JPH08226514A - 電動式直線往復動装置 - Google Patents
電動式直線往復動装置Info
- Publication number
- JPH08226514A JPH08226514A JP3498395A JP3498395A JPH08226514A JP H08226514 A JPH08226514 A JP H08226514A JP 3498395 A JP3498395 A JP 3498395A JP 3498395 A JP3498395 A JP 3498395A JP H08226514 A JPH08226514 A JP H08226514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- timing belt
- guide rail
- driven
- slide block
- Prior art date
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動モータを用いた電動式直線往復動装置を
薄型化する。 【構成】 ハウジング10の幅方向中央部に長手方向に
沿ってガイドレール13が設けられ、ハウジング10の
隅部に回転自在に4つの従動側プーリー21〜24が設
けられ、これらの従動側プーリー21〜24に掛けわた
されたタイミングベルト25をガイドレール13を囲む
ようにして設け、ハウジング10に摺動自在に設けられ
たスライドブロック15にタイミングベルト25を連結
し、タイミングベルト25を駆動側プーリー28を有す
るモータ26により駆動するようにしている。また、従
動側プーリー21〜24はハウジング10の両端部の幅
方向隅部に設けられ、駆動側プーリー28はハウジング
10の一方端に設けられた2つの従動側プーリー21,
22よりもハウジング10の長手方向中央側にずらした
位置に設けられている。
薄型化する。 【構成】 ハウジング10の幅方向中央部に長手方向に
沿ってガイドレール13が設けられ、ハウジング10の
隅部に回転自在に4つの従動側プーリー21〜24が設
けられ、これらの従動側プーリー21〜24に掛けわた
されたタイミングベルト25をガイドレール13を囲む
ようにして設け、ハウジング10に摺動自在に設けられ
たスライドブロック15にタイミングベルト25を連結
し、タイミングベルト25を駆動側プーリー28を有す
るモータ26により駆動するようにしている。また、従
動側プーリー21〜24はハウジング10の両端部の幅
方向隅部に設けられ、駆動側プーリー28はハウジング
10の一方端に設けられた2つの従動側プーリー21,
22よりもハウジング10の長手方向中央側にずらした
位置に設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークを支持するスライ
ドテーブルなどの移動部材を直線方向に往復動するよう
にした電動式直線往復動装置に関する。
ドテーブルなどの移動部材を直線方向に往復動するよう
にした電動式直線往復動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークをある位置から他の位置まで搬送
したり、ワークを把持するハンドや工具を加工位置と退
避位置との間に移動するためにスライドテーブルなどの
移動部材を直線往復動させることがある。この直線往復
動装置はスライドユニットあるいはスライダーとも言わ
れ、電動モータにより駆動されるタイミングベルトを介
して移動部材を駆動するようにしたタイプのものがあ
る。
したり、ワークを把持するハンドや工具を加工位置と退
避位置との間に移動するためにスライドテーブルなどの
移動部材を直線往復動させることがある。この直線往復
動装置はスライドユニットあるいはスライダーとも言わ
れ、電動モータにより駆動されるタイミングベルトを介
して移動部材を駆動するようにしたタイプのものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような直線往復動
装置は、工場内の種々の製造装置に組み込まれることか
ら、装置本体をなすハウジングが薄ければ薄いほど、そ
の使用範囲を広げることが可能となる。
装置は、工場内の種々の製造装置に組み込まれることか
ら、装置本体をなすハウジングが薄ければ薄いほど、そ
の使用範囲を広げることが可能となる。
【0004】しかしながら、タイミングベルトを用いた
従来の電動式直線往復動装置にあっては、装置の薄型に
