JPH08220595A - レンズバリア機構 - Google Patents

レンズバリア機構

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JPH08220595A
JPH08220595A JP5061195A JP5061195A JPH08220595A JP H08220595 A JPH08220595 A JP H08220595A JP 5061195 A JP5061195 A JP 5061195A JP 5061195 A JP5061195 A JP 5061195A JP H08220595 A JPH08220595 A JP H08220595A
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blade
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Kazuyoshi Azegami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤操作時の部品の損傷を防止すると共に、バ
リア羽根の開閉不良の発生を防ぐ、カメラのレンズバリ
ア機構を提供すること。 【構成】 駆動羽根を回転可能に保持する支軸と、駆動
羽根の端部に形成されたボスと、ボスを嵌挿する溝を有
するカム部材と、カム部材を駆動する駆動部材と、カム
部材の第1の端部を駆動部材に対して第1の方向に常に
付勢する第1の弾性手段と、カム部材の第2の端部を駆
動部材に対して第2の方向に常に付勢する第2の弾性手
段とを有し、駆動部材がカム部材を、第1の端部がボス
に近づく方向に駆動することにより、ボスは第1の方向
に付勢されて、駆動羽根が支軸を中心に開口を開放する
方向に回動し、駆動部材がカム部材を、第2の端部がボ
スに近づく方向に駆動することにより、ボスは第2の方
向に付勢されて、駆動羽根が支軸を中心に開口を閉鎖す
る方向に回動する構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等のレンズを保
護するためのレンズバリア機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパクトカメラなどでは、カメ
ラのレンズカバーの代わりに、撮影レンズ鏡筒の先端に
取り付けられ、撮影開口を開閉するレンズバリア機構が
用いられている。一般にレンズバリア機構は、複数のバ
リア羽根を有しており、通常は1対のバリア羽根をモー
タにより駆動し、これに別の1対の従動バリア羽根が従
動することによって2対のバリア羽根が開閉する構成と
なっている。従来のレンズバリア機構では、レンズ鏡筒
内で回動可能なバリア駆動環が設けられ、バリア羽根を
開放する時には、バリア駆動環に設けられた突起部がバ
リア羽根に形成されたボスに当接して、バリア羽根を開
放位置に回動し、バリア羽根を閉鎖する時には、バリア
駆動環の突起部によるボスへの付勢を解除し、バリア羽
根がトーションばねの付勢によって閉鎖位置に復帰する
構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のレンズ
バリア機構では、開放動作中のバリア羽根を手で押さえ
てしまった場合等、誤操作によって外力が加わった場合
に、バリア駆動環の突起部やバリア羽根のボス等の部品
の破損を招くケースがあった。また、従来のレンズバリ
ア機構には、バリア駆動環の突起部やバリア羽根のボス
の寸法ばらつきによって、バリア羽根の開閉不良が発生
しやすいという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、誤操作時の
部品の破損を防止すると共に、バリア羽根の開閉不良の
発生を防ぐ、レンズバリア機構を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、駆動羽根を回転可能に保持する支軸と、
駆動羽根の端部に形成されたボスと、ボスを嵌挿する溝
を有するカム部材と、カム部材を駆動する駆動部材と、
カム部材の第1の端部を駆動部材に対して第1の方向に
常に付勢する第1の弾性手段と、カム部材の第2の端部
を駆動部材に対して第2の方向に常に付勢する第2の弾
性手段と、によって構成され、ボスが第1の方向に移動
