JPH0984865A - 発香装置 - Google Patents
発香装置Info
- Publication number
- JPH0984865A JPH0984865A JP7268994A JP26899495A JPH0984865A JP H0984865 A JPH0984865 A JP H0984865A JP 7268994 A JP7268994 A JP 7268994A JP 26899495 A JP26899495 A JP 26899495A JP H0984865 A JPH0984865 A JP H0984865A
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- Japan
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- perfume
- ultrasonic vibrator
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- Withdrawn
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は発香装置に関し、さらに詳しくは貯
留した香料を霧化して室内空間に噴霧する発香装置に関
する。 【解決手段】 香料を貯留する香料タンクと、この香料
を香料タンクから吸い上げる芯材と、芯材にて吸い上げ
られた香料を霧化させる超音波振動子と、霧化された香
料を生成する風により外部に流出させる送風装置とを備
えたことを特徴とする。
留した香料を霧化して室内空間に噴霧する発香装置に関
する。 【解決手段】 香料を貯留する香料タンクと、この香料
を香料タンクから吸い上げる芯材と、芯材にて吸い上げ
られた香料を霧化させる超音波振動子と、霧化された香
料を生成する風により外部に流出させる送風装置とを備
えたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は発香装置に関し、さ
らに詳しくは貯留した香料を霧化して室内空間に噴霧す
る発香装置に関する。
らに詳しくは貯留した香料を霧化して室内空間に噴霧す
る発香装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】昨今、オフィスやショールーム等におい
て、その内部装飾手段の一つとして香りを利用すること
が行われ始めている。
て、その内部装飾手段の一つとして香りを利用すること
が行われ始めている。
【０００３】従来、このようなオフィスやショールーム
のような比較的容積の大きな場所に香りを供給する装置
としては、図６に示されるようなものがあった。
のような比較的容積の大きな場所に香りを供給する装置
としては、図６に示されるようなものがあった。
【０００４】この装置は、ハウジング１内に香料２と送
風装置３とを設け、香料２が自然気化することにより発
生した香気を送風装置３により外部に送り出す構成とさ
れていた。なお香気の流れは同図に矢印で示した。
風装置３とを設け、香料２が自然気化することにより発
生した香気を送風装置３により外部に送り出す構成とさ
れていた。なお香気の流れは同図に矢印で示した。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の発
香装置では、香料を自然気化させて得られた香気を送風
装置で外部に送り出す構成であったため、広い容積のシ
ョールーム等への空間にあっては、香気が弱く最適濃度
の香気を充分に供給することができないという問題点が
あった。
香装置では、香料を自然気化させて得られた香気を送風
装置で外部に送り出す構成であったため、広い容積のシ
ョールーム等への空間にあっては、香気が弱く最適濃度
の香気を充分に供給することができないという問題点が
あった。
【０００６】一方、送風口に香料を保持できるフィルタ
ー部材を設け、このフイルター部材に香料原液を滴下す
るとともに、この香料が滴下されたフイルター部材の後
方より送風手段によって風を送り込み、香料を強制的に
気化させて香気を室内空間に供給するように構成した発
香装置も提供されている。
ー部材を設け、このフイルター部材に香料原液を滴下す
るとともに、この香料が滴下されたフイルター部材の後
方より送風手段によって風を送り込み、香料を強制的に
気化させて香気を室内空間に供給するように構成した発
香装置も提供されている。
【０００７】しかるに、この構成の発香装置では、香料
の原液を強制的に気化して室内空間に供給する構成であ
るため、どうしても香りの濃度が強すぎる傾向にあると
いう問題点があった。
の原液を強制的に気化して室内空間に供給する構成であ
るため、どうしても香りの濃度が強すぎる傾向にあると
