JPH08220413A - テレビカメラ用ズーム操作装置 - Google Patents

テレビカメラ用ズーム操作装置

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JPH08220413A
JPH08220413A JP2937395A JP2937395A JPH08220413A JP H08220413 A JPH08220413 A JP H08220413A JP 2937395 A JP2937395 A JP 2937395A JP 2937395 A JP2937395 A JP 2937395A JP H08220413 A JPH08220413 A JP H08220413A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カム筒の回動量に連動させて付勢部材による付
勢力をカム部材により可変することにより、摩擦板と固
定板とで生じる摩擦抵抗力をカム筒の負荷変動に対応さ
せて可変し、この摩擦抵抗力を抗力伝達部材を介してカ
ム筒に負荷し、カム筒の負荷変動を除去する。 【構成】ズーム操作を行うと、ズームカム筒36の回動
力が負荷変動除去装置80の回転軸86に伝達されて回
転軸86が回動し、移動部材96がスプリング98の付
勢力でカム部材94のカム面104に沿って移動しはじ
める。これにより、スプリング98の伸縮量が可変し、
その量に応じた付勢力が押圧板100及び摩擦板102
に付与される。これにより押圧板100と摩擦板102
との間で生じる摩擦抵抗力は、スプリング98の伸縮量
に応じて可変され、この時に生じた摩擦抵抗力が回転軸
86を介してズームカム筒36に負荷される。摩擦抵抗
力の抗力特性は、ズーム操作時に於いてワイド端から所
定のズーム比までは次第に小さくなり、このズーム比を
越えると急に大きくなる抗力特性となっているので、ズ
ームカム筒36の負荷変動が除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビカメラ用ズーム操
作装置に係り、特にカム筒の回動量に応じて発生する負
荷変動を除去する負荷変動除去装置が設けられたテレビ
カメラ用ズーム操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビカメラ用ズーム操作装置には、回
転と軸方向への摺動とが可能な手動操作棒を設け、手動
操作棒の回転でフォーカス操作を行い、軸方向への摺動
でズーム操作を行う、いわゆる一軸二操作用のズーム装
置がある。この種のズーム装置では、ズームレンズを駆
動するカム筒のカム溝形状によって、例えばワイド端か
ら所定のズーム比までは負荷が次第に重くなり、このズ
ーム比を越えると急に負荷が軽くなってテレ端まで一気
に達してしまうという問題がある。そこで、このような
負荷変動を除去する装置として実公昭63−65125
号公報に開示されたものがある。
【0003】実公昭63−65125号公報記載の負荷
変動除去装置は、サーボ駆動系のモータを負荷変動に対
応させて駆動して負荷変動を除去するようにしたもの
で、即ちポテンショメータでカム筒の回動位置を検出
し、そして、変換手段によって前記ポテンショメータの
出力電圧を前記カム筒のズーム操作における負荷変動特
性に対応した出力に変換し、この変換した出力を前記サ
ーボ駆動系に出力することにより前記負荷変動を除去す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公昭
63−65125号公報記載の負荷変動除去装置では、
サーボ駆動系によって負荷変動を除去しているので除去
反応が遅く、また、消費電力がかさむという欠点があ
る。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、
反応が速く且つ機械的な構造にして電力を使用すること
なく負荷変動を除去することができるテレビカメラ用ズ
ーム操作装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、カム筒の回動操作によりズームレンズの
移動レンズ系を駆動すると共に、該カム筒の回動量に応
じて発生する負荷変動を除去する負荷変動除去装置が設
けられたテレビカメラ用ズーム操作装置に於いて、前記
負荷変動除去装置は、前記カム筒に連動してカム筒と共
に回動する抗力伝達部材と、前記抗力伝達部材に設けら
れた摩擦板と、前記摩擦板との間で摩擦抵抗力を生じさ
せる押圧板と、前記摩擦板と前記押圧板とを相対的に押
圧する付勢部材と、前記カム筒の回動量に連動して前記
付勢部材による付勢力を可変し、カム筒の負荷変動を除
去する摩擦抵抗力を生じさせるカム部材とから成ること
を特徴としている。
【0006】また、本発明は、前記目的を達成するため
に、カム筒の回動操作によりズームレンズの移動レンズ
系を駆動すると共に、該カム筒の回動量に応じて発生す
る負荷変動を除去する負荷変動除去装置が設けられたテ
レビカメラ用ズーム操作装置に於いて、前記負荷変動除
