JPH08105635A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH08105635A
JPH08105635A JP6241410A JP24141094A JPH08105635A JP H08105635 A JPH08105635 A JP H08105635A JP 6241410 A JP6241410 A JP 6241410A JP 24141094 A JP24141094 A JP 24141094A JP H08105635 A JPH08105635 A JP H08105635A
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JP
Japan
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drain
water level
heat exchanger
water
pump
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Pending
Application number
JP6241410A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Ogata
英行 尾形
So Hiraoka
宗 平岡
Haruyuki Kodama
晴之 児玉
Tetsuhisa Yamashita
哲央 山下
Hirokuni Suzuki
洋邦 鈴木
Kunihiro Inui
邦弘 乾
Hideo Harada
英生 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 停止中の室内側熱交換器からドレン水が滴下
しても、ドレンパンからドレン水が溢れ出て周囲を汚す
ことのない。経済的で、信頼性の高い空気調和機を得
る。 【構成】 冷媒を循環させる圧縮機、室内側熱交換器、
絞り機構、および室内を冷房する室内側熱交換器が順次
配管で接続された空気調和機において、室内側熱交換器
(図示せず)から滴下したドレン水2をドレンパン1が
貯水し、この貯水されたドレンパン1のドレン水位2
を、このドレンパン1の底部から所定の位置に設けられ
た水位検出手段6が検出し、この検出結果から、熱交換
器の冷房運転停止中のドレン水2の水位が予め設定され
高水位基準に達したことを確認して、制御手段7がドレ
ンポンプ3を運転してドレン水を排水し、この排水によ
って低下したドレン水2の水位が予め設定された低水位
基準に達したことを確認して、制御手段7がドレンポン
プ3を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷・除湿運転中のド
レンパンのドレン水位から圧縮機およびドレンポンプの
運転を制御する空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7および図8は特公平2−4141号
公告公報に示された従来の空調装置用ドレン水排水装置
図およびドレン水位検知センサの断面図である。図7に
おいて、1はドレン皿、2はドレン皿1に溜まったドレ
ン水、3はドレンポンプ、5は配管、8は異常水位警告
灯、10は水位検知センサ、11はフィルターである。
図8において、12は中空円柱、13は中空円柱12に
はめ込んだリング状フロート、14はリング状フロート
13の内周面に埋め込まれたリング状磁石、15は中空
円柱12の内部に配置された水位検知用リードスイッ
チ、16は水位検知用リードスイッチ15の上方に配置
された警告用リードスイッチである。
【0003】次に、動作について説明する。空調装置の
作動によりドレン水がドレン皿1に溜まりドレン水の水
位が所定レベルまで上昇すると、これに応じて水位検知
センサ10のリング状フロート13が上昇する。水位が
所定レベルに達すると、リング状フロート13に埋め込
んだリング状磁石14が水位検知用リードスイッチ15
を動作させる。このリードスイッチ15が動作すること
により信号が信号線SLを介してドレンポンプ3を動作
させ、ドレン水をドレン皿1から排出する。なお、フィ
ルタ11が詰まったり、あるいはドレンポンプ3が故障
したりすることによりドレン皿1のドレン水の水位が異
常に上昇する。これにより、リング状フロート13は所
定レベルまで上昇し、警告用リードスイッチ16を働か
せ、異常警告灯8が点灯する。
【0004】また、冷房運転または除湿運転中に、水位
検知器が高水位を検出したときにドレンポンプを駆動し
てドレン水を排出し、この排水により、低水位を検出し
たときにドレンポンプの駆動を停止させるドレンポンプ
駆動制御回路を備えた空気調和機のドレン水排水装置
が、特開平3−164624号公報に開示されている。
【0005】次に、この動作をフローチャート図9を参
考にして説明する。ユニットの運転が開始され、それが
冷房運転またはドライ運転であった場合には水位検知器
によりドレン水の水位を検出する。水位が高水位レベル
であった場合にはドレンポンプの運転を開始する。ドレ
ンポンプの運転により水位が下がり水位検出器が低水位
レベルを検出したらドレンポンプの運転を停止する。ド
レンポンプの停止後、再度高水位レベルを検出したらド
レンポンプを再度運転し上述の制御を繰り返す。また、