いう問題点があった。
【０００８】上記のように、供給する香りの濃度は、強
過ぎても弱過ぎても快適な環境を実現することはできな
いのである。
過ぎても弱過ぎても快適な環境を実現することはできな
いのである。
【０００９】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、供給する場所に適した適濃度の香気を得られるよう
にした発香装置を提供することを目的とする。
で、供給する場所に適した適濃度の香気を得られるよう
にした発香装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にかかる発香装置は、香料を貯留する香料タ
ンクと、この香料を香料タンクから吸い上げる芯材と、
芯材にて吸い上げられた香料を霧化させる超音波振動子
と、霧化された香料を生成する風により外部に流出させ
る送風装置とを備えたことを特徴とするものである。
に、本発明にかかる発香装置は、香料を貯留する香料タ
ンクと、この香料を香料タンクから吸い上げる芯材と、
芯材にて吸い上げられた香料を霧化させる超音波振動子
と、霧化された香料を生成する風により外部に流出させ
る送風装置とを備えたことを特徴とするものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】次に、各図を参照しながら、本発
明の実施の形態について説明する。
明の実施の形態について説明する。
【００１２】図２は本発明の一実施例である発香装置１
０の概略構成斜視図である。同図に示すように、発香装
置１０は大略すると超音波振動子１９、タンクユニット
１８、制御ユニット２１、送風ユニット２０により構成
されている。
０の概略構成斜視図である。同図に示すように、発香装
置１０は大略すると超音波振動子１９、タンクユニット
１８、制御ユニット２１、送風ユニット２０により構成
されている。
【００１３】各ユニット１８〜２１の機能を概略的に述
べると、超音波振動子１９は、香料を霧化するユニット
であり、またタンクユニット１８は超音波振動子１９に
香料（本発明において「香料」とは、「香料溶液」をも
含む）を供給するユニットであり、また送風ユニット２
０は、超音波振動子１９にて霧化及された香料を外部に
向け放出するユニットであり、さらに制御ユニット２１
は、超音波振動子１９や送風ユニット２０の動作を制御
するためのものである。
べると、超音波振動子１９は、香料を霧化するユニット
であり、またタンクユニット１８は超音波振動子１９に
香料（本発明において「香料」とは、「香料溶液」をも
含む）を供給するユニットであり、また送風ユニット２
０は、超音波振動子１９にて霧化及された香料を外部に
向け放出するユニットであり、さらに制御ユニット２１
は、超音波振動子１９や送風ユニット２０の動作を制御
するためのものである。
【００１４】また、上記各機能を有する各ユニット１８
〜２１は、図２に示されるようにコンパクトな形状で一
体化されている。一体化した形状の装置は、設置及び移
動が簡便であり、ショールーム等への空間から居住空
間、車内空間等への移設も可能である。以下、上記各ユ
ニット１８〜２１の具体的構成について説明する。
〜２１は、図２に示されるようにコンパクトな形状で一
体化されている。一体化した形状の装置は、設置及び移
動が簡便であり、ショールーム等への空間から居住空
間、車内空間等への移設も可能である。以下、上記各ユ
ニット１８〜２１の具体的構成について説明する。
【００１５】図４及び図５は本発明の特徴となる超音波
振動子１９を発香装置１０の正面の開口部２２から見た
正面図と平面図である。超音波振動子１９は、後述する
タンクユニット１８から供給される香料を２０ミクロン
以下の粒径として０〜５ミリリットル／分の範囲で噴霧
しうる機能を有している。
振動子１９を発香装置１０の正面の開口部２２から見た
正面図と平面図である。超音波振動子１９は、後述する
タンクユニット１８から供給される香料を２０ミクロン
以下の粒径として０〜５ミリリットル／分の範囲で噴霧
しうる機能を有している。
【００１６】また、２３は送風装置であり、その風量は
０〜５立方メートル／分の範囲で調整可能な構成とされ
ている。この送風装置２３で生成された風は、前記の開
口部２２に流入するように構成されており、超音波振動
子１９で霧化された香料２は送風装置２３で生成された
風により開口部２２の外部に送り出される。これによっ
て発香装置１０の近傍において香りを感ずることが可能
になる。
０〜５立方メートル／分の範囲で調整可能な構成とされ
ている。この送風装置２３で生成された風は、前記の開
口部２２に流入するように構成されており、超音波振動
子１９で霧化された香料２は送風装置２３で生成された
風により開口部２２の外部に送り出される。これによっ
