JPH0822048B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
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- JPH0822048B2 JPH0822048B2 JP62300737A JP30073787A JPH0822048B2 JP H0822048 B2 JPH0822048 B2 JP H0822048B2 JP 62300737 A JP62300737 A JP 62300737A JP 30073787 A JP30073787 A JP 30073787A JP H0822048 B2 JPH0822048 B2 JP H0822048B2
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- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 33
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 16
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、静止画映像信号の読取処理に関するもので
例えば画像プリンタ等の、映像信号をディジタル化して
処理を行なう装置の映像信号入力部に広く利用できるも
のである。
例えば画像プリンタ等の、映像信号をディジタル化して
処理を行なう装置の映像信号入力部に広く利用できるも
のである。
従来の技術 従来映像信号をディジタル化して読み取るためには、
入力された映像信号を実時間でA/D変換して読み取る手
法と、サンプリングしてA/D変換する手法とが用いられ
ている。これらの映像信号処理装置を画像プリンタ等に
応用する場合、前者は、動画を読み取ることができる反
面、高速で大容量のフレームメモリを必要とするが、後
者は、ほぼ画像プリンタの印写ライン速度に合わせて読
み込めるので、小容量のラインメモリだけで構成できる
という特徴がある。
入力された映像信号を実時間でA/D変換して読み取る手
法と、サンプリングしてA/D変換する手法とが用いられ
ている。これらの映像信号処理装置を画像プリンタ等に
応用する場合、前者は、動画を読み取ることができる反
面、高速で大容量のフレームメモリを必要とするが、後
者は、ほぼ画像プリンタの印写ライン速度に合わせて読
み込めるので、小容量のラインメモリだけで構成できる
という特徴がある。
第2図は、従来の映像信号処理装置の実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1は読取画素クロックを発生する発振器、2は読取開
始水平位置を設定する初期位置設定手段、3は読み取る
縦ラインを移動させるカウンタ、4は走査線ごとに1画
素を読み取るタイミングを発生させるカウンタ、5は映
像信号をA/D変換するA/D変換器、6はA/D変換器5の出
力データを記憶するレジスタである。
始水平位置を設定する初期位置設定手段、3は読み取る
縦ラインを移動させるカウンタ、4は走査線ごとに1画
素を読み取るタイミングを発生させるカウンタ、5は映
像信号をA/D変換するA/D変換器、6はA/D変換器5の出
力データを記憶するレジスタである。
読取開始信号eが与えられると、カウンタ3は初期位
置設定手段2に設定されている読取初期位置データをプ
リセットする。
置設定手段2に設定されている読取初期位置データをプ
リセットする。
カウンタ4は水平同期信号が入力されるごとに、カウ
ンタ3の出力データをプリセットし、プリセットされた
データが発振器1からの画素クロック数と一致したとき
に、キャリー信号を発生する。このキャリー信号により
レジスタ6は、A/D変換器5の出力画素データを記憶す
ると同時に、キャリー信号をストローブ信号として出力
する。
ンタ3の出力データをプリセットし、プリセットされた
データが発振器1からの画素クロック数と一致したとき
に、キャリー信号を発生する。このキャリー信号により
レジスタ6は、A/D変換器5の出力画素データを記憶す
ると同時に、キャリー信号をストローブ信号として出力
する。
カウンタ4が上記の動作を1画面の走査線の回数くり
返すことにより、映像信号を縦方向に1ラインよみとる
ことができる。
返すことにより、映像信号を縦方向に1ラインよみとる
ことができる。
