JPH0663968B2 - 光学モニタ装置 - Google Patents

光学モニタ装置

Info

Publication number
JPH0663968B2
JPH0663968B2 JP63289199A JP28919988A JPH0663968B2 JP H0663968 B2 JPH0663968 B2 JP H0663968B2 JP 63289199 A JP63289199 A JP 63289199A JP 28919988 A JP28919988 A JP 28919988A JP H0663968 B2 JPH0663968 B2 JP H0663968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
substrate
box
rotating body
deposition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63289199A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02134542A (ja
Inventor
一也 斉藤
祥之 湯池
幸司 大石
仁 小島
幸之助 稲川
Original Assignee
日本真空技術株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本真空技術株式会社 filed Critical 日本真空技術株式会社
Priority to JP63289199A priority Critical patent/JPH0663968B2/ja
Publication of JPH02134542A publication Critical patent/JPH02134542A/ja
Publication of JPH0663968B2 publication Critical patent/JPH0663968B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/8422Investigating thin films, e.g. matrix isolation method

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は真空処理装置により基板の表面に形成される
薄膜の反射光スペクトルをモニタする光学モニタ装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来の光学モニタ装置には種々のものがある。第3図の
例は透明な基板の表面に形成される薄膜の反射光スペク
トルをモニタするものである。第3図によれば、真空蒸
着装置の真空槽1内には透明な基板2が蒸発源3の上方
に配設され、蒸発源3より蒸発された物質の粒子が基板
2の表面に付着して、薄膜が形成されるが、この薄膜の
反射光のモニタは、光源4からの光を基板2の裏面より
入射させて、基板2の表面の薄膜で反射させ、この反射
した光のスペクトルを分光器5で測定することによって
なされている。第4図の例は光を透過しない基板の表面
に形成される薄膜の反射光スペクトルをモニタするもの
である。第4図によれば、第1図と同様に蒸発源3より
蒸発された物質の粒子が基板2の表面に付着して、薄膜
が形成されるが、この薄膜の反射光のモニタは、真空槽
1外の光源4からの光がレンズ6を通ってから真空槽1
の入射窓1aより真空槽1内に入り、そして基板2の表面
の薄膜で反射され、反射された光が真空槽1の反射窓1b
を出て、レンズ7を通ってから分光器5に入り、そこ
で、反射した光のスペクトルを測定することによってな
されている。第5図の例は光を透過しないフィルム状の
基板の表面に形成される薄膜の反射光スペクトルをモニ
タするものである。第5図によれば、フィルム状の基板
2は送出しドラム8より送出された後、中央ドラム9で
案内されながら、フィルム状の基板2の表面に蒸発源3
より蒸発された物質の粒子が付着して、薄膜が形成さ
れ、そして、巻取りドラム10に巻取られている。フィル
ム状の基板2の表面に形成される薄膜の反射光のモニタ
は、真空槽1外の光源4からの光が真空槽1内に入り、
中央ドラム9より巻取りドラム10に向かって走行してい
るフィルム状の基板2の表面の薄膜で反射され、反射さ
れた光が真空槽1外に出て、分光器5に入り、そこで、
反射した光のスペクトルを測定することによってなされ
ている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の光学モニタ装置は、特に第4図に示される光を透
過しない基板の表面に形成される薄膜の反射光スペクト
ルをモニタする例の場合には、蒸発源3より蒸発された
物質の粒子が真空槽1の入射窓1aと反射窓1bとに付着し
て、光の透過を悪くするため、長時間の使用ができない
問題があった。また、第5図に示される光を透過しない
フィルム状の基板の表面に形成される薄膜の反射光スペ
クトルをモニタする例の場合には、基板2の形状がフィ
ルム状のものに限定され、その他の形状のものが使用で
きず、しかも、フィルム状の基板2の表面に蒸発源3よ
り蒸発された物質の粒子が付着して、薄膜が形成される
部分と、薄膜に光を照射して反射光スペクトルをモニタ
する部分とが離れているときとか、あるいはフィルム状
の基板2の走行速度が遅いときとかには、膜形成部と測
定部とにおける反射光スペクトルが同じものでないた
め、反射光スペクトルをモニタする際の即時性が失われ
る等の問題があった。
この発明は、上記のような従来の問題を解決して、長時
間の連続的な使用を可能にし、しかも、基板の形状に限
定されず、いかなる形状の基板であってもよく、更に、
基板の表面の薄膜の反射光スペクトルをモニタする際の
即時性をもった光学モニタ装置を提供することを目的と
している。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明の光学モニタ装置
は、真空槽内の基板近傍の空間に配設され、基板の表面
に薄膜を形成する物質と同一の物質の粒子の入射する開
口部を一部にもつ防着箱と、この防着箱の開口部を覆
