JPH08221683A - センサ装置 - Google Patents

センサ装置

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JPH08221683A
JPH08221683A JP2687195A JP2687195A JPH08221683A JP H08221683 A JPH08221683 A JP H08221683A JP 2687195 A JP2687195 A JP 2687195A JP 2687195 A JP2687195 A JP 2687195A JP H08221683 A JPH08221683 A JP H08221683A
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JP
Japan
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signal
current
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voltage
converting
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JP2687195A
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Masahiro Katayama
雅博 片山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】伝送線路の電線数を削減でき、複数の検出部を
使用するシステムの小型および軽量化を実現できるとと
もに、信号の精度向上が可能となるセンサ装置を提供す
る事。 【構成】各種の物理量を検出し電気信号に変換して出力
する検出手段11と、この検出手段11から、出力信号
をシリアルのディジタル信号に変換するシリアル出力型
A−D変換手段13と、この変換手段13で変換された
信号に応じて電源線L1、L2に流れる電流を変化させ
る電圧−電流変換手段14とからなる検出部1を備える
とともに、電流線に流れる電流信号を電圧信号に変換す
る電流−電圧変換手段21と、この電流−電圧変換手段
21にて変換された電圧信号をアナログ信号に変換する
シリアル入力型のD−A変換手段23とからなるデータ
処理部2を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラント、ビル、橋
梁、機械などの分野において、圧力、温度、歪み、変
位、振動などのさまざまな物理的、機械的な量を計測・
監視する場合に用いられるセンサ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のこの種のセンサ装置を示す
図である。図8の(a)は検出部51とデータ処理部5
4との間の信号伝送の例を示したものであり、検出部5
1はセンサ52と増幅回路53とで構成されている。セ
ンサ52は例えば温度・湿度・圧力などの物理量を検出
して電気信号に変換するもので、増幅回路53はセンサ
52からの出力信号を適当なレベルまで増幅するもので
ある。
【0003】図8の(b)はセンサ52の出力に対する
検出部51としての出力すなわち増幅回路53の出力の
関係の例を示した図であり、図示のように両出力は正比
例の関係にある。
【0004】データ処理部54は、直流電源55からの
電源を電源線を介して検出部51に供給するとともに、
検出部51からの電気信号を信号線を介して入力し表示
や記録などの処理を行なうものである。検出部51とデ
ータ処理部54とを接続する送電線路には、直流電源5
5から検出部51に電源を供給するための電源線と、検
出部51から出力される信号をデータ処理部54に伝送
するための信号線とがある。そしてこれら送電線路の本
数の違いにより、電源線が2本および信号線が2本から
なる4線式や、図8の(a)に示すような電源線が2本
と信号線のプラス側が1本とからなり、前記電源線のマ
イナス側と信号線のマイナス側とを共通とした3線式等
が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、検出
部51とデータ処理部54との間には最低3本の電線が
