JP3718448B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車電話機、PDCデジタル無線電話機等の携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、携帯電話機は、通話中において、通話保留操作時や、着信音再生用の拡声スピーカを用いた拡声通話機能の実行時に送話信号経路を遮断(送話信号系をミュート)する機能を有する。更に、通話中に送話信号がない場合や送話信号経路が遮断された際、上記携帯電話機は、携帯電話機がその旨を検知すると、通常のTCH通信形式に基づいた送信モード(TCH通信モード)をOFFし、VOX(Voice Operated Transmitter)送信形式に基づいた送信モード(VOX送信モード)に移行する。
【0003】
ここで、TCH通信モードでは、TDMA(Time Division Multiple Access)方式の携帯電話機の場合、フルレート通信時で1秒間に40/3×50msec、ハーフレート通信時で20/3×50msecの間、無線送信回路(図1に示す無線送信回路142参照)が稼動している状態となる。
【0004】
また、VOX送信モードは、音声データ、及び通信フレームの空白を埋めるダミーデータを最大で1秒に1回送信する通信モードであり、送信系回路の稼動時間を通常のTCH通信モードに比べて大幅に短縮でき、従ってバッテリの消費電力を低減化できるものである。
【0005】
図4に、上記従来の携帯電話機におけるTCH通信モードからVOX送信モードに切り替わる際のタイミングチャートを示す。上記携帯電話機は、送話音声を常時検出し、送信フレームに音声信号が“在る”状態、すなわち有音状態であるか、或いは音声信号が“無い”状態、すなわち無音状態であるかをその都度判定する。
【0006】
図4に示すように、送話音声が途絶えると(図中符号B1参照)、上記携帯電話機は、無音状態になったと判定し(図中符号B2参照)、上記TCH通信モード(図中符号B3参照)をOFFしてVOX送信モード(図中符号B4参照)に移行する。
【0007】
また、端末の移動等により無線チャンネルの切り替え(hand over)が発生した場合、上記携帯電話機は、まず、切り替え先通信チャネルとの通信同期を確立するためのSB(Sync Burst)モードに移行し、その新たな通信チャネルとの同期を確立した後、PDC(Personal Digital Cellular)スタンダードの規定により、通常のTCH通信モードで通信が再開される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の携帯電話機においては、以下のような問題点があった。
図5に示すように、送話信号がミュートされた状態で通信チャネルの切り替えが生じた場合、例えば上記PDCスタンダードの規定に基づく従来の携帯電話機は、切り替え先通信チャネルとの通信同期を確立するためのSBモードに移行し(図中符号C1参照)、その新たな通信チャネルとの同期を確立した後(図中符号C2参照)、上記SBモードからTCH通信モードに移行する(図中符号C3参照)。その後、有音状態になり(図中符号C4参照)、続いて無音状態になると(図中符号C5参照)、上記従来の携帯電話機は、VOX送信モードに移行する(図中符号C6参照)。
【0009】
しかし、図6に示すように、チャネル切り替え後(図中符号D1参照)に有音状態がなかった場合(図中符号D2参照)、上記従来の携帯電話機は、送話信号がミュートされたままの状態が維持されているにも拘わらずVOX送信モードに移行せずにTCH通信モードが保持されたままであった(図中符号D3参照)。その為、上記携帯電話機の無線送信回路(図1に示す無線送信回路142参照)は送信すべき音声等の“情報”が無い状態で通常のTCH通信モードで通信を続ける為、バッテリの電力を無駄に消費することとなり、不経済であった。
【0010】
本発明の課題は、自動車電話機、PDCデジタル無線電話機等の携帯電話機において、通信中に消費されるバッテリ電力を低減することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、所定の通信チャネルを介して相手電話機との間で音声信号の送受信の通話TCH通信モードで行う通信手段と、前記通信手段から送信される音声信号の有無を検知する検知手段と、前記検知手段により前記送信される音声信号が無いと検知された場合には、VOX送信モードに移行し、前記VOX送信モードに移行した後に前記VOX送信モードの状態で移動による通信チャネルの切り替えが生じた場合、前記送信される音声信