JPH08225170A - 封筒給紙装置 - Google Patents
封筒給紙装置Info
- Publication number
- JPH08225170A JPH08225170A JP2925695A JP2925695A JPH08225170A JP H08225170 A JPH08225170 A JP H08225170A JP 2925695 A JP2925695 A JP 2925695A JP 2925695 A JP2925695 A JP 2925695A JP H08225170 A JPH08225170 A JP H08225170A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- holder
- separation
- roller
- envelope
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- Withdrawn
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信頼性の高い封筒給紙装置を提供する。
【構成】 分離パッド2bを、小さな摩擦係数を有する材
料からなるホルダ2b′と、大きな摩擦係数を有する材料
からなるパッド2b″から構成するとともに、ホルダ2b′
はパッド2b″表面より部分的に突出して封筒3端面を案
内する。
料からなるホルダ2b′と、大きな摩擦係数を有する材料
からなるパッド2b″から構成するとともに、ホルダ2b′
はパッド2b″表面より部分的に突出して封筒3端面を案
内する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、封筒給紙装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CPUの性能向上に伴いそれを使
ったパソコン用のDTPソフトも充実してきた。そのソ
フトで作成される印刷物も通常の用紙の他に封筒などに
も印刷出力したいという要求が強まってきている。従来
の封筒給紙装置は、中央処理装置の性能が低いこともあ
り、高速大量印刷には対応していなかった。
ったパソコン用のDTPソフトも充実してきた。そのソ
フトで作成される印刷物も通常の用紙の他に封筒などに
も印刷出力したいという要求が強まってきている。従来
の封筒給紙装置は、中央処理装置の性能が低いこともあ
り、高速大量印刷には対応していなかった。
【0003】しかし、上述したように中央処理装置の性
能が高まるにつれ大量に封筒をスタックし、一度の操作
で大量に印刷出力可能な封筒給紙装置が望まれていた。
通常、封筒給紙装置は装填量が少量でも最下部のものか
ら給紙される。封筒は一枚の紙を折りたたんで作られる
ため、それを積み重ねると最上部は大きく湾曲し、安定
した給紙性能を得ることは困難である。これが最下部の
ものから給紙される理由である。
能が高まるにつれ大量に封筒をスタックし、一度の操作
で大量に印刷出力可能な封筒給紙装置が望まれていた。
通常、封筒給紙装置は装填量が少量でも最下部のものか
ら給紙される。封筒は一枚の紙を折りたたんで作られる
ため、それを積み重ねると最上部は大きく湾曲し、安定
した給紙性能を得ることは困難である。これが最下部の
ものから給紙される理由である。
【0004】給紙法として高摩擦係数を有するゴムロー
ラを紙や封筒などの被印刷物に押圧し、このゴムローラ
を回転させるようにした構成は周知である。通常、給紙
される被印刷物が同時に2枚以上送り出されないよう
に、重送防止機構が設けられている。重送防止機構は例
えば、前記ゴムローラと同期して回転するローラに対向
して配置され、所定の押し圧で被印刷物を介して前記ロ
ーラを押圧する比較的摩擦係数の高いゴム製パッドから
なる。そして、送られるべき被印刷物は前記ローラで搬
送され、その上に重ねられた被印刷物は前記パッドで止
められる。
ラを紙や封筒などの被印刷物に押圧し、このゴムローラ
を回転させるようにした構成は周知である。通常、給紙
される被印刷物が同時に2枚以上送り出されないよう
に、重送防止機構が設けられている。重送防止機構は例
えば、前記ゴムローラと同期して回転するローラに対向
して配置され、所定の押し圧で被印刷物を介して前記ロ
ーラを押圧する比較的摩擦係数の高いゴム製パッドから
なる。そして、送られるべき被印刷物は前記ローラで搬
送され、その上に重ねられた被印刷物は前記パッドで止
められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の重送
防止機構においては、普通の用紙の場合には重送防止機
構は用紙収納部外に設置されているが、封筒の給送時に
はローラより相当の距離を隔てることになり、わずかな
走行の障害があると用紙は座屈し用紙走行が不安定にな
るという問題があった。
防止機構においては、普通の用紙の場合には重送防止機
構は用紙収納部外に設置されているが、封筒の給送時に
はローラより相当の距離を隔てることになり、わずかな
走行の障害があると用紙は座屈し用紙走行が不安定にな
るという問題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を解消し、信頼性の高い封筒給紙装置を提供する
ことにある。
問題点を解消し、信頼性の高い封筒給紙装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、スタックさ
れた封筒の下部より給紙する給紙ローラと、それに同期
して回転する分離ローラと、前記分離ローラに所定の荷
重で押圧する分離パッドを有する封筒給紙装置におい
て、前記分離パッドを、小さな摩擦係数を有する材料か
らなるホルダと、大きな摩擦係数を有する材料からなる
パッドから構成するとともに、前記ホルダは前記パッド
の表面より部分的に突出して封筒端面を案内することに
より達成される。
れた封筒の下部より給紙する給紙ローラと、それに同期
して回転する分離ローラと、前記分離ローラに所定の荷
重で押圧する分離パッドを有する封筒給紙装置におい
て、前記分離パッドを、小さな摩擦係数を有する材料か
らなるホルダと、大きな摩擦係数を有する材料からなる
パッドから構成するとともに、前記ホルダは前記パッド
の表面より部分的に突出して封筒端面を案内することに
より達成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、分離パッド部に封筒案内機能
が備わり、安定した封筒の給送が実現される。
が備わり、安定した封筒の給送が実現される。
【0009】
【実施例】図1および図2に本発明の実施例を示す。1
はピックローラで、堆積された被印刷物3を印刷ステー
ションに搬送する。2は重送防止機構部で、分離ローラ
2aはピックローラ1に同期して回転する。2bは分離
