JP2002353846A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2002353846A
JP2002353846A JP2001154203A JP2001154203A JP2002353846A JP 2002353846 A JP2002353846 A JP 2002353846A JP 2001154203 A JP2001154203 A JP 2001154203A JP 2001154203 A JP2001154203 A JP 2001154203A JP 2002353846 A JP2002353846 A JP 2002353846A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、自動車電話機、PDCデジ
タル無線電話機等の携帯電話機において、通信中に消費
されるバッテリ電力を低減することを目的とする。 【解決手段】 中央演算処理部151は、スイッチ12
1のON、OFFをメモリ152に随時記憶する。更
に、端末の移動等により通信チャネルの切り替えが生じ
た場合(ステップS14)、新たな通信チャネルに対す
る同期が確立され(ステップS17)、通信方式がSB
モードからTCH通信モードに移行した後(ステップS
18)、中央演算処理部151は、メモリ152を参照
してスイッチ121の現時におけるON、OFFを判別
し(ステップS19)、スイッチ121が現在OFFの
場合(ステップS19;Yes)、一時的にスイッチ1
21をONにして(ステップS20)無音状態から有音
状態に切り替え(ステップS21)、その後すぐにスイ
ッチ121をOFFにして無音状態に戻す(ステップS
22)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話機、P
DCデジタル無線電話機等の携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、携帯電話機は、通話中において、
通話保留操作時や、着信音再生用の拡声スピーカを用い
た拡声通話機能の実行時に送話信号経路を遮断(送話信
号系をミュート)する機能を有する。更に、通話中に送
話信号がない場合や送話信号経路が遮断された際、上記
携帯電話機は、携帯電話機がその旨を検知すると、通常
のTCH通信形式に基づいた送信モード(TCH通信モ
ード)をOFFし、VOX(Voice Operated Transmitt
er)送信形式に基づいた送信モード(VOX送信モー
ド)に移行する。
【0003】ここで、TCH通信モードでは、TDMA
(Time Division Multiple Access)方式の携帯電話機
の場合、フルレート通信時で1秒間に40/3×50m
sec、ハーフレート通信時で20/3×50msec
の間、無線送信回路(図1に示す無線送信回路142参
照)が稼動している状態となる。
【0004】また、VOX送信モードは、音声データ、
及び通信フレームの空白を埋めるダミーデータを最大で
1秒に1回送信する通信モードであり、送信系回路の稼
動時間を通常のTCH通信モードに比べて大幅に短縮で
き、従ってバッテリの消費電力を低減化できるものであ
る。
【0005】図4に、上記従来の携帯電話機におけるT
CH通信モードからVOX送信モードに切り替わる際の
タイミングチャートを示す。上記携帯電話機は、送話音
声を常時検出し、送信フレームに音声信号が“在る”状
態、すなわち有音状態であるか、或いは音声信号が“無
い”状態、すなわち無音状態であるかをその都度判定す
る。
【0006】図4に示すように、送話音声が途絶えると
(図中符号B1参照)、上記携帯電話機は、無音状態に
なったと判定し(図中符号B2参照)、上記TCH通信
モード(図中符号B3参照)をOFFしてVOX送信モ
ード(図中符号B4参照)に移行する。
【0007】また、端末の移動等により無線チャンネル
の切り替え(hand over)が発生した場合、上記携帯電
話機は、まず、切り替え先通信チャネルとの通信同期を
確立するためのSB(Sync Burst)モードに移行し、そ
の新たな通信チャネルとの同期を確立した後、PDC
(Personal Digital Cellular)スタンダードの規定に
より、通常のTCH通信モードで通信が再開される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の携
帯電話機においては、以下のような問題点があった。図
5に示すように、送話信号がミュートされた状態で通信
チャネルの切り替えが生じた場合、例えば上記PDCス
