JPH08223109A - 無線電話システムの送受信制御方法 - Google Patents

無線電話システムの送受信制御方法

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JPH08223109A
JPH08223109A JP7028095A JP2809595A JPH08223109A JP H08223109 A JPH08223109 A JP H08223109A JP 7028095 A JP7028095 A JP 7028095A JP 2809595 A JP2809595 A JP 2809595A JP H08223109 A JPH08223109 A JP H08223109A
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Shigetsune Azumabayashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話保留時の電力消費を抑制できる無線電話
システムの送受信制御方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 音声の有無を検出する音声検出部9と、検出
の結果、無音時には送信電波を間欠送信する送信機部3
と、通話保留を行う保留スイッチ8と、通話保留がなさ
れた場合、この通話保留時を無音時として送信機部3に
信号を出力する論理和回路11とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無線電波を使用し
て、親機と子機との間で交信するコードレス電話や、基
地局と移動体との間で交信する携帯電話、パーソナルハ
ンディホンシステム等の無線電話システムにおける、通
話保留時の低消費電力化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無線電話システムにおいては、通
話保留機能がないか、通話保留機能があるものについて
は、通話保留時には保留動作を行った無線電話機内部の
保留音発生回路を動作させ、電話機の送信電波に保留音
を載せていた。一方で、通話が無音状態のときにこれを
検知して、間欠送信が行われるようにして消費電力を低
減するものが知られている。
【0003】図7は従来の無線電話機の構成を示すブロ
ック図であり、図において、1は無線による送受信機能
を担う無線機部、2は無線機部1の受信機能部分を構成
する受信機部、3は無線機部1の送信機能部分を構成す
る送信機部、4は受信機部2と送信機部3とに接続さ
れ、無線信号を空間に送出したり、外部からの無線信号
を受信したりするためのアンテナ、5は受信機部2から
の信号を音声に変換するレシーバ、6は音声を電気信号
に変換するマイク、7は無線機部1を制御する制御部で
ある。
【0004】8は通話回線を保留状態にする保留操作を
行うための保留スイッチで、保留時には論理「1」、非
保留時には論理「0」の信号を出力する。9はマイク6
からの有音無音を検出し、無音である場合には論理
「1」、有音である場合には論理「0」の信号を出力す
る音声検出部、10は保留スイッチ8からの論理信号を
伝送する保留制御線、12は音声検出部9からの論理信
号を伝送するVOX(「Voice Operated Transmitte
r」、ボイスオペレーション)制御線であり、送信機部
3へと接続されている。13は保留制御線10に接続さ
れ、論理「1」で保留音を発生し送信信号に載せる保留
音発生回路である。
【0005】14は保留制御線10に接続され、論理
「1」でマイク6の信号線を開放するマイクスイッチで
ある。また、図8は図7のように構成された無線電話機
の通話保留の前後を含む状態と電波使用状態との関係を
示すタイミングチャートであり、図において、201は
操作者による無線電話機の操作状態、202は無線電話
機に割り当てられた電波のタイムスロット使用状態で、
202aは音声信号であるTCH(「TrafficChannel
」トラフィックチャンネル、通話チャンネル)情報で
ある。
【0006】次に動作について説明する。通話中に保留
スイッチ8を操作者が押すと、保留スイッチ8がオンと
なり、論理「1」を出力する。論理「1」の制御信号は
保留制御線10を介して保留音発生回路13及びマイク
スイッチ14へと伝送され、保留音発生回路13では、
この信号を受けて保留音を発生し、送信側の情報として
出力する。また、マイクスイッチ14は論理「1」の制
御信号を受けるとスイッチを開放し、マイク6からの音
声信号は断たれ、この結果、保留音発生回路13からの
保留音のみが送信側の情報として送信機部3へ入力され
る。
【0007】一方、音声検出部9は保留音を検出し、音
声ありと判断するため、VOX制御線12に論理「0」
を出力し、この信号を受けた送信機部3はVOX制御を
行わない。この結果、送信機部3からはアンテナ4を通
じて保留音が無線にて送出され、相手側にこの保留音が
伝えられる。また、通話中にマイク6からの音声信号が
