JP2006095142A - 除菌装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 酸素系酸化剤の酸化作用の低下を抑えつつ、酸素系酸化剤と芳香剤とを同じ場所に放散することができるようにした除菌装置を提供する。
【解決手段】
噴射ノズル1には、酸素系酸化剤を供給する供給ノズル2と、芳香剤の微粒子を含む加圧エアーを供給する供給ノズル3とが接続しており、この噴射ノズル1内で供給ノズル2から供給された酸素系酸化剤は芳香剤の微粒子を含む加圧エアーによって霧状(即ち、微粒子)にされる。そして、噴射ノズル1内で芳香剤の微粒子と酸素系酸化剤の微粒子とが混合され、この噴射ノズル1の外へ噴射される。
【選択図】 図1
【解決手段】
噴射ノズル1には、酸素系酸化剤を供給する供給ノズル2と、芳香剤の微粒子を含む加圧エアーを供給する供給ノズル3とが接続しており、この噴射ノズル1内で供給ノズル2から供給された酸素系酸化剤は芳香剤の微粒子を含む加圧エアーによって霧状(即ち、微粒子)にされる。そして、噴射ノズル1内で芳香剤の微粒子と酸素系酸化剤の微粒子とが混合され、この噴射ノズル1の外へ噴射される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、除菌装置に関し、特に、不快な臭いが漂う室内を除菌消臭すると共に、芳香を漂わせることができるようにした除菌装置に関する。
この種の従来の技術としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。即ち、この従来例1に係る殺菌装置は、本体と噴霧器とから構成され、本体内には、二酸化塩素を含む薬液を貯留する薬液タンク等を備え、この薬液タンク内の薬液をポンプ等によって噴霧器へ送り出し、噴霧器内で薬液を霧状にして大気中へ噴霧するようになっている。このような構成であると、大気中へ噴霧された薬液は、空気中に広がって、壁、天井等に到達し、到達箇所に存在する菌を死滅させる。
また、二酸化塩素を含む薬液特有の効果として、除菌と同時に、便や尿等の不快な臭いを酸化分解して取り除くことができる。また、二酸化塩素を含む薬液の中でも、その液体自体がほぼ無臭である(塩素臭がほとんどしない)二酸化塩素系水溶液が知られている。
従って、上記従来例1に係る殺菌装置を例えば病室等に配置し、患者等のおむつを交換する際に、殺菌装置から大気中に上記の二酸化塩素系水溶液を噴霧することで、病室内を無臭化することができる。
特開2003−190260号公報
従って、上記従来例1に係る殺菌装置を例えば病室等に配置し、患者等のおむつを交換する際に、殺菌装置から大気中に上記の二酸化塩素系水溶液を噴霧することで、病室内を無臭化することができる。
従来例1に係る殺菌装置によれば、例えば病室内に噴霧する薬液に液自体がほぼ無臭である二酸化塩素系水溶液を用いることで、除菌と同時に、消臭効果を得ることが可能である。しかしながら、この種の除菌装置を使用するユーザからは、便や尿等の不快な臭い取り除くだけでなく、除菌消臭と同時に、例えば柑橘系の芳香も適度に感じたいという要望があった。二酸化塩素系水溶液は確かに無臭ではあるが、その臭いの無さが逆に味気ないという意見である。
このようなユーザの意見、要望に応えるため、本発明者は、多量の二酸化塩素系水溶液に少量の芳香剤を混ぜ、この芳香剤を混ぜた後の二酸化塩素系水溶液を室内に噴霧してみたが、この方法(従来例2)では芳香剤によって二酸化塩素系水溶液が分解されてしまい、除菌効果が著しく低下してしまうという問題があった。
また、そもそも除菌消臭剤と芳香剤とを同じ場所に同時に散布した場合には、除菌消臭剤によって芳香剤の芳香効果は打ち消されてしまうと考えられており、そのような理由から、除菌消臭剤と芳香剤とを同じ場所に同時に散布するという行為自体が従来の技術常識に反するものであった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、酸素系酸化剤の酸化作用の低下を抑えつつ、酸素系酸化剤と芳香剤とを同じ場所に放散することができるようにした除菌装置の提供を目的とする。
また、そもそも除菌消臭剤と芳香剤とを同じ場所に同時に散布した場合には、除菌消臭剤によって芳香剤の芳香効果は打ち消されてしまうと考えられており、そのような理由から、除菌消臭剤と芳香剤とを同じ場所に同時に散布するという行為自体が従来の技術常識に反するものであった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、酸素系酸化剤の酸化作用の低下を抑えつつ、酸素系酸化剤と芳香剤とを同じ場所に放散することができるようにした除菌装置の提供を目的とする。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の除菌装置は、酸素系酸化剤を霧状にする酸化剤霧状化手段と、芳香剤を霧状にする芳香剤霧状化手段と、前記酸化剤霧状化手段によって霧状にされた前記酸素系酸化剤と、前記芳香剤霧状化手段によって霧状にされた前記芳香剤とを混合して当該除菌装置の外へ放散する混合放散手段と、を備えたことを特徴とするものである。
ここで、「酸素系酸化剤」とは、例えば二酸化塩素ガスから精製した二酸化塩素系水溶液と、電解精製水にアスコルビン酸と炭化水素ナトリウムとを溶かした水溶液とを混合した混合水溶液のことである。また、「芳香剤」とは、例えば柑橘系の芳香剤(香料)を溶かした水溶液のことである。さらに、「霧状にされた」とは、即ち、無数の微粒子からなる状態のことである。
発明1の除菌装置によれば、酸素系酸化剤の微粒子と芳香剤の微粒子とを混合して放散するので、従来例2のように酸素系酸化剤と芳香剤とを混合した後の液体を霧状にして放散する場合と比べて、酸素系酸化剤と芳香剤との化学反応をある程度抑制することができる。従って、酸素系酸化剤の酸化作用が芳香剤によって著しく損なわれる前に、酸素系酸化剤と芳香剤とを同じ場所に放散することができる。そして、これらを放散した場所で、酸素系酸化剤による酸化作用と、芳香剤による芳香効果との両方を得ることができる。
〔発明2〕 発明2の除菌装置は、発明1の除菌装置において、前記酸化剤霧状化手段は、前記酸素系酸化剤を貯留する酸化剤貯留タンクと、前記酸化剤貯留タンク内に一端が配置され、前記酸化剤貯留タンクの外に他端が配置され、前記酸化剤貯留タンク内に貯留された前記酸素系酸化剤を前記他端に導くためのノズルと、前記ノズルの他端に向けて所定のガスを噴射するガス噴射手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の除菌装置。ここで、「所定のガス」としては、例えばエアー(空気)が挙げられる。