すると、駆動羽根が支軸を中心に開口を開放する方向に
回動し、ボスが第2の方向に移動すると、駆動羽根が支
軸を中心に開口を閉鎖する方向に回動し、駆動部材が、
第1の端部がボスに近づく方向に、カム部材を駆動する
ことにより、ボスが第1の方向に移動し、駆動部材が、
第2の端部がボスに近づく方向に、カム部材を駆動する
ことにより、ボスが第2の方向に移動することを特徴と
する。また、複数の羽根を、少なくとも一枚の駆動羽根
と少なくとも一枚の従動羽根とし、従動羽根は駆動羽根
に係合することにより、開放位置と閉鎖位置の間を移動
する構成も可能である。また、駆動部材を、カメラ鏡筒
内を摺動する駆動環とし、第1の方向を前駆動環の外周
に向かう方向、第2の方向を駆動環の内周に向かう方向
とする構成も可能である。また、弾性部材をトーション
ばねとし、カム部材の両端にトーションばねと係合する
フック部を設ける構成、及び、支軸を化粧板に形成され
た突起とする構成も可能である。
【0006】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を説明する。
図1は、本発明に係るレンズバリア機構の要部を分解し
て示す斜視図である。撮影レンズの最先端部には、化粧
板10が設けられている。この化粧板10は、レンズ鏡
筒100に固定されており、撮影開口11を備えてい
る。化粧板10のカメラ本体側に、第1バリア羽根4
0、50及び第2バリア羽根62、64が設けられ、さ
らにカメラボディ側には、バリア取付板20が設けられ
ている。このバリア取付板20は化粧板10に固定され
ている。
【0007】第1バリア羽根40、50と第2バリア羽
根62、64のうち、第1バリア羽根40と第2バリア
羽根62は化粧板10に設けられた支軸12によって回
動自在に支持され、第1羽根50と第2バリア羽根64
は化粧板10に設けられ支軸14によって回動自在に支
持されている。この支軸12と支軸14の先端は、バリ
ア取付板20にはめ込まれ、これによって、第1バリア
羽根40、50と第2バリア羽根62、64は、化粧板
10とバリア取付板20の間に回動可能に支持される。
【0008】開口11を開放するときには、第1バリア
羽根40と第2バリア羽根62、及び第1バリア羽根5
0と第2バリア羽根64が光軸方向にそれぞれ重なるよ
う設定されている。また、開口11を閉鎖するときに
は、第1バリア羽根40、50が開口11の中心部を塞
ぎ、第2バリア羽根62、64が、第1バリア羽根4
0、50が塞いだ部分の周辺部を塞ぐよう設定されてい
る。
【0009】第2バリア羽根62には係合部65、突出
部66が設けられている。第1バリア羽根40が閉鎖方
向に回動すると、第1バリア羽根40の先端に設けられ
た当接部45が第2バリア羽根62の突出部66に当接
し、第2バリア羽根62を閉鎖方向に回動する。第1バ
リア羽根40が開放方向に回動すると、第1バリア羽根
40の当接辺46が第2バリア羽根62の係合部65に
当接し、第2バリア羽根62を開放方向に回動する。こ
のようにして、第2バリア羽根62は第1バリア羽根4
0に従動する。同様に、第2バリア羽根64は第1バリ
ア羽根50に従動する。
【0010】第2バリア羽根62、64は第1バリア羽
根40、50に従動するものであるため、以下では、第
1バリア羽根40、50の開閉動作について説明する。
なお、簡単のため、第1バリア羽根40、50は単にバ
リア羽根40、50とする。
【0011】まず、バリア駆動環30について図1と図
2にもとづいてに説明する。図1に示すように、バリア
駆動環30はバリア取付板20とレンズ鏡筒100の間
に摺動可能に支持されている。バリア駆動環30の一部
にはギア部34が形成されており、このギア部34は、
レンズ鏡筒100に設けられたピニオン102と噛み合
っている。このピニオン102は、図示しないモータに
よって駆動され、このピニオン102の回転によりバリ
ア駆動環30は回動する。
【0012】図2に示すように、バリア駆動環30の上
には、カム部材70、80が設けられている。バリア駆
動環30の、カム部材70、80が配置される部分の内
周近傍には、内壁部345、346が形成されている。
カム部材70と80は対称の形状であるため、ここでは
カム部材70について説明する。カム部材70の形状は
弧状であり、外側の弧はバリア駆動環30の外周と同じ
曲率を持ち、内側の弧はバリア駆動環30の内壁部34
