JPH08226030A - 満ボビン或いは空チューブ或いは両者を管替えするための管替え機構 - Google Patents

満ボビン或いは空チューブ或いは両者を管替えするための管替え機構

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JPH08226030A
JPH08226030A JP7316772A JP31677295A JPH08226030A JP H08226030 A JPH08226030 A JP H08226030A JP 7316772 A JP7316772 A JP 7316772A JP 31677295 A JP31677295 A JP 31677295A JP H08226030 A JPH08226030 A JP H08226030A
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bobbin
pipe
circle
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JP7316772A
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English (en)
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Karl-Heinz Mack
カール−ハインツ・マック
Hermann Guettler
ヘルマン・ギユットラー
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Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
Zinser Textilmaschinen GmbH
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • D01H9/182Overhead conveying devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 満ボビン或いは空チューブ或いは両者を管替
えするための管替え機構を提供すること 【解決手段】 その長手方向中央において垂直な回転軸
8を中心にして回転可能に支承されている管替装置7が
設けられており、この管替装置が満ボビン2および空チ
ューブ3ための、その終端領域において軸から等しい間
隔で設けられているグリッパ9,10を備えており、こ
の場合ボビン列4,5,6が、これらが管替装置7の把
持円Gとの少なくとも一つの接触点P1,2,3,4
備えている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、二つの繊維機械の
領域内で、特に少なくとも一つのフライヤ粗紡機および
少なくとも一つのリング精紡機の領域において、少なく
とも二つの第一の移動可能なボビン列から少なくとも一
つの第二のボビン列に、或いはこの反対の経路で満ボビ
ン或いは空チューブ或いは両者を管替えるための管替え
機構にかんする。
【0002】
【従来の技術】平行に位置ずれした二つの列で移送装置
に載せられて供給されるボビンから、それぞれ二倍の列
から成るそれぞれ二つのボビンを取出し、相応する懸吊
トロリーに管替えする様式の管替装置7は公知技術に属
する(日本国特開昭62−62933号,60−181
330号,58−41919号公報参照)。これらの管
替装置はこの目的のために回転可能なグリッパビームを
備えており、その際機器ユニットの立体的な配設(グリ
ッパビームの旋回軸の間隔、グリッパビームの長さ、移
送ベルトと懸吊トロリーに対する位置)は適当に調整さ
れて形成されている。これらの管替装置は逆のやり方で
空チューブの管替えも行うことが可能である。
【0003】更に、二つの列から満ボビンおよび空チュ
ーブを取出し、他の二つの列に管替えることが可能な様
式の管替装置も公知技術に属している(ヨーロッパ公開
特許公報第0 306 450号参照)。更に、公知の
知技術としては、特に空チューブおよび満ボビンのため
の差換えステーション(ドイツ連邦共和国公開特許第4
3 13 024号公報参照)であり、この差換えステ
ーションにあっても二つの平行な貯蔵路とこの貯蔵路に
対して平行に所属しているいる移送路とが設けられてい
る。これらの両路の間には、昇降装置を備えた差換えス
テーション並びに旋回プラットフオームとが存在してお
り、この旋回プラットフオーム上には旋回軸の両側で面
一に設けられている二つの長手方向案内部が固定されて
いる。
【0004】上記のすべての管替装置は構造上著しく費
