JPH08221475A - ワークフローシステム - Google Patents

ワークフローシステム

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Publication number
JPH08221475A
JPH08221475A JP2517295A JP2517295A JPH08221475A JP H08221475 A JPH08221475 A JP H08221475A JP 2517295 A JP2517295 A JP 2517295A JP 2517295 A JP2517295 A JP 2517295A JP H08221475 A JPH08221475 A JP H08221475A
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JP
Japan
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flow
domain
work
public
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JP2517295A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kobayashi
仁志 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの仕事を複数のワークポイントに分割し
て実行する場合に、他のドメイン(部署)のワークポイ
ントに対しても簡単に仕事を割付け可能にする。 【構成】 各ドメイン11a,11bは、他のドメイン
に対して公開した自己ドメインの各ワークポイントで構
成されたパブリックフローを記憶するパブリックフロー
管理部20a,20bを有し、自己ドメインで発生した
仕事を示すフローに、他のドメインに所属するワークポ
イントで構成されたパブリックフローを検出すると、こ
のパブリックフローの識別情報24a,24bをこのパ
ブリックフローの各ワークポイントが所属するドメイン
へ送信する。他のドメインから送信された自己ドメイン
に所属する各ワークポイントからなるパブリックフロー
の識別情報を受信すると、このパブリックフロー23
a,23bを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータシステムを
用いて仕事の流れを管理するワークフローシステムに係
わり、特に、複数ドメインに亘るフローの管理を行うワ
ークフローシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業や官庁等においては、発生する仕事
を能率的に実行するために、各仕事を、各仕事に共通す
る複数の単位仕事に分割して、各単位仕事をこの単位仕
事を専門に行う特定の担当者に割付け、全体としての仕
事の能率を向上させるようにしている。
【0003】コンピュータを用いた各種の仕事において
も同様なことが言える。そして、各仕事を複数のワーク
ポイントと称する単位仕事に分割して、該当ワークポイ
ントに登録された担当者へ前の段階で作成されたフォル
ダと称される文書,図面,プログラム等の成果物の入れ
物を転送したり、このワークポイントで作成されたフォ
ルダを次のワークポイントへ転送する仕事の流れを管理
するシステムをワークフローシステムと称する。
【0004】このようなワークフローシステムにおいて
は、上述した企業や官庁等における仕事を実行する単位
を課又は部として1つのワークフローサーバで管理す
る。1つのワークフローサーバで管理する単位をドメイ
ンと称する。企業や官庁等において発生する大部分の仕
事は上述した課又は部の一つのドメイン内で十分処理で
きる。
【0005】図10は課又は部を1ドメインとするワー
クフローシステムを示す模式図である。各ドメイン1
a,1b毎に、それぞれ担当者a1 ,a2 ,a3 ,…,
1 ,b2 ,b3 ,…が割付けられた複数のワークポイ
ント2a,2bが伝送路3a,3bを介してワークフロ
ーサーバ4a,4bに接続されている。ワークフローサ
ーバ4a,4bは、例えば図11に示すように、複数の
ワークポイント2a,2bからなる一つの仕事のフロー
5が入力されると、このフロー5の実行管理を行う、具
体的には、先頭のワークポイント2a(WP1)を起動
し、ワークポイント2a(WP1)における処理が終了
すると、このワークポイント2a(WP1)で作成され
たフォルダを次のワークポイント2a(WP2)へ転送
させて、このワークポイント2a(WP2)を起動す
る。さらに、ワークポイント2a(WP2)における処
理が終了すると、フォルダを次ワークポイント2a(W
P3)へ転送させて次ワークポイント2a(WP3)を
起動する。このように各ワークフローサーバ4a,4b
は自己ドメイン1a,1b内におけるフロー5を構成す
る各ワークポイント2a,2bの実行管理を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示すワークフローシステムにおいてもまだ解消すべき
次のような課題があった。すなわち、各ドメイン1a,
1bのワークフローサーバ4a,4bが管理している各
ワークポイント2a,2bは自己が所属するドメイン1
a,1bに組込まれたワークポイント2a,2bのみで
あるので、他のドメイン1b,1aのワークポイント2
a,2bを含む仕事のフローを作成することができなか
った。
【0007】なお、このような不都合を解消するため
に、図10に示す各ドメイン1a,1bのワークフロー
サーバ4a,4bどうしを伝送路で接続して、一方のド
メイン1aで作成する仕事のフローに他方のドメイン1
bのワークポイント2bが実行する業務を組込み、この
他方が実行する業務を他方のワークフローサーバ4bへ
送信して、このワークフローサーバ4bで実行すること
が考えられる。
【0008】しかし、他方のドメイン1bで業務を実行
させるために、業務実行対象のフォルダを送信するとと
もに、実行結果のフォルダを受信する必要がある。これ
ら他方のドメインへ送受信すべき情報量は膨大な量にな
り、送受信に要する処理時間が増加する。また、相手側
からフォルダを受信した受信側のワークフローサーバ4
bにおいては、自己のドメイン1bの各ワークポイント
2bを含むフローを作成する必要がある。その結果、ワ
ークフローシステム全体の仕事に対する処理能率が低下
する。
【0009】さらに、図10に示す2つのドメイン1
a,1bを1つのドメインに統合して、一つのワークフ
ローサーバで全ての仕事及び全てのワークポイント2
a,2bを管理することが考えられるが、一つで全ての
仕事のフローの実行管理を行うと、処理負担が増大し、
処理待ちのフローが多発し、やはりシステム全体として
の処理能率が低下する。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、他のドメインに対して公開されたパブリッ
クフローを記憶保持することによって、たとえ自己ドメ
インで発生した仕事に対して他ドメインのワークポイン
トを組込んだフローを作成したとしても、各ドメインに
おいて能率的に仕事のフローを実行でき、このシステム
で扱う仕事の種類や規模が大幅に拡張でき、かつ能率的
に各仕事を実行できるワークフローシステムを提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、各ドメインに
所属する各担当者毎にそれぞれワークポイントを登録
し、各ドメインで発生した各仕事を複数のワークポイン
トに分割し、かつ各ワークポイントの実行順序をフロー
で定義して、各ドメイン毎に各仕事に関するフローの実
行管理を行うワークフローシステムに適用される。
【0012】そして、上記課題を解消するために本発明
においては、各ドメインに対して、他のドメインに対し
て公開した自己ドメインの各ワークポイントで構成され
たパブリックフローを記憶するパブリックフロー管理部
と、自己ドメインで発生した仕事を示すフローに、他の
ドメインに所属するワークポイントで構成されたパブリ
ックフローを検出するパブリックフロー検出手段と、パ
ブリックフロー検出手段にて検出されたパブリックフロ
ーの識別情報をこのパブリックフローの各ワークポイン
トが所属するドメインへ送信するパブリックフロー情報
送信手段と、他のドメインから送信された自己ドメイン
に所属する各ワークポイントからなるパブリックフロー
の識別情報を受信するパブリックフロー情報受信手段
と、パブリックフロー受信手段で受信した識別情報のパ
ブリックフローを実行するパブリックフロー実行手段と
を付加している。
【0013】
【作用】このように構成されたワークフローシステムに
おいては、各ドメインに他のドメインに対して公開され
たパブリックフローが記憶されている。すなわち、他の
ドメインは公開されているパブリックフローに対して
は、このパブリックフローの例えば構成ワークポイント
や実行順序等の詳細内容を指定しなくても、パブリック
フローを特定する名称や識別コード等の識別情報を指定
し、フォルダを送付するのみで、このパブリックフロー
は実行される。
【0014】各ドメインで発生した仕事を示すフローに
パブリックフローが含まれていた場合は、このパブリッ
クフローの識別情報とフォルタを相手側のドメインに送
信すれば、相手側のドメインは、自己が記憶している該
当パブリックフローを実行する。この場合、このパブリ
ックフローは自己のワークポイントのみで構成されてい
るので、自己ドメイン内のワークポイントのみで構成さ
れた仕事のフローと同一処理で実行されるので、特に処
理能率が低下することはない。そして、相手側には処理
結果を示すフォルダのみを送信すればよい。
【0015】このように、各ドメイン相互間で業務内容
を示すフローそのものが送受信されないので、たとえ他
のドメインのワークポイントを含むフローを作成したと
しても、処理能率が低下するこことはなく、システムで
扱う仕事の種類や規模を拡張できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は実施例のワークフローシステムの概略構成を
示す模式図である。この実施例ワークフローシステムは
ドメインAとドメインBとの2つのドメイン11a,1
1bで構成されており、各ドメイン11a,11bは例
えばLAN等のネットワーク12を介して相互に接続さ
れてる。各ドメイン11a,11bは、企業や官庁にお
ける課又は部の単位を示し、実際にはワークステーショ
ン等の情報処理装置で構成されている。
【0017】各ドメイン11a,11bは、図示するよ
うに、実際にフローの実行管理を行うワークフローサー
バ13a.13bと、ドメイン相互間におけるパブリッ
クフローの管理を行うドメイン間フロー管理部14a,
14bと、操作者が例えば各種の仕事を示すフローを入
力するクライアント機能部15a,15bと、入力され
たフローや該当フローの実行結果であるフォルダ等を表
示出力する画面表示部16a,16bとで構成されてい
る。
【0018】各ワークフローサーバ13a,13bに
は、図示しないが、自己ドメイン11a.11bに所属
する例えば図10で示した各ワークポイント2a(WP
1,WP2,WP3,…),2b(WP1,WP2,W
P3,…)がそれぞれ接続されている。
【0019】一方のワークフローサーバ13a内には、
図2に示すように、自己ドメイン11aの各ワークポイ
ント2a(WP1,WP2,WP3,…)と各ワークポ
イント2aに配属された各担当者a1 ,a2 ,…との関
係を示すワークポイント担当者テーブル17a,クライ
アント機能部15aから指定された仕事のフロー(フロ
ー名称:A,フローID:A)を構成する各ワークポイ
ント2a(WP1,WP2,WP3,…)の実行順序を
記憶するワークポイント順序テーブル18a、及び指定
されたフローのフォルダ(成果物)の現在位置を示すフ
ォルダ位置メモリ19aが形成されている。
【0020】他方のワークフローサーバ13b内にも図
2に示す構成の各テーブル及びメモリか形成されてい
る。各ドメイン間フロー管理部14a(14b)内に
は、図3に示すように、パブリックフロー管理部20a
(20b),他方のドメイン11b(11a)へ送信中
のフォルダを記憶する送信中フォルダ記憶部21a(2
1b)、他方のドメイン11b(11a)から受信した
フォルダを記憶する受信中フォルダ記憶部22a(22
b)が設けられている。
【0021】各パブリックフロー管理部20a(20
b)内には、他のドメイン11b(11a)に対して公
開された自己ドメイン11a(11b)の各ワークポイ
ント2a(2b)で構成されたパブリックフローが記憶
されている。具体的には、図6に示すように、自己ドメ
イン11a(11b)内における各担当者が割付けられ
複数のワークポイント2a(2b)からなるパブリック
フロー23a(23b)と該当パブリックフロー23a
(23b)を特定するパブリックフロー名称24a(2
4b)とが記憶されている。
【0022】なお、パブリックフロー管理部20a(2
0b)内には、他のドメイン11b(11a)で公開さ
れてるパブリックフローのフロー名称24bと該当パブ
リックフローの所属ドメイン11b(11a)名称との
関係が記憶されている。
【0023】このように構成されたワークフローシステ
ムにおいて、例えば一方のドメイン11aのクライアン
ト機能部15aを介して操作者が仕事を示す複数ワーク
ポイントからなるフロー及びフロー名称を入力すると、
この入力されたフロー及びフロー名称は画面表示部16
aへ表示されるとともに、ワークフローサーバ13aへ
送出される。
【0024】ワークフローサーバ13aは、受領したフ
ロー及びフロー名称を図2に示したワークポイント順序
テーブル18a及びフォルダ位置メモリ19aへ設定す
る。そして、受領した仕事のフローが例えば図11に示
す自己ドメイン11aに所属するワークポイント2aの
みで構成されていた場合は、ドメイン間フロー管理部1
4aに対して何等指示を与える事なく、図10に示した
従来のワークフローシステムにおけるワークフローサー
バ4aと同様に、ワークポイント順次テーブル18aに
設定した順番に各ワークポイント2aを起動すると共
に、一つのワークポイント2aにおける処理が終了する
と、フォルダを次のワークポイント2aへ転送させると
共に、フォルダが現在位置しているワークポイント2a
をフォルダ位置メモリ19aへ書込む。
【0025】また、受領した仕事のフローが例えば図4
に示すように自己ドメイン11aに所属するワークポイ
ント2aと他のドメイン11bが公開したパブリックフ
ロー23b(フロー名称B1)が含まれていた場合は、
ワークフローサーバ13aは、図4に示すフローA(フ
ローID:A)のうちワークポイントWP1(担当者a
1 ),WP2(担当者a2 )における処理を実行させ、
かつワークポイントWP2の処理終了後のフォルダAを
取得すると、フォルダ位置メモリ19aにフロー名称B
1を書込むと共に、図7のP(プログラムステップ)1
に示すように、この取得したフォルダAをドメイン間フ
ロー管理部14aへパブリックフローB1を指定して送
付する。具体的には、フォルダAはパブリックフローB
1を特定する識別子又は識別コード又はフロー名称B1
が付加されて送付される。
【0026】ドメイン間フロー管理部14aはワークフ
ローサーバ13aから受信したフォルダAからパブリッ
クフローのフロー名称B1を特定し、さらにこのフロー
名称B1に対応するドメイン11bをパブリックフロー
管理部20aの設定内容に基づいて特定する(P2)。
【0027】次に、P3にて、ワークフローサーバ13
aから受領したフォルダAを送信中フォルダ記憶部21
aに送信先ドメイン名称Bと共に記憶する。そして、P
4にて、パブリックフローB1を特定するフロー名称B
1が付されたフォルダAをネットワーク12を介して他
方のドメイン11b(ドメインB)のドメイン間フロー
管理部14bへ送信する。
【0028】図8に示すように、ドメイン11bのドメ
イン間フロー管理部14bはドメイン11aからフロー
名称B1が付されたフォルダAを受信する(P5)。そ
して、P6へ進み、受信したフォルダAに付されたフロ
ー名称B1からパブリックフローではない自己ドメイン
11bに所属するワークポイント2bのみで構成された
フローを作成する。
【0029】具体的には、自己のパブリックフロー管理
部20bからフロー名称B1に該当するパブリックフロ
ー23bを読出して、このパブリックフロー23bを通
常のフローとする。そして、新たにフロー名称B1´を
付してワークフローサーバ13bへ送付する。また、新
たに作成したフロー名称B1´のフローに対するフォル
ダID(名称)およびフォルダAb(値)も作成してワ
ークフローサーバ13bへ送付する。
【0030】同時に、P7において、受信した元のフォ
ルダAおよび新規に定義したフォルダID.フォルダA
bを受信中フォルダ記憶部22bへ格納する。同時に、
送信元のドメイン名称Aも同時に記憶しておく。
【0031】以上の準備が終了すると、ドメイン11b
のワークサーバ13bは、P8において、ドメイン間フ
ロー管理部14bから受領したフローB1´を自己のワ
ークポイント順序テーブル18bへ設定し、このワーク
ポイント順序テーブル18bの設定順序に各ワークポイ
ント2bを起動すると共に、一つのワークポイント2b
における処理が終了すると、フォルダAbを次のワーク
ポイント2bへ転送させると共に、フォルダが現在位置
しているワークポイント2bをフォルダ位置メモリ19
bへ書込む。この実施例においては、b1 ,b2 ,b
3 ,b4 の順でフローB1´が実行される。
【0032】ドメイン11bのワークサーバ13bはフ
ローB1´の処理が終了すると、図9におけるP9にお
いて、得られたフォルダAbをドメイン間フロー管理部
14bへ送付する。
【0033】ドメイン間フロー管理部14bは、P10
にて、受信中フォルダ記憶部22b内に同一フォルダA
bの有無を検索し、フォルダAbが検索されると、この
フォルダAbの識別子を受信中フォルダ記憶部22bに
記憶されている元のAに戻す(P11)。すなわち、フ
ォルダAをパブリックフローB1の実行後の値に更新す
る。そして、このフォルダAをネットワーク12を介し
て送信元のドメイン11aへ送信する。なお、自己の受
信中フォルダ記憶部22b内の送信済みのフォルダAS
に関するデータを消去する。
【0034】ドメイン11aのドメイン間フロー管理部
14aはドメイン11bからフォルダAを受信する(P
13)。そして、自己の送信中フォルダ記憶部21aを
検索して、記憶していたフォルダAに対応するデータを
削除したのち、受信したフォルタAをワークフローサー
バ13aへ送信する(P14)。
【0035】ドメイン11aのワークフローサーバ13
aは、ドメイン間フロー管理部14aからフォルタAを
受領すると、フォルダ位置メモリ19aに記憶されてい
るフォルダAの現在位置のワークポイントの次のワーク
ポイント2aをワークポイント順序テーブル18aから
抽出する。この場合、フォルダ位置メモリ19aにはバ
ブリックフローB1のフロー名称B1が記憶されてい
る。抽出したワークポイント2aへフォルダAを送出し
て該当ワークポイント2aを起動する。
【0036】このようにワークフローサーバ13aは、
ドメイン11a側で操作者が設定したパブリックフロー
を含むフローAを最終ワークポイント2a(WP3)ま
で実行する。
【0037】図5は、一方のドメイン11aのクライア
ント機能部15aから入力された図4に示すパブリック
フロー23bを含むフローAにおける、自己ドメイン1
1aと他方ドメイン11bで実行される該当フローAの
各ワークポイント2a,2bにおける実行順序を示す図
である。
【0038】このように構成されたワークフローシステ
ムにおいては、各ドメイン11a,11bにおいて他の
ドメイン11b,11aに対して公開した自己ドメイン
の各ワークポイントで構成されたパブリックフローを定
義してパブリックフロー管理部20a,20bに記憶保
持すると共に、他のドメイン11b.11aで定義され
たパブリックフローのフロー名称も記憶保持している。
【0039】したがって、各ドメイン11a,11bの
クライアント機能部15a,15bにおいて操作者が発
生した仕事に対するフローを作成する時点で、自己のド
メイン11a,11bに所属するワークポイント2a,
2bのみならず、他のドメイン11b,11aのパブリ
ックフローをこの仕事のフローに組込むことによって、
簡単に他のドメイン11b,11aに所属するワークポ
イント2b,2aに仕事を割付けることができる。
【0040】その結果、各ドメイン11a,11bのワ
ークフローサーバ13a,13bに登録するワークポイ
ント2a及び担当者を増加することなく、また、各ドメ
イン11a,11bにおいて自己ドメイン11a,11
bに所属するークポイント2a,2bのみで構成される
各フローをそれぞれ独立に実行できる状態を維持した上
で、各ドメイン11a,11bで扱う仕事の種類や規模
を拡張できる。
【0041】また、パブリックフローを実行するに際し
て、各ドメイン11a,11b相互間のネットワーク1
2を伝送される情報は、パブリックフローのフロー名称
が付されたフォルダのみであり、パブリックフローの業
務内容自体を送信する必要がない。また、このフォルダ
を受信したドメイン11b,11aは、自己に記憶され
ている受信フロー名称に対応するパブリックフローを実
行すればよい。すなわち、受信側のドメイン11b,1
1aで再度フローを構築する必要ない。その結果、この
パブリックフローの機能を図10に示す従来のワークフ
ローシステムに組込むことによって、各クライアント機
能部15a,15bから入力された仕事のフローの処理
能率が大幅に低下することはない。
【0042】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではない。実施例システムを2つのドメイン11
a,11bで構成したが、3つ以上のドメインで構成す
ることも可能である。この場合、各ドメインのパブリッ
クフロー登録部には、自己のドメインのパブリックフロ
ーの他に、他の複数ドメインにおける各パブリックフロ
ーのフロー名称が記憶されている。そして、同一機能を
有したパブリックフローが複数のドメインに登録されて
いた場合は、いずれのドメインのパブリックフローを採
用するかは、予め設定されている優先順位又は選択アル
ゴリズムに従う。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明のワークフロ
ーシステムにおいては、他のドメインに対して公開され
たパブリックフローを記憶保持し、必要に応じて、他の
ドメインに対して該当ドメインのパブリックフローの実
行を指示可能としている。したがって、たとえ自己ドメ
インで発生した仕事に対して他のドメインのワークポイ
ントを組込んだフローを作成したとしても、各ドメイン
において能率的に仕事のフローを実行でき、ワークフロ
ーサーバの処理能率を低下させずに、このシステムで扱
う仕事の種類や規模が大幅に拡張でき、かつ能率的に各
仕事を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるワークフローシス
テムの概略構成を示すブロック図
【図2】 同実施例システムにおけるワークフローサー
バの記憶内容を示す図
【図3】 同実施例システムにおけるドメイン間フロー
管理部の詳細構成図
【図4】 同実施例システムで作成されるフローを示す
【図5】 同実施例システムにおけるフローの実行順序
を示す図
【図6】 同実施例システムにおける各ドメイン間フロ
ー管理部に記憶された自己ドメインのパブリックフロー
及び他ドメインのパブリックフロー名称を示す図
【図7】 同実施例システムにおける一方のドメインに
おける処理の流れを示す図
【図8】 同実施例システムにおける他方のドメインに
おける処理の流れを示す図
【図9】 同実施例システムにおける各ドメインにおけ
る処理の流れを示す図
【図10】 従来のワークフローシステムの概略構成図
【図11】 同一ドメインに所属するワークポイントの
みで構成されたフローを示す図
【符号の説明】
11a,11b…ドメイン、12…ネットワーク、13
a,13b…ワークフローサーバ、14a,14b…ド
メイン間フロー管理部、15a,15b…クライアント
機能部、16a,16b…画面表示部、17a…ワーク
ポイント担当者テーブル、18a…ワークポイント順序
テーブル、19a…フォルダ位置メモリ、20a…パブ
リックフロー管理部、21a…送信中フォルダ記憶部、
22a…受信中フォルダ記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ドメインに所属する各担当者毎にそれ
    ぞれワークポイントを登録し、各ドメインで発生した各
    仕事を複数のワークポイントに分割し、かつ各ワークポ
    イントの実行順序をフローで定義して、各ドメイン毎に
    前記各仕事に関する前記フローの実行管理を行うワーク
    フローシステムにおいて、 前記各ドメインに対して、 他のドメインに対して公開した自己ドメインの各ワーク
    ポイントで構成されたパブリックフローを記憶するパブ
    リックフロー管理部と、 自己ドメインで発生した仕事を示すフローに、他のドメ
    インに所属するワークポイントで構成された前記パブリ
    ックフローを検出するパブリックフロー検出手段と、 前記パブリックフロー検出手段にて検出されたパブリッ
    クフローの識別情報をこのパブリックフローの各ワーク
    ポイントが所属するドメインへ送信するパブリックフロ
    ー情報送信手段と、 他のドメインから送信された自己ドメインに所属する各
    ワークポイントからなるパブリックフローの識別情報を
    受信するパブリックフロー情報受信手段と、 このパブリックフロー受信手段で受信した識別情報のパ
    ブリックフローを実行するパブリックフロー実行手段と
    を備えたことを特徴とするワークフローシステム。
JP2517295A 1995-02-14 1995-02-14 ワークフローシステム Pending JPH08221475A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2517295A JPH08221475A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 ワークフローシステム
US08/598,867 US5873067A (en) 1995-02-14 1996-02-09 Work flow system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2517295A JPH08221475A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 ワークフローシステム

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JPH08221475A true JPH08221475A (ja) 1996-08-30

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JP2517295A Pending JPH08221475A (ja) 1995-02-14 1995-02-14 ワークフローシステム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100543233B1 (ko) * 2000-08-18 2006-01-20 가부시키가이샤 아드반스트 디스프레이 액정표시장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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