JPH09138141A - センサ用入力回路 - Google Patents

センサ用入力回路

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JPH09138141A
JPH09138141A JP7297204A JP29720495A JPH09138141A JP H09138141 A JPH09138141 A JP H09138141A JP 7297204 A JP7297204 A JP 7297204A JP 29720495 A JP29720495 A JP 29720495A JP H09138141 A JPH09138141 A JP H09138141A
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JP
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voltage
sensor
output
amplifier
resistor
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JP7297204A
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Inventor
Kazuhiro Mishina
一博 三品
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同一の回路基板を用いながらも実装部品の有無
のみで複数種類のセンサに対応することができるように
したセンサ用入力回路を提供する。 【解決手段】入力部1はセンサSが接続される入力端子
1 ,T2 間に選択的に接続される電流電圧変換用の抵
抗R1 を備える。バッファアンプ2および第1の増幅器
3は、入力端子T1 ,T2 間の電圧を増幅し、その増幅
率は抵抗R5 ,R 6 により決定される。第2の増幅器4
は、可変抵抗器VR3 により設定されるオフセット電圧
を加算するオフセット回路と、抵抗R4 を介して印加さ
れる入力部1の電圧をインピーダンス変換するバッファ
アンプとを選択的に構成する。回路基板は、入力部1と
バッファアンプ2と第1の増幅器3と第2の増幅器4と
を選択的に実装可能な回路パターンを有し、実装部品を
変更することで各種仕様のセンサに対応可能な回路を構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類のセンサ
の出力を所定の電圧範囲に変換するセンサ用入力回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より空調装置として、温度センサ、
湿度センサ、風速センサ、人体検知センサなどの複数種
類のセンサを用い、これらのセンサの出力をマイクロコ
ンピュータに入力することによって装置の動作状態や室
内環境を監視し、監視された状態に応じて空調装置の出
力を制御するものが提供されている。このように、最近
の機器ではマイクロコンピュータを用いた制御を行なう
際に、複数種類のセンサを用いることが多くなってきて
いる。
【0003】ところで、センサの出力形式には電圧出力
のものや電流出力のものがあり、またその変化範囲もセ
ンサによって異なるものである。一方、センサ出力は一
般にアナログ出力であってマイクロコンピュータでのデ
ジタル信号の処理のためにはA/D変換を行なう必要が
あり、センサが異なると出力形式や変化範囲が異なるの
であるから、センサに応じた複数種類のA/D変換器を
設計することが必要になってコスト高になる。
【0004】そこで、センサの出力を所定の電圧範囲に
変換して出力するセンサ用入力回路が用いられている。
センサの出力形式や出力の変化範囲に応じたセンサ用入
力回路を用いれば、センサの種類にかかわらずA/D変
換器への入力が所定範囲になるからコストを低減できる
と考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、センサ
ごとに一対一に対応するようなセンサ用入力回路を設計
するとすれば、センサの出力形式や出力の変化範囲の数
だけ異なるセンサ用入力回路を設計することになるか
ら、多品種のセンサ用入力回路について在庫や納期の管
理が必要になり、管理に手間がかかるという問題が生じ
