JPH08221150A - クロック異常検出装置 - Google Patents

クロック異常検出装置

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Publication number
JPH08221150A
JPH08221150A JP7029423A JP2942395A JPH08221150A JP H08221150 A JPH08221150 A JP H08221150A JP 7029423 A JP7029423 A JP 7029423A JP 2942395 A JP2942395 A JP 2942395A JP H08221150 A JPH08221150 A JP H08221150A
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JP
Japan
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comparison timing
signal
timing signal
abnormality
reference clock
Prior art date
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Application number
JP7029423A
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English (en)
Inventor
Takeo Matsuura
健夫 松浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハイレベル比較タイミング信号とローレベル
比較タイミング信号が共にインアクティブである期間で
あっても、基準クロックに発生したグリッジを検出でき
る。 【構成】 基準クロック11に同期し、かつ同一周波数
を有し、パルス幅が前記基準クロック11に許容される
最小幅に等しいハイレベル比較タイミング信号12を生
成し、この生成されたハイレベル比較タイミング信号1
2に前記基準クロック11の半周期分の遅延を施してロ
ーレベル比較タイミング信号13を生成し、出力する比
較タイミング信号生成部2と、前記比較タイミング信号
12,13がインアクティブである場合に、前記基準ク
ロック11に係わる立上り及立下り変化を検出し、立ち
上がり及び立ち下がりを共に検出したときに、基準クロ
ック11に係わる異常を示す比較タイミングオフ時異常
信号15を出力する比較タイミングオフ時異常検出部4
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル回路に用いら
れる基準クロックに発生するデューティ異常、周波数異
常、グリッジ等のクロック異常を検出するクロック異常
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のクロック異常検出装置の
概略を示すブロック図である。図6において、61は、
周波数がf[Hz]、デューティが(50−m)[%]
〜(50+m)[%]の範囲にある基準クロックであ
る。62は、基準クロック61のデューティが50−m
[%]を下回ったこと、すなわち基準クロック61にお
いて正パルスの抜けが発生したことを検出するために使
用されるハイレベル比較タイミング信号である。63
は、基準クロック61のデューティが50+m[%]を
上回ったこと、すなわちグリッジが発生したことを検出
するために使用されるローレベル比較タイミング信号で
ある。64は、基準クロック61の異常を通知するため
の異常信号である。7は、入力された基準クロック61
を用いてハイレベル比較タイミング信号62とローレベ
ル比較タイミング信号63とを生成し、これら生成され
た比較タイミング信号62、63を出力する比較タイミ
ング信号生成部である。8は、比較タイミング信号生成
部7より入力されたハイレベル比較タイミング信号62
とローレベル比較タイミング信号63を用いて基準クロ
ック61の異常を検出し、この異常を通知する異常通知
信号64を出力する異常検出部である。
【0003】図7は、前記比較タイミング信号生成部7
の内部構成を示すブロック図である。図7において、7
4は、入力された基準クロック61に同期し、基準クロ
ック61と同じ周波数を有する同期クロック71を出力
するフェーズ・ロック・ループである。尚、このフェー
ズ・ロック・ループ74内部における前記基準クロック
61と同期クロック71との位相を比較するための位相
比較器は、デジタル化されるD型フリップフロップ等に
て構成されるものである。これにより、入力される基準
クロック61において正パルス抜けが発生した場合でも
位相比較タイミングがずれることなく同期クロック71
を生成できるため、同期クロック71の周波数が安定す
る。
【0004】また、図7に示す75は、前記フェーズ・
ロック・ループ74より入力された同期クロック71に
対して基準クロック61に許容される最小パルス幅Pmi
n (Pmin =(50−m)/100/f)の時間だけ遅
延処理を施して、遅延クロック72を出力する遅延付加
部である。76は、前記フェーズ・ロック・ループ74
より入力された同期クロック71と遅延付加部75より
入力された遅延クロック72とに基づいて、基準クロッ
ク61に許容される最小パルス幅Pmin と等しいパルス
幅を有する短パルスクロック73を出力する短パルス生
成部である。77は、短パルス生成部76より入力され
た短パルスクロック73の位相を調整して、前記ハイレ
ベル比較タイミング信号62とローレベル比較タイミン
グ信号63とを出力する位相調整部である。
【0005】図8は、前記異常検出部8の内部構成を示
すブロック図である。図8において、83は前記比較タ
イミング信号生成部7より入力されたハイレベル比較タ
イミング信号62がアクティブであるときに発生した基
準クロック61の異常を検出し、ハイレベル異常検出信
号81を出力するハイレベル異常検出部である。84
は、前記比較タイミング信号生成部7より入力されたロ
ーレベル比較タイミング信号63がアクティブであると
きに発生した基準クロック61の異常を検出し、ローレ
ベル異常検出信号82を出力するローレベル異常検出部
である。85は、ハイレベル異常検出部83より入力さ
れたハイレベル異常検出信号81とローレベル異常検出
部84より入力されたローレベル異常検出信号82とに
基づいて基準クロック61の異常を通知する異常通知信
号64を生成し、この異常通知信号64を出力する異常
信号出力部である。
【0006】次に上記従来のクロック異常検出装置の動
作を説明する。図9は従来のクロック異常検出装置の動
作タイミングを示すタイミング図である。
【0007】図9において、91は、前記ハイレベル比
較タイミング信号62がアクティブであるときに基準ク
ロック61のデューティが50−m[%]を下回ったタ
イミングである。92は、前記ハイレベル比較タイミン
グ信号62がアクティブであるときに基準クロック61
の正パルスの抜けが発生したタイミングである。93
は、前記ローレベル比較タイミング信号63がアクティ
ブであるときに基準クロック61にグリッジが発生した
タイミングである。94は、前記ハイレベル比較タイミ
ング信号62とローレベル比較タイミング信号63とが
両方ともインアクティブであるときに、基準クロック6
1にグリッジが発生したタイミングである。
【0008】では、図7に示す比較タイミング信号生成
部7の動作について説明する。基準クロック61は、比
較タイミング信号生成部7のフェーズ・ロック・ループ
74に入力される。フェーズ・ロック・ループ74は、
入力された基準クロック61に同期した同期クロック7
1を生成し、この同期クロック71を遅延付加部75と
短パルス生成部76とに出力する。遅延付加部75は、
入力された同期クロック71に対して基準クロック61
に許容されるパルス幅の最小値Pmin (Pmin =(50
−m)/100/f)に等しい時間だけ遅延を付加し
て、遅延クロック72として短パルス生成部76に出力
する。短パルス生成部76は、入力された同期クロック
71がハイレベルかつ遅延クロック72がローレベルで
あるときに、ハイレベルとなる信号を生成し、この信号
を短パルスクロック73として位相調整部77に出力す
る。位相調整部77は、入力された短パルスクロック7
3をd時間だけ遅延処理を施し、ハイレベル比較タイミ
ング信号62として異常検出部8に出力する。また、位
