JPH05167613A - メールシステム - Google Patents

メールシステム

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JPH05167613A
JPH05167613A JP3353775A JP35377591A JPH05167613A JP H05167613 A JPH05167613 A JP H05167613A JP 3353775 A JP3353775 A JP 3353775A JP 35377591 A JP35377591 A JP 35377591A JP H05167613 A JPH05167613 A JP H05167613A
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JP3353775A
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Kazuhiro Nakada
和宏 中田
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JustSystems Corp
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JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メールによる文書等の保存領域を削減し、メ
ールによるトラヒック量を低下させると共に、送信した
文書の状態を送信ユーザが確認できるメールシステムを
提供する。 【構成】 サーバ1は、メールを格納するメールボック
スを、メール文書を格納するメール文書エリアxと、メ
ールの種類や属性といった送信時に設定されるメール情
報を格納する情報エリアyとに分けて別々に管理する。
ワークステーションからメールが送信されると、サーバ
1は、メール文書をメール送信ユーザのメール文書エリ
アxにのみ格納する。受信ユーザのメールボックスに
は、メール文書を格納せず、メール情報のみを情報エリ
アyに格納する。また、サーバ1は、受信したメールに
対する受信ユーザの取扱い状態を示すデータをそのメー
ルに対するメール情報として情報エリアyに格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメールシステムに係わ
り、詳細には、ネットワークを利用して複数ユーザ間で
メールの送受信を行うメールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、社内で、他の人に文書を送る場
合、社内専用の封筒に文書を挿入して社内メールとして
着信先に配送するか、作成した文書をファクシミリ装置
で送信するなどの方法によっていた。しかし、社内メー
ルで送信する場合は文書を相手に直ちに送付できず、フ
ァクシミリ装置による場合は直ちに送信できるが画質が
低下するという問題がある。また、送られた文書を利用
して新たな文書を作成する場合には、改めてワードプロ
セッサ、パーソナルコンピュータ等の文書作成装置を使
用して文書の入力、訂正等の処理を行う必要があり、事
務効率が悪かった。このような、問題を解決し各種事務
を効率的に行うために、パーソナルコンピュータ等の各
種OA機器の普及に伴って、各種OA機器間でのデータ
の通信を行うLAN(ローカル・エリア・ネットワー
ク)が導入されるようになってきている。このLANで
は、あるユーザが作成した文書を、直ちにそのままの形
式で送信するメールシステムが利用されている。すなわ
ち、LANに接続された各ワークステーションには、他
のユーザから送信されたメールを格納するメールボック
スが各ユーザ割り当てられている。そして、あるユーザ
の作成した文書がメールシステムにより送信されると、
対象となるユーザのメールボックスに文書が格納され
る。送信を受けたユーザは、自分のメールボックスに格
納された文書を読み出すことにより、直ちに文書内容を
確認することができ、また、受信した文書をそのまま加
工等することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のメール
システムでは、送信された文書は各ユーザのメールボッ
クスに格納されるようになっている。従って、例えばユ
ーザaが作成した文書を複数のユーザb、c、dに送信
する場合には、同一の文書がユーザb、c、dの各メー
ルボックスにそれぞれ格納されていた。このため、LA
N全体として必要とされるメモリ容量が増大してしまっ
ていた。また、文書の全てを送信しているため、メール
の送信によるトラヒック量が増加するという欠点もあっ
た。さらに、送信された文書が受信ユーザによってどの
ように取り扱われたのかについて、文書の送信ユーザが
知ることはできなかった。そこで、本発明の第1の目的
は、メールによる文書等の保存領域を削減し、メールに
よるトラヒック量を低下させることができるメールシス
テムを提供することにある。また本発明の第2の目的
は、送信した文書の状態を送信したユーザが確認するこ
とが可能なメールシステムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、メール文書等の入力を行う入力手段と、メール文書
等を表示する表示手段と、メール文書の入力、表示およ
び通信を制御する制御手段を備えた複数のワークステー
ションと、これらワークステーションをネットワーク接
続する接続手段と、この接続手段に接続され、前記各ワ
ークステーションから入力送信されるメールのメール文
書を格納するメール文書格納部と、メール情報を格納す
るメール情報格納部からなるメールボックスを備え、メ
ール文書を送信ユーザのメールボックスに格納し、メー
ル情報を送信ユーザ、受信ユーザのメールボックスに格
納するメール管理手段とをメールシステムに具備させ
て、前記第1の目的を達成する。請求項2記載の発明で
は、請求項1記載のメールシステムにおけるメール管理
手段で、送信したメールに対する受信ユーザの取扱い状
態を示すデータを、そのメールに対するメール情報とし
て各メール情報格納部に格納することにより、前記第2
の目的を達成する。
【0005】
【実施例】以下、本発明のメールシステムにおける一実
施例を図面を参照して詳細に説明する。図1はメールシ
ステムのシステム構成を表したものである。この図に示
すように、メールシステムは、プリントサーバ、通信サ
ーバ、ファイルサーバ等のサーバ1を備えており、例え
ばイーサネット等のLANケーブル2により複数のワー
クステーション3−1、3−2、3−3…と接続されて
バス型のLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を
構成している。サーバ1は、ハードディスク等からなる
大容量のメモリ4、各ワークステーション3からの要求
に応じてメモリ4に格納されているデータの記録を行う
プリンタ5、他のLANやISDN(サービス総合ディ
ジタル網)等と接続するための通信回線6を備えてい
る。
【0006】図2はメモリ4の構成を概念的に表したも
のである。このメモリ4は図2(a)に示すように、プ
ログラム格納エリア7とデータ管理エリア8から構成さ
れている。プログラムエリア7には、ネットワークを制
御するためのプログラム、各種の文書を作成するための
プログラム、メールシステムの制御プログラム、その他
スケジュール管理のプログラムや着信監視のプログラム
等の各種のプログラムが格納されている。一方、データ
管理エリア8には登録された各ユーザa、b、…毎にメ
ールボックス9−a、9−b、…が設けられている。各
ユーザのメールボックス9は、図2(b)に概念的に示
すように、メール文書エリアxとメール情報エリアyに
区別されている。メール文書エリアxは、送信ユーザが
送信するメール文書や添付ファイルが格納されるエリア
であり、情報エリアyは後述する宛先、稟議指定等のメ
ール情報や、送信日時等の送信環境が格納されるエリア
である。
【0007】図3はワークステーション3の構成を表し
たものである。この図に示すように、ワークステーショ
ン3は、CPU(中央処理装置)11を備えており、デ
ータバス等のバスライン12を介して、ROM13、R
AM14、通信制御装置15、表示装置17、キーボー
ド18と接続されている。ここで、ROM13は、ワー
クステーション3の機能を実現するための基本的なプロ
グラムや日本語変換システムのプログラム等が格納され
たリード・オンリ・メモリである。RAM14は、サー
バ1に格納された所定のプログラムがダウンロードされ
格納されると共に、CPU11のワーキングメモリとし
て使用されるランダム・アクセス・メモリである。通信
制御装置15はLANケーブル2を介してサーバ1と接
続され、サーバ1との間でプログラムやメール文書の送
受信を行う。
【0008】表示装置17は、CRTディスプレイや液
晶ディスプレイ等の画像表示部と表示制御部とを備えて
おり、送信する文書や受信した文書を表示するようにな
っている。キーボード18は、メール文書の作成や送信
等の各種処理をを行うための入力装置であり、数字を入
力するテンキー、文字を入力する文字キー、各種の機能
を実現するための機能キー等が配置されている。このキ
ーボード18には、ポインティングデバイスとしてのマ
ウス19が接続されている。
【0009】このように構成されたメールシステムは、
サーバ1において送受信されたメール文書を各ユーザ毎
に管理するようになっている。そして、キーボード18
からユーザ名がログインされると、サーバ1のプログラ
ム格納エリア7から、必要なプログラムがワークステー
ションにダウンロードされる。ワークステーション3で
は、送受信された各スケジュールを表示装置17にスケ
ジュール表示画面として表示するようになっている。
【0010】図4は、メールシステムが起動しコマンド