号が無い場合でも前記VOX送信モードが前記TCH通信モードに移行するように前記通信手段を制御する通信制御手段と、を備えたデジタル無線電話機の携帯電話機において、前記送信される音声信号の入力のオン・オフを切り替える切替手段と、前記切替手段により切り替えられた前記送信される音声信号の入力のオン・オフ状態を記憶する記憶手段と、前記通信チャネルが移動によって他の通信チャネルに切り替えられ、前記TCH通信モードに基づいた音声信号の送受信が開始されると、前記記憶手段に記憶された前記送信される音声信号の入力のオン・オフ状態を判定し、前記判定の結果がオン状態の場合、前記切替手段をオン状態のままとして前記TCH通信モードに基づいた音声信号の送受信の通話を行わせ、前記判定の結果がオフ状態の場合、前記切替手段を一時的にオン状態にして前記TCH通信モードから前記VOX送信モードに移行させる切替制御手段と、を備えたこと、を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して本発明の実施の形態における携帯電話機100について詳細に説明する。
【0015】
まず、構成を説明する。
図1は、携帯電話機100の内部構成を示すブロック図である。
【0016】
図1に示すように、携帯電話機100は、アンテナ101、音声入出力部110、音声CODEC部120、DSP部130、RF部140、制御部150等から構成され、音声入出力部110は音声CODEC部120に接続され、更に音声CODEC部120の後段にはDSP部130が接続され、DSP部130の後段にはRF部140が接続される。また、制御部150は、制御BUS160を介して音声CODEC部120、DSP部130、及びRF部140と接続される。
【0017】
なお、携帯電話機100、RF部140、スイッチ121、メモリ152、送話VAD131は、それぞれ、請求項1記載の携帯電話機、通信手段、切替手段、記憶手段、検知手段が有する機能を備える。また、中央演算処理部151は、請求項1記載の通信制御手段及び切替制御手段が有する機能を備える。
【0019】
音声入出力部110は、マイク部111、スピーカ部112等を備えて構成される。マイク部111は、通話時における送話音声をアナログ電気信号(以下、アナログ送話音声信号と称する)に変換して音声CODEC部120に出力し、スピーカ部112は、音声CODEC部120から入力されたアナログ電気信号を音声に変換する。
【0020】
音声CODEC部120は、スイッチ121、A/D(Analog/Digital converter)122、D/A(Digital/Analog converter)123、及びスピーカアンプ124等を備えて構成される。A/D122は、スイッチ121を介してマイク部111から入力された上記アナログ送話音声信号をデジタル信号に変換し(以下、デジタル送話音声信号と称する)、D/A123は、DSP部130から入力されたデジタル音声信号をアナログ電気信号に変換し、更に、スピーカアンプ124は、D/A123から入力された上記アナログ電気信号を所定利得分だけ増幅してスピーカ部112に出力する。
【0021】
また、スイッチ121は、後述する中央演算処理部151から入力された制御信号に応じてON、OFFを切り替える。
【0022】
DSP(Digital Signal Processor)部130は、送話VAD(Voice Activity Detecter)131、デジタル音声信号処理部132、モデム部133、受話VAD134、及びデジタル音声信号処理部135等を備えて構成される。
【0023】
送話VAD131は、A/D122から入力されたデジタル送話音声信号から、有音状態か無音状態かを判定し、その判定結果を示す信号を上記制御BUS160を介して中央演算処理部151に送信すると共に、有音状態の場合、上記入力されたデジタル送話音声信号をデジタル音声信号処理部132に出力する。
【0024】
デジタル音声信号処理部132は、有音状態の場合、送話VAD131から入力されたデジタル送話音声信号に対して音量調整やノイズ抑圧等の処理を行い、その処理済みデジタル送話音声信号をモデム部133に出力する。
【0025】
モデム部133は、有音状態の場合、デジタル音声信号処理部132から入力された上記処理済みデジタル送話音声信号を符号化して無線送信回路142に出力すると共に、無線受信回路141から入力された復調済み信号を復号化して受話VAD134に出力する。
【0026】