は限度があった。そこで、装置の薄型化を達成すべく、
本発明者は種々の検討を行なった。その結果、装置を薄
型化することができない理由は、ワークが載置されるス
ライドテーブルやスライドブロックなどの移動部材を少
ない摩擦抵抗で摺動自在に案内するために、ハウジング
内にガイドレールを設けてこれに移動部材を摺動させる
ようにしており、さらに、ガイドレールの上方に位置さ
せて移動部材を駆動するためのタイミングベルトを配置
するようにしているので、ガイドレールとタイミングベ
ルトとが上下方向に積層されることになるからであると
認識した。そこで、装置の薄型化を達成すべく、タイミ
ングベルトとガイドレールとの配置を種々検討した。
従来の電動式直線往復動装置にあっては、装置の薄型に
は限度があった。そこで、装置の薄型化を達成すべく、
本発明者は種々の検討を行なった。その結果、装置を薄
型化することができない理由は、ワークが載置されるス
ライドテーブルやスライドブロックなどの移動部材を少
ない摩擦抵抗で摺動自在に案内するために、ハウジング
内にガイドレールを設けてこれに移動部材を摺動させる
ようにしており、さらに、ガイドレールの上方に位置さ
せて移動部材を駆動するためのタイミングベルトを配置
するようにしているので、ガイドレールとタイミングベ
ルトとが上下方向に積層されることになるからであると
認識した。そこで、装置の薄型化を達成すべく、タイミ
ングベルトとガイドレールとの配置を種々検討した。
【0005】本発明の目的は、電動モータを用いた電動
式直線往復動装置を薄型化することにある。
式直線往復動装置を薄型化することにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0008】すなわち、本発明の電動式直線往復動装置
は、ハウジングの幅方向中央部に長手方向に沿ってガイ
ドレールが設けられ、ハウジングの隅部に回転自在に4
つの従動側プーリーが設けられ、これらの従動側プーリ
ーに掛けわたされたタイミングベルトをガイドレールを
囲むようにして設け、ハウジングに摺動自在に設けられ
たスライドブロックにタイミングベルトを連結し、タイ
ミングベルトを駆動側プーリーを有するモータにより駆
動するようにしている。また、従動側プーリーはハウジ
ングの両端部の幅方向隅部に設けられ、駆動側プーリー
はハウジングの一方端に設けられた2つの従動側プーリ
ーよりもハウジングの長手方向中央側にずらした位置に
設けられている。
は、ハウジングの幅方向中央部に長手方向に沿ってガイ
ドレールが設けられ、ハウジングの隅部に回転自在に4
つの従動側プーリーが設けられ、これらの従動側プーリ
ーに掛けわたされたタイミングベルトをガイドレールを
囲むようにして設け、ハウジングに摺動自在に設けられ
たスライドブロックにタイミングベルトを連結し、タイ
ミングベルトを駆動側プーリーを有するモータにより駆
動するようにしている。また、従動側プーリーはハウジ
ングの両端部の幅方向隅部に設けられ、駆動側プーリー
はハウジングの一方端に設けられた2つの従動側プーリ
ーよりもハウジングの長手方向中央側にずらした位置に
設けられている。
【0009】
【作用】前記構成の電動式直線往復動装置にあっては、
スライドブロックに連結されたタイミングベルトはスラ
イドブロックを摺動自在に案内するためのガイドレール
を囲むようにして設けられており、タイミングベルトと
ガイドレールとがタイミングベルトの厚み方向にオーバ
ーラップしている。これにより、ハウジングそして装置
全体の薄型化が可能となる。
スライドブロックに連結されたタイミングベルトはスラ
イドブロックを摺動自在に案内するためのガイドレール
を囲むようにして設けられており、タイミングベルトと
ガイドレールとがタイミングベルトの厚み方向にオーバ
ーラップしている。これにより、ハウジングそして装置
全体の薄型化が可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例である電動式直線
往復動装置の外観を示す斜視図であり、図2はカバーを
取り除いた状態における図1の平面図であり、図3は図
2におけるIII −III 線に沿う断面図であり、図5は図
3におけるIV−IV線に沿う断面図である。
往復動装置の外観を示す斜視図であり、図2はカバーを
取り除いた状態における図1の平面図であり、図3は図
2におけるIII −III 線に沿う断面図であり、図5は図
3におけるIV−IV線に沿う断面図である。
【0012】図示する電動式直線往復動装置は、ほぼ長