去装置は、前記カム筒に連結されてカム筒と共に回動す
る抗力伝達部材と、前記抗力伝達部材を回動自在に支持
するケーシングと、前記ケーシング内に充填された粘性
流体と、前記ケーシング内で前記抗力伝達部材に連結さ
れて該抗力伝達部材と共に回動する回転板と、前記ケー
シング内に固定されると共に前記回転板に対向して配置
された固定板と、前記カム筒の回動量に連動して前記回
転板と前記固定板との間隔を可変することにより前記粘
性流体に対する回転板の剪断応力を可変し、カム筒の負
荷変動を除去する抗力を生じさせるカム部材とから成る
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、カム筒が回動操
作されると、カム部材がカム筒の回動量に連動して付勢
部材による付勢力を可変することにより、摩擦板と固定
板とで生じる摩擦抵抗力をカム筒の負荷変動に対応させ
て可変し、この摩擦抵抗力を抗力伝達部材を介してカム
筒に伝達することにより、カム筒の負荷変動を除去す
る。
【0008】請求項2記載の発明によれば、カム筒が回
動操作されると、カム部材がカム筒の回動量に連動して
回転板と固定板との間隔を可変して粘性流体に対する回
転板の剪断応力を可変することにより回転板の回転抗力
をカム筒の負荷変動に対応させて可変し、この抗力を抗
力伝達部材を介してカム筒に伝達することにより、カム
筒の負荷変動を除去する。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るテレビカ
メラ用ズーム操作装置の好ましい実施例を詳述する。図
1は、本発明の第1実施例に係るテレビカメラ用ズーム
操作装置を示す構成図である。
【0010】同図に示すズームレンズ装置は一軸二操作
用のズームレンズ装置であり、テレビカメラ本体10の
後部に突出配置された手動操作棒12の押し引き操作で
ズーム操作が行われ、回動操作でフォーカス操作が行わ
れる。前記操作棒12は、テレビカメラ本体10に軸受
14、16を介して取り付けられたスリーブ18内に挿
入配置され、押し引き操作されることによりスリーブ1
8の軸方向に摺動される。また、操作棒12には、その
径方向にピン20が突設され、ピン20はスリーブ18
に形成された直線溝22を貫通してリング24の内周溝
26に嵌合される。前記リング24はスリーブ18の外
周に摺動自在に挿入され、その上部にはブロック28が
固着されている。前記ブロック28は、スリーブ18と
平行に配置された軸30に摺動自在にガイドされてい
る。ズーム駆動用のワイヤ32は、一端が前記ブロック
28の図中左側面に接続され、そして、プーリ34を介
してズームカム筒36の回転軸38に所定量巻回され、
そして、プーリ40、42、44を介してブロック28
の図中右側面に他端が接続されている。
【0011】前記ズームカム筒36の外周面には、変倍
用のカム溝46と補正用のカム溝48とが形成される。
前記カム溝46には、バリエータレンズ50を保持した
レンズ枠52のピン54が係合され、前記カム溝48に
はコンペンセータレンズ56を保持したレンズ枠58の
ピン60が係合されている。従って、操作棒12を押し
引き操作すると、ズームカム筒36がワイヤ32を介し
て回動操作され、これにより、バリエータレンズ50が
カム溝46に沿って、そして、コンペンセータレンズ5
6がカム溝48に沿って光軸62方向に前後移動するこ
とによりズーム操作が行われる。本実施例のカム筒は、
ワイド端から所定のズーム比までは負荷が次第に重くな
り、このズーム比を越えると急に負荷が軽くなる負荷変
動特性を有している。
【0012】前記スリーブ18の図中左端部にはプーリ
64が固着され、このプーリ64にはフォーカス操作用
のベルト66が掛けられている。前記ベルト66は、前
記プーリ64とフォーカスレンズ駆動用のプーリ68と
によって張設される。プーリ68は、光軸62と平行に
配置されたリードスクリュウ70に固着され、リードス
クリュウ70は両端が軸受72、74に支持されると共
に、外周部にフォーカスレンズ76を保持したレンズ枠
78が螺合されている。
【0013】従って、操作棒12を回動操作すると、ス
リーブ18がピン20と直線溝22との作用により回動
され、そして、リードスクリュウ70がベルト66を介
して回転駆動される。これにより、フォーカスレンズ7
6がリードスクリュウ70に沿って光軸62方向に前後
移動することによりフォーカス操作が行われる。一方、
負荷変動除去装置80がギヤ82を介して、ズームカム
筒36側のギヤ84に連結されている。
【0014】前記負荷変動除去装置80は図2に示すよ
うに、ケーシング88内に前記ギヤ82に連結された回
転軸86が挿通配置されている。回転軸86は、ケーシ
ング88に軸受90、92を介して支持されており、ま
た回転軸86にはケーシング88内で図中左から順にカ
ム部材94、移動部材96、スプリング98、押圧板1
00、及び摩擦板102が配置されている。
【0015】前記カム部材94は回転軸86に固着さ
れ、回転軸86と一体に回転されると共に、その図中右