用を要する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知の技術を踏
まえて、本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様
式の装置を、この装置が簡単な方法で満ボビンおよび空
チューブを少なくとも二つのボビン列から少なくとも一
つの他のボビン列に管替え可能であり、その際この管替
えを選択的に順次或いは同時に、一方のボビン列から他
方のボビン列へと交互に行なわれるように、構成するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、その長手方向中央において垂直な軸を中心にして回
転可能に支承されている管替装置が設けられており、こ
の管替装置が満ボビンおよび空チューブための、その終
端領域において回転軸から等しい間隔で設けられている
グリッパを備えており、この場合ボビン列が、これらが
管替装置の把持円との少なくとも一つの接触点を備えて
いることによって解決される。
【0007】特に有利な構成の特徴とするところは、そ
れぞれその間で互いに管替えが行なわれるボビン列との
把持円の接触点が、把持円上で直径方向で互いに相対し
ていることである。この構成により、管替装置の一貫し
た把持運動により同時に捕捉されるそれぞれ一つの満ボ
ビンと空チューブとが、この管替装置が半円弧だけ旋回
運動した後、直ちに管替装置が更に把持運動することに
より同時にそれぞれ他の前もって空になっているボビン
ハンガーに懸吊される。特に、満ボビンおよび空チュー
ブが当該ボビンハンガー−満ボビンおよび空チューブは
このボビンハンガーから或いはこのボビンハンガーに持
上げ運動/降下運動により掛け外しおよび掛け止めが可
能である−により担持されている際、管替装置は本発明
により昇降装置を備えている。このような昇降装置は、
管替装置によって把持されたボビン或いはチューブとの
交換工程にあって、懸吊ボビン列内に存在している他の
ボビン或いはチューブは上記のボビン或いはチューブの
下側を通過しなければならない場合に有利である。
【0008】本発明による他の特別有利な構成は、把持
円のその半円内に所属している多数のボビン列が把持円
上で交差し合っていることである。これにより、接触点
が合致し、かつ異なるボビン列間における管替えの際に
管替装置が異なる位置を採らなくて済むと言う利点が得
られる。管替装置の回転駆動機構は電動モータ或いは液
圧による旋回駆動機構とし形成することが可能であり、
この旋回駆動機構の旋回運動点はセンサを介して制御さ
れる。
【0009】本発明による他の有利な構成は、特許請求
の範囲の請求項1から15項から明らかであるが特に、
個々のボビン列が管替装置の把持円と接し或いは交差す
ることによる、多数の実施の形態が可能である。以下
に、添付した図面に図示した発明の実施の形態につき本
発明を詳細に説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1には、満ボビン2および/ま
たは空チューブ3を移動可能な二つの第一のボビン列4
と5から第二のボビン列6に或いはこの反対の順序で管
替えするための管替え機構1が示しされている。このよ
うな管替え機構1は二つの繊維機械セクションの領域、
例えば図9に示したようにフライヤ46並びにリング精
紡機48によるリング精紡機作業野RIとRIIの領域
内に存在している。
【0011】移動可能な第一のボビン列4と5と移動可
能な第二のボビン列6間には管替装置7が設けられてお
り、この管替装置は垂直な軸8を中心にして回転可能に
その縦中央に支承されており、昇降可能である。この管
替装置7は、その終端領域において回転軸から等しい間
隔で、満ボビン2および空チューブ3のためのグリッパ
9,10を備えている。これらのグリッパ9,10はペ
グから成り、これらのペグ内に管状のチューブの下端部
が差込まれる。
【0012】ボビン列4,5,6はこれらを担持する懸
吊路を介して、これらのボビン列が管替装置7の把持円
Gと四つの接触点P1,2,3,4 を形成するように、
案内される。その際、接触点P1 とP2 のそれぞれ一つ
はボビン列4と5内に、そして接触点P3 とP4 はボビ
ン列6内に存在している。接触点P1,2 およびP3,
4 は管替装置7の回転軸8に関して直径方向で相対して
いる。
【0013】図1において実線で示した位置において
は、満ボビン2と空チューブ3間の交換はボビン列5と
6間において行なわれる。管替装置7の昇降により、接
触点P 2 においてボビン列5の満ボビン2がボビンハン
ガーからグリッパ9により、接触点P3 においてはボビ
ン列6の空チューブがグリッパ10によりボビンハンガ
ーから引取られる。
【0014】管替装置7が矢印Iにしたがって180°
