JPH0822443A - プロセッサ間のデータ転送方式 - Google Patents
プロセッサ間のデータ転送方式Info
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- JPH0822443A JPH0822443A JP15565894A JP15565894A JPH0822443A JP H0822443 A JPH0822443 A JP H0822443A JP 15565894 A JP15565894 A JP 15565894A JP 15565894 A JP15565894 A JP 15565894A JP H0822443 A JPH0822443 A JP H0822443A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、中央処理装置の処理速度の低下を防
止することに加え、主記憶装置から小容量のデュアルポ
ートメモリを内蔵した複数のシングルチップマイコンに
データを円滑に転送することを目的とする。 【構成】本発明におけるプロセッサ間のデータ転送方式
では、デュアルポートメモリとシングルチップマイコン
間に、コントロールレジスタ60,デュアルポートメモ
リアドレス演算回路61,DMAタイミング制御回路6
2,シングルチップマイコンメモリアドレス演算回路6
3,DMAハンドラ64により構成する制御回路6を設
定した。
止することに加え、主記憶装置から小容量のデュアルポ
ートメモリを内蔵した複数のシングルチップマイコンに
データを円滑に転送することを目的とする。 【構成】本発明におけるプロセッサ間のデータ転送方式
では、デュアルポートメモリとシングルチップマイコン
間に、コントロールレジスタ60,デュアルポートメモ
リアドレス演算回路61,DMAタイミング制御回路6
2,シングルチップマイコンメモリアドレス演算回路6
3,DMAハンドラ64により構成する制御回路6を設
定した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央処理装置が、中央
処理装置を接続したバスとは別のバスに接続した複数の
シングルチップマイコンに対してアクセスを行うマルチ
プロセッサシステムにおけるデータ転送方式に関する。
処理装置を接続したバスとは別のバスに接続した複数の
シングルチップマイコンに対してアクセスを行うマルチ
プロセッサシステムにおけるデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方式を図3に示す。図3は、中央
処理装置1と主記憶装置2と小容量のデュアルポートメ
モリを内蔵した複数のシングルチップマイコン9a,9
bを共通のアドレス・バス3,データ・バス4に接続し
たマルチプロセッサシステムである。この方式では、中
央処理装置1が、主記憶装置2から読み出したデータ
を、当該シングルチップマイコン9a,9b内蔵の小容
量のデュアルポートメモリに転送するが、このシングル
チップマイコン9a,9b内蔵のデュアルポートメモリ
は容量が小さいため、小容量のデュアルポートメモリを
内蔵したシングルチップマイコンに転送すべきデータ
が、その容量を上回る場合、複数回に分けてデータ転送
を行う必要がある。また、シングルチップマイコン9
a,9bが、内蔵の小容量のデュアルポートメモリか
ら、内部記憶装置にデータを移し終えたことを、中央処
理装置1に認知させる手段を持たないことから、中央処
理装置1が、常に、シングルチップマイコン9a,9b
内蔵の小容量のデュアルポートメモリの状態を監視する
必要があることにより、中央処理装置1の負荷が増し、
処理速度が低下してしまう。
処理装置1と主記憶装置2と小容量のデュアルポートメ
モリを内蔵した複数のシングルチップマイコン9a,9
bを共通のアドレス・バス3,データ・バス4に接続し
たマルチプロセッサシステムである。この方式では、中
央処理装置1が、主記憶装置2から読み出したデータ
を、当該シングルチップマイコン9a,9b内蔵の小容
量のデュアルポートメモリに転送するが、このシングル
チップマイコン9a,9b内蔵のデュアルポートメモリ
は容量が小さいため、小容量のデュアルポートメモリを
内蔵したシングルチップマイコンに転送すべきデータ
が、その容量を上回る場合、複数回に分けてデータ転送
を行う必要がある。また、シングルチップマイコン9
