される。
【0008】図13は上記周期的断続動作を実行するド
レンポンプ制御装置22の要部構成を示す回路図であ
る。図において、運転スイッチ23とサーモスタット2
4がともにオン状態にあるとき、第1のタイマ25とド
レンポンプ5が動作する。T1時間経過後にタイマ25
のa接点30が閉じ、リレー27のb接点28が開き、
タイマ25とドレンポンプ5は停止するとともに、リレ
ー27のa接点29が閉じてタイマ26に通電される。
つぎに、T2 時間経過後にタイマ26のb接点31が開
いてリレー27への通電が停止され、リレー27のb接
点28が閉じ、ドレンポンプ5とタイマ25に通電され
てドレンポンプ5がふたたび運転する。このようにし
て、ドレンポンプ5はT1 時間運転し、T2 時間停止す
る周期運転を繰り返す。また、圧縮機18は、運転スイ
ッチ23とサーモスタット24とがオン状態になったと
きに運転するようになっている。したがって、圧縮機1
8が起動するときにドレンポンプ5は常にオン動作から
始まる。このような構成は、たとえば特開昭62−19
4151号公報に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来例のド
レンポンプ制御装置において、水位を詳細に検出する水
位検出センサ21を備えた従来例においては、水位検出
センサ21の取付構造や、水位に応じてドレンポンプの
動作を制御するドレンポンプ制御装置22の回路構成が
複雑となり、コストも上がると言う問題があった。
【0010】また、周期的にオンオフ作動する従来例に
おいて、ドレンポンプ制御装置22では、ドレンポンプ
5のオン時間T1 を湿度が高い高負荷条件における空気
調和機の除湿量に合わせて設定しなければならず、その
ためにはオン時間がオフ時間に比べ大幅に長くなるとと
もに、除湿量の少ない低負荷条件でもドレンポンプ5は
同一の運転周期で運転されるため、ドレンポンプ5の運
転時間が非常に長く、ドレンポンプやリレーの接点寿命
が非常に短くなり、また、ドレンポンプ5が間欠運転で
あるために作動時に水のかき揚げ音が不連続で実聴感が
悪いと言う問題があった。
【0011】本発明は上記の課題を解決するもので、水
位検出センサを備えずにドレン水を正確に排出できると
ともに、ドレンポンプの寿命を大幅に向上し、さらに排
水音の実聴レベルを大幅に向上できるドレンポンプ制御
装置および制御方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、冷媒を用いた冷凍サイクルにより室内熱交換器で発
生し、水受け皿に滞留した凝縮水を汲み出すドレンポン
プの動作を制御するドレンポンプ制御装置において、室
温が高いほどドレンポンプの回転数を大きく設定する所
定の関係と停止条件とを記憶している記憶手段と、前記
ドレンポンプを駆動する駆動手段と、全体の動作を制御
する制御手段とを備え、前記制御手段は、室温を入力し
て前記記憶手段に記憶した室温とドレンポンプ回転数と
の関係と照合し、対応する回転数で前記ドレンポンプを
駆動および停止させるように前記駆動手段を制御する空
気調和機のドレンポンプ制御装置であり、また、請求項
2に係わる発明は、記憶手段は、所定の室温範囲ごとに
1つのドレンポンプ回転数を記憶している請求項1に係
わる空気調和機のドレンポンプ制御装置であり、また、
請求項3に係わる発明は、記憶手段が記憶している停止
条件が、所定値未満の室温に対して停止である請求項1
ないし2のいずれかに係わる空気調和機のドレンポンプ
制御装置であり、また、請求項4に係わる発明は、記憶
手段が記憶している停止条件が、所定値未満の室温に対
して所定時間の継続回転後に停止である請求項1ないし
2のいずれかに係わる空気調和機のドレンポンプ制御装
置であり、また、請求項5に係わる発明は、冷媒を用い
た冷凍サイクルにより室内熱交換器で発生し、水受け皿
に滞留した凝縮水を汲み出すドレンポンプの動作を制御
するドレンポンプ制御装置において、圧縮機回転数が大
きいほど前記ドレンポンプの回転数を大きく設定する所
定の関係と停止条件とを記憶している記憶手段と、前記
ドレンポンプを駆動する駆動手段と、全体の動作を制御
する制御手段とを備え、前記制御手段は、圧縮機回転数
を入力して前記記憶手段に記憶した圧縮機回転数とドレ
ンポンプ回転数との関係と照合し、対応するドレンポン
プ回転数で前記ドレンポンプを駆動および停止させるよ
うに前記駆動手段を制御する空気調和機のドレンポンプ
制御装置であり、また、請求項6に係わる発明は、記憶
手段は、所定の圧縮機回転数範囲ごとに1つのドレンポ
ンプ回転数を記憶している請求項5に係わる空気調和機
のドレンポンプ制御装置であり、また、請求項7に係わ
る発明は、記憶手段が記憶している停止条件が、所定値
未満の圧縮機回転数に対して停止である請求項5ないし
6のいずれかに係わる空気調和機のドレンポンプ制御装