必要であり、多数の検出部を使用して計測する場合には
それに応じて電線数が多くなるため、それら電線が占め
る重量・径が多大なものとなる。これに対して、システ
ムの小型および軽量化のために電線数を減らしたいとの
要求があり、これを実現するには複数の検出部を並列に
接続しなければならないが、従来の構成からなる検出部
を並列に接続することは配線構成上、極めて困難であ
る。このように従来のセンサ装置では検出部の数に応じ
た電線数が必要であり、複数の検出部を使用する場合に
は電線数が極めて多くなるため装置の小型・軽量化、コ
スト低減などの妨げになるとともに、これら電線の占め
る重量が大きくなり、電線移動などの作業性が悪いとい
う欠点があった。
【0006】本発明の目的は、伝送線路の電線数を削減
でき、複数の検出部を使用するシステムの小型、軽量化
を実現できるとともに、信号の精度向上が可能となるセ
ンサ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のセンサ装置は以下の如く構成
されている。 (1)本発明のセンサ装置は、各種の物理量を検出し電
気信号に変換して出力する検出手段と、この検出手段か
ら、出力信号をシリアルのディジタル信号に変換するシ
リアル出力型A−D変換手段と、この変換手段で変換さ
れた信号に応じて電源線に流れる電流を変化させる電圧
−電流変換手段とからなる検出部を備えている。 (2)本発明のセンサ装置は、電流線に流れる電流信号
を電圧信号に変換する電流−電圧変換手段と、この電流
−電圧変換手段にて変換された電圧信号をアナログ信号
に変換するシリアル入力型のD−A変換手段とからなる
データ処理部を備えている。 (3)本発明のセンサ装置は、電流線に流れる電流信号
を電圧信号に変換する電流−電圧変換手段と、この電流
−電圧変換手段にて変換された電圧信号をアナログ信号
に変換するシリアル入力型のシリアル−パラレル変換手
段とからなるデータ処理部を備えている。 (4)本発明のセンサ装置は、上記(1)に記載の装置
であって、かつ上記検出部の内部にアドレス判定手段を
設け、このアドレス判定手段の判定結果に基づいて上記
電源線に流れる電流を制御することにより、複数の検出
部を並列接続可能としている。 (5)本発明のセンサ装置は、上記(4)に記載の装置
であって、かつ複数の検出部の中から一つの検出部を指
定するためのアドレス信号を出力させるマイクロプロセ
ッサを備え、上記アドレス信号を検出部へ供給するデー
タ処理部を備えている。 (6)本発明のセンサ装置は、上記(5)に記載の装置
であって、かつ上記データ処理部から出力されるアドレ
ス信号を検出するアドレス検出器と、自らのアドレスを
設定するアドレス設定器とを備え、前記アドレス検出器
で検出されたアドレス信号と前記アドレス設定器で設定
されたアドレス信号とを比較し、両アドレスが一致した
とき、検出信号を電源線に出力する検出部を備えてい
る。
【0008】
【作用】上記手段(1)(2)を講じた結果、次のよう
な作用が生じる。電源線と信号線を共用できるので、2
本の電線で検出部とデータ処理部との間の信号伝送が可
能となるため、電線の占める重量・径が小さくなり、シ
ステムの小型・軽量化、コスト低減が可能となり、また
電線移動などの作業性が改善がされる。また、検出部内
でディジタル信号に変換するため、電線の線路抵抗によ
る電圧降下やノイズの影響を受けにくくなり、信号の精
度向上を実現することが可能となる。
【0009】上記手段(3)を講じた結果、次のような
作用が生じる。シリアル−パラレル変換手段を用いたの
で、ディジタル信号を得ることができ、これによりディ
ジタル信号処理が可能となる。
【0010】上記手段(4)〜(6)を講じた結果、次
のような作用が生じる。データ処理部から指定された以
外の検出部は伝送線路に信号を出力せず、回路を動作さ
せるための電流だけになるので、複数の検出部を並列に
接続できるため、検出部を複数適用しても検出部とデー
タ処理部との間の電線数が2本で済み、システムの小型
・軽量化を実現できる。また、伝送線路にはデータ処理
部から指定された検出部からの信号しか存在しないの
で、複数の検出部を並列に接続しても伝送線路上にて信
号が混在することがなくなる。
【0011】
【実施例】