a,9bが、内蔵の小容量のデュアルポートメモリか
ら、内部記憶装置にデータを移し終えたことを、中央処
理装置1に認知させる手段を持たないことから、中央処
理装置1が、常に、シングルチップマイコン9a,9b
内蔵の小容量のデュアルポートメモリの状態を監視する
必要があることにより、中央処理装置1の負荷が増し、
処理速度が低下してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術である図3
に示す方式では、この方式では、中央処理装置1が、主
記憶装置2から読み出したデータを、当該シングルチッ
プマイコン9a,9b内蔵の小容量のデュアルポートメ
モリに転送するが、このシングルチップマイコン9a,
9b内蔵のデュアルポートメモリは容量が小さいため、
中央処理装置1が主記憶装置2から読み出したデータ
が、その容量を上回る場合、複数回に分けてデータ転送
を行う必要があると共に、シングルチップマイコン9
a,9bが、内蔵の小容量のデュアルポートメモリか
ら、内部記憶装置にデータを移し終えたことを、中央処
理装置1に認知させる手段を持たないことから、中央処
理装置1が、常に、シングルチップマイコン9a,9b
内蔵の小容量のデュアルポートメモリの状態を監視する
必要があることにより、中央処理装置1の負荷が増し、
処理速度が低下してしまうことが問題だった。
に示す方式では、この方式では、中央処理装置1が、主
記憶装置2から読み出したデータを、当該シングルチッ
プマイコン9a,9b内蔵の小容量のデュアルポートメ
モリに転送するが、このシングルチップマイコン9a,
9b内蔵のデュアルポートメモリは容量が小さいため、
中央処理装置1が主記憶装置2から読み出したデータ
が、その容量を上回る場合、複数回に分けてデータ転送
を行う必要があると共に、シングルチップマイコン9
a,9bが、内蔵の小容量のデュアルポートメモリか
ら、内部記憶装置にデータを移し終えたことを、中央処
理装置1に認知させる手段を持たないことから、中央処
理装置1が、常に、シングルチップマイコン9a,9b
内蔵の小容量のデュアルポートメモリの状態を監視する
必要があることにより、中央処理装置1の負荷が増し、
処理速度が低下してしまうことが問題だった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明におけるデータ転
送方式では、共通のバスに接続した中央処理装置と主記
憶装置、及び、前述したバスとは異なる共通のバスに接
続した、小容量のデュアルポートメモリ内蔵の複数のシ
ングルチップマイコンを、大容量のデュアルポートメモ
リを介して接続し、小容量のデュアルポートメモリ内蔵
の複数のシングルチップマイコンを接続した共通のバス
と、大容量のデュアルポートメモリの一方のポートの間
に、主記憶装置から、大容量のデュアルポートメモリの
当該エリアに転送した語数をカウントするレジスタと、
大容量のデュアルポートメモリのエリアから、当該シン
グルチップマイコン内蔵の、小容量のデュアルポートメ
モリにDMA転送した語数をカウントするレジスタと、
シングルチップマイコン内蔵の、小容量のデュアルポー
トメモリ上の全てのデータを、そのシングルチップマイ
コン内部の記憶装置に移したことを示す終了フラグによ
り構成するコントロールレジスタを、前記エリア数備
え、中央処理装置が、大容量のデュアルポートメモリの
分割したエリアの一つに転送したデータを、シングルチ
ップマイコン内蔵の小容量のデュアルポートメモリの容
量単位に分割し、また、その分割したデータを、当該シ
ングルチップマイコン内蔵の小容量のデュアルポートメ
モリに対し、中央処理装置の動作に関係なく、エリア内
のデータが無くなるまで、反復してDMA転送する機能
を有し、また、一つの、小容量のデュアルポートメモリ
を内蔵したシングルチップマイコンに、分割したデータ
をDMA転送を行った後に、そのシングルチップマイコ
ンが、内蔵の小容量のデュアルポートメモリから、内部
記憶装置にデータを移すのに要する時間、上述した手法
にて、大容量のデュアルポートメモリの、先述したエリ
アとは異なるエリアに割り付けた、他のシングルチップ
マイコン内蔵の小容量のデュアルポートメモリにDMA
転送する制御回路を設定することにより、前項にて述べ
た問題を解決した。
送方式では、共通のバスに接続した中央処理装置と主記
憶装置、及び、前述したバスとは異なる共通のバスに接
続した、小容量のデュアルポートメモリ内蔵の複数のシ
ングルチップマイコンを、大容量のデュアルポートメモ
リを介して接続し、小容量のデュアルポートメモリ内蔵
の複数のシングルチップマイコンを接続した共通のバス
と、大容量のデュアルポートメモリの一方のポートの間
に、主記憶装置から、大容量のデュアルポートメモリの
当該エリアに転送した語数をカウントするレジスタと、
大容量のデュアルポートメモリのエリアから、当該シン
グルチップマイコン内蔵の、小容量のデュアルポートメ
モリにDMA転送した語数をカウントするレジスタと、
シングルチップマイコン内蔵の、小容量のデュアルポー
トメモリ上の全てのデータを、そのシングルチップマイ
コン内部の記憶装置に移したことを示す終了フラグによ
り構成するコントロールレジスタを、前記エリア数備
え、中央処理装置が、大容量のデュアルポートメモリの
分割したエリアの一つに転送したデータを、シングルチ
ップマイコン内蔵の小容量のデュアルポートメモリの容
量単位に分割し、また、その分割したデータを、当該シ
ングルチップマイコン内蔵の小容量のデュアルポートメ
モリに対し、中央処理装置の動作に関係なく、エリア内
のデータが無くなるまで、反復してDMA転送する機能
を有し、また、一つの、小容量のデュアルポートメモリ
を内蔵したシングルチップマイコンに、分割したデータ
をDMA転送を行った後に、そのシングルチップマイコ
ンが、内蔵の小容量のデュアルポートメモリから、内部
記憶装置にデータを移すのに要する時間、上述した手法
にて、大容量のデュアルポートメモリの、先述したエリ
アとは異なるエリアに割り付けた、他のシングルチップ
マイコン内蔵の小容量のデュアルポートメモリにDMA
転送する制御回路を設定することにより、前項にて述べ
た問題を解決した。
【0005】
【作用】制御回路の動作について図1を用いて説明す
る。コントロールレジスタ60は、複数のチャネルに分
割してあり、そのチャネル毎に複数のビット幅のレジス
タを備えるものとする。中央処理装置1はチャネル毎
に、シングルチップマイコン9a,9bと、デュアルポ
ートメモリのエリアを対応付ける。中央処理装置1はデ
ュアルポートメモリ5へのアクセスを実行する際に、制
御回路6の内部のコントロールレジスタ60の当該チャ
ネルのレジスタに転送語数をセットする。この中央処理
装置1がセットしたレジスタ内容は、デュアルポートメ
モリアドレス演算回路61及びシングルチップマイコン
メモリアドレス演算回路63が受信し、デュアルポート
メモリ・アドレス、及び、シングルチップマイコン内蔵
デュアルポートメモリ・アドレスを送信する。これらの
アドレス演算回路はインクリメンタを内蔵している為、
アドレスはアクセス終了時に、自動的にインクリメント
する。また、DMAタイミング制御回路62は、デュア
ルポートメモリ5からシングルチップマイコンの内蔵の
デュアルポートメモリへデータ転送するタイミングを決
定する。DMAハンドラ64は、シングルチップマイコ
ン9aから、シングルチップマイコン9aの内蔵のデュ
アルポートメモリのデータ転送レディ信号を受信する
と、当該シングルチップマイコン9aに対しバス開放要
求信号10aをアサートする。これを受けたシングルチ
ップマイコン9aは、規定のバスサイクルの後、バス開
放信号11aをアサートする。DMAハンドラ64は、
バス開放信号11aがアサートされたのを受けて、DM
Aタイミング制御回路62にDMA転送開始信号65を
出力し、デュアルポートメモリ5から、シングルチップ
マイコン9a,9bの内蔵のデュアルポートメモリにデ
ータ転送する。規定した語数を転送し終えたら、DMA
ハンドラ64は、バス開放要求信号10a,10bをネ
ゲートし、シングルチップマイコン9a,9bは、バス
開放信号11a,11bをネゲートした後、内蔵のデュ
アルポートメモリ内のデータをシングルチップマイコン
の主記憶装置に格納する。DMAハンドラ64は、コン
トロールレジスタ60内の、デュアルポートメモリ5に
格納された語数からシングルチップマイコン9a,9b
内蔵のデュアルポートメモリに転送した語数を引いた値
を、改めてコントロールレジスタ60にセットし直す。
上述したような方式により、複数のシングルチップマイ
コン9a,9bの内蔵のデュアルポートメモリにデータ
転送を行う。コントロールレジスタ60の内容が全て0