ユニットが運転されていないときは、ドレン水発生装置
を備えた空気調和機をマルチシステムの室内ユニットと
して使用し、例えば、図10および図11の冷媒および
制御系統図に示すように室内ユニットAは停止、他の室
内ユニットB,Cは冷房またはドライ運転で使用された
とする。室外機中には各室内ユニットへとつながる冷媒
回路中に冷媒の流量を調節する弁VA 、VB 、VC が設
けられており、上記のような運転がされた場合には停止
中の室内ユニットAには冷媒が全く流れないように弁V
A を閉じるように制御する。しかし、冷媒を循環させる
圧縮機の運転を停止しないかぎり、弁の仕様上冷媒の流
入を完全になくすことはできないため、他の運転中のユ
ニットB,Cへと流れる冷媒の一部がユニットAへ流入
する。このようにして流入した冷媒により熱交換器の温
度が低下してドレン水が発生する。このドレン水の発生
によりドレンパンのドレン水位が上昇し、この上昇した
水位を水位検知用センサが検出し、この検出信号がマイ
コンに送られても、ユニット停止中は、ドレンポンプを
運転してドレン水の排水を行わないために、ドレン水が
ドレンパンより溢れ出ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の例では、ユニッ
トが運転している状態で、ドレン水を排水する配管に詰
まりを生じたり、あるいはドレンポンプが故障して、ド
レン水の発生量がポンプの排水量より多くなり、ドレン
水がドレンパンより溢れ出て、周囲を濡らすという問題
点があった。また、ドレンポンプの運転・停止関わらず
ドレン水の異常水位を検出し、この検出結果から異常水
位を警告灯で知らせていたために、ドレンポンプの運転
によりドレン水の異常水位が下がって正常水位になるも
のまで、異常水位であると判断したり、また、ユニット
本体の表示灯に常に注意していなければならないという
煩わしさや、また表示に気付くのが遅れ、ドレン水がド
レンパンより溢れ出て、周囲を濡らすという問題点があ
った。また、ドレン水の排水装置を備えたマルチの室内
ユニットと室外ユニットとからなる室内マルチ空気調和
機において、停止中の室内ユニットに冷媒が全く流れな
いように弁を閉じても、弁の仕様上冷媒の流入を完全に
無くすことはできないため、この停止中の室内ユニット
にも室外ユニットから供給される冷媒が流入し、熱交換
器の温度が低下してドレン水が発生する。この発生した
ドレン水により、水位が上昇してもドレン水の排水を行
わないため、ドレン水がドレンパンより溢れ出て、周囲
を濡らすという問題点があった。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、冷媒を循環させる圧縮機の運転
を停止したり、または、必要な時のみドレンポンプを運
転したりして、常にドレン水がドレンパンより溢れ出
て、周囲を濡らすことのない経済的で、信頼性の高い空
気調和機を得ることを目的とする。また、ドレン水の水
位がドレンポンプ駆動後の所定時間内に予め設定された
高水位基準に達した時に警報するために、信頼性が高
く、遠くにいても異常がすぐにわかる使い勝手の良い空
気調和機を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機においては、冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱交換
器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱交換
器が順次配管で接続された空気調和機において、前記室
内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレンパ
ンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排水す
るドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定の位
置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位検出
手段と、前記室内側熱交換器の運転信号から前記室内側
熱交換器の除湿運転有無を判別する除湿判別部と、この
除湿判別部の判別結果に基づいて、前記室内側熱交換器
の除湿運転時に、前記ドレンポンプを駆動させるポンプ
駆動部と、このポンプ駆動部の駆動結果および前記水位
検出手段の検出結果に基づいて、前記ドレンポンプ駆動
後の所定時間内に前記水位が予め設定された高水位基準
に達した時、前記圧縮機の駆動を停止させる制御手段
と、を備えたものである。
【0009】また、冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱
交換器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱
交換器が順次配管で接続された空気調和機において、前
記室内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレ
ンパンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排
水するドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定