置であり、また、請求項8に係わる発明は、記憶手段が
記憶している停止条件が、所定値未満の圧縮機回転数に
対して所定時間の継続回転後に停止である請求項5ない
し6のいずれかに係わる空気調和機のドレンポンプ制御
装置であり、また、請求項9に係わる発明は、溢水検出
出力を入力し、滞留水が溢れたとき、制御手段は、空気
調和機を停止するとともに、異常を表示するように制御
する請求項1ないし8のいずれかに記載の空気調和機の
ドレンポンプ制御装置であり、また、請求項10に係わ
る発明は、溢水検出出力を入力し、滞留水が溢れたと
き、制御手段は、圧縮機の運転を停止したのちドレンポ
ンプを所定時間継続運転し、前記所定時間内に溢水が解
消しない場合は空気調和機の運転を停止するとともに、
異常を表示し、前記所定時間内に溢水が解消した場合は
通常運転に戻るように制御する請求項1ないし8のいず
れかに記載の空気調和機のドレンポンプ制御装置であ
り、また、請求項11に係わる発明は、請求項1ないし
10のいずれかに係わる空気調和機のドレンポンプ制御
装置における制御手段が実行するドレンポンプの制御方
法である。
【0013】
【作用】請求項1に係わる発明において、記憶手段は、
室温が高いほどドレンポンプの回転数を高く設定する所
定の関係と停止条件とを記憶しており、制御手段は、室
温を前記所定の関係と照合して対応する回転数でドレン
ポンプを駆動し、また、停止条件に従って停止させる。
また、請求項2に係わる発明において、記憶手段は、室
温に対して離散的なドレンポンプ回転数を記憶してお
り、回転数制御を簡素化し、また記憶量を低減してい
る。また、請求項3に係わる発明において、記憶手段
は、所定値未満の室温に対してドレンポンプを直ちに停
止させることを指定している。また、請求項4に係わる
発明において、記憶手段は、所定値未満の室温に対して
ドレンポンプを所定時間継続回転したのちに停止させる
ことを指定している。また、請求項5に係わる発明にお
いて、記憶手段は、圧縮機回転数が高いほどドレンポン
プの回転数を高く設定する所定の関係と停止条件とを記
憶しており、制御手段は、圧縮機回転数を前記所定の関
係と照合して対応する回転数でドレンポンプを駆動し、
また、停止条件に従って停止させる。また、請求項6に
係わる発明において、記憶手段は、圧縮機回転数に対し
て離散的なドレンポンプ回転数を記憶しており、回転数
制御を簡素化し、また記憶量を低減している。また、請
求項7に係わる発明において、記憶手段は、所定値未満
の圧縮機回転数にに対してドレンポンプを直ちに停止さ
せることを指定している。また、請求項8に係わる発明
において、記憶手段は、所定値未満の圧縮機回転数に対
してドレンポンプを所定時間継続回転したのちに停止さ
せることを指定している。また、請求項9に係わる発明
において、制御手段は、滞留水が溢れたときには圧縮機
を停止するとともに、異常を表示する。また、請求項1
0に係わる発明において、制御手段は、滞留水が溢れた
ときには圧縮機を停止するとともにドレンポンプを所定
時間運転し、所定時間内に溢れが解消したときには通常
運転に戻り、所定時間内に溢れが解消しないときには空
気調和機を停止するとともに異常を表示する。また、請
求項11に係わる発明は、請求項1ないし10のいずれ
かに係わる制御手段の制御方法である。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、請求項1ないし3に係わる発明のド
レンポンプ制御装置の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。なお、冷凍サイクルおよび空気調和機の
構成は図9および図10に示した構成と基本的に同じで
あり、詳細な説明を省略する。
【0015】図2は本実施例に係わるドレンポンプ周辺
の構成を示す要部断面図で、図4に示した冷凍サイクル
により室内熱交換器3に発生した凝縮水を排出するドレ
ンポンプの周辺構成を示す要部断面図である。図におい
て、8は本実施例におけるドレンポンプ制御装置、16
は滞留水6の溢れを検出するための浮き、17は浮き1
6に連動し、浮き16が溢れ位置まで浮上したときにオ
ンとなる溢水検出スイッチであり、浮き16と溢水検出
スイッチ17とが溢れ水検出手段を構成する。なお、溢
れ水検出手段を用いた実施例については他の実施例にお
いて説明する。
【0016】図1は本実施例のドレンポンプ制御装置8
とその周辺の構成を示すブロック図である。図におい
て、9は各種のセンサ出力を取り入れる入力回路であっ
て、室温検出器7、溢水検出スイッチ17、および圧縮
機回転数検出器19の検知出力を入力して中央処理装置
11(以下、CPUと称す)に出力する。10は記憶手
段であるメモリ、12はCPU11の制御によりドレン
ポンプ5を駆動するドレンポンプドライブ回路、13は
表示器、14は商用電源、15は上記各素子に電力を供