実行後に表示装置17に表示されるメール読込画面を表
したものである。このメール読込画面は受信一覧画面
で、画面の左上にはユーザ氏名21が表示される。その
下には、ログインしているユーザが受信したメールの一
覧、または送信したメールの一覧のいずれであるかを示
すと共に、受信または送信したメール数を表示する送受
信区別表示23が表示されている。このメール読込画面
では、送受信区別表示23として、「受信一覧」が表示
され、また受信文書が17通である旨が表示されてい
る。送受信したメールに対して所定の検索を行い、その
結果をメール読込画面に表示する場合には、この送受信
したメール数が分数表示され、メール総数が分母に、検
索結果の数が分子にそれぞれ表示される。
【0011】この送受信区別表示23の左端には、画面
切替アイコン(絵文字)25が配置され、マウス19で
左クリックすると、受信一覧画面と送信一覧画面が切り
替わるようになっている。また、F5キーを押下するこ
とによっても画面が切り替わる。送受信区別表示23の
右方には、送信アイコン27が表示され、これをマウス
18で左クリックすると、後述する送信設定画面が表示
される。その右にはメール文書マーク29が表示され、
これをマウス18で左クリックすると、ツールが起動す
る。
【0012】送受信区別表示23の下側には各メール毎
に、そのメールの状態を示す状態表示アイコンが表示さ
れる状態表示欄31が設けられている。状態表示マーク
の種類としては、図5(a)に示すように、通知したメ
ールが未だ読まれていないことを示す未読メールマー
ク、返信が要求されている返要マーク、返信の要求があ
るメールで返信期限が経過している返信期限経過マー
ク、マーキングを指定したメールであることを示すマー
キングメールマーク、簡易返事が届いていることを示す
簡易返事有りマークがある。
【0013】メール読込画面の中央には、送信または受
信したメール毎にそのメールの内容が表示される。メー
ル種類33は、図5(b)に示すように、添付ファイル
指定、至急指定、重要指定、親展指定、返事必要指定、
伝言指定、回覧指定、稟議指定があり、メールの送信時
に指定される。メール種類33は、前4者のいずれかが
指定されている場合、指定されているマークが濃い実線
で表示され、指定されていないマークは点線で表示され
る。また、後4者が指定されている場合には、点線で表
示された前4者の右側に指定されたマークが濃い実線で
表示される。ツール35には、メールを作成したツール
名が表示される。送信ユーザ名37にはそのメールを送
信したユーザ名が表示され、送信一覧画面では受信ユー
ザとなるユーザ名が表示される。着信日時39には、メ
ールが着信した日時を、送信一覧画面ではメールを送信
した日時が表示される。見出し41は、メールに付けら
れた見出しが表示される。図4に示したメール読込画面
で表示されているメールの内容に関する表示は、表示可
能な内容の一部であり、図6の表示設定画面に示すよう
に、その他の表示内容を含め、各ユーザが自由に設定す
ることができるようになっている。なお、図4はメール
種類表示として横表示が選択されたメール読込画面であ
り、下表示が選択された場合には、図7に示すように、
メール種類は画面の下方に「添付 重要 至急 親展
稟議 転送」と表示される。この場合、カーソルの位置
するメールについてメールの種類が指定されている場合
は、該当するメール種類の項目が濃く表示される。
【0014】次に、メールシステムにより、メールを送
受信する動作について説明する。いま、ワークステーシ
ョン3−1を使用しているユーザaから、ワークステー
ション3−2を使用しているユーザbにメールを送信す
るものとする。メール文書作成とメール情報の設定 まずユーザaは、ワークステーション3−1により、新
規作成、編集等のコマンドを選択し、ツール選択画面を
表示し所定のツールを選択した後、送信するメール文書
を作成する。その後ユーザaは、メールを送信する条件
を入力する。図8は、メールの送信条件であるメール情
報を設定するための送信設定画面を表したものである。
この送信設定画面は、所定の送信コマンドを入力するこ
とにより表示装置17に表示される。ユーザはこの送信
設定画面において、キーボード18またはマウス19に
よって、宛先を入力する。メールの送信先である宛先
は、宛先欄51、CC欄53またはBCC欄55に送信
したいユーザ名を入力する。同一のメールを複数のユー
ザに送信する場合には、各ユーザ名の間に半角スペース
を挟んで入力する。メールの受信ユーザが宛先欄に記載
された他の受信ユーザ名を確認できるようにする場合に
はCC欄53に受信ユーザ名を設定し、受信ユーザが他
の受信ユーザ名を確認できないようにする場合にはBC
C欄55に受信ユーザ名を設定する。
【0015】予め設定された特定ユーザで構成されるグ
ループを指定することにより、その構成ユーザ全員を指
定することができる。また、宛先51、CC欄53、B
