JPH08219731A - 光学的膜厚監視方法および膜厚モニター装置 - Google Patents

光学的膜厚監視方法および膜厚モニター装置

Info

Publication number
JPH08219731A
JPH08219731A JP5196595A JP5196595A JPH08219731A JP H08219731 A JPH08219731 A JP H08219731A JP 5196595 A JP5196595 A JP 5196595A JP 5196595 A JP5196595 A JP 5196595A JP H08219731 A JPH08219731 A JP H08219731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
monitor
thin film
long
monitor substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5196595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kikuchi
和夫 菊池
Shinichiro Zaisho
慎一郎 税所
Sachiko Nagaie
幸子 長家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shincron Co Ltd
Original Assignee
Shincron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shincron Co Ltd filed Critical Shincron Co Ltd
Priority to JP5196595A priority Critical patent/JPH08219731A/ja
Publication of JPH08219731A publication Critical patent/JPH08219731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 可撓性フィルムからなる長尺モニター基板3
1を断続的または連続的に薄膜形成装置内に供給して、
長尺モニター基板の光学的特性の変化を光学的に検知す
る光学的膜厚監視方法。長尺モニター基板を所定長さで
断続的に薄膜形成装置内の薄膜形成領域に供給する送込
み手段17と、薄膜形成領域にある長尺モニター基板に
近傍して設けられた長尺モニター基板からの反射光また
は透過光を受光する光ファイバー32とを具えている。 【効果】 モニター基板として可撓性プラスチックフィ
ルムからなる長尺モニター基板を用いることにより、モ
ニター装置(モニター本体)を小型化でき、また、モニ
ター基板の多数回の交換も極めて容易である。さらに、
投光素子、信号光の受光素子としてのフレキシブルな光
ファイバーと組合せれば、設置個所の自由度が増し、装
置全体の小型化にも有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜形成装置内で基板
上に形成される薄膜の膜厚を測定して監視する方法、お
よびこの際に用いられる膜厚モニター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】真空蒸着法により反射防止膜等の光学薄
膜を基板に形成する場合に、蒸着過程中で基板に形成さ
れる薄膜の膜厚を監視して制御することが必要であり、
これにより所望の特性を有する単層膜あるいは多層膜を
形成することができる。
【0003】薄膜の光学的膜厚を測定する方法としては
単色測光方式、2色測光方式などがあり、また、モニタ
ー基板からの反射光を利用する場合と透過光を利用する
場合がある。従来からのバッチ式の真空蒸着装置では、
モニター基板としてモニターガラスが用いられている
が、この場合に用いられているモニター交換装置は機構
的に複雑でありコスト的にも高い。また、ガラス製のモ
ニター基板は容積を取るために、監視ポイントをあまり
多く確保することはできない。
【0004】しかし一方においては、反射防止膜やダイ
クロイック膜では多層膜の形成が一般的に為されてお
り、蒸着中には頻繁にモニターガラスの交換が行なわれ
るし、必要なモニターガラス枚数も増加する。また、大
面積基板や連続シートの連続蒸着では、モニター箇所を
多数設けて膜厚の均一化を図ったり、蒸着条件の管理を
行なうことが必要である。さらに、バッチ式の真空蒸着
においても、バッチ毎にモニターガラスを交換するのは
煩雑で作業性が悪い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、モニター基