の位置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位
検出手段と、この水位検出手段の検出結果に基づいて、
前記ドレン水の水位が予め設定された高水位基準に達し
た時、前記ドレンポンプを駆動させるポンプ駆動部と、
このポンプ駆動部の駆動結果および前記水位検出手段の
検出結果に基づいて、前記ドレンポンプ駆動後の所定時
間内に前記水位が予め設定された高水位基準に達した
時、前記圧縮機の駆動を停止させる制御手段と、を備え
たものである。
【0010】また、冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱
交換器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱
交換器が順次配管で接続された空気調和機において、前
記室内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレ
ンパンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排
水するドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定
の位置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位
検出手段と、前記圧縮機の駆動信号から前記圧縮機の駆
動有無を判別する圧縮機判別部と、この圧縮機判別部の
判別結果および前記水位検出手段の検出結果に基づい
て、前記圧縮機の駆動が停止中で、かつ前記ドレン水の
水位が予め設定された高水位基準に達した時、前記ドレ
ンポンプを駆動させる制御手段と、を備えたものであ
る。
【0011】また、冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱
交換器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱
交換器が順次配管で接続された空気調和機において、前
記室内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレ
ンパンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排
水するドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定
の位置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位
検出手段と、前記室内側熱交器の運転信号から前記室内
側熱交換器の除湿運転有無を判別する除湿判別部と、こ
の除湿判別部の判別結果および前記水位検出手段の検出
結果に基づいて、前記室内側熱交換器の除湿運転が停止
中で、かつ前記ドレン水の水位が予め設定された高水位
基準に達した時、前記ドレンポンプを駆動させる制御手
段と、を備えたものである。
【0012】また、冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱
交換器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱
交換器が順次配管で接続された空気調和機において、前
記室内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレ
ンパンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排
水するドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定
の位置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位
検出手段と、前記室内側熱交換器の運転信号から前記室
内側熱交換器の除湿運転有無を判別する除湿判別部と、
この除湿判別部の判別結果および前記水位検出手段の検
出結果に基づいて、前記室内側熱交換器の除湿運転が停
止中で、かつ前記ドレン水の水位が予め設定された低水
位基準以下の時、前記ドレンポンプを停止させる制御手
段と、を備えたものである。
【0013】また、前記水位検出手段の故障有無を判別
するセンサ故障判別部、を具備し、このセンサ故障判別
部が前記水位検出手段の故障を検出した時、前記ドレン
ポンプを駆動させるものである。
【0014】また、前記水位検出手段の検出結果および
前記ドレンポンプの駆動結果に基づいて、前記ドレンポ
ンプ駆動後の所定時間内に前記水位が予め設定された高
水位基準に達した時、前記ドレン水の高水位を警報する
警報手段、を備えたものである。
【0015】
【作用】以上のように構成された空気調和機において
は、室内空気を除湿する室内側熱交換器から滴下したド
レン水をドレンパンが貯水し、この貯水されたドレンパ
ンのドレン水を室内側熱交換器の除湿運転が開始される
とドレンポンプが排水し、この排水された後のドレン水
の水位をドレンパンの底部から所定の位置に設けられた
水位検出手段が検出し、この検出したドレン水位が所定
時間内に予め設定された高水位基準に達した時、制御手
段が圧縮機を停止させて、室内側熱交換器からドレン水