CC欄55に「グループ名、半角マイナス記号、メール
名」を設定することにより、グループの中の特定ユーザ
以外にメールを送信することも可能である。送信するユ
ーザ名やグループ名が不明な場合には、宛先51、CC
欄53、BCC欄55にカーソルを位置させてF1キー
を押下してリストを選択すると、図9に示すように、登
録されているユーザ名、グループ名の一覧がユーザ一覧
画面に表示され、この画面からユーザを指定することが
できる。登録されているグループの構成メンバーを確認
する場合は、メンバー一覧キーを選択することにより、
カーソルが位置しているグループを構成する各ユーザ名
が表示される。
【0016】図8の見出し欄57には、メールに付ける
見出しを入力する。見出しが入力されない場合は、メー
ル文書の先頭が自動設定される。また、メールの内容に
よって重要指定59、至急指定61、親展指定63を行
うか否かを選択する。選択されたメールは、図4に示す
ように、それぞれ対応する指定マークが濃く表示され、
親展指定63が指定されたメールは、受信ユーザが親展
用のパスワードを入力しないとメール文書を読むことが
できないようになっている。
【0017】メール種類65は、返要、伝言、回覧、稟
議の各メール種類を設定するか否かを指定する欄であ
る。図4に示すメール読込画面において、いずれかのメ
ール種類65が指定されると対応するメール種類を表す
マークが濃く表示される。返要は、必ず返事が欲しい場
合に指定し、この指定がなされると、受信ユーザ側の受
信一覧画面には返事を出すまで返要マークが表示され
る。特に送信するメール文書が存在せず、短い伝言文で
良い場合には、メール種類として伝言を指定することに
よって、見出し57のみが伝言として送信される。メー
ル文書を複数の人に回覧する場合には回覧を指定する。
回覧が指定されると、受信ユーザは受信したメール文書
を編集することが可能となる。ただし、他の受信ユーザ
がメール文書に書き込んでいるときは、書き込むことが
できない。受信ユーザが、回覧されたメール文書に書き
込むと、返要マークが消去される。
【0018】メール文書内容に承認をもらう場合には、
稟議を指定する。稟議を指定する場合、宛先51に最初
に送信する1人を設定し、CC欄53に、その他の宛先
を稟議を回したい順に設定する。そして、添付ファイル
67に稟議書を設定して送信を実行する。稟議が設定さ
れると、設定された宛先の順番にメールが送信され、そ
れぞれのユーザから承認のコメントが入力されると、次
に設定された宛先にメールが送信される。この点で設定
された全ての宛先に同時にメールが送信される回覧と異
なる。稟議が指定されると、全員の承認が得られた場
合、または途中で承認が得られなかった場合に、送信ユ
ーザにメールが戻される。
【0019】期間指定69では、有効期限、着信日時お
よび返信日時をそれぞれ指定することができる。有効期
限を設定することにより、期限を経過したメール文書を
削除する場合に有効となる。着信日時を指定することに
よって、指定した日時に送信される。また、返信期限は
メール種類65で返要を指定した場合に有効で、返信期
限が経過したメールには、図4に示すメール読込画面の
状態表示欄31に返信期限経過マークが表示される。受
信依存削除71が指定された場合、メールの受信ユーザ
がそのメールを確認すると送信ユーザ側の一覧から削除
される。
【0020】メールの送信 ユーザaは以上の各メール情報を設定した後、作成した
メールの送信を行う。メールの送信が実行されると、ワ
ークステーション3−1はメール文書、存在する場合に
は添付ファイル、およびユーザ情報を、通信制御装置1
5およびLANケーブル2を介してサーバ1に送信す
る。サーバ1では、送信されたデータの内、メール文書
と添付ファイルを、送信ユーザであるユーザaのメール
ボックス9−a(図2)のメール文書エリア9−axに
格納すると共に、図8の送信設定画面で設定されたメー
ル情報を情報エリア9−ayに格納する。またサーバ1
は、情報エリア9−axに、送信日時、着信日時を格納
すると共に、送信されたメール文書が作成されたツール
名を調べて格納する。
【0021】一方、サーバ1は、ワークステーション3
−1から送信されたデータから送信先の宛先(この例で
は、ユーザbとユーザc)を確認し、そのユーザに対応
するメールボックス9−bの情報エリア9−byにメー
ル情報、送信日時、着信日時および送信ユーザ名を格納
する。なお、メール情報として稟議が指定されている場
合、サーバ1は宛先51に設定されたユーザにのみメー
ル情報等を格納し、稟議対象となる各ユーザからの承認
が通知される毎に、CC欄53に設定された次のユーザ
にメール情報を送信する。以上によりメールの送信が完
了する。このように、メール文書は送信ユーザaのメー
ルボックスに格納され、受信ユーザのメールボックスに
は格納されないので、使用するメモリ量が少なくてす
む。また、サーバ1がメール情報を送信先ユーザのメー
ルボックスに格納することによりメールの送信が完了す
るので、トラヒック量の増加が抑えられる。
【0022】受信ユーザの対応 メールを受信したユーザbがワークステーション3−2
から、受信したメールを読み込む場合の動作について次
に説明する。ユーザbがワークステーション3−2から
メール読込画面の表示をコマンド入力すると、サーバ1
から、対応する情報エリア9−byに格納されたデータ
が供給される。ワークステーション3−2のCPU1
は、供給されたデータの中から、予め図6の表示設定画
面で設定されている項目を選択して受信一覧画面(図
4)を表示装置に表示する。受信したメールで未だ読ん
でいないメールは、受信一覧画面の状態表示欄31の、
未読メールマーク(図5(a)参照)により確認するこ
とができる。ユーザbは、受信一覧画面に表示された受
信メールの一覧から、読みたいメールにカーソルを移動
して実行キーを押下する。実行キーの押下により、選択
されたメール文書の送信ユーザaとメール番号がワーク
ステーション3−2からサーバ1に送信される。サーバ
1は、選択されたメール文書をメール文書エリア9−a
xから読み出し、ワークステーション3−2に送信す
る。ワークステーション3−2は、サーバ1から送信さ
れたメール文書を、表示装置17に表示する。
【0023】一方、ユーザbは、表示装置17に表示さ
れた受信一覧画面(図4)から、簡易表示を行うことが
できる。すなわち、ユーザbが、簡易表示キーを選択す
ると、サーバ1のメール文書エリア9−axから選択さ
れたメール文書が供給され、送信されたメール文書のテ
キスト部分が表示装置17に表示される。メール文書に
添付ファイルが存在する場合には、添付ファイルキーを
選択することにより同様にして受信一覧画面に添付ファ
イルが表示される。また、メール情報キーを選択する
と、カーソル位置のメールに対するメール情報が表示さ
れる。
【0024】ユーザbは、受信したメールに対して返信
用のメールを送信する場合、返信コマンドを入力する
か、または、図8に示した送信設定画面で返信キーを選
択することにより作成したメール文書が返信メールとし
て送信される。この場合も、返信メールは返信を行うユ
ーザbのメールボックス9−bのメール文書エリア9−
bxにのみ格納され、返信先であるユーザaのメールボ
ックス9−aには情報エリア9−ayにメール情報のみ
が設定されて返信が終了する。返信メールの宛先には、
「返」マークが表示され、見出しには、受信メールの見
出しに「返信:送信側のメールNo」が自動的に入力され
る。また、サーバ1は、ユーザbより返信が行われる
と、送信ユーザaおよび返信ユーザbのメール文書エリ
ア9−ax、9−bxに返信済を示す返信済データ、返
信時間等のメール情報を格納する。返信済データの格納
により、ユーザaとユーザbのメール読込画面には、未
返信マークの表示が削除される。
【0025】ユーザbは、また、簡易返事をユーザaに
返信することができる。簡易返事を表示設定画面で選択
し、全角30文字の簡単な返事を送信する。簡易返事が
送信されると、サーバ1はユーザaおよびユーザbの情
報エリア9−ay、9−byに簡易返事が出されたこと
を示す簡易返事データを格納する。簡易返事データの格
納により、ユーザaとユーザbのメール読込画面の状態
表示欄31には、簡易返事有りマークが表示される。た
だし、簡易返事は、受信メールのメール情報に記録され
るが、返要メールの返信とはならず、返信済データは格
納されず、従って、ユーザaとユーザbのメール読込画
面からは、未返信マークの表示は消去されない。簡易返
事の採用により、メールの受信ユーザは容易に返信を行
うことができる。一方メールを送信したユーザにとって
は、サーバ1に格納されているユーザbの情報エリア9
─byを一々アクセスすることなく、簡単に返信状態を
確認することができる。
【0026】受信したメール文書のメール種類として稟
議が指定されている場合、ユーザbは稟議の内容を確認
してメッセージ等を入力する。すなわち、次の宛先を選
択すると共に、見出し文、印鑑代わりのパスワード、お
よび承認、否認のメッセージを入力する。ここでユーザ
bは、メール文書の内容を自由に書き加えることができ
るが、添付ファイルである稟議書は書き加えることがで
きない。サーバ1は、以上の入力が行われると、承認の
場合には、次の宛先ユーザのメールボックスの情報エリ
アにメール情報を格納する。全宛先ユーザによる稟議が
終了すると、参加ユーザ全員に通常メールで、「稟議結
果:」と追加されたメールが送信される。なお、途中で
承認されずに、発信ユーザにメールが戻った場合には、
稟議が回ったユーザにだけ「稟議結果:」のメールが送
信される。ユーザaは、メール情報の簡易返事欄から、
承認か否認かのメッセージを確認することができる。
【0027】以上説明した実施例では、送信ユーザが、
送信するメールに対する回覧、稟議等規格化された方法
を規定する構成なので、事務手続が効率化され、また、
