JPH08224291A - パチンコ店内の消臭方法及び装置 - Google Patents
パチンコ店内の消臭方法及び装置Info
- Publication number
- JPH08224291A JPH08224291A JP7034921A JP3492195A JPH08224291A JP H08224291 A JPH08224291 A JP H08224291A JP 7034921 A JP7034921 A JP 7034921A JP 3492195 A JP3492195 A JP 3492195A JP H08224291 A JPH08224291 A JP H08224291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soln
- tank
- aqueous solution
- water
- deodorizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】パチンコ店の不快な臭を広い範囲に亘って消
臭し、しかもその消臭を少量の薬剤ないし薬液の使用量
で行えるようにする。 【構 成】容器2から消臭原液3を、水道管4から水を
それぞれ流量調整弁8、9により調整してタンク1内に
供給し、消臭原液を一定割合の水で希釈して所定濃度の
水溶液を得る。水溶液の水位は、下限位置に達してリミ
ットスイッチLS11がOFFになると、制御装置5か
らの制御信号によって電磁弁6、7がONとなり、消臭
原液及び水が供給される一方、上限位置に達してリミッ
トスイッチLS12がONになると、制御装置5からの
制御信号により電磁弁6、7がOFFとなり、供給が止
められることにより、一定範囲に維持される。タンク内
の水溶液中には発振部15が浸漬され、超音波を発信し
て水溶液を霧化し、煙霧となって店内に放散される。
臭し、しかもその消臭を少量の薬剤ないし薬液の使用量
で行えるようにする。 【構 成】容器2から消臭原液3を、水道管4から水を
それぞれ流量調整弁8、9により調整してタンク1内に
供給し、消臭原液を一定割合の水で希釈して所定濃度の
水溶液を得る。水溶液の水位は、下限位置に達してリミ
ットスイッチLS11がOFFになると、制御装置5か
らの制御信号によって電磁弁6、7がONとなり、消臭
原液及び水が供給される一方、上限位置に達してリミッ
トスイッチLS12がONになると、制御装置5からの
制御信号により電磁弁6、7がOFFとなり、供給が止
められることにより、一定範囲に維持される。タンク内
の水溶液中には発振部15が浸漬され、超音波を発信し
て水溶液を霧化し、煙霧となって店内に放散される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ店内に立ち込
める不快な臭或いはパチンコ店内のトイレや休憩室等に
おける不快な臭を消したり、芳香によって打ち消す消臭
方法及び装置に関する。なお、本明細書でいう消臭と
は、不快な臭を除去することのみならず、不快な臭を芳
香によって打ち消し、気にならないようにすることを含
むものとする。
める不快な臭或いはパチンコ店内のトイレや休憩室等に
おける不快な臭を消したり、芳香によって打ち消す消臭
方法及び装置に関する。なお、本明細書でいう消臭と
は、不快な臭を除去することのみならず、不快な臭を芳
香によって打ち消し、気にならないようにすることを含
むものとする。
【0002】
【従来技術】パチンコ店には、トイレや休憩室のみなら
ず、店内全体に人いきれ、体臭、煙草の煙などが入り交
じったパチンコ店特有の臭があり、これが入場者に不快
感を与えたり、遊技者の被服や頭髪にしみ付いて他人に
不快感を与えるなどの問題があった。この問題に対処す
るために従来は店内の至る箇所或いはトイレや休憩室等
の必要箇所に空気清浄器を設置したり、脱臭装置を設
け、或いは芳香発生装置や消臭液噴霧装置を設けて消臭
を行っていた。
ず、店内全体に人いきれ、体臭、煙草の煙などが入り交
じったパチンコ店特有の臭があり、これが入場者に不快
感を与えたり、遊技者の被服や頭髪にしみ付いて他人に
不快感を与えるなどの問題があった。この問題に対処す
るために従来は店内の至る箇所或いはトイレや休憩室等
の必要箇所に空気清浄器を設置したり、脱臭装置を設
け、或いは芳香発生装置や消臭液噴霧装置を設けて消臭
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】芳香発生装置や消臭液
噴霧装置は、スプレーにて芳香液や消臭液を噴霧するも
のであるが、散布する範囲が限られて広い場所では効果
が薄く、また芳香液や消臭液の消費量が多くなってコス
ト高となる嫌いがある。本発明は、上記の問題を解消
し、広い範囲にわたって消臭効果があり、しかも芳香液
や消臭液の使用量を少なくできるような消臭方法及び装
置を提供することを目的とする。
噴霧装置は、スプレーにて芳香液や消臭液を噴霧するも
のであるが、散布する範囲が限られて広い場所では効果
が薄く、また芳香液や消臭液の消費量が多くなってコス
ト高となる嫌いがある。本発明は、上記の問題を解消
し、広い範囲にわたって消臭効果があり、しかも芳香液
や消臭液の使用量を少なくできるような消臭方法及び装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題の解決手段】本発明の消臭方法は、芳香水溶液或
いは消臭水溶液を加振器によって霧化し、煙霧として放
散させることを特徴とし、本方法を実施するための装置
は、芳香水溶液或いは消臭水溶液が入れられるタンク
と、タンク内の芳香水溶液或いは消臭水溶液中に浸漬さ
れ、超音波を発振して上記水溶液を霧化させる加振器と
よりなることを特徴とし、好ましくは芳香剤ないし芳香
液又は消臭液(以下、薬剤ないし薬液という)が入れら
れる容器と、該容器からタンクに供給される薬剤ないし
薬液の供給量調整装置と、タンクに供給される水の供給
量調整装置と、両供給量調整装置を制御する制御装置と
が設けられる。
いは消臭水溶液を加振器によって霧化し、煙霧として放
散させることを特徴とし、本方法を実施するための装置
は、芳香水溶液或いは消臭水溶液が入れられるタンク
と、タンク内の芳香水溶液或いは消臭水溶液中に浸漬さ
れ、超音波を発振して上記水溶液を霧化させる加振器と
よりなることを特徴とし、好ましくは芳香剤ないし芳香
液又は消臭液(以下、薬剤ないし薬液という)が入れら
れる容器と、該容器からタンクに供給される薬剤ないし
薬液の供給量調整装置と、タンクに供給される水の供給
量調整装置と、両供給量調整装置を制御する制御装置と
が設けられる。
【0005】
【作 用】芳香水溶液或いは消臭水溶液を加振器により
霧化して微小粒化することにより、遠くまで放散して消
臭効果を上げることができ、薬剤ないし薬液を水溶液と
して用い、これを霧化して使用することにより、その消
費量も少なくすることができる。
霧化して微小粒化することにより、遠くまで放散して消
臭効果を上げることができ、薬剤ないし薬液を水溶液と
して用い、これを霧化して使用することにより、その消
費量も少なくすることができる。
【0006】
【実施例】タンク1には、容器2から植物性の消臭原液
3が、水道管4より水がそれぞれ供給され、その供給或
いは停止はそれぞれ、制御装置5によって制御される電
磁弁6及び7のON−0FFによって行われるようにし
てあり、その供給量は調整装置を構成する流量調整弁8
及び9によってそれぞれ調整され、これにより原液と水
が所定の割合で供給されて所定の濃度の水溶液が得えら
れるようにしてある。
3が、水道管4より水がそれぞれ供給され、その供給或
いは停止はそれぞれ、制御装置5によって制御される電
磁弁6及び7のON−0FFによって行われるようにし
てあり、その供給量は調整装置を構成する流量調整弁8
及び9によってそれぞれ調整され、これにより原液と水
が所定の割合で供給されて所定の濃度の水溶液が得えら
れるようにしてある。
【0007】タンク内の水溶液10のレベルは、浮子を
備えたリミットスイッチLS11及び12によって一定
範囲に維持されるように制御される。すなわち水位が下
限位置まで下がったときにはリミットスイッチLS11
がOFFとなってOFF信号が制御装置5に出力され、
制御装置はこれにより電磁弁6及び7に制御信号を出力
して各電磁弁6及び7をONにし、タンク内に消臭原液
と水をそれぞれ供給する。タンク内の水位が上がり、リ
ミットスイッチLS12がONになると、制御装置5は
制御信号を出力して各電磁弁6及び7をOFFにする。
