JPH0822314A - 警告表示機能付数値制御装置 - Google Patents

警告表示機能付数値制御装置

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JPH0822314A
JPH0822314A JP6153896A JP15389694A JPH0822314A JP H0822314 A JPH0822314 A JP H0822314A JP 6153896 A JP6153896 A JP 6153896A JP 15389694 A JP15389694 A JP 15389694A JP H0822314 A JPH0822314 A JP H0822314A
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JP
Japan
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machine tool
warning
key
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Pending
Application number
JP6153896A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Nishiura
勲 西浦
Yoichi Okamoto
洋一 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mori Seiki Co Ltd filed Critical Mori Seiki Co Ltd
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Publication of JPH0822314A publication Critical patent/JPH0822314A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータの稼動部への進入や誤操作をなく
して、工作機械や加工物等の破損を防止できる警告表示
機能付数値制御装置を提供すること。 【構成】 通常は工作機械本体6の操作情報等を表示
し、電源投入時は工作機械本体6の操作及び動作におけ
る警告や注意の内容を表示する表示装置3と、オペレー
タが表示装置3に表示された警告注意内容を確認した旨
を指示する確認指示キー4と、電源投入時には工作機械
本体6を操作できないようにインターロックし、確認指
示キー4からの指示に基づきインターロックを解除する
制御装置1とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源投入後におけるオ
ペレータの誤操作を防止する警告表示機能付数値制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、工作機械の操作は、その工作機械
の使用に関する訓練を受け、工作機械に関する知識や技
能を持ったオペレータを対象としている。一方、工作機
械には、その工作機械を正しく、安全に操作するために
取扱説明書などが付属しており、又、図5や図6に示す
ように、工作機械本体の警告、注意などが必要と思われ
る主要箇所には、誤操作を防止したり、機械を安全に使
用するための警告ラベルや注意書きなどが貼られてい
る。これらの警告ラベルなどによりオペレータの誤操作
などを防止しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな工作機械は、訓練を受けていなかったり、知識や技
能を持っていないオペレータでも電源を投入することが
でき、電源投入後、警告ラベルを無視して稼動部に進入
する可能性がある。更に、誤った操作を行っても、工作
機械は操作された通りに動作するので、工作機械や加工
物等を破損させる可能性がある。
【0004】また、訓練を受け、工作機械に関する知
識、技能を持ったオペレータであっても、操作に馴れて
くると、つい取扱説明書や警告ラベル等の指示を忘れて
上記と同様、稼動部に進入したり、誤った操作をして、
工作機械や加工物等を破損させる可能性があるという課
題がある。
【0005】本発明は、従来の工作機械のこのような課
題を考慮し、工作機械に関する訓練、知識等を持たない
オペレータ、あるいは操作に馴れたオペレータの稼動部
への進入や誤操作をなくして、工作機械や加工物等の破
損を防止できる警告表示機能付数値制御装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、通常は工作機
械本体の少なくとも操作情報を表示し、電源投入時は工
作機械本体の操作及び動作における警告や注意の内容を
表示する表示手段と、オペレータが表示手段に表示され
た警告注意内容を確認した旨を指示する確認指示手段
と、工作機械本体を駆動制御する制御手段とを備え、制
御手段は、電源投入時には工作機械本体を操作できない
ようにインターロックし、確認指示手段からの指示に基
づきインターロックを解除する警告表示機能付数値制御
装置である。
【0007】
【作用】本発明は、制御手段が、電源投入時に工作機械
本体を操作できないようにインターロックし、表示手段
が、電源投入時に工作機械本体の操作及び動作における
