JPH08225594A - 新規なペプチドおよび免疫賦活剤 - Google Patents

新規なペプチドおよび免疫賦活剤

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JPH08225594A
JPH08225594A JP7072224A JP7222495A JPH08225594A JP H08225594 A JPH08225594 A JP H08225594A JP 7072224 A JP7072224 A JP 7072224A JP 7222495 A JP7222495 A JP 7222495A JP H08225594 A JPH08225594 A JP H08225594A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大豆のタンパク質分解酵素の分解液から新
規な免疫賦活作用を有する新規なペプチドを提供する。 【構成】 大豆をタンパク質分解酵素等で処理し、新規
な免疫賦活作用を有する6種のペプチドは(1)Phe
−Thr−Lys−Pro−Gly,(2)Leu−L
ys−Pro−Asn,(3)Phe−Gly−Pro
−Gly,(4)Glu−Asp−Lys−Pro−P
he−Asn−Leu,(5)Ala−Glu−Ile
−Asn−Met−Pro−Asp−Tyr,(6)V
al−Ile−Pro−Pro−Gly−Val−Pr
o−Tyr,(7)Glu−Gln−Gln−Gly−
Lys−Gly−Ile,(8)Ser−Gly−Ph
e−Ala−Proであり、免疫賦活作用を有し、毒性
も極めて低い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬として有用性を有
する下記のアミノ酸の配列のペプチド構造を有するペプ
チドならびにそのペプチドを有効成分とする免疫賦活剤
に関する。 (1)Phe−Thr−Lys−Pro−Gly (2)Leu−Lys−Pro−Asn (3)Phe−Gly−Pro−Gly (4)Glu−Asp−Lys−Pro−Phe−As
n−Leu (5)Ala−Glu−Ile−Asn−Met−Pr
o−Asp−Tyr (6)Val−Ile−Pro−Pro−Gly−Va
l−Pro−Tyr (7)Glu−Gln−Gln−Gly−Lys−Gl
y−Ile (8)Ser−Gly−Phe−Ala−Pro (式中、アミノ酸残基を表わす各記号は、アミノ酸化学
において慣用の表示法によるものである。)
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】摂取さ
れた食品は消化管の中で分解、吸収される過程で宿主免
疫系へ種々の影響を与えることが知られている(J.
L.Decker et al.:Ann.Inter
n.Med.,1o1,810−824(198
4))。宿主の免疫反応は免疫担当細胞であるリンパ球
及びマクロファージから分泌される生理活性物質によっ
て調節、制御されていることが知られているが、一方、
食品成分中にも宿主免疫系を調節する物質の存在が知ら
れている。その中には、食品蛋白質を酵素的に分解した
ペプチドとして、ヒトカゼイン由来Gly−Leu−P
he,ウシカゼイン由来Leu−Leu−Tyr,ヒト
βカゼイン由来Val−Glu−Pro−Ile−Pr
o−Tyrのものが知られておりいずれもマクロファー
ジの活性を上昇させることが見いだされている。(F.