(第1実施例)図1は本発明の第1実施例に係るセンサ
装置の構成を示す図である。図1に示すセンサ装置は検
出部1およびデータ処理部2からなり、検出部1とデー
タ処理2との間では2本の伝送線路を用いて信号伝送を
行なう。
【0012】検出部1は、センサ11、増幅回路12、
シリアル出力型のA−D変換回路13、電圧−電流変換
機能を有する電流制御回路14により構成されている。
検出手段としてのセンサ11は例えば温度・湿度・圧力
などの物理量を検出して電気信号に変換するものであ
り、その電気信号は増幅回路12により適当なレベルま
で増幅される。増幅回路12から出力されるアナログ信
号は、A−D変換器13でシリアルのディジタル信号に
変換され、電流制御回路14に入力する。電流制御回路
14では、上記変換信号に応じて伝送線路(電源線)L
1、L2に流れる電流を変化させる。
【0013】またデータ処理部2は、検出部1に電源線
L1、L2を介して電流を供給するとともに、検出部1
からの電気信号を入力し、必要な処理を行ない表示や記
録などを行なうものである。データ処理部2は、検出部
1に電源を供給するための直流電源22、伝送線路から
の電流信号を電圧信号に変換する電流−電圧変換回路2
1、シリアルのディジタル信号をアナログ信号に変換す
るシリアル入力型のD−A変換回路23で構成されてい
る。
【0014】図2は、電流制御回路14の回路構成を示
す図であり、演算増幅器141、抵抗142および14
3、トランジスタ144、フィードバック抵抗145で
構成されている。電流制御回路14は、検出部1のA−
D変換回路13の出力信号がLレベルの場合は検出部1
の内部の回路を動作させるための電流すなわちオフセッ
ト電流のみを流し、A−D変換回路13の出力信号がH
レベルの場合は所定の比較レベル以上の電流を流すもの
である。例えば、一般的に用いられる4−20mA電流
のように、A−D変換回路13の出力信号がLレベルの
場合のオフセット電流を4mAにし、A−D変換回路1
3の出力信号がHレベルの場合に20mAを流すように
している。
【0015】図3の(a)は、電流−電圧変換回路21
の回路構成を示す図であり、抵抗器211、比較器21
2、基準電圧源213の組合せにより構成されている。
電流−電圧変換回路21は、伝送線路に流れる電流信号
を抵抗器211により電圧信号に変換し、これと基準電
圧源213の電圧とを比較器212で比較することによ
り、検出部1のA−D変換回路13の出力と同じ波形の
信号を再生するものである。
【0016】図3の(b)は、A−D変換回路13と電
流−電圧変換回路21とで出力される信号の波形の一例
を示している。電流−電圧変換回路21において電流−
電圧変換を行なう場合、基準電圧源213により図3の
(b)に示す如き比較レベルを設ける。このとき前記比
較レベル以下を信号OFF、前記比較レベル以上を信号
ONとすると、検出部1の内部の回路による不安定さや
ノイズに対して余裕ができる。電流−電圧変換回路21
の出力は、D−A変換回路23にてアナログ信号に変換
され検出部1の増幅回路12の出力と同じアナログ信号
が再生される。
【0017】このように第1実施例では、検出部1のセ
ンサ11で得られる信号を検出部1内でディジタル信号
に変換し、電源線L1、L2に流れる電流をディジタル
信号のON/OFF状態に応じて変化させ、データ処理
部2では電源線L1、L2に流れる電流の変化を電圧信
号に変換し、検出部1のディジタル信号と同じ信号を復
元することにより、2本の電線で電源線と信号線の機能
を共用させている。なお、上記D−A変換回路23の代
わりにシリアル−パラレル変換回路を用いるとディジタ
ル信号が得られ、これによりディジタル信号処理が可能
となる。
【0018】(第2実施例)図4および図5は、本発明
の第2実施例に係るセンサ装置の構成を示す図である。
本実施例のセンサ装置は、検出部3およびデータ処理部
4からなる。なおデータ処理部4には、検出部3以外に
も検出部3と同様の構成をなす図示しない複数の検出部
が接続されている。
【0019】図4は検出部3の回路構成を示す図であ
り、この検出部3は端子T1、T2を介して、図5に示
すデータ処理部4と接続されている。検出部3はセンサ
31、増幅部32、A−D変換部33、マイクロプロセ
ッサ34、電流制御回路35(アドレス検出回路36を
