JPH0822281A - 楽音情報圧縮通信装置及びその端末装置 - Google Patents

楽音情報圧縮通信装置及びその端末装置

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JPH0822281A
JPH0822281A JP6177648A JP17764894A JPH0822281A JP H0822281 A JPH0822281 A JP H0822281A JP 6177648 A JP6177648 A JP 6177648A JP 17764894 A JP17764894 A JP 17764894A JP H0822281 A JPH0822281 A JP H0822281A
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JP6177648A
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Toshio Kuroiwa
俊夫 黒岩
Kazuo Hikawa
和生 飛河
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ステーションから端末への楽音の演奏情報の
伝送を一般公衆回線を用いても、端末側で品質を維持し
つつ再生可能である楽音情報圧縮通信装置。 【構成】 演奏情報としてのMIDI信号を分析し、時
間軸方向に連続する同一音や音の変化のパターンの連続
を検出し、繰り返しの情報を削除し、繰り返しのある旨
と、繰り返すべき位置を示す信号を付加して、データ量
を圧縮する圧縮手段22を設け、圧縮情報を端末へ送信
し、端末側では、伸長手段により所定の伸長動作を行っ
て元の楽音情報を得て、MIDI音源を駆動するように
している。MIDI信号の圧縮は、ステーションのメモ
リ10から圧縮前のMIDI信号を読み出して端末に送
信する直前行ってもよいし、予め圧縮したMIDI信号
をステーションのメモリに蓄積して、必要に応じて送信
するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報通信装置に関し、特
にステーションと1つ以上の端末局とが通信回線で接続
され、カラオケ等の楽音情報をステーションから端末に
送信する情報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザのリクエストに応じて所望の曲の
カラオケ等の楽音、歌詞、画像等を再生する所謂カラオ
ケ装置は、光ディスク等の記憶媒体に記録されたデータ
をリクエストに応じて選択して再生するものであった。
かかる装置はソースプログラムの増加傾向や、ディスク
のオートチェンジャーの導入等により、大型化しつつあ
り、カラオケを提供する店舗や、カラオケボックス等で
は装置による場所の占有が問題となっていた。また、新
曲がリリースされても、直ちに提供することが困難であ
り、リクエスト頻度の低い曲はプログラムに入っていな
いので提供することができない等の問題があった。
【0003】かかる問題を解決するために、一般に通信
カラオケ等と言われているシステムが登場している。こ
の通信カラオケはカラオケの音楽、歌詞、関連する画像
(動画又は静止画)等を光ディスク等から出力された信
号の情報の形態でそのまま送信すると、データ量が膨大
であることから、楽音情報についてはMIDI信号とし
てステーションから各ユーザの使用場所に設けた端末へ
送信し、歌詞については文字コードとして送信するもの
で、必要に応じて所望の曲のデータを配信するものであ
る。かかる例として株式会社エクシング製の「JOYS
OUND」システムが知られている。なお、音符、記号
よりなるメロディの楽譜データについて繰り返し部分を
効率よく処理する技術が特公昭61−91697号公報
に示されているが、これはMIDI信号を前提とするも
のではなく、通信カラオケに応用することはできない。
さらに特開平4−147192号公報には楽譜の繰り返
し部分をパターン化する技術が示されているが、十分な
データの圧縮は期待できない。
【0004】上記従来の通信カラオケシステムをはじ
め、これまでに提案されたシステムは次の表1のように
分類される。
【0005】
【表1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】表1からわかるよう
に、MIDI信号を用いた場合、CD、LD等から再生
された音の品質とは同一ではないが、品質を向上させよ
うとすればデータ量が増大することがわかる。データ量
が多いと、ISDNのような高速デジタル回線を用いな
ければリアルタイム通信が不可能となり、またデータの
蓄積、保存の上でも必要メモリー容量が大きくなりコス
トの上昇につながってしまう。かかる問題は、通信カラ
オケシステムが一般家庭等へ普及していくための障害と
なっている。さらに、カラオケ情報を提供する相手先