回転した後、管替装置は改めて持上げおよび下降が行な
われ、これに伴って満ボビン2が先に空チューブ3が管
替装置により引取られている空いたボビン列6のボビン
ハンガー内に挿着される、上記の空チューブは先に満ボ
ビンが引取られている空いたボビン列5のボビンハンガ
ー内に挿着される、これにより交換が完了する。
【0015】ボビン列5がそのボビンハンガーにおける
相互の間隔aだけ、そしてボビン列6がそのボビンハン
ガーにおける相互の間隔a′だけ移動し、これに伴い新
しい満ボビンと空チューブが接触点P2 とP3 内に案内
された後、交換サイクルが、すべての満ボビンと空チュ
ーブが両ボビン列において互いに交換されるまで繰返さ
れる。
【0016】両ボビン列の一つに満ボビン或いは空チュ
ーブが供給されない場合、供給されている満ボビン或い
は空チューブのみが他のボビン列に掛け替えられる。ボ
ビン列4と6間の交換の際、管替装置7による一点鎖線
で示した位置での満ボビン或いは空チューブの係脱と係
入は、接触点P1 とP4 において行われる。管替装置は
旋回領域IIで旋回する。管替装置7の旋回領域IとI
Iだけのこの旋回はもちろん一つの回転方向でのみ行わ
れることも可能である。
【0017】満ボビン2と空チューブ3のボビン列4と
6間の交換の際、ボビン列6が(予めボビン列5と6間
において管替えが行なわれていた場合)値bだけ摺動さ
れる必要がある。ボビン列4と6間の交換工程を開始す
るためのこの摺動により、接触点P4 が決定される。多
くの場合、ただ三つの接触点間で管替えを行うのが有利
であるが、もちろんこれらの接触点はすべて把持円上に
存在しており、かつこれらの接触点の各々はボビン列の
各々の経過の中に存在している。しかしこの場合、或る
場合の管替えの際管替装置7の他の角度位置における他
の持上げ/旋回運動が必要である。
【0018】図1による発明の実施の形態にあっては、
把持円Gはボビン列4に接しており、ボビン列5と6は
交差するように装置は構成されている。図2による発明
の実施の形態にあっては、管替装置7の把持円Gはすべ
ての三つのボビン列4,5,6と交差している。この場
合もまた、管替装置7は回転軸8を中心にして回転し、
ボビン列4,5,6の接触点P1,2,3,4 に到来す
る。これにより、簡単な方法で満ボビン2および/また
は空チューブ3の二つの第一の移動可能なボビン列4,
5から第二のボビン列6への管替えが行なわれる。
【0019】図3と図4による発明の実施の形態にあっ
ては、懸吊トロリー12がブラケット13に二列の満ボ
ビン2と空チューブ3を担持している。この発明の実施
の形態の場合も、両ボビン列は管替装置7の把持円Gと
二つの接触点P1 とP2 において交差しており、これら
の接触点にはボビン列6において接触点P3 とP4 が直
径方向で相対している。
【0020】この図面には、ボビン列6が一定領域Bに
わたって管替装置7の把持円Gの湾曲に従っている。こ
の構成により、接触点P1 とP2 が移動した際、懸吊ト
ロリー12におけるボビン列の相互間の間隔が異なるこ
とより容易に相応してボビン列6上の直径方向で相対し
ている接触点が与えられる。図5による発明の実施の形
態にあっては、二つの第一のボビン列4,5は管替装置
7の把持円Gの上において交差しており、従ってこれま
で記載してきた発明の実施の形態の接触点P1 とP2
ここで合流する。相応して、直径方向で相対している接
触点P3 とP4 もボビン列6において合流し、従ってこ
のボビン列はこの場合把持円に接するだけでよい。
【0021】満ボビンおよび空チューブを担持するボビ
ンハンガーが、通常のように、このボビンハンガーがボ
ビンとチューブとを昇降により開放するように構成され
ている場合、管替装置7は本発明により昇降装置を備え
ている。この装置は、詳しく図示しなかったが、極めて
単純な様式では、管替装置7の回転軸8がピストン−シ
リンダ−ユニットにより垂直方向で摺動可能であるよう
に構成されている。また、回転軸8が歯を備えていても
よく、これらの歯内に、電動モータにより駆動されるピ
ニオンが噛合うように構成することも可能である。
【0022】図8には、担持アーム36が歯38を備え
ており、これらの歯に持上げモータ39のピニオン1
7′が噛合ている発明の実施の形態が示しされている。
図7から明瞭であるように、持上げモータ39は旋回モ
ータ16と結合されている制御装置により制御可能であ
る。何故なら、管替装置7の旋回アームの昇降運動が担
持アーム36の昇降運動と協調作用を行うように緊密に
連繋されているからである。
【0023】管替装置7の旋回アームの昇降運動は自
体、満ボビン2或いは空チューブ3を懸吊トロリーの担
持体から外すのに十分な区間にわたってのみ行れるだけ