板の交換が容易であり、小型化が可能で設置場所の増設
が可能なモニター装置、およびこのモニター装置を用い
た光学的膜厚監視方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光学的膜厚監視
方法は、可撓性フィルムからなる長尺モニター基板を断
続的または連続的に薄膜形成装置内に供給して、長尺モ
ニター基板の光学的特性の変化を光学的に検知すること
を特徴とする。
【0007】また、本発明の膜厚モニター装置は、可撓
性フィルムからなる長尺モニター基板を所定長さで断続
的に薄膜形成装置内の薄膜形成領域に供給する送込み手
段と、薄膜形成領域にある長尺モニター基板に近傍して
設けられた該長尺モニター基板からの反射光または透過
光を受光する光ファイバーとを具えたとこを特徴とす
る。
【0008】さらに、上記の送込み手段に替えて、可撓
性フィルムからなる長尺モニター基板を所定速度で連続
的に薄膜形成装置内の薄膜形成領域内に供給する搬送手
段を設けてもよい。
【0009】膜厚モニター装置の光ファイバーで受光さ
れた信号光(長尺モニター基板からの反射光または透過
光)は、光ファイバーにより検知手段に送られ、薄膜形
成の進行に伴なう信号光の光量変化が検出され、長尺モ
ニター基板に形成された薄膜の膜厚が検出される。実際
の基板に形成された薄膜の膜厚と、長尺モニター基板に
形成された薄膜の膜厚は一定の相関を示すので、後者か
ら実際の基板に形成された薄膜の膜厚を検出して監視す
ることができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の膜厚モニター装置の実施例を
示す概略平面図であり、モニター交換機構と受光手段と
を示している。真空蒸着装置の蒸着領域に向って開口す
る開口部13を有するモニター本体11の内部には、可
撓性プラスッチク材料からなる長尺モニター基板31が
配設されている。初期には、繰出しロール15に長尺モ
ニター基板31が幾層にも巻き込まれており、これがガ
イドローラ21,23,25,27を経て巻取りローラ
17に一方の端部を固定されている。長尺モニター基板
31は、ガイドローラ25,27に規制されて、開口部
13の前面で常に所定の平面状に張設されており、この
部分で長尺モニター基板31と平行にファイバー先端面
を向けて、長尺モニター基板31の裏面側からわずかに
ファイバー先端面を離間させて(近接して)、光ファイ
バー33が設置されている。
【0011】蒸着操作が進行すると、蒸着物質が飛翔
し、開口部13を通って長尺モニター基板31の表面に
蒸着物質が堆積されて薄膜を形成する。薄膜が堆積する
と、長尺モニター基板31と堆積物質の屈折率の差に基
いて、長尺モニター基板31の透過率および反射率が変
化するので、これを検知することにより膜厚を測定でき
る。この膜厚測定方法の原理は、モニターガラスを使う
従来の膜厚測定(監視)方法と全く同じである。
【0012】目的とする薄膜を形成した後に、次の蒸着
に向けてモニター基板を交換する。モニター基板の交換
は、駆動軸19を所定角度回動させて巻取リローラ17
を回転し長尺モニター基板31を繰出しローラ15側か
ら巻取りローラ17側に巻き取ることにより行なわれ、
新たな長尺モニター基板31面が開口部13に位置す
る。所定量の長尺モニター基板31が巻き取られると、
ラッチ部材29が作動して繰出しローラ15の回動を停
止させる。この機構は、カメラにおけるフィルムの巻取
りと同じ要領である。長尺モニター基板31は、可撓性
を有する(フレキシブルな)プラスチックフィルムから
なるので、この巻取りによるモニター交換は極めて容易
である。また、このように長尺モニター基板31が可撓
性を有するので、光学系はやはり可撓性を有する光ファ
イバー33が有効である。モニターとして必要な1回の
長尺モニター基板31の長さは光ファイバー33からの
光束の直径の分である。そこで、光ファイバー33の光
束径に合わせた長尺モニター基板31を用意し、この長
尺モニター基板31を1回に2cm巻取る(供給する)
とすると、10mの長尺モニター基板31をモニター本
体11に予じめセットすれば、500回のモニター交換
が可能である。
【0013】このように、真空蒸着装置内に設置される
モニター本体11の大きさは、厚さが光ファイバー33
によって決まる薄い厚さであり、平面的な大きさとして
も薄いプラスチックフィルムからなる長尺モニター基板
31を10m程度巻き込める量で十分であり、極めて小
型である。また、長尺モニター基板31がフレキシブル
なので、モニター本体11内の各部材の配置レイアウト
の自由度が大きい。しかも、光ファイバー33もフレキ
シブルであるので、薄膜形成装置内のどの位置にモニタ