発明2の除菌装置によれば、ノズルの他端から出てきた酸素系酸化剤を霧状にすることができる。
発明2の除菌装置によれば、ノズルの他端から出てきた酸素系酸化剤を霧状にすることができる。
〔発明3〕 発明3の除菌装置は、発明2の除菌装置において、前記ノズルの前記一端から吸引され前記他端に送り出される前記酸素系酸化剤の単位時間当たりの量を測定する測定手段と、前記測定結果に基づいて、霧状にされる前記芳香剤の単位時間当たりの量を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。このような構成であれば、酸素系酸化剤の微粒子と、芳香剤の微粒子との混合比をほぼ一定に維持することが可能である。
〔発明4〕 発明4の除菌装置は、発明2又は発明3の除菌装置において、前記芳香剤霧状化手段は、前記ノズルの他端に向けて噴射される前記ガスに霧状の前記芳香剤を加える添加手段を有することを特徴とするものである。このような構成であれば、酸化剤霧状化手段と混合放散手段とでガス噴射手段を共有することができ、除菌装置の構成部品数を少なくすることができる。
〔発明5〕 発明5の除菌装置は、発明1の除菌装置において、前記酸化剤霧状化手段は、前記酸素系酸化剤を貯留する酸化剤貯留槽と、前記酸化剤貯留槽に取り付けられて当該酸化剤貯留槽内に貯留される前記酸素系酸化剤に振動を与える振動子と、を有することを特徴とするものである。このような構成であれば、振動子を振動させることで酸素系酸化剤を霧状にすることができる。また、振動子の出力を制御することで、霧状にされる酸素系酸化剤の単位時間当たりの量を調整することが可能である。
〔発明6〕 発明6の除菌装置は、発明5の除菌装置において、前記振動子の出力に基づいて、霧状にされる前記芳香剤の単位時間当たりの量を制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。このような構成であれば、酸素系酸化剤の微粒子と、芳香剤の微粒子との混合比をほぼ一定に維持することが可能である。
〔発明7〕 発明7の除菌装置は、発明5又は発明6の除菌装置において、前記振動子を第1振動子としたとき、前記芳香剤霧状化手段は、前記芳香剤を貯留する芳香剤貯留槽と、前記芳香剤貯留タンクに取り付けられて当該芳香剤貯留タンク内に貯留される前記芳香剤に振動を与える第2振動子と、を有することを特徴とするものである。
このような構成であれば、霧状にされる芳香剤の単位時間当たりの量を第2振動子の出力で制御することができる。
このような構成であれば、霧状にされる芳香剤の単位時間当たりの量を第2振動子の出力で制御することができる。
〔発明8〕 発明8の除菌装置は、発明5から発明7の何れか一の除菌装置において、前記酸化剤霧状化手段によって霧状にされた前記酸素系酸化剤の中から一定の大きさ以上の微粒子を取り除くフィルタ手段、を備えたことを特徴とするものである。ここで、一般に、霧状にされた液体は、その微粒子の大きさが小さいものほど遠くへ飛散し、大きいものほど放散源の近くで落ちてしまう傾向がある。
発明8の除菌装置によれば、除菌装置の近くに落ちる酸素系酸化剤の微粒子の数を減らすことができるので、当該除菌装置近くの湿気をある程度低く抑えることが可能である。
発明8の除菌装置によれば、除菌装置の近くに落ちる酸素系酸化剤の微粒子の数を減らすことができるので、当該除菌装置近くの湿気をある程度低く抑えることが可能である。
本発明によれば、酸素系酸化剤の酸化作用の低下を抑えつつ、酸素系酸化剤と芳香剤とを同じ場所に放散可能な除菌装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る半導体装置の製造装置について説明する。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る除菌装置100の構成例を示す概念図である。
図1に示すように、この除菌装置100は、微粒子の噴射ノズル1と、酸素系酸化剤の供給ライン2と、エアー(空気)と芳香剤(香料)の供給ライン3と、ノズルポール4と、酸化剤貯留タンク5と、エアーコンプレッサ6と、液体流量センサ7と、自動添加装置8と、芳香剤ボトル9と、圧力調整バルブ10と、エアー供給ライン11と、液体流量センサ7と自動添加装置8との間に設けられた信号線12と、筐体13等を有する。
ここで、酸素系酸化剤とは、例えば二酸化塩素ガスから精製した二酸化塩素系水溶液と、電解精製水にアスコルビン酸と炭化水素ナトリウムとを溶かした水溶液とを混合した混合水溶液のことである。また、芳香剤とは、例えば柑橘系の芳香剤を溶かした水溶液のことである。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る除菌装置100の構成例を示す概念図である。
図1に示すように、この除菌装置100は、微粒子の噴射ノズル1と、酸素系酸化剤の供給ライン2と、エアー(空気)と芳香剤(香料)の供給ライン3と、ノズルポール4と、酸化剤貯留タンク5と、エアーコンプレッサ6と、液体流量センサ7と、自動添加装置8と、芳香剤ボトル9と、圧力調整バルブ10と、エアー供給ライン11と、液体流量センサ7と自動添加装置8との間に設けられた信号線12と、筐体13等を有する。
ここで、酸素系酸化剤とは、例えば二酸化塩素ガスから精製した二酸化塩素系水溶液と、電解精製水にアスコルビン酸と炭化水素ナトリウムとを溶かした水溶液とを混合した混合水溶液のことである。また、芳香剤とは、例えば柑橘系の芳香剤を溶かした水溶液のことである。
図1に示す噴射ノズル1は、酸素系酸化剤を霧状(即ち、微粒子化)すると共に、この霧状の酸素系酸化剤と、自動添加装置8によって霧状にされた芳香剤とを混合し、除菌装置100の外へ噴射させるものである。この噴射ノズル1には、酸素系酸化剤の供給ライン2と、エアーと芳香剤の供給ライン3とが接続している。この噴射ノズル1内では、供給ライン2の先端が向いている方向と、供給ライン3の先端が向いている方向とは交差しており、供給ライン3の先端から酸素系酸化剤の供給ライン2の先端に向けてエアーが噴射される。これにより、噴射ノズル1内の供給ライン2の先端付近は、大気圧に比べて幾らか減圧状態(負圧)となる。
図示しないが、この噴射ノズル1には、例えば噴射量調整用のバルブが取り付けられており、このバルブの開度を調整するためのツマミを「大」又は「小」方向に回すことで、噴射ノズル1からの噴射量を調整するようになっている。
また、酸素系酸化剤の供給ライン2は、霧状にされる前の酸素系酸化剤を噴射ノズル1内に供給するものである。この酸素系酸化剤の供給ライン2では、供給ライン3からのエアーの噴射によって生じる減圧状態と、エアーコンプレッサ6による加圧とによって、酸化剤貯留タンク5内から酸素系酸化剤を吸引し、噴射ノズル1内へ送り出すようになっている。
また、酸素系酸化剤の供給ライン2は、霧状にされる前の酸素系酸化剤を噴射ノズル1内に供給するものである。この酸素系酸化剤の供給ライン2では、供給ライン3からのエアーの噴射によって生じる減圧状態と、エアーコンプレッサ6による加圧とによって、酸化剤貯留タンク5内から酸素系酸化剤を吸引し、噴射ノズル1内へ送り出すようになっている。
さらに、エアーと芳香剤の供給ライン3は、霧状の芳香剤を含むエアーを噴射ノズル1内に供給するものである。この供給ライン3は、エアーコンプレッサ6による加圧によって、霧状の芳香剤を含むエアーを噴射ノズル1内へ圧送するようになっている。
また、ノズルポール4は、噴射ノズル1の床面からの高さを調整するためのものである。このノズルポール4は、例えば基準高さに対して上下方向にそれぞれ500mm(即ち、±500mm)の高さ調整ができるようになっている。
また、ノズルポール4は、噴射ノズル1の床面からの高さを調整するためのものである。このノズルポール4は、例えば基準高さに対して上下方向にそれぞれ500mm(即ち、±500mm)の高さ調整ができるようになっている。
図1に示す酸化剤貯留タンク5は、酸素系酸化剤を保管する密閉型液剤圧力タンクである。この酸化剤貯留タンク5内に酸素系酸化剤が貯留される。酸化剤貯留タンク5の容量は、例えば10〜20リットル程度である。
エアーコンプレッサ6は、エアー供給ライン11にエアーを圧送するためのものである。このエアーコンプレッサ6は、オイルフリー電動コンプレッサである。
エアーコンプレッサ6は、エアー供給ライン11にエアーを圧送するためのものである。このエアーコンプレッサ6は、オイルフリー電動コンプレッサである。
液体流量センサ7は、供給ライン2を流れる酸素系酸化剤の流量を測定するものである。この流体液量センサ7は例えば光学式センサである。この液体流量センサ7で測定された流量値は、電気信号に変換されて信号線12を通り、自動添加装置8へ送信される。
自動添加装置8は、液体流量センサ7から送られてきた流量値に基づいて、所定量の芳香剤を供給ライン3内に自動添加する装置である。この自動添加装置8によって、芳香剤は霧状にされて供給ライン3内に放散される。この自動添加装置8の構成例については、後で図2を参照しながら説明する。
自動添加装置8は、液体流量センサ7から送られてきた流量値に基づいて、所定量の芳香剤を供給ライン3内に自動添加する装置である。この自動添加装置8によって、芳香剤は霧状にされて供給ライン3内に放散される。この自動添加装置8の構成例については、後で図2を参照しながら説明する。
芳香剤ボトル9は、例えば柑橘系の芳香剤を貯留するボトルである。この芳香剤ボトル9の容量は、例えば100〜200mリットル程度である。
圧力調整バルブ10は、エアーコンプレッサ6から圧送されてくるエアーの圧力を調整するものである。この圧力調整バルブ10は、エアー供給ライン11に取り付けられており、エアーコンプレッサ6から送られてくるエアーの圧力を例えば4kgに調整する。この圧力調整バルブ10は、例えば電磁弁である。
圧力調整バルブ10は、エアーコンプレッサ6から圧送されてくるエアーの圧力を調整するものである。この圧力調整バルブ10は、エアー供給ライン11に取り付けられており、エアーコンプレッサ6から送られてくるエアーの圧力を例えば4kgに調整する。この圧力調整バルブ10は、例えば電磁弁である。
エアー供給ライン11は、エアーコンプレッサ6から送られてくる加圧されたエアーを酸化剤貯留タンク5と自動添加装置8とに供給するものである。図1に示すように、エアー供給ライン11は、圧力調整バルブ10の先で酸化剤貯留タンク5側と自動添加装置8側とに分岐している。
筐体13は、例えば、酸化剤貯留タンク5と、エアーコンプレッサ6と、液体流量センサ7と、自動添加装置8と、芳香剤ボトル9と、圧力調整バルブ10と、エアー供給ライン11とを内包するものである。この筐体13の下部には、図示しないキャスターが取り付けられており、除菌装置100を容易に移動させることが可能となっている。
筐体13は、例えば、酸化剤貯留タンク5と、エアーコンプレッサ6と、液体流量センサ7と、自動添加装置8と、芳香剤ボトル9と、圧力調整バルブ10と、エアー供給ライン11とを内包するものである。この筐体13の下部には、図示しないキャスターが取り付けられており、除菌装置100を容易に移動させることが可能となっている。
図2は、自動添加装置8の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、自動添加装置8は、スプレー8aと、制御部8bと、メモリ8cとを有する。スプレー8aは、芳香剤ボトル9から芳香剤を導入し、この導入した芳香剤を霧状にして供給ライン3内に放散するものである。また、制御部8bは、スプレー8aによる芳香剤の放散を制御するものであり、液体流量センサ7で測定された酸素系酸化剤の流量値に基づいて、供給ライン3内に放散する芳香剤の単位時間当たりの量を調整する機能を有する。この制御部8bは、例えばロジックICで構成されている。さらに、メモリ8cは、例えばRAM(random access memory)であり、制御部8b用の制御プログラムが格納されている。
このような構成によって、供給ライン2を流れる酸素系酸化剤の流量が大きいときには、スプレー8aから供給ライン3内に多量の芳香剤を霧状にして放散することができる。また、供給ライン2を流れる酸素系酸化剤の流量が小さいときには、スプレー8aから供給ライン3内に少量の芳香剤を霧状にして放散することができる。これにより、除菌装置100の外に噴射される酸素系酸化剤の微粒子と、芳香剤の微粒子との混合比をほぼ一定に維持することが可能である。
次に、図1に示した除菌装置100の動作例について説明する。
まず始めに、図1において、除菌装置100の電源を入れてエアーコンプレッサ6を動作させる。すると、エアーコンプレッサ6で生じた加圧エアーは、圧力調整バルブ10によって例えば4kgの圧力に調整され、分岐した2つのエアー供給ライン11にそれぞれ供給される。
まず始めに、図1において、除菌装置100の電源を入れてエアーコンプレッサ6を動作させる。すると、エアーコンプレッサ6で生じた加圧エアーは、圧力調整バルブ10によって例えば4kgの圧力に調整され、分岐した2つのエアー供給ライン11にそれぞれ供給される。
自動添加装置8側のエアー供給ライン11に供給されたエアーは、供給ライン3を通って噴射ノズル1から除菌装置100の外へ噴射される。この噴射によって、噴射ノズル1内の供給ライン2の先端付近は、大気圧に比べて幾らか減圧状態となり、この減圧によって供給ライン2内の酸素系酸化剤は噴射ノズル1内に引っ張られる。また、酸化剤貯留タンク5内に供給されたエアーは、この酸化剤貯留タンク5内を加圧して酸素系酸化剤を供給ライン2に送り出すよう作用する。従って、上記の負圧と加圧とによって、酸化剤貯留タンク5内に貯留された酸素系酸化剤は供給ライン2内に吸引され、噴射ノズル1側へ送り出される。
供給ライン2内を酸素系酸化剤が流れると、流量センサ7がその流量を測定し、その測定結果を含む電気信号が、信号線12を通って自動添加装置8の制御部8b(図2参照。)に伝えられる。制御部8bは、この電気信号とメモリ8c(図2参照。)に格納された制御プログラムとに基づいて、芳香剤の単位時間当たりの放散量を決める。芳香剤の添加量の目安は、例えば、酸素系酸化剤100mリットルに対して芳香剤1滴程度である。
スプレー8aは、制御部8bの制御下で、芳香剤ボトル9から芳香剤を取り出し、取り出した芳香剤を上記演算で算出された量だけ霧状にして供給ライン3内に放散する。このような自動添加装置8の動作によって、供給ライン3内には霧状の芳香剤が供給され、霧状の芳香剤を含んだエアーが噴射ノズル1内に供給される。
噴射ノズル1内では、あたかも点滴のように供給ライン2の先端から滴る酸素系酸化剤に、霧状の芳香剤を含んだエアーが噴射され、この噴射されたエアーによって酸素系酸化剤は霧状にされる。また、霧状にされた酸素系酸化剤(即ち、酸素系酸化剤の微粒子)と、エアーに含まれていた霧状の芳香剤(即ち、芳香剤の微粒子)は、噴射ノズル1内で混合され、噴射ノズル1から除菌装置100の外へ噴射される。
噴射ノズル1内では、あたかも点滴のように供給ライン2の先端から滴る酸素系酸化剤に、霧状の芳香剤を含んだエアーが噴射され、この噴射されたエアーによって酸素系酸化剤は霧状にされる。また、霧状にされた酸素系酸化剤(即ち、酸素系酸化剤の微粒子)と、エアーに含まれていた霧状の芳香剤(即ち、芳香剤の微粒子)は、噴射ノズル1内で混合され、噴射ノズル1から除菌装置100の外へ噴射される。
このように、本発明の第1実施形態に係る除菌装置100によれば、発明1の除菌装置によれば、酸素系酸化剤の微粒子と芳香剤の微粒子とを混合して噴射するので、従来例2のように酸素系酸化剤と芳香剤とを混合した後の液体を霧状にして噴射する場合と比べて、芳香剤による酸素系酸化剤の分解反応をある程度抑制することができる。
従って、酸素系酸化剤の酸化作用が芳香剤によって著しく損なわれる前に、酸素系酸化剤と芳香剤とを同じ場所に噴射することができる。そして、これらを噴射した場所で、酸素系酸化剤による酸化作用(即ち、二酸化塩素反応)と、芳香剤による芳香効果との両方を得ることができる。
従って、酸素系酸化剤の酸化作用が芳香剤によって著しく損なわれる前に、酸素系酸化剤と芳香剤とを同じ場所に噴射することができる。そして、これらを噴射した場所で、酸素系酸化剤による酸化作用(即ち、二酸化塩素反応)と、芳香剤による芳香効果との両方を得ることができる。
例えば病室等に配置し、患者等のおむつを交換する際に、図3に示すように、除菌装置100を患者のベッド付近まで移動させる。そして、除菌装置100の電源を入れて動作させると、ベッド及びその周辺に、酸素系酸化剤の微粒子と芳香剤の微粒子とが混合した状態で噴射される。これにより、ベッド及びその周辺を除菌し、便や尿等の不快な臭いを除去することができる。また、これと同時に、柑橘系の芳香を漂わせることができる。
この第1実施形態では、噴射ノズル1と、供給ライン2及び3と、酸化剤貯留タンク5と、エアーコンプレッサ6と、圧力調整バルブ10と、エアー供給ライン11とが本発明1〜4の「酸化剤霧状化手段」に対応している。また、自動添加装置8と、芳香剤ボトル9とが本発明1〜4の「芳香剤霧状化手段」に対応している。自動添加装置8が本発明4の「添加手段」に対応している。さらに、噴射ノズル1と、供給ライン3と、エアーコンプレッサ6と、圧力調整バルブ10と、エアー供給ライン11とが本発明1〜4の「混合手段」に対応している。
また、供給ライン2が本発明2〜4の「ノズル」に対応し、供給ライン3と、エアーコンプレッサ6と、圧力調整バルブ10と、エアー供給ライン11とが本発明2〜4の「ガス噴射手段」に対応している。さらに、液体流量センサ7が本発明3,4の「測定手段」に対応し、制御部8bが本発明3,4の「制御手段」に対応している。そして、除菌装置100が本発明1〜4の「除菌装置」に対応している。
(2)第2実施形態
図4は本発明の第2実施形態に係る除菌装置200の構成例を示す概念図である。図2に示すように、この除菌装置200は、バス21と、酸化剤貯留タンク23と、酸化剤貯留タンク23とバス21とを接続する供給ライン25と、この供給ライン25に取り付けられた開閉バルブ27と、浮き29と、振動子31と、ファン33と、放散用のノズル35と、フィルタ37a及び37bと、芳香剤ボトル39と、自動添加装置41と、制御部43と、メモリ45等を有する。
図4は本発明の第2実施形態に係る除菌装置200の構成例を示す概念図である。図2に示すように、この除菌装置200は、バス21と、酸化剤貯留タンク23と、酸化剤貯留タンク23とバス21とを接続する供給ライン25と、この供給ライン25に取り付けられた開閉バルブ27と、浮き29と、振動子31と、ファン33と、放散用のノズル35と、フィルタ37a及び37bと、芳香剤ボトル39と、自動添加装置41と、制御部43と、メモリ45等を有する。
これらの中で、バス21は、酸素系酸化剤を貯留する槽であり、その容量は例えば250〜500mリットル程度である。このバス21の上方には蓋が取り付けられており、バス21は半密閉状態となっている。また、このバス21の底面には振動子31が設けられている。バス21内に酸素系酸化剤を貯留した状態で振動子31を振動させることで、このバス21内に霧状の酸素系酸化剤を発生するようになっている。
さらに、バス21の上方側面にはファン33が設けられている。このファン33を回転させることで、この半密閉状態のバス21内に空気を送り込まれるようになっている。また、浮き29はバス21内に設けられており、この浮き29によって酸素系酸化剤の液面高さが管理されるようになっている。
