JPH08224633A - ねじ転造盤 - Google Patents

ねじ転造盤

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JPH08224633A
JPH08224633A JP7305749A JP30574995A JPH08224633A JP H08224633 A JPH08224633 A JP H08224633A JP 7305749 A JP7305749 A JP 7305749A JP 30574995 A JP30574995 A JP 30574995A JP H08224633 A JPH08224633 A JP H08224633A
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JP
Japan
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die
rolling machine
slide
thread rolling
workpiece
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Pending
Application number
JP7305749A
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English (en)
Inventor
Gene E Allebach
ジーン・イー・アレバーク
Dennis N Roush
デニス・エヌ・ラウシュ
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National Machinery Co
Original Assignee
National Machinery Co
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Publication date
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Publication of JPH08224633A publication Critical patent/JPH08224633A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H3/00Making helical bodies or bodies having parts of helical shape
    • B21H3/02Making helical bodies or bodies having parts of helical shape external screw-threads ; Making dies for thread rolling
    • B21H3/06Making by means of profiled members other than rolls, e.g. reciprocating flat dies or jaws, moved longitudinally or curvilinearly with respect to each other

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動中にダイスを調整できるねじ転造盤を提
供する。 【解決手段】 ねじ転造盤(10)において、加工片
(14)の軸線に平行な方向における可動ダイス(1
3)の変位に応答する近接センサ(66)によりダイス
の不適合状態を監視する。不適合状態が発生したときに
生じるこの変位は、可動ダイスを担持するスライド(1
8)内のクリアランスにより可能となる。無視できない
程度の変位が生じたとき、規格外の加工片を排斥し、ダ
イス(12、13)の相対位置を調整して適合状態に維
持するように、修正動作が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はねじ転造盤(ねじ転
造機)に関し、特に、運転中にねじ転造動作を監視する
改善した手段を備えたねじ転造盤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、平坦ダイス型式のねじ転造盤は
固定のダイスホルダと、この固定ダイスホルダに隣接し
て前後に往復運動する可動のダイスホルダとを有する。
一対のダイスはダイスホルダに装着され、プッシャが素
材即ち加工片をダイス間に挿入したとき、素材が往復運
動するダイス間で回転している間に、ネジその他の所望
の形状が素材表面上に転造される。