相調整部77は、このハイレベル比較タイミング信号6
2に対して基準クロック61に許容されるパルス幅の最
大値Pmax (Pmax =(50+m)/100/f)に等
しい時間だけ遅延処理を施し、ローレベル比較タイミン
グ信号63として異常検出部8に出力する。
【0009】次に、前記比較タイミング信号生成部7か
らのハイレベル比較タイミング信号62及びローレベル
比較タイミング信号を入力する異常検出部8の動作を図
8に基づいて説明する。
【0010】基準クロック61は、夫々異常検出部8の
ハイレベル異常検出部83とローレベル異常検出部84
とに入力される。前記ハイレベル比較タイミング信号6
2は、異常検出部8のハイレベル異常検出部83に入力
される。ローレベル比較タイミング信号63は、異常検
出部8のローレベル異常検出部84に入力される。
【0011】ハイレベル異常検出部83は、入力された
ハイレベル比較タイミング信号62がアクティブかつ入
力された基準クロック61がローレベルであるときに、
ハイレベル異常検出信号81をアクティブとして異常信
号出力部85に出力する。従って、図9のタイミング図
からも把握できるようタイミング91に示すデューティ
異常、タイミング92に示す周波数異常を夫々検出する
ことができる。
【0012】前記ローレベル異常検出部84は、前記比
較タイミング信号生成部7より入力されたローレベル比
較タイミング信号63がアクティブかつ入力された基準
クロック61がハイレベルであるときに、ローレベル異
常検出信号82をアクティブとして異常信号出力部85
に出力する。従って、図9のタイミング93に示すグリ
ッジを検出することができる。
【0013】そして、この異常信号出力部85は、入力
されたハイレベル異常検出信号81とローレベル異常検
出信号82とのいずれかがアクティブであるとき、異常
通知信号64をアクティブとして出力する。
【0014】このように、上記従来のクロック異常検出
装置でも、基準クロックに発生するデューティ異常、周
波数異常、グリッジを検出することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のクロック異常検出装置では、ハイレベル比較タイミ
ング信号がアクティブである期間とローレベル比較タイ
ミング信号がアクティブである期間においてのみ基準ク
ロックの異常検出を行っているため、図9のタイミング
94に示すように、ハイレベル比較タイミング信号とロ
ーレベル比較タイミング信号が両方ともインアクティブ
である期間に基準クロックにグリッジが発生したとして
も、このグリッジ発生を検出することができないという
問題があった。
【0016】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、その目的とするところは、ハイレベル比較
タイミング信号とローレベル比較タイミング信号が共に
インアクティブである期間であっても、基準クロックに
発生したグリッジを検出できるクロック異常検出装置を
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のクロック異常検出装置は、基準クロックに同
期し、かつ同一周波数を有し、パルス幅が前記基準クロ
ックに許容される最小幅に等しいハイレベル比較タイミ
ング信号を生成し、この生成されたハイレベル比較タイ
ミング信号に前記基準クロックの半周期分の遅延を施し
てローレベル比較タイミング信号を生成し、これら生成
されたハイレベル比較タイミング信号とローレベル比較
タイミング信号とを出力する比較タイミング信号出力手
段と、これらハイレベル比較タイミング信号及びローレ
ベル比較タイミング信号に基づいて前記基準クロックに
係わる異常を検出し、これを異常通知信号として出力す
る異常検出手段とを有するクロック異常検出装置であっ
て、前記ハイレベル比較タイミング信号及び前記ローレ
ベル比較タイミング信号がインアクティブである場合
に、前記基準クロックに係わる立ち上がりを検出し、こ
れを立ち上がり検出信号として出力する立ち上がり信号
検出手段と、前記ハイレベル比較タイミング信号及び前
記ローレベル比較タイミング信号がインアクティブであ
る場合に、前記基準クロックに係わる立ち下がりを検出