さらに、バス21の上方側面にはファン33が設けられている。このファン33を回転させることで、この半密閉状態のバス21内に空気を送り込まれるようになっている。また、浮き29はバス21内に設けられており、この浮き29によって酸素系酸化剤の液面高さが管理されるようになっている。
図4に示す酸化剤貯留タンク23は、酸素系酸化剤を保管するタンクであり、その容量は例えば2.5〜5リットル程度である。この酸化剤貯留タンク23には、例えば、酸素系酸化剤の残量を目視で確認できるように、目盛り付きの窓部が設けられている。ユーザは、この窓部の目盛りから酸化剤貯留タンク23内での酸素系酸化剤の残量を目視で確認し、その残量が少ない場合には、酸化剤貯留タンク23内に酸素系酸化剤を補充することができる。もちろん、酸素系酸化剤が一杯に入った新たな酸化剤貯留タンク23と交換することも可能である。
図4に示すように、放散用のノズル35は、バス21の上方を覆う蓋に取り付けられている。また、この放散用のノズル35内には、霧状にされた酸素系酸化剤の中から一定の大きさ以上の微粒子を取り除くフィルタ37a及び37bが設けられている。
図5は、フィルタ37a及び37bの構成例を示す断面図である。図5に示すように、フィルタ37a及び37bは、細孔を有する板部材である。フィルタ37bの細孔の方が、フィルタ37aの細孔よりも小さくなっている。
図5は、フィルタ37a及び37bの構成例を示す断面図である。図5に示すように、フィルタ37a及び37bは、細孔を有する板部材である。フィルタ37bの細孔の方が、フィルタ37aの細孔よりも小さくなっている。
これにより、振動子31(図1参照。)によってバス21内で発生し、ファン33(図1参照。)によってノズル35内に送り込まれた霧状の酸素系酸化剤のうち、一定の大きさ未満の微粒子だけがフィルタ37a及び37bを通り抜けて、除菌装置200の外部へ放散される。また、一定の大きさ以上の微粒子はフィルタ37a又は37bによって取り除かれ、凝集してバス21内に落ちる。
一般に、霧状にされた液体は、その微粒子の大きさが小さいものほど遠くへ飛散し、その微粒子の大きさが大きいものほど放散源の近くで落ちてしまう傾向がある。この除菌装置200では、霧状にされた酸素系酸化剤のうち、一定の大きさ以上の微粒子を取り除いてその放散を防いでいるので、噴射ノズル1近くの湿気を低く抑えることが可能である。
一般に、霧状にされた液体は、その微粒子の大きさが小さいものほど遠くへ飛散し、その微粒子の大きさが大きいものほど放散源の近くで落ちてしまう傾向がある。この除菌装置200では、霧状にされた酸素系酸化剤のうち、一定の大きさ以上の微粒子を取り除いてその放散を防いでいるので、噴射ノズル1近くの湿気を低く抑えることが可能である。
図4に戻って、芳香剤ボトル39は、例えば柑橘系の芳香剤を貯留するボトルである。この芳香剤ボトル39の容量は、例えば100〜200mリットル程度である。この芳香剤ボトル39には、例えば、芳香剤の残量を目視で確認できるように、目盛り付きの窓部が設けられている。ユーザは、この窓部の目盛りから芳香剤ボトル39内での芳香剤の残量を目視で確認し、その残量が少ない場合には、芳香剤ボトル39内に芳香剤を補充することができる。もちろん、芳香剤が一杯に入った新たな芳香剤ボトル39と交換することも可能である。
また、自動添加装置41は、フィルタ37a及び37bを通り抜けた霧状の酸素系酸化剤を含むエアーに、霧状の芳香剤を自動添加する装置である。
また、自動添加装置41は、フィルタ37a及び37bを通り抜けた霧状の酸素系酸化剤を含むエアーに、霧状の芳香剤を自動添加する装置である。
図4に示す制御部43は、例えばCPU(central processing unit)であり、浮き29や、開閉バルブ27、振動子31及び自動添加装置41と信号線を介して接続している。また、この制御部43は、メモリ45とも信号線を介して相互にデータ授受可能に接続している。メモリ45は、例えばRAMであり、制御部43用の制御プログラム等が格納されている。
この除菌装置200では、制御部43は2つの機能を有する。第1の機能は、浮き29によって測定される酸素系酸化剤の液面高さに基づいて、開閉バルブ25を開閉する機能である。この第1の機能によって、バス21内に貯留された酸素系酸化剤の液面高さは、一定の範囲内に維持される。
この除菌装置200では、制御部43は2つの機能を有する。第1の機能は、浮き29によって測定される酸素系酸化剤の液面高さに基づいて、開閉バルブ25を開閉する機能である。この第1の機能によって、バス21内に貯留された酸素系酸化剤の液面高さは、一定の範囲内に維持される。
また、第2の機能は、例えば外部から入力される出力制御信号に基づいて、振動子31の出力及び、自動添加装置41から放散される霧状芳香剤の単位時間当たりの量を調整する機能である。この第2の機能によって、除菌装置200の外に放散される酸素系酸化剤の微粒子と、芳香剤の微粒子の混合比をほぼ一定に維持することが可能である。
なお、出力制御信号とは、振動子31の出力を一定の範囲内で指定する信号であり、この信号はユーザが任意のタイミングで入力することが可能である。例えば、振動子31の出力は300W〜600Wの範囲で調整可能である。振動子31の出力が大きいほど霧状の酸素系酸化剤をより多く発生させることができる。
なお、出力制御信号とは、振動子31の出力を一定の範囲内で指定する信号であり、この信号はユーザが任意のタイミングで入力することが可能である。例えば、振動子31の出力は300W〜600Wの範囲で調整可能である。振動子31の出力が大きいほど霧状の酸素系酸化剤をより多く発生させることができる。
次に、図4に示した除菌装置200の動作例について説明する。
まず始めに、図4において、除菌装置200の電源を入れると、ファン33が回転し始め、実線矢印で示すように、バス21内にエアーが導入される。そして、バス21内からノズル35方向にエアーが流れ始める。また、このファン33の回転と同時に、制御部43の制御下で振動子31が振動し始める。振動子31の出力は、ユーザによって例えば300W〜600Wの範囲で調整可能であるが、ここでは、例えば標準値(450W)に設定されているものとする。
まず始めに、図4において、除菌装置200の電源を入れると、ファン33が回転し始め、実線矢印で示すように、バス21内にエアーが導入される。そして、バス21内からノズル35方向にエアーが流れ始める。また、このファン33の回転と同時に、制御部43の制御下で振動子31が振動し始める。振動子31の出力は、ユーザによって例えば300W〜600Wの範囲で調整可能であるが、ここでは、例えば標準値(450W)に設定されているものとする。