【0003】信頼のおける方法でネジを適正に形成する
ためには、ダイスを相対的に正確に位置決めし、各連続
する素材が正確に同一の方法で転造されるように、繰り
返しサイクルにわたって、ねじ転造盤を一様な方法で作
動させる必要がある。不適切な転造動作を生じさせる多
数の要因がある。
【0004】例えば、素材がダイスを通って始動する位
置において、一方のダイスに対する他方のダイスの調整
が「高」即ち「ハイ」(HI)過ぎたり「低」即ち「ロー」
(LO)過ぎたりする場合がある。これにより、ダイスの
「不適合」(ミスマッチ)として参照される状態が発生
する。不適合状態が発生すると、一方のダイスにより加
工片上に形成されるネジ形状が他方のネジ形状と適正に
適合しなくなる(例えば、ネジ形状が高過ぎたり低過ぎ
たりする)。これが生じると、加工片の軸線に平行な方
向に反力が発生する。一方、ダイスと加工片とが適正に
適合している場合は、反力は発生しないか、発生したと
しても極めて小さい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】伝統的には、ダイスの
適合は、転造盤が作動していない状態で、ダイスの組立
て中に決定される。組立て中、素材はダイス内へ送ら
れ、素材を1/2回転させるように転造盤を動かす。次
いで、素材を取り出し、素材の2つの半部分上のネジ形
状が整合しているか否かを確かめる。適正に整合してい
ない場合は、ダイスを調整し、上述の操作を繰り返す。
この操作中転造盤が作動していないので、不作動時の組
立てにより適正な適合が得られたとしても、作動時に適
正な適合が得られるとは限らない。本出願人に係る米国
特許第4,615,197号明細書はねじ転造盤のため
の監視装置を開示している。上記米国特許明細書に開示
された発明は従来技術を進歩させたものである。しか
し、その発明に係る装置は商業的な製造販売には適さな
かった。その理由は、完全な衛生上の状態が保たれない
場合には、満足できる作動が得られないことが分かった
からである。ごみ、潤滑剤不足、バリ等を見過ごした場
合、装置は予想外又は不満足な作動をすることになる。
例えば、特に製造に携わるオペレータは、新しいいダイ
スを設置し、装置を所望通りに作動させることができる
程度に環境内でダイスを適正な状態に維持する際に必要
な度合いの注意を払わねばならないか、このような必要
な度合いの注意を払うことができない場合もある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は一対のねじ転造
ダイスの適合状態を電子的に監視する改善した方法及び
装置を提供する。本発明は、不適合状態でダイスが作動
しているときに、転造中の素材の軸線に平行な一方又は
他方の横方向における力が素材のネジ表面とダイスの表
面との間のカムのような作用により発生するという原理
に基づいている。この力はダイス間に対応する横方向の
変位を生じさせる。本発明によれば、転造中の素材の軸
線に平行な方向におけるダイス間のこの横方向の相対変
位(これは不適合として表示される)は適合に対する所
望又は特定の公差と少なくとも同じ大きさの測定を行う
ことができる適当な感知装置により検出される。
【0007】詳細には、好ましい実施例においては、可
動ダイスは不適合を表示する横方向運動に対して監視さ
れる。この技術は、不適合を表示する運動が可動ダイス
の支持体において普通に提供される少なくともある程度
の軸受クリアランス内で生じるようにさせることができ
る。可動ダイスはこのダイスをクリアランスの中央に偏
倚させるバネ懸架手段により弾性的に支持される。
【0008】その結果、可動ダイスは素材の軸線に平行
な一方又は他方の横方向における力に応答して一方又は
他方の横方向に変位される。センサを設けて、いずれか
の方向への横方向変位を検出し、データ記録装置へ信号
を送り、変位の大きさ及び方向を記録させる。次いで、
データを使用して、ダイスの適合状態を作動中に調整
し、良質の製品を製造し及び(又は)不良製品を排斥す
る。
【0009】センサ及びこれに関連する回路は、実質的
に正確だと思われる適合のための実践的な公差の大きさ
と少なくとも同じ程度の測定を行うことができるよう
に、較正される。例えば、ダイスが素材の軸線の横方向
において±0.0005インチ(約0.01mm)の範
囲内で互いに整合している場合は、適合が「正確」であ
ると見做すことができ、この場合は、センサ及びこれに
関連する回路の測定能力の程度は少なくとも0.000
5インチ(約0.01mm)又はそれ以上である。この
ように、センサ及びこれに関連する回路がダイス又はホ