タンダードの規定に基づく従来の携帯電話機は、切り替
え先通信チャネルとの通信同期を確立するためのSBモ
ードに移行し(図中符号C1参照)、その新たな通信チ
ャネルとの同期を確立した後(図中符号C2参照)、上
記SBモードからTCH通信モードに移行する(図中符
号C3参照)。その後、有音状態になり(図中符号C4
参照)、続いて無音状態になると(図中符号C5参
照)、上記従来の携帯電話機は、VOX送信モードに移
行する(図中符号C6参照)。
【0009】しかし、図6に示すように、チャネル切り
替え後(図中符号D1参照)に有音状態がなかった場合
(図中符号D2参照)、上記従来の携帯電話機は、送話
信号がミュートされたままの状態が維持されているにも
拘わらずVOX送信モードに移行せずにTCH通信モー
ドが保持されたままであった(図中符号D3参照)。そ
の為、上記携帯電話機の無線送信回路(図1に示す無線
送信回路142参照)は送信すべき音声等の“情報”が
無い状態で通常のTCH通信モードで通信を続ける為、
バッテリの電力を無駄に消費することとなり、不経済で
あった。
【0010】本発明の課題は、自動車電話機、PDCデ
ジタル無線電話機等の携帯電話機において、通信中に消
費されるバッテリ電力を低減することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
所定の通信チャネルを介して相手電話機との間で音声信
号の送受信を行う通信手段と、前記音声信号の送受信の
設定状態を記憶する記憶手段と、前記通信手段により前
記所定の通信チャネルを介して相手電話機に送信される
音声信号の有無を検知する検知手段と、前記検知手段に
より前記音声信号が検知された場合には、第1の通信方
式に基づいて音声信号を送受信し、該検知手段により前
記音声信号が検知されない場合には、第2の通信方式に
移行するように前記通信手段を制御する通信制御手段
と、を備えた携帯電話機において、前記所定の通信チャ
ネルが他の通信チャネルに切り替えられた場合、前記記
憶手段に記憶された設定状態を判定し、その判定結果に
基づいて通信方式を制御することを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、所定の通信チャネ
ルを介して相手電話機との間で音声信号の送受信を行う
通信手段と、前記送話音声信号の入力のオン・オフを切
り替える切替手段と、前記切替手段により切り替えられ
た前記音声信号の入力のオン・オフ状態を記憶する記憶
手段と、前記通信手段により前記所定の通信チャネルを
介して相手電話機に送信される音声信号の有無を検知す
る検知手段と、前記検知手段により前記音声信号が検知
された場合、或いは前記所定の通信チャネルが他の通信
チャネルに切り替えられた場合には、第1の通信方式に
基づいて音声信号を送受信し、該検知手段により該音声
信号が検知されない場合には、第2の通信方式に移行す
るように前記通信手段を制御する通信制御手段と、を備
えた携帯電話機において、前記所定の通信チャネルが他
の通信チャネルに切り替えられ、前記第1の通信方式に
基づいた音声信号の送受信が開始されると、前記記憶手
段に記憶された前記音声信号の入力のオン・オフ状態を
判定し、その判定結果に基づいて該音声信号の入力のオ
ン・オフを切り替えるように前記切替手段を制御する切
替制御手段を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の携
帯電話機において、前記切替制御手段は、前記判定結果
がオフ状態の場合、前記音声信号の入力を一時的にオン
状態にするように前記切替手段を制御することを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して本発
明の実施の形態における携帯電話機100について詳細
に説明する。
【0015】まず、構成を説明する。図1は、携帯電話
機100の内部構成を示すブロック図である。
【0016】図1に示すように、携帯電話機100は、
アンテナ101、音声入出力部110、音声CODEC
部120、DSP部130、RF部140、制御部15
0等から構成され、音声入出力部110は音声CODE
C部120に接続され、更に音声CODEC部120の
後段にはDSP部130が接続され、DSP部130の
後段にはRF部140が接続される。また、制御部15
0は、制御BUS160を介して音声CODEC部12
0、DSP部130、及びRF部140と接続される。
【0017】なお、携帯電話機100、RF部140、
スイッチ121、メモリ152、送話VAD131は、
それぞれ、請求項1記載の携帯電話機、通信手段、切替