Parker etal.:Eur.J.Bioche
m.145,677−682(1984),J.Ber
thou et al.:FABS Lett.,21
8,55−58(1987))。生体内に摂取された食
品蛋白質は、そのままの形かあるいは分解されてペプチ
ドの形で免疫応答系細胞と接する。このような食品成分
と免疫応答系細胞との相互作用は、これまで知られてい
るところでは、たとえば免疫系の異常状態である食品ア
レルギーを引き起こす場合があり、さらに、免疫系の賦
活あるいは抑制という形となって観察されている。免疫
応答系を調節する本来の生体内物質としてインターロイ
キンをはじめとするサイトカイニンと呼ばれる一群のポ
リペプチドであり、その機能及び構造について多くの情
報が集積しつつある。これに対し、食品たん白質由来の
ペプチドで免疫調節機能をもつものは多くはなく、未だ
医薬品としての開発が進んでいるとの報告はない。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、大豆のタン
パク質分解酵素の分解液から薬理作用を有する物質を検
索し、新規な8種のペプチドが強い免疫賦活作用を有す
ることを見出した。そして、これら8種のペプチドを医
薬として実用化するための研究を鋭意行った。その結
果、この8種のペプチドが免疫賦活作用を有し、天然物
由来の免疫賦活剤としての有用性を見い出した。本発明
は係る知見に基づくものである。以下に、本発明を詳細
に説明する。本発明に係る新規なペプチドは、次式
(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、
(7)及び(8) (1) Phe−Thr−Lys−Pro−Gly (2) Leu−Lys−Pro−Asn (3) Phe−Gly−Pro−Gly (4) Glu−Asp−Lys−Pro−Phe−A
sn−Leu (5) Ala−Glu−Ile−Asn−Met−P
ro−Asp−Tyr (6) Val−Ile−Pro−Pro−Gly−V
al−Pro−Tyr (7) Glu−Gln−Gln−Gly−Lys−G
ly−Ile (8) Ser−Gly−Phe−Ala−Pro (式中の各記号はペプチド化学におけるアミノ酸配列の
各アミノ酸単位を示す。)の式で示されるL体のアミノ
酸の配列を有する新規なペプチドであり、常温における
性状は白色の粉末である。
【0004】前記の8種のペプチドは、化学的に合成す
る方法または大豆のタンパク質分解酵素の分解液から分
離精製する方法を挙げることができる。本発明に係る新
規なペプチドを化学的に合成する場合には、液相法また
は固相法等の通常のペプチド合成方法によって行うこと
ができるが、好ましくは、固相法によってポリマー性の
固相支持体へ前記ペプチドのC末端(カルボキシル末端
側)からそのアミノ酸残基に対応したL体のアミノ酸を
順次ペプチド結合によって結合して行くのがよい。そし
て、そのようにして得られた合成ペプチドは、トリフル
オロメタンスルホン酸、フッ化水素等を用いてポリマー
性の固相支持体から切断した後、アミノ酸側鎖の保護基
を除去し、逆相系のカラムを用いた高速液体クロマトグ
ラフィー(以下、HPLCと略記する。)等を用いた通
常の方法で精製することができる。
【0005】上記したように、本発明に係る新規なペプ
チドは大豆のタンパク質分解酵素の分解液から分離精製
することができるが、その場合には、発明者等の文献
[J.Nutr.Biochem.,1993,Vo
l.4,August]の方法に準拠し、例えば、以下
のようにして行うことができる。上記の新規なペプチド
を含有している生大豆を用いて、適当な溶媒(例えば、
水−トリス塩酸緩衝液、リン酸緩衝液の中性の緩衝液
等)中で十分にホモジネイトした後、加水分解する。加
水分解は常法に従って行う。例えば、ペプシン等のタン
パク質分解酵素で加水分解する場合は、生大豆ホモジネ
イトを必要とあれば更に加水分解した後、酵素の至適温
度まで加温しpHを至適値に調整し、酵素を加えてイン
キュベートする。次いで必要に応じ中和した後、酵素を
失活させて加水分解液を得る。その加水分解液を濾紙お
よび/またはセライト等を用いて濾過することによって
不溶性成分を除去し、得られた濾液をセロファン等の半
透膜を用いて適当な溶媒(例えば、トリス−塩酸緩衝
液、リン酸緩衝液の中性の緩衝液等)中で十分に透析
し、その濾液中の成分で半透膜を通過した成分を含む溶
液を強酸性陽イオン交換樹脂(例えば、ダウケミカル社
製のDowex 50W等)にかけ、その吸着溶出分画
から免疫賦活作用を有する成分を含有する分画を得、得
られた免疫賦活作用を有する分画をゲル濾過(例えば,
ファルマシア社製の Sephadex G−25等)
によって分画し、得られた免疫賦活作用を有する分画を
陽イオン交換ゲル濾過(例えば、ファルマシア社製のS
P−Sephadex C−25等)によって分画し、
得られた免疫賦活作用を有する分画を更に逆相HPLC
によって分画する。
【0006】この新規な8種のペプチドは、静脈内への
繰返し投与を行った場合、抗体産生を惹起せず、アナフ
イラキシーショックを起こさない。また、このペプチド
はL−アミノ酸のみの配列構造からなり、投与後、生体
内のプロテアーゼにより徐々に分解される為,毒性は極
めて低く安全性は極めて高い(LD50>5000mg
/Kg:ラット経口投与)。本発明に係る新規なペプチ
ドは、通常用いられる賦形剤等の添加物を用いて注射
剤、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等に調整すること
ができる。投与法としては、通常は免疫不全症を有して
いる哺乳類(例えば、ヒト、イヌ、ラット等)に注射す
ること、あるいは経口投与することがあげられる。投与
量は、例えば、動物体重1kg当りこのペプチドを0.