方形となった金属製のハウジング10を有し、このハウ
ジング10は、図3および図4に示すように、底板10
aと側板10b,10cとからなり、横断面がカップ形
状となっている。このハウジング10の両端部には、そ
れぞれ樹脂により形成されたキャップ11,12が止め
付けられている。
方形となった金属製のハウジング10を有し、このハウ
ジング10は、図3および図4に示すように、底板10
aと側板10b,10cとからなり、横断面がカップ形
状となっている。このハウジング10の両端部には、そ
れぞれ樹脂により形成されたキャップ11,12が止め
付けられている。
【0013】ハウジング10の底板10aには、その幅
方向中央部に長手方向に沿ってガイドレール13が、図
2および図3に示すように、設けられており、このガイ
ドレール13に対して摺動自在に設けられたガイドブロ
ック14にはスライドブロック15が固定されている。
したがって、スライドブロック15はガイドブロック1
4とともにガイドレール13に案内されて直線方向に往
復動するようになっている。
方向中央部に長手方向に沿ってガイドレール13が、図
2および図3に示すように、設けられており、このガイ
ドレール13に対して摺動自在に設けられたガイドブロ
ック14にはスライドブロック15が固定されている。
したがって、スライドブロック15はガイドブロック1
4とともにガイドレール13に案内されて直線方向に往
復動するようになっている。
【0014】ハウジング10にはこれの幅方向中央部を
覆うためのカバー16が取り付けられており、このカバ
ー16とハウジング10の側板10b,10cとの間に
所定の隙間17,18が形成されている。スライドブロ
ック15は隙間17,18を通って上方に突出する支持
部15a,15bを有し、この部分に直接ワークを支持
したり、あるいは支持部15a,15bに固定される支
持テーブル19を介してワークを支持するようになって
おり、ワークはスライドブロック15によって搬送され
る。
覆うためのカバー16が取り付けられており、このカバ
ー16とハウジング10の側板10b,10cとの間に
所定の隙間17,18が形成されている。スライドブロ
ック15は隙間17,18を通って上方に突出する支持
部15a,15bを有し、この部分に直接ワークを支持
したり、あるいは支持部15a,15bに固定される支
持テーブル19を介してワークを支持するようになって
おり、ワークはスライドブロック15によって搬送され
る。
【0015】図2に示すように、ハウジング10内には
その両端部の隅部にそれぞれ2つずつ、合計4つの従動
側プーリー21〜24が回転自在に設けられており、こ
れらの従動側プーリー21〜24は外周面がフラットと
なっている。これらの従動側プーリー21〜24には、
タイミングベルト25が掛けわたされており、このタイ
ミングベルト25は無端状つまりエンドレスないしルー
プ状をなり、一方側がフラット面となり、他方側には歯
部25aが形成されている。そして、図2に示すよう
に、歯部25aが形成された側を外側として、タイミン
グベルト25は駆動側プーリー21〜24に掛けわたさ
れている。タイミングベルト25の歯部25aは、図2
にその一部が示されており、作図の便宜上他の部分の歯
部25aは省略して示されている。
その両端部の隅部にそれぞれ2つずつ、合計4つの従動
側プーリー21〜24が回転自在に設けられており、こ
れらの従動側プーリー21〜24は外周面がフラットと
なっている。これらの従動側プーリー21〜24には、
タイミングベルト25が掛けわたされており、このタイ
ミングベルト25は無端状つまりエンドレスないしルー
プ状をなり、一方側がフラット面となり、他方側には歯
部25aが形成されている。そして、図2に示すよう
に、歯部25aが形成された側を外側として、タイミン
グベルト25は駆動側プーリー21〜24に掛けわたさ
れている。タイミングベルト25の歯部25aは、図2
にその一部が示されており、作図の便宜上他の部分の歯
部25aは省略して示されている。
【0016】タイミングベルト25を駆動するために、
図4に示すように、ハウジング10の底板10aにはモ
ータ26が取り付けられており、このモータ26のシャ
フト27には駆動側プーリー28が固定されている。こ
の駆動側プーリー28は、ハウジング10の幅方向中央
部に位置し、かつハウジング10の一方端に設けられた
2つの従動側プーリー21,22よりもハウジング10
の長手方向中央部側にずらされて位置している。
図4に示すように、ハウジング10の底板10aにはモ