手段、記憶手段、検知手段が有する機能を備える。ま
た、中央演算処理部151は、請求項1記載の通信制御
手段及び切替制御手段が有する機能を備える。
【0018】更に、中央演算処理部151により制御さ
れるTCH通信モード及びVOX送信モードは、それぞ
れ、請求項1記載の第1、第2の通信方式に対応する通
信或いは送信モードである。
【0019】音声入出力部110は、マイク部111、
スピーカ部112等を備えて構成される。マイク部11
1は、通話時における送話音声をアナログ電気信号(以
下、アナログ送話音声信号と称する)に変換して音声C
ODEC部120に出力し、スピーカ部112は、音声
CODEC部120から入力されたアナログ電気信号を
音声に変換する。
【0020】音声CODEC部120は、スイッチ12
1、A/D(Analog/Digital converter)122、D/
A(Digital/Analog converter)123、及びスピーカ
アンプ124等を備えて構成される。A/D122は、
スイッチ121を介してマイク部111から入力された
上記アナログ送話音声信号をデジタル信号に変換し(以
下、デジタル送話音声信号と称する)、D/A123
は、DSP部130から入力されたデジタル音声信号を
アナログ電気信号に変換し、更に、スピーカアンプ12
4は、D/A123から入力された上記アナログ電気信
号を所定利得分だけ増幅してスピーカ部112に出力す
る。
【0021】また、スイッチ121は、後述する中央演
算処理部151から入力された制御信号に応じてON、
OFFを切り替える。
【0022】DSP(Digital Signal Processor)部1
30は、送話VAD(Voice Activity Detecter)13
1、デジタル音声信号処理部132、モデム部133、
受話VAD134、及びデジタル音声信号処理部135
等を備えて構成される。
【0023】送話VAD131は、A/D122から入
力されたデジタル送話音声信号から、有音状態か無音状
態かを判定し、その判定結果を示す信号を上記制御BU
S160を介して中央演算処理部151に送信すると共
に、有音状態の場合、上記入力されたデジタル送話音声
信号をデジタル音声信号処理部132に出力する。
【0024】デジタル音声信号処理部132は、有音状
態の場合、送話VAD131から入力されたデジタル送
話音声信号に対して音量調整やノイズ抑圧等の処理を行
い、その処理済みデジタル送話音声信号をモデム部13
3に出力する。
【0025】モデム部133は、有音状態の場合、デジ
タル音声信号処理部132から入力された上記処理済み
デジタル送話音声信号を符号化して無線送信回路142
に出力すると共に、無線受信回路141から入力された
復調済み信号を復号化して受話VAD134に出力す
る。
【0026】また、モデム部133は、無音状態の場
合、中央演算処理部151から出力された制御信号に応
じてROM153から読み出したVOX送信モードに移
行する為の通信制御情報(POSTアンブル)、疑似雑
音生成用データ、及び通信フレームの空白を埋める為の
ダミーデータを送信データとして符号化し、無線送信回
路142に出力する。
【0027】また、通信チャネル切り替え時、モデム部
133は、切り替え先通信チャネルデータを受信した旨
を示す信号を上記制御BUS160を介して中央演算処
理部151に出力する。
【0028】受話VAD134は、モデム部133から
入力された上記復号化済み信号から、音声信号の受信を
検知し、その検知信号を上記制御BUS160を介して
中央演算処理部151に送信すると共に、上記復号化済
み信号をデジタル音声信号処理部135に出力する。
【0029】デジタル音声信号処理部135は、受話V
AD134から入力された上記復号化済み信号に対して
音量調整やノイズ抑圧等の処理を行い、その処理済み信
号をD/A123に出力する。
【0030】RF部140は、無線受信回路141、無
線送信回路142等を備えて構成される。無線受信回路
141は、TCH通信モードにおいて、無線基地局20
0からアンテナ101を介して受信した音声信号を復調
し、その復調した音声信号をモデム部133に出力す
る。
【0031】また、無線受信回路141は、端末の移動
等により通信チャネルの切り替えが生じた場合、無線基
地局200から上記切り替え先通信チャネルデータを受
信する。
【0032】無線送信回路142は、有音状態の場合、
モデム部133から入力されたデジタル送話音声信号を
無線基地局200が受信可能な周波数に変調し、TCH
通信モードにおいて上記変調済み信号をアンテナ101