また、モデム部133は、無音状態の場合、中央演算処理部151から出力された制御信号に応じてROM153から読み出したVOX送信モードに移行する為の通信制御情報(POSTアンブル)、疑似雑音生成用データ、及び通信フレームの空白を埋める為のダミーデータを送信データとして符号化し、無線送信回路142に出力する。
【0027】
また、通信チャネル切り替え時、モデム部133は、切り替え先通信チャネルデータを受信した旨を示す信号を上記制御BUS160を介して中央演算処理部151に出力する。
【0028】
受話VAD134は、モデム部133から入力された上記復号化済み信号から、音声信号の受信を検知し、その検知信号を上記制御BUS160を介して中央演算処理部151に送信すると共に、上記復号化済み信号をデジタル音声信号処理部135に出力する。
【0029】
デジタル音声信号処理部135は、受話VAD134から入力された上記復号化済み信号に対して音量調整やノイズ抑圧等の処理を行い、その処理済み信号をD/A123に出力する。
【0030】
RF部140は、無線受信回路141、無線送信回路142等を備えて構成される。無線受信回路141は、TCH通信モードにおいて、無線基地局200からアンテナ101を介して受信した音声信号を復調し、その復調した音声信号をモデム部133に出力する。
【0031】
また、無線受信回路141は、端末の移動等により通信チャネルの切り替えが生じた場合、無線基地局200から上記切り替え先通信チャネルデータを受信する。
【0032】
無線送信回路142は、有音状態の場合、モデム部133から入力されたデジタル送話音声信号を無線基地局200が受信可能な周波数に変調し、TCH通信モードにおいて上記変調済み信号をアンテナ101を介して基地局200に無線伝送する。また、無音状態の場合、無線送信回路142は、モデム部133において符号化された上記通信制御情報、疑似雑音生成用データ、及びダミーデータを上記周波数に変調し、アンテナ101を介して無線基地局200に無線伝送する。
【0033】
更に、端末の移動等により通信チャネルの切り替えが生じた場合、無線送信回路142は、無線受信回路141により受信された上記通信チャネルデータに基づいて、新しい通信チャネルとの通信接続を確立する為の同期確立用データをアンテナ101を介して無線基地局200に無線伝送する。
【0034】
制御部150は、中央演算処理部151、メモリ152、ROM153、表示部154、入力部155等を備えて構成され、各部は制御BUS160により接続される。
【0035】
中央演算処理部151は、ROM153に予め記憶された携帯電話機100用の制御プログラムや各種アプリケーションプログラムに基づいて、上記制御BUS160を介して音声CODEC部120、DSP部130、RF部140の各部を制御する。
【0036】
中央演算処理部151は、通話保留時や拡声通話時にスイッチ121をOFFにしてマイク部111から入力する送話音声信号をカットする。
【0037】
中央演算処理部151は、無音状態を示す信号を送話VAD131から受信すると、上記VOX送信モードに移行する為の通信制御データ、疑似雑音生成用データ、及び通信フレームの空白を埋める為のダミーデータをROM153から読み出し、それら読み出した各種データをモデム部133、無線送信回路142、アンテナ101等を介して無線基地局200に送信する。
【0038】
中央演算処理部151は、有音状態を示す信号を送話VAD131から受信すると、デジタル音声信号処理部132に送話VAD131から出力された送話音声信号を音量調整やノイズ抑圧処理させ、その処理済みデータをモデム部133、無線送信回路142、アンテナ101等を介して無線基地局200に送信する。
【0039】
中央演算処理部151は、スイッチ121のON,OFFをメモリ152に随時記憶すると共に、通信チャネル切り替え時において上記切り替え先通信チャネルデータを受信した際、上記同期確立用データをROM153から読み出し、その読み出したデータをモデム部133等を介して無線基地局200に送信する。
【0040】
中央演算処理部151は、通信チャネル切り替え時において新しい通信チャネルとの通信接続が確立された際、データの送受信をTCH通信モードで行うようにRF部140を制御する。
【0041】
中央演算処理部151は、上記新しい通信チャネルとの通信接続が確立され、TCH通信モードでデータの送受信が開始された後、メモリ152に記憶されたスイッチ121のON、OFFを検出し、OFFであった場合、一時的にONに切り替えて有音状態にする。
【0042】
メモリ152は、ROM153から読み出された各種プログラムを展開すると共に、これら各種プログラムの実行時に生じた各種データを一時的に記憶するワークエリアを備える。
【0043】
