JPH08223382A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08223382A
JPH08223382A JP2835895A JP2835895A JPH08223382A JP H08223382 A JPH08223382 A JP H08223382A JP 2835895 A JP2835895 A JP 2835895A JP 2835895 A JP2835895 A JP 2835895A JP H08223382 A JPH08223382 A JP H08223382A
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JP
Japan
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JP2835895A
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English (en)
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Yumi Sato
由美 佐藤
Yoshihiro Sekine
義寛 関根
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マルチタスク制御手段を有する画像処理装置に
おいて、ユーザ介入を必要とするジョブを他のジョブと
同時に実行可能とすることにより、ユーザの待ち時間を
なくして利便性を向上させる。 【構成】ジョブ実行制御手段12で実行中のジョブがユ
ーザ介入待ちとなった場合、ジョブデータ管理手段16
はジョブ管理手段15のポインタを参照して該ジョブの
ジョブデータを特定し、該ジョブデータを指示操作手段
13から入力されたユーザ指示に従って書き替える。ジ
ョブ実行制御手段12は、書き替えられたジョブデータ
を参照してジョブの継続実行を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像処理装置に関し、
詳しくはジョブ実行資源(以下、資源ともいう)と、複
数のジョブの実行を同時並行的に制御するマルチタスク
制御手段とを有するデジタル複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マルチタスク制御手段を具えた
デジタル複合機では、複数のジョブを同時並行的に実行
することができる。ところが、同時に複数のジョブを起
こすことは資源的に可能であっても、例えば他のジョブ
の実行中にユーザ介入を必要とするようなジョブを同時
に実行することはできなかった。
【0003】例えば、手動起動のレポートプリントジョ
ブと蓄積ジョブ(送信やコピーなど)を同時に実行させ
る場合について考えてみると、レポートプリント実行中
は操作パネル(指示操作手段)がレポートプリントに対
する指示パラメータや実行情報格納専用になってしまう
ため、蓄積ジョブで1バッチの原稿読み取りが終了して
ユーザ介入待ち状態に移行したときに、次原稿あり/な
しの選択を行うユーザ指示や実行を操作パネルから指示
することはできなかった。
【0004】これに関連する技術として、特開平4−2
50761号公報には、ファクシミリ装置で現在実行し
ている機能を判定するとともに、実行されている機能に
応じて他に実行できる機能を決定し、その結果を表示部
に表示するようにしたマルチタスク・ファクシミリ装置
が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平4−250761号公報のマルチタスク・ファ
クシミリ装置は、ある機能を使用中に他の使用可能な機
能が表示されるだけであり、ユーザ介入を必要とするよ
うなジョブには対応していない。このため、ユーザ介入
を必要とするジョブについては、装置を占有した状態で
実行する以外になく、ユーザは前のジョブが終了するま
で待たなければならず、ユーザにとっては利便性の悪い
ものとなっていた。
【0006】この発明は、ユーザ介入を必要とするジョ
ブと他のジョブを同時に実行可能とすることにより、ユ
ーザの待ち時間をなくして利便性を向上させた画像処理
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に係わる画像処理装置は、複数のジョブの
実行を同時並行的に制御するマルチタスク制御手段と、