が、カラオケボックスのような業務用の端末であれば高
品質が強く求められ、一方相手先が一般家庭であれば低
コストが求められることが多く、かかる多様なニーズに
対応可能な通信カラオケシステムはこれまでなかった。
したがって、本発明はISDNのような高速デジタル回
線を用いなくても、例えば一般公衆回線を用いることに
より、カラオケ情報をリアルタイムでステーションより
端末に送信することができ、端末が受信情報を基に相当
品質の高い再生音を得ることができ、かつ記憶容量が比
較的少なくてすみ低コストで、かつ多様なニーズに応え
ることのできる楽音情報圧縮通信装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、ステーションから端末へ送信すべきカラ
オケ情報の中の楽音を示すMIDI信号等の演奏情報を
分析し、時間軸方向に連続する同一音や音の変化のパタ
ーンの連続を検出し、よって繰り返している情報を削除
するとともに、繰り返しのある旨と、繰り返すべき位置
を示す信号を付加することによりデータ量を圧縮し、圧
縮した情報を端末へ送信し、端末側では、所定の伸長動
作を行って基の楽音情報を得て、MIDI音源を駆動す
るようにしている。なおMIDI信号の圧縮は、ステー
ションのメモリから圧縮前のMIDI信号を読み出して
端末に送信する直前に行ってもよいし、予め圧縮したM
IDI信号をステーションのメモリに蓄積しておき、必
要に応じて送信するようにしてもよい。
【0008】すなわち本発明によれば楽音を構成する音
の音程と発音時間を指定する演奏情報を複数曲分記憶し
た記憶媒体と、前記複数曲のうち任意の曲を指定する手
段と、前記指定する手段により指定された曲の前記演奏
情報を前記記憶媒体から読み出す手段と、前記記憶媒体
から読み出された前記演奏情報を分析し、時間軸方向に
同一の演奏情報が2つ以上連続するか、又は演奏情報の
時間軸方向の変化のパターンが時間軸方向で2つ以上連
続しているとき、連続する繰り返し部分の演奏情報を削
除するとともに、繰り返しのある旨と繰り返すべき位置
を示す信号を付加することにより、データ量を圧縮する
圧縮手段と、前記圧縮手段により圧縮された圧縮演奏情
報を通信回線を介して所定の端末に送信する通信手段と
を、有する楽音情報圧縮通信装置が提供される。
【0009】さらに本発明によれば楽音を構成する音の
音程と発音時間を指定する演奏情報を分析し、時間軸方
向に同一の演奏情報が2つ以上連続するか、又は演奏情
報の時間軸方向の変化のパターンが時間軸方向で2つ以
上連続しているとき、連続する繰り返し部分の演奏情報
を削除するとともに、繰り返しのある旨と繰り返すべき
位置を示す信号を付加することにより、データ量を圧縮
した演奏情報を複数曲分記憶した記憶媒体と、前記複数
曲のうち任意の曲を指定する手段と、前記指定する手段
により指定された曲の前記演奏情報を前記記憶媒体から
読み出す手段と、圧縮された前記演奏情報を前記通信回
線を介して所定の端末に送信する通信手段とを、有する
楽音情報圧縮通信装置が提供される。
【0010】さらに本発明によれば通信回線にて接続さ
れるステーションに対して所定の情報を送信し、前記ス
テーションから複数曲の楽音を構成する音の少なくとも
音程と発音時間を指定する演奏情報を受信する通信手段
と、前記通信手段にて受信した前記演奏情報を記憶する
記憶手段と、使用者からのリクエストに応じてリクエス
ト曲の前記演奏情報を前記記憶手段から読み出す読み出
し制御手段と、前記記憶手段から読み出された前記演奏
情報に付加されていて、前記演奏情報が繰り返し部分を
削除するための圧縮を施されたものであるか否かを示す
信号に応答して伸長すべきか否かを判断する伸長制御手
段と、前記伸長制御手段に応答し、前記演奏情報が繰り
返し部分を削除するための圧縮を施されたものであると
きは、前記演奏情報に付加されている繰り返しのある旨
と、繰り返すべき位置とを示す信号に応じて圧縮された
前記演奏情報を時間軸方向に伸長する伸長手段と、前記
伸長手段の出力信号に応答して楽音信号を発生する音源
手段と、前記音源手段の出力信号に応答して楽音信号を
再生する音声再生手段とを、有する楽音情報圧縮通信装
置の端末装置が提供される
【0011】
【実施例】以下図面とともに本発明の好ましい実施例に
ついて説明する。図1は本発明の楽音情報圧縮通信装置
のステーション側の好ましい実施例のブロック図であ
り、図2は本発明の楽音情報圧縮通信装置の端末側の好
ましい実施例のブロック図である。通信装置全体の中で
ホストとして動作するステーションは通信回線を介して
端末と接続される。ここでステーションとは、端末に対
して必要なカラオケ情報を配信する局及びその装置をい
い、端末は、例えばカラオケボックスその他の業務用の
場合と、一般家庭の場合の双方があり得る。ここでは複
数の端末が通信回線38を介して接続されているものと