る。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、同一の回路基板を用いながらも実装
部品の有無のみで複数種類のセンサに対応することがで
きるようにしたセンサ用入力回路を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、セン
サの出力の変化範囲を所定の電圧範囲に変換して出力す
るセンサ用入力回路であって、センサが接続される入力
端子間に電流電圧変換用の第1の抵抗が選択的に接続さ
れる入力部と、入力端子間の電圧を増幅するとともに増
幅率に応じて選択される第2の抵抗を備えた増幅器と、
増幅器の出力にオフセット電圧を加算するオフセット回
路と入力端子間の電圧を入力とするバッファアンプとを
選択的に構成する差動増幅器とを実装することができる
回路基板を備えている。
【0008】この構成によれば、第1の抵抗を設ければ
電流電圧変換が可能になるから、第1の抵抗の有無によ
って電圧出力と電流出力とのセンサに対応することが可
能になる。また、増幅器は第2の抵抗によって増幅率が
設定されるから、センサの出力の変化範囲と差動増幅器
の出力電圧の変化範囲とに応じて増幅率を設定すること
により、出力の変化範囲が異なるセンサに対して第2の
抵抗を適宜に選択するだけで差動増幅器の出力電圧の変
化範囲を所望範囲に設定することができる。しかも、差
動増幅器によってオフセット回路を構成すれば出力電圧
のオフセット電圧を調整することによって、出力電圧の
変化範囲を調整することができる。つまり、センサの出
力形式や出力の変化範囲が異なっていても、1種類の回
路基板に実装する部品を変更するだけで、差動増幅器の
出力電圧の変化範囲を所望の範囲に設定することができ
るのであって、多種類の回路基板を在庫する場合に比較
すると在庫管理が容易になり、また多品種の回路基板を
作成する場合に比較して製造が容易になる。
【0009】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、センサは検知対象の変化に応じた電圧出力を発生
し、センサの出力電圧の変化範囲と差動増幅器の出力電
圧の規定の変化範囲とに基づいて選択した第2の抵抗を
備える上記増幅器と、増幅率を1倍に設定する抵抗およ
びオフセット電圧を調整する可変抵抗器を上記差動増幅
器に接続することにより構成したオフセット回路とを上
記回路基板に実装したことを特徴とする。
【0010】この構成はセンサが電圧出力の場合の望ま
しい実施態様であって、入力部に第1の抵抗を設けず、
増幅器と差動増幅器とを回路基板に実装するとともに、
差動増幅器によってオフセット回路を構成している。し
たがって、センサの出力電圧の変化範囲に応じて第2の
抵抗を選択することで増幅器の増幅率を設定することが
でき、またオフセット回路を構成する可変抵抗器を調整
することによってオフセット電圧を調整することができ
る。
【0011】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、センサの出力極性とは逆極性の電圧を入力端子間
に印加する電圧発生手段と、上記電圧発生手段と入力端
子との間に挿入された第3の抵抗とを入力部に設け、オ
フセット回路では差動増幅器の出力電圧の規定の変化範
囲のうちの一部範囲をセンサの出力電圧の変化範囲に対
応付けるとともに、入力端子間に上記電圧発生手段の電
圧が印加されたときの出力電圧が残りの変化範囲内の値
となるようにオフセット電圧を設定していることを特徴
とする。
【0012】この構成では、オフセット電圧を適宜に設
定することによって差動増幅器の出力電圧の変化範囲の
一部をセンサの出力電圧の変化範囲に対応付けるから、
差動増幅器の出力電圧の変化範囲の残りの部分は他の情
報を出力するために用いることができる。ここに、入力
端子間には第3の抵抗を介してセンサの出力電圧の極性
とは逆極性の電圧を電圧発生手段によって印加している
から、センサが断線したりセンサが接続されていないと
きには、電圧発生手段の電圧が増幅器に印加されること
によってオフセット回路からはセンサの出力電圧の変化
範囲に対応する電圧とは異なる電圧を出力させることが
できる。すなわち、オフセット回路の出力電圧によっ
て、センサの出力の変化を検出することができるのはも