ー本体11を設置しても、光ファイバー33を適当に屈
曲させて装置外に取り出し、装置外部の光源により長尺
モニター基板31に光照射し、この反射光ないし透過光
を光ファイバー33で受光して外部に伝送することがで
きる。
【0014】長尺モニター基板31の材質は、形成され
る薄膜との屈折率の相違い、薄膜による吸収の発生など
により長尺モニター基板31の光学的特性が変化し、こ
の変化と実際の基板との間で相関が取れるものであれば
何でもよい。また、実際の基板が光学的に測定の難しい
ものでも、長尺モニター基板31上で測光すれば、成膜
制御が可能である。
【0015】測定光としては透過光でも反射光でも利用
できるが、図1の構成では、長尺モニター基板31を挾
み込むようにして受光用の光ファイバーと投光用の光フ
ァイバーを配置すると、長尺モニター基板31への膜の
堆積の支障となるので、光ファイバー33として、第1
光ファイバーおよび第2光ファイバーの2系列の光ファ
イバーを集束した複合光ファイバー集束体を用い、第1
光ファイバーから薄膜が形成されつつある長尺モニター
基板31に光を投光し、この長尺モニター基板からの反
射光のうち、第2光ファイバーに入射した反射光の光強
度を検知し、実際の基板に形成されつつある薄膜の光学
的膜厚を検出、監視することが望ましい。
【0016】図2は、図11に示した膜厚モニター装置
を用いて光学的膜厚を測定する方法の実施例を示す説明
図である。複合光ファイバー集束体33(図1の光ファ
イバー33に相当)は、図3に先端面の構造を示すよう
に、第1ファイバ集束体35を構成する複数の第1光フ
ァイバー35aと、第2ファイバー集束体37を構成す
る複数の第2光ファイバー37aとをランダムに束ねて
一体化した集束体(バンドル)である。この複合光ファ
イバー集束体33は、他端側で、第1光ファイバー35
aのみを集め束ねて一体化した第1ファイバー集束体3
5と、第2光ファイバー37aのみを集め束ねて一体化
した第2ファイバー集束体37とに分岐している。ここ
で、41は検知手段を示す。なお、第1光ファイバー3
5aと、第2光ファイバー37aとは、規則的に、例え
ば、直径を境にして両者を分けるように束ねてもよい。
【0017】図2に示すように、光源43からの光束
は、チョッパー(図示せず)により変調され、フィルタ
ー45により単色光とされ、光学系47を経て第1ファ
イバー集束体35に導かれる。第1ファイバー集束体3
5は第2ファイバー集束体37と一緒にされ、かつ、そ
れぞれを構成する個々の光ファイバー35a,37aと
をランダムに束ね直して一体化され複合光フィイバー集
束体33を形成するが、光源からの光は、このうちの第
1ファイバー集束体35を構成していた個々の第1光フ
ァイバー35a内を進み、蒸発粒子の堆積により薄膜が
形成されつつある長尺モニター基板31に投光(照射)
される。
【0018】長尺モニター基板31に堆積された薄膜の
膜厚情報を反射光量信号としてもつ長尺モニター基板3
1からの反射光は、複合光ファイバー集束体33の先端
面33aに入射する。いま同じ直径の第1光ファイバー
35aと第2光ファイバー37aとが同じ数だけ束ねら
れて複合光ファイバー集束体33を形成しているとする
と、反射光量の半分が第2光ファイバー37aに入射
し、第2ファイバー集束体37、光学系51を経て光電
変換素子53に入射する。光電変換素子53により、反
射光量は電気信号に変換され、コントローラ55によっ
てレコーダ57に反射光量の変化の推移が表示される。
また、コントローラ55により予じめ設定された値との
変動値を検知し、これを補正して自動膜厚制御を行なっ
てもよい。
【0019】図4は、本発明の光学的膜厚監視方法およ
び装置を、蒸着装置に用いた場合について示す説明図で
あり、モニター本体11は図1に示したものである。図
4に示すように真空蒸着装置においては、真空排気系
(図示せず)を具えた真空槽61内で、基板を搭載した
基板ホルダ65を回転させながら蒸発源63から蒸着物
質を蒸着せしめることにより、基板上に薄膜が形成され
る。このとき、基板上に形成される薄膜の膜厚に相関す
る膜厚を有する薄膜が、開口部13にある長尺モニター
基板31上に形成されるので(図1参照)、この長尺モ
ニター基板31上に形成される薄膜の膜厚を監視し、蒸
着条件の制御ないしは蒸着の停止を行なうことにより、
所望の特性および光学的膜厚を有する薄膜を基板上に形
成することができる。
【0020】また、真空蒸着の分野においては、プラス
チックフィルムなどの連続フィルムを蒸着装置に連続的
に供給し、酸化珪素等の保護膜、アルミニウム等の金属
薄膜などを連続的に蒸着することが行なわれている。図
5は、このような連続フィルム用蒸着装置(ロールコー