さらに、この振動子31の振動開始と同時、又は振動を開始してから数秒後に、制御部43の制御下で自動添加装置41が始動し、この自動添加装置41からノズル35内に霧状の芳香剤が放散される。霧状の芳香剤の単位時間当たりの放散量は、振動子31の出力に基づいて、制御部43が決定する。これにより、霧状の酸素系酸化剤と霧状の芳香剤はノズル35内で混合され、バス21内からノズル35内に流れ込むエアーに乗って除菌装置200の外へ放散される。
ところで、酸素系酸化剤の単位時間当たりの放散量を標準値よりも多くしたいとユーザが判断した場合には、ユーザは例えば図示しない出力調整ツマミを「強」方向に回す。すると、このツマミの回転量は電気信号に変換されて制御部43に送信される。そして、この回転量に相当する大きさだけ、振動子31の出力が高められる。また、この振動子31の出力の増加量に合わせて、自動添加装置41からノズル35内に放散される霧状の芳香剤の量も増やされる。
また、逆に、酸素系酸化剤の単位時間当たりの放散量を標準値よりも少なくしたいとユーザが判断した場合には、ユーザは出力調整ツマミ(図示せず)を「弱」方向に回す。すると、このツマミの回転量は電気信号に変換されて制御部43に送信され、この回転量に相当する大きさだけ、振動子31の出力は下げられる。また、この振動子31の出力の低下量に合わせて、自動添加装置41からノズル35内に放散される霧状の芳香剤の量も減らされる。
このように、本発明の第2実施形態に係る除菌装置200によれば、第1実施形態で説明した除菌装置100と同様に、酸素系酸化剤の酸化作用が芳香剤によって著しく損なわれる前に、酸素系酸化剤と芳香剤とを同じ場所に放散することができる。そして、これらを放散した場所で、酸素系酸化剤による酸化作用(即ち、二酸化塩素反応)と、芳香剤による芳香効果との両方を得ることができる。
また、この除菌装置200によれば、振動子31を振動させることで酸素系酸化剤を霧状にすることができ、その出力(言い換えれば、振動の大きさ)を制御することで、霧状にされる酸素系酸化剤の単位時間当たりの量を調整することが可能である。
除菌装置100と比べて、エアーコンプレッサ6(図1参照。)等を用いないので、装置をコンパクトにすることが可能であり、病室等と比べて比較的狭い空間、例えばトイレ内に設置して極めて好適である。
除菌装置100と比べて、エアーコンプレッサ6(図1参照。)等を用いないので、装置をコンパクトにすることが可能であり、病室等と比べて比較的狭い空間、例えばトイレ内に設置して極めて好適である。
この第2実施形態では、バス21と、振動子31とが本発明1,5,6,8の「酸化剤霧状化手段」に対応し、芳香剤ボトル39と、自動添加装置41とが本発明1,5,6,8の「芳香剤霧状化手段」に対応している。また、バス21と、ファン33と、ノズル35とが本発明1,5,6,8の「混合手段」に対応している。さらに、バス21が本発明5,6,8の「酸化剤貯留槽」に対応し、制御部43が本発明6,8の制御手段に対応している。また、フィルタ37a及び37bが本発明8の「フィルタ手段」に対応し、除菌装置200が本発明1,5,6,8の「除菌装置」に対応している。
なお、この第2実施形態では、制御部43が、振動子31と自動添加装置41とを連動して制御する場合について説明したが、制御部43による制御方法はこれに限られることはない。例えば、ユーザが酸素系酸化剤の放散量だけを増減させたいと考えたり、芳香剤の放散量だけを増減させたいと考えたりする場合もある。
そのため、霧状の芳香剤の単位時間当たりの放散量を制御する制御ツマミ(図示せず)を除菌装置200に設けておき、ユーザがこの制御ツマミを操作することで、この単位時間当たりの量を任意に設定するようにしても良い。このような構成であれば、ユーザは、霧状の酸素系酸化剤の放散量と、霧状の芳香剤の放散量とをそれぞれ任意に設定することができるので、装置の使い勝手を高めることができる。
そのため、霧状の芳香剤の単位時間当たりの放散量を制御する制御ツマミ(図示せず)を除菌装置200に設けておき、ユーザがこの制御ツマミを操作することで、この単位時間当たりの量を任意に設定するようにしても良い。このような構成であれば、ユーザは、霧状の酸素系酸化剤の放散量と、霧状の芳香剤の放散量とをそれぞれ任意に設定することができるので、装置の使い勝手を高めることができる。
(3)第3実施形態
図6は本発明の第3実施形態に係る除菌装置300の構成例を示す概念図である。この除菌装置300において、図4を参照しながら説明した除菌装置200と異なる主な点は、芳香剤を振動子で霧状化する点である。従って、図6において、図4と同一の機能及び構成を有する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図6に示すように、この除菌装置300は、芳香剤を貯留するための蓋付きのバス61と、このバス61の底面に設けられた振動子71と、このバス61の上方側面に設けられたファン73と、このバス61の蓋に取り付けられた芳香剤導入用のノズル75等を有する。
図6は本発明の第3実施形態に係る除菌装置300の構成例を示す概念図である。この除菌装置300において、図4を参照しながら説明した除菌装置200と異なる主な点は、芳香剤を振動子で霧状化する点である。従って、図6において、図4と同一の機能及び構成を有する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図6に示すように、この除菌装置300は、芳香剤を貯留するための蓋付きのバス61と、このバス61の底面に設けられた振動子71と、このバス61の上方側面に設けられたファン73と、このバス61の蓋に取り付けられた芳香剤導入用のノズル75等を有する。
これらの中で、バス61は、芳香剤を貯留する槽であり、その容量は例えば100〜200mリットル程度である。このバス61の上方には蓋が取り付けられており、半密閉状態となっている。また、このバス61には、例えば、芳香剤の残量を目視で確認できるように、目盛り付きの窓部が設けられている。ユーザは、この窓部の目盛りからバス61内での芳香剤の残量を目視で確認し、その残量が少ない場合には、バス61内に芳香剤を補充することができる。
この除菌装置300では、バス61内に酸素系酸化剤を貯留した状態で振動子71を振動させることで、このバス61内に霧状の芳香剤を発生させるようになっている。そして、このバス61に取り付けられたファン73を回転させることで、図6の実線矢印で示すように、半密閉状態のバス61内からノズル75内に送り込むようになっている。振動子71の振動動作は、制御部43´によって制御される。