ータ26が取り付けられており、このモータ26のシャ
フト27には駆動側プーリー28が固定されている。こ
の駆動側プーリー28は、ハウジング10の幅方向中央
部に位置し、かつハウジング10の一方端に設けられた
2つの従動側プーリー21,22よりもハウジング10
の長手方向中央部側にずらされて位置している。
【0017】駆動側プーリー28は外歯28aを有し、
タイミングベルト25にはこれが2つの従動側プーリー
21,22の間から中央部側にせり出された部分で駆動
側プーリー28が掛けわたされており、駆動側プーリー
28の歯部28aがタイミングベルト25に設けられた
歯部25aと噛み合うようになっている。
タイミングベルト25にはこれが2つの従動側プーリー
21,22の間から中央部側にせり出された部分で駆動
側プーリー28が掛けわたされており、駆動側プーリー
28の歯部28aがタイミングベルト25に設けられた
歯部25aと噛み合うようになっている。
【0018】タイミングベルト25は、スライドブロッ
ク15に対してこれに設けられた連結部31の部分で図
示しないねじ部材を用いて締結されており、モータ26
を駆動してタイミングベルト25を駆動することによ
り、タイミングベルト25の駆動が連結部31の部分で
スライドブロック15に伝達される。連結部31はスラ
イドブロック15のうち、一方の支持部15b側に設け
られているが、他方の支持部15a側に設けるようにし
ても良い。図示する場合には、他方の支持部15a側と
タイミングベルト25との間には、隙間32が形成され
るようになっている。
ク15に対してこれに設けられた連結部31の部分で図
示しないねじ部材を用いて締結されており、モータ26
を駆動してタイミングベルト25を駆動することによ
り、タイミングベルト25の駆動が連結部31の部分で
スライドブロック15に伝達される。連結部31はスラ
イドブロック15のうち、一方の支持部15b側に設け
られているが、他方の支持部15a側に設けるようにし
ても良い。図示する場合には、他方の支持部15a側と
タイミングベルト25との間には、隙間32が形成され
るようになっている。
【0019】図示するように、長方形のハウジング10
の両端部の隅部にそれぞれ従動側プーリー21〜24を
設け、これらにタイミングベルト25を掛けわたすよう
にしたことから、タイミングベルト25はハウジング1
0の側板10b,10cに沿って移動するように配置さ
れる。一方、スライドブロック15を案内するためのガ
イドレール13はハウジング10の幅方向中央部に長手
方向に沿って設けられていることから、タイミングベル
ト25はガイドレール13を囲むように、つまりタイミ
ングベルト25とガイドレール13は、これらが図3お
よび図4において左右方向つまりタイミングベルト25
の厚み方向にオーバーラップするように配置されてい
る。これにより、ハウジング10の図における上下方向
の寸法を小さくすることができ、装置の薄型化が可能と
なる。
の両端部の隅部にそれぞれ従動側プーリー21〜24を
設け、これらにタイミングベルト25を掛けわたすよう
にしたことから、タイミングベルト25はハウジング1
0の側板10b,10cに沿って移動するように配置さ
れる。一方、スライドブロック15を案内するためのガ
イドレール13はハウジング10の幅方向中央部に長手
方向に沿って設けられていることから、タイミングベル
ト25はガイドレール13を囲むように、つまりタイミ
ングベルト25とガイドレール13は、これらが図3お
よび図4において左右方向つまりタイミングベルト25
の厚み方向にオーバーラップするように配置されてい
る。これにより、ハウジング10の図における上下方向
の寸法を小さくすることができ、装置の薄型化が可能と
なる。
【0020】タイミングベルト25は、所定の長さの帯
状のタイミングベルト25の両端面を、これらの突き合
わせ部で対向させた状態で連結部31によりスライドブ
ロック15に止め付けることによって無端状に形成する
ようにしても良く、予め無端状に形成されたタイミング
ベルト25を用いるようにしても良い。タイミングベル
ト25に所定の張力を加えるために、合計4つの従動側
プーリー21〜24の少なくともいずれか1つをハウジ
ング10の長手方向に調整移動自在としたり、駆動側プ
ーリー28を同方向に調整移動自在とするようにしても
良い。
状のタイミングベルト25の両端面を、これらの突き合
わせ部で対向させた状態で連結部31によりスライドブ
ロック15に止め付けることによって無端状に形成する
ようにしても良く、予め無端状に形成されたタイミング
ベルト25を用いるようにしても良い。タイミングベル
ト25に所定の張力を加えるために、合計4つの従動側
プーリー21〜24の少なくともいずれか1つをハウジ
ング10の長手方向に調整移動自在としたり、駆動側プ
ーリー28を同方向に調整移動自在とするようにしても
良い。
【0021】スライドブロック15には、図3および図
4に示すように、位置決め用段部33が形成されてお
り、この位置決め用段部33にタイミングベルト25の
側面を当接させることにより、タイミングベルト25を
スライドブロック15に締結する際に、その位置決めが
容易となる。位置決めされたタイミングベルト25の位
置に一致するように、全てのプーリー21〜24,28
が設けられている。
4に示すように、位置決め用段部33が形成されてお
り、この位置決め用段部33にタイミングベルト25の
側面を当接させることにより、タイミングベルト25を
スライドブロック15に締結する際に、その位置決めが
容易となる。位置決めされたタイミングベルト25の位
置に一致するように、全てのプーリー21〜24,28
が設けられている。
【0022】次に、電動式直線往復動装置を用いてワー
クの搬送を行う手順について説明すると、スライドブロ
ック15が図1および図2の左右方向の一方端に位置す
る状態でスライドブロック15の上にワークが搭載され
る。この状態でモータ26が駆動されると、タイミング
ベルト25が駆動されて、スライドブロック15は直線
方向に駆動される。これにより、ワークは左右方向他方
端の所定の位置に搬送される。
クの搬送を行う手順について説明すると、スライドブロ
ック15が図1および図2の左右方向の一方端に位置す
る状態でスライドブロック15の上にワークが搭載され
る。この状態でモータ26が駆動されると、タイミング
ベルト25が駆動されて、スライドブロック15は直線
方向に駆動される。これにより、ワークは左右方向他方
端の所定の位置に搬送される。
【0023】図示する場合には、駆動側プーリー28が
ハウジング10の幅方向中央部に設けられているが、幅
方向一方側に変位させて駆動側プーリー28を設けるよ
うにしても良い。これにより、ハウジング10の下面の
うちモータ26が設けられていない側のスペースを有効
に利用することができる。
ハウジング10の幅方向中央部に設けられているが、幅
方向一方側に変位させて駆動側プーリー28を設けるよ
うにしても良い。これにより、ハウジング10の下面の
うちモータ26が設けられていない側のスペースを有効
に利用することができる。
【0024】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0025】たとえば、駆動側プーリー28は図2にお
けるハウジング10の両端部のうち、左右いずれの端部
に設けるようにしても良い。また、図示する場合には、
装置を水平方向に設置するようにしているが、垂直方向
あるいは傾斜方向に設置するようにしても良い。
けるハウジング10の両端部のうち、左右いずれの端部
に設けるようにしても良い。また、図示する場合には、
装置を水平方向に設置するようにしているが、垂直方向
あるいは傾斜方向に設置するようにしても良い。
【0026】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0027】(1).ワークを搬送するためのスライドブロ
ックを摺動自在に案内するガイドレールがハウジングの
幅方向中央部に設けられ、ガイドブロックを駆動するた
めのタイミングベルト25がガイドレールを囲むように
して設けられているので、タイミングベルトの厚み方向
にタイミングベルトとガイドレールとをオーバーラップ
させることができ、薄型の電動式直線往復動装置が得ら
れる。
ックを摺動自在に案内するガイドレールがハウジングの
幅方向中央部に設けられ、ガイドブロックを駆動するた
めのタイミングベルト25がガイドレールを囲むように
して設けられているので、タイミングベルトの厚み方向
にタイミングベルトとガイドレールとをオーバーラップ
させることができ、薄型の電動式直線往復動装置が得ら
れる。
【0028】(2).これにより、装置の使用範囲を拡大し
て、狭隘な場所にも装置を設置することが可能となる。
て、狭隘な場所にも装置を設置することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例である電動式直線往復動装置
の外観を示す斜視図である。