一定時間以上中断した場合には、音声検出部9がこれを
検出して論理「1」をVOX制御線12に出力し、この
信号を受けた送信機部3は公知のVOX制御を行い、省
電力にて送信が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線電話システ
ムは以上のように構成されているので、実際には通話保
留時にマイクから音声信号が入力されているわけではな
く、通話チャンネルにて音声信号を送信する必要がない
にもかかわらず無線電波を送信し、或は受信し、不要な
電力を消費しているという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、通話保留時の電力消費を抑制で
きる無線電話システムの送受信制御方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線電話
システムの送受信制御方法は、音声の有無を検出し、無
音時には送信電波を間欠送信する無線電話システムの送
受信制御方法において、送信側にて通話保留した場合、
この通話保留時を無音時として送信電波を間欠送信する
ものである。
【0011】また、音声の有無を検出し、無音時には送
信電波を間欠送信する無線電話システムの送受信制御方
法において、送信側にて通話保留した場合、送信側から
受信側に保留データと間欠送信データとを送信し、以後
送信側はこの通話保留時を無音時として送信電波を間欠
送信するものである。
【0012】また、保留データを受信した受信側は、こ
の通話保留時を無音時として送信電波を間欠送信するも
のである。
【0013】また、音声の有無を検出し、無音時には送
信電波を間欠送信する無線電話システムの送受信制御方
法において、送信側にて通話保留した場合、送信側から
受信側に保留データと間欠送信データとを送信し、以後
送信側はこの通話保留時を無音時として受信電波を間欠
受信するものである。
【0014】
【作用】この発明における無線電話システムの送受信制
御方法は、送信側にて通話保留とすると、通話保留中を
無音状態と同じ扱いとし、無音時に送信側が行う間欠送
信と同様の手段により間欠送信を行う。
【0015】また、送信側にて通話保留とすると、送信
側は受信側に保留データと間欠送信データとを無線送信
した後、自身が通話保留中である間を無音状態と同じ扱
いとし、無音時に送信側が行う間欠送信と同様の手段に
より間欠送信を行う。
【0016】また、受信側で送信側からの保留データを
受信すると、通話保留が解除されるまで自身を無音状態
と同じ扱いとし、無音時に送信側が行う間欠送信と同様
の手段により間欠送信を行う。
【0017】また、送信側にて通話保留とすると、送信
側は受信側に保留データと間欠送信データとを無線送信
する。その後、送信側は、保留状態の間間欠受信を行
う。そして、送信側から受信側に保留解除のデータを送
信すると自身の間欠受信を解除し、通常の受信状態に復
帰する。
【0018】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の無線電話システムのうち、パー
ソナルハンディホンシステムを例にとった場合の子機の
構成を示すブロック図であり、図において、1は無線に
よる送受信機能を担う無線機部、2は無線機部1の受信
機能部分を構成する受信機部、3は無線機部1の送信機
能部分を構成し、VOX(「Voice Operated Transmitt
er」、ボイスオペレーション)制御機能を担う送信機
部、4は受信機部2と送信機部3とに接続され、無線信
号を空間に送出したり、外部からの無線信号を受信した
りするためのアンテナである。
【0019】5は受信機部2からの信号を音声に変換す
るレシーバ、6は音声を電気信号に変換するマイク、7
は無線機部1を制御する制御部、8は通話回線を保留状
態にする保留操作を行うための保留スイッチ、9はマイ
ク6からの有音無音を検出し、無音である場合には論理
「1」の、有音である場合には論理「0」の信号をそれ
ぞれ出力する音声検出部、10は保留スイッチ8からの
論理信号を制御部7へと伝送する保留制御線である。
【0020】11は制御部7からの論理信号と音声検出
部9からの論理信号との論理和をとり、出力する論理和
回路であり、制御部7は、保留スイッチ8がONのとき
には論理「1」の、OFFのときには論理「0」の信号
をそれぞれ論理和回路11に出力する。12は論理和回
路11から出力される論理信号を送信機部3へと伝送す
るVOX制御線である。
【0021】図2は通話保留時の信号状態を示すタイミ
ングチャートであり、図において、101は保留スイッ
チ8の状態、102はVOX信号の状態、103は送信
機部3の動作状態、104はアンテナ4から送出される
送信信号の内容をそれぞれ示している。図3は通話保留
の前後を含む電話機の状態と電波使用状態との関係を示
すタイミングチャートであり、図において、201は操
作者によって操作された無線電話機の状態、202は割
り当てられた無線送信電波のタイムスロット使用状態を