次にカウンタ3は、垂直同期信号によりカウントアッ
プされるためカウンタ4にプリセットされるデータも1
だけ大きくなり、映像信号をサンプリングする縦ライン
は1画素分右に移動する。
プされるためカウンタ4にプリセットされるデータも1
だけ大きくなり、映像信号をサンプリングする縦ライン
は1画素分右に移動する。
したがって第3図に示すように1画面を縦M画素、横
N画素にサンプリングする場合、サンプリングを行なう
縦ラインは、i=0の位置からi=N−1まで、垂直同
期信号ごとに移動して全画面を読み取ることができる。
N画素にサンプリングする場合、サンプリングを行なう
縦ラインは、i=0の位置からi=N−1まで、垂直同
期信号ごとに移動して全画面を読み取ることができる。
このような映像信号処理装置が、例えば、カラー ビ
デオ ビクチュア プリンタ ソニー コーポレイショ
ン アイ、イー、イー、イー トランザクションズ オ
ン コンシューム エレクトロニクス(Color Video Pi
cture Printer Sony Corporation IEEE Transactions o
n Consume Electronics)、Vol.CE−28,No.3,August 19
82に示されている。
デオ ビクチュア プリンタ ソニー コーポレイショ
ン アイ、イー、イー、イー トランザクションズ オ
ン コンシューム エレクトロニクス(Color Video Pi
cture Printer Sony Corporation IEEE Transactions o
n Consume Electronics)、Vol.CE−28,No.3,August 19
82に示されている。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、従来同様フィールドあるいはフレームメモ
リを必要としない簡易な回路で構成できる雑音抑圧効果
をもった映像信号処理装置を提供することを目的として
いる。
リを必要としない簡易な回路で構成できる雑音抑圧効果
をもった映像信号処理装置を提供することを目的として
いる。
問題点を解決するための手段 本発明は、読取画素クロックを発生する発振回路と、
この読取画素クロックをカウントして水平同期信号から
の時間を計測し読取画素位置にサンプリングパルスを発
生する第1のカウンタと、この第1のカウンタの出力パ
ルスを画素間の時間に相当する時間だけ遅延する、従属
接続されたN−1個(Nは2以上の整数)の遅延手段
と、前記第1のカウンタにプリセットする値をフレーム
またはフィールド周期で更新し読取画素位置を1画素分
移動させる第2のカウンタと、第1のカウンタの出力パ
ルスおよびN−1個の遅延手段の出力パルスによって映
像信号をA/D変換するA/D変換器と、前記A/D変換器の出
力を記憶するN個のレジスタと、このN個のレジスタの
出力から画素データを決定する画素データ決定手段を備
え、1水平走査期間内(1H)の連続するN個の画素を読
み取り、複数の水平走査線について縦方向のN本の画素
列を読み取り、N個のフィールドにわたって同一画素を
N回読み取り、画素データ決定手段により画素データを
決定することを特徴とする映像信号処理装置である。
この読取画素クロックをカウントして水平同期信号から
の時間を計測し読取画素位置にサンプリングパルスを発
生する第1のカウンタと、この第1のカウンタの出力パ
ルスを画素間の時間に相当する時間だけ遅延する、従属
接続されたN−1個(Nは2以上の整数)の遅延手段
と、前記第1のカウンタにプリセットする値をフレーム
またはフィールド周期で更新し読取画素位置を1画素分
移動させる第2のカウンタと、第1のカウンタの出力パ
ルスおよびN−1個の遅延手段の出力パルスによって映
像信号をA/D変換するA/D変換器と、前記A/D変換器の出
力を記憶するN個のレジスタと、このN個のレジスタの
出力から画素データを決定する画素データ決定手段を備
え、1水平走査期間内(1H)の連続するN個の画素を読
み取り、複数の水平走査線について縦方向のN本の画素
列を読み取り、N個のフィールドにわたって同一画素を
N回読み取り、画素データ決定手段により画素データを
決定することを特徴とする映像信号処理装置である。
作用 発振回路で読取画素クロックを発生し、第1のカウン
タでこの読取画素クロックをカウンタして水平同期信号
からの時間を計測し読取画素位置にサンプリングパルス