ルダ上の看過されたほこり、ごみ、切れ目、ばり及び歪
みに起因する小さな誤差源を実際無視した状態で、適合
状態の十分な測定を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、ねじ転造盤1
0はフレーム11を有する。実質上既知の方法でフレー
ム11に担持された対向するダイス12、13は相対的
に往復運動し、素材14の円筒状部分にネジその他の形
状を転造し、ボルト等を形成する。ダイス12はフレー
ム11に固定装着されるが、他方のダイス13(以下、
「可動ダイス」という)は固定ダイスに関して並進往復
運動する。ねじ転造盤の構造の詳細は米国特許第5,1
31,250号明細書に開示されているので、必要なら
参照されたい。ダイス12、13の作業面16、17は
互いに平行に離間しており、円柱状素材14にネジを形
成するための溝(グルーブ)を有する。素材14の軸線
はダイス12、13の作業面に平行で、ダイスの長さ方
向即ち可動ダイス13の往復運動方向に対して垂直であ
る。
【0011】ねじ転造盤に装着するとき、固定ダイス1
2は、可動ダイス13に対して平行になり所定間隔で離
間するように、正確に調整できる。可動ダイス13は前
後方向に並進往復運動するスライド即ちホルダ18に担
持される。スライド18はフレーム11に固定的にボル
ト止めされた軸受ブロック24上に固定された軸受ライ
ナ21、22、23上で運動する。潤滑油は既知の方法
でスライド18を支持するこれらのライナ21−23の
面へ供給される。
【0012】図4はスライド18及び可動ダイス13を
往復運動させるための駆動機構を略示する。フレーム1
1に支承され適当なモータ27により駆動せしめられる
カムシャフト26は一対のカム28、29を有する。モ
ータ27によりカムシャフト26が回転せしめられたと
き、カム28、29はカムホロワローラ32、33を介
してベルクランクレバー31を振動させる。次いで、ベ
ルクランクレバー31は連結リンク37を介してレバー
36を振動させる。レバー36は中心39においてスラ
イド18にピン止めされた連結ロッド38を有する。カ
ムシャフト26が回転すると、スライド18は往復運動
する。往復運動のいずれかの方向における可動ダイス1
3の位置の調整は、レバー36が振動する偏心シャフト
41を回転させることにより行う。特に、シャフト41
上のレバー36のための枢動中心42はシャフト41の
軸線に対して偏心している。シャフト41は、このシャ
フト41に固定されたクランクアーム44を作動させる
液圧ピストン/シリンダアクチュエータ43により、必
要に応じて、一方向又は反対方向へ回転される。この調
整は、ねじ転造盤10が作動している間、即ち、カムシ
ャフト26が回転している間及びスライド18が往復運
動している間に行われる。
【0013】図2は固定の軸受ブロック24を介してフ
レーム11上に可動ダイス13及びスライド18を支持
する構造体を詳細に示す。ねじ転造盤10は図示のよう
に構成することができ、ダイス12、13の作業面1
6、17は垂直面に対して傾斜している。説明を簡単に
するため、この傾斜を無視し、これらの作業面16、1
7が垂直面内に位置すると共に形成すべき素材の軸線が
垂直方向に向いているものと仮定する。しかし、本発明
はダイスの面が任意の方位に向いているねじ転造盤に応
用できることは言うまでもない。対向するスライド表面
46、47の部分に関して、ライナ21、23は、垂直
方向に対して例えば0.005インチ(約0.13m
m)の所定にクリアランスを提供するような寸法を有す
る。すなわち、スライド表面46とこれに関連するライ
ナ21との間のギャップ及びスライド表面47とライナ
32との間のギャップの合計は上記所定のクリアランス
に等しい。
【0014】複数個のバネプランジャ組立体51はスラ
イド18の上方フランジ52上でスライドの長さ方向に
沿って位置している。プランジャ組立体51はスライド
18及びダイス13の重量を支え、それぞれ上方及び下
方のライナ21、23において、例えば0.0025イ
ンチ(約0.06mm)の同じクリアランスで、スライ
ドを垂直方向でセンタリングされた状態に通常維持す
る。プランジャ組立体51の一例を図2に拡大して示
す。プランジャ組立体51はヘッド53とシャンク54
とを備えた円形本体を有する。プランジャ組立体51は
フランジ52の対応する垂直穴56内で組立てられる。
組立体51の止めネジ57はキーパー板58の穴及び保
持ワッシャ59を貫通して延びる。ナット61はワッシ
ャを止めネジ57上に保持する。各板58は適当なボル
ト62(図3)によりスライドフランジ52に固定され
る。複数個のディスクバネ63は各プランジャ組立体5