情報の信頼性を高めることができる。さらに、以上説明
した実施例では、受信ユーザは受信一覧画面から所定の
ユーザを指定して簡易返事、返信、見出しの取り込み等
を行うことができるので、手続が簡略化されると共に、
返信ユーザ等を誤って設定することが防止される。な
お、実施例では説明しなかったが、送信ユーザは、送信
したメールに対して追伸を送信することができる。この
場合も、送信ユーザは送信一覧画面から通信ユーザを選
択することにより、手続を簡略かつ容易に行うことがで
きる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、送信するメールを送信ユーザのメールボッ
クスにのみ格納し、送信先にはメール情報のみを送信す
るので、メールによる文書等の保存領域が削減され、メ
ールによるトラヒック量を低下させることができる。ま
た請求項2記載の発明によれば、受信したメールに対す
る受信ユーザの取扱い状態を示すデータを、そのメール
に対するメール情報として各メール情報格納部に格納し
ているので、送信した文書の状態を送信したユーザが確
認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるメールシステムの一実施例を示
すシステムの構成図である。
【図2】図2(a)は同上、メモリの概念構成図であ
り、(b)はメールボックスの概念構成図である。
【図3】同上、ワークステーションの構成図である
【図4】同上、表示装置に表示されるメール読込画面の
うち、受信一覧画面を表した説明図である。
【図5】図5(a)はメールの状態を示す状態表示マー
クの説明図で、(b)はメールの種類を示すメール種類
マークの説明図である。
【図6】同上、メール読込画面に表示する内容を設定す
る表示設定画面を示す説明図である。
【図7】同上、メール読込画面において、メール種類は
画面の下方に表示した場合の画面を示す説明図である。
【図8】同上、メールの送信条件であるメール情報を設
定するための送信設定画面を示す説明図である。
【図9】同上、送信可能なユーザ名、グループ名を一覧
表示するユーザ一覧画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 サーバ 2 LANケーブル 3 ワークステーション 4 メモリ 5 プリンタ 6 通信回線 7 プログラム格納エリア 8 データ管理エリア 9 メールボックス 10 予約ファイル 11 CPU 12 バスライン 13 ROM 14 RAM 15 通信制御装置 17 表示装置 18 キーボード 19 マウス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メール文書等の入力を行う入力手段と、
    メール文書等を表示する表示手段と、メール文書の入
    力、表示および通信を制御する制御手段を備えた複数の
    ワークステーションと、 これらワークステーションをネットワーク接続する接続
    手段と、 この接続手段に接続され、前記各ワークステーションか
    ら入力送信されるメールのメール文書を格納するメール
    文書格納部と、メール情報を格納するメール情報格納部
    からなるメールボックスを備え、メール文書を送信ユー
    ザのメールボックスに格納し、メール情報を送信ユー
    ザ、受信ユーザのメールボックスに格納するメール管理
    手段とを具備することを特徴とするメールシステム
  2. 【請求項2】 メール管理手段は、送信したメールに対
    する受信ユーザの取扱い状態を示すデータを、そのメー
    ルに対するメール情報として各メール情報格納部に格納
    することを特徴とする請求項1記載のメールシステム。
JP3353775A 1991-12-17 1991-12-17 メールシステム Pending JPH05167613A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3353775A JPH05167613A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 メールシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3353775A JPH05167613A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 メールシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05167613A true JPH05167613A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18433137

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