になったとき、動作は終了する。以上のことによって、
従来の方式での問題が解消した。
る。コントロールレジスタ60は、複数のチャネルに分
割してあり、そのチャネル毎に複数のビット幅のレジス
タを備えるものとする。中央処理装置1はチャネル毎
に、シングルチップマイコン9a,9bと、デュアルポ
ートメモリのエリアを対応付ける。中央処理装置1はデ
ュアルポートメモリ5へのアクセスを実行する際に、制
御回路6の内部のコントロールレジスタ60の当該チャ
ネルのレジスタに転送語数をセットする。この中央処理
装置1がセットしたレジスタ内容は、デュアルポートメ
モリアドレス演算回路61及びシングルチップマイコン
メモリアドレス演算回路63が受信し、デュアルポート
メモリ・アドレス、及び、シングルチップマイコン内蔵
デュアルポートメモリ・アドレスを送信する。これらの
アドレス演算回路はインクリメンタを内蔵している為、
アドレスはアクセス終了時に、自動的にインクリメント
する。また、DMAタイミング制御回路62は、デュア
ルポートメモリ5からシングルチップマイコンの内蔵の
デュアルポートメモリへデータ転送するタイミングを決
定する。DMAハンドラ64は、シングルチップマイコ
ン9aから、シングルチップマイコン9aの内蔵のデュ
アルポートメモリのデータ転送レディ信号を受信する
と、当該シングルチップマイコン9aに対しバス開放要
求信号10aをアサートする。これを受けたシングルチ
ップマイコン9aは、規定のバスサイクルの後、バス開
放信号11aをアサートする。DMAハンドラ64は、
バス開放信号11aがアサートされたのを受けて、DM
Aタイミング制御回路62にDMA転送開始信号65を
出力し、デュアルポートメモリ5から、シングルチップ
マイコン9a,9bの内蔵のデュアルポートメモリにデ
ータ転送する。規定した語数を転送し終えたら、DMA
ハンドラ64は、バス開放要求信号10a,10bをネ
ゲートし、シングルチップマイコン9a,9bは、バス
開放信号11a,11bをネゲートした後、内蔵のデュ
アルポートメモリ内のデータをシングルチップマイコン
の主記憶装置に格納する。DMAハンドラ64は、コン
トロールレジスタ60内の、デュアルポートメモリ5に
格納された語数からシングルチップマイコン9a,9b
内蔵のデュアルポートメモリに転送した語数を引いた値
を、改めてコントロールレジスタ60にセットし直す。
上述したような方式により、複数のシングルチップマイ
コン9a,9bの内蔵のデュアルポートメモリにデータ
転送を行う。コントロールレジスタ60の内容が全て0
になったとき、動作は終了する。以上のことによって、
従来の方式での問題が解消した。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基き、詳細
に説明する。図1は制御回路の内部構成を示すブロック
図、図2は本発明の一実施例を示すブロック図、図4は
本発明の一実施例の処理の流れを表したフローチャート
である。図2に示す複数のシングルチップマイコン9
a,9bは、小容量のデュアルポートメモリを内蔵した
シングルチップマイコンである。中央処理装置1はデュ
アルポートメモリ5へのアクセスを実行する際に、制御
回路6の内部のコントロールレジスタ60に転送語数を
示すデータをセットする。これを図4のS1に示す。コ
ントロールレジスタ60は、複数のチャネルに分割され
ており、そのチャネル毎に、中央処理装置1が、デュア
ルポートメモリ5の指定エリア内に格納した語数を格納
する。この中央処理装置1がセットしたレジスタ内容
は、デュアルポートメモリアドレス演算回路61及びシ
ングルチップマイコンメモリアドレス演算回路63が受
信し、デュアルポートメモリ・アドレス及びシングルチ
ップマイコン・アドレスを送信する。これらのアドレス
演算回路はインクリメンタを内蔵している為、アドレス
はアクセス終了時、自動的にインクリメントする。ま
た、DMAタイミング制御回路62は、デュアルポート
メモリ5からシングルチップマイコンの内蔵のデュアル
ポートメモリへ転送するタイミングを決定する。DMA
ハンドラ64は、シングルチップマイコン9aから、シ
ングルチップマイコン9aの内蔵のデュアルポートメモ
リのデータ転送レディ信号を受信すると、当該シングル
チップマイコン9aに対しバス開放要求信号10aをア
サートする。ここまでの動作を図4のS2に示す。図4