また、ノズル75内には、霧状にされた芳香剤をその微粒子の大きさに応じて選別するフィルタ77a及び77bが設けられている。このフィルタ77a及び77bの構成は、例えば、図5に示したフィルタ47a及び47bと同様である。
また、ノズル75内には、霧状にされた芳香剤をその微粒子の大きさに応じて選別するフィルタ77a及び77bが設けられている。このフィルタ77a及び77bの構成は、例えば、図5に示したフィルタ47a及び47bと同様である。
次に、図6に示した除菌装置200の動作例について説明する。なお、酸素系酸化剤を貯留するバス21側での動作は、第2実施形態で説明した除菌装置200と同様であるので、ここでは主に、芳香剤を貯留するバス71側での動作について説明する。
まず始めに、図6において、除菌装置300の電源を入れると、ファン33と同時に、ファン73が回転し始め、実線矢印で示すように、バス61内にエアーが導入される。そして、このバス61内からノズル75内にエアーが流れ始める。
まず始めに、図6において、除菌装置300の電源を入れると、ファン33と同時に、ファン73が回転し始め、実線矢印で示すように、バス61内にエアーが導入される。そして、このバス61内からノズル75内にエアーが流れ始める。
また、このファン73の回転と同時に、制御部43´の制御下で振動子71が振動し始める。制御部43´によって、この振動子71の出力は振動子31の出力と連動して制御される。この2つの振動子31,71が連動して制御されることによって、ノズル35から放散される酸素系酸化剤の微粒子と、ノズル75から放散される芳香剤の微粒子との混合比をほぼ一定に維持することが可能である。
このように、本発明の第3実施形態に係る除菌装置300によれば、第1,第2実施形態でそれぞれ説明した除菌装置100,200と同様に、酸素系酸化剤の酸化作用が芳香剤によって著しく損なわれる前に、酸素系酸化剤と芳香剤とを同じ場所に放散することができる。そして、これらを放散した場所で、酸素系酸化剤による酸化作用(即ち、二酸化塩素反応)と、芳香剤による芳香効果との両方を得ることができる。
また、霧状にされる酸素系酸化剤の単位時間当たりの量と、霧状にされる芳香剤の単位時間当たりの量とをそれぞれ振動子31,71の出力で制御することができる。これにより、これらの混合比を比較的容易に一定に維持することが可能である。
この第3実施形態では、バス61と、振動子71とが本発明1,7の「酸化剤霧状化手段」に対応し、バス21,61と、ファン33,73と、ノズル35,75とが本発明1,7の「混合手段」に対応している。また、振動子31が本発明7の「第1振動子」に対応し、振動子71が本発明7の「第2振動子」に対応している。さらに、バス71が本発明7の「芳香剤貯留槽」に対応し、除菌装置300が本発明1,7の「除菌装置」に対応している。
この第3実施形態では、バス61と、振動子71とが本発明1,7の「酸化剤霧状化手段」に対応し、バス21,61と、ファン33,73と、ノズル35,75とが本発明1,7の「混合手段」に対応している。また、振動子31が本発明7の「第1振動子」に対応し、振動子71が本発明7の「第2振動子」に対応している。さらに、バス71が本発明7の「芳香剤貯留槽」に対応し、除菌装置300が本発明1,7の「除菌装置」に対応している。
(4)実験及びその結果等
〔実験1〕
(実験方法)
本発明の第1〜第3実施形態で用いる酸素系酸化剤と芳香剤とを霧状にしないで、一定以上の容量を持った液体のまま混ぜ合わせて混合液とする。そして、混合液を作成してからの一定時間が経過する毎に、混合液中における二酸化塩素濃度を測定した。上記酸素系酸化剤の酸化作用(除菌消臭効果)は、二酸化塩素によってもたらされるので、二酸化塩素濃度を測定することで、酸素系酸化剤における酸化作用の強さを評価することができる。この実験1では、下記のA〜C比率混合液を用いて行った。
A比率混合液:酸素系酸化剤200ppm 10リットル+ 芳香剤8ml
B比率混合液:酸素系酸化剤200ppm 10リットル+ 芳香剤15ml
C比率混合液:酸素系酸化剤200ppm 10リットル+ 芳香剤25ml
〔実験1〕
(実験方法)
本発明の第1〜第3実施形態で用いる酸素系酸化剤と芳香剤とを霧状にしないで、一定以上の容量を持った液体のまま混ぜ合わせて混合液とする。そして、混合液を作成してからの一定時間が経過する毎に、混合液中における二酸化塩素濃度を測定した。上記酸素系酸化剤の酸化作用(除菌消臭効果)は、二酸化塩素によってもたらされるので、二酸化塩素濃度を測定することで、酸素系酸化剤における酸化作用の強さを評価することができる。この実験1では、下記のA〜C比率混合液を用いて行った。
A比率混合液:酸素系酸化剤200ppm 10リットル+ 芳香剤8ml
B比率混合液:酸素系酸化剤200ppm 10リットル+ 芳香剤15ml
C比率混合液:酸素系酸化剤200ppm 10リットル+ 芳香剤25ml
(実験結果)
実験1の結果を図7に示す。図7の横軸は、A〜C比率混合液を作成してからの経過日数[day]を示す。また、図7の縦軸は、A〜C比率混合液における二酸化塩素濃度[ppm]を示している。
図7に示すように、混合液における芳香剤の量が多いほど、混合液中での酸素系酸化剤の分解が促進され、酸化作用を有する二酸化塩素濃度が低くなった。また、混合液中の二酸化塩素濃度は、混合から時間が経過するにつれて徐々に低くなった。二酸化塩素濃度が3ppmを下回ると、除菌消臭効果はあまり期待できなくなるので、A〜C比率混合液の除菌消臭効果は混合してから2日間程度しか持たないことがわかった。
実験1の結果を図7に示す。図7の横軸は、A〜C比率混合液を作成してからの経過日数[day]を示す。また、図7の縦軸は、A〜C比率混合液における二酸化塩素濃度[ppm]を示している。
図7に示すように、混合液における芳香剤の量が多いほど、混合液中での酸素系酸化剤の分解が促進され、酸化作用を有する二酸化塩素濃度が低くなった。また、混合液中の二酸化塩素濃度は、混合から時間が経過するにつれて徐々に低くなった。二酸化塩素濃度が3ppmを下回ると、除菌消臭効果はあまり期待できなくなるので、A〜C比率混合液の除菌消臭効果は混合してから2日間程度しか持たないことがわかった。
〔実験2〕
(実験方法)
第1実施形態で説明した除菌装置100において、圧力調整バルブ10を調整して圧送エアーの圧力を変え、混合液の微細噴霧と、通常噴霧と、ジェット噴霧とを行ってみた。