し、通信回線38としては高速デジタル通信線であるI
SDNの場合と、一般公衆回線のいずれかが、その端末
に対応して用いられているものとする。本実施例では通
信手段としてISDN及び一般公衆回線を例に説明して
いるが通信手段としてはCATVや有線放送などの有線
系通信手段、あるいは衛星通信を利用したものなどで双
方向に通信が可能なものであれば適用することができる
ことはもちろんである。
【0012】まず図1のステーションについて説明す
る。ステーションは通信制御回路36を介して通信回線
38に接続されている。ステーションの主要な構成要素
は、制御回路30、各ファイル10A〜10Gを記憶し
ている記憶装置10、再生タイミング情報分離回路1
2、各圧縮回路12C〜12F、22、24、28、セ
レクタ14A〜14F、マルチプレクサ26、34、前
処理回路20、加算器16、ヘッダ生成回路32であ
る。
【0013】記憶装置10は大容量HDD(ハードディ
スクドライブユニット)であり、各ファイル10A〜1
0Gには例えばカラオケのデータが1万曲分と、それに
関連するデータが入っている。演奏情報ファイル10A
には楽音を構成する音の音程と発音時間を指定する演奏
情報が各曲毎に記憶されている。演奏情報としてはMI
DI信号が用いられている。このMIDI信号はSMF
(スタンダードMIDIファイル)の形式であり、その
データ量は平均1曲当り100kB程度となる。すなわ
ち、SMFでは△t(デルタタイム)として示される時
間情報、イベント情報(音程情報、音量情報、その他の
制御情報)が演奏パート毎に演奏の時系列に従って並ん
でいる。文字情報ファイル10Bには各曲の歌詞、曲
名、アーチスト名及び歌詞等の文字の色変り情報等がコ
ード情報として記憶されている。データ量としては平均
1曲当り10kB程度となる。音声ファイル10Cには
コーラス等の、1曲中の所々に発生する音声をA/D変
換して得たデジタルデータが複数のファイルとして記憶
されている。この複数のファイルは、後述するセグメン
ト単位の音声データとして送信されるものである。音声
ファイルは全ての曲について用意されているものではな
く、コーラス等の音声を必要とする曲についてのみ用意
される。データ量としては1曲の最大が10MBであ
る。
【0014】静止画ファイル10D及び動画ファイル1
0Eは端末においてカラオケの再生時に表示する画像デ
ータを記憶しているものである。静止画と動画の双方を
用意しているのは端末の再生能力に応じていずれかを再
生できるようにするためである。また、これらの画像デ
ータはデータ量が多いので、各曲毎に用意するのではな
く、イメージの似たグループ毎に用意することができ
る。音色ファイル10FはMIDI信号により再生すべ
き特殊な音色のデータを記憶するもので、動物の鳴き
声、特殊な楽器の音の波形をデータ化したものが記憶さ
れている。これらのコーラス、画像、音色のデータはカ
ラオケ再生におけるオーディオ/ビデオの総合品質を向
上させるものである。機器制御ファイル10Gは例えば
再生する場所における照明機器を制御するためのタイミ
ングデータを記憶するものである。なお演奏情報ファイ
ル10A以外の他の各ファイル10B〜10Gには、対
応するMIDI信号との時間関係が再生タイミング情報
として付加されている。この再生タイミング情報は、例
えば文字情報中の歌詞の表示のタイミング、色変りタイ
ミング、1曲中の画像の切り替えのタイミング等を含ん
でいる。再生タイミング情報分離回路20は、これらの
ファイル10B〜10G中、機器制御ファイル10G以
外のファイルから読み出されたデータから、再生タイミ
ング情報を分離して、加算器16に送出する。また、機
器制御ファイル10Gはタイミング情報のみを有してい
るので、その出力は直接加算器16に与えられる。加算
器16は同期信号ともいうべきこれらの再生タイミング
信号をMIDI信号中のメタイベントとして挿入・付加
するものである。なお、動画ファイルはデータ量が多い
ため、端末側に動画ファイルを予めいくつか用意し、そ
の中から最適な動画ファイルを演奏情報ファイル中に記
述された再生タイミング情報に応じて端末側で出力させ
ても良い。
【0015】記憶装置10には予め必要データを書き込
んでおくが、その読み出しの制御は制御回路30により
行われる。演奏情報ファイル10Aから読み出された所
定曲のMIDI信号は加算器16にて、再生タイミング
情報が付加され、前処理回路20に送られ、ここで不要
イベントの削除が行われる。ここで言う不要イベントと
は、端末側の音源で対応していないイベントや、SMF
作成時に楽器を用いて演奏データを入力する際に誤って
入力されたイベント(例えば極端に短い時間間隔のノー
トや、非常に小さい音量レベルのノートオンなど…)を
削除する。かかるノイズの除去により、データ量を減少
させることができる。
【0016】次に各圧縮回路22、24、28、12
C、12D、12E、12Fについて説明する。ここで