給する電源供給回路である。
【0017】メモリ10は室温と、その室温のときにド
レンポンプ5を駆動するドレンポンプ回転数との所定の
対応関係と、ドレンポンプを停止させるときの条件とを
記憶している。この場合、室温とドレンポンプ回転数と
の関係をほぼ連続的な関係に細かく規定して大容量のメ
モリに記憶させてもよいが、実際の運転状況に整合する
ように離散的な規定を小容量のメモリに記憶させれば十
分である。本実施例においては、室温範囲を区分し、各
室温範囲に対応するドレンポンプ回転数を下記のように
規定する。
【0018】いま、所定の室温値をt1、t2、t3(t1
>t2>t3)、現実の室温をTa とするとき、Ta≧t3
なる室温に対してドレンポンプの回転数をN3 、t2≦
Ta<t2 なる室温に対してドレンポンプの回転数をN
2、t2>Ta≧t1 なる室温に対してドレンポンプの回
転数をN1 、かつN1>N2>N1 として規定し、上記t
1、t2、t3 とN1、N2、N3 の値をメモリ10にあら
かじめ記憶しておき、また、停止条件として、室温Ta
がt2 からt1 に低下した時点でドレンポンプを停止さ
せるように規定してメモリ10にあらかじめ記憶させて
おく。なお、上記t1〜t3、 N1〜N3 の値は、空気調
和機の冷房能力、実環境、滞留水の量、およびドレンポ
ンプの排水能力との関係に応じてあらかじめ検討した結
果に基づいて決めることができる。
【0019】上記構成要素の相互関係と動作について、
図面を参照しながら説明する。図3は本実施例の動作を
示すフローチャートである。図において、冷房運転を開
始すると、ステップ1において、室温検出器7が検出し
た室温Ta を入力回路9を介してCPU11に読み込
み、ステップ2において、室温Ta をメモリ10にあら
かじめ記憶している所定の温度t1 とを比較する。Ta
≧t1 である場合はステップ3に移行して、ドレンポン
プ5の回転数をN1 まで上げて吐出容量をアップし、ス
テップ1に戻る。また、ステップ2で Ta≧t1 でない
場合はステップ4に移行し、室温Taを所定の温度t2
と比較する。t2 ≦Ta<t1 である場合はステップ5
に移行して、ドレンポンプ5の回転数をN2 まで下げて
吐出量をダウンし、ステップ1に戻る。また、ステップ
4で Ta<t2 である場合はステップ6に移行し、室温
Taを所定の温度t3 と比較し、t3 ≦Ta<t2 である
場合はステップ7に移行して、ドレンポンプ5の回転数
をさらにN3 まで下げて吐出容量をさらにダウンしてス
テップ1に戻る。また、ステップ6で Ta<t3 である
場合はステップ8に移行して、ドレンポンプを停止し、
ステップ1に戻る。
【0020】以上のように、本実施例の空気調和機のド
レンポンプ制御装置によれば、室温Ta が所定の温度
t1>t2>t3 のいずれの温度域にあるかをチェック
し、室温Ta が高いほどドレンポンプの回転数を大きく
して吐出量を多くし、また、温度t3 以下になった場合
にはドレンポンプを停止することにより、室温に対応し
て増加する凝縮水量を考慮して排水するので、水位セン
サを備えずともドレン水を正確に排出することができ
る。
【0021】(実施例2)以下、請求項1、2、および
4に係わる発明の空気調和機のドレンポンプ制御装置の
一実施例について説明する。なお、本実施例の構成は実
施例1と同じであり、説明を省略する。本実施例が実施
例1と異なる点は、停止条件として室温Taが所定の温
度 t3 まて低下した時点から所定時間s秒だけ継続運
転したのち停止するようにしたことにある。
【0022】図4は本実施例の動作を示すフローチャー
トである。ステップ1ないしステップ7の動作は図3に
示した実施例1と同じである。ステップ6で室温がt2
からt3 に低下すると、ステップ8に移行してドレンポ
ンプをs秒間継続回転したのち停止する。以上の処理に
より、実施例1の同じ排水効果が得られるとともに、冷
房により室温が低下して圧縮機が停止した後にも暫くは
落下する凝縮水をも排出することができ、より確実な排
水動作を行うことができる。
【0023】以上のように、本実施例の空気調和機のド
レンポンプ制御装置によれば、室温Ta が前記所定の温
度t1>t2>t3 のいずれの温度域にあるかをチェック
し、室温Ta が高いほどドレンポンプの回転数を大きく
して吐出量を多くし、また、温度t3 以下になった場合
にはドレンポンプを所定時間継続運転したのち停止する
ことにより、実施例1と同様の効果を得るとともに、圧
縮機停止後の凝縮水をも確実に排水することができる。
【0024】(実施例3)以下、請求項5ないし7に係
わる発明の空気調和機のドレンポンプ制御装置の一実施
例について説明する。本実施例が実施例1と異なる点
は、室温に代えて圧縮機の回転数によりドレンポンプの
回転数を変えるようにしたことにあり、室温検出を不要