01〜10mgの量である。投与回数は、通常、1日1
〜4回程度であるが、投与経路によって、適宜、調整す
ることができる。上記の各種製剤において用いられる賦
形剤、結合剤、滑沢剤の種類は、特に限定されず、通常
の注射剤、散剤、顆粒剤、錠剤あるいはカプセル剤に用
いられるものを使用することができる。
【0007】錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤に用いる
添加剤としては、下記のものをあげることができる。賦
形剤としては、結晶セルロース等の糖類、マンニトール
等の糖アルコール類、でんぷん類、無水リン酸カルシウ
ム等;結合剤としてはでんぷん類、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース等;崩壊剤としてはカルボキシメチル
セルロースおよびそのカルウム塩類;滑沢剤としてはス
テアリン酸およびその塩類、タルク、ワツクス類を挙げ
ることができる。また、製剤の調整にあたっては、必要
に応じメントール、クエン酸およびその塩類、香料等の
矯臭剤を用いることができる。注射用の無菌組成物は、
常法により、本発明に係る新規なペプチドを、注射用
水、生理食塩液およびキシリトールやマンニトールなど
の糖アルコール注射液、プロピレングリコールやポリエ
チレングリコール等のグリコールに溶解または懸濁させ
て注射剤とすることができる。この際、緩衝液、防腐
剤、酸化防止剤等を必要に応じて添加することができ
る。本発明の新規なペプチドを含有する製剤は凍結乾燥
品または乾燥粉末の形とし、用時、通常の溶解剤、例え
ば水または生理食塩液にて溶解して用いることもでき
る。
【0008】本発明に係る新規なペプチドは、優れた免
疫賦活作用を有し、新規なペプチドをウサギに経口投与
すると、末梢血リンパ球のコンカナバリンA(以下Co
nAと略記する。)刺激に対する幼若化反応が有意に上
昇し、又、新規なペプチドをC57BL/6マウスに経
口投与すると抗体産生能が上昇した。更に、新規なペプ
チドは、in vitroにおいてC3H/HeNマウ
スより得た脾細胞に対してマイトージェン活性を示す。
【0009】
【実施例】以下に実施例として、製造例及び試験例を記
載し、本発明を更に詳細に説明する。 製造例1 生大豆200gに脱イオン水1lを加えホモジナイズし
た後、1N塩酸にてpHを2.0に調整し、ペプシン
(メルク社製、酵素番号 EC 3.4.23.1)1
0gを添加し、37℃で2時間撹拌しながら加水分解を
行った。分解反応液を直ちに限外濾過膜(アミコン社
製、YM10型、φ76mm)に通過させ、通過液を強
酸性陽イオン交換樹脂Dowex 50W X4
[H](φ4.5x15cm)カラムに加えた。カラ
ムを脱イオン水で十分に洗浄した後、2N水酸化アンモ
ニウム液2lを用いて溶出した。減圧濃縮によりアンモ
ニアを除去し、濃縮液40mlを得た。濃縮液4mlを
予め脱イオン水で緩衝化したSephadex G−2
5 カラム(φ2.5x150cm)に負荷し、流速3
0ml/hr、各分画量8.3mlでゲル濾過した。そ
の結果は図1に示すとおりである。上記のゲル瀘過を繰
り返して大量分取した免疫賦活活性の高い分画(分画番
号17〜37)を集め、凍結乾燥してペプチド粉末(大
豆由来のペプチド粉末)とした。このペプチド粉末を脱
イオン水に溶解した後、予め、脱イオン水で緩衝化した
SP−Sephadex C−25[H](φ1.5
x47.2cm)カラムに負荷し、脱イオン水1lから
3%塩化ナトリウム液1lの濃度勾配法により、流速6
0ml/hr、各分画量7.8mlでクロマトグラフィ
ーを行った。その結果は図2に示すとおりである。