可逆圧縮とは、圧縮−伸長の動作により、元のデータを
完全に復元できる態様の圧縮をいい、一方、非可逆圧縮
とは、圧縮−伸長の動作により、元のデータの復元がで
きない態様の圧縮をいう。非可逆圧縮回路24は一般に
MIDIクオンタイズといわれる処理により、時間軸や
音量などの量子化精度を粗くすることにより、データ量
を削減すると共に、第1可逆圧縮回路22に於けるくり
返し部分の発生確率を高めるものである。セレクタ14
Aは非可逆圧縮回路24を通した信号とバイパスした信
号のいずれか一方を選択する回路である。
【0017】音声圧縮回路12C、静止画圧縮回路12
D、動画圧縮回路12E、音色圧縮回路12Fはいずれ
も公知のデータ圧縮回路であり、各セレクタ14C〜1
4Fは対応する各圧縮回路14C〜14Fの出力信号と
バイパス信号の一方を選択する回路である。第1可逆圧
縮回路22は本発明の特徴である、MIDI信号の重複
部分すなわち繰り返し部分について、処理を行うことに
よりデータ量を削減するものである。
【0018】次に第1可逆圧縮回路22の動作について
更に説明する。重複(繰り返し)部分の検出とは、MI
DI信号を分析し、その音程と発音時間が同一な音が連
続する場合、例えば「ドドドミ」となっている場合の最
初の3つの音の場合、これらのデータを全て送るのでは
なく、最初の音のデータと、繰り返しのある旨及び繰り
返すべき位置を示すデータを作成して付加して送る。さ
らに、曲の1番と2番が同一である場合や、完全に同一
でなくても、小節単位で同一である場合には、同様に繰
り返しのある旨及び繰り返しの位置を示すデータを付加
することによりデータ圧縮ができる。繰り返しの頻度は
曲によって異なるし、演奏する楽器によっても異なる。
一般にドラム等の打楽器の場合には単調な繰り返しパタ
ーンが続くことが多い。MIDI信号は楽器、すなわち
各パート毎の信号であるので、圧縮もパート毎に行われ
る。この第1可逆圧縮回路22によるデータ圧縮により
平均100kB/曲のデータ量のMIDI信号は20k
B〜50kB/曲に圧縮することが可能である。
【0019】第2可逆圧縮回路28は通常のファイルデ
ータの圧縮手法(例えばLHAなど)によるものであ
る。マルチプレクサ26は第1可逆圧縮回路22、セレ
クタ14C〜14Fの出力信号を順次選択して出力する
ものであり、制御回路30からの制御信号により選択動
作が制御される。マルチプレクサ26の出力信号は第2
可逆圧縮回路28に送られる。
【0020】ヘッダ生成回路32は送出する信号のヘッ
ダを生成するものである。ヘッダの内容としては、送信
信号のファイル情報(曲名等)、MIDI情報(対象音
源等)等の情報が含まれる。図3は送信するファイルの
フォーマットを模式的に示すフォーマット図である。送
信信号は管理ファイルと複数のソングファイルを有し、
管理ファイルは端末で利用されうる一般的情報、すなわ
ちベスト10情報、新譜情報、曲の早見表等が含まれ
る。ソングファイルはヘッダ、基本ファイル、付加ファ
イルを有し、各々図示の内容の情報を有している。図1
におけるマルチプレクサ34は1つのソングファイルに
ついて、ヘッダ生成回路32の出力信号であるヘッダを
選択した後、第2可逆圧縮回路28の出力信号を選択し
て、図3に示すフォーマットの信号を形成して通信制御
回路36に送る。
【0021】制御回路30は図示しないCPU、メモ
リ、インターフェースを含み、キーボード30Kからの
信号に従って指定された端末への送信動作を制御する。
今、ある端末には5,000曲分のカラオケデータが既
に蓄積されており、ステーションの記憶装置には10,
000曲分のカラオケデータが記憶されているものとす
る。かかる状況下にあって、端末に蓄積されていないカ
ラオケ情報を例えば20曲分、この端末に送信するもの
とする。送信先の端末の指定及び、送信すべきカラオケ
情報の指定はキーボード30Kによりなされる。
【0022】次に制御回路30の動作について図4のフ
ローチャートに従って説明する。ステップS1にて事前
に指定された送信先の端末番号を読み込み、その端末と
ステーションとの間の接続回線の種類を読み込む。次に
ステップS2にて、ステップS1にて読み込んだ回線が
ISDNか否かを判断する。ISDN、すなわちデジタ
ル高速回線である場合は、セレクタ14Aを制御して、
非可逆圧縮回路24をバイパスし、第1可逆圧縮回路2
2による可逆圧縮を行う(ステップS3)。一方、IS
DNでないときは、データ量を十分に削減する必要があ
るので、セレクタ14Aを制御して、非可逆圧縮回路2
4による非可逆圧縮を施してから、上記の可逆圧縮を行
う(ステップS4)。次にステップS5にて、端末に画
像、コーラス、音色などの付加情報の再生機能があるか
否かを判断する。かかる機能のあるときは、次のステッ
プS6で端末に画像、コーラス、音色などの伸長機能が
あるか否かを判断する。ステップS6がYESであれ