タ)について示す説明図である。
【0021】真空槽101は、冷却ロール115と隔壁
109とにより蒸着室105と基板収納室103とに仕
切られ、それぞれ真空排気系107で所望の真空度に排
気されている。原料ロール111に巻回されている連続
プラスチックフィルム117は、連続的に供給され、冷
却ロール115に巻き渡たされ、蒸着源119に対向し
て薄膜が形成され、ついで、製品ロール113に回収・
巻回される。
【0022】プラスチックフィルム117に形成された
薄膜の膜厚の測定は、図1に示したモニター本体11を
有する膜厚モニター装置によって行なわれ、信号光は光
ファイバー33により検知手段41に伝送され、コント
ローラ(図示せず)による自動制御がなされる。
【0023】プラスチックフィルム117の搬送速度は
一定であり、一方、単位時間当たりの薄膜の付着量はモ
ニター本体11により検出できるので、薄膜の付着速度
に変動が生じた場合には、蒸発源119あるいはプラス
チックフィルム117の搬送速度を調整して、プラスチ
ックフィルム117に一定の厚さの薄膜が形成されるよ
うになる。
【0024】ロールコータでは基板であるプラスチック
フィルム117は連続的に搬送されるが、モニター本体
11内の長尺モニター基板31は不動であるので、固定
測定点となり、単色測光でも屈折率を監視できる。ま
た、λ/4毎にピーク値をとる光量変化の波数から、単
位時間当りの光学膜厚も検出できる。さらに、基板であ
る117が金属フィルムのように光学的に膜厚の側定が
難しいフィルムであっても、長尺モニター基板31上で
の測光により成膜制御が可能である。
【0025】長尺モニター基板31上に所定厚以上の薄
膜が堆積して測定制度が低下する前に、巻取りローラ1
7で長尺モニター基板31を巻き取り、繰出しロール1
5から新しい長尺モニター基板31を開口部13に供給
する。
【0026】また、モニター本体11が小型で、フレキ
シブルな光ファイバー33を用いて受光した信号光を自
由に外部に伝送できるので、モニター本体11を任意位
置に設定することができる。さらに、基板であるプラス
チックフィルム117の幅方向(図5で紙面に垂直の方
向)に複数個のモニター本体11を設置することにより
基板の幅方向の堆積膜厚を監視し、幅方向の膜厚の均一
性を維持することできる。
【0027】図6は、本発明で用いられる膜厚モニター
装置の他の実施例を示す平面図である。図6のモニター
本体11は、図1のモニター本体と比較して、開口部1
3の長さが大きいことが最大の特徴であり、また、長尺
モニター基板31は、連続的に繰出しローラ15から繰
り出され、一定速度で搬送されて巻取りローラ17に巻
き取られる。したがって、ラッチ部材は不要なので取り
除かれている。上記以外の構成・作用効果は図1と同じ
である。
【0028】搬送されて開口部13に到達した長尺モニ
ター基板31には薄膜の堆積が開始される。その後も、
開口部13を搬送される間にわたって、長尺モニター基
板31には薄膜の堆積が継続され、開口部13の終端に
到った位置で、光ファイバー33からスポット照射を受
けて反射率が測定される。
【0029】したがって、搬送される長尺モニター基板
31が開口部13に位置する間の時間、連続して長尺モ
ニター基板31には薄膜が形成され、その総合的な光学
的膜厚が光ファイバー33によって測定されることにな
る。
【0030】そこで図5に示した長尺フィルム基板連続
蒸着装置(ロールコータ)にこのモニター本体11を設
置し、基板であるプラスチックフィルム117が蒸着室
105に存在する時間に比較し、長尺モニター基板31
が開口部13に存在する時間を著しく大きく取れば(長
尺モニター基板31を小さな速度で搬送すれば)、長尺
モニター基板31には、実際の基板(プラスチックフィ
ルム117)に対して大きな厚さの薄膜の膜厚を形成す
ることででき、実験的にこれらの間の一定の関係(相
関)を求めることができる。そこで、光学的膜厚が測定
困難な程度に薄い薄膜をプラスチックフィルム117に
形成する場合にも、長尺モニター基板31に形成される
膜厚を監視することによって制御できる。また、図6の
膜厚モニター装置では、仮想線で示したように投光用に
光ファイバー33′を設け、光ファイバー33で受光す
ることにより、透過光を利用して膜厚監視を行なうこと
ができる。
【0031】以上の説明では、長尺フィルムに蒸着をす
る連続蒸着について示したが、大型基板を搬送しつつ蒸
着する装置など、他の連続蒸着装置についても同様に適
用できる。また、以上の説明では、本発明の光学的膜厚
監視方法を真空蒸着法に利用する場合について説明した
が、本発明の方法は、真空蒸着法の一種であるイオンプ
レーティング法はもちろんの事、スパッタリング、CV