い、かつ防着箱の壁との間の隙間が小さくなるように防
着箱内に配設され、上記開口部より入射する物質の粒子
を一部に付着させて薄膜を形成する回転体と、この回転
体を上記防着箱内で回転させる回転機構と、上記回転体
の一部に付着して形成される薄膜のうち、上記開口部に
面していない上記防着箱内に存在する部分に光を照射し
て、その薄膜からの光の反射スペクトルを測定する光学
的手段とを備えている。
(作用) この発明の光学モニタ装置においては、防着箱の開口部
より入射する、基板の表面に薄膜を形成する物質と同一
の物質の粒子が、防着箱内に回り込むことなく、回転機
構によって回転させられている回転体の一部に付着し
て、そこに薄膜が形成されるようになる。そして、この
薄膜の反射光スペクトルは光学的手段で測定されるよう
になる。
(実施例) 以下、この発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図はこの発明の実施例を示しており、同図におい
て、光学モニタ装置は、防着箱21と、回転体31と、回転
機構41と、光学的手段51とを備えている。防着箱21は、
真空槽1内の基板2近傍の空間に配設されている。防着
箱21の蒸発源3側の壁の一部には開口部22が設けられ、
蒸発源3より蒸発した物質の粒子が基板2の表面に付着
して薄膜を形成すると共に、この開口部22に入射するよ
うになる。防着箱21内には円板状の回転体31が配設さ
れ、この回転体31は防着箱21の開口部22を覆っている。
また、回転体31と防着箱21の壁との間の隙間は小さくな
っている。したがって、開口部22より入射した蒸発した
物質の粒子は、回転体31の一部に付着して、そこに薄膜
を形成するが、回転体31と防着箱21の壁との間の隙間は
小さくなっているため、開口部22より入射した蒸発した
物質の粒子が防着箱21内に回り込むことがなく、防着箱
21内の汚染が少なくなって、長時間の連続的な使用が可
能になる。回転体31には回転機構41が接続され、回転機
構41によって、回転体31が防着箱21内で回転するように
なっている。回転機構41は回転駆動機(図示せず)や回
転導入機構42を介して回転軸43を回転させ、そして、こ
の回転軸43の端部の歯車44と歯合する歯車45を介して、
回転軸46を回転させている。回転軸46の回転により、回
転体31が回転する。回転体31が回転することによって、
回転体31の一部に形成された薄膜は、開口部22より防着
箱21内に移行し、光学的手段51によって、その薄膜の光
の反射スペクトルが測定されるようになる。光学的手段
51は、光源4からの光がレンズ52及びハーフミラー53を
通って回転体31の一部に形成された薄膜に入射され、そ
こで反射されてから再びハーフミラー53を通り、そして
400nmのフィルター54を通って受光器55に入ると共に、7
50nmのフィルター56を通って受光器57に入るものであ
る。
なお、第1図において、61はガス導入ノズル、62はホロ
ーカソードガン、63は収束コイルである。
ところで、その他の実施例として、第1図の円板状の回
転体の代りに、第2図に示すように円筒の回転体31を用
いてもよく、また、第1図の光学的手段の代りに、第2
図に示すように光源4からの光を円筒の回転体31の一部
の薄膜で反射し、その反射スペクトルを分光器5で測定
してもよい。更に、光学モニタ装置を真空蒸着装置に用
いているが、スパッタリング装置やCVD装置等の真空処
理装置に用いてもよく、また光学的手段で2波長の反射
スペクトルを測定する代りに、全波長の反射スペクトル
を測定してもよい。更にその上、回転体31に基板2と同
様の薄膜を形成するために、回転体31を加熱したり、回
転体31に電圧を印加してもよい。
(発明の効果) この発明は、上記のように防着箱の開口部より入射す
る、基板の表面に薄膜を形成する物質と同一の物質の粒
子が、防着箱内に回り込むことなく、回転機構によって
回転させられている回転体の一部に付着して、そこに薄
膜が形成され、この薄膜の反射光スペクトルを光学的手
段で測定するようにしているので、光学モニタ装置を長
時間連続的に使用でき、しかも、透明基板に限らず、不
透明な基板等いかなる種類、形状の基板についても利用
できる効果をもっている。また、基板への薄膜形成時、
この薄膜と同等な反射光スペクトルの測定にも利用で
き、更に、基板の表面の薄膜の反射光スペクトルをモニ
タする際の即時性をもつことができる等の効果を持って
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す説明図、第2図はこの
発明のその他の実施例を示す説明図である。第3図、第
4図及び第5図は従来の光学モニタ装置を示す説明図で
ある。 図中、 1……真空槽 2……基板 21……防着箱 22……開口部 31……回転体 41……回転機構 51……光学的手段 なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 平井 良憲 (56)参考文献 特開 昭63−128178(JP,A) 特開 昭58−140609(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空槽内の基板近傍の空間に配設され、基
    板の表面に薄膜を形成する物質の粒子の入射する開口部
    を一部にもつ防着箱と、この防着箱の開口部を覆い、か
    つ防着箱の壁との間の隙間が小さくなるように防着箱内
    に配設され、上記開口部より入射する物質の粒子を一部
    に付着させて薄膜を形成する回転体と、この回転体を上
    記防着箱内で回転させる回転機構と、上記回転体の一部
    に付着して形成される薄膜のうち、上記開口部に面して
    いない上記防着箱内に存在する部分に光を照射して、そ
    の照射した薄膜からの光の反射スペクトルを測定する光
    学的手段とを備えた光学モニタ装置。