ば、次のステップS7で付加情報の圧縮信号を送り、一
方NOであればステップS8で非圧縮信号を送るよう各
セレクタ14C、14D、14E、14Fを制御する。
上記端末の再生機能及び伸長機能、すなわち処理能力情
報は、予め端末番号毎に各端末からステーションに伝送
し、制御回路30内のRAMに書き込んでおくこともで
きるし、ステーションと端末の通信の開始時に端末から
受信するようにすることもできる。さらに、図4のフロ
ーには示されていないが端末の記憶装置であるHDDの
残り容量がステーションから送信しようとするカラオケ
データを記憶するに十分か否かを判断するステップをも
加え、その結果によって画像等の付加情報の圧縮を実行
するか否かを決めることもできる。次にステップS9に
て記憶装置10を制御して、必要なデータを順次読み出
すとともに、マルチプレクサ26、34、ヘッダ生成回
路32を制御して端末への送信を行う。この動作は、各
ファイル10A〜10Gのそれぞれのデータ内容毎に判
断しても良いし、さらにはファイル10A〜10Gの中
で優先順位を決めて、ファイルサイズに余裕のある分量
に応じて送信するデータを選別しても良い。例えば端末
の記憶装置の残り容量が少ないときは動画、静止画、音
声は送信しないようにすることができる。
【0023】端末の好ましい例を示す図2について説明
する。端末はカラオケ情報を記憶・蓄積するHDD44
を有していて、ここには例えば5,000曲分のカラオ
ケ情報が予め蓄積されているものとする。端末はHDD
44、通信制御装置40の他に端末情報出力装置42、
ディマルチプレクサ46A、46B、制御回路48、リ
クエスト入力部49、各伸長回路50、52、54、5
6、58、タイミング情報分離回路60、MIDI音源
62、音色RAM64、映像信号出力回路66、ディス
プレイ68、音声データメモリ70、音声セグメントセ
レクタ72、音声デコーダ74、照明制御器76、加算
器77、音声信号出力回路78、スピーカ80を有して
いる。
【0024】端末情報出力装置42は当該端末の番号、
画像や音声・音色の再生能力や伸長能力を示すデータを
記憶するROM及びHDD44の残量を示すデータを測
定して出力する装置で構成することができる。これらの
情報はステーションに送られ、送信制御に用いられる。
制御回路48はリクエスト入力部49にて入力されたリ
クエスト曲の番号情報に基づきHDD44を制御して所
望のリクエスト曲のデータを読み出すもので、CPU、
メモリ、インターフェース等を有している。かかる読み
出し動作自体は従来の通信カラオケシステムにおける端
末の場合と同様である。但し、HDD44に記憶される
カラオケデータ中の演奏情報はMIDI信号ではある
が、前述のように少なくとも楽音の繰り返し部分につい
ては可逆圧縮のかけられたMIDI信号となっている点
で従来のものと異なる。HDD44へのデータの蓄積
は、予め相当数の曲については出荷前に行われ、以後は
例えば新譜の出たとき等に必要に応じてステーションか
らの通信により追加蓄積される。リクエストのほとんど
ない曲は削除することもできる。
【0025】ディマルチプレクサ46AはHDD44の
出力信号をヘッダとそれ以外に分離するものである。伸
長回路47はディマルチプレクサ46Aのヘッダ以外の
信号を伸長するもので、図1の第2可逆圧縮回路28に
よる圧縮(例えばLHA)の逆動作を行うものである。
もう一つのディマルチプレクサ46Bは伸長回路47の
出力信号からMIDI信号、文字データ、静止画デー
タ、動画データ、音声データを分離するものである。文
字データはキャラクタジェネレータ54へ音声データは
音声データメモリ70に与えられ、他の出力は対応する
伸長回路50、52、56、58に与えられる。タイミ
ング情報分離回路60はMIDI伸長回路50の出力信
号中のタイミング情報とMIDI信号とを分離し、各タ
イミング情報を対応する伸長回路52、56、58及び
キャラクタジェネレータ52、音声セグメントセレクタ
72に送る。
【0026】音声データメモリ70はコーラス等の音声
データのセグメントを一時的に記憶するものであり、一
つの曲についての複数の音声データをセグメント0、セ
グメント1…の順序で記憶する。音声セグメントセレク
タ72はタイミング情報分離回路60の出力信号に基づ
いて、所定のタイミングで音声データメモリ70に記憶
されたセグメントデータを読み出し、音声デコーダ74
に送る。音声デコーダ74は制御回路48からの音声伸
長情報に基づいてセグメントデータをデコードし、アナ
ログ信号として加算器77に送る。
【0027】制御回路48は、ヘッダにより与えられる
複数のデータを解釈し、上記の音声伸長情報の他に静止
画伸長情報及び動画伸長情報を出力し、対応する伸長回
路56、58にそれぞれ与えている。MIDI音源62
はMIDI信号に基づいて指定された各パート、すなわ
ち種々の楽器の音の波形を出力するものである。なお音