でよい。しかし既に管替えされた満ボビン2或いは空チ
ューブ3が管替装置7の旋回アームの旋回運動を妨げる
ので、昇降運動の高さが満ボビン2或いは空チューブ3
の高さより幾分高いのが有利である。
【0024】これに対して、図6による発明の実施の形
態にあっては、一方において異なる高さに設けられてい
るボビン列4,5間において、他方ではこれらのボビン
列とボビン列6間において、満ボビン2と空チューブ3
の交換を行う管替装置7が設けられている。この場合、
この管替装置7はその端部に垂直方向で摺動可能なラッ
ク14と15とを備えており、これらのラックにグリッ
パ9,10が設けられている。
【0025】各々のラック14と15はピニオン50と
51と協働し、下方の位置、例えばボビン列6の位置か
ら上方の位置、例えばボビン列4,5の位置へと持上が
り、そしてその後下降可能である。管替装置7は旋回モ
ータ16により駆動され、これにより旋回運動、即ち接
触点P1,2,3,4 への到達が可能である。管替装置
7は担持アーム36に固定されており、この担持アーム
自体は機枠45に設けられている。
【0026】更に、図7と図8は、管替装置7の平面図
と側面図を示しており、この場合管替装置7を制御する
センサおよびアクチュエータが概略示しされている。図
7と図8は2:1−管替装置7に関しており、この管替
装置は二つの懸吊トロリー路4と5から懸吊トロリー路
6へと(およびこの反対の工程で)管替えを行う。2:
2−、3:1−等の管替装置は相応して他のセンサおよ
びアクチュエータを備えている。図7と図8による構成
は、二つの懸吊トロリー路4と5から満ボビン2を他の
懸吊トロリー路6へと管替えを行い、かつ空チューブ3
が反対工程で管替えされることを前提としている。
【0027】管替装置7の旋回アームの両旋回位置には
管替装置7の把持円のその都度の接触点の到達を感知刷
るセンサ17と18が所属している。これらのセンサ1
7と18は制御装置19と結合されており、この制御装
置はセンサ17の或いは18の信号に従って管替装置7
の旋回アームのを運動させるモータ16への電力の投入
或いは遮断を行う。
【0028】管替装置7の両旋回位置には、更に、セン
サ20,21,22と23が所属しており、これらのセ
ンサは懸吊トロリー路4,5或いは6の一つの懸吊トロ
リー路内を走行する懸吊トロリーのボビンキャリヤ或い
はチューブキャリヤが交換位置に到達したことを感知す
る。これらのセンサはそれぞれ制御装置24,25と2
6に結合されており、これらの制御装置は上記のセンサ
の信号に従ってモータ27,28或いは29への電力の
投入或いは遮断を行う。このモータは摩擦ローラ対3
0,31,32により懸吊トロリー路4,5或いは6内
の懸吊トロリーを運動させる。
【0029】それぞれ二つのセンサ17と18もしくは
20と21と結合されている両制御装置19と24はそ
れぞれセンサの一つのみ、即ちその都度の管替位置に所
属しているセンサによってのみ負荷される。同様に、そ
の都度交換が行われるそれぞれボビン列4と5のどちら
かに所属している制御装置25,26のいずれかのみが
作動される。
【0030】懸吊トロリーが管替装置7から走る位置に
おけるボビン交換およびチューブ交換の機能経過がま
だ、懸吊トロリーの各々のチューブキャリヤが満ボビン
2或いは空チューブ3を備えてる状態にない場合、管替
装置7における交換位置に他のセンサ33,34と35
と40が所属している。これらのセンサは、センサ20
〜23により交換位置、即ち管替装置7の把持円Gの接
触点において感知されるボビン/チューブキャリヤが空
チューブ3もしくは満ボビン2を装填されているかどう
かを感知する働きを行う。
【0031】上記のようでない場合、センサ33〜3
5,40は、制御装置24,25と26とを介して当該
モータ27,28と29の停止をセンサ20〜23によ
り阻止する。これにより、当該懸吊トロリーは、空チュ
ーブ3もしくは満ボビン2が交換位置、即ち図1〜3に
よる接触点P1,2,3,4 のいずれか一つにおいて感
知されるまで、さらに運動し続ける。
【0032】図8には、図面を見易くするために、相互
の結合と装置を示すことなく、アクチエータとセンサの
みを示した。外を示している矢印はそれぞれセンサ、例
えば34と40を示し、内を示している矢印は例えば位
置数23が付されているアクチエータを意味している。
この図面は管替装置7の旋回アームのための昇降装置を
示している。管替装置7の旋回アームとそのモータ16
は担持アーム36に設けられており、この担持アームは
垂直に持上げ案内部37に沿って運動可能である。
【0033】管替装置7の旋回アームに設けられている
満ボビン2或いは空チューブ3を収容するキャリヤ42