が滴下しないようにする。
【0016】また、室内空気を除湿する室内側熱交換器
から滴下したドレン水をドレンパンが貯水し、この貯水
されたドレンパンのドレン水位を、ドレンパンの底部か
ら所定の位置に設けられた水位検出手段が検出し、この
検出したドレン水の水位が予め設定された高水位基準に
達した時、このドレン水をドレンポンプが排水し、この
排水結果でドレン水位が所定時間内に再び予め設定され
た高水位基準に達した時、制御手段が圧縮機を停止させ
て、室内側熱交換器からドレン水が滴下しないようにす
る。
【0017】また、室内空気を除湿する室内側熱交換器
から滴下したドレン水をドレンパンが貯水し、この貯水
されたドレンパンのドレン水位を、このドレンパンの底
部から所定の位置に設けられた水位検出手段が検出し、
また、圧縮機の運転有無を圧縮機判別部が判別し、この
判別結果および水位検出手段の検出結果から、圧縮機が
停止中で、かつドレン水の水位が予め設定された高水位
基準に達した時、制御手段がドレンポンプを運転させて
ドレンパンのドレン水を排水する。
【0018】また、室内空気を除湿する室内側熱交換器
から滴下したドレン水をドレンパンが貯水し、この貯水
されたドレンパンのドレン水位を、このドレンパンの底
部から所定の位置に設けられた水位検出手段が検出し、
また、室内側熱交換器の除湿運転有無を除湿判別部が判
別し、この判別結果および水位検出手段の検出結果か
ら、室内側熱交器の除湿運転が停止中で、かつドレン水
の水位が予め設定された高水位基準に達した時、制御手
段がドレンポンプを運転させてドレンパンのドレン水を
排水する。
【0019】また、室内空気を除湿する室内側熱交換器
から滴下したドレン水をドレンパンが貯水し、この貯水
されたドレンパンのドレン水位を、このドレンパンの底
部から所定の位置に設けられた水位検出手段が検出し、
また、室内側熱交換器の除湿運転有無を除湿判別部が判
別し、この判別結果および水位検出手段の検出結果か
ら、室内側熱交器の除湿運転が停止中で、かつドレン水
の水位が予め設定された低水位基準に達した時、制御手
段がドレンポンプを停止させる。
【0020】また、センサ故障判別部が水位検出手段の
故障を検出した時、ドレンポンプを運転させる。
【0021】また、水位検出手段の検出結果およびドレ
ンポンプの駆動結果から、ドレン水の水位がドレンポン
プ駆動後の所定時間内に予め設定された高水位基準に達
した時、警報手段がドレン水の高水位を警報する。
【0022】
【実施例】
実施例1.図1は、この実施例1の概略図であり、圧縮
機、室外側熱交換器、絞り機構、および室内を冷房する
室内側熱交換器が順次配管で接続された空気調和機のド
レン水の排水装置部のみを示したものである。1は室内
熱交換器(図示せず)の下方に設置されるドレンパン
で、熱交換器に結露した水は滴下してドレンパン1に溜
まり、この溜まったドレン水2を排水させるためにドレ
ンポンプ3が設置されており、ドレン水2はドレンポン
プ3の吸込口4から吸い込まれ5の配管から室外に排水
される。6aはドレン水の水位が異常に上昇した時にそ
の水位を検出するセンサ手段でドレンパン1の底より高
さh1の所定の位置に設置される。ここで高さ(水位)
h1はドレンポンプ3の運転が停止されたとき、ポンプ
内と配管5内のドレン水がドレンパン1に戻り水位がド
レンポンプ3の運転中の定常水位より上昇する分を見込
み、その上昇後の水位より十分高い位置になるようにす
る。7は制御手段である制御部で、センサ手段6aから
の信号によりドレンポンプ3、ユニット(図示せず)、
異常表示灯8、および警報器9のon−off動作の制
御を行なったり、圧縮機の運転有無を判別する圧縮機判
別部(図示せず)や、室内側熱交器の温度信号に相当す
る信号から室内側熱交換器の除湿運転有無を判別する除
湿判別部(図示せず)や、センサ6aの故障有無を判定
するセンサ故障判別部(図示せず)に基づいて制御する
ものである。なお、ここで言う室内側熱交換器の運転信
号とは、室内側熱交換器の温度信号、室内側熱交器内の
圧力信号、室内温度検出器の信号、および室内側熱交器
への冷媒の流入出を制御する弁の開閉信号等を指す。図
2は制御部7の制御内容を表す制御フローチャート図で
ある。
【0023】次に、この実施例1の動作説明を概略図
1、およびセンサ手段6aからの信号によりドレンポン
プ3、ユニット(図示せず)、異常表示灯8、警報器9
を制御する制御部7の制御内容を表すフローチャート図
2を使って説明する。まず冷媒を循環させる圧縮機、室
外側熱交換器、絞り機構、および室内を冷房する室内側
熱交換器が順次配管で接続されたユニット(図示せず)
が運転され、この運転が冷房運転・ドライ運転等の室内
熱交換器からドレン水を発生するような除湿運転モード
であれば、ドレンポンプ3の運転を開始(on)し、室
内熱交換器で除湿されたドレン水2はドレンポンプ3の
吸込口4から吸い込まれ、配管5を通じて室外へと排水
される。しかし、ドレンポンプ3の故障または配管5の
詰まり等によりドレン水2の水位が異常に上昇し、セン
サ手段6aが予め設定された高水位、即ち異常水位h1
を検出すると、ユニットの運転を停止(off)させ、
異常表示灯8および警報器9等によって異常を知らせ
る。センサ手段6aが異常水位h1を検出しなければ水
位の検出を繰り返す。