としている。本実施例では空気調和機の負荷量が圧縮機
の回転数に現れることを利用する。
【0025】メモリ10は圧縮機回転数と、その圧縮機
回転数のときにドレンポンプ5を駆動するドレンポンプ
回転数との所定の対応関係と、ドレンポンプを停止させ
るときの条件とを記憶している。この場合、圧縮機回転
数とドレンポンプ回転数との関係をほぼ連続的な関係に
細かく規定して大容量のメモリに記憶させてもよいが、
実際の運転状況に整合するように離散的な規定を小容量
のメモリに記憶させれば十分である。本実施例において
は、圧縮機回転数範囲を区分し、各圧縮機回転数範囲に
対応するドレンポンプ回転数を下記のように規定する。
【0026】いま、所定の圧縮機回転数値をr1、r2、
r3(r1>r2>r3)、現実の圧縮機回転数をRa とす
るとき、Ra≧r3 なる室温に対してドレンポンプの回
転数をN3 、r2≦Ra <r2なる圧縮機回転数に対して
ドレンポンプの回転数をN2、r2>Ra≧r1 なる圧縮
機回転数に対してドレンポンプの回転数をN1 、かつN
1>N2>N1 として規定し、上記r1、r2、r3 とN
1、N2、N3 の値をメモリ10にあらかじめ記憶してお
き、また、停止条件として、圧縮機回転数Raがr2 か
らr1に低下した時点でドレンポンプを停止させるよう
に規定してメモリ10にあらかじめ記憶させておく。な
お、上記r1〜r3、 N1〜N3 の値は、空気調和機の冷
房能力、実環境、滞留水の量、およびドレンポンプの排
水能力との関係に応じてあらかじめ検討した結果に基づ
いて決めることができる。
【0027】上記構成要素の相互関係と動作について、
図面を参照しながら説明する。図5は本実施例の動作を
示すフローチャートである。図において、冷房運転を開
始すると、ステップ1において、圧縮機回転数検出器1
9が検出した圧縮機回転数Ra を入力回路9を介してC
PU11に読み込み、ステップ2において、圧縮機回転
数Ra をメモリ10にあらかじめ記憶している所定の回
転数r1 とを比較する。Ra ≧r1 である場合はステッ
プ3に移行して、ドレンポンプ5の回転数をN1 まで上
げて吐出容量をアップし、ステップ1に戻る。また、ス
テップ2において Ra≧r1 でない場合はステップ4に
移行し、圧縮機回転数Ra を所定の回転数r2 と比較す
る。
【0028】r2≦Ra<r1 である場合はステップ5に
移行して、ドレンポンプ5の回転数をN2 まで下げて吐
出量をダウンし、ステップ1に戻る。また、ステップ4
において Ra<r2 である場合はステップ6に移行し、
圧縮機回転数Ra を所定の回転数r3 と比較し、r3≦
Ra<r2 である場合はステップ7に移行して、ドレン
ポンプ5の回転数をさらにN3 まで下げて吐出容量をさ
らにダウンしてステップ1に戻る。また、ステップ6で
Ra<r3である場合はステップ8に移行して、ドレンポ
ンプを停止し、ステップ1に戻る。以上の処理により、
圧縮機の回転数が高いときには冷房能力が高くて除湿量
が多く、回転数が低いときは冷房能力が低くて除湿量が
少ないことに対応して、ドレンポンプの回転数を変えて
吐出量を調整することにより、実施例1と同様の効果を
得ることができる。また、ドレンポンプの回転数を圧縮
機の回転数に対応してほぼリニヤに連続制御できるの
で、不連続な間欠運転による水かき揚げ音も低減でき
る。
【0029】以上のように、本実施例の空気調和機のド
レンポンプ制御装置によれば、圧縮機回転数Ra が所定
の回転数r1>r2>r3 のいずれの回転域にあるかをチ
ェックし、圧縮機回転数Ra が高いほどドレンポンプの
回転数を大きくして吐出量を多くし、また、回転数r3
以下になった場合にはドレンポンプを停止することによ
り、圧縮機回転数に対応して増加する凝縮水量を考慮し
て排出するので、水位センサを備えずともドレン水を正
確に排出することができ、また、水かき揚げ音を低減す
るとともに、ドレンポンプの能率を向上して寿命も長く
できる。
【0030】(実施例4)以下、請求項5、6、および
8に係わる発明の空気調和機のドレンポンプ制御装置の
一実施例について説明する。なお、本実施例の構成は実
施例3と同じであり、説明を省略する。本実施例が実施
例3と異なる点は、圧縮機回転数Ra が所定の回転数r
3 まて低下した時点から所定時間s秒だけ継続運転した
のち停止するようにしたことにある。
【0031】図6は本実施例の動作を示すフローチャー
トである。ステップ1ないしステップ7の動作は図5に
示した実施例3と同じである。ステップ6において圧縮
機回転数Ra がr2 からr3 に低下すると、ステップ8
に移行してドレンポンプをs秒間継続回転したのち停止
する。以上の処理により、実施例3の同じ排水効果が得
られるとともに、冷房により室温が低下して圧縮機が停
止したのちにもしばらくは落下する凝縮水をも排出する