含んでいる)より構成されている。センサ31、増幅部
32およびA−D変換器33は上記第1実施例に示した
11、12、13と同様の機能を有するものであり、セ
ンサ31から出力された電気信号は増幅部32にて増幅
され、そのアナログ信号がA−D変換器33にてシリア
ルのディジタル信号に変換され、マイクロプロセッサ3
4に入力される。
【0020】図5はデータ処理部4の回路構成を示す図
であり、このデータ処理部4は端子T1、T2を介し
て、図4に示す検出部3に接続されている。データ処理
部4はトランジスタ41、電流−電圧変換回路42、S
−P(シリアル−パラレル)変換回路43、マイクロプ
ロセッサ44、直流電源45により構成されている。電
流−電圧変換回路42は直流電源45を介して流れる伝
送線路の電流信号を電圧信号に変換する。S−P変換回
路43はシリアルのディジタル信号をアナログ信号に変
換する。マイクロプロセッサ44は複数の検出部のいず
れか一つを指定するためにアドレス信号をトランジスタ
41に出力したり、検出部3から信号を入力するための
制御を行なう。電流−電圧変換回路42と並列に接続さ
れるトランジスタ41は、マイクロプロセッサ44から
のアドレス信号に対応して伝送線路に流れる電流を変化
させるものである。
【0021】図6は、図4に示した検出部3における電
流制御回路35およびアドレス検出回路36の回路構成
を示す図である。アドレス検出回路36は、図6に示す
ように抵抗器361、アドレス検出器362、アドレス
設定器363で構成されている。このアドレス検出回路
36は、伝送線路に流れる電流から検出されるデータ処
理部4からのアドレス信号とアドレス設定器363のア
ドレスとを比較する。そして、一致していれば検出部3
内のマイクロプロセッサ34にHレベルのアドレス検出
信号355を出力し、一致していなければLレベルの信
号を出力する。マイクロプロセッサ34はアドレス検出
回路36からのアドレス検出信号355を入力し、アド
レスが一致していればA−D変換データを電流制御回路
35に供給し、一致していなければA−D変換データの
供給を行なわない。
【0022】電流制御回路35は、図6に示すように上
記第1実施例の電流制御回路14と同様、演算増幅器3
51、抵抗352および353、トランジスタ354、
フィードバック抵抗356で構成されている。この電流
制御回路35は、マイクロプロセッサ34の出力信号が
Lレベルの場合には、検出部3内部の回路を動作させる
ための電流すなわちオフセット電流のみを流し、マイク
ロプロセッサ34の出力信号がHレベルの場合には比較
レベル以上の電流を流すものである。
【0023】次に、以上のように構成された第2実施例
に係るセンサ装置の検出部3とデータ処理部4との間の
データ伝送手順を図7に基づき説明する。データ処理部
4のマイクロプロセッサ44からアドレス信号が送信さ
れる(S1)。検出部3のアドレス検出回路36がその
アドレス信号を受信したことを確認する(S2)。検出
部3のマイクロプロセッサ34はアドレス検出回路36
からのアドレス検出信号を入力し、アドレスの比較判定
を行なう(S3)。そして一致していれば(S4)、A
−D変換器33のデータをデータ処理部4に送信する
(S5)。一致していなければデータの送信は行なわな
い。検出部3から送信されたデータはデータ処理部4に
て受信される(S6)。
【0024】かくして、データ処理部4に複数の検出部
3を接続したとしても、伝送線路にはデータ処理部4か
ら指定された検出部3にのみ信号が出力されるため、複
数の検出部3の出力信号が混在することはない。
【0025】(実施例のまとめ)実施例に示された構成
および作用効果をまとめると次の通りである。 [1]実施例に示されたセンサ装置は、各種の物理量を
検出し電気信号に変換して出力する検出手段11と、こ
の検出手段11から、出力信号をシリアルのディジタル
信号に変換するシリアル出力型A−D変換手段13と、
この変換手段13で変換された信号に応じて電源線L
1、L2に流れる電流を変化させる電圧−電流変換手段
14とからなる検出部1を備えている。
【0026】したがって上記センサ装置においては、電
源線と信号線を共用できるので、2本の電線で信号伝送
が可能となるため、電線の占める重量・径が小さくな