を介して基地局200に無線伝送する。また、無音状態
の場合、無線送信回路142は、モデム部133におい
て符号化された上記通信制御情報、疑似雑音生成用デー
タ、及びダミーデータを上記周波数に変調し、アンテナ
101を介して無線基地局200に無線伝送する。
【0033】更に、端末の移動等により通信チャネルの
切り替えが生じた場合、無線送信回路142は、無線受
信回路141により受信された上記通信チャネルデータ
に基づいて、新しい通信チャネルとの通信接続を確立す
る為の同期確立用データをアンテナ101を介して無線
基地局200に無線伝送する。
【0034】制御部150は、中央演算処理部151、
メモリ152、ROM153、表示部154、入力部1
55等を備えて構成され、各部は制御BUS160によ
り接続される。
【0035】中央演算処理部151は、ROM153に
予め記憶された携帯電話機100用の制御プログラムや
各種アプリケーションプログラムに基づいて、上記制御
BUS160を介して音声CODEC部120、DSP
部130、RF部140の各部を制御する。
【0036】中央演算処理部151は、通話保留時や拡
声通話時にスイッチ121をOFFにしてマイク部11
1から入力する送話音声信号をカットする。
【0037】中央演算処理部151は、無音状態を示す
信号を送話VAD131から受信すると、上記VOX送
信モードに移行する為の通信制御データ、疑似雑音生成
用データ、及び通信フレームの空白を埋める為のダミー
データをROM153から読み出し、それら読み出した
各種データをモデム部133、無線送信回路142、ア
ンテナ101等を介して無線基地局200に送信する。
【0038】中央演算処理部151は、有音状態を示す
信号を送話VAD131から受信すると、デジタル音声
信号処理部132に送話VAD131から出力された送
話音声信号を音量調整やノイズ抑圧処理させ、その処理
済みデータをモデム部133、無線送信回路142、ア
ンテナ101等を介して無線基地局200に送信する。
【0039】中央演算処理部151は、スイッチ121
のON,OFFをメモリ152に随時記憶すると共に、
通信チャネル切り替え時において上記切り替え先通信チ
ャネルデータを受信した際、上記同期確立用データをR
OM153から読み出し、その読み出したデータをモデ
ム部133等を介して無線基地局200に送信する。
【0040】中央演算処理部151は、通信チャネル切
り替え時において新しい通信チャネルとの通信接続が確
立された際、データの送受信をTCH通信モードで行う
ようにRF部140を制御する。
【0041】中央演算処理部151は、上記新しい通信
チャネルとの通信接続が確立され、TCH通信モードで
データの送受信が開始された後、メモリ152に記憶さ
れたスイッチ121のON、OFFを検出し、OFFで
あった場合、一時的にONに切り替えて有音状態にす
る。
【0042】メモリ152は、ROM153から読み出
された各種プログラムを展開すると共に、これら各種プ
ログラムの実行時に生じた各種データを一時的に記憶す
るワークエリアを備える。
【0043】ROM153は、携帯電話機100用の制
御プログラムや各種アプリケーションプログラム等を予
め記憶する。
【0044】表示部154は、LCD(Liquid Crystal
Display)等の表示装置を備え、中央演算処理部151
から送信される各種表示情報を随時表示する。
【0045】入力部155は、着呼した際に押下する
と、通信を保留状態とする、或いは通話中の通信を終了
する旨の指示信号を出力するオンフックキー、着呼した
際に押下すると、通信開始を指示する指示信号を出力す
るオフフックキー、電話番号や文字を入力するためのテ
ンキー等を備える(何れも図示略)。
【0046】次いで、本発明を適用した携帯電話機10
0における送信モードの切り替え動作の説明をする。図
2は、携帯電話機100における送信モードの切り替え
処理を説明するフローチャートであり、図3は、携帯電
話機100における送信モードの切り替え時におけるタ
イミングチャートである。
【0047】まず、待ち受け中(ステップS11)の携
帯電話機100において、中央演算処理部151は、着
呼或いは発呼があった後(ステップS12)、無線基地
局200の所定通信チャネルを介して、TCH通信モー
ド或いはVOX送信モードに基づいて通信回線を確立す
る(ステップS13)。
【0048】次いで、中央演算処理部151は、端末の
移動等により通信チャネルの切り替えが生じた場合(ス
テップS14)、無線基地局200から切り替え先通信
チャネルデータを受信して(ステップS15)、TCH
通信モード或いはVOX送信モードから上記切り替え先
