JPH08219757A - 眼鏡フレームの形状測定装置 - Google Patents

眼鏡フレームの形状測定装置

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JPH08219757A
JPH08219757A JP7030769A JP3076995A JPH08219757A JP H08219757 A JPH08219757 A JP H08219757A JP 7030769 A JP7030769 A JP 7030769A JP 3076995 A JP3076995 A JP 3076995A JP H08219757 A JPH08219757 A JP H08219757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contactor
eyeglass frame
shape
frame
lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP7030769A
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English (en)
Inventor
Takanori Fujiwara
孝憲 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH08219757A publication Critical patent/JPH08219757A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】眼鏡フレームが湾曲している場合でも、正確な
眼鏡フレームの形状測定を可能とする。 【構成】円板型の接触子300は、接触子支持部材30
1の先端に固定される。この接触子支持部材301は、
接触子回転軸302により、接触子回転軸302の軸中
心に回動自在に、ブロック303に支持される。また、
ピン305A、305Bは、この接触子支持部材301
の回転を一定位置で制限する。このような構成により、
湾曲した眼鏡フレームの形状測定を行う場合でも、接触
子300の先端が常に眼鏡フレームのリムのV溝の底部
に接触することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼鏡フレームの形状、
特に湾曲した眼鏡フレームのレンズ枠の形状を正確に測
定できる測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、眼鏡フレームのレンズ枠(玉型
という)の形状は、眼鏡フレームのリムに形成された、
レンズを嵌め込むためのレンズ固定用溝であるV溝に沿
って測定する。従来、このような測定を行う装置では、
一回の測定で玉型の一方しか測定を行うことができなか
った。そのため、左右どちらか一方の玉型の形状を測定
し、その形状データにより左右両方の玉型の形状を特定
していたので、得られた形状データが必ずしも正確では
ないという問題があった。あるいは左右の各玉型毎にそ
れぞれ煩雑なセッティングを手動で行ってから形状測定
を行っていたので、測定に誤差が生じやすいという問題
があった。
【0003】このような問題を解決する従来技術とし
て、図3および図4に示した特開平3ー261814号
公報記載の眼鏡フレームの形状測定装置のように、一回
のセッティングで、両玉型の形状の自動測定を連続的に
行えるものが知られている。
【0004】図3は、特開平3ー261814号公報記
載の実施例に係る眼鏡フレームの形状測定装置の平面図
である。
【0005】図4は、図3の眼鏡フレームの形状測定装
置のA−A断面図である。
【0006】図3に示すように、特開平3ー26181
4号公報記載の眼鏡フレームの形状測定装置では、接触
子200を眼鏡フレーム230のリムに形成されたV溝
に接触させて両玉型の形状を測定する。ただし、図3中
に示したXY軸は、当該測定装置に対して相対的な方向
を示す軸である。
【0007】さて、この接触子200は、コの字板20
1により、上下方向に摺動可能な上下軸202に固定さ
れる(図4参照)。また、この上下軸202を支持する
移動部材181は、Y方向に摺動可能にガイド部材19
0に嵌合し、かつXY平面内で回転可能な円板テーブル
180に固定される(図3参照)。さらに、この円板テ
ーブル180は、横移動ベース160によりX方向に移
動可能である。
【0008】このような構成により、特開平3ー261
814号公報記載の眼鏡フレームの形状測定装置では、
接触子200を、上下方向、XY方向に摺動可能とし、
かつ、XY平面内で回転可能とし、レンズを嵌め込むた
めのV溝に当接させて玉型の形状測定を行う。なお、こ
れら各部の動作を制御し、両玉型の形状の自動測定を連
続的に行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平3ー26181
4号公報記載の眼鏡フレームの形状測定装置では、上下
方向、左右方向および前後方向に摺動可能なように接触
子を支持することによって、前記接触子を、レンズを嵌
め込むためのV溝に当接させていた。