示している。
【0022】そのうち、202aは音声信号であるTC
H情報、202bはVOX動作中であることを示すVO
Xデータであり、間欠送信データである。また、T1ス
ロットはこの無線電話機に割り当てられた送信用スロッ
ト、R1スロットは同受信用スロットである。さらにT
1スロットのうち点線で示した部分は、本来この無線電
話機が送信できるスロットであるが、VOX機能によっ
てこの無線電話機が送信を行っていないタイミングであ
る。
【0023】次に動作について説明する。親機との無線
信号による通話中に操作者が保留スイッチ8を押下する
と、図2の101に示すように保留スイッチ8はON状
態となる。これと共に保留スイッチ8は論理「1」を出
力し、この論理信号は保留制御線10を介して制御部7
に入力される。制御部7はこの論理信号に基づいて論理
和回路11に論理「1」の信号を出力する。論理和回路
11は制御部7から論理「1」の信号を入力したことに
より、音声検出部が無音を示す論理「1」、有音を示す
「0」のいずれの場合であっても論理和「1」を出力す
る。
【0024】この出力された論理和「1」はVOX制御
線12を介して送信機部3へと入力される。このよう
に、図2に示すように保留スイッチ8がONのときは常
にVOX制御線12の論理信号は「1」となる。送信機
部3はこの論理信号に基づいてVOX動作、即ち親機等
の無線通信相手局にVOX開始データを送り、その後V
OX中データ202bを図2の102或は図3に示すよ
うに間欠的に送信する。このVOX動作はマイク6から
の音声信号が無音で論理和回路11の論理和が「1」と
なる場合と同様の制御内容であり、同一の手段によって
送信機部3の送信動作を通常の1/4に抑える制御が行
われる。
【0025】このように、保留スイッチ8がONである
間は、マイク6の音声信号が無音、有音であるに関わら
ずVOX動作状態となる。そして、操作者が再び保留ス
イッチ8を解除するとOFF状態となり、論理「0」を
出力する。これにより制御部7は論理和回路11に論理
「0」を出力し、論理和回路11は音声検出部9からの
論理信号が無音である「1」でなければ論理和「0」を
出力する。そして、この信号を受けて送信機部3は相手
局にTCH情報202aを送出し、VOX動作終了を伝
えると共に通常の音声通話に戻る。
【0026】尚、もし音声検出部9からの論理信号が無
音である「1」であれば、論理和は「1」となるので、
保留解除後も引き続きVOX動作状態となる。ところ
で、保留中はマイクから音声が入力されない無音状態で
あることが多いので、保留解除時には一旦音声検出部9
からの論理信号を強制的に「0」とし、その後所定時間
無音である場合には、あらためて音声検出部9から論理
「1」を出力する構成とするか、或は制御部からの論理
信号が「1」から「0」に変わった時点から一定時間論
理和回路11から論理和「0」の信号を出力するよう構
成してもよい。
【0027】前者の場合には制御部7または保留スイッ
チ8から音声検出部9に制御信号を送信する構成とする
必要がある。このような構成とすれば、保留解除後通話
が再開される際に、VOX動作による会話の頭切れが起
こることがなくなる。また、子機がVOX動作をする
間、これと無線交信する親機は間欠受信を行うことがで
きるから、そのような構成とすれば親機の電力消費も低
減できる。本実施例によれば、保留状態の場合において
も無音状態と同じVOX動作を行うことになるので、無
線電話機の電力消費を低減することができる。
【0028】実施例2.図4は他の実施例における無線
電話システムの子機の構成を示すブロック図であり、図
において、実施例1と同一または相当する部分について
は同一符号を付してその説明を省略する。14は制御部
7によって制御され、マイク6からの音声信号線を開閉
するマイクスイッチである。また、音声検出部9からの
出力信号は直接VOX制御線12を介して送信機部3に
入力する構成となっている。その他の構成は実施例1と
同様である。
【0029】次に動作について説明する。実施例1では
保留スイッチ8の状態に基づく制御部7からの出力信号
と、音声検出部9からの出力信号とで論理和をとりVO
X動作を行う構成としていたが、本実施例では制御部7
が保留スイッチ8のON/OFF状態を検出し、この検
出結果に基づいて、マイクスイッチ14を開閉制御す
る。即ち、保留スイッチがONされ保留状態となれば、
制御部7はマイクスイッチ14を開放状態とし、音声信
号を送信しない。また、保留スイッチがOFFとなり保
留状態でなくなれば、制御部7はマイクスイッチ14を
閉成し、音声信号を送信機部3へと出力させる。
【0030】音声検出部9はマイクスイッチ14が開放
状態となると、音声信号を検出しないから、論理「1」
をVOX制御部12を介して送信機部3へと出力し、送
信機部3はVOX動作を行う。保留状態が解除される
と、マイクスイッチ14は閉成され、音声信号が送信機
部に取り込まれるが、このとき、マイク6からの音声入
力が無く無音であれば、VOX動作は継続され、有音で