ことができ、より確実な排水動作を行うことができる。
【0032】以上のように、本実施例の空気調和機のド
レンポンプ制御装置によれば、圧縮機回転数Ra が所定
の回転数r1>r2>r3 のいずれの温度域にあるかをチ
ェックし、圧縮機回転数Ra が高いほどドレンポンプの
回転数を大きくして吐出量を多くし、また、回転数r3
以下になった場合にはドレンポンプを所定時間継続運転
したのち停止することにより、実施例3と同様の効果を
得るとともに、圧縮機停止後の凝縮水をも確実に排出す
ることができる。
【0033】(実施例5)以下、請求項9に係わる発明
の空気調和機のドレンポンプ制御装置について図面を参
照しながら説明する。なお、空気調和機の構成およびド
レンポンプ周辺の構成は実施例1ないし実施例4と同じ
であり、詳細な説明を省略する。本実施例が実施例1な
いし実施例4と異なる点は、図2に示した浮き16と溢
水検出スイッチ17による溢れ水検知手段を用いて、排
水系の故障に対処したことにある。
【0034】図7は本実施例の動作を示すフローチャー
トである。図において、冷房運転を開始すると、ステッ
プ40で浮き16と溢水検出スイッチ17とによる溢れ
水検出手段により、水受け皿4内の滞留水を検出し、ス
テップ41で滞留水が溢れ位置にあるか否かをチェック
する。溢れていな場合はステップ43に移行し、以降、
実施例1と同様の手段で排水し、溢れている場合には、
ステップ42に移行して、空気調和機の運転を停止し、
異常を表示器13により表示する。以上の処理により、
実施例1と同じ効果を得るとともに、ドレンポンプ5の
異常や、ドレンホースの詰まりにより室内へ凝縮水がオ
ーバーフロするのを防止できるとともに、使用者に不具
合を知らせて対応させることができる。なお、浮き16
および溢水検出スイッチ17による溢れ水検出手段は単
に溢水の有無を検知するもので、従来例に示した水位検
出センサ21に比べて簡単な構成で済む。
【0035】以上のように、本実施例の空気調和機のド
レンポンプ制御装置によれば、溢水を検出したときには
空気調和機を停止して異常表示するようにしたことによ
り、排水系の故障に適切に対処できる。
【0036】なお、室温に変えて圧縮機回転数により制
御する場合に適用してもよいことは言うまでもない。
【0037】(実施例6)以下、請求項9に係わる発明
の一実施例について図面を参照しながら説明する。な
お、本実施例の構成は実施例5と同じであり、説明を省
略する。本実施例が実施例5と異なる点は、滞留水の溢
れを検知して圧縮機を停止したとき、ドレンポンプを所
定時間継続して運転し、その間に溢れが解消すれば通常
運転に戻し、溢れが解消しなければ空気調和機そのもの
の運転を停止して異常を表示するようにしたことにあ
る。
【0038】図8は、本実施例の動作を示すフローチャ
ートである。図において、ステップ40で溢れを検出
し、ステップ41で溢れているか否かをチェックし、溢
れていない場合はステップ45に移行して、以降、実施
例1と同様の動作で排水するが、ステップ41で溢れを
検知したときには、ステップ44に移行して圧縮機を停
止したのちドレンポンプ5を所定時間継続運転し、つぎ
にステップ46に移行して溢れを検出し、ステップ47
で溢れているか否かをチェックし、溢れていない、すな
わち溢れが解消していればステップ48で圧縮機を再起
動してステップ40に戻り、通常運転を継続するが、溢
れが解消していなければステップ49に移行して空気調
和機の運転を停止するとともに、異常を表示する。以上
の動作により、滞留水の溢れを検知したとき、ドレンポ
ンプを所定時間継続して解消するか否かをチェックする
ことにより排水系の故障の有無をチェックし、凝縮水の
発生が多くて排水能力を上回っただけで空気調和機が停
止に至るのを防止し、故障であれば異常を表示して使用
者に知らせることができる。
【0039】以上のように、本実施例の空気調和機のド
レンポンプ制御装置によれば、室温に対応してドレンポ
ンプを駆動することにより、実施例1と同様の効果を得
るとともに、滞留水の溢れを検出したとき、ドレンポン
プを所定時間継続運転したのち再度溢れを検知した場合
には排水系の故障と判断して圧縮機を停止および異常表
示するが、溢れが解消していれば通常運転に戻るように
したことにより、単に除湿量が多いだけでたびたび空気
調和機が停止しないようにでき、使い勝手を大いに改善
できる。
【0040】なお、室温に変えて圧縮機回転数により制
御する場合に適用してもよいことは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】請求項1に係わる発明は、冷媒を用いた
冷凍サイクルにより室内熱交換器で発生し、水受け皿に
滞留した凝縮水を汲み出すドレンポンプの動作を制御す
るドレンポンプ制御装置において、室温が高いほどドレ
ンポンプの回転数を大きく設定する所定の関係と停止条