備えたリミットスイッチLS11及び12によって一定
範囲に維持されるように制御される。すなわち水位が下
限位置まで下がったときにはリミットスイッチLS11
がOFFとなってOFF信号が制御装置5に出力され、
制御装置はこれにより電磁弁6及び7に制御信号を出力
して各電磁弁6及び7をONにし、タンク内に消臭原液
と水をそれぞれ供給する。タンク内の水位が上がり、リ
ミットスイッチLS12がONになると、制御装置5は
制御信号を出力して各電磁弁6及び7をOFFにする。
【0008】タンク内の水溶液中には、制御装置5から
の制御信号によって起動停止が行われる加振器14の発
振部15が浸漬され、発振部15から発振される超音波
によって水溶液が霧化されて立上がり、図示省略したフ
ードよりダクトを通してパチンコ店の店内に放散される
ようになっている。本装置は以上のように構成され、タ
ンク内の水溶液が霧化されて店内の隅々まで煙霧となっ
て降り播かれ、店内の人いきれ、体臭、煙草の煙などが
入り交じった不快な臭の臭消しを行う。
の制御信号によって起動停止が行われる加振器14の発
振部15が浸漬され、発振部15から発振される超音波
によって水溶液が霧化されて立上がり、図示省略したフ
ードよりダクトを通してパチンコ店の店内に放散される
ようになっている。本装置は以上のように構成され、タ
ンク内の水溶液が霧化されて店内の隅々まで煙霧となっ
て降り播かれ、店内の人いきれ、体臭、煙草の煙などが
入り交じった不快な臭の臭消しを行う。
【0009】タンク内の水溶液10が霧化されて放散さ
れるのに伴い、水溶液の水位が低下するが、水位が下限
位置に達してリミットスイッチLS11がOFFになる
と、電磁弁6及び7がそれぞれONになってタンク内よ
り消臭原液3が、水道管4より水がそれぞれ流量調整弁
8及び9によって調整されてタンク内に供給される。こ
れによりタンク内の水位を上がるか、水位が上限位置に
達してリミットスイッチLS12がONになると、電磁
弁6及び7がそれぞれOFFとなって消臭原液及び水の
供給が停止される。
れるのに伴い、水溶液の水位が低下するが、水位が下限
位置に達してリミットスイッチLS11がOFFになる
と、電磁弁6及び7がそれぞれONになってタンク内よ
り消臭原液3が、水道管4より水がそれぞれ流量調整弁
8及び9によって調整されてタンク内に供給される。こ
れによりタンク内の水位を上がるか、水位が上限位置に
達してリミットスイッチLS12がONになると、電磁
弁6及び7がそれぞれOFFとなって消臭原液及び水の
供給が停止される。
【0010】図2は以上のタイミングチャートを示す。 実験例 タンク内の水溶液を植物性の消臭原液(株式会社フロー
ラ製の商品名「ニオイノンノ」)と水を1.2:8.8
の比率で配合した消臭水溶液とする。水溶液中に浸漬し
た発振部15から1.6MHZ の超音波を発振させる
と、霧状となって立ち上り、ダクトを通して煙草の煙が
立ち込める休憩室に煙霧として放散したところ、休憩室
での煙草の臭いはしなくなった。
ラ製の商品名「ニオイノンノ」)と水を1.2:8.8
の比率で配合した消臭水溶液とする。水溶液中に浸漬し
た発振部15から1.6MHZ の超音波を発振させる
と、霧状となって立ち上り、ダクトを通して煙草の煙が
立ち込める休憩室に煙霧として放散したところ、休憩室
での煙草の臭いはしなくなった。
【0011】
【発明の効果】本発明にれば、芳香水溶液或いは消臭水
溶液を加振器によって微小粒化することにより、店内の
広い範囲にわたって煙霧となって放散され、このため、
パチンコ店特有の不快な臭を広い範囲にわたって消臭す
ることができるうえ、トイレや休憩室等に設置して必要
な箇所の消臭を行うこともでき、また水溶液として用
い、しかもそれを霧化して使用するため、消臭効果をも
たらすのに必要とする薬剤ないし薬液の使用量を少なく
することができる。
溶液を加振器によって微小粒化することにより、店内の
広い範囲にわたって煙霧となって放散され、このため、
パチンコ店特有の不快な臭を広い範囲にわたって消臭す
ることができるうえ、トイレや休憩室等に設置して必要
な箇所の消臭を行うこともでき、また水溶液として用
い、しかもそれを霧化して使用するため、消臭効果をも
たらすのに必要とする薬剤ないし薬液の使用量を少なく
することができる。
【0012】また、制御装置によって薬剤ないし薬液
と、水の供給を制御させるようにすれば、タンク内の水
溶液の水位を常に一定ないし一定範囲に維持して、水溶
液の枯渇を招いたり、薬剤ないし薬液や水を継ぎ足す作
業を不要にすることができる。
と、水の供給を制御させるようにすれば、タンク内の水
溶液の水位を常に一定ないし一定範囲に維持して、水溶
液の枯渇を招いたり、薬剤ないし薬液や水を継ぎ足す作
業を不要にすることができる。
【図1】 本発明に係る消臭装置の要部の模式図。
【図2】 タイミングチャート。
1・・タンク 2・・容器 3・・消臭原液 4・・水道管 5・制御装置 6、7・・電磁
弁 8、9・・流量調整弁 10・・水溶液 11、12・・リミットスイッチ 14・・加振器 15・・発振部
弁 8、9・・流量調整弁 10・・水溶液 11、12・・リミットスイッチ 14・・加振器 15・・発振部
Claims (3)
- 【請求項1】 芳香水溶液或いは消臭水溶液を加振器に
よって霧化し煙霧として放散させることを特徴とするパ
チンコ店内の消臭方法。 - 【請求項2】 芳香水溶液或いは消臭水溶液が入れられ
るタンクと、タンク内の芳香水溶液或いは消臭水溶液中
に浸漬され、超音波を発振して上記水溶液を霧化する加
振器とよりなることを特徴とするパチンコ店内の消臭装
置。 - 【請求項3】 芳香剤ないし芳香液又は消臭液が入れら
れる容器と、該容器からタンクに供給される薬剤ないし
薬液の供給量調整装置と、タンクに供給される水の供給
量調整装置と、両供給量調整装置を制御する制御装置と
が設けられる請求項2記載のパチンコ店内の消臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7034921A JPH08224291A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | パチンコ店内の消臭方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7034921A JPH08224291A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | パチンコ店内の消臭方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08224291A true JPH08224291A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12427685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7034921A Pending JPH08224291A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | パチンコ店内の消臭方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08224291A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100350885B1 (ko) * | 1999-12-13 | 2002-09-10 | 기아자동차주식회사 | 액상약품 급유장치 |
KR101051656B1 (ko) * | 2011-02-15 | 2011-07-26 | 이대섭 | 가습기 겸용 소독기 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7034921A patent/JPH08224291A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100350885B1 (ko) * | 1999-12-13 | 2002-09-10 | 기아자동차주식회사 | 액상약품 급유장치 |
KR101051656B1 (ko) * | 2011-02-15 | 2011-07-26 | 이대섭 | 가습기 겸용 소독기 |
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