は弾性的に下方へと押圧可能に形成されており、従って
管替装置7の旋回アームの持上がり運動の際、障害が生
じて拮抗状態にあって柔軟に作用する。このキャリヤ4
2には更に他のセンサ43と44が所属しており、これ
らのセンサはこのキャリヤの復帰を感知し、このキャリ
ヤと結合している制御装置19を介して持上げモータ3
9を遮断する。
【0034】制御装置19,24,25と26は図面を
見易くするためにバラバらにして図示した。しかし、こ
れらの制御装置を共通の装置内にまとめ、詳しく図示し
ていない、これらの制御装置の制御信号が帰属する上位
の制御ユニットを介して互いに結合することも可能であ
る。例えば管替装置7の旋回アームは、相互間で管替え
が行われる両懸吊トロリー路4,5或いは6の懸吊トロ
リーが停止された際、即ち両交換位置(管替装置の把持
円Gの接触点)において交換されるべきボビン2とチュ
ーブ3とが管替え準備が整っている際に、始めて持上が
ることが可能である。この状態は制御装置19に、制御
装置24,25と26から告知される。反対に、制御装
置24,25と26は、これらが制御装置19により管
替え工程が終了したことを告知されると懸吊トロリーの
さらなる運動を開始させる。
【0035】上位の制御ユニットは制御装置19,24
のその都度のセンサ17と18;20と21への切換え
を行い、制御装置25と26のそれぞれ一つのが、懸吊
トロリー路4と5のどれから管替えが行われるかにより
作動される。図9は、満ボビン2および/または空チュ
ーブ3を少なくとも二つの第一の移動可能なボビン列
4′と5′から少なくとも一つの第二のボビン列6′へ
と管替えするための本発明による装置1の発明の実施の
形態の概略平面図である。ボビン列4′と5′はリング
精紡機48によるリング精紡機作業野RIとRIIの領
域内を移動する。把持円Gを備えた管替装置7は所定の
ボビン列4′と5′,6′間で、これらと重なりまた交
差するように設けられている。これにより満ボビンを装
着された懸吊トロリーがフライヤ46のリングレール4
7の領域から装置1、即ち管替装置7へと供給されるこ
とが可能となり、この管替装置7により満ボビンはリン
グ精紡機作業野RIとRIIのボビン列4′と5′に引
渡される。
【0036】
【発明の効果】上記の本発明により、構造が単純である
にもかかわらず、ボビン列のその都度の構成に極めて良
く適合して多様な管替えを可能にする管替装置が得られ
る。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明による管替装置の一実施の形態の概略平
面図である。
【0039】
【図2】本発明による管替装置の他の実施の形態の概略
平面図である。
【0040】
【図3】本発明による管替装置の他の実施の形態の概略
平面図である。
【0041】
【図4】図3の切断線IV−IVに沿った断面図であ
る。
【0042】
【図5】本発明による管替装置の他の実施の形態の概略
平面図である。
【0043】
【図6】本発明による管替装置の側面図である。
【0044】
【図7】本発明による管替装置のためのセンサの配設図
である。
【0045】
【図8】図7による制御装置の側面図である。
【0046】
【図9】本発明による管替装置の適用例の概略平面図で
ある。
【0047】
【符号の説明】
1 管替え機構 2 満ボビン 3 空チューブ 4,4′,5,5′,6,6′ ボビン列 7 管替装置 8 回転軸 9,10 グリッパ 12,41 懸吊トロリー 13 ブラケット 14,15 ラック 17,18 センサ 19 制御装置 24,25,26 制御装置 27,28,29 モータ 30,31,32 摩擦ローラ対 33,34,35,40 センサ 36 担持アーム 37 昇降案内部 38 歯 39 昇降モータ 46 フライヤ 47 環状路 48 リング精紡機 50,51 ピニオン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 二つの繊維機械の領域内で、特に少な
    くとも一つのフライヤ粗紡機および少なくとも一つのリ
    ング精紡機の領域において、少なくとも二つの第一の移
    動可能なボビン列から少なくとも一つの第二のボビン列
    に、或いはこの反対の経路で満ボビン或いは空チューブ
    或いは両者を管替えするための装置において、その長手
    方向中央において垂直な軸(8)を中心にして回転可能
    に支承されている管替装置(7)が設けられており、こ
    の管替装置が満ボビン(2)および空チューブ(3)た
    めの、その終端領域において回転軸(8)から等しい間
    隔で設けられているグリッパ(9,10)を備えてお
    り、この場合ボビン列(4,5,6)が、これらが管替