1のシャンク54のまわりで互いに重ねて配置される。
プランジャ本体のヘッド53はスライド18とライナ2
1、23との間の0.005インチ(約0.13mm)
の公称クリアランスの1/2に等しい距離だけ表面46
の下方へ突出するように配置されており、図示の実施例
では、この突出量は0.0025インチ(約0.06m
m)となる。止めネジ57上でナット61を締め付けた
とき、バネ63は所定の力で予負荷される。図2のよう
に構成されたプランジャ組立体51の数に関する合計の
予負荷力は、スライド及びダイス13の重量と共働し
て、スライドをセンタリング位置から下方へ変位させる
に必要なスライド18に作用する垂直力を決定する。
【0015】プランジャ組立体51の変形例は図2に示
すものと同じ形をしているが、止めナット61を省略し
たものである。この変形例に係るプランジャ組立体51
の複数個のバネ(バネセット)63はスライド18及び
ダイス13の重量を持ち上げる傾向を有する。このよう
な変形例に係るプランジャ組立体の数及びバネセットの
合計の設計力がセンタリング位置からスライド18を持
ち上げるに必要な垂直力を決定する。
【0016】上述の説明から、図2に示したようなプラ
ンジャ組立体51の数及びバネ予負荷により決定される
下向きの力が所定値を越えない限り、または、止めナッ
トを有しないプランジャ組立体の数及びバネ予負荷によ
り決定される上向きの力が所定値を越えない限り、スラ
イド18はそのセンタリング位置に維持されることを諒
解すべきである。好ましい実施例においては、スライド
18及びダイス13をセンタリング位置から上方又は下
方へ移動させるに必要なこれらの所定のしきい力(所定
値)はスライドの重量の約1/3に選定されるが、これ
らの所定値はこのように選定されたものに限定されな
い。これらのしきい力を比較的小さな値に保つことによ
り、素材上で形成しているネジの剪断の危険性を伴うよ
うな不適合が減少する。
【0017】下向きの所定のしきい力を越える下向きの
力が可動ダイス13に作用すると、プランジャヘッド5
3が関連するスライド表面46と実質上同じ高さになり
スライド表面が軸受ライナ21に接触するまで、プラン
ジャヘッドが対応する穴内へ引っ込むため、可動ダイス
及びスライドは下向きの力に応答して下方へ移動する傾
向を有する。逆に、上向きの所定のしきい力を越える上
向きの力が可動ダイス13に作用すると、スライド18
の下方フランジのスライド表面47が下方ライナ23と
ほぼ接触するまで、スライドは上昇せしめられる。理論
的には、スライド18が往復運動し、潤滑油がライナ2
1、23の表面に供給される場合、スライドとライナと
の間の真の接触は油膜により阻止される。ライナ22上
での潤滑油の剪断摩擦は別として、スライド18の上下
運動は実質上摩擦を伴わない。ライナ22の平坦な表面
積が大きいので、スライドの作動中潤滑油の単位圧力は
小さな状態に維持され、金属対金属の接触が阻止され
る。
【0018】近接センサ66は軸受ブロック24及びこ
れに関連するライナ23の長さのほぼ中間においてこれ
ら軸受ブロック及びライナの下側に装着されている。上
述のように、近接センサ66はフレーム11に剛直に固
定された軸受ブロック24に関するダイス13及びスラ
イド18の垂直変位を正確に測定できる。近接センサ6
6に隣接して配置された温度センサ即ち熱電対67は近
接センサの周囲の温度を監視する。
【0019】本発明は、ねじ転造盤10の作動中、ダイ
ス間の不適合状態が転造されている素材を介して与えら
れるダイスの垂直力の展開(成長)により明確になると
いう原理に基づいている。この垂直力は、個々のダイス
が素材上の僅かに異なる軸方向の位置でネジを形成しよ
うとするために不平衡となるネジ形成圧力により、発生
せしめられる。図5は、ねじ転造盤10の作動中におけ
る可動ダイス13及びスライド18の瞬間的な垂直変位
を記録するためのマイクロプロセッサをベースとした装
置の概略ブロック線図である。カムシャフト26に直接
固定されるか又はカムシャフトにより確実に駆動せしめ
られる回転位置トランスデューサ即ちリゾルバ71及び
プログラム可能なリミットスイッチ(PLS)72は、
カムシャフト26の回転位置(角度位置)をデジタルタ
イミングウインドウ(窓)信号に変換し、この信号は、
ネジを転造しているときに、プログラム可能なロジック
コントローラ(PLC)73を指令する。近接センサ6
6、近接センサ増幅器(PROX AMP)74及びフ
ィルタ76はPLC(ロジックコントローラ)73にア
ナログ位置信号を提供し、このロジックコントローラは
スライド18及び可動ダイス13の垂直位置を表示す