ちろんのこと、センサが断線したりセンサが接続されて
いなかったりすることを検出することができるのであ
る。
【0013】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、電圧発生手段と第3の抵抗とは外部信号によりオ
ンオフされるスイッチ要素を介して入力端子に接続され
ることを特徴とする。この構成によれば、スイッチ要素
をオンにしたときには請求項2と同様に機能し、スイッ
チ要素をオフにすれば電圧発生手段の出力電圧が入力端
子間に印加されないからセンサの断線やセンサの未接続
の検査が行なわれないことになる。すなわち、外部信号
によりスイッチ要素をオンオフさせることによって、セ
ンサの断線や未接続の検査を行なうか否かを選択するこ
とができる。したがって、オフセット回路の出力電圧が
センサの出力電圧に対応する変化範囲を逸脱していると
きに、スイッチ要素をオンオフさせることによってセン
サの断線や未接続が原因であるか別の原因であるかを容
易に判別することができる。
【0014】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、センサは検知対象の変化に応じた電流出力を発生
し、センサの出力電流の変化範囲と差動増幅器の出力電
圧の規定の変化範囲とに基づいて選択され入力端子間に
接続した第1の抵抗と、差動増幅器の出力端と反転入力
端とを直結するとともに非反転入力端に第1の抵抗の両
端電圧を印加するように構成したバッファアンプとを上
記回路基板に実装したことを特徴とする。
【0015】この構成はセンサが電流出力の場合の望ま
しい実施態様であって、入力部に第1の抵抗を設けるこ
とによって電流電圧変換を行ない、かつ第1の抵抗を適
宜に選択することによって、センサの出力の変化範囲と
差動増幅器の出力電圧の規定の変化範囲とを対応付ける
ことができる。また、第1の抵抗によって差動増幅器の
出力電圧を調節することができるから増幅器は不要にな
る。差動増幅器は第1の抵抗の両端電圧に対応する電圧
を出力するから、入力インピーダンスを高くするために
バッファアンプを構成している。このように、第1の抵
抗および差動増幅器を回路基板に実装することによって
電流出力のセンサに対応することができるのである。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)本実施形態では、同一の回路パターンを
形成した回路基板を用いながらも、部品の各取付場所に
部品を実装するか否かを選択したり、定数の異なる部品
を実装したりすることによって、複数種類のセンサの出
力を所定の電圧範囲に変換して出力することができるよ
うにした回路構成を示す。
【0017】図1は回路基板における部品のすべての取
付場所に部品を実装した状態であって、実際に使用する
際には図1に示す部品の一部は省略される。すなわち、
センサとして電圧出力が得られるものに対しては図2に
示す回路構成となるように部品が実装され、センサとし
て電流出力が得られるものに対しては図3に示す回路構
成となるように部品が実装される。以下では、センサの
出力の変化範囲に対応した出力電圧の変化範囲を1〜5
Vとし、センサが接続されない場合やセンサの断線時に
は出力電圧が1V未満となるようにして、異常検出も行
なえるようにした構成例を示す。また、図2、図3に示
すセンサ入力回路の出力電圧は、マイクロコンピュータ
のアナログ入力端に入力される。
【0018】まず、図2に示す回路構成について説明す
る。この構成は入力端子T1 ,T2間にセンサSからの
電圧出力が印加される場合の構成例であり、センサSと
しては入力端子T1 が入力端子T2 に対して正電圧とな
るものが用いられる。入力部1は、入力端子T2 に対し
て負極性となる電源(電圧発生手段)と入力端子T1
の間に接続された抵抗R2 と、抵抗R3 とコンデンサC
1 とからなるローパスフィルタとを備える。したがっ
て、センサSが入力端子T1 ,T2 に接続されていると
入力端子T1 には0Vないし正極性の電圧が印加される
ことになるが、センサSが断線したり入力端子T1 ,T
2 に接続されていないときには、入力端子T1 には抵抗
2 を介して負極性(正常時とは逆極性)の電圧が印加
されることになる。また、ローパスフィルタは、センサ
Sの出力を通過させるが高周波の雑音成分が通過するの
を阻止するために設けられている。