実行中のジョブの情報を表示する表示手段と、該表示手
段で表示されたジョブに対するユーザ指示を入力するた
めの指示入力手段とを有する画像処理装置において、実
行されるジョブ毎に割り当てられ、該ジョブの実行に必
要なジョブデータを記憶するジョブデータ記憶手段と、
実行されるジョブ毎に割り当てられ、該ジョブの前記ジ
ョブデータへのポインタを管理するジョブ管理手段と、
前記表示手段の表示内容を実行中のジョブの情報から他
のジョブの情報に切り替える切替手段と、実行中のジョ
ブがユーザ介入待ちとなった場合には、前記ジョブ管理
手段のポインタを参照して該ジョブのジョブデータを特
定し、該ジョブデータを前記指示入力手段から入力され
たユーザ指示に従って前記ジョブデータ記憶手段のジョ
ブデータを書き替えるジョブデータ書替え手段とを具
え、ユーザ介入を必要とするジョブの実行中に、該ジョ
ブがユーザ介入待ちとなり、ユーザ指示が該ジョブの実
行パラメータとして必要な場合には、前記指示入力手段
から入力されたユーザ指示に従って前記ジョブデータ記
憶手段のジョブデータを書き替え、該ジョブデータを参
照してジョブの継続実行を行うことを特徴とする。
【0008】
【作用】ユーザが切替手段を操作して表示手段の表示内
容を実行中のジョブから他のジョブに切り替えると、マ
ルチタスク制御手段は指示入力手段から入力されたユー
ザ指示に従って該ジョブの実行を開始する。そして、該
ジョブの実行中にユーザ指示がジョブの実行パラメータ
として必要となった場合には、該ジョブをユーザ介入待
ちとする。ジョブデータ書替え手段は実行中のジョブが
ユーザ介入待ちになると、ジョブ管理手段で管理してい
るポインタを参照してジョブデータ記憶手段内から書き
替えの対象となるジョブデータを特定するとともに、こ
のジョブデータを前記指示入力手段から入力されたユー
ザ指示に従って書き替える。マルチタスク制御手段は、
書き替えられたジョブデータを参照して、ユーザ介入待
ちとなっているジョブの継続実行を行う。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係わる画像処理装置の一実
施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は、この実施例における画像処理装置
の機能的な構成を示すブロック図である。この画像処理
装置10は、ジョブ実行資源11、ジョブ実行制御手段
12、指示操作手段13、ジョブデータ記憶手段14、
ジョブ管理手段15、ジョブデータ管理手段16とから
構成されている。
【0011】ジョブ実行資源11は、ジョブの実行に必
要なシステム資源であり、例えばコーデック、画像読取
り装置、画像出力装置、メモリなどに相当する。
【0012】ジョブ実行制御手段12は、ジョブ実行資
源11における原稿の読み取り動作や受信プリント動作
などをジョブとして制御している。このジョブ実行制御
手段12は図示せぬマルチタスク制御手段を具えてお
り、複数のジョブの実行を同時並行的に制御している。
【0013】指示操作手段13は、ユーザ指示を入力す
るための指示入力手段と、ユーザに実行中のジョブの情
報を表示する表示手段として機能する。ここでは、入力
用デバイスを通じて入力される各種のユーザ指示を受け
付けるとともに、表示用デバイスに実行中のジョブに関
する情報を表示する。ジョブに関する情報としては、例
えば設定内容、装置の状態、ユーザ指示を促すメッセー
ジなどがある。また、指示操作手段13には表示用デバ
イスの表示画面を切り替えるための図示せぬメニュー切
替えキーが設けられている。このメニュー切替えキーを
操作することにより、実行中のジョブの表示画面から他
のジョブ、例えばユーザ介入を必要とするジョブの表示
画面に変更することができる。なお、ジョブの実行中に
ユーザ介入を必要とする例としては、次のようなものが
ある。
【0014】(1)次原稿待機:1バッチの原稿読み取
り終了後にユーザに次原稿のあり/なしを選択させる。
【0015】(2)原稿検知エラー:システムが用紙サ
イズを特定できない場合にユーザに用紙サイズを選択さ
せる。
【0016】(3)読み取りサイズエラー:原稿読み取
り中にエラーが発生したときに、ユーザに最初から読み
取りをやり直すか、または読み取った分だけで処理を継
続するかを選択させる。
【0017】ジョブデータ記憶手段14は、実行される
ジョブ毎に割り当てられ、各ジョブの実行に必要なジョ
ブデータとして、ジョブ起動値データ、ジョブ変更値デ