通信チャネルとの通信同期を確立するためのSBモード
に移行する(ステップS16:図3の図中符号A1参
照)。
【0049】次いで、中央演算処理部151は、上記切
り替え先通信チャネルとの同期が確立されると(ステッ
プS17:図3の図中符号A2参照)、上記SBモード
からTCH通信モードに移行する(ステップS18:図
3の図中符号A3参照)。
【0050】次いで、中央演算処理部151は、メモリ
152の記憶内容を参照してスイッチ121がOFFで
あるか否か、すなわち送話信号系がミュートされている
か否かを判定する(ステップS19)。スイッチ121
がONとなっており、送話信号系がミュートされていな
い場合(ステップS19;No)、中央演算処理部15
1は、ステップS23に移行し、スイッチ121がOF
Fとなっており、送話信号系がミュートされている場合
(ステップS19;Yes)、スイッチ121を一時的
にONにしてミュート解除する(ステップS20:図3
の図中符号A4参照)。
【0051】ステップS20において送話信号系がミュ
ート解除された際、送話VAD131は、現在、有音状
態であると判定し(図3の図中符号A5参照)、その判
定結果を示す信号を中央演算処理部151に送信する
(ステップS21)。
【0052】その後、中央演算処理部151は、スイッ
チ121を再びOFFにすると、送話VAD131は、
現在、無音状態であると判定し、その判定結果を示す信
号を中央演算処理部151に送信する。次いで中央演算
処理部151は、上記判定結果を示す信号を受信する
と、TCH通信モードからVOX送信モードに移行する
(ステップS22:図3の図中符号A6参照)。
【0053】次いで、中央演算処理部151は、入力部
155が備えるオンフックキーのキー操作により終話を
指示する信号が入力されたか否かを判定し(ステップS
23)、終話を指示する信号が入力された場合(ステッ
プS23;Yes)、終話処理を行い、終話を指示する
信号が入力されなかった場合(ステップS23;N
o)、ステップS13に移行し、TCH通信方式或いは
VOX送信方式に基づいて通話処理を継続する。
【0054】以上説明したように、本発明を適用した携
帯電話機100によれば、中央演算処理部151は、ス
イッチ121のON、OFFをメモリ152に随時記憶
する。更に、端末の移動等により通信チャネルの切り替
えが生じた場合、新たな通信チャネルに対する同期が確
立されて通信方式がSBモードからTCH通信モードに
移行した後、中央演算処理部151は、メモリ152を
参照してスイッチ121の現時におけるON、OFFを
判別し、スイッチ121が現在OFFであった場合、一
時的にスイッチ121をONにして無音状態から有音状
態に切り替え、その後すぐにスイッチ121をOFFに
して無音状態に戻す。
【0055】従って、スイッチ121がOFFで無音状
態になっている際に、端末の移動等により通信チャネル
の切り替えが生じた場合、無音状態のまま、新たな通信
チャネルに対する通信回線がTCH通信モードにより確
立されるが、スイッチ121が一時的にONとなり、そ
れに伴い有音状態が一時的に生じて、通信形式がTCH
通信モードからVOX送信モードに移行するので、VO
X送信モード時において通信チャネルの切り替えが生じ
ても、その際に移行したTCH通信モードからVOX送
信モードに再び移行可能となる。その為、送信回路の稼
動時間が短縮されるので、消費電力が削減され、従って
バッテリ電力が節約される。その為、携帯電話機100
における待ち受け時間及び通話可能時間が長くなり、利
便性の向上が図られる。
【0056】ここで、スイッチ121をONしている時
間として、有音検出を働かせるためにTDMA方式携帯
電話機の場合、1サブフレーム区間(=20msec)
が必要になるが、通話に支障を与えることはない。
【0057】本実施の形態の携帯電話機によれば、切替
制御手段により判定された音声信号の入力のオン・オフ
状態がオフ状態の場合、前記音声信号の入力が一時的に
オン状態となるので、携帯電話機周辺のノイズが音声信
号として入力され、その音声信号が検知手段により検知
される。従ってこの場合、音声信号の入力がオフ状態で
あるにも拘わらず、検知手段により音声信号が検知され
た場合(有音状態)に適用される第1の通信方式に基づ
いた音声信号の送受信が継続されることなく、音声信号
が検知されなかった場合(無音状態)に適用される第2
の通信方式に自動的に移行されるので、携帯電話機の電
力消費を軽減できる等の経済性の向上を図ることができ
る。
【0058】
【発明の効果】本発明の形態電話機によれば、通信中に