5と同じ曲率を持っている。また、カム部材70の中心
部には溝77が形成されている。さらに、カム部材70
の両端にはフッフック部71、73とスライド部72、
74が形成されている。
【0013】図3にカム部材70の斜視図を示す。図3
に示すように、カム部材70の溝77の、フック部73
に近い方の端部には、位置決め用の位置決めボス75が
突出形成されている。この位置決めボス75は、図2に
示すように、バリア駆動環30に形成された位置決め長
孔314に嵌挿される。また、カム部材70には、脱落
防止部78が形成されており、バリア駆動環30に形成
された脱落防止開口324に係合する。また、図3に示
すように、カム部材70の溝77には、凹部79が形成
されている。
【0014】バリア駆動環30の、カム部材70の両隣
には、トーションばね94、93が取り付けられる。ト
ーションばね94は、バリア駆動環30に設けられたば
ね支持部材334に支持されており、そのバリア駆動環
30の内周側の一端をバリア駆動間30に固定してい
る。トーションばね94の他端は、カム部材70の位置
によって、カム部材70のフック部71に係合するか、
またはスライド部72に摺動可能に当接する。また、ト
ーションばね93は、バリア駆動環30に設けられたば
ね支持部材333に支持されており、そのバリア駆動環
30の外周側の一端をバリア駆動環30に固定してい
る。トーションばね93の他端は、カム部材70の位置
によって、カム部材70のフック部73に係合するか、
またはスライド部74に摺動可能に当接する。
【0015】以上の構成により、このカム部材70は、
その内壁部345に接する位置から、脱落防止部78が
脱落防止開口324の縁に接する位置までの範囲で移動
可能となる。そして、このカム部材70は、フック部7
1側の端部をバリア環30の外周に向かって付勢され、
フック部73側の端部をバリア駆動環30の内周に向か
って付勢される。同様に、カム部材80は、その内壁部
346に接する位置から、脱落防止部88が脱落防止開
口322に接する位置までの範囲で移動可能となる。そ
して、フック部81側の端部をバリア環30の外周に向
かって付勢され、フック部83側の端部をバリア駆動環
30の内周に向かって付勢される。このようにして、カ
ム部材70、80はバリア駆動環30に対し、バリア駆
動環30の周方向には位置決めボス75、85によって
位置を規制されると共に、バリア駆動環30の半径方向
には移動可能となる。
【0016】次に、バリア羽根40、50の駆動方式に
ついて説明する。図4は、バリア羽根40、50が開放
状態にある時の、図1のA位置から見た正面図である。
バリア羽根40とバリア羽根50の駆動方式は同じなの
で、ここではバリア羽根50について説明する。バリア
羽根50の先端にはボス51が突設されている。このボ
ス51は、バリア取付板20に形成された孔22を貫通
し、カム部材70の溝77に嵌挿される。なお、バリア
羽根50は、ボス51に隣接して設けられた回転孔52
を中心に回転可能である。
【0017】図4に示すように、バリア羽根50が開放
位置にあるときには、カム70は、フック部73がバリ
ア駆動環30の内周近くに設けられた内壁凹部344に
接し、フック部71はバリア駆動環30の最も外周より
に位置し、カム部材70の脱落防止部78がバリア駆動
環の脱落防止開口324に接している。また、トーショ
ンばね94はフック部71に係合し、トーションばね9
3はスライド部74に摺動可能に当接している。
【0018】この状態からバリア駆動環30が図中時計
回りに回転すると、カム部材70は位置決めボス75と
位置決め長孔314の係合によって、バリア駆動環30
周方向に移動する。これに伴い、ボス51がカム部材7
0の溝77に沿って、図中右方向、すなわちバリア駆動
環30の外側に向かって移動する。これにより、バリア
羽根50は回転孔52を軸に図中時計回りに回転する。
【0019】バリア駆動環30は、バリア羽根50が閉
鎖位置に達した後、さらに僅かに回転し、図5に示す位
置に達したところで停止する。バリア羽根50が閉鎖位
置に達した後、バリア駆動環30がさらに僅かに回転す
ることによって、カム部材70は、そのフック部71側
を僅かにバリア駆動環30の内側に変移させ、そのフッ
ク部73側を僅かにバリア駆動環30の外側に変移させ
る。これによって、フック部73と内壁凹部344は離