【0010】ところで、眼鏡レンズには、一般に、眼鏡
を使用した際の有効視界の範囲を広げるために、メニス
カスレンズが用いられている。したがい、このようなレ
ンズを嵌め込む眼鏡フレームの玉型面は湾曲している。
【0011】しかし、特開平3ー261814号公報記
載の眼鏡フレームの形状測定装置では、接触子自体はコ
の字板を介して上下軸に対して垂直に固定されているた
め、眼鏡フレームが湾曲している場合には、V溝の底部
迄入り込むことができず、このことが、測定される形状
データの誤差の原因となっていた。このような問題は、
曲率の大きな眼鏡フレーム(例えばサングラス等には曲
率の大きな眼鏡フレームを使用している場合がある。)
の形状測定の際、特に顕著であり、眼鏡製造工程に支障
をきたすこともある。すなわち、このような測定で得ら
れた形状データにより設計、製造したレンズを眼鏡フレ
ームに嵌め込んだ場合、隙間等を生じてしまうため、再
度レンズ調整を行う必要がでてくる。これは製造コスト
の増大につながる。
【0012】そこで、本発明は、眼鏡フレームが湾曲し
ている場合でも、その形状を正確に測定できる、眼鏡フ
レームの形状測定装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決する手段】上記目的達成のために、本発明
では、リムにレンズ固定用溝が形成された眼鏡フレーム
を保持する保持手段と、板状の接触子と、前記接触子を
支持する支持部材と、前記接触子の先端が前記レンズ固
定用溝の底に沿って移動するように前記支持部材を移動
する移動機構と、前記移動機構の移動量により前記眼鏡
フレームのリムの形状を測定する測定手段とを備えた眼
鏡フレームの形状測定装置であって、前記支持部材は、
前記接触子を、当該接触子の先端を通る軸を回転軸とし
て当該接触子の板面が揺動できるように支持することを
特徴とする眼鏡フレームの形状測定装置を提供する。
【0014】
【作用】本発明に係る眼鏡フレームの形状測定装置によ
れば、前記接触子の板面を当該接触子の先端を通る軸を
回転軸として揺動させながら、前記移動機構が前記接触
子の先端が前記レンズ固定用溝の底に沿って移動するよ
うに前記支持部材を移動する。そして、前記測定手段
は、前記移動機構の移動量により、前記眼鏡フレームの
リムの形状を測定する。
【0015】このように前記接触子の板面が揺動可能で
あるため、眼鏡フレームが湾曲している場合でも、形状
測定時に、常に当該接触子が前記リムに形成されたレン
ズ固定用溝の底部に接触し、その形状を正確に測定でき
る。
【0016】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本発明に係る
実施例を説明する。
【0017】さて、本実施例に係る眼鏡フレームの形状
測定装置では、眼鏡フレームが湾曲している場合でも、
その形状を正確に測定することが可能である。
【0018】以下、図1および図2を用いて、眼鏡フレ
ームが湾曲している場合でも、その形状を正確に測定す
るために、本実施例に係る眼鏡フレームの形状測定装置
で用いた方法について説明する。
【0019】図1は本実施例に係る眼鏡フレーム形状装
置に使用する、接触子および当該接触子を支持する軸部
材から構成される測定部の斜視図である。
【0020】図2は、図1の測定部の上面図である。
【0021】なお、本実施例に係る眼鏡レンズの形状測
定装置では、接触子及び前記接触子を支持する軸部材か
ら構成される測定部以外の部分は、図3及び図4に示し
た特開平3ー261814号公報記載の実施例に係る眼
鏡レンズの形状測定装置の、接触子200およびコの字
板201を除いた部分と同様な構成からなり、かつ、同
様な動作を行う。したがって、ここではそれら共通部分
の詳細は省くこととする。
【0022】図1において、300は、測定の際、眼鏡
フレームのリム上に形成された、レンズを嵌め込むため
のレンズ固定用溝であるV溝に接触する接触子である。
なお、本実施例において、当該接触子300は、円板型
であり、ステンレス材等により形成される。
【0023】301は、その一方の先端すなわち接触子
支持部Aで接触子300を固定する接触子支持部材であ
る。この接触子支持部材301は、接触子回転軸302
により、接触子回転軸302の軸中心に回動自在に、接
触子300を固定していない側の先端でブロック303
に支持される。なお、接触子支持部材301は、眼鏡フ
レームのリムのV溝に接触する接触子300の先端がブ
ロック303に対して定位置となるように、接触子30
0を接触子支持部Aで支持する。そして、この接触子支
持部材301の回転を、ピン305A、305Bにより
一定位置で制限する。これらピン305A、305Bの
位置は、要求される接触子支持部材301の回転角範囲
すなわち測定対象となる眼鏡フレームの湾曲具合によっ
て決定するのが望ましい。
【0024】ところで、この接触子支持部材301は接
触子回転軸302により回動自在であると同時に嵌合自
在に支持されている。したがって、接触子回転軸302
に環装したリング304により、接触子支持部材301
の接触子回転軸302の軸方向への移動を阻止する。
【0025】さらに、このブロック303を、特開平3