【0019】入力部1の出力はバッファアンプ2を通し
て第1の増幅器3に入力される。バッファアンプ2はボ
ルテージフォロワであってセンサSに対して高い入力イ
ンピーダンスを維持するために設けられている。第1の
増幅器3は増幅率が抵抗R5,R6 の比率により決定さ
れる反転増幅器であり、出力電圧は入力電圧の−R6
5 倍になる。ここに、バッファアンプ2および第1の
増幅器3は、それぞれオペアンプOP1 ,OP2 を用い
て構成され、バッファアンプ2および第1の増幅器3に
より増幅率を調節することができる増幅器が構成されて
いる。
【0020】第1の増幅器3の出力は第2の増幅器4に
入力される。第2の増幅器4は第1の増幅器3と同様
に、オペアンプOP3 に増幅率を決定する抵抗R8 ,R
9 を接続して構成されている。さらに、第2の増幅器4
の非反転入力端には一定電圧を抵抗R7 と可変抵抗器V
1 とにより分圧したオフセット電圧が印加され、セン
サ用入力回路の全体としてのオフセット電圧が調整可能
になっている。すなわち、第2の増幅器4はオフセット
回路として機能しており、増幅率が−1となるように抵
抗R8 ,R9 の比率はR8 :R9 =1:1に設定され
る。
【0021】第2の増幅器4の出力部には、オペアンプ
OP3 の保護用に抵抗R10が直列に挿入されるととも
に、2個のダイオードD1 ,D2 を直列接続したダイオ
ードクランプ回路が設けられている。ダイオードクラン
プ回路は、定電圧の電源間にダイオードD1 ,D2 の直
列回路を逆極性に接続した構成を有し、ダイオード
1,D2 の接続点とオペアンプOP3 の出力端との間
に抵抗R10が接続される。ここに、上述のように出力電
圧は5V以下に設定しようとするのであるから、ダイオ
ードクランプ回路の両端電圧は5Vに設定しておく。す
なわち、オペアンプOP3 の出力電圧が、5V+(ダイ
オードD1 の順方向電圧(約0.6V))を越えるとダ
イオードD1 が導通して出力電圧を約5.6Vにクラン
プし、−1V−(ダイオードD2 の順方向電圧)以下で
あるときにはダイオードD2 が導通して出力電圧を約−
0.6Vにクランプする。つまり、第2の増幅器4の出
力電圧は約−0.6V〜約5.6Vに制限される。ここ
に、マイクロコンピュータのアナログ入力端は、第2の
増幅器4の出力電圧の範囲程度は許容するように構成さ
れている。
【0022】上述した回路構成では、センサSの出力電
圧は第1の増幅器3で−R6 /R5倍された後に、第2
の増幅器4で−1倍されるとともに、オフセット電圧が
加算されるから、センサSからの入力電圧をVINとしオ
フセット電圧をVOSとすれば、出力電圧は、VIN(R6
/R5 )+VOSになる。たとえば、センサSの出力電圧
が0〜100mVの範囲で変化するものとすれば、セン
サSの出力に応じた出力電圧を上述のように1〜5Vの
範囲に設定するには、入力電圧を40倍して1Vを加算
すればよいことになる。つまり、入力電圧VIN=0〜1
00mVであるから、第1の増幅器3の増幅率R6 /R
5 =40、オフセット電圧VOS=1Vに設定すれば、出
力電圧を1〜5Vに設定することができる。また、セン
サSの出力電圧が0〜10Vの範囲で変化するものとす
れば、入力電圧を0.4倍して1Vを加算すればよい。
つまり、第1の増幅器3の増幅率R6 /R5 =0.4、
オフセット電圧VOS=1Vに設定すれば、出力電圧を1
〜5Vに設定することができる。
【0023】ところで、センサSが断線したりセンサS
が接続されていないと、入力端子T 1 は抵抗R2 を介し
て接続された負極性の電源によって負極性になるから、
負極性の電圧の絶対値を比較的大きく設定しておけば、
第1の増幅器3の出力電圧を飽和させて電源電圧とする
ことができるから、オペアンプOP3 の出力電圧によっ
てダイオードD2 を導通させて第2の増幅器4の出力電
圧を約−0.6Vにすることができる。この電圧は、セ
ンサSが正常に機能しているときの1〜5Vの範囲から
逸脱しており、したがって、第2の増幅器4の出力電圧
を受けるマイクロコンピュータでは電圧値が正常範囲か
ら逸脱していることによってセンサSの異常を検出する
ことが可能になる。
【0024】ちなみに、上記回路構成においてオペアン
プOP1 〜OP3 の電源電圧は±12Vの2電源方式と
し、抵抗R2 の一端に印加される負極性の電源には−1
2Vを用いることができる。また、第2の増幅器4にお
けるオフセット電圧は1V程度であるから、抵抗R7
可変抵抗器VR1 との直列回路には、ダイオードクラン
プ回路と同様に5Vを印加すればよい。このように、5
Vと±12Vとの電源は、この種の電子回路では一般的
な電源電圧であるから、特別な電源構成を必要としな
い。
【0025】また、上記回路構成の各部の定数の設定の
一例として、以下の値を選択することができる。すなわ
ち、R2 =100kΩ、R3 =R10=22kΩ、R6
120kΩ、R7 =3kΩ、R8 =R9 =10kΩ、V
1 =2kΩ、C1 =0.1μFとし、この定数設定に
おいて、第1の増幅器3の増幅率を40倍に設定する場
合(入力電圧が0〜100mV)ではR5 =3kΩに設
定し、0.4倍に設定する場合(入力電圧が0〜10
V)ではR5 =300kΩに設定すればよい。
【0026】次に、センサSとして電流出力が得られる
ものを用いる場合の回路構成として図3に示す構成につ
いて説明する。電流入力の場合には、電流電圧変換を行
なうことが必要であるから、入力部1における入力端子
1 ,T2 の間に電流電圧変換用の抵抗R1 を接続し、
抵抗R1 の両端電圧に基づいてセンサSの出力電流を検
出する。すなわち、抵抗R1 に電流IINが流れるとすれ
ば抵抗R1 の両端電圧はIIN・R1 であるから、この電
圧から出力電圧を得ることができる。また、センサSは
電流出力を発生するものであるから、センサSが接続さ
れている間に常に抵抗R1 に電流が流れるようにしてお
けば、抵抗R1 の両端電圧が0Vになることによってセ
ンサSの断線ないし未接続を検出することができる。つ
まり、負極性の電源を入力端子T1 ,T2 間に印加する
ための抵抗R2 は不要になる。さらに、抵抗R1 に流れ
る電流値に応じて抵抗R1 を適宜に設定することによっ
て、出力電圧を所望の変化範囲に設定することが可能で
あるから、バッファアンプ2および第1の増幅器3は省
略してある。つまり、入力部1の出力(つまり、抵抗R
3 とコンデンサC1 とからなるローパスフィルタの出
力)は、抵抗R4 を介して第2の増幅器4に入力されて
いる。
【0027】ところで、上述したように入力部1に設け
た抵抗R1 の値を適宜に設定することによって出力電圧
の変化範囲を適宜に設定しているのであるから、センサ
Sが電圧出力を発生する場合のような出力電圧のオフセ
ット電圧を調整する手段(可変抵抗器VR1 および抵抗
7 )は不要であり、オペアンプOP3 はバッファアン
プ5を構成するように用いている。つまり、オペアンプ
OP3 の出力と反転入力端との間に接続される抵抗R9
を0Ω(つまり、ジャンパ線)とし、オペアンプOP3
の非反転入力端に0Ωの抵抗R4 (つまり、ジャンパ
線)を介して入力部1の出力電圧を印加している。オペ
アンプOP3 の出力端には、図2に示した回路構成と同
様に抵抗R10を直列に挿入してある。さらに、オペアン
プOP3 の出力端には、ダイオードクランプ回路を構成
する2個のダイオードD1 ,D2 の接続点が抵抗R10
介して接続してある。
【0028】図3に示した構成では、抵抗R1 の両端電
圧がバッファアンプ5の出力端に出力されるのであっ
て、その最大値と最小値とはダイオードクランプ回路に
よって制限されることになる。この構成では図2の回路
構成と同様に、ダイオードクランプ回路の両端電圧を5
V、オペアンプOP3 の電源電圧を±12Vとし、各部
の定数を以下のように設定することができる。すなわ
ち、R3 =R10=22kΩ、C1 =0.1μFに設定す
ればよく、出力電圧は1〜5Vであるから、たとえばセ
ンサSとして抵抗R1 に4〜20mAの電流を流すこと
ができるものを用いるとすれば、抵抗R1を250Ωに
設定することができる。抵抗R1 の値は一例であってセ
ンサSの出力電流に応じて選択されることになる。
【0029】以上説明したように、センサSが電圧出力
の場合には、バッファアンプ2、第1の増幅器3を構成
する部品を実装し、センサSの出力電圧の範囲に応じて
第1の増幅器3の増幅率を設定する抵抗R5 ,R6 の定
数を適宜に選択するとともに(上述の例では抵抗R5
み変更)、オペアンプOP3 によりオフセット回路を構
成する。また、センサSが電流出力の場合には、バッフ
ァアンプ2、第1の増幅器3を設けずに、センサSの出