警告注意内容を表示し、オペレータが確認指示手段によ
り警告注意内容を確認した旨を指示することにより、制
御手段が、電源投入時にかけたインターロックを解除す
る。
【0008】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。
【0009】図1は、本発明にかかる第1の実施例の警
告表示機能付数値制御装置を模式的に示す構成図であ
る。すなわち、警告表示機能付数値制御装置には、工作
機械本体6の操作などに関する警告や注意の内容を、例
えば文章として記憶する警告内容記憶手段2、その警告
注意内容を電源投入時に表示したり、通常は工作機械本
体の操作情報等(例えば、加工プログラム等)を表示す
る、操作盤5上に設けられた表示装置3、機械のオペレ
ータが、その表示装置3に表示された警告注意内容を確
認した旨を入力する操作盤5上に設けられた確認指示キ
ー4、電源投入時に、操作盤5を操作しても、工作機械
本体6が動作しないようにインターロックし、確認指示
キー4の入力を受けて操作盤5のインターロックを解除
したり等の機能を持つ制御装置1が設けられている。
【0010】前述の表示装置3及び制御装置1の一部が
表示手段を構成し、確認指示キー4及び制御装置1の一
部が確認指示手段を構成し、制御装置1のその他の部分
が制御手段を構成している。
【0011】次に、上記第1の実施例の警告表示機能付
数値制御装置の動作について、図面を参照しながら説明
する。
【0012】図3に示すように、まず、オペレータによ
り電源が投入されると、制御装置1は、制御装置1内の
記憶手段に記憶された警告表示のパラメータが「警告表
示有り」に設定されているかどうかを判断する(ステッ
プS1)。ここでは、工作機械の出荷時に、電源が投入
されたときに警告注意内容を表示するかどうかのモード
を予め選択することが出来る構成となっている。
【0013】次に、判断の結果、「警告表示有り」のモ
ードに設定されていると、制御装置1は、操作盤5を操
作しても、工作機械本体6が動作しないように、及び、
表示装置3に操作情報が表示されないようにインターロ
ックをかけ(ステップS2)、表示装置3には警告内容
記憶手段2に記憶されている警告注意内容が、例えば図
2に示すように、画面7に表示される(ステップS
3)。このとき、画面7の下部には確認指示キー4であ
るソフトキー8に対応する位置に、キー機能を示す「確
認」の文字が同時に表示される。その後、オペレータが
画面7に表示された警告注意内容を確認し、ソフトキー
8を押すと(ステップS4)、制御装置1は、そのソフ
トキー8が押されたことを検出して操作盤5のインター
ロックを解除する(ステップS5)。すなわち、表示装
置3に操作情報が表示され、オペレータにより工作機械
本体6が操作できる状態になる。以上の表示装置3に表
示される警告注意内容は、図2に示す日本語の他に、工
作機械が使用される国、あるいはオペレータに合わせ
て、その母国語を用いるようにすることができる。
【0014】一方、(ステップS1)の処理において、
「警告表示無し」のモードに設定されている場合は、表
示装置3に警告注意内容が表示されず、操作盤5のイン
ターロックがかからない。
【0015】図4は、本発明にかかる第2の実施例の警
告表示機能付数値制御装置における動作を説明する流れ
図である。ここで、第2の実施例の構成は、基本的には
図1に示す第1の実施例の構成と同様であるので説明を
省略する。本実施例では、電源遮断状態からウォームア
ップ運転を自動的に行うウィクリータイマー使用の工作
機械を想定している。
【0016】図4において、まず、タイマーにより電源
が自動的に投入されると、制御装置1は制御装置1内の
記憶手段に記憶されたプログラム番号パラメータの番号
のプログラムを工作機械本体で運転するよう制御する
(ステップS0)。それ以降の動作については、前述の
第1の実施例と同様であるので説明を省略する。
【0017】以上のように、工作機械本体6を操作する
場合に、オペレータが必ず見る数値制御装置の表示装置
3に警告注意内容を表示し、しかもそれを確認したこと
を指示しないと工作機械本体6を操作できないようにす
ることにより、オペレータに注意を喚起し、オペレータ
の稼動部への進入や誤操作を防止できる。
【0018】なお、上記実施例では、いずれも警告注意
内容を文章により記憶する構成としたが、これに限ら
ず、オペレータの注意を、より促すために例えば絵、記
号などを更に加えてもよい。
【0019】また、工作機械本体6の使用中において、
一定時間、操作盤を操作しなければ自動的に警告注意内
容が表示装置3に表示されるようにしてもよい。この場
合、電源キー、非常停止キー以外のいずれかのキーを押
せば元の画面に戻るようにすればよい。
【0020】また、工作機械本体6の使用中において、
ソフトキーあるいはハードキーに警告注意内容を表示す
るためのキーを設け、それを押せばいつでも警告注意内
容を表示できるようにしてもよい。この場合、画面を元
に戻すキーを設け(表示キーと同じキーでもよい)、そ
れを押せば元の画面に戻るようにすればよい。
【0021】また、上記実施例では、いずれも警告注意
内容を表示装置3に表示する構成としたが、更に、警告
注意内容を音声合成装置などを用いて音声により読み上