声RAM64は動物の声や、特殊な楽器の音の波形デー
タである音色データを一時的に保持するものであり、M
IDI音源62に内蔵された音源(音声ROMなどによ
る音源)にかえて使用される。加算器77はMIDI音
源62の出力信号に音声デコーダ74の出力信号を重畳
するもので、その加算された信号はアンプ等を含む音声
信号出力回路78を介してスピーカ80に与えられる。
なお一般にカラオケ信号はL、Rの2チャンネル信号と
されており、音声信号出力回路78、スピーカ80は2
チャンネル分用意されているものとする。
【0028】映像信号出力回路66はキャラクタジェネ
レータ54、静止画伸長回路56、動画伸長回路58の
出力信号に応答し静止画又は動画の上に文字を重ねて表
示したり、色変り表示を行うための、例えばNTSCコ
ンポジットカラー信号を作り、ディスプレイ68に送出
する。照明制御器76はタイミング情報回路60の出力
信号(ステーション側から送られてきた照明制御信号)
により、カラオケ再生を行っている場所の照明の強度を
曲のリズムやメロディーに合わせて制御するためのもの
である。
【0029】次に端末におけるリクエストのあった場合
の動作について図5のフローチャートに従って説明す
る。ステップS11にて当該端末においてリクエストが
あったか否かを判断する。カラオケボックス等の場合は
図2の端末を親機として複数の子機(再生装置)が設け
られ、相互に通信可能に接続されるが、図2は単一の再
生装置の場合について示している。又ステップS12に
てリクエスト曲をHDD44内にてサーチした後にステ
ップS13にてHDDからデータを読み出し、次のステ
ップS14にて、読み出されたデータのヘッダの情報を
分析・解釈する。ヘッダには例えば図3に示すように、
曲名、対象音源、ファイル圧縮方式、楽音圧縮方式、曲
構成データ等の情報が含まれている。
【0030】次のステップS15では画像等が圧縮され
ているか否かをヘッダの情報から判断する。圧縮されて
いる場合はステップS16にて伸長制御信号をH(ハ
イ)レベルとする。一方、画像等が圧縮されていない場
合はステップS17にて、同信号をL(ロー)レベルと
する。この信号は各伸長回路毎にH、Lが設定される。
この伸長制御信号がHレベルのときは、制御回路48か
ら送出される静止画伸長情報、動画伸長情報、音声伸長
情報により、対応する各伸長回路74、56、58、5
2の伸長済出力信号を得るようにしている。一方、伸長
制御信号がLレベルのときは、これらの伸長回路74、
56、58、52はバイパスされ、非伸長出力信号を得
るようにしている。この動作はステーションにおけるセ
レクタ14C、14D、14E、14Fの動作に対応す
るものである。すなわち、例えば公衆回線でステーショ
ンと結ばれた家庭の端末では先に説明した圧縮動作が全
て行われたカラオケ情報がHDD44に蓄積されている
ので、その再生に先立って必要な伸長を行うためのもの
である。一方、業務用カラオケではISDNを介してス
テーションと接続され、HDD44の残り容量が十分で
あれば、圧縮回路24、12C〜12Fを介さないバイ
パスデータをステーションから端末に送信することによ
り、高品質のカラオケサービスの提供が行われる。した
がって、伸長回路52、56、58では伸長を行う必要
はなく、バイパス信号がそれぞれ出力される。
【0031】図1に示したステーションの好ましい実施
例では、蓄積されたMIDI信号をステーションから端
末へ送信する際に、少なくともMIDI信号中の繰り返
し部分を削除してデータ量を削減する可逆圧縮を行って
いるが、予めかかる圧縮データを作っておいてステーシ
ョンのメモリに蓄積しておいてもよい。図6は図1の例
を用いた場合のステーションと端末の関係を示す模式ブ
ロック図であり、図7はステーションが圧縮しないデー
タと事前に圧縮してあるデータの双方を送信/蓄積ファ
イルA、Bの2種類用意しておき、端末や回線の能力に
応じて2つのファイルを使い分ける構成例を示す模式ブ
ロック図である。どちらのファイルから読み出して送信
するかの判断は、図4のフローチャートのステップS1
〜S3と同様に行うことができ、ステップS4の代りに
ファイルAから読み出すように、ステップS5の代りに
ファイルBから読み出すようにすればよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の楽音情報圧
縮通信装置によれば、ステーションから端末へカラオケ
情報を伝送する上で、必要に応じて伝送すべき演奏情報
のデータを圧縮することができ、公衆回線を用いての伝
送により、端末が受信情報を基に相当品質の高い再生音
を得ることができる。また端末側では圧縮された演奏情
報を予め蓄積しておき、必要に応じて圧縮された演奏情
報をステーションから受信することにより演奏情報を追
加することができるので記憶容量が比較的少なくてす
み、低コスト化を図ることができる。さらに、本発明の