のS3に示すように、バス開放要求信号10aを受けた
シングルチップマイコン9aは、規定のバスサイクルの
後、バス開放信号11aをアサートする。DMAハンド
ラ64はバス開放信号11aがアサートされたのを受け
て、DMAタイミング制御回路62にDMA転送開始信
号65を出力し、デュアルポートメモリ5からシングル
チップマイコン9a,9bの内蔵のデュアルポートメモ
リにデータ転送する。これを図4のS4に示す。図4の
S5に示すように、規定した語数を転送し終えたら、図
4のS6に示すように、DMAハンドラ64は、バス開
放要求信号10a,10bをネゲートし、シングルチッ
プマイコン9a,9bは、図4のS7に示すように、バ
ス開放信号11a,11bをネゲートする。その後、シ
ングルチップマイコン9a,9bが規定するバスサイク
ルを経て、内蔵のデュアルポートメモリ内のデータを内
蔵記憶装置に移す。これを図4のS8に示す。DMAハ
ンドラ64はコントロールレジスタ60内の、デュアル
ポートメモリ5に格納された語数から、シングルチップ
マイコン9a,9b内蔵のデュアルポートメモリに転送
した語数を引いた値を、改めてコントロールレジスタ6
0にセットする。同様にして別のシングルチップマイコ
ン9a,9bの内蔵のデュアルポートメモリにデータ転
送を行う。コントロールレジスタ60の内容が全て0に
なったとき、中央処理装置1からデュアルポートメモリ
5を経てシングルチップマイコン9a,9b内蔵のデュ
アルポートメモリにへデータ転送する一連の動作は終了
する。この動作を図4のS9に示す。
に説明する。図1は制御回路の内部構成を示すブロック
図、図2は本発明の一実施例を示すブロック図、図4は
本発明の一実施例の処理の流れを表したフローチャート
である。図2に示す複数のシングルチップマイコン9
a,9bは、小容量のデュアルポートメモリを内蔵した
シングルチップマイコンである。中央処理装置1はデュ
アルポートメモリ5へのアクセスを実行する際に、制御
回路6の内部のコントロールレジスタ60に転送語数を
示すデータをセットする。これを図4のS1に示す。コ
ントロールレジスタ60は、複数のチャネルに分割され
ており、そのチャネル毎に、中央処理装置1が、デュア
ルポートメモリ5の指定エリア内に格納した語数を格納
する。この中央処理装置1がセットしたレジスタ内容
は、デュアルポートメモリアドレス演算回路61及びシ
ングルチップマイコンメモリアドレス演算回路63が受
信し、デュアルポートメモリ・アドレス及びシングルチ
ップマイコン・アドレスを送信する。これらのアドレス
演算回路はインクリメンタを内蔵している為、アドレス
はアクセス終了時、自動的にインクリメントする。ま
た、DMAタイミング制御回路62は、デュアルポート
メモリ5からシングルチップマイコンの内蔵のデュアル
ポートメモリへ転送するタイミングを決定する。DMA
ハンドラ64は、シングルチップマイコン9aから、シ
ングルチップマイコン9aの内蔵のデュアルポートメモ
リのデータ転送レディ信号を受信すると、当該シングル
チップマイコン9aに対しバス開放要求信号10aをア
サートする。ここまでの動作を図4のS2に示す。図4
のS3に示すように、バス開放要求信号10aを受けた
シングルチップマイコン9aは、規定のバスサイクルの
後、バス開放信号11aをアサートする。DMAハンド
ラ64はバス開放信号11aがアサートされたのを受け
て、DMAタイミング制御回路62にDMA転送開始信
号65を出力し、デュアルポートメモリ5からシングル
チップマイコン9a,9bの内蔵のデュアルポートメモ
リにデータ転送する。これを図4のS4に示す。図4の
S5に示すように、規定した語数を転送し終えたら、図
4のS6に示すように、DMAハンドラ64は、バス開
放要求信号10a,10bをネゲートし、シングルチッ
プマイコン9a,9bは、図4のS7に示すように、バ
ス開放信号11a,11bをネゲートする。その後、シ
ングルチップマイコン9a,9bが規定するバスサイク
ルを経て、内蔵のデュアルポートメモリ内のデータを内
蔵記憶装置に移す。これを図4のS8に示す。DMAハ
ンドラ64はコントロールレジスタ60内の、デュアル
ポートメモリ5に格納された語数から、シングルチップ
マイコン9a,9b内蔵のデュアルポートメモリに転送
した語数を引いた値を、改めてコントロールレジスタ6
0にセットする。同様にして別のシングルチップマイコ