げるように構成しても良い。この場合は、警告注意内容
の出力が終了した時点で確認指示手段が有効となるよう
に構成すればより効果的である。
【0022】また、上記実施例では、いずれも確認指示
キー4をソフトキーにより構成する例を示したが、これ
に代えて、専用のハードキーを設けても良い。
【0023】また、上記実施例では、いずれも制御装置
1等を専用のハードウェアにより構成したが、これに代
えて、同様の機能をコンピュータを用いてソフトウェア
的に実現しても良い。
【0024】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、通常は工作機械本体の少なくとも操作情報を表
示し、電源投入時は工作機械本体の操作及び動作におけ
る警告や注意の内容を表示する表示手段と、オペレータ
が表示手段に表示された警告注意内容を確認した旨を指
示する確認指示手段と、電源投入時には工作機械本体を
操作できないようにインターロックし、確認指示手段か
らの指示に基づきインターロックを解除する制御手段を
備えているので、工作機械に関する訓練、知識等を持た
ないオペレータ、あるいは操作に馴れたオペレータの稼
動部への進入や誤操作をなくして、工作機械や加工物等
の破損を防止できるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施例の警告表示機能付
数値制御装置を模式的に示す構成図である。
【図2】同第1の実施例における表示画面の一例を示す
図である。
【図3】同第1の実施例における動作を説明する流れ図
である。
【図4】本発明にかかる第2の実施例の警告表示機能付
数値制御装置の動作を説明する流れ図である。
【図5】一般的な工作機械に貼られた警告ラベル等の一
例を示す図である。
【図6】一般的な工作機械に貼られた警告ラベル等の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 警告内容記憶手段 3 表示装置 4 確認指示キー 5 操作盤 6 工作機械本体 7 画面 8 ソフトキー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常は工作機械本体の少なくとも操作情
    報を表示し、電源投入時は前記工作機械本体の操作及び
    動作における警告や注意の内容を表示する表示手段と、
    オペレータが前記表示手段に表示された前記警告注意内
    容を確認した旨を指示する確認指示手段と、前記工作機
    械本体を駆動制御する制御手段とを備え、前記制御手段
    は、電源投入時には前記工作機械本体を操作できないよ
    うにインターロックし、前記確認指示手段からの指示に
    基づき前記インターロックを解除することを特徴とする
    警告表示機能付数値制御装置。
JP6153896A 1994-07-05 1994-07-05 警告表示機能付数値制御装置 Pending JPH0822314A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6153896A JPH0822314A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 警告表示機能付数値制御装置

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JP6153896A JPH0822314A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 警告表示機能付数値制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH0822314A true JPH0822314A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15572483

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JP6153896A Pending JPH0822314A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 警告表示機能付数値制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007152775A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機
EP1758004A3 (en) * 2005-08-26 2009-09-02 Yamazaki Mazak Corporation NC Machine Tool
JP2014094569A (ja) * 2013-12-06 2014-05-22 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法とプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04333103A (ja) * 1991-05-08 1992-11-20 Murata Mach Ltd 自動加工設備の制御装置

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