り、システムの小型および軽量化、コスト低減が可能と
なり、また電線移動などの作業性が改善がされる。ま
た、検出部1内でディジタル信号に変換するため、電線
の線路抵抗による電圧降下やノイズの影響を受けにくく
なり、信号の精度向上を実現することが可能となる。 [2]実施例に示されたセンサ装置は、電流線に流れる
電流信号を電圧信号に変換する電流−電圧変換手段21
と、この電流−電圧変換手段21にて変換された電圧信
号をアナログ信号に変換するシリアル入力型のD−A変
換手段23とからなるデータ処理部2を備えている。
【0027】したがって上記センサ装置においては、電
源線と信号線を共用できるので、2本の電線で信号伝送
が可能となるため、電線の占める重量・径が小さくな
り、システムの小型および軽量化、コスト低減が可能と
なり、また電線移動などの作業性が改善がされる。 [3]実施例に示されたセンサ装置は、電流線に流れる
電流信号を電圧信号に変換する電流−電圧変換手段21
と、この電流−電圧変換手段21にて変換された電圧信
号をアナログ信号に変換するシリアル入力型のシリアル
−パラレル変換手段とからなるデータ処理部2を備えて
いる。
【0028】したがって上記センサ装置においては、シ
リアル−パラレル変換手段を用いたので、ディジタル信
号を得ることができ、これによりディジタル信号処理が
可能となる。 [4]実施例に示されたセンサ装置は、上記[1]に記
載の装置であって、かつ検出部3の内部にアドレス判定
手段36を設け、このアドレス判定手段36の判定結果
に基づいて電源線に流れる電流を制御することにより、
複数の検出部3を並列接続可能としている。
【0029】したがって上記センサ装置においては、ア
ドレス判定手段36の判定結果に係わらない検出部3は
伝送線路に信号を出力せず、回路を動作させるための電
流だけになるので、複数の検出部3を並列に接続できる
ため、検出部3を複数適用しても電線数が2本で済み、
システムの小型および軽量化を実現できる。 [5]実施例に示されたセンサ装置は、上記[4]に記
載の装置であって、かつ複数の検出部3の中から一つの
検出部3を指定するためのアドレス信号を出力させるマ
イクロプロセッサ44を備え、上記アドレス信号を検出
部3へ供給するデータ処理部4を備えている。
【0030】したがって上記センサ装置においては、デ
ータ処理部4から指定された以外の検出部3は伝送線路
に信号を出力せず、回路を動作させるための電流だけに
なるので、複数の検出部3を並列に接続でき、その結
果、検出部3を複数適用しても検出部3とデータ処理部
4との間の電線数が2本で済み、システムの小型・軽量
化を実現できる。また、伝送線路にはデータ処理部4か
ら指定された検出部3からの信号しか存在しないので、
複数の検出部3を並列に接続しても伝送線路上にて信号
が混在することがなくなる。 [6]実施例に示されたセンサ装置は、上記[5]に記
載の装置であって、かつ上記データ処理部4から出力さ
れるアドレス信号を検出するアドレス検出器362と、
自らのアドレスを設定するアドレス設定器363とを備
え、前記アドレス検出器362で検出されたアドレス信
号と前記アドレス設定器363で設定されたアドレス信
号とを比較し、両アドレスが一致したとき、検出信号を
電源線に出力する検出部3を備えている。
【0031】したがって上記センサ装置においては、デ
ータ処理部4から指定された以外の検出部3は伝送線路
に信号を出力せず、回路を動作させるための電流だけに
なるので、複数の検出部3を並列に接続できるため、検
出部3を複数適用しても検出部3とデータ処理部4との
間の電線数が2本で済み、システムの小型・軽量化を実
現できる。また、伝送線路にはデータ処理部4から指定
された検出部3からの信号しか存在しないので、複数の
検出部3を並列に接続しても伝送線路上にて信号が混在
することがなくなる。さらにアドレス設定器363によ
って所望のアドレスを設定することができるため、使用
上の自由度が大きく、かつ製造も簡素化する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、伝送線路の電線数を削
減でき、複数の検出部を使用するシステムの小型、軽量
化を実現できるとともに、信号の精度向上が可能となる