あればVOX動作は終了し、通常の通話状態となる。こ
のような構成とすれば、保留時におけるマイク6からの
音声信号の遮断とVOX動作を行わせるための無音状態
の生成とが一つのスイッチでできるから、簡単な構成で
本発明を実現できる。
【0031】実施例3.図5は他の実施例における無線
電話システムの通話保留の前後を含む子機の状態と電波
使用状態との関係を示すタイミングチャートであり、図
において、202cは通話保留の開始を示す保留開始デ
ータ、202dは通話保留の終了を示す保留終了データ
であり、その他の点は図3と同様であり、同様または相
当する部分には同一符号を付してその説明を省略する。
また、基本的な電話機の構成は図1または図4と同様で
ある。
【0032】次に動作について説明する。電話機が無線
通信による通常の通話中はT1のタイムスロットで通話
情報を送信し、R1のタイムスロットで受信する。そし
て、操作者が保留スイッチ8を押下すると、子機は親機
に保留開始データ202cを送信した後、実施例1また
は2と同様の手順で無音状態と同様な状態となり、VO
X中データ202bを送った後、自身のタイムスロット
に対して間欠的にVOX中データ202bを送るVOX
動作に移行する。この結果、送信のための電力消費が低
減され、省電力化が図れる。そして、操作者が再び保留
スイッチ8を操作し、保留を解除すると、子機は保留終
了データ202dを送信し、通常の通話状態に復帰す
る。
【0033】このように保留開始データ及び保留終了デ
ータを無線通信相手側に送信することにより、その相手
側は単に無音状態のためVOX動作になったのか、或は
保留状態になったのかを識別することができるようにな
る。従って、相手側が親機のような基地局であり、電源
を安定的に確保できるような場合には、基地局側に保留
音発生回路を搭載し、移動局である子機から保留開始デ
ータを得た後、基地局側から保留音を発生して電話回線
に載せるようにすれば、無線通信回線はVOX動作を行
いながら電話回線には保留音を出せるので、通話相手側
を通常の電話機の保留状態と同様の状態におくことが可
能になり、子機の軽量化も図れる。
【0034】尚、保留音発生回路は基地局側ばかりでな
く、子機側にも設ければ、VOX動作を行いながら、送
信側である子機側においても保留音を出すことができ
る。また、親機の保留音発生回路からの保留音を無線に
より子機に送信する構成としても、子機側は送信電力を
低減しながら、保留音を出すことができる。また、保留
時は一般に双方向とも通話のない状態となるから、子機
から保留開始データ202cを受けた親機の制御部は、
その後保留終了データ202dを受けるまで親機からの
送信を実施例1または2と同様な手段によってVOX制
御動作することにより、親機の電力消費も低減できる。
【0035】実施例4.図6は他の実施例における無線
電話システムの通話保留の前後を含む子機の状態と電波
使用状態との関係を示すタイミングチャートであり、図
において、R1の点線で示した部分は本来この無線電話
機が受信できるスロットであるが、VOX機能によって
この無線電話機が受信を行っていないタイミングであ
る。その他の点は図5と同様であり、同様または相当す
る部分には同一符号を付してその説明を省略する。ま
た、基本的な電話機の構成は図1または図4と同様であ
る。
【0036】次に動作について説明する。電話機が無線
通信による通常の通話中はT1のタイムスロットで通話
情報を送信し、R1のタイムスロットで受信する。そし
て、操作者が保留スイッチ8を押下すると、子機は親機
に保留開始データ202cを送信した後、実施例1また
は2と同様の手順で無音状態と同様な状態となり、VO
X中データ202bを送った後、自身のタイムスロット
に対して間欠的にVOX中データ202bを送るVOX
動作に移行する。
【0037】一方、保留開始データを受信した親機は、
子機の間欠送信に応動し間欠受信状態となる。そして、
親機自身も子機に対してVOXデータ202bを間欠的
に送信するVOX動作となり、これに伴って子機は間欠
受信を行う。そして、操作者が再び保留スイッチ8を操
作し、保留を解除すると、子機は保留終了データ202
dを送信し、通常の送信状態に復帰する。また、保留終
了データ202dを受けた親機も通常の送信状態に復帰
して、子機の受信も通常状態になり、全体として通常の
通話状態に復帰する。
【0038】このように保留開始データ及び保留終了デ
ータを無線通信相手側に送信することにより、その相手
側は単に無音状態のためVOX動作になったのか、或は
保留状態になったのかを識別することができるようにな
る。従って、相手側も送信側の保留動作に応動してVO
X動作をすることが可能になり、保留中は送受信双方側
において、送信機及び受信機の電力消費を低減できるよ
うになり、一層の省電力化が図れる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、音声
の有無を検出し、無音時には送信電波を間欠送信する無