力電流の大きさに応じて抵抗R1 を適宜に選択し、かつ
オペアンプOP3 を用いてバッファアンプ5を構成す
る。さらに、センサSが電圧出力の場合には負極性の電
圧を印加するための抵抗R2 も設ける。つまり、センサ
Sが電圧出力か電流出力かに応じて実装する部品を変更
し、また、センサSの出力範囲に応じて適宜部品の定数
を変更すれば各種のセンサSに対して、出力電圧の変化
範囲を同程度に設定することができるのである。その結
果、各種センサSに対するセンサ用入力回路を構成する
にあたって、回路基板に形成する回路パターンが同一に
なり、その回路基板に実装する部品を選択するだけで各
種のセンサSに対応することが可能になる。要するに、
センサSごとに異なる回路基板を設計する必要がなく、
単一の回路基板についての在庫を管理しておけば、各種
のセンサSに対応させることができて在庫や納期の管理
が容易になるのである。
【0030】さらに、センサSが正常に動作していると
きの出力電圧の範囲を、受取側(上例ではマイクロコン
ピュータ)における入力電圧の許容範囲(5V以下)の
一部範囲とし、センサSの断線やセンサSの未接続の際
の出力電圧を正常時の出力電圧の範囲とは異なる電圧値
に設定していることによって、出力電圧に基づいて異常
の有無を容易に検出することができるのである。
【0031】(実施形態2)本実施形態は、図4に示す
ように、スイッチング用のトランジスタTR1 を介して
抵抗R2 を入力端子T1 に接続しているものである。図
4は実施形態1における図1に相当するものであって、
回路基板に設けた部品の取付場所のすべてに部品を実装
した状態を示している。したがって、実際にセンサSを
接続する際には一部の部品を省略することになる。
【0032】この回路構成では、トランジスタTR1
オンになったときにのみ抵抗R2 を介して負極性の電圧
が入力端子T1 に印加されるようにしてある。トランジ
スタTR1 のベースには、一定電圧(ここでは5V)を
抵抗R12,R13により分圧した基準電圧とマイクロコン
ピュータより出力される検査指示信号とを比較するコン
パレータCP1 の出力が抵抗R11を介して印加される。
つまり、検査指示信号がマイクロコンピュータから出力
されたときにトランジスタTR1 がオンになり、抵抗R
2 を介して入力端子T1 に負電圧が印加されるようにし
てある。
【0033】いま、センサSが電圧出力である場合を図
示すると、図5のような回路構成になる。この回路構成
は入力部1の構成を除いては図2に示した回路と同様で
あって、回路定数も同様に設定することができる。入力
部を構成する各部品の定数は、たとえば以下のように設
定される。すなわち、R11=1kΩ、R12=R13=10
0kΩに設定し、マイクロコンピュータからの検査指示
信号としてHレベルの信号(つまり、マイクロコンピュ
ータの出力を0Vと5Vとの2値としたときの高電圧側
の信号)をコンパレータCP1 に与えるようにする。こ
の場合、検査指示信号によってトランジスタTR1 はオ
ンになり、抵抗R2 を介して入力端子T 2 に負極性の電
圧が印加されるから、出力電圧に基づいてセンサSの断
線や未接続を検出することができるようになる。つま
り、センサSの断線や未接続を所望のタイミングで検査
することができるのである。他の構成および動作は実施
形態1と同様である。
【0034】なお、上記各実施形態におけるオペアンプ
OP1 〜OP3 は必ずしも集積回路である必要なはく差
動増幅器であればどのようなものを用いてもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明は、センサの出力の変化
範囲を所定の電圧範囲に変換して出力するセンサ用入力
回路であって、センサが接続される入力端子間に電流電
圧変換用の第1の抵抗が選択的に接続される入力部と、
入力端子間の電圧を増幅するとともに増幅率に応じて選
択される第2の抵抗を備えた増幅器と、増幅器の出力に
オフセット電圧を加算するオフセット回路と入力端子間
の電圧を入力とするバッファアンプとを選択的に構成す
る差動増幅器とを実装することができる回路基板を備え
ているものであり、第1の抵抗を設ければ電流電圧変換
が可能になるから、第1の抵抗の有無によって電圧出力
と電流出力とのセンサに対応することが可能になる。ま
た、増幅器は第2の抵抗によって増幅率が設定されるか
ら、センサの出力の変化範囲と差動増幅器の出力電圧の
変化範囲とに応じて増幅率を設定することにより、出力
の変化範囲が異なるセンサに対して第2の抵抗を適宜に
選択するだけで差動増幅器の出力電圧の変化範囲を所望
範囲に設定することができる。しかも、差動増幅器によ
ってオフセット回路を構成すれば出力電圧のオフセット
電圧を調整することによって、出力電圧の変化範囲を調
整することができる。つまり、センサの出力形式や出力
の変化範囲が異なっていても、1種類の回路基板に実装
する部品を変更するだけで、差動増幅器の出力電圧の変
化範囲を所望の範囲に設定することができるのであっ
て、多種類の回路基板を在庫する場合に比較すると在庫
管理が容易になり、また多品種の回路基板を作成する場
合に比較して製造が容易になるという利点を有するので
ある。
【0036】請求項2の発明では、センサは検知対象の
変化に応じた電圧出力を発生し、センサの出力電圧の変
化範囲と差動増幅器の出力電圧の規定の変化範囲とに基
づいて選択した第2の抵抗を備える上記増幅器と、増幅
率を1倍に設定する抵抗およびオフセット電圧を調整す
る可変抵抗器を上記差動増幅器に接続することにより構
成したオフセット回路とを上記回路基板に実装している
のであって、入力部に第1の抵抗を設けず、増幅器と差
動増幅器とを回路基板に実装するとともに、差動増幅器
によってオフセット回路を構成している。したがって、
センサの出力電圧の変化範囲に応じて第2の抵抗を選択
することで増幅器の増幅率を設定することができ、また
オフセット回路を構成する可変抵抗器を調整することに
よってオフセット電圧を調整することができ、センサの
出力電圧の範囲にかかわらず、差動増幅器の出力電圧を
所望範囲に設定することができるという利点がある。
【0037】請求項3の発明では、センサの出力極性と
は逆極性の電圧を入力端子間に印加する電圧発生手段
と、上記電圧発生手段と入力端子との間に挿入された第
3の抵抗とを入力部に設け、オフセット回路では差動増
幅器の出力電圧の規定の変化範囲のうちの一部範囲をセ
ンサの出力電圧の変化範囲に対応付けるとともに、入力
端子間に上記電圧発生手段の電圧が印加されたときの出
力電圧が残りの変化範囲内の値となるようにオフセット
電圧を設定しているのであって、オフセット電圧を適宜
に設定することによって差動増幅器の出力電圧の変化範
囲の一部をセンサの出力電圧の変化範囲に対応付けるか
ら、差動増幅器の出力電圧の変化範囲の残りの部分は他
の情報を出力するために用いることができるという利点
がある。ここに、入力端子間には第3の抵抗を介してセ
ンサの出力電圧の極性とは逆極性の電圧を電圧発生手段
によって印加しているから、センサが断線したりセンサ
が接続されていないときには、電圧発生手段の電圧が増
幅器に印加されることによってオフセット回路からはセ
ンサの出力電圧の変化範囲に対応する電圧とは異なる電
圧を出力させることができる。すなわち、オフセット回
路の出力電圧によってセンサの出力の変化を検出するこ
とができるのはもちろんのこと、センサが断線したりセ
ンサが接続されていなかったりすることを検出すること
ができるという効果を奏する。
【0038】請求項4の発明では、電圧発生手段と第3
の抵抗とは外部信号によりオンオフされるスイッチ要素
を介して入力端子に接続されるのであって、スイッチ要
素をオンにしたときには請求項2と同様に機能し、スイ
ッチ要素をオフにすれば電圧発生手段の出力電圧が入力
端子間に印加されないからセンサの断線やセンサの未接
続の検査が行なわれないことになる。すなわち、外部信
号によりスイッチ要素をオンオフさせることによって、
センサの断線や未接続の検査を行なうか否かを選択する
ことができる。その結果、オフセット回路の出力電圧が
センサの出力電圧に対応する変化範囲を逸脱していると
きに、スイッチ要素のオンオフによってセンサの断線や
未接続が原因であるか別の原因であるかを容易に判別す
ることができるという利点がある。
【0039】請求項5の発明では、センサは検知対象の
変化に応じた電流出力を発生し、センサの出力電流の変
化範囲と差動増幅器の出力電圧の規定の変化範囲とに基
づいて選択され入力端子間に接続した第1の抵抗と、差
動増幅器の出力端と反転入力端とを直結するとともに非
反転入力端に第1の抵抗の両端電圧を印加することによ