を発生し、遅延手段でこの第1のカウンタの出力パルス
を画素間の時間に相当する時間だけ遅延することによっ
てN個のサンプリングパルス列を得、A/D変換器で映像
信号を前記N個のサンプリングパルスのタイミングにA/
D変換し、レジスタでA/D変換されたN個のデータを記憶
し、N本のラインメモリに順番に書きこむ。第2のレジ
スタで前記第1のカウンタにプリセットする水平同期信
号からの時間の値をフィールド周期で更新し読取画素位
置を1画素分移動させ同様にしてN個の画素をサンプリ
ングする。画素データ決定手段によってラインメモリに
記憶された前のフレームの画素データと今のフィールド
の画素データを加工して得たデータを新たにラインメモ
リに記憶する。N個のフィールドにわたって同一画素を
N回読み取り、画素データ決定手段により画素データを
決定することにより雑音抑圧効果を得るものである。
タでこの読取画素クロックをカウンタして水平同期信号
からの時間を計測し読取画素位置にサンプリングパルス
を発生し、遅延手段でこの第1のカウンタの出力パルス
を画素間の時間に相当する時間だけ遅延することによっ
てN個のサンプリングパルス列を得、A/D変換器で映像
信号を前記N個のサンプリングパルスのタイミングにA/
D変換し、レジスタでA/D変換されたN個のデータを記憶
し、N本のラインメモリに順番に書きこむ。第2のレジ
スタで前記第1のカウンタにプリセットする水平同期信
号からの時間の値をフィールド周期で更新し読取画素位
置を1画素分移動させ同様にしてN個の画素をサンプリ
ングする。画素データ決定手段によってラインメモリに
記憶された前のフレームの画素データと今のフィールド
の画素データを加工して得たデータを新たにラインメモ
リに記憶する。N個のフィールドにわたって同一画素を
N回読み取り、画素データ決定手段により画素データを
決定することにより雑音抑圧効果を得るものである。
実施例 第1図は本発明の映像信号処理装置の実施例のブロッ
ク図である。この実施例では説明を簡単にするために1
走査線あたり2画素読み取るものであるが、1走査線あ
たり2画素以上の多数の画素を読み取る場合も同様に実
現させることができる。
ク図である。この実施例では説明を簡単にするために1
走査線あたり2画素読み取るものであるが、1走査線あ
たり2画素以上の多数の画素を読み取る場合も同様に実
現させることができる。
第1図において従来例と同一物については同一番号を
使用している。ここで、1は読取画素クロックを発生す
る発振器、2は読取開始水平位置を設定する初期位置設
定手段、3は1フレーム期間に画面の縦方向に2本の読
取ラインを1画素単位で移動させる第2のカウンタ、4
は走査線ごとにサンプリングパルスを発生させる第1の
カウンタ、5は入力静止画映像信号をA/D変換するA/D変
換器、6、7はA/D変換器5の出力データを記憶するレ
ジスタ、8はカウンタ4が出力するサンプリングパルス
を1画素分遅延する遅延手段、9および10は縦方向の画
素列データを記憶するラインメモリ、11はレジスタ6、
レジスタ7、ラインメモリ10、およびラインメモリ11か
ら出力される。フレームの時間だけ時間差をもって同一
画素をサンプリングした2個のデータの相加平均をとる
ことによって画素データを決定する画素データ決定手段
である。また、aは水平同期信号、bは垂直同期信号、
cは映像信号、dはストローブ信号、eはスタート信号
である。
使用している。ここで、1は読取画素クロックを発生す
る発振器、2は読取開始水平位置を設定する初期位置設
定手段、3は1フレーム期間に画面の縦方向に2本の読
取ラインを1画素単位で移動させる第2のカウンタ、4
は走査線ごとにサンプリングパルスを発生させる第1の
カウンタ、5は入力静止画映像信号をA/D変換するA/D変
換器、6、7はA/D変換器5の出力データを記憶するレ
ジスタ、8はカウンタ4が出力するサンプリングパルス
を1画素分遅延する遅延手段、9および10は縦方向の画
素列データを記憶するラインメモリ、11はレジスタ6、
レジスタ7、ラインメモリ10、およびラインメモリ11か
ら出力される。フレームの時間だけ時間差をもって同一
画素をサンプリングした2個のデータの相加平均をとる
ことによって画素データを決定する画素データ決定手段
である。また、aは水平同期信号、bは垂直同期信号、
cは映像信号、dはストローブ信号、eはスタート信号
である。
読取開始信号eが与えられたカウンタ3は、初期位置