JP63289199A 1988-11-16 1988-11-16 光学モニタ装置 Expired - Lifetime JPH0663968B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63289199A JPH0663968B2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 光学モニタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63289199A JPH0663968B2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 光学モニタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02134542A JPH02134542A (ja) 1990-05-23
JPH0663968B2 true JPH0663968B2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=17740063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63289199A Expired - Lifetime JPH0663968B2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 光学モニタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0663968B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU6014996A (en) * 1995-06-14 1997-01-15 Kirin Beer Kabushiki Kaisha Apparatus and method for inspecting coating film
US6123429A (en) * 1997-05-17 2000-09-26 Tokyo Electron Limited Light source device
JPH1197446A (ja) 1997-09-18 1999-04-09 Tokyo Electron Ltd 縦型熱処理装置
US6080965A (en) * 1997-09-18 2000-06-27 Tokyo Electron Limited Single-substrate-heat-treatment apparatus in semiconductor processing system
GB2437980B (en) * 2006-05-13 2010-05-19 Optical Reference Systems Ltd Apparatus for measuring semiconductor physical characteristics
CN106304845B (zh) * 2015-04-24 2019-09-03 大塚电子株式会社 光学测定装置以及光学测定方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076063B2 (ja) * 1986-11-17 1995-01-25 松下電器産業株式会社 光検出方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02134542A (ja) 1990-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3442572A (en) Circular variable filter
US5872655A (en) Monolithic linear variable filter and method of manufacture
JPS6053745B2 (ja) 二元蒸着によつて不均質光学的薄膜を形成する方法
US20060068226A1 (en) ND filter, manufacturing method thereof, and aperture device
EP0552648B1 (en) Method of and apparatus for forming a multi-layer film
JPH11241162A (ja) 光学的にモニタできるスパッタリング方法及びそのための装置
JP2001512578A (ja) ガラス上のマトリクス成形不透明低反射被膜
JPH0663968B2 (ja) 光学モニタ装置
JP2008070432A (ja) 吸収型多層膜ndフィルターの製造方法
US3636917A (en) Optical-monitoring apparatus utilizing fiber optics
US2633427A (en) Method for producing a light slit
US3853093A (en) Optical thickness rate monitor
JP4049458B2 (ja) 薄膜の膜厚計測装置及び薄膜の膜厚計測方法
US6111648A (en) Black roll for optical measurement, thin film forming apparatus including the dame, and thin film forming method using the same
US3224428A (en) Viewing device for vacuum apparatus
JP3671304B2 (ja) 光学式膜厚モニター
JP3219077B2 (ja) 赤外域レーザ加工装置およびその保護ウィンドウ
JPH02118069A (ja) 光学的特性測定装置
JP2001133228A (ja) 膜厚測定装置および膜厚測定方法
JPH08136730A (ja) 反射防止偏光フィルムの製造方法
JPS63144306A (ja) 誘電体多層膜及びその製造方法
JPH08219731A (ja) 光学的膜厚監視方法および膜厚モニター装置
US2782685A (en) Optical device providing a light defining aperture
JP3219473B2 (ja) 蒸発装置の内部観察用窓
JPS6127967Y2 (ja)