て発香装置１０の近傍において香りを感ずることが可能
になる。
【００１７】上記の発香ユニット及び送風ユニットは、
後述する制御ユニット２１により制御され、この制御ユ
ニット２１で設定される香料２の噴霧量、噴霧のタイミ
ングの設定によって霧化した香料を同じく制御ユニット
２１により設定される風量で発香装置１０の外部に送り
出す。
後述する制御ユニット２１により制御され、この制御ユ
ニット２１で設定される香料２の噴霧量、噴霧のタイミ
ングの設定によって霧化した香料を同じく制御ユニット
２１により設定される風量で発香装置１０の外部に送り
出す。
【００１８】図７に示すのはタンクユニット１８であ
り、このタンクユニット１８は、大略すると香料タンク
１１と芯材１６により構成されている。香料タンク１１
には、香料タンク１１内における香料２の量を検出する
液量センサー２４、香料２を香料タンク１１から超音波
振動子１９に搬送する芯材１６が配設されている。
り、このタンクユニット１８は、大略すると香料タンク
１１と芯材１６により構成されている。香料タンク１１
には、香料タンク１１内における香料２の量を検出する
液量センサー２４、香料２を香料タンク１１から超音波
振動子１９に搬送する芯材１６が配設されている。
【００１９】芯材１６は、香料タンク１１の底面にその
一端を配設し、もう一端を超音波振動子１９に香料２を
供給できるように配設されている。
一端を配設し、もう一端を超音波振動子１９に香料２を
供給できるように配設されている。
【００２０】上記液量センサー２４も後述する制御ユニ
ット２１に接続されており、液量センサー２４が香料タ
ンク１１内の香料２が所定量以下になったことを検知す
ると、制御ユニット２１に対して残量減少信号を発す
る。
ット２１に接続されており、液量センサー２４が香料タ
ンク１１内の香料２が所定量以下になったことを検知す
ると、制御ユニット２１に対して残量減少信号を発す
る。
【００２１】ここで、香料タンク１１に充填される香料
２について説明する。本発明に係る発香装置１０では、
香料２の原液、もしくは香料２をエチルアルコール，３
−メチル−３−メソキシ ブタノール及び水等に溶解さ
せた香料溶液を用いる。
２について説明する。本発明に係る発香装置１０では、
香料２の原液、もしくは香料２をエチルアルコール，３
−メチル−３−メソキシ ブタノール及び水等に溶解さ
せた香料溶液を用いる。
【００２２】従来の空間噴霧の香料では、低揮発成分を
含むと発香装置内外の汚染を発生させることがあり、こ
のような香料成分を用いる場合の空間噴霧については、
図６に示す発香装置に代表されるように香料の自然気化
によっていた。
含むと発香装置内外の汚染を発生させることがあり、こ
のような香料成分を用いる場合の空間噴霧については、
図６に示す発香装置に代表されるように香料の自然気化
によっていた。
【００２３】したがって、空間に対する香料の適当な揮
散量が得られず快適な空間を実現するに至らなかった。
しかしながら、本発明では上記低揮発成分を霧化するス
テップを踏むことにより、適濃度の香料を空間に揮散さ
せることが可能となり、従来のものでは使用できなかっ
たヒノキの香り等であっても、使用可能となる等の特有
の効果がある。
散量が得られず快適な空間を実現するに至らなかった。
しかしながら、本発明では上記低揮発成分を霧化するス
テップを踏むことにより、適濃度の香料を空間に揮散さ
せることが可能となり、従来のものでは使用できなかっ
たヒノキの香り等であっても、使用可能となる等の特有
の効果がある。
【００２４】本発明者の実験等によれば、前記した各ユ
ニット１８〜２１の特性を勘案した場合、具体的な香料
溶液の調合例としては、以下に示す例が好適である。
ニット１８〜２１の特性を勘案した場合、具体的な香料
溶液の調合例としては、以下に示す例が好適である。
【００２５】〈処方例１〉 香料の原液 ２％ ３−メチル−３−メトキシ ブタノール ６８％ 蒸留水 ３０％
【００２６】〈処方例２〉 香料の原液 ５０％ ３−メチル−３−メトキシ ブタノール ５０％
【００２７】〈処方例３〉 香料の原液 ５％ ９０％ブルシン変性エチル アルコール ５０％ ３−メチル−３−メトキシ ブタノール ４０％ 蒸留水 ５％
【００２８】〈処方例４〉 香料の原液 １０％ ９５％ブルシン変性エチル アルコール １０％ エマレックス ５０５（Ｈ） ５％ 蒸留水 ７５％
【００２９】図５は、制御ユニット２１を示している。
同図において符号３１は超音波振動子１９の動作を制御
するスイッチであり、３３は風量を可変するスイッチ、
３４は運転の間隔等の運転モードを可変するスイッチで
あり、そしてタイマー部３６である。この制御ユニット
２１で設定される条件に基づいて香料２の噴霧を行う。
同図において符号３１は超音波振動子１９の動作を制御