ータ、ジョブ実行情報データを記憶している。ジョブ変
更値データはジョブの実行に必要な実行パラメータであ
り、ユーザ介入を必要とするジョブの実行パラメータ
(例えば、次原稿あり/なしの設定)なども含まれてい
る。ジョブ変更値データは書き替え可能な状態で保持さ
れており、データ内容はジョブデータ管理手段16によ
り書き替えられる。
【0018】ジョブ管理手段15は、実行されるジョブ
毎に割り当てられ、実行中のジョブに関するジョブID
と、ジョブデータ記憶手段14でのジョブデータの位置
を示すデータ領域番号(ポインタ)を図示せぬ管理テー
ブル上に保持している。
【0019】ジョブデータ管理手段16は、実行中のジ
ョブがユーザ介入待ちとなった場合には、前記ジョブ管
理手段15のデータ領域番号を参照してジョブデータ記
憶手段14のジョブデータを特定し、このジョブデータ
のジョブ変更値データを、前記入力されたユーザ指示に
従って書き替える。
【0020】ここで、実行中のジョブの管理方法を図2
により説明する。図2はジョブ管理の概念図であり、図
1で示したジョブデータ記憶手段14のデータテーブル
1、ジョブ管理手段15の管理テーブル2の関係を概念
的に表している。
【0021】ジョブ実行制御手段12では、ジョブ毎に
割り当てられたデータテーブル1のジョブデータ(ジョ
ブ1のデータなど)を参照してジョブを実行制御してい
る。実行中のジョブに関する情報は管理テーブル2に管
理されており、指示操作手段13の図示せぬメニュー切
替えキーを操作すると、指示操作手段13の図示せぬ表
示用デバイス上に、管理テーブル2に管理されているジ
ョブに関する情報を順に呼び出すことができる。今、表
示用デバイスに管理テーブル2のID=3のジョブに関
する情報が表示されているとすると、指示操作手段13
のメニュー切替えキーを操作することで、ID=5のジ
ョブに関する情報をデータテーブル1のデータ領域番号
1のデータを用いて表示させることができる。そして、
ID=5のジョブに関する情報を表示させた状態で、指
示操作手段13から必要なユーザ指示を入力することに
より、ID=5のジョブを実行することができる。この
ID=5のジョブを開始したときに、ID=5のジョブ
にユーザ介入が必要となった場合、指示操作手段13か
ら入力されたユーザ指示の実行パラメータは、ID=5
のデータ領域番号1に対応するデータテーブル1の「ジ
ョブ2のデータ」に書き込まれることになる。データテ
ーブル1の各ジョブデータは、前述したようにジョブ起
動値データ3、ジョブ変更値データ4、ジョブ実行情報
データ5により構成されており、指示操作手段13から
入力されたユーザ指示の実行パラメータは、ジョブ変更
値データ4の領域に書き込まれる。したがって、ID=
3のジョブ実行中にID=5のジョブにユーザ介入が必
要となっても、ID=3のジョブやジョブデータには何
ら影響を与えることはない。
【0022】図1の画像処理装置10において、例えば
レポートプリント中にユーザ介入を必要とする蓄積送信
ジョブを実行する場合を例として各部の動作を説明す
る。まず、レポートプリント中にユーザが指示操作手段
13の図示せぬメニュー切替えキーを操作すると、図示
せぬ表示用デバイスの表示画面が蓄積送信ジョブ用の表
示画面に切り替えられる。そして、ユーザがこの表示画
面を見ながら指示操作手段13の図示せぬ入力用デバイ
スを操作してユーザ指示を入力してジョブを開始する
と、ジョブ実行制御手段12は原稿の読み取り動作など
を開始する。ここで、ジョブ実行中にユーザ介入が必要
が事象が発生すると、ジョブ実行制御手段12は指示操
作手段13の図示せぬ表示用デバイスにユーザ介入を促
すメッセージを表示する。これに対して、ユーザが図示
せぬ入力用デバイスを操作してジョブの継続実行に必要
な実行パラメータをユーザ指示として入力すると、入力
されたユーザ指示はジョブデータ管理手段16に渡され
る。ジョブデータ管理手段16はジョブ管理手段15の
管理テーブル2(図2)に保持されているデータ領域番
号を参照し、ジョブデータ記憶手段14のジョブデータ
テーブル1(図2)から該当するジョブデータを見つけ
る。そして、このジョブデータのジョブ変更値データ4
(図2)を前記入力されたユーザ指示(実行パラメー
タ)に従って書き替える。ジョブ実行制御手段12は、
書き替えられたジョブデータを参照して、蓄積送信ジョ
ブの継続実行を行う。
【0023】図3は、図1で示した画像処理装置10を
実現するための具体例を示したもので、ここではデジタ
ル複合機のハードウェア構成を示している。
【0024】画像形成部21は、画像イメージデータ
(以下、画像データという)を印字出力するプリンタで
あり、画像出力装置として機能する。
【0025】画像形成制御部22は、画像データを後述
のRAM36上に展開、あるいは画像形成部21から記
録用紙などへ出力する際の印字制御を行う。
【0026】画像読取部23は、画像データを読み込む
スキャナであり、画像読取り装置として機能する。
【0027】画像読取制御部24は、上記画像読取部2
3での画像データの読み取り動作を制御する。
【0028】画像処理部25は、画像データを編集/加
工(符号複号/拡大縮小/圧縮伸長)するコーデック装
置である。
【0029】画像処理制御部26は、上記画像処理部2
5での画像データを編集/加工の動作を制御する。
【0030】操作表示部27は、操作キー(スタートキ
ー、ストップキー、メニュー切替えキーなど)およびタ
ッチパネルなどの入力用デバイスと、LED、LCDな
どの表示用デバイスを具えたユーザインターフェースで
ある。
【0031】操作表示制御部28は、上記操作表示部2
7での画面表示や指示内容の入出力などを制御する。
【0032】デジタル網制御部29は、例えばISDN
網などのデジタル網へ接続するための装置である。
【0033】アナログ網制御部30は、例えば電話回線
などのアナログ公衆網へ接続するための装置である。
【0034】モデム31は、変復調装置であり、デジタ
ル信号をアナログ公衆網にのせるための変調、およびア
ナログ信号をデジタル網にのせるための復調を行う。
【0035】通信制御部32は、デジタル網/アナログ
網との通信を制御する。
【0036】回線切換部33は、図示せぬ複数の外部回
線インターフェースと複数の内部通信回路を接続する装
置である。
【0037】回線切換制御部34は、上記回線切換部3
3での接続動作を制御する。
【0038】DMAC35は、データ転送制御装置であ
る。
【0039】RAM36は、制御プログラムや画像デー
タなどの一時的な作業メモリ領域であり、ダイヤル情報
の展開バッファとして使用される。
【0040】記憶部37は、画像データや宛先情報を格
納するメモリ領域である。
【0041】メモリ制御部38は、メモリ管理プログラ
ムにより、上記記憶部37でのデータの入出力を管理す
る。
【0042】システム制御部39は、システム全体の制
御プログラムを格納するメモリ装置である。
【0043】CPU40は、上記システム制御部38に
格納されている制御プログラムに従って、上述した各部
の動作を制御、管理する中央処理装置である。
【0044】システムバス41は、上述した各部間を相
互に接続する通信路であり、データはこのシステムバス
41を通じてやり取りされる。
【0045】次に、上述した画像処理装置10におい
て、ジョブ実行中にユーザ介入が必要な事象が発生した
場合の処理の流れを図4のフローチャートにより説明す
る。
【0046】ジョブ実行制御手段12はジョブ実行中に
ユーザ介入が必要な事象が発生したかどうかを監視する
(ステップ101)。そして、ユーザ介入が必要な事象
が発生したときは、該当するジョブのIDを取得し(ス
テップ102)、取得したIDおよびこのIDに対応す
るデータ領域番号がジョブ管理手段15のジョブ管理テ
ーブルで管理されているかどうかをジョブ管理手段15
に問い合わせる(ステップ103、ステップ104)。
ここで、IDとデータ領域番号のいずれか一方がジョブ
管理手段15で管理されていなければエラー処理を行う
(ステップ105)。また、IDとデータ領域番号がと
もにジョブ管理手段15で管理されているときは、前記
IDに対応するデータ領域番号を取得する(ステップ1
06)。次に、ジョブ実行制御手段12は指示操作手段
13を通じてユーザ介入を促すメッセージを表示し(ス
テップ107)、ユーザ介入によるオペレーションを受
け付ける(ステップ108、ステップ109)。ここで
入力されたユーザ指示は指示操作手段13からジョブデ
ータ管理手段16に渡される。ジョブデータ管理手段1
6はジョブ実行制御手段12で取得したデータ領域番号
を元に、ジョブデータ記憶手段14の書き替えの対象と
なるジョブデータを特定し、このジョブデータを入力さ
れたユーザ指示に従って書き替える(ステップ110、
ステップ111)。ジョブ実行制御手段12は、書き替
えられたジョブデータを参照してジョブの継続実行を行
う(ステップ112)。
【0047】次に、ユーザ介入を必要とするジョブと他
のジョブを同時並行的に実行する場合の具体例として、
コピージョブ中に名刺(A4で送付)とA4サイズの文
書をファックス送信する場合について説明する。
【0048】図5は指示操作手段13の具体例を示した
もので、表示画面と入力キーを具えた操作パネルの一部
を示している。
【0049】表示画面51はLCDとタッチパネルから
構成され、画面上に実行中のジョブの情報を表示すると
ともに、画面上に表示されたスイッチ枠を押下すること
により、ユーザ指示を入力することができる。例えば、
ユーザ介入を必要とするジョブの実行中では、この表示
画面51上に表示されるスイッチ枠の中から所望のスイ
ッチ枠を選択して押下することにより、ジョブの継続実
行に必要な実行パラメータを入力することができる。こ
の表示画面51での表示モードはメニュー切替えキー5
2を押下することにより切り替えることができる。な
お、図中53はスタートキー、54はストップキーをそ
れぞれ示している。このほか、コピーの枚数、宛先の電
話番号など、必要な数値を入力するための図示せぬテン
キーが設けられている。
【0050】今、図6に示すようにコピージョブの実行
中に図5のメニュー切替えキー52を押下すると、表示
画面は図7に示すようなファックスモードに切り替わ
る。ここでコピーガラスなどの原稿読取り装置に原稿
(名刺)をセットし、電話番号を入力してスタートキー
を押下すると原稿の読み取りが開始される。この場合は
原稿が小さすぎるため、装置が原稿の読み取りサイズを
決定することができず、読み取りサイズエラーとなる。
この場合、ジョブを継続実行するにはユーザが読み取り
サイズを指示する必要がある。読み取りサイズエラーに
なると、図8に示すようなユーザに読み取りサイズを問
うメッセージが表示され、ユーザ介入待ち状態となる。
ここでユーザがA4を指示してスタートボタンを押下す
ると、入力された指示内容(読み取りサイズA4)がジ
ョブの実行パラメータとしてジョブデータに書き込まれ
ることになり、このジョブデータを参照してジョブが継
続実行される。
【0051】さて、図8の状態で読み取りサイズを指定
してスタートボタンを押下すると、図9に示すように原
稿読み取り中の画面が表示され、原稿の読み取りが開始
される。そして、原稿の読み取りが終了すると、図10
に示すようにユーザに次原稿のあり/なしを問うメッセ
ージが表示され、ユーザ介入待ち状態となる。ここでユ
ーザが「次の原稿あり」を指示すると、入力された指示
内容(次の原稿あり)がジョブの実行パラメータとして
ジョブデータに書き込まれることになり、このジョブデ
ータを参照してジョブが継続実行される。
【0052】ここで、ユーザが「次の原稿あり」を指示
し、次の原稿(A4サイズの文書)をセットした後、送
信濃度を変更するために「設定変更」のスイッチ枠を押
下したとすると、図11に示すようなユーザに送信濃度
を問うメッセージが表示され、再びユーザ介入待ち状態
となる。ここでユーザが「ふつう」を指示すると、入力
された指示内容(送信濃度ふつう)がジョブの実行パラ
メータとしてジョブデータに書き込まれることになり、
このジョブデータを参照してジョブが継続実行される。
【0053】図11の画面で送信濃度の設定を行った
後、画面を閉じると再び図10の画面に戻る。ここでス
タートキーを押下すると、図9に示すような原稿読み取
り中の画面が表示され、原稿の読み取りが開始される。
ここではA4の文書がセットされているので、読み取り
サイズエラーを発生することなく読み取りが行われる。
そして原稿の読み取りが終了すると、再び図10に示す
ように、ユーザに次原稿のあり/なしを問うメッセージ
が表示され、ユーザ介入待ち状態となる。ここでユーザ
が「次の原稿なし」を指示すると、入力された指示内容
(次の原稿なし)がジョブの実行パラメータとしてジョ
ブデータに書き込まれることになり、このジョブデータ
を参照してジョブが継続実行される。図10で「次の原
稿なし」が指示されると、図12に示すような送信中を
示す画面が表示され、図7の画面で入力された宛先への
ファックス送信が開始されることになる。
【0054】このように、コピージョブの実行中であっ
ても、操作パネルの表示画面を切り替えることにより、
ファックス送信ジョブを実行することができる。そし
て、ユーザ介入待ち状態となったときには、タッチパネ
ルでジョブの継続実行に必要なユーザ指示を入力するこ
とにより、入力されたユーザ指示はジョブの実行パラメ
ータとしてジョブデータに書き込まれることになる。し
たがって、以後はこのジョブデータを参照してジョブが
継続実行されることになり、ユーザ介入を必要とするジ
ョブと他のジョブを同時に実行することが可能となる。
例えば、レポートプリント中に蓄積ジョブ(ユーザ介入
あり)、受信プリント中に電子ソートコピージョブ(ユ
ーザ介入あり)、ファイル蓄積ジョブ(ユーザ介入あ
り)中にレポートプリント/受信プリント/プリンタプ
リントなどの実行が可能となる。
【0055】なお、この発明に係わる画像処理装置は上
述した実施例のようなデジタル複合機に適用できるだけ
でなく、システムがユーザと表示画面を通して対話しな
がらジョブを遂行するようなユーザインターフェース装
置や、ジョブ制御装置に関連して、複数の対話型のジョ
ブを同時に動作させる必要がある分野にも適用すること
ができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
画像処理装置では、他のジョブと同時に実行しようとす
るジョブがユーザ介入を必要とするジョブであっても、
指示入力手段から入力されたユーザ指示に従ってジョブ
データを書き替え、このジョブデータを参照して該ジョ
ブを継続実行するようにしたため、ユーザ介入を必要と
するようなジョブを含めて複数のジョブを同時に実行お
よび操作することができる。したがって、ユーザはユー
ザ介入を必要とするジョブについても、他のジョブの終
了を待つことなしに実行することができるので、ユーザ
の待ち時間がなくなり、利便性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置の機能的な構成を示すブロック
図。
【図2】ジョブ管理の概念図。
【図3】図1で示した画像処理装置を実現するための具
体例を示す構成図。
【図4】ジョブ実行中にユーザ介入が必要な事象が発生
した場合の処理の流れを示すフローチャート。
【図5】指示操作手段の具体例を示す説明図。
【図6】コピー中の表示画面を示す説明図。
【図7】ファックスモードの表示画面を示す説明図。
【図8】サイズ指定待機中の表示画面を示す説明図。
【図9】原稿読み取り中の表示画面を示す説明図。
【図10】次原稿待機中の表示画面を示す説明図。
【図11】送信濃度指定待機中の表示画面を示す説明
図。
【図12】ファックス送信中の表示画面を示す説明図。
【符号の説明】
11…ジョブ実行資源、12…ジョブ実行制御手段、1
3…指示操作手段、14…ジョブデータ記憶手段、15
…ジョブ管理手段、16…ジョブデータ管理手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のジョブの実行を同時並行的に制御
    するマルチタスク制御手段と、実行中のジョブの情報を
    表示する表示手段と、該表示手段に表示されたジョブに
    対するユーザ指示を入力するための指示入力手段とを有
    する画像処理装置において、 実行されるジョブ毎に割り当てられ、該ジョブの実行に
    必要なジョブデータを記憶するジョブデータ記憶手段
    と、 実行されるジョブ毎に割り当てられ、該ジョブの前記ジ
    ョブデータへのポインタを管理するジョブ管理手段と、 前記表示手段の表示内容を実行中のジョブの情報から他
    のジョブの情報に切り替える切替手段と、 実行中のジョブがユーザ介入待ちとなった場合には、前
    記ジョブ管理手段のポインタを参照して該ジョブのジョ
    ブデータを特定し、該ジョブデータを前記指示入力手段
    から入力されたユーザ指示に従って書き替えるジョブデ
    ータ書替え手段と、 を具え、ユーザ介入を必要とするジョブの実行中に、該
    ジョブがユーザ介入待ちとなった場合には、前記指示入
    力手段から入力されたユーザ指示に従って前記ジョブデ
    ータ記憶手段のジョブデータを書き替え、該ジョブデー
    タを参照してジョブの継続実行を行うことを特徴とする
    画像処理装置。
JP2835895A 1995-02-16 1995-02-16 画像処理装置 Pending JPH08223382A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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