消費されるバッテリ電力を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯電話機100の内部構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した携帯電話機100における送
信モードの切り替え処理を説明するフローチャートであ
る。
【図3】本発明を適用した携帯電話機100における送
信モードの切り替え時におけるタイミングチャートであ
る。
【図4】従来の携帯電話機におけるTCH通信モードか
らVOX送信モードに切り替わる際のタイミングチャー
トである。
【図5】従来の携帯電話機における通信チャネルの切り
替え時においてTCH通信モードからVOX送信モード
に切り替わる際のタイミングチャートである。
【図6】従来の携帯電話機における通信チャネルの切り
替え時におけるタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 携帯電話機 101 アンテナ 110 音声入出力部 111 マイク部 112 スピーカ部 120 音声CODEC部 121 スイッチ 122 A/D 123 D/A 124 スピーカアンプ 130 DSP部 131 送話VAD 132 デジタル音声信号処理部 133 モデム部 134 受話VAD 135 デジタル音声信号処理部 140 RF部 141 無線受信回路 142 無線送信回路 150 制御部 151 中央演算処理部 152 メモリ 153 ROM 154 表示部 155 入力部 200 無線基地局

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の通信チャネルを介して相手電話機と
    の間で音声信号の送受信を行う通信手段と、 前記音声信号の送受信の設定状態を記憶する記憶手段
    と、 前記通信手段により前記所定の通信チャネルを介して相
    手電話機に送信される音声信号の有無を検知する検知手
    段と、 前記検知手段により前記音声信号が検知された場合に
    は、第1の通信方式に基づいて音声信号を送受信し、該
    検知手段により前記音声信号が検知されない場合には、
    第2の通信方式に移行するように前記通信手段を制御す
    る通信制御手段と、 を備えた携帯電話機において、 前記所定の通信チャネルが他の通信チャネルに切り替え
    られた場合、前記記憶手段に記憶された設定状態を判定
    し、その判定結果に基づいて通信方式を制御することを
    特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】所定の通信チャネルを介して相手電話機と
    の間で音声信号の送受信を行う通信手段と、 前記送話音声信号の入力のオン・オフを切り替える切替
    手段と、 前記切替手段により切り替えられた前記音声信号の入力
    のオン・オフ状態を記憶する記憶手段と、 前記通信手段により前記所定の通信チャネルを介して相
    手電話機に送信される音声信号の有無を検知する検知手
    段と、 前記検知手段により前記音声信号が検知された場合、或
    いは前記所定の通信チャネルが他の通信チャネルに切り
    替えられた場合には、第1の通信方式に基づいて音声信
    号を送受信し、該検知手段により該音声信号が検知され
    ない場合には、第2の通信方式に移行するように前記通
    信手段を制御する通信制御手段と、を備えた携帯電話機
    において、 前記所定の通信チャネルが他の通信チャネルに切り替え
    られ、前記第1の通信方式に基づいた音声信号の送受信
    が開始されると、前記記憶手段に記憶された前記音声信
    号の入力のオン・オフ状態を判定し、その判定結果に基
    づいて該音声信号の入力のオン・オフを切り替えるよう
    に前記切替手段を制御する切替制御手段を備えたことを
    特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】前記切替制御手段は、 前記判定結果がオフ状態の場合、前記音声信号の入力を
    一時的にオン状態にするように前記切替手段を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009049817A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Aruze Corp Ip電話システム

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