Dなどの他の薄膜形成方法にも応用できる。さらに、測
光方式も限定されず、単色測光方式、2色測光方式など
いずれでもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、モニター基板として可
撓性プラスチックフィルムからなる長尺モニター基板を
用いることにより、モニター装置(モニター本体)を小
型化でき、また、モニター基板の多数回の交換も極めて
容易である。さらに、投光素子、信号光の受光素子とし
てのフレキシブルな光ファイバーと組合せれば、設置個
所の自由度が増し、装置全体の小型化にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いられる膜厚モニター装置の実施例
の内部構造を示す平面図である。
【図2】膜厚モニター装置を用いて光学的膜厚を測定す
る方法の実施例を示す説明図である。
【図3】光ファイバーの先端部構造を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の膜厚モニター装置を用いた蒸着方法を
示す説明図である。
【図5】本発明の膜厚モニター装置を用いた連続蒸着方
法を示す説明図である。
【図6】本発明で用いられる膜厚モニター装置の実施例
の内部構造を示す平面図である。
【符号の説明】
11 モニター本体 13 開口部 15 繰出しローラ 17 巻取りローラ 19 駆動軸 21,23,25,27 ガイドローラ 29 ラッチ部材 31 長尺モニター基板 33 光ファイバー 35 第1光ファイバー 37 第2光ファイバー 41 検知手段 43 光源 45 フィルター 47 光学系 51 光学系 53 光電変換素子 55 コントローラ 57 レコーダ 61 真空槽 63 蒸発源 65 基板ホルダー 101 真空槽 103 基板収納室 105 蒸着室 107 真空排気室 109 隔壁 111 原料ローラ 113 製品ローラ 115 冷却ローラ 117 プラスチックフィルム 119 蒸発源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性フィルムからなる長尺モニター基
    板を断続的または連続的に薄膜形成装置内に供給して、
    長尺モニター基板の光学的特性の変化を光学的に検知す
    ることを特徴とする光学的膜厚監視方法。
  2. 【請求項2】 可撓性フィルムからなる長尺モニター基
    板を所定長さで断続的に薄膜形成装置内の薄膜形成領域
    に供給する送込み手段と、薄膜形成領域にある長尺モニ
    ター基板に近傍して設けられた該長尺モニター基板から
    の反射光または透過光を受光する光ファイバーとを具え
    たとこを特徴とする膜厚モニター装置。
  3. 【請求項3】 可撓性フィルムからなる長尺モニター基
    板を所定速度で連続的に薄膜形成装置内の薄膜形成領域
    に供給する搬送手段と、薄膜形成領域にある長尺モニタ
    ー基板に近傍して設けられた該長尺モニター基板からの
    反射光または透過光を受光する光ファイバーとを具えた
    とこを特徴とする膜厚モニター装置。
JP5196595A 1995-02-16 1995-02-16 光学的膜厚監視方法および膜厚モニター装置 Pending JPH08219731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5196595A JPH08219731A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 光学的膜厚監視方法および膜厚モニター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5196595A JPH08219731A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 光学的膜厚監視方法および膜厚モニター装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08219731A true JPH08219731A (ja) 1996-08-30

Family

ID=12901589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5196595A Pending JPH08219731A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 光学的膜厚監視方法および膜厚モニター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08219731A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283121A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Sony Corp 真空蒸着装置