楽音情報圧縮通信装置によれば演奏情報に加えて、文字
情報や、音声データ、音色データ、静止画データ、動画
データ等を送信することができ、これらのデータも必要
に応じて圧縮して送信できる。また、端末の残り記憶容
量や、映像等の再生能力、伸長能力等の処理能力やその
端末に接続されている回線の伝送能力を判断することに
より、所定の圧縮を行うか否かを決めることができ、多
様なニーズに対応可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の楽音情報圧縮通信装置のステーション
側の好ましい実施例のブロック図である。
【図2】本発明の楽音情報圧縮通信装置の端末側の好ま
しい実施例のブロック図である。
【図3】ステーションから端末へ送信するファイルのフ
ォーマットを示すフォーマット図である。
【図4】図1のステーションにおける制御の一部を示す
フローチャートである。
【図5】図2の端末における制御の一部を示すフローチ
ャートである。
【図6】図1の例を用いた場合のステーションと端末の
関係を示す模式ブロック図である。
【図7】ステーションに非圧縮と圧縮済の2種類のファ
イルを用意した場合のステーションと端末の関係を示す
模式ブロック図である。
【符号の説明】
10 記憶装置(記憶媒体) 10A 演奏情報ファイル 10B 文字情報ファイル 10C 音声ファイル 10D 静止画ファイル 10E 動画ファイル 10F 音色ファイル 12 再生タイミング情報分離回路(加算器16と共に
再生タイミング情報を付加する手段を構成する) 12C 音声圧縮回路(データ圧縮手段) 12D 静止画圧縮回路(データ圧縮手段) 12E 動画圧縮回路(データ圧縮手段) 12F 音色圧縮回路(データ圧縮手段) 14A、14C、14D、14E、14F セレクタ 16 加算器 20 前処理回路 22 第1可逆圧縮回路(圧縮手段) 24 非可逆圧縮回路(非可逆圧縮手段) 26、34 マルチプレクサ 28 第2可逆圧縮回路 30 制御回路(読み出す手段、記憶装置の残り容量及
び通信回線の伝送能力を判断する手段) 30K キーボード(曲を指定する手段) 32 ヘッダ生成回路(圧縮を行った旨を示す信号を付
加する手段) 36、40 通信制御回路(通信手段) 38 通信回線 42 端末情報出力装置 44 HDD(記憶装置) 46A、46B ディマルチプレクサ 47 伸長回路 48 制御回路(読み出し制御手段、伸長制御手段、抽
出する手段) 49 リクエスト入力部 50 MIDI伸長回路(伸長手段) 52 音色伸長回路(同期手段、伸長する手段) 54 キャラクタジェネレータ(同期手段) 56 静止画伸長回路(同期手段、伸長する手段) 58 動画伸長回路(同期手段、伸長する手段) 60 再生タイミング情報分離回路(分離する手段) 62 MIDI音源(音源手段) 64 音色RAM 66 映像信号出力回路 68 ディスプレイ 70 音声データメモリ 72 音声セグメントセレクタ(同期手段) 74 音声デコーダ(伸長する手段) 76 照明制御器 78 音声信号出力回路(スピーカ80と共に音声再生
手段を構成する) 80 スピーカ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音を構成する音の音程と発音時間を指
    定する演奏情報を複数曲分記憶した記憶媒体と、 前記複数曲のうち任意の曲を指定する手段と、 前記指定する手段により指定された曲の前記演奏情報を
    前記記憶媒体から読み出す手段と、 前記記憶媒体から読み出された前記演奏情報を分析し、
    時間軸方向に同一の演奏情報が2つ以上連続するか、又
    は演奏情報の時間軸方向の変化のパターンが時間軸方向
    で2つ以上連続しているとき、連続する繰り返し部分の
    演奏情報を削除するとともに、繰り返しのある旨と繰り
    返すべき位置を示す信号を付加することにより、データ
    量を圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮された圧縮演奏情報を通信回線
    を介して所定の端末に送信する通信手段とを、 有する楽音情報圧縮通信装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の端末の処理能力及び/又は前
    記所定の端末との間の前記通信回線の伝送能力を判断す
    る手段と、 前記判断する手段に応答し、前記記憶媒体から読み出さ
    れた前記演奏情報に前記圧縮手段による圧縮に加えて更
    に圧縮すべきときは圧縮を行う非可逆圧縮手段とを、 有する請求項1記載の楽音情報圧縮通信装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶媒体が前記楽音の曲の歌詞を含
    む文字情報と、前記楽音の曲中の音声を示す音声データ