ROM153は、携帯電話機100用の制御プログラムや各種アプリケーションプログラム等を予め記憶する。
【0044】
表示部154は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置を備え、中央演算処理部151から送信される各種表示情報を随時表示する。
【0045】
入力部155は、着呼した際に押下すると、通信を保留状態とする、或いは通話中の通信を終了する旨の指示信号を出力するオンフックキー、着呼した際に押下すると、通信開始を指示する指示信号を出力するオフフックキー、電話番号や文字を入力するためのテンキー等を備える(何れも図示略)。
【0046】
次いで、本発明を適用した携帯電話機100における送信モードの切り替え動作の説明をする。
図2は、携帯電話機100における送信モードの切り替え処理を説明するフローチャートであり、図3は、携帯電話機100における送信モードの切り替え時におけるタイミングチャートである。
【0047】
まず、待ち受け中(ステップS11)の携帯電話機100において、中央演算処理部151は、着呼或いは発呼があった後(ステップS12)、無線基地局200の所定通信チャネルを介して、TCH通信モード或いはVOX送信モードに基づいて通信回線を確立する(ステップS13)。
【0048】
次いで、中央演算処理部151は、端末の移動等により通信チャネルの切り替えが生じた場合(ステップS14)、無線基地局200から切り替え先通信チャネルデータを受信して(ステップS15)、TCH通信モード或いはVOX送信モードから上記切り替え先通信チャネルとの通信同期を確立するためのSBモードに移行する(ステップS16:図3の図中符号A1参照)。
【0049】
次いで、中央演算処理部151は、上記切り替え先通信チャネルとの同期が確立されると(ステップS17:図3の図中符号A2参照)、上記SBモードからTCH通信モードに移行する(ステップS18:図3の図中符号A3参照)。
【0050】
次いで、中央演算処理部151は、メモリ152の記憶内容を参照してスイッチ121がOFFであるか否か、すなわち送話信号系がミュートされているか否かを判定する(ステップS19)。スイッチ121がONとなっており、送話信号系がミュートされていない場合(ステップS19;No)、中央演算処理部151は、ステップS23に移行し、スイッチ121がOFFとなっており、送話信号系がミュートされている場合(ステップS19;Yes)、スイッチ121を一時的にONにしてミュート解除する(ステップS20:図3の図中符号A4参照)。
【0051】
ステップS20において送話信号系がミュート解除された際、送話VAD131は、現在、有音状態であると判定し(図3の図中符号A5参照)、その判定結果を示す信号を中央演算処理部151に送信する(ステップS21)。
【0052】
その後、中央演算処理部151は、スイッチ121を再びOFFにすると、送話VAD131は、現在、無音状態であると判定し、その判定結果を示す信号を中央演算処理部151に送信する。次いで中央演算処理部151は、上記判定結果を示す信号を受信すると、TCH通信モードからVOX送信モードに移行する(ステップS22:図3の図中符号A6参照)。
【0053】
次いで、中央演算処理部151は、入力部155が備えるオンフックキーのキー操作により終話を指示する信号が入力されたか否かを判定し(ステップS23)、終話を指示する信号が入力された場合(ステップS23;Yes)、終話処理を行い、終話を指示する信号が入力されなかった場合(ステップS23;No)、ステップS13に移行し、TCH通信方式或いはVOX送信方式に基づいて通話処理を継続する。
【0054】
以上説明したように、本発明を適用した携帯電話機100によれば、中央演算処理部151は、スイッチ121のON、OFFをメモリ152に随時記憶する。更に、端末の移動等により通信チャネルの切り替えが生じた場合、新たな通信チャネルに対する同期が確立されて通信方式がSBモードからTCH通信モードに移行した後、中央演算処理部151は、メモリ152を参照してスイッチ121の現時におけるON、OFFを判別し、スイッチ121が現在OFFであった場合、一時的にスイッチ121をONにして無音状態から有音状態に切り替え、その後すぐにスイッチ121をOFFにして無音状態に戻す。
【0055】
従って、スイッチ121がOFFで無音状態になっている際に、端末の移動等により通信チャネルの切り替えが生じた場合、無音状態のまま、新たな通信チャネルに対する通信回線がTCH通信モードにより確立されるが、スイッチ121が一時的にONとなり、それに伴い有音状態が一時的に生じて、通信形式がTCH通信モードからVOX送信モードに移行するので、VOX送信モード時において通信チャネルの切り替えが生じても、その際に移行したTCH通信モードからVOX送信モードに再び移行可能となる。その為、送信回路の稼動時間が短縮されるので、消費電力が削減され、従ってバッテリ電力が節約される。その為、携帯電話機100における待ち受け時間及び通話可能時間が長くなり、利便性の向上が図られる。
【0056】
ここで、スイッチ121をONしている時間として、有音検出を働かせるためにTDMA方式携帯電話機の場合、1サブフレーム区間(=20msec)が必要になるが、通話に支障を与えることはない。
【0057】
本実施の形態の携帯電話機によれば、切替制御手段により判定された音声信号の入力のオン・オフ状態がオフ状態の場合、前記音声信号の入力が一時的にオン状態となるので、携帯電話機周辺のノイズが音声信号として入力され、その音声信号が検知手段により検知される。従ってこの場合、音声信号の入力がオフ状態であるにも拘わらず、検知手段により音声信号が検知された場合(有音状態)に適用される第1の通信方式に基づいた音声信号の送受信が継続されることなく、音声信号が検知されなかった場合(無音状態)に適用される第2の通信方式に自動的に移行されるので、携帯電話機の電力消費を軽減できる等の経済性の向上を図ることができる。
【0058】
【発明の効果】
本発明の形態電話機によれば、通信中に消費されるバッテリ電力を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯電話機100の内部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した携帯電話機100における送信モードの切り替え処理を説明するフローチャートである。
【図3】本発明を適用した携帯電話機100における送信モードの切り替え時におけるタイミングチャートである。
【図4】従来の携帯電話機におけるTCH通信モードからVOX送信モードに切り替わる際のタイミングチャートである。
【図5】従来の携帯電話機における通信チャネルの切り替え時においてTCH通信モードからVOX送信モードに切り替わる際のタイミングチャートである。
【図6】従来の携帯電話機における通信チャネルの切り替え時におけるタイミングチャートである。
【符号の説明】
100 携帯電話機
101 アンテナ
110 音声入出力部
111 マイク部
112 スピーカ部
120 音声CODEC部
121 スイッチ
122 A/D
123 D/A
124 スピーカアンプ
130 DSP部
131 送話VAD
132 デジタル音声信号処理部
133 モデム部
134 受話VAD
135 デジタル音声信号処理部
140 RF部
141 無線受信回路
142 無線送信回路
150 制御部
151 中央演算処理部
152 メモリ
153 ROM
154 表示部
155 入力部
200 無線基地局

Claims (1)

  1. 所定の通信チャネルを介して相手電話機との間で音声信号の送受信の通話TCH通信モードで行う通信手段と、
    前記通信手段から送信される音声信号の有無を検知する検知手段と、
    前記検知手段により前記送信される音声信号が無いと検知された場合には、VOX送信モードに移行し、前記VOX送信モードに移行した後に前記VOX送信モードの状態で移動による通信チャネルの切り替えが生じた場合、前記送信される音声信号が無い場合でも前記VOX送信モードが前記TCH通信モードに移行するように前記通信手段を制御する通信制御手段と、
    を備えたデジタル無線電話機の携帯電話機において、
    前記送信される音声信号の入力のオン・オフを切り替える切替手段と、
    前記切替手段により切り替えられた前記送信される音声信号の入力のオン・オフ状態を記憶する記憶手段と、
    前記通信チャネルが移動によって他の通信チャネルに切り替えられ、前記TCH通信モードに基づいた音声信号の送受信が開始されると、前記記憶手段に記憶された前記送信される音声信号の入力のオン・オフ状態を判定し、
    前記判定の結果がオン状態の場合、前記切替手段をオン状態のままとして前記TCH通信モードに基づいた音声信号の送受信の通話を行わせ、
    前記判定の結果がオフ状態の場合、前記切替手段を一時的にオン状態にして前記TCH通信モードから前記VOX送信モードに移行させる切替制御手段と、
    を備えたこと、
    を特徴とするデジタル無線電話機の携帯電話機。
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