JP2008231454A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 真空蒸着装置
JP2014515789A (ja) * 2011-04-20 2014-07-03 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 蒸着アプリケーションのための測定装置及び方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006283121A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Sony Corp 真空蒸着装置
JP2008231454A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 真空蒸着装置
JP2014515789A (ja) * 2011-04-20 2014-07-03 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 蒸着アプリケーションのための測定装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7008518B2 (en) Method and apparatus for monitoring optical characteristics of thin films in a deposition process
BE1006795A3 (fr) Controle de l'epaisseur de couches minces.
JPS6053745B2 (ja) 二元蒸着によつて不均質光学的薄膜を形成する方法
EP0552648B1 (en) Method of and apparatus for forming a multi-layer film
JPH11241162A (ja) 光学的にモニタできるスパッタリング方法及びそのための装置
KR20120052270A (ko) 광학식 막두께계 및 광학식 막두께계를 구비한 박막 형성장치
RU2285912C2 (ru) Установка для нанесения покрытия
JP4706859B2 (ja) 吸収型多層膜ndフィルターの製造方法
JP3712435B2 (ja) 真空蒸着装置
JP2011510176A (ja) 真空コーティング装置及び方法
JPH08219731A (ja) 光学的膜厚監視方法および膜厚モニター装置
US3853093A (en) Optical thickness rate monitor
JP2005154804A (ja) 光学薄膜成膜装置及び光学薄膜成膜方法
JP2000241127A (ja) 膜厚測定方法及び巻取式真空成膜装置
US5768471A (en) Optical analyzer for measuring reflectivity of moving substrate
JP2000146534A (ja) 成膜装置
JPH0663968B2 (ja) 光学モニタ装置
EP0652304A1 (en) Film forming method and apparatus for carrying out the same
JP4196136B2 (ja) 成膜装置
JP2008069378A (ja) 多層膜の透過率モニター
JPH07103724A (ja) 膜厚測定装置及び真空成膜装置
JP4669593B2 (ja) 1波長の光線透過率による膜特性の制御されたAlOx膜の形成方法および装置
JPH08136730A (ja) 反射防止偏光フィルムの製造方法
Zoeller et al. Direct optical monitoring enables high performance applications in mass production
JPH0790584A (ja) 薄膜形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20031209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040224

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040406