【0010】上記クロマトグラフ中、分画番号30〜3
8の免疫賦活活性の高い分画を集めて凍結乾燥して精製
ペプチド粉末(SP−I分画部分)、分画番号39〜4
7の免疫賦活活性の高い分画を集めて凍結乾燥して精製
ペプチド粉末(SP−II分画部分)を得た。これら精
製ペプチド粉末(SP−I、SP−II分画部分)を脱
イオン水に溶解した後HPLCを行った。条件はカラム
として野村化学(株)製Develosil ODS−
50(φ4.6mm IDx25cmL)を使用し、移
動相として0.05%トリフルオロ酢酸(以下、TFA
と略記する。)から25%アセトニトリル/0.05%
TFAの濃度勾配法により、流速1.0ml/min、
検出波長 220nmでクロマトグラフィーを行い、免
疫賦活活性を有するペプチドを得た。その結果は図3に
示すとおりである。 {溶出時間;(1)のペプチド32分、(2)のペプチ
ド38分、(3)のペプチド83分、(4)のペプチド
122分、(5)のペプチド127分、(6)のペプチ
ド142分、(7)のペプチド41分、(8)のペプチ
ド109分} このようにして得られた免疫賦活作用を有するペプチド
のアミノ酸配列は、アプライドバイオシステム社製のプ
ロテインシーケンサー477A型を用いて決定された。
その結果、8種のペプチドは、それぞれ、 次式、(1)Phe−Thr−Lys−Pro−Gly (2)Leu−Lys−Pro−Asn (3)Phe−Gly−Pro−Gly (4)Glu−Asp−Lys−Pro−Phe−As
n−Leu (5)Ala−Glu−Ile−Asn−Met−Pr
o−Asp−Tyr (6)Val−Ile−Pro−Pro−Gly−Va
l−Pro−Tyr (7)Glu−Gln−Gln−Gly−Lys−Gl
y−Ile (8)Ser−Gly−Phe−Ala−Pro で示されるL体のアミノ酸残基からなる配列を有するペ
プチドであることが確認された。
【0011】製造例2 本例は、合成法による製造例である。 Phe−Thr−Lys−Pro−Glyの合成法。 アプライドバイオシステム社製のペプチド自動合成装置
430A型を用いた固相法によって当該ペプチドを合成
した。固相担体としては、スチレン−ジビニルベンゼン
共重合体(ポリスチレン樹脂)をクロロメチル化した樹
脂を使用した。まず、当該ペプチドのアミノ酸配列に従
って、常法どおり、そのC末端側のグリシンからクロロ
メチル樹脂に反応させペプチド結合樹脂を得た。このと
きのアミノ酸は、t−ブトキシカルボニル(以下t−B
ocと略記す。)基で保護されたt−Bocアミノ酸を
使用した。次にこのペプチド結合樹脂をエタンジチオー
ルとチオアニソールからなる混合液に懸濁し、室温で1
0分間撹拌後、氷冷下でトリフルオロ酢酸を加え、更に
10分間撹拌した。この混合液にトリフルオロメタンス
ルホン酸を滴下し、室温で30分間撹拌した後、無水エ
ーテルを加えてその生成物を沈澱させて分離し、その沈
澱物を無水エーテルで数回洗浄した後、減圧下で乾燥し
た。このようにして得られた末精製の合成ペプチドは蒸
留水に溶解した後、逆相系のカラムC18(5μm)を
用いたHPLCにより精製した。移動相として(A)
0.1%TFA含有蒸留水、(B)0.1%TPA含有
アセトニトリル溶液を使用し、(A)液が20分間で9
8%→78%の濃度勾配法により流速1.5ml/mi
nでクロマトグラフィーを行った。紫外部波長215n
mで検出し、最大の吸収を示した溶出分画を分取し、こ
れを凍結乾燥することによって目的とする合成ペプチド
を得た。
【0012】この合成ペプチドをマススペクトルにより
分析した結果、アミノ酸配列構造を有するペプチドであ