するスイッチであり、３３は風量を可変するスイッチ、
３４は運転の間隔等の運転モードを可変するスイッチで
あり、そしてタイマー部３６である。この制御ユニット
２１で設定される条件に基づいて香料２の噴霧を行う。
【００３０】この噴霧において、空間への香料の供給量
は、香りを供給しようとする空間の容量により差異が生
ずる。
は、香りを供給しようとする空間の容量により差異が生
ずる。
【００３１】なお、この快適な空間を実現することがで
きるのは、香料を超音波振動子により霧化することがで
きる発香装置１０を用いることにより初めて実現できる
ことは前記した通りである。
きるのは、香料を超音波振動子により霧化することがで
きる発香装置１０を用いることにより初めて実現できる
ことは前記した通りである。
【００３２】
【発明の効果】本発明にかかる発香装置は、超音波振動
子により香料を霧化する装置を安価かつコンパクトに供
給することができ、さらにより広い空間に適濃度の香り
を供給することができる。
子により香料を霧化する装置を安価かつコンパクトに供
給することができ、さらにより広い空間に適濃度の香り
を供給することができる。
【図１】本発明の一実施例である発香装置の斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明の一実施例である発香装置の概略構成斜
視図である。
視図である。
【図３】同右側面図である。
【図４】本発明の一実施例である発香装置の正面図であ
る。
る。
【図５】同平面図である。
【図６】従来の発香装置の一例を説明するための概略側
面図である。
面図である。
【図７】タンクユニットと超音波振動子部を示した斜視
図である。
図である。
１ ハウジング ２ 香料 ３ 送風装置 １０ 発香装置 １１ 香料タンク １６ 芯材 １８ タンクユニット １９ 超音波振動子 ２０ 送風ユニット ２１ 制御ユニット ２２ 開口部 ２３ 送風装置 ２４ 液量センサー ３１ 超音波振動子の動作を制御するスイッチ ３３ 風量を制御するスイッチ ３４ 運転モードを制御するスイッチ ３６ タイマー部
Claims (1)
- 【請求項１】 香料を貯留する香料タンクと、この香料
を香料タンクから吸い上げる芯材と、芯材にて吸い上げ
られた香料を霧化させる超音波振動子と、霧化された香
料を生成する風により外部に流出させる送風装置とを備
えたことを特徴とする発香装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7268994A JPH0984865A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 発香装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7268994A JPH0984865A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 発香装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0984865A true JPH0984865A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17466194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7268994A Withdrawn JPH0984865A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 発香装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0984865A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005516772A (ja) * | 2002-02-11 | 2005-06-09 | サラ リー／デーイー エヌ．ヴェー | 液体スプレーヘッド、液体スプレーヘッドと容器とを具備している装置 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP7268994A patent/JPH0984865A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005516772A (ja) * | 2002-02-11 | 2005-06-09 | サラ リー／デーイー エヌ．ヴェー | 液体スプレーヘッド、液体スプレーヘッドと容器とを具備している装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |