JPH11149428A - データ通信装置及び記憶媒体 - Google Patents

データ通信装置及び記憶媒体

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Publication number
JPH11149428A
JPH11149428A JP9313672A JP31367297A JPH11149428A JP H11149428 A JPH11149428 A JP H11149428A JP 9313672 A JP9313672 A JP 9313672A JP 31367297 A JP31367297 A JP 31367297A JP H11149428 A JPH11149428 A JP H11149428A
Authority
JP
Japan
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destination
data
name
mail
destinations
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JP9313672A
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Inventor
Hidesato Arai
秀聡 新井
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の宛先に対してデータを送信する際に、
宛先の入力漏れを防止することが可能なデータ通信装置
を提供すること。 【解決手段】 宛先の電子メールアドレスを指定する電
子メール管理情報と、電子メール本文とによって構成さ
れる電子メールの通信を行うデータ通信装置において、
宛先メールアドレス入力処理においては、電子メールの
宛先の電子メールアドレスをアドレス帳形式のデータと
して複数記憶し、このアドレス帳データに記載されてい
る宛先の名称が電子メール本文に含まれるか否かを検索
し、宛先の名称が発見されれば、その宛先の電子メール
アドレスを電子メール管理情報に入力する。また、宛先
名称入力処理においては、電子メール管理情報に記載さ
れた電子メールアドレスと、アドレス帳データに記載さ
れた宛先の電子メールアドレスとを照会し、該電子メー
ルの宛先を特定して、その宛先の名称を電子メール本文
に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール等のデ
ータを送信する際に、データの送信先、或いは送信者の
設定を行うデータ通信装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータネットワークの普及
に伴って、電子メール等のデータ通信が広く行われるよ
うになった。このデータ通信は、即時性を有するととも
に、データの宛先となる相手が不在であっても、例えば
メールボックスと呼ばれる記憶手段に記憶され、後で閲
覧することができるので、重要な連絡等の目的には特に
適している。そして、このようなデータ通信を利用し
て、ひとつのデータを多数の宛先に対して送信すること
が多く行われるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、多数の宛先
に対してデータを送信する場合、宛先が多数であるほ
ど、宛先の入力漏れが発生しやすいという問題点があっ
た。例えば、電子メールによって会議通知を30カ所の
宛先に対して送信する場合に、実際には29カ所の宛先
を設定した時点で送信を終了してしまい、1カ所に送信
するのを忘れてしまうといったミスが発生することがあ
った。特に、データを送信する宛先が増えるにつれて、
この種のミスの防止は難しくなり、ユーザの作業負担が
増大してしまうという問題があった。重要な連絡におい
てこのようなミスが発生すると、非常に大きな損失を生
じる事があるため、従来は、複数の宛先をまとめてひと
つのグループとして登録し、データを送信する際に、宛
先としてグループを指定すると該グループに含まれる全
ての宛先にデータが送信される方法が行われることがあ
った。しかしながら、異なるグループに含まれる複数の
宛先に対してデータを送信したい場合には、1カ所づつ
宛先の入力を行うか、或いはグループの登録をやり直す
か、いずれかの作業が必要となり、ミスを防止するため
にはデータ送信の設定を行うユーザが注意して設定を行
わなければならないという問題があった。
【0004】この発明は、上記問題点を解決するため、
複数の宛先に対してデータを送信する際に、宛先の入力
漏れを防止することが可能なデータ通信装置及び記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、宛先を指定する宛先指定デ
ータとデータ本文とを含むデータの通信を行うデータ通
信装置において、前記宛先指定データに記載された前記
宛先に対してデータを送信する送信手段と、複数の前記
宛先を、各宛先の名称に対応付けて記憶する宛先記憶手
段と、この宛先記憶手段に記憶された各宛先の名称のう
ち、いずれかの名称が、前記データ本文に含まれている
ことを検索する検索手段と、前記データ本文中に、前記
宛先記憶手段に記憶された宛先の名称が含まれている場
合には、該名称に対応する宛先を前記宛先指定データに
書き込む書き込み手段と、を備えることを特徴とする構
成とした。
【0006】この請求項1記載の発明によれば、宛先を
指定する宛先指定データと、データ本文とを含むデータ
の通信を行うデータ通信装置において、宛先記憶手段に
より、複数の宛先を各宛先の名称に対応付けて記憶し、
検索手段により、宛先記憶手段に記憶された各宛先の名
称のうち、いずれかの名称がデータ本文に含まれている
ことを検索し、書き込み手段により、データ本文中に、
宛先記憶手段に記憶された宛先の名称が含まれている場
合には、該名称に対応する宛先を宛先指定データに書き
込み、送信手段により、宛先指定データに記載された宛
先に対してデータを送信する。
【0007】従って、データ本文中に名称が記載された
宛先に対して、自動的に宛先の設定が行われるので、宛
先の入力漏れなど、必要なデータが届かないというミス
を防止することができる。例えば、会議の開催を通知す
る電子メールを送信する場合、「会議出席予定者」とし
て出席者の氏名を電子メールに記載しておくことによっ
て、これらの出席者に対しては自動的に電子メールが送
信される。また、データ本文中に記載された各宛先の名
称は、電子メールのアドレス等の記号に比べ、入力漏れ
の有無をチェックすることが容易であり、作業者の負担
を大きく減らすことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ータ通信装置であって、前記データ本文中の検索範囲を
指定する検索範囲指定手段をさらに備え、前記検索手段
は、前記データ本文中において前記検索範囲指定手段に
よって指定された範囲においてのみ検索を行うこと、を
特徴とする構成とした。
【0009】この請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載のデータ通信装置において、検索指定手段によ
り、データ本文中の検索範囲を指定し、検索手段は、デ
ータ本文中において検索範囲指定手段によって指定され
た範囲においてのみ検索を行う。
【0010】従って、データ本文中で宛先の名称が記載
されている範囲を指定することにより、宛先を示す名称
以外の文字等を誤って宛先として認識してしまうことを
防止できる。例えば、「東」や「森」など、人名や団体
の名称として多く用いられ、且つ、通常の文章中にも多
く用いられる文字は多数あり、このような文字がデータ
本文中に存在する場合に、これらの文字が名称であるか
否かを判断することは難しい。このような場合、データ
本文中において名称が多く記載された範囲等を設定する
ことにより、正確に宛先の名称のみを検索することがで
きる。
【0011】請求項4記載の発明は、複数のデータ通信
装置間において、宛先を指定する宛先指定データと、デ
ータ本文とを含むデータの通信を行うコンピュータが読
み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、
複数の前記宛先を、各宛先の名称に対応付けて記憶する
ためのプログラムコードと、これらの前記宛先の名称の
うち、いずれかの名称が、前記データ本文中の指定され
た検索範囲内に含まれているか否かを検索するためのプ
ログラムコードと、前記データ本文中の前記検索範囲内
に前記宛先の名称が含まれている場合には、該名称に対
応する宛先を前記宛先指定データに書き込むためのプロ
グラムコードと、前記宛先指定データに記載された前記
宛先に対してデータを送信するためのプログラムコード
と、を格納したことを特徴とする構成とした。
【0012】請求項4記載の発明によれば、複数のデー
タ通信装置間において、宛先を指定する宛先指定データ
と、データ本文とを含むデータの通信を行うコンピュー
タが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体であ
って、複数の宛先を、各宛先の名称に対応付けて記憶す
るためのプログラムコードと、これらの各宛先の名称の
うち、いずれかの名称が、データ本文中の指定された検
索範囲内に含まれているか否かを検索するためのプログ
ラムコードと、データ本文中の検索範囲内に宛先の名称
が含まれている場合には、該名称に対応する宛先を宛先
指定データに書き込むためのプログラムコードと、宛先
指定データに記載された宛先に対してデータを送信する
ためのプログラムコードと、を格納する。
【0013】従って、データ本文中に名称が記載された
宛先に対して、自動的に宛先の設定が行われるので、宛
先の入力漏れなど、必要なデータが届かないというミス
を防止することができる。また、データ本文中に記載さ
れた各宛先の名称は、電子メールのアドレス等の記号に
比べ、入力漏れの有無をチェックすることが容易であ
り、作業者の負担を大きく減らすことができる。そし
て、データ本文中で宛先の名称が記載されている範囲を
指定することにより、宛先を示す名称以外の文字等を誤
って宛先として認識してしまうことを防止できる。人名
や団体の名称として多く見られ、且つ、通常の文章中に
も多く用いられる文字は多く、このような文字がデータ
本文中に存在する場合には、これらの文字が名称である
か否かを判定することは難しいが、宛先が記載された範
囲を設定することにより、正確に宛先の名称のみを検索
することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、宛先を指定する宛
先指定データと、データ本文とを含むデータの通信を行
うデータ通信装置において、前記宛先指定データに記載
された前記宛先に対してデータを送信する送信手段と、
複数の前記宛先を、各宛先の名称に対応付けて記憶する
宛先記憶手段と、この宛先記憶手段に記憶された各宛先
のうち、いずれかの宛先が、前記宛先指定データに含ま
れていることを検索する検索手段と、前記宛先指定デー
タ中に、前記宛先記憶手段に記憶された宛先が含まれて
いる場合には、該宛先の名称を前記データ本文に書き込
む書き込み手段と、を備えることを特徴とする構成とし
た。
【0015】この請求項3記載の発明によれば、宛先を
指定する宛先指定データと、データ本文とを含むデータ
の通信を行うデータ通信装置において、宛先記憶手段に
より、複数の前記宛先を、各宛先の名称に対応付けて記
憶し、検索手段により、宛先記憶手段に記憶された各宛
先のうち、いずれかの宛先が宛先指定データに含まれて
いることを検索し、書き込み手段により、宛先指定デー
タ中に、宛先記憶手段に記憶された宛先が含まれている
場合には、該宛先の名称をデータ本文に書き込み、送信
手段により、宛先指定データに記載された宛先に対して
データを送信する。
【0016】請求項5記載の発明は、宛先を指定する宛
先指定データと、データ本文とを含むデータの通信を行
うコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した
記憶媒体であって、複数の前記宛先を、各宛先の名称に
対応付けて記憶するためのプログラムコードと、これら
の前記宛先のうち、いずれかの宛先が、前記宛先指定デ
ータ中に含まれているか否かを検索するためのプログラ
ムコードと、前記宛先指定データ中に前記宛先が含まれ
ている場合には、該宛先の名称を前記データ本文に書き
込むためのプログラムコードとを格納したことを特徴と
する構成とした。
【0017】請求項5記載の発明によれば、宛先を指定
する宛先指定データと、データ本文とを含むデータの通
信を行うコンピュータが読み取り可能なプログラムを格
納した記憶媒体であって、複数の宛先を、各宛先の名称
に対応付けて記憶するためのプログラムコードと、これ
らの各宛先のうち、いずれかの宛先が、宛先指定データ
中に含まれているか否かを検索するためのプログラムコ
ードと、宛先指定データ中に宛先が含まれている場合に
は、該宛先の名称をデータ本文に書き込むためのプログ
ラムコードと、を格納している。
【0018】従って、宛先指定データに宛先を記載する
ことによって、データ本文中に、宛先の名称が記載され
て送信されるので、データ本文に宛先を記載する操作を
省くことができる。例えば、アドレス帳形式のデータベ
ースに記載された宛先の中からマウス等のポインティン
グデバイスによって宛先を選択して入力するシステムに
おいては、宛先の入力よりも、企業名等の文字をデータ
本文に記載する方が作業負担が大きい。従って、名称の
入力操作を省くことによって作業の効率化を図り、作業
者の負担を減らすことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図11の図面を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態)
【0020】図1は、本発明の第1の実施の形態として
のデータ通信システム1の構成を示す概略図であり、図
2は、図1のデータ通信装置10,10の内部構成を示
すブロック図である。図3は、図2のRAM16内に設
けられるメモリエリアの構成を示す図であり、図4は、
図1のデータ通信装置10,10によって送信される電
子メールの一例を示す図である。図5は、図2のデータ
記憶部17に記憶されるアドレス帳データの一例を模式
的に示す図である。これらの図1〜図5に基づいて、ま
ず、本発明の第1の実施の形態としてのデータ通信シス
テム1の構成を説明する。
【0021】図1に示すように、データ通信システム1
は、通信回線網2、メールサーバー3、屋内変換器4、
屋内変換器4に接続されたデータ通信装置10、基地局
5、携帯電話機6、携帯電話機6に接続されたデータ通
信装置10によって構成され、メールサーバー3、屋内
変換器4及び基地局5は通信回線網2に接続されてい
て、データ通信装置10,10及びメールサーバー3の
間でデータ通信を行うことが可能である。なお、データ
通信装置10,10の他、通信回線網2には各種の通信
端末装置を多数接続することが可能であるが、ここでは
図示しない。
【0022】通信回線網2は、デジタル信号化されたデ
ータを伝達することが可能なISDN(Integrated Ser
vices Digital Network )回線、音声帯域の信号を伝送
するPSTN(Public Switched Telephone Network )
回線等の公衆回線や、独立して構築された専用回線網で
あっても良く、この通信回線網2には基地局5及び屋内
変換器4が接続されている。基地局5は、複数の携帯電
話機6との間で無線通信によってデータを送受信するこ
とが可能であり、データ通信装置10はこの携帯電話機
6及び基地局5を介して通信回線網2に接続することが
可能である。屋内変換器4は、通信回線網2に接続さ
れ、ターミナルアダプタあるいはモデム等を含み、デー
タ通信装置10と通信回線網2との信号形式の変換を行
っている。
【0023】メールサーバー3は、各データ通信装置1
0,10に対応して(各データ通信装置10,10に割
り当てられた宛先に対応して)、メールボックスと呼ば
れる記憶領域を内部に有し、各メールボックスに含まれ
るデータは、対応するデータ通信装置10,10によっ
て接続した場合に閲覧可能である。データ通信装置1
0,10から送信された全ての電子メールはメールサー
バー3が受信し、該電子メールの宛先に対応するメール
ボックス内に該電子メールを格納する。データ通信装置
10,10は、メールサーバー3に対して接続し、各々
対応するメールボックス内の電子メールを読み込むこと
により、電子メールの内容が伝達される。
【0024】次に、データ通信装置10,10の構成に
ついて説明する。なお、データ通信装置10,10はと
もに同様の構成によってなるので、以下、データ通信装
置10と表記する。
【0025】図2に示すように、データ通信装置10
は、CPU11、表示部12、入力部13、RTC1
4、通信部15、RAM16、データ記憶部17、プロ
グラム記憶部18、バス19によって構成され、各部は
バス19に接続されている。
【0026】CPU(Central Processing Unit )11
は、プログラム記憶部18内に格納される、電子メール
編集、電子メール送信、アドレス帳データ管理等のため
の各種プログラムを読み込んでRAM16上に設けられ
たメモリエリアに展開して実行し、入力部13から入力
される指示に従って、電子メール管理情報(図4)に記
載された宛先に対して、通信部15によって電子メール
を送信する。
【0027】また、CPU11は、RTC14から随時
入力される時刻及び日付を示す情報に基づいて、電子メ
ールの送信及び受信日時を表示するための表示情報を生
成して表示部12に対して出力し、表示画面上に表示さ
せ、その他、同様に電子メールの内容やデータ記憶部1
7内に記憶されるアドレス帳データの内容などを表示部
12によって表示させる。
【0028】そして、後述する処理によって、データ記
憶部17内に記憶されているアドレス帳データの中か
ら、電子メール本文(図4)に名称が記載されている宛
先のメールアドレスを読み込み、電子メール管理情報に
記載する。
【0029】表示部12は、CRT(Cathode Ray Tub
e)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成
され、入力部12によって入力された各種の指示及び電
子メールの宛先や、CPU11がデータ記憶部17から
読み込んだメールアドレス、CPU11によって入力さ
れた電子メール管理情報、CPU11がメールサーバー
3に対して送信した電子メールの内容等について、CP
U11から入力される表示情報に基づいて表示画面上に
表示を実行する。
【0030】入力部13は、カーソルキー、数字入力キ
ーおよび各種機能キーを備えたキーボード等によってな
り、宛先の電話番号や電子メールのアドレス等のデータ
を入力する場合等に押下されたキーの押下信号をCPU
11に出力する。また、必要に応じてマウス等のポイン
ティングデバイス(Pointing Device )を備えても良
い。
【0031】RTC(Real Time Clock )14は、内部
に備えた水晶発振器等を基準として計時を行い、随時、
日付及び時刻を示す情報をCPU11に出力する。
【0032】通信部15は、通信回線網2に接続され、
変調回路、復調回路、送・受信ミキサ等によって構成さ
れ、CPU11から入力される指示に従って、通信回線
網2を介して電子メールの送受信を実行する。
【0033】RAM(Random Access Memory)16は、
CPU11により処理される各種プログラムや、その処
理に係るデータを一時的に格納するメモリエリアを形成
する。
【0034】RAM16内に設けられるメモリエリア
は、図3に示すように構成され、図6に示す宛先メール
アドレス入力処理において、メールアドレスバッファに
は、データ記憶部17内に記憶されたアドレス帳データ
の中から、電子メール管理情報に宛先のアドレスとして
入力される電子メールアドレスが一時格納される。ま
た、電子メールバッファには、図6に示す処理におい
て、検索の対象となる電子メールを格納し、送信電子メ
ールボックスには、入力が終了した電子メールが格納さ
れ、範囲指定データバッファには、検索対象の電子メー
ルにおいて、検索を行う範囲を指定するデータが格納さ
れる。
【0035】データ記憶部17は、予め、電子メールを
送信することができる宛先と、その宛先の名称が記載さ
れて入力されたアドレス帳データや、図6に示す処理に
おいて検索の対象となる範囲を指定するデータを記憶す
る記憶媒体を備え、CPU11から入力される読み出し
信号に従って、これら各種のデータをCPU11に対し
て出力する。
【0036】このデータ記憶部17内に記憶されるアド
レス帳データは、図5に示すように、各宛先の個人名の
“姓”、“名”、及び各宛先の電子メールアドレスが記
載されている。
【0037】プログラム記憶部18は、電子メール編
集、電子メール送信、アドレス帳データ管理等の処理を
CPU11に実行させるための各種プログラムを記憶す
る記憶媒体を有し、CPU11から入力される読み出し
信号に従って、各種プログラムをCPU11に対して出
力する。
【0038】なお、データ記憶部17及びプログラム記
憶部18が有する上記の記憶媒体は、磁気的、光学的記
録媒体、若しくは半導体メモリで構成されている。この
記憶媒体はデータ記憶部17及びプログラム記憶部18
に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するも
のである。また、これらの記憶媒体に記憶されるデータ
及びプログラムは、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、
通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒
体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体に記憶されて
いるプログラムを通信回線を介して使用する構成として
も良い。
【0039】次に、動作を説明する。
【0040】データ通信システム1は、図4に示すよう
な電子メールの送受信を実行する。この電子メールは、
冒頭に付される電子メール管理情報と電子メール本文と
によって構成される。図中、符号L1で示す部分には
“To”と表示され、この電子メールを送信する宛先が
記載される。また、L2部分には、“Subject”
と表示され、この電子メールの内容を示す表題が記載さ
れている。L3部分には、“From”と表示され、電
子メールを送信する送信者の電子メールアドレスが記載
される。
【0041】また、電子メール本文には、L4部分に送
信者の氏名が記載され、L5部分には、この電子メール
の目的である会議の開催を通知すべき出席者の氏名が表
示されており、このL5部分は、以下に述べる電子メー
ルの宛先メールアドレス入力処理において、検索を実行
する検索範囲として指定される。
【0042】図6は、データ通信装置10によって実行
される宛先メールアドレスの入力処理を示すフローチャ
ートである。まず、ステップS1で、電子メールの宛先
アドレスを入力する処理が設定され、CPU11によっ
て該当するプログラムが読み込まれ、データ記憶部17
内に設けられた電子メールバッファ内に対象となる電子
メールが格納される。
【0043】続くステップS2では、電子メールバッフ
ァ内に格納された電子メールの、指定された検索範囲に
おける先頭行が検索対象行として設定され、ステップS
3に移行する。従って、図4に示す電子メールにおいて
は、符号L5で示す部分の「出席者…」と記載された行
が検索対象行として設定される。
【0044】ステップS3では、メールアドレスバッフ
ァ内のデータを消去して初期化を行い、ステップS4に
移行する。
【0045】ステップS4では、さきにステップS2で
設定された検索対象行において、宛先の名称を検索す
る。ステップS5において、検索対象行に宛先の“姓”
が発見された場合には、ステップS6に移行し、発見さ
れた“姓”に対応する電子メールのアドレスが読み出さ
れ、メールアドレスバッファに格納され、ステップS7
に移行する。また、ステップS5において、検索対象行
に宛先の“姓”が発見されなかった場合には、ステップ
S7に移行する。
【0046】ステップS7では、指定された検索範囲の
全文について検索が終了したか否かを確認し、次の行が
残っている場合にはステップS9に移行して、次の行を
検索対象行に設定し、ステップS3に戻る。
【0047】検索指定範囲の全ての行について検索が終
了している場合には、ステップS7からステップS8に
移行し、メールアドレスバッファに格納されている電子
メールのアドレスを電子メール管理情報の宛先位置(図
4のL1部分)に入力し、処理を終了する。
【0048】図7及び図8は、図6のステップS4に示
す検索対象行における検索処理を示すサブルーチンであ
る。まず、ステップS11では、データ記憶部17に記
憶されたアドレス帳データ(図5)の先頭行のデータを
検索データに設定し、ステップS12に移行する。ステ
ップS12では、電子メールの検索対象行の先頭の文字
を検索対象文字に設定し、ステップS13に移行する。
【0049】ステップS13では、検索データの“姓”
の先頭文字と、検索対象文字とを照会し、一致した場合
には図8のステップS20に移行する。
【0050】ステップS20では変数nを1に設定し、
ステップS21に移行する。ステップS21では、検索
データの“姓”の先頭からn個離れた文字と、電子メー
ルの検索対象行において検索対象文字からn個離れた文
字を照会する。即ち、nが1のときには、検索データの
先頭から2番目の文字と、検索対象行の2番目の文字を
照会する。ここで一致した場合には、ステップS22に
移行して、検索データの“姓”の文字を全て照会したか
否かを確認し、全ての文字の照会が終了していれば、ス
テップS23に移行して、一致した“姓”に対応する電
子メールアドレスを読み込み、図7のステップS14に
移行する。検索データの“姓”の全ての文字について照
会が終了していなければ、nをインクリメント(+1)
して、ステップS21に戻る。
【0051】また、ステップS13において、検索デー
タの“姓”の先頭文字と検索対象文字とが一致しなかっ
た場合にはステップS14に移行する。
【0052】ステップS14では、アドレス帳データが
全て検索データとして照会されたか否かを確認し、全て
のデータが終了していればステップS15に移行し、終
了していない場合には、ステップS16に移行してアド
レス帳データにおける次のデータを検索データに設定
し、ステップS13に戻る。
【0053】ステップS15では、検索対象行の全ての
文字について照会が終了したかどうかを確認して、終了
していなければステップS17に移行して検索対象行の
次の文字を検索対象文字に設定し、ステップS13に戻
り、全ての文字について照会が終了した場合には、処理
を終了する。
【0054】上記のように照会が行われ、“姓”が一致
したデータの電子メールアドレスの読み込み処理におい
ては、図9に示すように、ステップS31で、“姓”が
一致したデータに電子メールアドレスが記載されている
かどうかが確認される。
【0055】ステップS31で電子メールアドレスが記
載されている場合には、ステップS32に移行して、該
当する電子メールアドレスをメールアドレスバッファに
読み込み、電子メールアドレスが記載されていない場合
には、読み込みをせずに処理を終了する。
【0056】そして、ステップS35(図10)では、
メールアドレスバッファ内のデータの有無を確認し、デ
ータが格納されている場合には、ステップS36に移行
してそのデータを電子メール管理情報の宛先位置(図4
のL1)に入力し、メールアドレスバッファ内にデータ
がなければ、そのまま処理を終了する。
【0057】以上のように、本発明の第1の実施の形態
であるデータ通信システム1によれば、電子メール本文
中の指定された検索範囲内に、既にアドレス帳データと
して記憶された宛先の名称が記載されている場合には、
該宛先の電子メールアドレスを電子メール管理情報に記
載するので、送信したい宛先の名称が電子メールの本文
に記載されていれば、電子メールアドレスを入力する必
要がなく、作業負担を軽減し、さらに宛先の入力漏れな
どのミスを防止することができる。また、図6に示す一
連の処理は、図4のL5部分のように指定された検索範
囲内においてのみ宛先の名称の検索を実行するので、宛
先の名称か、或いは一般的な意味を示す単語かの区別が
難しい文字に関して、誤って宛先が入力されてしまうこ
とがない。
【0058】なお、上記第1の実施の形態のデータ通信
システム1においては、データ通信装置をデータ通信装
置10,10としたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、データ通信装置10を1台のみ含む構成であ
っても良い。検索範囲の指定については、例えば「…さ
ん」、「…課長」等、人名に付される呼称を検知して、
これら呼称が付された部分について検索を行う構成とし
ても良い。このような場合には、電子メール本文中に同
一人物の名称が複数回発見されることがあるので、図9
のステップS32に示す電子メールアドレス読み込み処
理において、読み込もうとする電子メールアドレスが既
にメールアドレスバッファに格納されている場合に、読
み込みを中止するものとすれば、電子メールアドレスが
重複することがなく、より効果的である。
【0059】さらに、電子メールの本文において名称が
発見された宛先に、例えば勤務先と自宅等、複数の電子
メールアドレスが記載されている場合には、これら複数
の電子メールアドレスを表示画面上に表示して、いずれ
の電子メールアドレスに送信するかをユーザが選択可能
な構成とすれば、作業者の負担やミスが増えることはな
く、効果的である。また、図9のステップS31におい
て、名称が発見された宛先の電子メールアドレスがアド
レス帳データに記載されていない場合には、その旨を表
示画面上に表示してユーザに告知し、ユーザからの入力
を待つ構成としても良い。
【0060】また、上記第1の実施の形態においては、
宛先の名称を参照して宛先の電子メールアドレスを入力
する構成としたが、さらに図4のL4部分に記載された
送信者の名称を参照して、図4のL3部分に送信者の電
子メールアドレスを入力する構成とすれば、作業はさら
に省略されて効率が向上し、ミスを防止することがで
き、より一層効果的である。 (第2の実施の形態)
【0061】図11は、本発明の第2の実施の形態とし
てのデータ通信システム1の動作を示すフローチャート
である。以下、動作について説明する。なお、この第2
の実施の形態としてのデータ通信システム1は、上記第
1の実施の形態であるデータ通信システム1と同様の構
成によってなるので、各部の構成についての図示及び説
明は省略する。
【0062】まず、ステップS40では、宛先名称を入
力する処理が設定され、続くステップS41では、電子
メール管理情報の、宛先の電子メールアドレスが記載さ
れた部分(図4のL1)において、先頭の電子メールア
ドレスが対象アドレスとして設定されステップS42に
移行する。
【0063】ステップS42では、データ記憶部17に
記憶されたアドレス帳データ内の先頭の電子メールアド
レスが検索アドレスとして設定され、ステップS43に
移行する。
【0064】ステップS43では、電子メール管理情報
の対象アドレスと、アドレス帳データの検索アドレスと
を照会し、一致した場合にはステップS44に移行し、
一致した検索アドレスの名称を、電子メール本文中の指
定箇所(例えば図4のL5部分)に入力した後にステッ
プS45に移行し、ステップS43において対象アドレ
スと検索アドレスとが一致しない場合には、ステップS
45に移行する。
【0065】ステップS45では、アドレス帳データ内
の全ての宛先が検索アドレスとして照会されたか否かを
確認し、全て終了していればステップS46に移行し、
終了していなければステップS47に移行する。
【0066】ステップS46では、電子メール管理情報
内の全ての電子メールアドレスについて、対象アドレス
として照会を行ったか否かを確認し、終了していなけれ
ばステップS48に移行し、全て終了した場合には、処
理を終了する。
【0067】ステップS47においては、アドレス帳デ
ータ内の次のアドレスを検索アドレスに設定してステッ
プS43に戻り、また、ステップS48では、電子メー
ル管理情報内の次の電子メールアドレスを対象アドレス
に設定し、ステップS43に戻る。
【0068】以上のように、本発明の第2の実施の形態
としてのデータ通信システム1によれば、電子メール管
理情報に宛先の電子メールアドレスを入力することによ
り、電子メール本文内に宛先の名称を記載することがで
きるので、作業負担を軽減することができる。これによ
り、例えばマウス等のポインティングデバイスによって
表示画面上に表示された電子メールアドレスを選択する
ことによって電子メール管理情報内の宛先を入力できる
構成とすれば、電子メールアドレスの入力も容易である
ので、宛先の名称を漢字等で入力する手間を省くことに
よって、作業者の負担を大きく軽減し、ミスの発生を防
止することができる。
【0069】また、上記第2の実施の形態においては、
宛先の電子メールアドレスから電子メール本文中に宛先
の名称を入力する構成としたが、加えて送信者の電子メ
ールアドレスを参照することによって、送信者氏名を電
子メール本文中に入力するものとすれば、さらに作業者
の負担を軽減し、作業効率の向上を実現することが可能
であり、より一層効果的である。
【0070】さらに、以上の実施の形態においては、既
に送信者の名称あるいは電子メールアドレスが記載され
た電子メール管理情報及び電子メール本文を対象に処理
を行うものとしたが、一般に、メールサーバー3にログ
インする際のログイン名や、電子メールの作成等を行っ
たコンピュータのプラットホーム等の作業環境等を参照
することにより、電子メールの送信を行っているユーザ
を特定することは可能である。そこで、上記実施の形態
において、そのユーザの名称及び電子メールアドレスを
自動的に入力する構成とすれば、作業者の負担はさらに
軽減し、より効果的である。
【0071】なお、以上の実施の形態においては、メー
ルサーバー3が接続された通信回線網2を利用してデー
タ通信装置10,10間の電子メール送受信処理を行う
構成としたが、宛先の名称と電話番号をアドレス帳デー
タに記載してデータ記憶部17に記憶させ、データ通信
装置10からファックス・モデム(FAX modem )及び公
衆電話回線網等を介してデータを送信し、このデータを
受信したファクシミリ(Facsimile )に文書を出力させ
る構成としても良い。また、その他細部の構成について
も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可
能であることは勿論である。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、データ本
文中に名称が記載された宛先に対して、自動的に宛先の
設定が行われるので、宛先の入力漏れなど、必要なデー
タが届かないというミスを防止することができる。ま
た、データ本文中に記載された各宛先の名称は、電子メ
ールのアドレス等の記号に比べ、入力漏れの有無をチェ
ックすることが容易であり、作業者の負担を大きく減ら
すことができる。
【0073】請求項2記載の発明によれば、データ本文
中で宛先の名称が記載されている範囲を指定することに
より、宛先を示す名称以外の文字等を誤って宛先として
認識してしまうことを防止できる。また、宛先が記載さ
れた範囲を設定することにより、正確に宛先の名称のみ
を検索することができる。
【0074】請求項3及び5記載の発明によれば、宛先
指定データに宛先を記載することによって、データ本文
中に、宛先の名称が記載されて送信されるので、データ
本文に宛先を記載する操作を省くことができる。これに
よって、名称の入力操作を省くことによって作業の効率
化を図り、作業者の負担を減らすことができる。
【0075】請求項4記載の発明によれば、データ本文
中に名称が記載された宛先に対して、自動的に宛先の設
定が行われるので、宛先の入力漏れなど、必要なデータ
が届かないというミスを防止することができる。また、
データ本文中に記載された各宛先の名称は、電子メール
のアドレス等の記号に比べ、入力漏れの有無をチェック
することが容易であり、作業者の負担を大きく減らすこ
とができる。そして、データ本文中で宛先の名称が記載
されている範囲を指定することにより、宛先を示す名称
以外の文字等を誤って宛先として認識してしまうことを
防止し、正確に宛先の名称のみを検索することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態としてのデータ通信
システムの構成を示す概略図である。
【図2】図1のデータ通信装置の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2のRAM内に設けられるメモリエリアの構
成を示す図である。
【図4】図1のデータ通信装置によって送信される電子
メールの一例を示す図である。
【図5】図2のデータ記憶部にアドレス帳形式で記憶さ
れるデータの一例を模式的に示す図である。
【図6】図1のデータ通信装置によって実行される宛先
メールアドレスの入力処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】図6に示す検索処理を示すサブルーチンであ
る。
【図8】図7における検索データ照会処理を示すサブル
ーチンである。
【図9】図6に示すメールアドレス読み出し処理を示す
サブルーチンである。
【図10】図6に示すメールアドレス入力処理を示すサ
ブルーチンである。
【図11】本発明の第2の実施の形態としてのデータ通
信システムによる宛先名称入力処理を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 データ通信システム 2 通信回線網 3 メールサーバー 4 屋内変換器 5 基地局 6 携帯電話機 10,10 データ通信装置 11 CPU 12 表示部 13 入力部 14 RTC 15 通信部 16 RAM 17 データ記憶部 18 プログラム記憶部 19 バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】宛先指定データに記載された宛先に対して
    データ本文を送信するデータ通信装置において、 複数の前記宛先を、各宛先の名称に対応付けて記憶する
    宛先記憶手段と、 この宛先記憶手段に記憶された各宛先の名称のうち、い
    ずれかの名称が、前記データ本文に含まれていることを
    検索する検索手段と、 前記データ本文中に、前記宛先記憶手段に記憶された宛
    先の名称が含まれている場合には、該名称に対応する宛
    先を前記宛先指定データに書き込む書き込み手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】前記データ本文中の検索範囲を指定する検
    索範囲指定手段をさらに備え、 前記検索手段は、前記データ本文中において前記検索範
    囲指定手段によって指定された範囲においてのみ検索を
    行うこと、 を特徴とする請求項1記載のデータ通信装置。
  3. 【請求項3】宛先指定データに記載された宛先に対して
    データ本文を送信するデータ通信装置において、 複数の前記宛先を、各宛先の名称に対応付けて記憶する
    宛先記憶手段と、 この宛先記憶手段に記憶された各宛先のうち、いずれか
    の宛先が、前記宛先指定データに含まれていることを検
    索する検索手段と、 前記宛先指定データ中に、前記宛先記憶手段に記憶され
    た宛先が含まれている場合には、該宛先の名称を前記デ
    ータ本文に書き込む書き込み手段と、 を備えることを特徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】複数のデータ通信装置間において、宛先を
    指定する宛先指定データとデータ本文とを含むデータの
    通信を行うコンピュータが読み取り可能なプログラムを
    格納した記憶媒体であって、 複数の前記宛先を、各宛先の名称に対応付けて記憶する
    ためのプログラムコードと、 これらの前記宛先の名称のうち、いずれかの名称が、前
    記データ本文中の指定された検索範囲内に含まれている
    か否かを検索するためのプログラムコードと、 前記データ本文中の前記検索範囲内に前記宛先の名称が
    含まれている場合には、該名称に対応する宛先を前記宛
    先指定データに書き込むためのプログラムコードと、 前記宛先指定データに記載された前記宛先に対してデー
    タを送信するためのプログラムコードと、 を格納したことを特徴とする記憶媒体。
  5. 【請求項5】宛先を指定する宛先指定データと、データ
    本文とを含むデータの通信を行うコンピュータが読み取
    り可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 複数の前記宛先を、各宛先の名称に対応付けて記憶する
    ためのプログラムコードと、 これらの前記宛先のうち、いずれかの宛先が、前記宛先
    指定データ中に含まれているか否かを検索するためのプ
    ログラムコードと、 前記宛先指定データ中に前記宛先が含まれている場合に
    は、該宛先の名称を前記データ本文に書き込むためのプ
    ログラムコードとを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
JP9313672A 1997-11-14 1997-11-14 データ通信装置及び記憶媒体 Pending JPH11149428A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006222478A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Murata Mach Ltd 電子メール通信装置
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JP2012118998A (ja) * 2005-06-23 2012-06-21 Microsoft Corp 電子ビジネスカードの送信および受信

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