センサ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るセンサ装置の構成を
示す図。
【図2】本発明の第1実施例に係る電流制御回路の回路
構成を示す図。
【図3】本発明の第1実施例に係る図であり、(a)は
電流−電圧変換回路の回路構成を示す図、(b)はA−
D変換回路と電流−電圧変換回路とで出力される信号の
波形の一例を示す図。
【図4】本発明の第2実施例に係る検出部の回路構成を
示す図。
【図5】本発明の第2実施例に係るデータ処理部の回路
構成を示す図。
【図6】本発明の第2実施例に係る検出部における電流
制御回路およびアドレス検出回路の回路構成を示す図。
【図7】本発明の第2実施例に係るセンサ装置の検出部
とデータ処理部との間のデータ伝送手順を示す図。
【図8】従来のセンサ装置に係る図であり、(a)は検
出部とデータ処理部との間の信号伝送の例を示した図、
(b)はセンサの出力に対する検出部の出力の関係を示
した図。
【符号の説明】
1…検出部 11…センサ 12…増幅回路 13…A−D変換
回路 14…電流制御回路 2…データ処理
部 21…電流−電圧変換回路 22…直流電源 23…D−A変換回路 L1…伝送線路
(電源線) L2…伝送線路(電源線) 141…演算増幅器 142…抵抗 143…抵抗 144…トランジスタ 145…フィード
バック抵抗 211…抵抗器 212…比較器 213…基準電圧源 3…検出部 31…センサ 32…増幅部 33…A−D変換器 34…マイクロプ
ロセッサ 35…電流制御回路 36…アドレス検
出回路 4…データ処理部 41…トランジスタ 42…電流−電圧変換回路 43…S−P変換
回路 44…マイクロプロセッサ 45…直流電源 351…演算増幅器 352…抵抗 353…抵抗 354…トランジ
スタ 355…アドレス検出信号 356…フィード
バック抵抗 361…抵抗器 362…アドレス
検出器 363…アドレス設定器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種の物理量を検出し電気信号に変換して
    出力する検出手段と、 この検出手段から、出力信号をシリアルのディジタル信
    号に変換するシリアル出力型A−D変換手段と、 この変換手段で変換された信号に応じて電源線に流れる
    電流を変化させる電圧−電流変換手段と、 からなる検出部を備えたことを特徴とするセンサ装置。
  2. 【請求項2】電流線に流れる電流信号を電圧信号に変換
    する電流−電圧変換手段と、 この電流−電圧変換手段にて変換された電圧信号をアナ
    ログ信号に変換するシリアル入力型のD−A変換手段
    と、 からなるデータ処理部を備えたことを特徴とするセンサ
    装置。
  3. 【請求項3】電流線に流れる電流信号を電圧信号に変換
    する電流−電圧変換手段と、 この電流−電圧変換手段にて変換された電圧信号をアナ
    ログ信号に変換するシリアル入力型のシリアル−パラレ
    ル変換手段と、 からなるデータ処理部を備えたことを特徴とするセンサ
    装置。
  4. 【請求項4】検出部の内部にアドレス判定手段を設け、
    このアドレス判定手段の判定結果に基づいて上記電源線
    に流れる電流を制御することにより、複数の検出部を並
    列接続可能としたことを特徴とする請求項1に記載のセ
    ンサ装置。
  5. 【請求項5】複数の検出部の中から一つの検出部を指定
    するためのアドレス信号を出力させるマイクロプロセッ
    サを備え、上記アドレス信号を検出部へ供給するデータ
    処理部を備えたことを特徴とする請求項4に記載のセン
    サ装置。
  6. 【請求項6】データ処理部から出力されるアドレス信号
    を検出するアドレス検出器と、自らのアドレスを設定す
    るアドレス設定器とを備え、前記アドレス検出器で検出
    されたアドレス信号と前記アドレス設定器で設定された
    アドレス信号とを比較し、両アドレスが一致したとき、
    検出信号を電源線に出力する検出部を備えたことを特徴
    とする請求項5に記載のセンサ装置。
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