ることが確認された。このマススペクトルの結果は図4
に示すとおりである。他の7つのペプチドについても上
記合成方法に準じ固相法によりそれぞれC末端側から反
応させ合成した。末精製の合成ペプチドは以下に示すと
おり精製した。 Leu−Lys−Pro−Asnの精製法 逆相系のカラムC18(5μm)を用いたHPLCによ
り精製した。移動相として(A)0.1%TFA含有蒸
留水、(B)0.1%TFA含有アセトニトリル溶液を
使用し、(A)液が20分間で90%→60%の濃度勾
配法により流速1.5ml/minでクロマトグラフィ
ーを行った。紫外部波長215nmで検出し、最大の吸
収を示した溶出分画を分取し、これを凍結乾燥すること
によって目的とする合成ペプチドを得た。
【0013】この合成ペプチドをマススペクトルにより
分析した結果、アミノ酸配列およびアミノ酸組成が前記
式で示したアミノ酸配列構造を有するペプチドであるこ
とが確認された。このマススペクトルの結果は図5に示
すとおりである。 Phe−Gly−Pro−Glyの精製法 逆相系のカラムC18(5μm)を用いたHPLCによ
り精製した。移動相として(A)0.1%TFA含有蒸
留水、(B)0.1%TFA含有アセトニトリル溶液を
使用し、(A)液が20分間で98%→78%の濃度勾
配法により流速1.5ml/minでクロマトグラフィ
ーを行った。紫外部波長215nmで検出し、最大の吸
収を示した溶出分画を分取し、これを凍結乾燥すること
によって目的とする合成ペプチドを得た。
【0014】この合成ペプチドをマススペクトルにより
分析した結果、アミノ酸配列およびアミノ酸組成が前記
式で示したアミノ酸配列構造を有するペプチドであるこ
とが確認された。このマススペクトルの結果は図6に示
すとおりである。 Glu−Asp−Lys−Pro−Phe−Asn−L
euの精製法 逆相系のカラムC18(5μm)を用いたHPLCによ
り精製した。移動相として(A)0.1%TFA含有蒸
留水、(B)0.1%TFA含有アセトニトリル溶液を
使用し、(A)液が20分間で98%→78%の濃度勾
配法により流速1.5ml/minでクロマトグラフィ
ーを行った。紫外部波長215nmで検出し、最大の吸
収を示した溶出分画を分取し、これを凍結乾燥すること
によって目的とする合成ペプチドを得た。
【0015】この合成ペプチドをマススペクトルにより
分析した結果、アミノ酸配列およびアミノ酸組成が前記
式で示したアミノ酸配列構造を有するペプチドであるこ
とが確認された。このマススペクトルの結果は図7に示
すとおりである。 Ala−Glu−Ile−Asn−Met−Pro−A
sp−Tyrの精製法 逆相系のカラムC18(5μm)を用いたHPLCによ
り精製した。移動相として(A)0.1%TFA含有蒸
留水、(B)0.1%TFA含有アセトニトリル溶液を
使用し、(A)液が20分間で98%→78%の濃度勾
配法により流速1.5ml/minでクロマトグラフィ
ーを行った。紫外部波長215nmで検出し、最大の吸
収を示した溶出分画を分取し、これを凍結乾燥すること
によって目的とする合成ペプチドを得た。
【0016】この合成ペプチドをマススペクトルにより
分析した結果、アミノ酸配列およびアミノ酸組成が前記
式で示したアミノ酸配列構造を有するペプチドであるこ
とが確認された。このマススペクトルの結果は図8に示
すとおりである。 Val−Ile−Pro−Pro−Gly−Val−P
ro−Tyrの精製法 逆相系のカラムC18(5μm)を用いたHPLCによ
り精製した。移動相として(A)0.1%TFA含有蒸
留水、(B)0.1%TFA含有アセトニトリル溶液を
使用し、(A)液が20分間で98%→78%の濃度勾
配法により流速1.5ml/minでクロマトグラフィ
ーを行った。紫外部波長215nmで検出し、最大の吸
収を示した溶出分画を分取し、これを凍結乾燥すること
によって目的とする合成ペプチドを得た。
【0017】この合成ペプチドをマススペクトルにより
分析した結果、アミノ酸配列およびアミノ酸組成が前記
式で示したアミノ酸配列構造を有するペプチドであるこ
とが確認された。このマススペクトルの結果は図9に示
すとおりである。 Glu−Gln−Gln−Gly−Lys−Gly−I
leの精製法 逆相系のカラムC18(5μm)を用いたHPLCによ
り精製した。移動相として(A)0.1%TFA含有蒸
留水、(B)0.1%TFA含有アセトニトリル溶液を
使用し、(A)液が20分間で98%→78%の濃度勾
配法により流速1.5ml/minでクロマトグラフィ
ーを行った。紫外部波長215nmで検出し、最大の吸
収を示した溶出分画を分取し、これを凍結乾燥すること
によって目的とする合成ペプチドを得た。
【0018】この合成ペプチドをマススペクトルにより
分析した結果、アミノ酸配列およびアミノ酸組成が前記
式で示したアミノ酸配列構造を有するペプチドであるこ
とが確認された。このマススペクトルの結果は図10に
示すとおりである。 Ser−Gly−Phe−Ala−Proの精製法 逆相系のカラムC18(5μm)を用いたHPLCによ
り精製した。移動相として(A)0.1%TFA含有蒸
留水、(B)0.1%TFA含有アセトニトリル溶液を
使用し、(A)液が20分間で98%→78%の濃度勾
配法により流速1.5ml/minでクロマトグラフィ
ーを行った。紫外部波長215nmで検出し、最大の吸
収を示した溶出分画を分取し、これを凍結乾燥すること
によって目的とする合成ペプチドを得た。
【0019】この合成ペプチドをマススペクトルにより
分析した結果、アミノ酸配列およびアミノ酸組成が前記
式で示したアミノ酸配列構造を有するペプチドであるこ
とが確認された。このマススペクトルの結果は図11に
示すとおりである。合成によって得られた本発明の8種
のペプチドは、以下に示す試験によって薬理効果が確認
された。
【0020】試験例1 (ウサギ末梢血リンパ球のコンカナバリンA刺激に対す
る幼若化反応の測定)ウサギは成熟雄性日本白色種(K
BL:JW、SPF、体重2.0kg)を(株)北山ラ
ベスより購入し、1週間予備飼育を行った後、健常な動
物を試験に供した。飼育は温度23±2℃、湿度55±
10%に保った飼育室内の金属製個別ゲージで行った。
飼料はオリエンタル酵母(株)製RC4を1日120g
給餌し、水は自家揚水(水道法、水質基準適合)を自由
に摂取させた。1群3例のウサギを用い、製造例1にお
ける大豆由来のペプチド粉末200mg/kg/day
を体重1kg当り5mlの割合で30日間連続投与し
た。対照群には同容量の溶媒を投与した。体重測定は3
日毎に行った。投与開始日並びに最終投与の翌日、各ウ
サギの耳静脈からヘパリン処理した注射器で10mlの
血液を採取し、3時間以内に、リンパ球分離並びに
−サイミジン取り込み能測定法による幼若化反応を実施
した。各リンパ球の取り込んだ放射能から次式により刺
激指数(SI)を算出した。 SI=(ConAを加えた培養系)/(ConAを加え
ない培養系) 大豆由来のペプチド粉末(200mg/kg/day)
を30日間経口投与したウサギの体重変化は表1に示し
た。体重変化は大豆ペプチド投与群と対照群との間に有
意差は認められなっかた。又、ウサギ末梢血リンパ球の
ConA刺激による幼若化反応(SI値)を表2に示し
た。この結果、大豆ペプチドの投与前5.3±0.6か
ら投与後44.8±7.0に上昇し、有意差(p<0.
01、t検定)が認められた。
【0021】試験例2 (マウス脾細胞の抗体産生能測定)マウスは雄性、5週
齢(Slc:C57BL/6、SPF)を日本エスエル
シー(株)より購入し、1週間予備飼育を行った後、健
常な動物を試験に供した。マウスの飼育は温度23±2
℃、湿度55±10%に保った飼育室内のエアコンケー
ジで行った。餌料はオリエンタル酵母(株)製MF、水
は自家揚水(水道法、水質基準適合)を自由に摂取させ
た。1群3例のマウスを用い、製造例1における大豆由
来のペプチド粉末200mg/kg/dayを体重10
g当り0.1mlの割合で10日間連続経口投与した。
体重は、毎日計測した。大豆ペプチドの投与開始から5
日後、それぞれのマウスの尾静脈にヒツジ赤血球(SR
BC、デンカ生研(株))5X10cells/ml
を0.2ml投与して免疫した。免疫の5日後、各群の
マウスから脾臓を採取し、Eagle′s minim
al essential medium(EMEM、
日水製薬(株))を入れたシャーレ内で脾細胞を遊離さ
せた。リン酸緩衝液(PBS)で3回洗浄した後、EM
EMで2.5X10 cells/mlに調整した脾
細胞と50%SRBC浮遊液及びモルモット乾燥補体
(デンカ生研(株))を8:1:1の割合で混合した。
Cunningham,A.J.らの方法(Immun
ology,14,599,(1968))に準じて3
7℃で90分反応後、溶血斑(plaque form
ing cell,PFC)を計測した。大豆由来のペ
プチド粉末(200mg/kg/day)を10日間経
口投与したマウスの体重変化並びに脾細胞調製時に測定
した脾臓重量を表3に示した。体重変化において大豆ペ
プチド投与群と対照群との間に有意差は認められなかっ
た。又、大豆ペプチド投与群の脾臓重量は104.7±
6.1、対照群のそれは73.1±10.9で両者間に
有意差は認められなかった。マウス脾細胞での抗体産生
能を表4に示した。大豆ペプチド投与群の抗体産生細胞
数は1112±306.6であり、対照群の抗体産生細
胞数493.3±170.2と比較して有意(p<0.
01、t検定)に上昇していた。
【0022】試験例3 (合成ペプチドのマイトージェン活性の測定)藤原らの
方法(栄食誌,Vol43,No.3,203−20
8,(1990))に準じてマイトージェン活性を測定
した。製造例2で合成した新規な8種類のペプチドは、
25mM HEPES−RPMI1640培地に対して
溶解(最大濃度1mg/ml)し、0.2μのフィルタ
ー濾過滅菌後、同培地により2倍ごと段階希釈を行った
ものを供試サンプルとした。C3H/HeNマウス(6
週齢、雄性)の脾臓を無菌的に摘出し、ワイヤーメッシ
ュ上で25mMHEPES−RPMI1640培地を滴
下しながら穏やかに磨砕し、通過液を更にもう一組のワ
イヤーメッシュを通すことにより単一細胞浮遊液を調製
した。脾細胞は同培地にて3回洗浄後、牛胎児血清10
%を含む25mM HEPES−RPMI1640培地
に浮遊させ、96ウェルマイクロプレートに5X10
個/100μl/ウェルとなるように分注した。その
後、前記の供試サンプル10μlを加え、5%CO
囲気下、37℃で培養した。尚、陰性対照には、25m
M MHEPS−RPMI1640培地10μlを、陽
性対照にはコンカナバリンA(ConA、終濃度1μg
/ml)並びにリポポリサッカライド(LPS、終濃度
100μg/ml)を供試サンプルの代わりに加えてい
る。その後、0.5%の3−(4,5−ジメチル−2−
チアゾリル)−2,5ジフェニル−2Hテトラゾリウム
ブロマイド(MTT)溶液を10μl加え、更に3時間
培養を行い、しかる後、生じたMTT−フォルマザンを
酸−イソプロパノール溶液(0.04N濃度に塩酸を添
加)100μlを加えて溶解し、EIAリーダーにて5
95nmの吸光度を測定した。データは陰性対照の値を
100とした相対値にて表示している。マイトジェン活
性の結果は表5に示すとおりである。以上の試験の結
果、本発明に係わる新規な8種のペプチドより成る大豆
由来のペプチド粉末は、in vivoにおいて有意に
免疫機能に影響を及ぼすことが確認された。更に、本発
明に係わる新規な8種の合成ペプチドは、in vit
roにおいて有意にマイトージェン活性を示すことが確
認され、免疫賦活剤として有用である。尚、本発明に係
わる新規な8種のペプチドは、構造的にそのアミノ酸配
列を部分構造とするペプチドにおいて、構造中に採用す
ることもできる。
【0023】
【表1】 本発明に係る新規な8種のペプチドの、製造例1におけ
る大豆由来のペプチド粉末投与時のウサギ体重変化。
【0024】
【表2】 本発明に係る新規な8種のペプチドの、製造例1におけ
る大豆由来のペプチド粉末投与時の、ウサギ末梢血リン
パ球のコンカナバリンA刺激による幼若化反応。
【0025】
【表3】 本発明に係る新規な8種のペプチドの、製造例1におけ
る大豆由来のペプチド粉末投与時の、マウス体重変化と
脾臓重量。
【0026】
【表4】 本発明に係る新規な8種のペプチドの、製造例1におけ
る大豆由来のペプチド粉末投与時の、マウス脾細胞での
抗体産生能。
【0027】
【表5】 本発明に係る新規な8種の合成ペプチドの、in vi
troにおけるマイトージェン活性。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る新規な8種のペプチドの、製造例
1におけるSephdex G−25カラムロマトグラ
フィーによる免疫賦活ペプチドの分離精製の結果を示す
図である。
【図2】本発明に係る新規な8種のペプチドの、製造例
1におけるSP−Sephadex C−25
[H]カラムクロマトグラフィーによる免疫賦活ペプ
チドの分離精製の結果を示す図である。
【図3】本発明に係る新規な8種のペプチドの、製造例
1における逆相高速液体クロマトグラフィーによる免疫
賦活ペプチドの分離精製の結果を示す図である。上図の
HPLCパターンは、製造例1における精製ペプチド粉
末(SP−I分画部分)を供試料とし、下図のHPLC
パターンは、精製ペプチド粉末(SP−II分画部分)
を供試料としたものである。
【図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図1
1】同、製造例2で得られた8種の合成ペプチドのマス
スペクトルを示す図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式; Phe−Thr−LyS−
    Pro−Gly で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチド。
  2. 【請求項2】 次式; Phe−Thr−Lys−
    Pro−Gly で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチドを有効成分として含有することを
    特徴とする免疫賦活剤。
  3. 【請求項3】 次式; Leu−Lys−Pro−
    Asn で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチド。
  4. 【請求項4】 次式; Leu−Lys−Pro−
    Asn で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチドを有効成分として含有することを
    特徴とする免疫賦活剤。
  5. 【請求項5】 次式; Phe−Gly−Pro−
    Gly で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチド。
  6. 【請求項6】 次式; Phe−Gly−Pro−
    Gly で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチドを有効成分として含有することを
    特徴とする免疫賦活剤。
  7. 【請求項7】 次式; Glu−Asp−Lys−
    Pro−Phe−Asn−Leu で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチド。
  8. 【請求項8】 次式; Glu−Asp−Lys−
    Pro−Phe−Asn−Leu で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチドを有効成分として含有することを
    特徴とする免疫賦活剤。
  9. 【請求項9】 次式; Ala−Glu−Ile−
    Asn−Met−Pro−Asp−Tyr で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチド。
  10. 【請求項10】 次式; Ala−Glu−Ile−
    Asn−Met−Pro−Asp−Tyr で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチドを有効成分として含有することを
    特徴とする免疫賦活剤。
  11. 【請求項11】 次式; Val−Ile−Pro−
    Pro−Gly−Val−Pro−Tyr で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチド。
  12. 【請求項12】 次式; Val−Ile−Pro−
    Pro−Gly−Val−Pro−Tyr で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチドを有効成分として含有することを
    特徴とする免疫賦活剤。
  13. 【請求項13】 次式; Glu−Gln−Gln−
    Gly−Lys−Gly−Ile で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチド。
  14. 【請求項14】 次式; Glu−Gln−Gln−
    Gly−Lys−Gly−Ile で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチドを有効成分として含有することを
    特徴とする免疫賦活剤。
  15. 【請求項15】 次式; Ser−Gly−Phe−
    Ala−Pro で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチド。
  16. 【請求項16】 次式; Ser−Gly−Phe−
    Ala−Pro で示されるL体のアミノ酸の配列によるペプチド構造を
    有する新規なペプチドを有効成分として含有することを
    特徴とする免疫賦活剤。
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