し、これを立ち下がり検出信号として出力する立ち下が
り信号検出手段とを有し、前記異常検出手段は、前記立
ち上がり信号及び前記立ち下がり信号がアクティブであ
る場合に、前記異常通知信号を出力するようにしたもの
である。
【0018】
【作用】かかる構成により、本発明のクロック異常検出
装置によれば、ハイレベル比較タイミング信号及びロー
レベル比較タイミング信号が共にインアクティブである
期間で、基準クロックにおいて立上がり変化と立ち下が
り変化とが両方発生したとき、すなわち立ち上がり信号
及び立ち下がり信号がアクティブの場合には、異常通知
信号を出力するようにしたので、ハイレベル比較タイミ
ング信号及びローレベル比較タイミング信号が共にイン
アクティブである期間であっても基準クロックに発生し
たグリッジを検出することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明のクロック異常
検出装置について説明する。
【0020】図1は、本発明のクロック異常検出装置に
おける一実施例の概略構成を示すブロック図である。図
1において、11は、周波数がf[Hz]、デューティ
が(50−m)[%]〜(50+m)[%]の範囲にあ
る基準クロックである。12は、基準クロック11のデ
ューティが50−m[%]を下回ったこと、すなわち基
準クロック11において正パルスの抜けが発生したこと
を検出するために使用されるハイレベル比較タイミング
信号である。13は、基準クロック11のデューティが
50+m[%]を上回ったこと、すなわちグリッジが発
生したことを検出するために使用されるローレベル比較
タイミング信号である。14は、前記ハイレベル比較タ
イミング信号12がアクティブ、または、前記ローレベ
ル比較タイミング信号13がアクティブであるときに発
生した基準クロック11の異常を通知する比較タイミン
グオン時異常信号である。15は、前記ハイレベル比較
タイミング信号12がインアクティブかつローレベル比
較タイミング信号13がインアクティブであるときに発
生した基準クロック11の異常を通知する比較タイミン
グオフ時異常信号である。尚、請求項1記載の異常通知
信号は、前記比較タイミングオン時異常信号14及び前
記比較タイミングオフ時異常信号15に相当するもので
ある。
【0021】2は、入力された基準クロック11を用い
てハイレベル比較タイミング信号12とローレベル比較
タイミング信号13とを生成し、これら生成された比較
タイミング信号を夫々出力する比較タイミング信号出力
手段である比較タイミング信号生成部である。3は、比
較タイミング信号生成部2より入力されたハイレベル比
較タイミング信号12とローレベル比較タイミング信号
13とを用いて基準クロック11の異常を検出し、比較
タイミングオン時異常信号14を出力する異常検出手段
である比較タイミングオン時異常検出部である。4は、
比較タイミング信号生成部2より入力されたハイレベル
比較タイミング信号12とローレベル比較タイミング信
号13とを用いて基準クロック11の異常を検出し、比
較タイミングオフ時異常信号15を出力する異常検出手
段である比較タイミングオフ時異常検出部である。
【0022】図2は、前記比較タイミング信号生成部2
の内部構成を示すブロック図である。図2において、2
4は、入力された基準クロック11に同期し、この基準
クロック11と同じ周波数を持つ同期クロック21を出
力するフェーズ・ロック・ループである。尚、フェーズ
・ロック・ループ24の内部において、基準クロック1
1と同期クロック21との位相を比較するための位相比
較器は、デジタル化されるD型フリップフロップ等にて
構成されるものとする。これにより、入力される基準ク
ロック11において正パルス抜けが発生した場合に、位
相比較タイミングがずれることなく同期クロック21を
生成できるため、同期クロック21の周波数が安定す
る。25は、フェーズ・ロック・ループ24より入力さ
れた同期クロック21に対して、基準クロック11に許
容される最小パルス幅Pmin (Pmin =(50−m)/
100/f)の時間だけ遅延処理を施して、遅延クロッ
ク22を生成し、この遅延クロック22を出力する遅延
付加部である。26は、フェーズ・ロック・ループ24
より入力された同期クロック21と遅延付加部25より