件とを記憶している記憶手段と、前記ドレンポンプを駆
動する駆動手段と、全体の動作を制御する制御手段とを
備え、前記制御手段は、室温を入力して前記記憶手段に
記憶した室温とドレンポンプ回転数との関係と照合し、
対応する回転数で前記ドレンポンプを駆動および停止さ
せるように前記駆動手段を制御し、また、請求項5に係
わる発明は、冷媒を用いた冷凍サイクルにより室内熱交
換器で発生し、水受け皿に滞留した凝縮水を汲み出すド
レンポンプの動作を制御するドレンポンプ制御装置にお
いて、圧縮機回転数が大きいほど前記ドレンポンプの回
転数を大きく設定する所定の関係と停止条件とを記憶し
ている記憶手段と、前記ドレンポンプを駆動する駆動手
段と、全体の動作を制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、圧縮機回転数を入力して前記記憶手段に記憶
した圧縮機回転数とドレンポンプ回転数との関係と照合
し、対応するドレンポンプ回転数で前記ドレンポンプを
駆動および停止させるように前記駆動手段を制御するこ
とにより、上記いずれの手段も、水位センサを用いない
構成としながら的確に滞留水を排出できるとともに、ド
レンポンプが間欠でなく連続回転するので排水音が耳障
りでなくなり、またポンプの寿命を長くできる。また、
請求項2または請求項6に係わる発明は、記憶手段は、
室温または圧縮機回転数の所定範囲ごとに1つのドレン
ポンプ回転数を記憶しているので、小さいメモリ容量で
実現でき、また、請求項4または請求項8に係わる発明
は、所定値未満の室温または圧縮機回転数に対して所定
時間の継続回転後に停止とすることにより、圧縮機が停
止したのちにも落下する凝縮水まで確実に排出でき、ま
た、請求項9に係わる発明は、滞留水が溢れたとき、空
気調和機を停止するとともに、異常を表示するようにし
たことにより、溢れ水が空気調和機外に流出するのを防
止するとともに、使用者は異常を知って対処でき、ま
た、請求項10に係わる発明は、滞留水が溢れたとき、
制御手段は、圧縮機の運転を停止したのちドレンポンプ
を所定時間継続運転して排水系の動作をチェックし、異
常であれば運転を停止して異常を表示するが、そうでな
い場合は通常運転に戻るので、溢水でたびたび空気調和
機が停止せず、使い勝手が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機のドレンポンプ制御装置の
一実施例およびその周辺の構成を示すブロック図
【図2】同実施例の構成を示す要部断面図
【図3】請求項1ないし3に係わる発明の一実施例の動
作を示すフローチャート
【図4】請求項1ないし2、および請求項4に係わる発
明の一実施例の動作を示すフローチャート
【図5】請求項5ないし7に係わる発明の一実施例の動
作を示すフローチャート
【図6】請求項5ないし6、および請求項8に係わる発
明の一実施例の動作を示すフローチャート
【図7】請求項9に係わる発明の一実施例の動作を示す
フローチャート
【図8】請求項10に係わる発明の一実施例の動作を示
すフローチャート
【図9】空気調和機の構成を示す冷凍サイクル図
【図10】空気調和機のドレンポンプ周辺の構成を示す
要部断面図
【図11】従来のドレンポンプとその周辺の構成を示す
要部断面図
【図12】従来のドレンポンプとその周辺の構成を示す
要部断面図
【図13】同従来例におけるドレンポンプ制御装置の構
成を示す回路図
【符号の説明】
1 空気調和機本体 2 送風機 3 室内熱交換器 4 水受け皿 5 ドレンポンプ 6 滞留水 7 室温検出器 8 ドレンポンプ制御装置 10 メモリ(記憶手段) 11 CPU(中央処理装置) 12 ドレンポンプドライブ回路(駆動手段) 13 表示器 16 浮き 17 溢水検出スイッチ 18 圧縮機 19 圧縮機回転数検出器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を用いた冷凍サイクルにより室内熱
    交換器で発生し、水受け皿に滞留した凝縮水を汲み出す
    ドレンポンプの動作を制御するドレンポンプ制御装置に
    おいて、室温が高いほどドレンポンプの回転数を大きく
    設定する所定の関係と停止条件とを記憶している記憶手
    段と、前記ドレンポンプを駆動する駆動手段と、全体の
    動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、室
    温を入力して前記記憶手段に記憶した室温とドレンポン
    プ回転数との関係と照合し、対応する回転数で前記ドレ
    ンポンプを駆動および停止させるように前記駆動手段を
    制御する空気調和機のドレンポンプ制御装置。
  2. 【請求項2】 記憶手段は、所定の室温範囲ごとに1つ
    のドレンポンプ回転数を記憶している請求項1記載の空