の外観を示す斜視図である。
【図2】カバーを取り除いた状態における図1の平面図
である。
である。
【図3】図2におけるIII-III 線に沿う断面図である。
【図4】図2におけるIV-IV 線に沿う断面図である。
10 ハウジング 11,12 キャップ 13 ガイドレール 14 ガイドブロック 15 スライドブロック 16 カバー 17,18 隙間 19 支持テーブル 21〜24 従動側プーリー 25 タイミングベルト 26 モータ 27 シャフト 28 駆動側プーリー 31 連結部 32 隙間 33 段部
Claims (2)
- 【請求項1】 幅方向中央部に長手方向に沿うガイドレ
ール、および隅部に回転自在の4つの従動側プーリーが
設けられたハウジングと、 一方側がフラット面となり他方側に歯部が設けられ、前
記フラット面を前記従動側プーリーに接触させて前記ガ
イドレールを囲むようにして前記従動側プーリーに掛け
わたされたタイミングベルトと、 前記ハウジングに長手方向に摺動自在に設けられ、前記
タイミングベルトに連結されたスライドブロックと、 前記ハウジングに回転自在に設けられ、前記タイングベ
ルトの前記歯部に噛み合う外歯を有する駆動側プーリー
と、 前記ハウジングに取り付けられ、前記駆動側プーリーを
駆動する電動モータとを有することを特徴とする電動式
直線往復動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電動式直線往復動装置で
あって、前記従動側プーリーをハウジングの両端部の幅
方向両隅部に設け、前記ハウジングの一方端に設けられ
た前記2つの従動側プーリーよりも前記ハウジングの長
手方向中央側にずらした位置に前記駆動側プーリーを設
けたことを特徴とする電動式直線往復動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03498395A JP3481711B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 電動式直線往復動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03498395A JP3481711B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 電動式直線往復動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08226514A true JPH08226514A (ja) | 1996-09-03 |
JP3481711B2 JP3481711B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=12429391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03498395A Expired - Fee Related JP3481711B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 電動式直線往復動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3481711B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7922613B2 (en) | 2006-03-30 | 2011-04-12 | Smc Kabushiki Kaisha | Electric actuator |
KR101068174B1 (ko) * | 2008-12-12 | 2011-09-28 | 주식회사 로보스타 | 텔레스코픽 타입 로봇 |
CN109598847A (zh) * | 2018-12-24 | 2019-04-09 | 绵阳市智慧鸟软件技术有限公司 | 一种售货机的取货机构 |
CN114198474A (zh) * | 2021-12-09 | 2022-03-18 | 苏州优备精密智能装备股份有限公司 | 多点矩形自动缩放装置 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP03498395A patent/JP3481711B2/ja not_active Expired - Fee Related
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