入力された遅延クロック22とを用いて、基準クロック
11に許容される最小パルス幅Pmin と等しいパルス幅
を有する短パルスクロック23を出力する短パルス生成
部である。27は、短パルス生成部26より入力された
短パルスクロック23の位相を調整して、ハイレベル比
較タイミング信号12とローレベル比較タイミング信号
13を出力する位相調整部である。
【0023】図3は、前記比較タイミングオン時異常検
出部3の内部構成を示すブロック図である。図3におい
て、33は、前記比較タイミング信号生成部2より入力
されたハイレベル比較タイミング信号12がアクティブ
であるときに発生した基準クロック11の異常を検出
し、ハイレベル異常検出信号31を出力するハイレベル
異常検出部である。34は、前記比較タイミング信号生
成部2より入力されたローレベル比較タイミング信号1
3がアクティブであるときに発生した基準クロック11
の異常を検出し、ローレベル異常検出信号32を出力す
るローレベル異常検出部である。35は、ハイレベル異
常検出部33より入力されたハイレベル異常検出信号3
1とローレベル異常検出部34より入力されたローレベ
ル異常検出信号32とに基づいて前記比較タイミングオ
ン時異常信号14を生成し、この生成された比較タイミ
ングオン時異常信号14を出力する比較タイミングオン
時異常信号出力部である。
【0024】図4は、前記比較タイミングオフ時異常検
出部4の内部構成を示すブロック図である。
【0025】図4において、44は、前記比較タイミン
グ信号生成部2より入力されたハイレベル比較タイミン
グ信号12とローレベル比較タイミング信号13とを用
いて、立上がり検出部45と立ち下がり検出部46とを
リセットするためのリセット信号41を出力するリセッ
ト信号出力部である。45は、リセット信号出力部44
より入力されたリセット信号41がインアクティブであ
るとき、入力された基準クロック11の立上がりを検出
し、立上がり検出信号42を出力する立ち上がり検出手
段である立上がり検出部である。46は、リセット信号
出力部44より入力されたリセット信号41がインアク
ティブであるとき、入力された基準クロック11の立ち
下がりを検出し、立ち下がり検出信号43を出力する立
ち下がり検出手段である立ち下がり検出部である。47
は、立ち上がり検出部45より入力された立上がり検出
信号42と立ち下がり検出部46より入力された立ち下
がり検出信号43とに基づいて前記比較タイミングオフ
時異常信号15を生成し、この生成された比較タイミン
グオフ時異常信号15を出力する比較タイミングオフ時
異常信号出力部である。
【0026】次に上記実施例の動作を説明する。図5は
本実施例のクロック異常検出装置の動作タイミングを示
すタイミング図である。
【0027】図5において、51は、ハイレベル比較タ
イミング信号12がアクティブであるときに基準クロッ
ク11のデューティが50−m[%]を下回ったタイミ
ングである。52は、ハイレベル比較タイミング信号1
2がアクティブであるときに基準クロック11の正パル
スの抜けが発生したタイミングである。53は、ローレ
ベル比較タイミング信号13がアクティブであるときに
基準クロック11にグリッジが発生したタイミングであ
る。54は、ハイレベル比較タイミング信号12とロー
レベル比較タイミング信号13とが両方ともインアクテ
ィブであるときに、基準クロック11にグリッジが発生
したタイミングである。
【0028】次に図2に示す比較タイミング信号生成部
2の動作について説明する。図2に示すように基準クロ
ック11は、比較タイミング信号生成部2のフェーズ・
ロック・ループ24に入力される。フェーズ・ロック・
ループ24は、入力された基準クロック11に同期した
同期クロック21を生成し、この生成された同期クロッ
ク21を遅延付加部25と短パルス生成部26とに出力
する。遅延付加部25は、入力された同期クロック21
に対して基準クロック11に許容されるパルス幅の最小
値Pmin (Pmin =(50−m)/100/f)に等し
い時間だけ遅延処理を施して、この遅延処理を施された
同期クロック21を遅延クロック22として短パルス生
成部26に出力する。短パルス生成部26は、入力され
た同期クロック21がハイレベル、かつ遅延クロック2