【0024】次に、ユニットが運転されていないときで
も、センサ手段6aがドレン水2の水位を検出し、この
検出した水位が異常水位h1の場合は、ドレンポンプ3
をt1秒間運転する。その後再度センサ手段6aにより
水位を検出し異常水位h1を検出した場合は、ドレンポ
ンプ3の故障または配管5の詰まり等と判定して、異常
表示灯8および警報器9をonさせる。なお、第2のセ
ンサ手段6aが異常水位h1を検出しなければ水位の検
出を繰り返す。ここでドレンポンプ3の運転時間t1
は、空気調和機の制御部7にて任意に設定できるものと
する。また、ドレン水位が後述する低水位になるまでド
レンポンプ3を運転し、センサ手段6aが所定時間内に
異常水位h1を検出した場合、ドレンポンプ3の故障ま
たは配管5の詰まり等と判定ていしても同じである。な
お、ここで言う所定時間内とは、ドレンポンプ3が異常
水位h1までに貯水されたドレン水2の水位を低水位に
するまでの排水時間と、ドレン水2の水位が低水位ら異
常水位h1までに貯水される貯水時間との合計時間より
短い時間を意味する。このようにすれば、ユニットの運
転が停止された後の冷たい室内熱交換器によって除湿さ
れたドレン水2がドレンパン1から溢れでることはな
い。以上、ユニットが運転されていないときで説明した
が、冷媒を循環させる圧縮機のみの運転を停止して、ほ
ぼ同じ効果が得らる。
【0025】実施例2.図3は、この実施例2の分離型
空気調和機のドレン水排水装置部の概略図であり、1は
室内熱交換器(図示せず)の下方に設置されるドレンパ
ンで、この図3では排水部のみを示している。熱交換器
に結露して滴下してこのドレンパン1に溜まったドレン
水2を排水させるためにドレンポンプ3が設置されてお
り、ドレン水2はドレンポンプ3の吸込口4から吸い込
まれ5の配管を通じて室外に排水される。6aはドレン
水2の水位が異常に上昇した時にその水位を検出する第
2のセンサ手段で、ドレンパン1の底より高さh1の所
定の位置、即ち、第2の所定位置に設置される。ここで
高さ(水位)h1はドレンポンプ3の運転が停止された
とき、ポンプ内と配管5内のドレン水がドレンパン1に
戻り水位がドレンポンプ3の運転中の定常水位より上昇
する分を見込み、その上昇後の水位より十分高い位置に
なるようにする。6bはドレン水2の水位が十分に上昇
した時にその排水すべき水位を検出する第1のセンサ手
段で、ドレンパン1の底より高さh2の位置、即ち、第
1の所定位置に設置される。ここで高さ(水位)h2は
ドレンポンプ3の運転中の定常水位よりも高くh1より
も低い位置とする。7は、センサ手段6aからの信号に
よりドレンポンプ3、ユニット(図示せず)、異常表示
灯8、および警報器9のon−offの動作の制御を行
う制御部である。図4は制御部7のこの発明における制
御内容を表す制御フローチャート図である。
【0026】次に、この実施例2の動作説明を概略図
3、およびの制御フローチャート図4を使って説明す
る。まずユニット(ユニット)が運転され、それが冷房
運転・ドライ運転等の熱交換器からドレン水を発生する
ような除湿運転モードであれば、センサ手段6aおよび
6bの故障判定を、例えば各センサからの導通波形と予
め設定された導通波形を比較してセンサ故障判定部が行
う。センサ手段6aおよび6bが正常であれば、センサ
手段6bにて水位の検出を続け水位h2を検出したらド
レンポンプ3の運転を開始(on)し、ドレン水2はド
レンポンプ3の吸込口4から吸い込まれ配管5を通じて
室外へと排水される。その後センサ手段6aにて水位検
出を行ない異常水位h1を検出した場合はドレンポンプ
3の故障または配管5の詰まり等と判定して、ユニット
の運転を停止(off)し、異常表示灯8および警報器
9をonさせて異常を知らせる。センサ手段6aが異常
水位h1を検出しなければ水位の検出を繰り返す。セン
サ手段6aおよび6bが正常でなければドレンポンプ3
を運転し、ユニットの運転を停止し、異常表示灯8およ
び警報器9をonさせて異常を知らせる。なお、センサ
故障判定部がセンサ手段6a,6bのいずれかが故障し
たと判断したときは、ドレンポンプ3を運転させながら
故障の表示をする。
【0027】次に、ユニットが運転されていないとき
は、センサ手段6aおよび6bの故障判定を行う。セン
サ手段6aおよび6bが正常であればセンサ手段6aに
て水位の検出を行い水位h1を検出したら、ドレンポン
プ3をt2秒間運転する。その後再度センサ手段6aに
より水位を検出し異常水位h1を検出した場合はドレン
ポンプ3の故障または配管5の詰まり等と判定して、異
常表示灯8および警報器9をonさせる。ここでドレン
ポンプ3の運転時間t2は、空気調和機の制御部7にて
任意に設定できるものとする。センサ手段6aおよび6
bが正常でなければドレンポンプ3を運転し、異常表示
灯8および警報器9をonさせ異常を知らせる。
【0028】実施例3.図5は、この実施例3の空気調
和機のドレン水排水装置部の概略図であり、1は室内熱
交換器(図示せず)の下方に設置されるドレンパンで、
この図3では排水部のみを示している。熱交換器に結露
して滴下してこのドレンパン1に溜まったドレン水2を
排水させるためにドレンポンプ3が設置されており、ド
レン水2はドレンポンプ3の吸込口4から吸い込まれ5
の配管から室外に排水される。6cはフロート式の水位