    気調和機のドレンポンプ制御装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段が記憶している停止条件が、所
    定値未満の室温に対して停止である請求項1ないし2の
    いずれかに記載の空気調和機のドレンポンプ制御装置。
  4. 【請求項4】 記憶手段が記憶している停止条件が、所
    定値未満の室温に対して所定時間の継続回転後に停止で
    ある請求項1ないし2のいずれかに記載の空気調和機の
    ドレンポンプ制御装置。
  5. 【請求項5】 冷媒を用いた冷凍サイクルにより室内熱
    交換器で発生し、水受け皿に滞留した凝縮水を汲み出す
    ドレンポンプの動作を制御するドレンポンプ制御装置に
    おいて、圧縮機回転数が大きいほど前記ドレンポンプの
    回転数を大きく設定する所定の関係と停止条件とを記憶
    している記憶手段と、前記ドレンポンプを駆動する駆動
    手段と、全体の動作を制御する制御手段とを備え、前記
    制御手段は、圧縮機回転数を入力して前記記憶手段に記
    憶した圧縮機回転数とドレンポンプ回転数との関係と照
    合し、対応するドレンポンプ回転数で前記ドレンポンプ
    を駆動および停止させるように前記駆動手段を制御する
    空気調和機のドレンポンプ制御装置。
  6. 【請求項6】 記憶手段は、所定の圧縮機回転数範囲ご
    とに1つのドレンポンプ回転数を記憶している請求項5
    記載の空気調和機のドレンポンプ制御装置。
  7. 【請求項7】 記憶手段が記憶している停止条件が、所
    定値未満の圧縮機回転数に対して停止である請求項5な
    いし6のいずれかに記載の空気調和機のドレンポンプ制
    御装置。
  8. 【請求項8】 記憶手段が記憶している停止条件が、所
    定値未満の圧縮機回転数に対して所定時間の継続回転後
    に停止である請求項5ないし6のいずれかに記載の空気
    調和機のドレンポンプ制御装置。
  9. 【請求項9】 溢水検出出力を入力し、滞留水が溢れた
    とき、制御手段は、空気調和機を停止するとともに、異
    常を表示するように制御する請求項1ないし8のいずれ
    かに記載の空気調和機のドレンポンプ制御装置。
  10. 【請求項10】 溢水検出出力を入力し、滞留水が溢れ
    たとき、制御手段は、圧縮機の運転を停止したのちドレ
    ンポンプを所定時間継続運転し、前記所定時間内に溢水
    が解消しない場合は空気調和機の運転を停止するととも
    に、異常を表示し、前記所定時間内に溢水が解消した場
    合は通常運転に戻るように制御する請求項1ないし8の
    いずれかに記載の空気調和機のドレンポンプ制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれかに記載
    の空気調和機のドレンポンプ制御装置における制御手段
    が実行するドレンポンプの制御方法。
JP7030317A 1995-02-20 1995-02-20 空気調和機のドレンポンプ制御装置および制御方法 Pending JPH08226662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7030317A JPH08226662A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 空気調和機のドレンポンプ制御装置および制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7030317A JPH08226662A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 空気調和機のドレンポンプ制御装置および制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08226662A true JPH08226662A (ja) 1996-09-03

Family

ID=12300424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7030317A Pending JPH08226662A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 空気調和機のドレンポンプ制御装置および制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08226662A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261536A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Takasago Thermal Eng Co Ltd 空調システムおよび空調システムの制御方法