る。PLC(ロジックコントローラ)73がタイミング
ウインドウ(窓)の始動を感知したとき、PLC(ロジ
ックコントローラ)73がタイミングウインドウの終了
を検出するまで、位置信号が繰り返し読み取られる。タ
イミングウインドウの作動中、位置信号の継続して読み
取られた値は合計され、タイミングウインドウの終了直
後に位置信号の平均値を求める。次いで、ロジックコン
トローラは温度センサ(TC)67及び温度センサ増幅
器(TC AMP)81により供給されたアナログ補正
信号を読み取る。この補正信号は、近接センサ66の出
力が温度変化に従ってドリフトしたときに必要となる。
【0020】センサ66及び増幅器74は、特定の応用
において無視してよいと思われる不適合の最大寸法と実
質上少なくとも同じ程度のスライドの変位を測定でき
る。共通の応用においては、0.0005インチ(約
0.01mm)以下の不適合を無視できる変化と見做す
ことができ、このような場合には、センサ66及び増幅
器74は少なくとも0.0005インチ(約0.01m
m)の変位を測定できるように配置される。好ましく
は、センサ66及び増幅器74はライナ21、23によ
り提供される0.005インチ(約0.13mm)のク
リアランスと少なくとも同じ大きさの変位を測定でき
る。センサ及び増幅器による測定での比較的大きな変位
の測定を可能にするこの技術により、ねじ転造盤10の
作動中ダイス及びその装着構造体が必ず遭遇するバリ、
切り目(nick)、ごみ、ほこり、クランプ歪みその他の可
変ファクターに関連する外来の変位即ち歪みを実質的に
無視できるようにする。
【0021】平均された位置信号は補正信号と組み合わ
され、平均のスライド位置を提供する。平均のスライド
位置はコンソール80上に表示され、これと共に、「適
合」(MATCHED)、「ロー」(LO)、「ハイ」(HI)、「ロー欠
陥」(LO FAULT)又は「ハイ欠陥」(HI FAULT)のいずれか
が表示される。これらの表示事項は理想のスライド位置
からのずれに対応し、オペレータによりコンソールを介
して入力された平均スライド位置のための限界値に基づ
く。「ロー欠陥」又は「ハイ欠陥」が表示された場合
は、ロジックコントローラ73がタイマ82を作動させ
て、十分な持続期間の排斥信号を弁78及び切換弁79
へ供給し、欠陥に係わる製品をスクラップシュート83
(図4)へ排出させる。
【0022】詳細には、平均スライド位置が理想位置に
極めて近い場合は、素材が転造されているときにダイス
12、13の位置が適合状態にあることを表示する「適
合」がコンソール上に表示される。理想位置からのずれ
が適度で、許容できる製品を製造している場合は、可動
ダイス13が上述の(スライドと上方ライナ21との間
のクリアランスがスライドと下方ライナ23との間のク
リアランスに等しい)センタリング位置から下方又は上
方に変位しているかに応じて、「ロー」又は「ハイ」が
表示される。上述の説明から、オペレータは、コンソー
ル上の表示を確認して、「ロー」又は「ハイ」が表示さ
れた場合は、アクチュエータ43を作動させて適当な方
向への調整を行い、「適合」状態へのダイスの整合に必
要な程度に可動ダイス13を前方又は後方へ移動させる
ことができる。
【0023】以上、好ましい実施例につき本発明を説明
したが、これは単なる例示にすぎず、本発明の要旨を逸
脱することなく種々の変形、修正が可能であることは明
らかである。それ故、本発明は上述の実施例にのみ限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動ダイス及び固定ダイスのための支持体を示
すねじ転造盤概略側面図である。
【図2】図1と同様の概略図であるが、可動ダイス及び
これに関連する変位センサの支持状態の特徴を示す拡大
断面図である。
【図3】可動ダイスホルダ及び軸受ブロック組立体の立
面図である。
【図4】可動ダイスホルダ及びダイスのための駆動手段
を示す概略斜視図である。
【図5】センサ装置の電子素子を示すブロック線図であ
る。
【符号の説明】 10 ねじ転造盤 11 フレーム 12 固定ダイス 13 可動ダイス 14 加工片 16 17 作業面 18 スライド 24 軸受ブロック 43 アクチュエータ 51 プランジャ組立体 66 センサ 73 ロジックコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595165704 161 Greenfield Stree t, Tiffin, Ohio 44883, United States of A merica (72)発明者 デニス・エヌ・ラウシュ アメリカ合衆国オハイオ州44883,ティフ ィン,シカモアー・ストリート 317