    装置(7)の把持円(G)との少なくとも一つの接触点
    (P1,2,3,4 )を備えていることを特徴とする管
    替え機構。
  2. 【請求項02】 それぞれ相互に管替えが行なわれるボ
    ビン列(4,5,6)との把持円(G)の接触点(P1,
    2,3,4 )が直径方向で互いに相対していることを
    特徴とする請求項1に記載の管替え機構。
  3. 【請求項03】 管替装置(7)内に昇降装置(11)
    がまとめて設けられていることを特徴とする請求項1或
    いは2に記載の管替え機構。
  4. 【請求項04】 把持円(G)のその半円内に設けられ
    ている多数のボビン列(4,5,6)のうち一つのボビ
    ン列が把持円(G)に接しており、他のボビン列が把持
    円(G)と交差するように構成されていることを特徴と
    する請求項1に記載の管替え機構。
  5. 【請求項05】 把持円(G)のその半円内に設けられ
    ている多数のボビン列(4,5,6)のすべてが把持円
    (G)と交差するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の管替え機構。
  6. 【請求項06】 把持円(G)のその半円内に設けられ
    ている多数のボビン列(4,5,6)が把持円(G)上
    で交差或いはこの把持円に接するようように構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の管替え機構。
  7. 【請求項07】 把持円(G)のその半円内にのみ設け
    られている一つのボビン列(4,5,6)が把持円
    (G)に接するように構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の管替え機構。
  8. 【請求項08】 把持円(G)のその半円内にのみ設け
    られている一つのボビン列(4,5,6)が把持円
    (G)と交差するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の管替え機構。
  9. 【請求項09】 把持円(G)のその半円内にのみ設け
    られている一つのボビン列(4,5,6)が二つの接触
    点の間に形成されているアーチ形上で把持円(G)に続
    いていることを特徴とする請求項1に記載の管替え機
    構。
  10. 【請求項10】 把持円(G)のその半円内に設けられ
    ている多数のボビン列(4,5,6)が把持円(G)を
    分割する接触点に接していることを特徴とする請求項1
    に記載の管替え機構。
  11. 【請求項11】 昇降装置(11)並びに管替装置
    (7)の旋回装置のための駆動機構(16;39)が機
    械的に、電気的に或いは液圧により駆動可能であること
    を特徴とする請求項1から10までのいずれか一つに記
    載の管替え機構。
  12. 【請求項12】 管替装置(7)の旋回運動終点の領域
    内に、グリッパおよび/または管替装置(7)の昇降運
    動と回転運動およびボビン列(4,5,6)の送り運動
    のための駆動機構(16,39)を制御するためのセン
    サ(17,18;20,21,22,23;33,3
    4,35;40;43,44)が設けられていることを
    特徴とする請求項11に記載の管替え機構。
  13. 【請求項13】 管替装置(7)の回転運動を制御する
    ための、この管替装置(7)が交換−角度位置に達した
    ことを感知する第一のセンサ(17,18)が設けられ
    ていることを特徴とする請求項12に記載の管替え機
    構。
  14. 【請求項14】 ボビン列(4,5,6)の送り運動を
    制御するための、ボビンキャリヤが交換位置に達したこ
    とを感知する第二のセンサ(20〜23)が設けられて
    いることを特徴とする請求項12に記載の管替え機構。
  15. 【請求項15】 ボビン列(4,5,6)の送り運動を
    制御するための、交換されるべき満ボビン(2)および
    空チューブ(3)とが交換位置の傍らに存在しているこ
    とをを感知するセンサ(33,34,35;40)が設
    けられていることを特徴とする請求項12に記載の管替
    え機構。
JP7316772A 1994-12-21 1995-12-05 満ボビン或いは空チューブ或いは両者を管替えするための管替え機構 Withdrawn JPH08226030A (ja)

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