JP2012052743A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2013057503A (ja) * 2012-11-22 2013-03-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
CN110425747A (zh) * 2019-08-01 2019-11-08 广东志高暖通设备股份有限公司 一种适用于变频热泵热水器的变频水泵控制方法
CN114562791A (zh) * 2022-01-20 2022-05-31 青岛海尔空调电子有限公司 用于控制空调器的方法及装置、空调器、存储介质
CN114811870A (zh) * 2022-04-02 2022-07-29 海信(广东)空调有限公司 空调器及其水泵的衰减补偿控制方法
WO2024008175A1 (zh) * 2022-07-07 2024-01-11 青岛海尔空调器有限总公司 一种除湿器控制方法、装置、设备和除湿器

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261536A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Takasago Thermal Eng Co Ltd 空調システムおよび空調システムの制御方法
JP2012052743A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2013057503A (ja) * 2012-11-22 2013-03-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
CN110425747A (zh) * 2019-08-01 2019-11-08 广东志高暖通设备股份有限公司 一种适用于变频热泵热水器的变频水泵控制方法
CN110425747B (zh) * 2019-08-01 2021-04-09 广东志高暖通设备股份有限公司 一种适用于变频热泵热水器的变频水泵控制方法
CN114562791A (zh) * 2022-01-20 2022-05-31 青岛海尔空调电子有限公司 用于控制空调器的方法及装置、空调器、存储介质
CN114811870A (zh) * 2022-04-02 2022-07-29 海信(广东)空调有限公司 空调器及其水泵的衰减补偿控制方法
CN114811870B (zh) * 2022-04-02 2024-04-16 海信(广东)空调有限公司 空调器及其水泵的衰减补偿控制方法
WO2024008175A1 (zh) * 2022-07-07 2024-01-11 青岛海尔空调器有限总公司 一种除湿器控制方法、装置、设备和除湿器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6109043A (en) Low profile ice maker
CN114353188A (zh) 移动空调及其控制方法
JPH08226662A (ja) 空気調和機のドレンポンプ制御装置および制御方法
CN110849034B (zh) 热泵系统的控制方法、装置、热泵系统及存储介质
CN113739351B (zh) 一种空调及其排水方法
JPH06221596A (ja) 空気調和機のドレンポンプ制御装置
JP6721060B2 (ja) 空気調和機
JPH1047734A (ja) 空気調和機
JP2823336B2 (ja) 空気調和機のドレンポンプ制御装置および制御方法
JPH08105635A (ja) 空気調和機
JPH05141686A (ja) 空気調和機のドレン水位検出装置
JP3448357B2 (ja) 空気調和機のドレン水処理装置
JPH06257834A (ja) 空気調和機のドレンポンプ制御装置および制御方法
JP3459467B2 (ja) ドレン水処理装置およびこの装置を備えた空気調和装置
JP2002286335A (ja) セルタイプ製氷機
JP2003254592A (ja) 空気調和機の凝縮水処理装置
JP2009068815A (ja) 冷蔵庫
JP4189759B2 (ja) 空気調和機
JP3074792B2 (ja) 空気調和装置のドレンポンプの運転制御装置
JP4164320B2 (ja) 空気調和装置
JP2002266616A (ja) エンジンオイル供給装置
KR100317288B1 (ko) 공기조화기의 배수펌프 제어방법
JP3475856B2 (ja) 空気調和機の停電安全装置
JPH09178251A (ja) 空気調和機のドレンポンプ制御装置
JP3148669B2 (ja) 洗濯機