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ転造盤において、 フレームと;加工片に係合してこれに加工を施すための
    対向した面を有する固定ダイス及び可動ダイスと;上記
    フレーム上に上記ダイスを担持させる担持手段であっ
    て、上記面に平行なラインに沿って往復運動できるよう
    に上記可動ダイスを支持する軸受を備え、転造されてい
    る加工片の軸線に平行な方向に、無視できると思われる
    不適合の最大値と少なくとも同じ大きさの距離だけ、当
    該ダイスの相対的な変位を許容する担持手段と;上記フ
    レーム上に設けられ、加工片の軸線に平行な上記ダイス
    の相対変位を測定し、測定した変位の方向を表示する電
    気信号を提供するように配置されたセンサと;を設けて
    成ることを特徴とするねじ転造盤。
  2. 【請求項2】 上記センサが非接触型の近接センサであ
    ることを特徴とする請求項1のねじ転造盤。
  3. 【請求項3】 上記センサにより提供された電気信号を
    記録する電子手段を備えたことを特徴とする請求項1の
    ねじ転造盤。
  4. 【請求項4】 上記センサが加工片の軸線に平行な上記
    方向における上記可動ダイスの運動を感知するように配
    置されていることを特徴とする請求項1のねじ転造盤。
  5. 【請求項5】 ねじ転造盤において、 フレームと;加工片に係合してこれに加工を施すための
    対向した面を有する固定ダイス及び可動ダイスであっ
    て、上記フレームに固定された固定ダイスとスライドに
    担持された可動ダイスとから成る固定ダイス及び可動ダ
    イスと;上記面に平行なラインに沿って往復運動できる
    ように上記スライドを支持する軸受であって、転造され
    ている加工片の軸線に平行な方向に、無視できると思わ
    れる不適合の最大値と少なくとも同じ大きさの距離だ
    け、上記固定ダイスに関する当該スライド及び上記可動
    ダイスの変位を許容するクリアランスを有する軸受と;
    上記フレーム上に設けられ、加工片の軸線に平行な方向
    における上記スライド及び上記可動ダイスの相対変位を
    測定し、測定した変位の方向を表示する電気信号を提供
    するように配置されたセンサと;を設けて成ることを特
    徴とするねじ転造盤。
  6. 【請求項6】 上記軸受のクリアランス内の中間で上記
    スライドを弾性的に支持するバネ素子を備えたことを特
    徴とする請求項5のねじ転造盤。
  7. 【請求項7】 上記ダイスの不適合状態に起因して一方
    向への所定の横方向の力又は反対方向への所定の横方向
    の力が発生するまで、上記軸受のクリアランス内の中間
    に上記スライドを維持するように、上記バネ素子が配置
    されていることを特徴とする請求項6のねじ転造盤。
  8. 【請求項8】 上記スライドの往復運動を伴ってねじ転
    造盤が作動している間に上記ダイスの適合を調整する手
    段を備えたことを特徴とする請求項5のねじ転造盤。
  9. 【請求項9】 所定の値より大きな不適合状態を示す加
    工片を自動的に排斥する手段を備えたことを特徴とする
    請求項5のねじ転造盤。
  10. 【請求項10】 上記スライドが、当該スライドの横方
    向運動に対する大きな摩擦抵抗を回避する平坦な潤滑さ
    れた軸受表面により加工片回転力に対抗するように支持
    されていることを特徴とする請求項5のねじ転造盤。
  11. 【請求項11】 ねじ転造盤において、 フレームに装着され、転造方向において相対的に運動す
    るように構成され配置された対向する面を有する一対の
    ダイスであって、一方のダイスが、他方のダイスに対し
    て、転造されている加工片の軸線に平行な方向に、無視
    できると思われる不適合の最大値と少なくとも同じ大き
    さの距離だけ相対運動を許容するような方法で、上記フ
    レーム上に支持されている一対のダイスと;加工片の軸
    線に平行な方向における上記他方のダイスに関する上記
    一方のダイスの運動の値を検出し、これらダイス間の適
    合状態を調整する補正動作を行わせて、加工片上に適正
    なネジ計上を形成させるセンサと;を設けて成ることを
    特徴とするねじ転造盤。
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