端面にはカム面104が形成されている。前記移動部材
96は回転軸86に挿通配置されると共に、径方向に突
設されたピン106がケーシング88に形成された直線
溝108にカイドされ、回転軸86に対して左右方向に
移動可能となっている。また、移動部材96の図中左端
面にはカムフォロア110が突設され、このカムフォロ
ア110は移動部材96を介して伝達される前記スプリ
ング98の付勢力により前記カム面104に押圧当接さ
れる。
【0016】回転軸86が回動すると、即ちズーム操作
が行われると前記移動部材96は、スプリング98の付
勢力でカム面104に沿って左右に移動する。これによ
り、スプリング98はカム面104の形状に沿って伸縮
され、その時に生じた付勢力を押圧板100及び摩擦板
102に付与する。従って、押圧板100と摩擦板10
2とによって生じる摩擦抵抗力は、スプリング98の伸
縮量によって可変され、その特性は、前記カム筒のズー
ム操作時に於いて、ワイド端から所定のズーム比までは
次第に小さくなり、このズーム比を越えると急に大きく
なる抗力特性となっている。従って、ズームカム筒36
の負荷変動は、前記抗力によって除去される。
【0017】前記押圧板100は回転軸86に固着さ
れ、回転軸86と一体に回転されると共に、前記スプリ
ング98からの付勢力がスラスト軸受112を介して伝
達される。前記摩擦板102は押圧板100の右側方に
配置されると共に、回転軸86に挿通されてケーシング
88の内側面の凸状壁部114に固着されている。これ
により、前記摩擦抵抗力は、スプリング98の付勢力に
より発生し、そしてこの摩擦抵抗力は、抗力伝達部材で
ある回転軸86、ギヤ82、及びギヤ84を介してズー
ムカム筒36に負荷される。
【0018】次に、前記の如く構成された負荷変動除去
装置80の作用について説明する。操作棒12の押し引
き操作でズームカム筒36が回動操作されると、ズーム
カム筒36の回動力がギヤ84、82を介して負荷変動
除去装置80の回転軸86に伝達されて回転軸86が回
動しはじめる。回転軸86が回動すると、移動部材96
がスプリング98の付勢力でカム部材94のカム面10
4に沿って図2中左右に移動しはじめることにより、ス
プリング98の伸縮量が可変され、その伸縮量に対応し
た付勢力が押圧板100及び摩擦板102に付与され
る。これにより押圧板100と摩擦板102との間で生
じる摩擦抵抗力は、スプリング98の伸縮量に対応して
可変され、この時に生じた摩擦抵抗力が回転軸86、ギ
ヤ82、84を介してズームカム筒36に負荷される。
【0019】本実施例の負荷変動除去装置80で生じる
摩擦抵抗力の抗力特性は、ズーム操作時に於いて、ワイ
ド端から所定のズーム比までは次第に小さくなり、この
ズーム比を越えると急に大きくなる特性となっているの
で、前記摩擦抵抗力によりズームカム筒36の負荷変動
が除去される。このように本実施例では、負荷変動除去
装置を機械的構造としたので電力を使用する必要がな
く、また、カム筒の負荷変動を除去する抗力を負荷変動
に対応させて可変するようにしたので、前記負荷変動を
反応良く除去することができる。
【0020】図3は、負荷変動除去装置の第2実施例を
示す断面図である。本実施例の負荷変動除去装置120
は、カム筒の負荷変動特性に対応させて粘性流体の剪断
応力を可変し、この剪断応力によりカム筒の負荷変動を
除去するようにしたものである。同図に示すギヤ122
は図1に示したズームカム筒36側のギヤ84に噛合さ
れ、また、ギヤ122に連結された回転軸124はケー
シング126に軸受128、130を介して支持されて
いる。回転軸124にはケーシング126内で図3中左
から順にカム部材132、移動部材134、スプリング
136、及び回転板138が配置され、また、ケーシン
グ126内にはシリコンオイル等の粘性流体140が充
填されている。この粘性流体140は、前記軸受12
8、130の外側に設けられたOリング142、144
によってケーシング126内に密封されている。
【0021】前記カム部材132は回転軸124に固着
され、回転軸124と一体に回転されると共に、その図
中右端面にはカム面146が形成される。前記移動部材
134は回転軸124に挿通配置されると共に、径方向
に突設されたピン148がケーシング126に形成され
た有底の直線溝150にカイドされ、回転軸124に対
して左右方向に移動可能となっている。また、移動部材
134の図中左端面にはカムフォロア152が突設さ
れ、このカムフォロア152は移動部材134を介して
伝達される前記スプリング136の付勢力により前記カ
ム面146に押圧当接される。前記回転板138は回転
軸124に固着され、回転軸124と一体に回転され
る。
【0022】回転軸124が回動すると、即ちズーム操
作が行われると移動部材134は、スプリング136の
付勢力でカム面146に沿って左右に移動する。これに
より、移動部材134と回転板138との間隔Lがカム
面146の形状に沿って可変され、その時に生じた粘性