検知器でフロート部6d、検知部6eで構成されてい
る。水位検知器6cは異常水位h1、排水すべき高水位
レベルh2、および排水を停止させる低水位レベルh3
をフロート部6dの上下動により検知部6eで検出す
る。ここで異常水位h1はドレンポンプ3が運転されて
停止したとき、ポンプ3内と配管5内の水がドレンパン
1に戻り、ドレンパン1の水位がドレンポンプ3の運転
中の定常水位より上昇する。この分を見込み、その上昇
後の水位より十分高い位置になるようにh1の高さを決
定する。低水位h3はドレンポンプ3の吸込口4よりも
若干高くドレンパン1底の異物等を吸い込まないような
位置とする。また高水位h2は低水位h3でドレンポン
プ3の運転が停止されたとき、ポンプ3内と配管5内の
水がドレンパン1に戻り、ドレンパン1の水位が低水位
h3より上昇する。この上昇後の水位がh2を越えない
ように十分高い位置になるようにする。7は検知部6e
からの信号によりドレンポンプ3、ユニット(図示せ
ず)、異常表示灯8、および警報器9の制御を行う制御
部である。図6は制御部7のこの発明における制御内容
を表す制御フローチャート図である。
【0029】次に、この実施例3の動作説明を概略図5
と、検出部6eからの信号によりドレンポンプ3、ユニ
ット(ユニット)、異常表示灯8、警報器9を制御する
制御部7の制御内容を表す制御フローチャート図6を使
って説明する。まずユニット(図示せず)が運転され、
それが冷房運転・ドライ運転等の熱交換器からドレン水
を発生するような除湿運転モードであれば、水位検知器
6cにてドレン水2の水位を検出する。高水位h2が検
出されたときドレンポンプ3の運転を開始(on)し、
ドレン水2はドレンポンプ3の吸込口4から吸い込まれ
配管5を通じて室外へと排水される。低水位h3が検出
されたらドレンポンプ3を停止(off)する。低水位
h3が検出されず異常水位h1が検出された場合はドレ
ンポンプ3の故障または配管5の詰まり等と判定して、
ユニットの運転を停止(off)して異常表示灯8およ
び警報器9をonさせて異常を知らせる。異常水位h1
を検出しなければ水位の検出を繰り返す。次にユニット
が運転されていないときでも、水位検知器6cがドレン
水2の水位を検出する。水位検知器が異常水位h1を検
出したとき、ドレンポンプ3の運転を開始し、その後低
水位h3を検出したらドレンポンプ3を停止する。低水
位h3が検出されない場合は、ドレンポンプを運転しな
がらt3秒後に再度水位を検出し、異常水位h1を検出
された場合は、ドレンポンプ3の故障または配管5の詰
まり等と判定して、異常表示灯8および警報器9をon
させ異常を知らせる。異常水位h1が検出されなければ
低水位h3が検出されるまでポンプを運転しながら水位
の検出を繰り返す。ここで水位検出の待機時間t3は、
分離型空気調和機の制御部7にて設定できるものとす
る。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載された効果を奏する。
【0031】室内空気を除湿する室内側熱交換器から滴
下したドレン水を貯水し、この貯水されたドレンパンの
ドレン水を室内側熱交換器の除湿運転が開始されるとド
レンポンプが排水し、この排水された後のドレン水の水
位をドレンパンの底部から所定の位置に設けられた水位
検出手段が検出し、この検出したドレン水位が所定時間
内に予め設定された高水位基準に達した時、制御手段が
圧縮機を停止させて、室内側熱交換器からドレン水が滴
下しないようにするために、ドレンパンからドレン水が
溢れ出て周囲を濡らすことのない信頼性の高い空気調和
機が得られる。
【0032】また、室内空気を除湿する室内側熱交換器
から滴下したドレン水の水位が予め設定され高水位基準
に達した時、ドレンポンプを運転させてドレン水を排水
し、この排水結果でドレン水位が所定時間内に予め設定
された高水位基準に達した時、制御手段が圧縮機の運転
を停止させて、室内側熱交換器からドレン水が滴下しな
いようにするために、ドレンパンからドレン水が溢れ出
て周囲を濡らすことのない信頼性の高い空気調和機が得
られる。
【0033】また、圧縮機が停止中に、室内空気を除湿
する室内側熱交換器から滴下したドレン水の水位が予め
設定され高水位基準に達した時、制御手段がドレンポン
プを運転させてドレンパンのドレン水を排水するため
に、圧縮機停止後の冷却された室内側熱交換器からドレ
ン水が滴下しつづけても、ドレンパンからドレン水が溢
れ出て周囲を濡らすことのない信頼性の高い空気調和機
が得られる。
【0034】また、室内側熱交換器の除湿運転が停止中
に、室内空気を除湿する室内側熱交換器から滴下したド
レン水の水位が予め設定され高水位基準に達した時に、
制御手段がドレンポンプを運転させてドレン水を排水す
るために、圧縮機停止後の冷却された室内側熱交換器か
らドレン水が滴下しつづけても、また、特に室内側熱交
換器が複数台あるマルチタイプの空気調和機において、
除湿運転をしていない室内側熱交換器の入口冷媒弁が洩
れ、冷媒が室内側熱交換器に流れてドレン水が発生して
も、ドレンパンからドレン水が溢れ出て周囲を濡らすこ
とのない信頼性の高い空気調和機が得られる。
【0035】また、室内側熱交換器の除湿運転が停止中
に、室内空気を除湿する室内側熱交換器から滴下したド
レン水の水位が予め設定され低水位基準に達した時に、
制御手段がドレンポンプを停止させるために、ドレンポ
ンプがドレンパン低部の異物を吸い込んで、故障するこ
とがなく、ドレンポンプの消費電力を抑えた経済的で、
信頼性の高い空気調和機が得られる。
【0036】また、水位検出手段の故障をセンサ故障判
定部が判別し、水位検出手段の故障を検出した時、ドレ
ンポンプを運転させるために、水位検出手段が故障して
もドレンパンからドレン水が溢れ出て周囲を濡らすこと
のない信頼性の高い空気調和機が得られる。
【0037】また、水位検出手段の検出結果およびドレ
ンポンプの駆動結果から、ドレン水の水位がドレンポン
プ駆動後の所定時間内に予め設定された高水位基準に達
した時、警報手段がドレン水の高水位を警報するで、ド
レンポンプ駆動前にドレン水の水位が高水位でもポンプ
駆動後に低水位になれば、正常であると判断する信頼性
が高く、遠くにいても異常がすぐにわかる使い勝手の良
い空気調和機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1における空気調和機のド
レン水排水装置部の概略図。
【図2】 この発明の実施例1の制御部7の制御内容を
表す制御フローチャート図。
【図3】 この発明の実施例2における分離型空気調和
機のドレン水排水装置部の概略図。
【図4】 この発明の実施例2の制御部7の制御内容を
表す制御フローチャート図。
【図5】 この発明の実施例3における分離型空気調和
機のドレン水排水装置部の概略図。
【図6】 この発明の実施例3の制御部7の制御内容を
表す制御フローチャート図。
【図7】 従来の空調装置用ドレン水排水装置概略図。
【図8】 従来の空調装置用ドレン水排水装置で使用さ
れる水位検知センサの断面図。
【図9】 従来の空調装置用ドレン水排水装置の制御内
容を表す制御フローチャート図。
【図10】 従来の空調装置用ドレン水排水装置の冷媒
系統図。
【図11】 従来の空調装置用ドレン水排水装置の制御
系統図。
【符号の説明】
1 ドレンパン、2 ドレン水、3 ドレンポンプ、4
ドレンポンプ吸込口、5 配管、6a センサ手段
(異常水位検知)、6b センサ手段(高水位検知)、
6c フロート式水位検知器、6d 6cのフロート
部、6e 6cの検知部、7 制御部、8 異常表示
灯、9 警報器、10 水位検知センサ、11フィルタ
ー、12 10の中空円柱、13 10のリング状フロ
ート、1413のリング状磁石、15 12内の水位検
知用リードスイッチ、16 12内の警告用リードスイ
ッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 晴之 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 山下 哲央 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 鈴木 洋邦 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 乾 邦弘 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 原田 英生 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱交換
    器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱交換
    器が順次配管で接続された空気調和機において、前記室
    内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレンパ
    ンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排水す
    るドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定の位
    置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位検出
    手段と、前記室内側熱交器の運転信号から前記室内側熱
    交換器の除湿運転有無を判別する除湿判別部と、この除
    湿判別部の判別結果に基づいて、前記室内側熱交換器の
    除湿運転時に、前記ドレンポンプを駆動させるポンプ駆
    動部と、このポンプ駆動部の駆動結果および前記水位検
    出手段の検出結果に基づいて、前記ドレンポンプ駆動後
    の所定時間内に前記水位が予め設定された高水位基準に
    達した時、前記圧縮機の駆動を停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱交換
    器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱交換
    器が順次配管で接続された空気調和機において、前記室
    内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレンパ
    ンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排水す
    るドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定の位
    置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位検出
    手段と、この水位検出手段の検出結果に基づいて、前記
    ドレン水の水位が予め設定された高水位基準に達した
    時、前記ドレンポンプを駆動させるポンプ駆動部と、こ
    のポンプ駆動部の駆動結果および前記水位検出手段の検
    出結果に基づいて、前記ドレンポンプ駆動後の所定時間
    内に前記水位が予め設定された高水位基準に達した時、
    前記圧縮機の駆動を停止させる制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱交換
    器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱交換
    器が順次配管で接続された空気調和機において、前記室
    内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレンパ
    ンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排水す
    るドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定の位
    置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位検出
    手段と、前記圧縮機の駆動信号から前記圧縮機の駆動有
    無を判別する圧縮機判別部と、この圧縮機判別部の判別
    結果および前記水位検出手段の検出結果に基づいて、前
    記圧縮機の駆動が停止中で、かつ前記ドレン水の水位が
    予め設定された高水位基準に達した時、前記ドレンポン
    プを駆動させる制御手段と、を備えたことを特徴とする
    空気調和機。
  4. 【請求項4】 冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱交換
    器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱交換
    器が順次配管で接続された空気調和機において、前記室
    内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレンパ
    ンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排水す
    るドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定の位
    置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位検出
    手段と、前記室内側熱交換器の運転信号から前記室内側
    熱交換器の除湿運転有無を判別する除湿判別部と、この
    除湿判別部の判別結果および前記水位検出手段の検出結
    果に基づいて、前記室内側熱交換器の除湿運転が停止中
    で、かつ前記ドレン水の水位が予め設定された高水位基
    準に達した時、前記ドレンポンプを駆動させる制御手段
    と、を備えたことを特徴とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 冷媒を循環させる圧縮機、室外側熱交換
    器、絞り機構、および室内空気を除湿する室内側熱交換
    器が順次配管で接続された空気調和機において、前記室
    内側熱交換器から滴下したドレン水を貯水するドレンパ
    ンと、このドレンパンが貯水した前記ドレン水を排水す
    るドレンポンプと、前記ドレンパンの底部から所定の位
    置に設けられ、前記ドレン水の水位を検出する水位検出
    手段と、前記室内側熱交器の運転信号から前記室内側熱
    交器の除湿運転有無を判別する除湿判別部と、この除湿
    判別部の判別結果および前記水位検出手段の検出結果に
    基づいて、前記室内側熱交換器の除湿運転が停止中で、
    かつ前記ドレン水の水位が予め設定された低水位基準以
    下の時、前記ドレンポンプを停止させる制御手段と、を
    備えたことを特徴とする空気調和機。
  6. 【請求項6】 前記水位検出手段の故障有無を判別する
    センサ故障判別部、を具備し、このセンサ故障判別部が
    前記水位検出手段の故障を検出した時、前記ドレンポン
    プを駆動させることを特徴とする請求項1から請求項5
    までのいずれかに記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記水位検出手段の検出結果および前記
    ドレンポンプの駆動結果に基づいて、前記ドレンポンプ
    駆動後の所定時間内に前記水位が予め設定された高水位
    基準に達した時、前記ドレン水の高水位を警報する警報
    手段、を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4
    までのいずれかに記載の空気調和機。
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