れ、脱落防止部78と脱落防止開口324も離れる。即
ち、カム部材70はトーションばね94、93のみによ
って位置を規制される状態になる。
【0020】閉鎖位置から開放位置に移動する時には、
バリア駆動環30は図中反時計回りに回転し、ボス51
はカム部材70に形成された溝77に沿って、図中左方
向、すなわちバリア駆動環30の内側に向かって移動す
る。これにより、バリア羽根50は回転孔52を軸に図
中反時計回りに回転する。バリア駆動環30は、バリア
羽根50が開放位置に達した後、さらに僅かに回転し、
図4に示す位置に達したところで停止する。以上の様な
構成により、バリア羽根50の開閉動作は行われる。バ
リア羽根40の開閉動作も同様に行われる。
【0021】ここで、誤操作などの場合のバリア羽根5
0の動作について説明する。まず、図5の閉鎖状態から
開放状態に移行中に、手でバリア羽根50を押さえた場
合を想定する。バリア羽根50が押さえられているた
め、バリア駆動環30が図中時計回りに回転しても、ボ
ス51の位置は変わらないが、カム部材70のフック部
73側が、ばね93の付勢力に抗して、バリア駆動環3
0の外側に向かって移動するため、部品に損傷を与える
ことは無い。また、この状態で押さえた指を急に離して
も、ばね93の付勢力によってバリア羽根50はもとの
位置に復帰し、この場合も部品に損傷与えることは無
い。
【0022】また、図4の開放状態から閉鎖状態に移行
中に、手でバリア羽根50を押さえた場合も、カム部材
70はばね94の付勢力に抗して、フック部71側がバ
リア駆動環30の内側に向かって移動するため、部品に
損傷を与えることは無い。また、この状態で押さえた指
を急に離しても、ばね94の付勢力によってバリア羽根
50がもとの位置に復帰し、この場合も部品に損傷を与
えることは無い。
【0023】また、図5の閉鎖状態にあるときに、手で
バリア羽根50を開けようとした場合には、カム部材7
0のフック部71側が、ばね94の付勢力に抗してバリ
ア駆動環30の内側に向かって移動するため、部品の破
損を防ぐことができる。以上、説明したように、本発明
に係るレンズバリア機構は、誤操作など羽根の動作に抗
するような外力に対して、部品の破損を防ぐことができ
る。
【0024】次に、バリア羽根の開閉不良について説明
する。従来のバリア駆動環では、バリア羽根のボス等の
部品の寸法ばらつきのため、バリア羽根が閉鎖した時に
バリア羽根同士の間に隙間ができる、いわゆる開閉残り
が発生することがあった。しかし、本発明にかかるレン
ズバリア機構では、バリア羽根50のボス51の寸法が
設計値よりも小さかった場合でも、ばね94によってバ
リア駆動環70のフック部71側がさらに外周に向けて
付勢され移動するため、閉じたバリア羽根40、50の
間に隙間を生じることがない。
【0025】次に、カム部材70とばね93、94の組
み付け作業について説明する。図3に示すように、カム
部材70のスライド部72、74の、トーションばね9
4、93に対向する側には開口が形成されているため、
トーションばね94、93の一端をスライド部72、7
4に当接させる作業を容易に行うことができる。
【0026】また、化粧板10とバリア取付板20の間
に第1バリア羽根40、50と第2バリア羽根62、6
4を取り付けたバリアブロックを、カム部材70、80
及びトーションばね91、92、93、94を取り付け
たバリア駆動環30に組み付ける際に、カム部材70、
80の溝77、87に凹部79、89が形成されている
ため、ボス41、51がカム部材70、80に容易に嵌
挿される。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、バリア駆動環にばねを介して取り付けられたカム部
材によってバリア羽根の開閉を行うため、バリア開閉時
に誤操作など、バリア羽根の動作を妨げるものがあって
も、部品の破損を防止することができる。さらに、部品
の寸法のばらつきがあった場合の、バリア羽根の開閉不
良を防止することができる。また、カム部材のばねと係
合する部分が開口部とするとともに、カム部材の溝に凹
部を形成することにより、バリア駆動環にばねとカム部
材を組み付ける作業、及びバリア羽根の組み付け作業が
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のレンズバリア機構を示す分解