ー261814号公報記載の実施例に係るコの字板20
1の代わりに用いて、上下方向に摺動可能な上下軸20
2に固定する(図4参照)。そして、前述したように、
この上下軸202を支持する移動部材181は、Y方向
に摺動可能にガイド部材190に嵌合し、かつ、X方向
に移動可能であると同時にXY平面内で回転可能である
円板テーブル180に固定される(図3参照)。このよ
うな特開平3ー261814号公報記載の眼鏡フレーム
の形状測定装置と同様な移動機構を用い、本実施例に係
る眼鏡フレームの形状測定装置では、接触子300が眼
鏡フレームのリムのV溝に沿って移動するようにブロッ
ク303を動かす。また、接触子300は、前述のよう
に、接触子回転軸302の回転軸を軸として回転可能で
ある。したがって、測定時、この円板型の接触子300
は、測定対象となる眼鏡フレームのリムのV溝の底部
に、その先端が接触するように円板面を揺動させなが
ら、眼鏡フレームのリムのV溝に沿って移動することが
できる。
【0026】そして、本実施例に係る眼鏡フレームの形
状測定装置では、このように接触子300が眼鏡フレー
ムのリムのV溝に沿って移動するようにブロック303
を動かしたときの接触子300の上下方向への移動量、
移動部材181のY方向への移動量、円板テーブル18
0のX方向への移動量とXY平面内での回転角を、特開
平3ー261814号公報記載の眼鏡フレームの形状測
定装置と同様に、それぞれ両玉型について連続的に測定
し、眼鏡フレームの形状データを算出する。
【0027】このような構成により、本実施例に係る眼
鏡フレームの形状測定装置は、接触子300が眼鏡フレ
ームのリムに形成されたV溝の底部が接触しながら眼鏡
フレームのリムに形成されたV溝に沿って移動すること
ができるため、眼鏡フレームが湾曲している場合でも、
その形状を正確に測定することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る眼鏡フレームの形状測定装
置によれば、形状測定の際、接触子が湾曲した眼鏡フレ
ームのリムのV溝の底部に接触するため、湾曲した眼鏡
フレームの形状を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る眼鏡フレーム形状装置に使用す
る、接触子および当該接触子を支持する軸部材から構成
される測定部の斜視図の一例である。
【図2】図1の測定部の上面図である。
【図3】特開平3ー261814号公報記載の実施例に
係る眼鏡フレームの形状測定装置の平面図である。
【図4】図3の眼鏡フレームの形状測定装置のA−A断
面図である。
【符号の説明】
202…上下軸、300…本発明に係る接触子、301
…接触子支持部材、302…接触子回転軸、303…接
触子支持部材301を支持するブロック、304…リン
グ、305Aおよび305B…接触子支持部材301の
回転を制限するピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リムにレンズ固定用溝が形成された眼鏡フ
    レームを保持する保持手段と、板状の接触子と、前記接
    触子を支持する支持部材と、前記接触子の先端が前記レ
    ンズ固定用溝の底に沿って移動するように前記支持部材
    を移動する移動機構と、前記移動機構の移動量により前
    記眼鏡フレームのリムの形状を測定する測定手段とを備
    えた眼鏡フレームの形状測定装置であって、 前記支持部材は、前記接触子を、当該接触子の先端を通
    る軸を回転軸として当該接触子の板面が揺動できるよう
    に支持することを特徴とする眼鏡フレームの形状測定装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の眼鏡フレームの形状測定装
    置であって、 前記接触子は、前記接触子の先端周辺の輪郭が弧を成し
    ていることを特徴とする眼鏡フレームの形状測定装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の眼鏡フレームの形
    状測定装置であって、 前記接触子の形状は円板型であることを特徴とする眼鏡
    フレームの形状測定装置。
JP7030769A 1995-02-20 1995-02-20 眼鏡フレームの形状測定装置 Pending JPH08219757A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000304530A (ja) * 1999-03-16 2000-11-02 Natl Optronics Inc 眼鏡フレームのレンズマウント、レンズ、又はレンズパターンのトレース装置及びその方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000304530A (ja) * 1999-03-16 2000-11-02 Natl Optronics Inc 眼鏡フレームのレンズマウント、レンズ、又はレンズパターンのトレース装置及びその方法

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