2がローレベルであるときに、ハイレベルとなる信号を
生成し、この生成された信号を短パルスクロック23と
して位相調整部27に出力する。位相調整部27は、入
力された短パルスクロック23をd時間だけ遅延処理を
施し、この遅延処理を施された短パルスクロック23を
ハイレベル比較タイミング信号12として比較タイミン
グオン時異常検出部3と比較タイミングオフ時異常検出
部4とに出力する。また、位相調整部27は、ハイレベ
ル比較タイミング信号12に対して基準クロック11に
許容されるパルス幅の最大値Pmax (Pmax =(50+
m)/100/f)に等しい時間だけ遅延処理を施し
て、この遅延処理を施されたハイレベル比較タイミング
信号12をローレベル比較タイミング信号13として比
較タイミングオン時異常検出部3と比較タイミングオフ
時異常検出部4とに出力する。
【0029】次に図3に示す前記比較タイミングオン時
異常検出部3の動作について説明する。
【0030】図3に示すように基準クロック11は、比
較タイミングオン時異常検出部3のハイレベル異常検出
部33とローレベル異常検出部34に入力される。ハイ
レベル比較タイミング信号12は、比較タイミングオン
時異常検出部3のハイレベル異常検出部33に入力され
る。ローレベル比較タイミング信号13は、比較タイミ
ングオン時異常検出部3のローレベル異常検出部34に
入力される。
【0031】前記ハイレベル異常検出部33は、入力さ
れたハイレベル比較タイミング信号12がアクティブ、
かつ入力された基準クロック11がローレベルであると
きに、ハイレベル異常検出信号31をアクティブとして
比較タイミングオン時異常信号出力部35に出力する。
従って、図5のタイミング図からも把握できるようにタ
イミング51に示すデューティ異常、タイミング52に
示す周波数異常を検出することができる。
【0032】前記ローレベル異常検出部34は、比較タ
イミング信号生成部2より入力されたローレベル比較タ
イミング信号13がアクティブ、かつ入力された基準ク
ロック11がハイレベルであるときに、ローレベル異常
検出信号32をアクティブとして比較タイミングオン時
異常信号出力部35に出力する。従って、図5のタイミ
ング53に示すグリッジを検出することができる。比較
タイミングオン時異常信号出力部35は、入力されたハ
イレベル異常検出信号31とローレベル異常検出信号3
2とのいずれかがアクティブであるとき、比較タイミン
グオン時異常信号14をアクティブとして出力する。
【0033】次に図4に示す比較タイミングオフ時異常
検出部4の動作について説明する。図4に示すように基
準クロック11は、立ち上がり検出部45と立ち下がり
検出部46に入力される。ハイレベル比較タイミング信
号12とローレベル比較タイミング信号13とは、リセ
ット信号出力部44に入力される。リセット信号出力部
44は、入力されたハイレベル比較タイミング信号12
とローレベル比較タイミング信号13とのいずれかがア
クティブであるとき、リセット信号41をアクティブと
して立ち上がり検出部45と立ち下がり検出部46とに
出力する。立ち上がり検出部45は、入力されたリセッ
ト信号41がアクティブであるときには立ち上がり検出
信号42を常にインアクティブとし、リセット信号41
がインアクティブであるときには、入力された基準クロ
ック11の立ち上がりを検出すると立ち上がり検出信号
42をアクティブとし、リセット信号41がアクティブ
となるまで出力を保持する。立ち下がり検出部46は、
入力されたリセット信号41がアクティブであるときに
は立ち下がり検出信号43を常にインアクティブとして
出力し、リセット信号41がインアクティブであるとき
には、入力された基準クロック11の立ち下がりを検出
すると立ち下がり検出信号43をアクティブとし、リセ
ット信号41がアクティブとなるまで出力を保持する。
比較タイミングオフ時異常信号出力部47は、立ち上が
り検出部45より入力された立ち上がり検出信号42が
アクティブ、かつ立ち下がり検出部46より入力された
立ち下がり検出信号43がアクティブであるとき、比較
タイミングオフ時異常信号15をアクティブとして出力
する。従って、図5のタイミング54に示すグリッジの
発生を検出することができる。