斜視図である。
【図2】本発明の実施例のバリア駆動環及びカム部材を
示す正面図である。
【図3】本発明の実施例のカム部材を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の実施例のレンズバリア機構を示す正面
図である。
【図5】本発明の実施例のレンズバリア機構を示す正面
図である。
【符号の説明】
10 化粧板 20 バリア取付板 30 バリア駆動環 40、50 第1バリア羽根 41、51 ボス 62、64 第2バリア羽根 70、80 カム部材 71、73 フック部 79、89 脱落防止部 81、83 スライド部 75、85 位置決めボス 91、92 トーションばね 93、94 トーションばね 100 鏡筒 312、314 位置決め長孔 322、324 脱落防止開口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズの撮影開口を開閉する複数の羽
    根を有し、該複数の羽根が少なくとも1枚の駆動羽根を
    含むカメラのレンズバリア機構であって、 前記駆動羽根を回転可能に保持する支軸と、 前記駆動羽根の端部に形成されたボスと、 前記ボスを嵌挿する溝を有するカム部材と、 前記カム部材を駆動する駆動部材と、 前記カム部材の第1の端部を前記駆動部材に対して第1
    の方向に常に付勢する第1の弾性手段と、 前記カム部材の第2の端部を前記駆動部材に対して第2
    の方向に常に付勢する第2の弾性手段と、によって構成
    され、 前記ボスが前記第1の方向に移動すると、前記駆動羽根
    が前記支軸を中心に前記開口を開放する方向に回動し、
    前記ボスが前記第2の方向に移動すると、前記駆動羽根
    が前記支軸を中心に前記開口を閉鎖する方向に回動し、 前記駆動部材が、前記第1の端部が前記ボスに近づく方
    向に、前記カム部材を駆動することにより、前記ボスが
    前記第1の方向に移動し、 前記駆動部材が、前記第2の端部が前記ボスに近づく方
    向に、前記カム部材を駆動することにより、前記ボスが
    前記第2の方向に移動することを特徴とする、カメラの
    レンズバリア機構。
  2. 【請求項2】前記複数の羽根は、少なくとも一枚の駆動
    羽根と少なくとも一枚の従動羽根よりなっており、前記
    従動羽根は前記駆動羽根に係合することにより、開放位
    置と閉鎖位置の間を移動することを特徴とする、請求項
    1に記載のカメラのレンズバリア機構。
  3. 【請求項3】前記駆動部材は、カメラ鏡筒内を摺動する
    駆動環であることを特徴とする、請求項1に記載のカメ
    ラのレンズバリア機構。
  4. 【請求項4】前記第1の方向は、前記駆動環の内周に向
    かう方向であり、前記第2の方向は前記駆動環の外周に
    向かう方向であることを特徴とする、請求項3に記載の
    カメラのレンズバリア機構。
  5. 【請求項5】前記弾性部材は、トーションばねであるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のカメラのレンズバリ
    ア機構。
  6. 【請求項6】前記カム部材は、両端に前記トーションば
    ねと係合するフック部を有することを特徴とする、請求
    項5に記載のカメラのレンズバリア機構。
  7. 【請求項7】前記支軸は、化粧板に形成された突起であ
    ることを特徴とする、請求項1に記載のカメラのレンズ
    バリア機構。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009510516A (ja) * 2006-04-26 2009-03-12 レアード テクノロジーズ マップ カンパニー リミテッド 小型カメラ用保護装置
JP2011048221A (ja) * 2009-08-28 2011-03-10 Victor Co Of Japan Ltd レンズバリア装置
US8308378B2 (en) 2009-05-20 2012-11-13 Olympus Imaging Corp. Barrier apparatus and image pickup apparatus

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