設定手段2が出力する水平初期位置データをプリセット
する。カウンタ4は、水平同期信号が入力される毎にカ
ウンタ3の出力をプリセットし、発振器1が出力する画
素クロックがプリセットされたパルス数に達するとキャ
リー信号を発生する。
設定手段2が出力する水平初期位置データをプリセット
する。カウンタ4は、水平同期信号が入力される毎にカ
ウンタ3の出力をプリセットし、発振器1が出力する画
素クロックがプリセットされたパルス数に達するとキャ
リー信号を発生する。
映像信号をA/D変換器5でA/D変換した画素データをレ
ジスタ6は、カウンタ4が発生するキャリー信号により
記憶し、レジスタ7はキャリー信号を遅延手段8により
1画素遅延した信号により記憶する。また、レジスタ6
に画素データが保持されていることを示すために、キャ
リー信号をストローブ信号dとして出力する。
ジスタ6は、カウンタ4が発生するキャリー信号により
記憶し、レジスタ7はキャリー信号を遅延手段8により
1画素遅延した信号により記憶する。また、レジスタ6
に画素データが保持されていることを示すために、キャ
リー信号をストローブ信号dとして出力する。
まず奇数フィールドで1水平走査線あたり2点ずつ全
ての水平走査線についてサンプリングし、レジスタ7の
出力をラインメモリ10の奇数フィールドに順次書きこ
む。つぎに偶数フィールドで1水平走査線あたり2点ず
つ全ての水平走査線についてサンプリングし、レジスタ
7の出力をラインメモリ10の偶数フィールドに順次書き
こむ。
ての水平走査線についてサンプリングし、レジスタ7の
出力をラインメモリ10の奇数フィールドに順次書きこ
む。つぎに偶数フィールドで1水平走査線あたり2点ず
つ全ての水平走査線についてサンプリングし、レジスタ
7の出力をラインメモリ10の偶数フィールドに順次書き
こむ。
カウンタ3は垂直同期信号により奇数フィールドごと
に1フレームにつき1ずつカウンタアップするように構
成されており、また遅延手段8の遅延時間は1画素分で
あるので、次の奇数フィールドでは先程ラインメモリ10
に書きこまれた画素を再度サンプリングしたデータがレ
ジスタ6に記憶される。従って1水平走査線について2
点サンプリングし、画素データ決定手段により1フレー
ム前のデータをラインメモリ10から読みだしレジスタ6
の出力と加算し2で除することにより前フレームとの平
均の画素データを得、これをラインメモリ10の奇数フィ
ールドに書きこむと同時にレジスタ7の出力をラインメ
モリ1の奇数フィールドに書きこむ。これを全ての水平
走査線について行うことにより縦方向の1ラインの雑音
抑制された画素データがラインメモリ10に書きこまれ
る。次の偶数フィールドで1水平走査線について2点サ
ンプリングし、画素データ決定手段により1フレーム前
のデータをラインメモリ10から読み出しレジスタ6の出
力と加算し2で除することにより前フレームとの平均の
画素データを得、これをラインメモリ10の偶数フィール
ドに書きこむと同時にレジスタ7の出力をラインメモリ
1の偶数フィールドに書きこむ。これを全ての水平走査
線について行うことにより縦方向の1ラインの雑音抑制
された画素データがラインメモリ10に書きこまれる。
に1フレームにつき1ずつカウンタアップするように構
成されており、また遅延手段8の遅延時間は1画素分で
あるので、次の奇数フィールドでは先程ラインメモリ10
に書きこまれた画素を再度サンプリングしたデータがレ
ジスタ6に記憶される。従って1水平走査線について2
点サンプリングし、画素データ決定手段により1フレー
ム前のデータをラインメモリ10から読みだしレジスタ6
の出力と加算し2で除することにより前フレームとの平
均の画素データを得、これをラインメモリ10の奇数フィ
ールドに書きこむと同時にレジスタ7の出力をラインメ
モリ1の奇数フィールドに書きこむ。これを全ての水平
走査線について行うことにより縦方向の1ラインの雑音
抑制された画素データがラインメモリ10に書きこまれ
る。次の偶数フィールドで1水平走査線について2点サ
ンプリングし、画素データ決定手段により1フレーム前
のデータをラインメモリ10から読み出しレジスタ6の出
力と加算し2で除することにより前フレームとの平均の
画素データを得、これをラインメモリ10の偶数フィール
ドに書きこむと同時にレジスタ7の出力をラインメモリ
1の偶数フィールドに書きこむ。これを全ての水平走査
線について行うことにより縦方向の1ラインの雑音抑制