ン9a,9bの内蔵のデュアルポートメモリにデータ転
送を行う。コントロールレジスタ60の内容が全て0に
なったとき、中央処理装置1からデュアルポートメモリ
5を経てシングルチップマイコン9a,9b内蔵のデュ
アルポートメモリにへデータ転送する一連の動作は終了
する。この動作を図4のS9に示す。
【0007】
【発明の効果】以上説明した本発明のプロセッサ間のデ
ータ転送方式では、中央処理装置が、大容量のデュアル
ポートメモリの、シングルチップマイコン毎にエリア分
割したエリアに転送したデータを、シングルチップマイ
コン内蔵の小容量のデュアルポートメモリの容量単位に
分割し、また、その分割したデータを、当該シングルチ
ップマイコン内蔵の小容量のデュアルポートメモリに対
し、中央処理装置の動作に関係なく、エリア内のデータ
が無くなるまで、反復してDMA転送し、また、一つ
の、小容量のデュアルポートメモリを内蔵したシングル
チップマイコンに、分割したデータをDMA転送を行っ
た後に、そのシングルチップマイコンが、内蔵の小容量
のデュアルポートメモリから、内部記憶装置にデータを
移すのに要する時間、上述した手法にて、大容量のデュ
アルポートメモリの、先述したエリアとは異なるエリア
から、先述した小容量のデュアルポートメモリ内蔵のシ
ングルチップマイコンとは異なる、他のシングルチップ
マイコン内蔵の小容量のデュアルポートメモリにDMA
転送することを実現し、中央処理装置の動作速度を下げ
ることなくして、プロセッサ間のデータ転送を行うこと
を可能とした。
ータ転送方式では、中央処理装置が、大容量のデュアル
ポートメモリの、シングルチップマイコン毎にエリア分
割したエリアに転送したデータを、シングルチップマイ
コン内蔵の小容量のデュアルポートメモリの容量単位に
分割し、また、その分割したデータを、当該シングルチ
ップマイコン内蔵の小容量のデュアルポートメモリに対
し、中央処理装置の動作に関係なく、エリア内のデータ
が無くなるまで、反復してDMA転送し、また、一つ
の、小容量のデュアルポートメモリを内蔵したシングル
チップマイコンに、分割したデータをDMA転送を行っ
た後に、そのシングルチップマイコンが、内蔵の小容量
のデュアルポートメモリから、内部記憶装置にデータを
移すのに要する時間、上述した手法にて、大容量のデュ
アルポートメモリの、先述したエリアとは異なるエリア
から、先述した小容量のデュアルポートメモリ内蔵のシ
ングルチップマイコンとは異なる、他のシングルチップ
マイコン内蔵の小容量のデュアルポートメモリにDMA
転送することを実現し、中央処理装置の動作速度を下げ
ることなくして、プロセッサ間のデータ転送を行うこと
を可能とした。
【図1】本発明における入出力制御回路部のブロック図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例によるマルチプロセッサシス
テムのブロック図である。
テムのブロック図である。
【図3】従来方式におけるマルチプロセッサシステムの
概略図である。
概略図である。
【図4】本発明における一実施例によるマルチプロセッ
サシステムのフローチャートである。
サシステムのフローチャートである。
1…中央処理装置、2…主記憶装置、3,7…アドレス
・バス、4,8…データ・バス、5…デュアルポートメ
モリ、6…制御回路、9a…シングルチップマイコン
a、9b…シングルチップマイコンb、10a,10b
…バス開放要求信号、11a,11b…バス開放信号、
60…コントロールレジスタ、61…デュアルポートメ
モリアドレス演算回路、62…DMAタイミング制御回
路、63…シングルチップマイコンメモリアドレス演算
回路、64…DMAハンドラ、65…DMA転送開始信
号。
・バス、4,8…データ・バス、5…デュアルポートメ
モリ、6…制御回路、9a…シングルチップマイコン
a、9b…シングルチップマイコンb、10a,10b
…バス開放要求信号、11a,11b…バス開放信号、
60…コントロールレジスタ、61…デュアルポートメ
モリアドレス演算回路、62…DMAタイミング制御回
路、63…シングルチップマイコンメモリアドレス演算
回路、64…DMAハンドラ、65…DMA転送開始信
号。
Claims (2)
- 【請求項1】中央処理装置と主記憶装置と、双方向から
アクセスできる記憶素子、例えば、小容量の2つのポー