線電話システムの送受信制御方法において、送信側にて
通話保留した場合、この通話保留時を無音時として送信
電波を間欠送信するので、保留状態の場合においても無
音状態と同じ間欠送信がなされ、無線電話機の電力消費
を低減することができるという効果が得られる。
【0040】また、音声の有無を検出し、無音時には送
信電波を間欠送信する無線電話システムの送受信制御方
法において、送信側にて通話保留した場合、送信側から
受信側に保留データと間欠送信データとを送信し、以後
送信側はこの通話保留時を無音時として送信電波を間欠
送信するので、無線電話機の電力消費を低減することが
できるとともに無線通信の相手側は無音状態のための間
欠送信か保留状態のための間欠送信かを識別することが
できるようになるという効果が得られる。
【0041】また、保留データを受信した受信側は、こ
の通話保留時を無音時として送信電波を間欠送信するの
で、受信側においても無線電話機の送信電力の消費を低
減することができるという効果が得られる。
【0042】また、音声の有無を検出し、無音時には送
信電波を間欠送信する無線電話システムの送受信制御方
法において、送信側にて通話保留した場合、送信側から
受信側に保留データと間欠送信データとを送信し、以後
送信側はこの通話保留時を無音時として受信電波を間欠
受信するので、送信側は受信電力の消費を低減できるよ
うになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による無線電話システムの
うち、パーソナルハンディホンシステムの子機の構成を
示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1による無線電話システムの
うち、子機の通話保留時の信号状態を示すタイミングチ
ャートである。
【図3】この発明の実施例1による無線電話システムの
うち、通話保留の前後を含む子機の状態と電波使用状態
との関係を示すタイミングチャートである。
【図4】この発明の実施例2による無線電話システムの
うち、パーソナルハンディホンシステムの子機の構成を
示すブロック図である。
【図5】この発明の実施例3による無線電話システムの
うち、通話保留の前後を含む子機の状態と電波使用状態
との関係を示すタイミングチャートである。
【図6】この発明の実施例4による無線電話システムの
うち、通話保留の前後を含む子機の状態と電波使用状態
との関係を示すタイミングチャートである。
【図7】従来の無線電話システムのうち、コードレス電
話機の子機の構成を示すブロック図である。
【図8】従来の無線電話システムのうち、通話保留の前
後を含む子機の状態と電波使用状態との関係を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 無線機部、 2 受信機部、 3 送信機部、 4
アンテナ、 5 レシーバ、 6 マイク、 7 制
御部、 8 保留スイッチ、 9 音声検出部、 10
保留制御線、 11 論理和回路、 12 VOX制
御線、 13保留音発生回路、 14 マイクスイッ
チ、 101 保留スイッチ状態、 102 VOX信
号状態、 103 送信機部3の動作状態、 104
送信信号の内容、 201 無線電話機の状態、 20
2 タイムスロット使用状態、202a TCH(音声
信号)情報、 202b VOXデータ、 202c保
留開始データ、 202d 保留終了データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声の有無を検出し、無音時には送信電
    波を間欠送信する無線電話システムの送受信制御方法に
    おいて、送信側にて通話保留した場合、この通話保留時
    を無音時として送信電波を間欠送信することを特徴とす
    る無線電話システムの送受信制御方法。
  2. 【請求項2】 音声の有無を検出し、無音時には送信電
    波を間欠送信する無線電話システムの送受信制御方法に
    おいて、送信側にて通話保留した場合、前記送信側から
    受信側に保留データと間欠送信データとを送信し、以後
    前記送信側はこの通話保留時を無音時として送信電波を
    間欠送信することを特徴とする無線電話システムの送受
    信制御方法。
  3. 【請求項3】 前記保留データを受信した受信側は、こ
    の通話保留時を無音時として送信電波を間欠送信するこ
    とを特徴とする請求項2記載の無線電話システムの送受
    信制御方法。
  4. 【請求項4】 音声の有無を検出し、無音時には送信電
    波を間欠送信する無線電話システムの送受信制御方法に
    おいて、送信側にて通話保留した場合、前記送信側から
    受信側に保留データと間欠送信データとを送信し、以後
    前記送信側はこの通話保留時を無音時として受信電波を
    間欠受信することを特徴とする無線電話システムの送受
    信制御方法。
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