流体140に対する回転板138の剪断応力が回転軸1
24に付与される。従って、前記剪断応力は、カム面1
46の形状によって可変され、その特性は、カム筒のズ
ーム操作時に於いて、ワイド端から所定のズーム比まで
は次第に小さくなり、このズーム比を越えると急に大き
くなる抗力特性となっている。従って、ズームカム筒の
負荷変動は、前記剪断応力によって吸収される。
【0023】このように構成された負荷変動除去装置1
20によれば、ズームカム筒36が回動操作されると、
ズームカム筒36の回動力がギヤ84、122を介して
回転軸124に伝達されて回転軸124が回動しはじめ
る。回転軸124が回動すると、移動部材134がスプ
リング136の付勢力でカム部材132のカム面146
に沿って図3中左右に移動しはじめることにより、移動
部材134と回転板138との間隔Lが可変され、その
間隔Lに対応した回転板138による剪断応力が回転軸
124に付与される。そして、その剪断応力は回転軸1
24からギヤ122を介してズームカム筒36に伝達さ
れる。
【0024】本実施例の負荷変動除去装置120で生じ
る剪断応力の抗力特性は、ズーム操作時に於いて、ワイ
ド端から所定のズーム比までは次第に小さくなり、この
ズーム比を越えると急に大きくなる抗力特性となってい
るので、前記剪断応力によりカム筒の負荷変動が除去さ
れる。このように第2実施例でも第1実施例と同様に、
負荷変動除去装置を機械的構造としたので電力を使用す
る必要がなく、また、カム筒の負荷変動を除去する抗力
を負荷変動に対応させて可変するようにしたので、負荷
変動を反応良く除去することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るテレビ
カメラ用ズーム操作装置によれば、負荷変動除去装置を
機械的構造としたので電力を使用する必要がなく、ま
た、カム筒の負荷変動を除去する抗力を負荷変動に対応
させて可変するようにしたので、前記負荷変動を反応良
く除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るテレビカメラ用ズー
ム操作装置の実施例を示す構成図
【図2】図1で示した負荷変動除去装置の拡大断面図
【図3】負荷変動除去装置の第2実施例を示す拡大断面
【符号の説明】 12…操作棒 36…ズーム
カム筒 80、120…負荷変動除去装置 94、132
…カム部材 96、134…移動部材 98、136
…スプリング 100…押圧板 102…摩擦
板 104、146…カム面 110、15
2…カムフォロア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カム筒の回動操作によりズームレンズの移
    動レンズ系を駆動すると共に、該カム筒の回動量に応じ
    て発生する負荷変動を除去する負荷変動除去装置が設け
    られたテレビカメラ用ズーム操作装置に於いて、 前記負荷変動除去装置は、 前記カム筒に連動してカム筒と共に回動する抗力伝達部
    材と、 前記抗力伝達部材に設けられた摩擦板と、 前記摩擦板との間で摩擦抵抗力を生じさせる押圧板と、 前記摩擦板と前記押圧板とを相対的に押圧する付勢部材
    と、 前記カム筒の回動量に連動して前記付勢部材による付勢
    力を可変し、カム筒の負荷変動を除去する摩擦抵抗力を
    生じさせるカム部材とから成るようにしたことを特徴と
    するテレビカメラ用ズーム操作装置。
  2. 【請求項2】カム筒の回動操作によりズームレンズの移
    動レンズ系を駆動すると共に、該カム筒の回動量に応じ
    て発生する負荷変動を除去する負荷変動除去装置が設け
    られたテレビカメラ用ズーム操作装置に於いて、 前記負荷変動除去装置は、 前記カム筒に連結されてカム筒と共に回動する抗力伝達
    部材と、 前記抗力伝達部材を回動自在に支持するケーシングと、 前記ケーシング内に充填された粘性流体と、 前記ケーシング内で前記抗力伝達部材に連結されて該抗
    力伝達部材と共に回動する回転板と、 前記ケーシング内に固定されると共に前記回転板に対向
    して配置された固定板と、 前記カム筒の回動量に連動して前記回転板と前記固定板
    との間隔を可変することにより前記粘性流体に対する回
    転板の剪断応力を可変し、カム筒の負荷変動を除去する
    抗力を生じさせるカム部材とから成るようにしたことを
    特徴とするテレビカメラ用ズーム操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005352102A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Shicoh Eng Co Ltd レンズ駆動装置
JP2011070178A (ja) * 2009-08-28 2011-04-07 Panasonic Corp レンズ鏡筒および撮像装置

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