トを持つメモリ(以下、小容量のデュアルポートメモリ
と記す)を内蔵した複数のシングルチップマイコンにて
構成されたマルチプロセッサシステムにおいて、前述し
た複数のシングルチップマイコン内蔵の小容量のデュア
ルポートメモリとは異なる、シングルチップマイコン毎
にエリア分割した大容量のデュアルポートメモリを備
え、その一方のポートを中央処理装置と主記憶装置を接
続した共通バスに接続、もう一方のポートに、共通バス
に接続した、小容量のデュアルポートメモリを内蔵した
複数のシングルチップマイコンを接続したことを特徴と
するプロセッサ間のデータ転送方式。 - 【請求項2】請求項1記載のマルチプロセッサシステム
における、共通バスに接続した、小容量のデュアルポー
トメモリを内蔵した複数のシングルチップマイコンと、
大容量のデュアルポートメモリ間に、主記憶装置から、
大容量のデュアルポートメモリの当該エリアに転送した
語数をカウントするレジスタと、大容量のデュアルポー
トメモリのエリアから、当該シングルチップマイコン内
蔵の、小容量のデュアルポートメモリにDMA転送した
語数をカウントするレジスタと、シングルチップマイコ
ン内蔵の、小容量のデュアルポートメモリ上の全てのデ
ータを、そのシングルチップマイコン内部の記憶装置に
移したことを示す終了フラグにより構成するコントロー
ルレジスタを、前記エリア数備え、中央処理装置が、大
容量のデュアルポートメモリの、前記エリアに転送した
データを、シングルチップマイコン内蔵の小容量のデュ
アルポートメモリの容量単位に分割し、また、その分割
したデータを、当該シングルチップマイコン内蔵の小容
量のデュアルポートメモリに対し、中央処理装置の動作
に関係なく、エリア内のデータが無くなるまで、反復し
てDMA転送する機能を有し、また、一つの、小容量の
デュアルポートメモリを内蔵したシングルチップマイコ
ンに、分割したデータをDMA転送を行った後に、その
シングルチップマイコンが、内蔵の小容量のデュアルポ
ートメモリから、内部記憶装置にデータを移すのに要す
る時間、上述した手法にて、大容量のデュアルポートメ
モリの、先述したエリアとは異なるエリアから、そのエ
リアに割り付けた、他のシングルチップマイコン内蔵の
小容量のデュアルポートメモリにDMA転送可能な制御
回路を設定したことを特徴とするプロセッサ間のデータ
転送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15565894A JPH0822443A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | プロセッサ間のデータ転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15565894A JPH0822443A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | プロセッサ間のデータ転送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0822443A true JPH0822443A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15610781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15565894A Pending JPH0822443A (ja) | 1994-07-07 | 1994-07-07 | プロセッサ間のデータ転送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011511334A (ja) * | 2007-12-12 | 2011-04-07 | エヌエックスピー ビー ヴィ | 処理アーキテクチャ |
-
1994
- 1994-07-07 JP JP15565894A patent/JPH0822443A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011511334A (ja) * | 2007-12-12 | 2011-04-07 | エヌエックスピー ビー ヴィ | 処理アーキテクチャ |
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