された画素データがラインメモリ10に書きこまれる。
次の奇数フィールドでは先程ラインメモリ1に書きこ
まれた画素を再度サンプリングしたデータがレジスタ6
に記憶される。従って1水平走査線について2点サンプ
リングし、画素データ決定手段により1フレーム前のデ
ータをラインメモリ1から読みだしレジスタ6の出力と
加算し2で除することにより前フレームとの平均の画素
データを得、これをラインメモリ1の奇数フィールドに
書きこむと同時にレジスタ7の出力をラインメモリ10の
奇数フィールドに書きこむ。これを全ての水平走査線に
ついて行うことにより縦方向の1ラインの雑音抑制され
た画素データがラインメモリ1に書きこまれる。次の偶
数フィールドで1水平走査線について2点サンプリング
し、画素データ決定手段により1フレーム前のデータを
ラインメモリ1から読みだしレジスタ6の出力と加算し
2で除することにより前フレームとの平均の画素データ
を得、これをラインメモリ1の偶数フィールドに書きこ
むと同時にレジスタ7の出力をラインメモリ10の偶数フ
ィールドに書きこむ。これを全ての水平走査線について
行うことにより縦方向の1ラインの雑音抑制された画素
データがラインメモリ1に書きこまれる。
まれた画素を再度サンプリングしたデータがレジスタ6
に記憶される。従って1水平走査線について2点サンプ
リングし、画素データ決定手段により1フレーム前のデ
ータをラインメモリ1から読みだしレジスタ6の出力と
加算し2で除することにより前フレームとの平均の画素
データを得、これをラインメモリ1の奇数フィールドに
書きこむと同時にレジスタ7の出力をラインメモリ10の
奇数フィールドに書きこむ。これを全ての水平走査線に
ついて行うことにより縦方向の1ラインの雑音抑制され
た画素データがラインメモリ1に書きこまれる。次の偶
数フィールドで1水平走査線について2点サンプリング
し、画素データ決定手段により1フレーム前のデータを
ラインメモリ1から読みだしレジスタ6の出力と加算し
2で除することにより前フレームとの平均の画素データ
を得、これをラインメモリ1の偶数フィールドに書きこ
むと同時にレジスタ7の出力をラインメモリ10の偶数フ
ィールドに書きこむ。これを全ての水平走査線について
行うことにより縦方向の1ラインの雑音抑制された画素
データがラインメモリ1に書きこまれる。
上記の動作を繰り返し行い1画面分の読み取りを終了
する。
する。
この実施例の場合、入力の静止画映像信号のフレーム
間の相関は1であり、入力の雑音成分の相関は0である
と考えられるので最大3dBの雑音抑制度が得られる。
間の相関は1であり、入力の雑音成分の相関は0である
と考えられるので最大3dBの雑音抑制度が得られる。
上述した構成において、1水平走査線内で2画素以上
多数の画素を読み取る場合には、カウンタ3を多数個の
画素に対応してカウンタアップさせ、レジスタおよび遅
延手段をも複数個さらに備えることにより簡単に可能と
なる。その場合、1水平走査線内にN画素読み取ること
により、同一画素をN回サンプリングしその平均をとれ
ば、映像信号は相関が1であるのでレベルは原信号と同
じ大きさであるが、雑音成分は相関が0であるのでレベ
ルは になるので最大 の雑音抑制効果が得られる。
多数の画素を読み取る場合には、カウンタ3を多数個の
画素に対応してカウンタアップさせ、レジスタおよび遅
延手段をも複数個さらに備えることにより簡単に可能と
なる。その場合、1水平走査線内にN画素読み取ること
により、同一画素をN回サンプリングしその平均をとれ
ば、映像信号は相関が1であるのでレベルは原信号と同
じ大きさであるが、雑音成分は相関が0であるのでレベ
ルは になるので最大 の雑音抑制効果が得られる。
発明の効果 以上述べてきたように、本発明によれば、フィールド
あるいはフレームメモリを必要としない簡単な構成で、
画像の雑音レベルを低減させることができ、実用上きわ
めて有用である。
あるいはフレームメモリを必要としない簡単な構成で、
画像の雑音レベルを低減させることができ、実用上きわ
めて有用である。
第1図は本発明の一実施例における映像信号処理装置の
ブロック図、第2図は従来の映像信号処理装置のブロッ
ク図、第3図は従来の映像信号処理装置における画面上
の処理パターンを示すパターン図である。 1…発振器、2…初期位置設定手段、3、4…カウン
タ、5…A/D変換器、6、7…レジスタ、8…遅延手
段、9、10…ラインメモリ、11…画素データ決定手段。