り構成したバッファアンプとを上記回路基板に実装して
いるのであって、入力部に第1の抵抗を設けることによ
って電流電圧変換を行ない、かつ第1の抵抗を適宜に選
択することによって、センサの出力の変化範囲と差動増
幅器の出力電圧の規定の変化範囲とを対応付けることが
できる。また、第1の抵抗によって差動増幅器の出力電
圧を調節することができるから増幅器は不要になる。差
動増幅器は第1の抵抗の両端電圧に対応する電圧を出力
するから、入力インピーダンスを高くするためにバッフ
ァアンプを構成している。このように、第1の抵抗およ
び差動増幅器を回路基板に実装することによって電流出
力のセンサに対応することができるという利点を有す
る。その結果、第1の抵抗を適宜に設定すればセンサの
出力電流の変化範囲が異なっていても差動増幅器からの
出力電圧の変化範囲を所望範囲に設定することができる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す回路図である。
【図2】実施形態1の使用例を示す回路図である。
【図3】実施形態1の使用例を示す回路図である。
【図4】実施形態2を示す回路図である。
【図5】実施形態2の使用例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 バッファアンプ 3 第1の増幅器 4 第2の増幅器 OP1 〜OP3 オペアンプ R1 電流電圧変換用の抵抗 R2 抵抗 R5 ,R6 増幅率を決定する抵抗 R8 ,R9 抵抗 S センサ T1 ,T2 入力端子 VR1 オフセット電圧調整用の可変抵抗器 TR1 トランジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサの出力の変化範囲を所定の電圧範
    囲に変換して出力するセンサ用入力回路であって、セン
    サが接続される入力端子間に電流電圧変換用の第1の抵
    抗が選択的に接続される入力部と、入力端子間の電圧を
    増幅するとともに増幅率に応じて選択される第2の抵抗
    を備えた増幅器と、増幅器の出力にオフセット電圧を加
    算するオフセット回路と入力端子間の電圧を入力とする
    バッファアンプとを選択的に構成する差動増幅器とを実
    装することができる回路基板を備えて成ることを特徴と
    するセンサ用入力回路。
  2. 【請求項2】 センサは検知対象の変化に応じた電圧出
    力を発生し、センサの出力電圧の変化範囲と差動増幅器
    の出力電圧の規定の変化範囲とに基づいて選択した第2
    の抵抗を備える上記増幅器と、増幅率を1倍に設定する
    抵抗およびオフセット電圧を調整する可変抵抗器を上記
    差動増幅器に接続することにより構成したオフセット回
    路とを上記回路基板に実装したことを特徴とする請求項
    1記載のセンサ用入力回路。
  3. 【請求項3】 センサの出力極性とは逆極性の電圧を入
    力端子間に印加する電圧発生手段と、上記電圧発生手段
    と入力端子との間に挿入された第3の抵抗とを入力部に
    設け、オフセット回路では差動増幅器の出力電圧の規定
    の変化範囲のうちの一部範囲をセンサの出力電圧の変化
    範囲に対応付けるとともに、入力端子間に上記電圧発生
    手段の電圧が印加されたときの出力電圧が残りの変化範
    囲内の値となるようにオフセット電圧を設定しているこ
    とを特徴とする請求項2記載のセンサ用入力回路。
  4. 【請求項4】 電圧発生手段と第3の抵抗とは外部信号
    によりオンオフされるスイッチ要素を介して入力端子に
    接続されることを特徴とする請求項3記載のセンサ用入
    力回路。
  5. 【請求項5】 センサは検知対象の変化に応じた電流出
    力を発生し、センサの出力電流の変化範囲と差動増幅器
    の出力電圧の規定の変化範囲とに基づいて選択され入力
    端子間に接続した第1の抵抗と、差動増幅器の出力端と
    反転入力端とを直結するとともに非反転入力端に第1の
    抵抗の両端電圧を印加するように構成したバッファアン
    プとを上記回路基板に実装したことを特徴とする請求項
    1記載のセンサ用入力回路。
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