JPH0746472Y2 - 直進走行装置 - Google Patents

直進走行装置

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JPH0746472Y2
JPH0746472Y2 JP2475791U JP2475791U JPH0746472Y2 JP H0746472 Y2 JPH0746472 Y2 JP H0746472Y2 JP 2475791 U JP2475791 U JP 2475791U JP 2475791 U JP2475791 U JP 2475791U JP H0746472 Y2 JPH0746472 Y2 JP H0746472Y2
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JP
Japan
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belt
rail
pulley
girder
saddle
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JP2475791U
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JPH04112788U (ja
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一登 江崎
馥 木村
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レール上を走行する直
進走行装置に関し、とくに駆動部の防塵構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直進走行装置は駆動部を移動体に
設けたものとして、固定部のガーダに沿ってレールとラ
ックまたはタイミングベルトを設け、そのレール上を走
行し得る移動体に前記ラック等と噛み合う歯車を備えた
駆動部を設けて、歯車を回転させることにより移動体を
ガーダに沿って移動させるものがある(例えば実開平2
−4780号公報)。また、駆動部を固定部に設けたも
のとして、レール上の移動体の両端にチェンまたはベル
トを固定し、ガーダの両端にプーリを設けてそのチェン
等を巻付け、一方端のプーリを駆動することにより移動
体を移動させるものや、固定部に貫通して摺動するガイ
ド軸の両端に移動体を固定し、移動体にそれぞれプーリ
を設け、固定部の両端に固定したタイミングベルトを移
動体のプーリに巻付けるとともに、固定部に設けた駆動
部によってタイミングベルトを移動させるようにしたも
のがある(例えば、特開昭61−140665号公
報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、粉塵等の多
い環境で使用する場合、上記構成では、レールやラック
等に粉塵が付着し、レールの摩耗やラックの歯の摩耗、
さらには欠損等の故障原因となるため、レールやラック
等を蛇腹等によって覆い、保護する必要があり、大きな
スぺースを必要としていた。とくに、走行距離の長いも
のについては蛇腹等がたるみ、走行抵抗が増えるなどの
問題も起きるという欠点があった。本考案は、簡単な構
成によりレール等の防塵構造を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ガーダの長手
方向に平行に取りつけたレールと、前記レール上を移動
し、かつ駆動モータによって回転されるプーリと前記プ
ーリの両側に設けられたテンションプーリとを設けたサ
ドルと、中間部を前記プーリおよびテンションプーリに
巻付けられ両端を前記ガーダの両端に固定されたベルト
とを備えた直進走行装置において、前記レール上を覆う
前記ベルトと、前記レールの両側面に平行に、かつ前記
ベルトの側辺に接触するベルトガイドと、前記ベルトガ
イドに前記ベルトを押し付ける前記テンションプーリと
を備えたものである。
【0005】
【作用】サドルに設けられたテンションプーリとガーダ
の両端との間のベルトは常に両方のベルトガイドの上端
部に接触して上部レールを覆っており、両方のテンショ
ンプーリの間はサドルに覆われているため、上部レール
の周囲は常に粉塵が入らない状態に維持される。
【0006】
【実施例】本考案を図に示す実施例について説明する。
図1は本考案の実施例を示す正面図、図2(a),
(b)はその側断面図で、ガーダ1には上部レール2と
下部レール3がガーダ1の長手方向に平行に取りつけら
れている。ガーダ1上にはサドル4が設けられ、サドル
4には上部レール2と下部レール3に係合して案内され
るレールガイド41が設けられ、サドル4をガーダ1上
に支持している。また、サドル4には駆動モータ5によ
って駆動されるプーリ51と、その両側のサドル4の下
方にテンションプーリ52、53が設けられている。ガ
ーダ1の上には全長にわたって上部レール2を覆うよう
にタイミングベルトのように動力を伝達するベルト6が
設けられ、その両端はガーダ1の両端に固定され、その
中間部はプーリ51、テンションプーリ52、53に巻
き付けられ、駆動モータ5によってプーリを回転するこ
とによってサドルがガーダ1に沿って移動するようにし
てある。ガーダ1の上には全長にわたって上部レール2
の両側面に平行に、かつ、ベルト6の両側辺が接触する
位置にベルトガイド7が取りつけられ、テンションプー
リ52、53によってベルト6がベルトガイド7の上端
部に押し付けられるようにしてある。サドル4の進行方
向の面にはベルト6上の粉塵を落とすためのワイパー8
が取りつけられている。駆動モータ5によってプーリ5
1を回転すると、プーリ51に巻付けられたベルト6の
一方が持ち上げられ、サドル4がガーダ1に沿って移動
するが、サドル4に設けられたテンションプーリ52、
53とガーダ1の両端との間のベルト6は常にベルトガ
イド7の上端部に接触し、上部レール2を覆っており、
テンションプーリ52と53の間はサドル4に覆われて
いるため、上部レール2の周囲は常に粉塵が入らない状
態に維持される。なお、ベルトガイド7の上端部はベル
ト6と接触して密閉状態を保つために、図3(a)に示
すように、ベルト形状に合わせ、テーパ部71を形成し
てもよく、また図3(b)に示すように丸棒状部72に
形成してもよく、また、材質をゴム板などの弾性体で構
成しても良い。
【0007】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、レ
ールの側面に沿ってベルトガイドを設ける簡単な構造に
よってレール上の防塵構造を構成でき、さらに、走行距
離の長いガーダの場合はベルトのたるみを防止できるの
で、直進走行装置を粉塵等の多い環境で使用する場合で
も粉塵によって起こる故障などを防止でき、品質の安定
した直進走行装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す正面図で、一部を断面で
示してある。
【図2】(a)本考案の図1のA−A断面に沿う側断面
図である。
【図2】(b)本考案の図1のB−B断面に沿う側断面
図である。
【図3】他の実施例を示す要部側断面図である。
【符号の説明】
1 ガーダ 2 上部レール 3 下部レール 4 サドル 41 レールガイド 5 駆動モータ 51 プーリ 52、53 テンションプーリ 6 ベルト 7 ベルトガイド 8 ワイパー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガーダの長手方向に平行に取りつけたレ
    ールと、前記レール上を移動し、かつ駆動モータによっ
    て回転されるプーリと前記プーリの両側に設けられたテ
    ンションプーリとを設けたサドルと、中間部を前記プー
    リおよびテンションプーリに巻付けられ両端を前記ガー
    ダの両端に固定されたベルトとを備えた直進走行装置に
    おいて、前記レール上を覆う前記ベルトと、前記レール
    の両側面に平行に、かつ前記ベルトの側辺に接触するベ
    ルトガイドと、前記ベルトガイドに前記ベルトを押し付
    ける前記テンションプーリとを備えたことを特徴とする
    直進走行装置。
  2. 【請求項2】 前記サドルの進行方向の面に前記ベルト
    上に接触するワイパーを設けた請求項1記載の直進走行
    装置。
JP2475791U 1991-03-19 1991-03-19 直進走行装置 Expired - Fee Related JPH0746472Y2 (ja)

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JPH04112788U JPH04112788U (ja) 1992-09-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018080979A (ja) * 2016-11-15 2018-05-24 株式会社ミツトヨ 三次元測定機

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JPH04112788U (ja) 1992-09-30

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