ブロック図、第2図は従来の映像信号処理装置のブロッ
ク図、第3図は従来の映像信号処理装置における画面上
の処理パターンを示すパターン図である。 1…発振器、2…初期位置設定手段、3、4…カウン
タ、5…A/D変換器、6、7…レジスタ、8…遅延手
段、9、10…ラインメモリ、11…画素データ決定手段。
Claims (2)
- 【請求項1】読取画素クロックを発生する発振回路と、
この読取画素クロックをカウントして水平同期信号から
の時間を計測し読取画素位置にサンプリングパルスを発
生する第1のカウンタと、この第1のカウンタの出力パ
ルスを1画素に相当する時間だけ遅延する、従属接続さ
れたN−1個(Nは2以上の整数)の遅延手段と、前記
第1のカウンタにプリセットする値をフレームまたはフ
ィールド周期で更新し読取画素位置を1画素分移動させ
る第2のカウンタと、第1のカウンタの出力パルスおよ
びN−1個の遅延手段の出力パルスによって映像信号を
A/D変換するA/D変換器と、前記A/D変換器の出力を記憶
するN個のレジスタと、このレジスタの出力を記憶する
N本のラインメモリと、このN本のラインメモリに記憶
されたサンプリングデータから画素データを決定する画
素データ決定手段を備え、1水平走査期間内の連続する
N個の画素を読み取り、複数の水平走査線について縦方
向のN本の画素列を読み取り、N個のフレームまたはフ
ィールドにわたって同一画素をN回読み取り、このN個
のサンプリングデータから画素データ決定手段により画
素データを決定することを特徴とする映像信号処理装
置。 - 【請求項2】前記画素データ決定手段がN個のデータの
相加平均をとって画素データとすることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の映像信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62300737A JPH0822048B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 映像信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62300737A JPH0822048B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 映像信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01140382A JPH01140382A (ja) | 1989-06-01 |
JPH0822048B2 true JPH0822048B2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=17888496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62300737A Expired - Fee Related JPH0822048B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 映像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0822048B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2303511A (en) * | 1995-07-19 | 1997-02-19 | Univ Manchester | Compensating for backscattered light |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59163984A (ja) * | 1983-03-08 | 1984-09-17 | Canon Inc | 画像信号のサンプリング方法 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP62300737A patent/JPH0822048B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01140382A (ja) | 1989-06-01 |
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