【0034】このように上記実施例によれば、ハイレベ
ル比較タイミング信号12及びローレベル比較タイミン
グ信号13が共にインアクティブである期間で、基準ク
ロック11の立ち上がり変化と立ち下がり変化とが発生
したとき、すなわち立ち上がり信号42及び立ち下がり
信号43がアクティブであるとき、比較タイミングオフ
時異常検出信号15を出力するようにしたので、ハイレ
ベル比較タイミング信号12とローレベル比較タイミン
グ信号13が両方ともインアクティブである期間であっ
ても基準クロック11に発生したグリッジを検出するこ
とができる。
【0035】
【発明の効果】上記実施例のように構成された本発明の
クロック異常検出装置によれば、ハイレベル比較タイミ
ング信号及びローレベル比較タイミング信号が共にイン
アクティブである期間で、基準クロックにおいて立上が
り変化と立ち下がり変化とが両方発生したとき、すなわ
ち立ち上がり信号及び立ち下がり信号がアクティブの場
合には、異常通知信号を出力するようにしたので、ハイ
レベル比較タイミング信号及びローレベル比較タイミン
グ信号が共にインアクティブである期間であっても基準
クロックに発生したグリッジを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック異常検出装置における一実施
例の概略構成を示すブロック図
【図2】同装置の比較タイミング信号生成部の内部構成
を示すブロック図
【図3】同装置の比較タイミングオン時異常検出部の内
部構成を示すブロック図
【図4】同装置の比較タイミングオフ時異常検出部の内
部構成を示すブロック図
【図5】同装置の動作タイミングを示すタイミング図
【図6】従来のクロック異常検出装置の概略構成を示す
ブロック図
【図7】同装置の比較タイミング信号生成部の内部構成
を示すブロック図
【図8】同装置の異常検出部の内部構成を示すブロック
【図9】同装置の動作タイミングを示すタイミング図
【符号の説明】
11 基準クロック 12 ハイレベル比較タイミング信号 13 ローレベル比較タイミング信号 14 比較タイミングオン時異常信号(異常通知信号) 15 比較タイミングオフ時異常信号(異常通知信号) 2 比較タイミング信号生成部(比較タイミング信号
出力手段) 3 比較タイミングオン時異常検出部(異常検出手
段) 4 比較タイミングオフ時異常検出部(異常検出手
段) 42 立ち上がり検出信号 43 立ち下がり検出信号 45 立ち上がり検出部(立ち上がり検出手段) 46 立ち下がり検出部(立ち上がり検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックに同期し、かつ同一周波数
    を有し、パルス幅が前記基準クロックに許容される最小
    幅に等しいハイレベル比較タイミング信号を生成し、こ
    の生成されたハイレベル比較タイミング信号に前記基準
    クロックの半周期分の遅延を施してローレベル比較タイ
    ミング信号を生成し、これら生成されたハイレベル比較
    タイミング信号とローレベル比較タイミング信号とを出
    力する比較タイミング信号出力手段と、これらハイレベ
    ル比較タイミング信号及びローレベル比較タイミング信
    号に基づいて前記基準クロックに係わる異常を検出し、
    これを異常通知信号として出力する異常検出手段とを有
    するクロック異常検出装置であって、 前記ハイレベル比較タイミング信号及び前記ローレベル
    比較タイミング信号がインアクティブである場合に、前
    記基準クロックに係わる立ち上がりを検出し、これを立
    ち上がり検出信号として出力する立ち上がり信号検出手
    段と、前記ハイレベル比較タイミング信号及び前記ロー
    レベル比較タイミング信号がインアクティブである場合
    に、前記基準クロックに係わる立ち下がりを検出し、こ
    れを立ち下がり検出信号として出力する立ち下がり信号
    検出手段とを有し、 前記異常検出手段は、前記立ち上がり信号及び前記立ち
    下がり信号がアクティブである場合に、前記異常通知信
    号を出力することを特徴とするクロック異常検出装置。
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