    と、前記楽音の曲中の特殊な音色を示す音色データと、
    複数の静止画データ及び/又は動画データの1つ以上を
    記憶していて、 前記読み出す手段が指定された前記演奏情報を前記記憶
    媒体から読み出すときに、前記文字情報、音声データ、
    音色データ、静止画データ、動画データのうち該当する
    データを読み出すよう構成され、 前記文字情報、音声データ、音色データ、静止画デー
    タ、動画データのうち該当するデータの再生タイミング
    情報を前記演奏情報に付加する手段を、 有する請求項1記載の楽音情報圧縮通信装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の端末の処理能力及び/又は前
    記所定の端末との間の前記通信回線の伝送能力を判断す
    る手段と、 前記判断する手段に応答し、前記記憶媒体から読み出さ
    れた前記音声データ、音色データ、静止画データ、動画
    データを圧縮すべきときは圧縮を行うデータ圧縮手段
    と、 前記データ圧縮手段による圧縮を行った旨を示す信号を
    伝送する信号に付加する手段とを、 有する請求項3記載の楽音情報圧縮通信装置。
  5. 【請求項5】 楽音を構成する音の音程と発音時間を指
    定する演奏情報を分析し、時間軸方向に同一の演奏情報
    が2つ以上連続するか、又は演奏情報の時間軸方向の変
    化のパターンが時間軸方向で2つ以上連続していると
    き、連続する繰り返し部分の演奏情報を削除するととも
    に、繰り返しのある旨と繰り返すべき位置を示す信号を
    付加することにより、データ量を圧縮した演奏情報を複
    数曲分記憶した記憶媒体と、 前記複数曲のうち任意の曲を指定する手段と、前記指定
    する手段により指定された曲の前記演奏情報を前記記憶
    媒体から読み出す手段と、 圧縮された前記演奏情報を前記通信回線を介して所定の
    端末に送信する通信手段とを、 有する楽音情報圧縮通信装置。
  6. 【請求項6】 通信回線にて接続されるステーションに
    対して所定の情報を送信し、前記ステーションから複数
    曲の楽音を構成する音の少なくとも音程と発音時間を指
    定する演奏情報を受信する通信手段と、 前記通信手段にて受信した前記演奏情報を記憶する記憶
    装置と、 使用者からのリクエストに応じてリクエスト曲の前記演
    奏情報を前記記憶装置から読み出す読み出し制御手段
    と、 前記記憶装置から読み出された前記演奏情報に付加され
    ていて、前記演奏情報が繰り返し部分を削除するための
    圧縮を施されたものであるか否かを示す信号に応答して
    伸長すべきか否かを判断する伸長制御手段と、 前記伸長制御手段に応答し、前記演奏情報が繰り返し部
    分を削除するための圧縮を施されたものであるときは、
    前記演奏情報に付加されている繰り返しのある旨と、繰
    り返すべき位置とを示す信号に応じて圧縮された前記演
    奏情報を時間軸方向に伸長する伸長手段と、 前記伸長手段の出力信号に応答して楽音信号を発生する
    音源手段と、 前記音源手段の出力信号に応答して楽音信号を再生する
    音声再生手段とを、 有する楽音情報圧縮通信装置の端末装置。
  7. 【請求項7】 前記ステーションから前記演奏情報に加
    えて前記楽音の曲の歌詞を含む文字情報と、前記楽音の
    曲中の音声を示す音声データと、前記楽音の曲中の特殊
    な音色を示す音色データと、複数の静止画データ及び/
    又は動画データの1つ以上が送信されるとき、 前記文字情報、音声データ、音色データ、静止画デー
    タ、動画データのうち該当するデータの再生タイミング
    情報を前記演奏情報から分離する手段と、 前記分離された再生タイミング情報に基づいて前記文字
    情報、音声データ、音色データ、静止画データ、動画デ
    ータのうち該当するデータの再生タイミングを制御して
    前記演奏情報の再生タイミングと所定の関係を保つ同期
    手段とを、 有する請求項6記載の楽音情報圧縮通信装置の端末装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ステーションより送信される信号に
    前記音声データ、音色データ、静止画データ、動画デー
    タのうち該当するデータが圧縮されている旨を示す信号
    が付加されているとき、 前記圧縮されている旨を示す信号を抽出する手段と、 前記抽出された圧縮されている旨を示す信号に基づいて
    前記音声データ、音色データ、静止画データ、動画デー
    タのうち該当するデータを伸長する手段とを、 有する請求項7記載の楽音情報圧縮通信装置の端末装
    置。
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