微細噴霧とはエアーの圧力が2kgのときであり、通常噴霧とはエアーの圧力が4kgのときであり、ジェット噴霧とはエアーの圧力が6kgのときである。また、この実験2に用いた混合液は、実験1と同様に上記のA〜C比率混合液である。この実験2では、噴霧後の各混合液を噴霧形態毎に回収して、各混合液中での二酸化塩素濃度を測定した。
(実験方法)
第1実施形態で説明した除菌装置100において、圧力調整バルブ10を調整して圧送エアーの圧力を変え、混合液の微細噴霧と、通常噴霧と、ジェット噴霧とを行ってみた。
微細噴霧とはエアーの圧力が2kgのときであり、通常噴霧とはエアーの圧力が4kgのときであり、ジェット噴霧とはエアーの圧力が6kgのときである。また、この実験2に用いた混合液は、実験1と同様に上記のA〜C比率混合液である。この実験2では、噴霧後の各混合液を噴霧形態毎に回収して、各混合液中での二酸化塩素濃度を測定した。
(実験結果)
実験2の結果を図8に示す。図8の横軸は、A〜C比率混合液の噴霧の形態を示す。また、図7の縦軸は、A〜C比率混合液における二酸化塩素濃度[ppm]を示している。なお、図8における基本液剤とは、酸素系酸化剤と芳香剤とを霧状にしないで、一定以上の容量を持った液体のまま混ぜ合わせて作成したものである。この基本溶剤における二酸化塩素濃度の測定値は、混合直後の測定によって得られたものであり、リファレンスデータである。
図8に示すように、各混合液とも、その二酸化塩素濃度の測定値は同じ値であり、かつ、リファレンスデータとも同じ値であった。このことから、微細噴霧、通常噴霧、ジェット噴霧のいずれの場合も、除菌消臭効果を同じように得ることができるということがわかった。
実験2の結果を図8に示す。図8の横軸は、A〜C比率混合液の噴霧の形態を示す。また、図7の縦軸は、A〜C比率混合液における二酸化塩素濃度[ppm]を示している。なお、図8における基本液剤とは、酸素系酸化剤と芳香剤とを霧状にしないで、一定以上の容量を持った液体のまま混ぜ合わせて作成したものである。この基本溶剤における二酸化塩素濃度の測定値は、混合直後の測定によって得られたものであり、リファレンスデータである。
図8に示すように、各混合液とも、その二酸化塩素濃度の測定値は同じ値であり、かつ、リファレンスデータとも同じ値であった。このことから、微細噴霧、通常噴霧、ジェット噴霧のいずれの場合も、除菌消臭効果を同じように得ることができるということがわかった。
本発明の第1実施形態では、除菌装置100を患者のベッド付近で動作させることによって、ベッド及びその周辺を除菌し、便や尿等の不快な臭いを除去すると共に、柑橘系の芳香を漂わせることについて説明した。しかし、この除菌装置100では、その噴霧形態をジェット噴霧としても良いことがわかった。このようなジェット噴霧によって、ベッド及びその周辺だけでなく、もっと広い空間、例えば病室内全体を除菌し不快な臭いを除去することができると共に、病室内全体に柑橘系の芳香を漂わせることができる。
1 噴射ノズル、2 (酸素系酸化剤の)供給ライン、3 (エアーと芳香剤の)供給ライン、4 ノズルポール、5,23 酸化剤貯留タンク、6 エアーコンプレッサ、7 液体流量センサ、8 自動添加装置、8a スプレー、8b,43 制御部、8c,45 メモリ、9 芳香剤ボトル、10 圧力調整バルブ、11 エアー供給ライン、12 信号線、13 筐体、21,61 バス、25 供給ライン、27 開閉バルブ、29 浮き、31,71 振動子、33,73 ファン、35,75 ノズル、37a,37b フィルタ、39 芳香剤ボトル、41 自動添加装置、100,200,300 除菌装置
Claims (8)
- 酸素系酸化剤を霧状にする酸化剤霧状化手段と、
芳香剤を霧状にする芳香剤霧状化手段と、
前記酸化剤霧状化手段によって霧状にされた前記酸素系酸化剤と、前記芳香剤霧状化手段によって霧状にされた前記芳香剤とを混合して当該除菌装置の外へ放散する混合放散手段と、を備えたことを特徴とする除菌装置。 - 前記酸化剤霧状化手段は、
前記酸素系酸化剤を貯留する酸化剤貯留タンクと、
前記酸化剤貯留タンク内に一端が配置され、前記酸化剤貯留タンクの外に他端が配置され、前記酸化剤貯留タンク内に貯留された前記酸素系酸化剤を前記他端に導くためのノズルと、
前記ノズルの他端に向けて所定のガスを噴射するガス噴射手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の除菌装置。 - 前記ノズルの前記一端から吸引され前記他端に送り出される前記酸素系酸化剤の単位時間当たりの量を測定する測定手段と、
前記測定結果に基づいて、霧状にされる前記芳香剤の単位時間当たりの量を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項2に記載の除菌装置。 - 前記芳香剤霧状化手段は、
前記ノズルの他端に向けて噴射される前記ガスに霧状の前記芳香剤を加える添加手段を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の除菌装置。 - 前記酸化剤霧状化手段は、
前記酸素系酸化剤を貯留する酸化剤貯留槽と、
前記酸化剤貯留槽に取り付けられて当該酸化剤貯留槽内に貯留される前記酸素系酸化剤に振動を与える振動子と、を有することを特徴とする請求項1に記載の除菌装置。 - 前記振動子の出力に基づいて、霧状にされる前記芳香剤の単位時間当たりの量を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の除菌装置。
- 前記振動子を第1振動子としたとき、
前記芳香剤霧状化手段は、
前記芳香剤を貯留する芳香剤貯留槽と、
前記芳香剤貯留タンクに取り付けられて当該芳香剤貯留タンク内に貯留される前記芳香剤に振動を与える第2振動子と、を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の除菌装置。 - 前記酸化剤霧状化手段によって霧状にされた前記酸素系酸化剤の中から一定の大きさ以上の微粒子を取り除くフィルタ手段、を備えたことを特徴とする請求項5から請求項7の何れか一項に記載の除菌装置。
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2004
- 2004-09-30 JP JP2004285957A patent/JP2006095142A/ja active Pending
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