パッドで、所定の力で分離ローラ2aを押圧している。
被印刷物3は収納部4の壁4aに案内され、ピックロー
ラ1に押圧するように移動する。そしてピックローラ1
の近傍では、被印刷物3の一部が分離パッド2bとの接
触部に導入される。ここで、2枚以上の被印刷物が上記
箇所に入った場合は、上方のものは分離パッド2bに阻
止され、そこで停止する。一番下のものは分離ローラ2
aで給送される。
はピックローラで、堆積された被印刷物3を印刷ステー
ションに搬送する。2は重送防止機構部で、分離ローラ
2aはピックローラ1に同期して回転する。2bは分離
パッドで、所定の力で分離ローラ2aを押圧している。
被印刷物3は収納部4の壁4aに案内され、ピックロー
ラ1に押圧するように移動する。そしてピックローラ1
の近傍では、被印刷物3の一部が分離パッド2bとの接
触部に導入される。ここで、2枚以上の被印刷物が上記
箇所に入った場合は、上方のものは分離パッド2bに阻
止され、そこで停止する。一番下のものは分離ローラ2
aで給送される。
【0010】分離パッド2bは、ホルダ2b′と比較的
高摩擦係数を有するゴム系の材料であるパッド2b″か
らなる。一方、ホルダ2b′の摩擦係数は小さい。パッ
ド2b″の一部は図2に示す通り、切欠き溝5が設けら
れており、溝5に合うようにホルダ2b′の一部は突起
6を有してこの溝5より側方に突出し、封筒端面を案内
する。突起6はパッド2b″の面より高く、且つ用紙収
納部の壁4aと同じ平面となっている。
高摩擦係数を有するゴム系の材料であるパッド2b″か
らなる。一方、ホルダ2b′の摩擦係数は小さい。パッ
ド2b″の一部は図2に示す通り、切欠き溝5が設けら
れており、溝5に合うようにホルダ2b′の一部は突起
6を有してこの溝5より側方に突出し、封筒端面を案内
する。突起6はパッド2b″の面より高く、且つ用紙収
納部の壁4aと同じ平面となっている。
【0011】このように構成された封筒給紙装置は、被
印刷物の良好なピックローラへの移動を可能にし、且つ
ピックローラと分離ローラとの距離を短くできるので、
安定した給送機能を確保できる。
印刷物の良好なピックローラへの移動を可能にし、且つ
ピックローラと分離ローラとの距離を短くできるので、
安定した給送機能を確保できる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、封筒給紙装置の性能を
大幅に向上できるとともに、装置を小型に構成すること
ができる。
大幅に向上できるとともに、装置を小型に構成すること
ができる。
【図1】本発明の封筒給紙装置の給紙方向の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】分離パッドの斜視図である。
1・・・ピックローラ、2・・・重送防止機構部、2a・・・分
離ローラ、2b・・・分離パッド、2b′・・・ホルダ、2
b″・・・パッド、3・・・被印刷物、4・・・収納部、4a・・・
壁、5・・・溝、6・・・突起
離ローラ、2b・・・分離パッド、2b′・・・ホルダ、2
b″・・・パッド、3・・・被印刷物、4・・・収納部、4a・・・
壁、5・・・溝、6・・・突起
Claims (1)
- 【請求項1】 スタックされた封筒の下部より給紙する
給紙ローラと、それに同期して回転する分離ローラと、
前記分離ローラに所定の荷重で押圧する分離パッドを有
する封筒給紙装置において、前記分離パッドを、小さな
摩擦係数を有する材料からなるホルダと、大きな摩擦係
数を有する材料からなるパッドから構成するとともに、
前記ホルダは前記パッドの表面より部分的に突出して封
筒端面を案内することを特徴とする封筒給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2925695A JPH08225170A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 封筒給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2925695A JPH08225170A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 封筒給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08225170A true JPH08225170A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12271201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2925695A Withdrawn JPH08225170A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 封筒給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08225170A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130228963A1 (en) * | 2012-03-01 | 2013-09-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Sheet separation transport mechanism, and sheet transport device and image forming apparatus including same |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP2925695A patent/JPH08225170A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130228963A1 (en) * | 2012-03-01 | 2013-09-05 | Kyocera Document Solutions Inc. | Sheet separation transport mechanism, and sheet transport device and image forming apparatus including same |
US8733755B2 (en) * | 2012-03-01 | 2014-05-27 | Kyocera Document Solutions Inc. | Sheet separation transport mechanism, and sheet transport device and image forming apparatus including same |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |