JPH08219351A - 継手装置 - Google Patents

継手装置

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Publication number
JPH08219351A
JPH08219351A JP7021641A JP2164195A JPH08219351A JP H08219351 A JPH08219351 A JP H08219351A JP 7021641 A JP7021641 A JP 7021641A JP 2164195 A JP2164195 A JP 2164195A JP H08219351 A JPH08219351 A JP H08219351A
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JP
Japan
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fastening
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Application number
JP7021641A
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English (en)
Inventor
Akihito Namikawa
晃人 並河
Tomonao Yoshida
智尚 吉田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE19512432A priority patent/DE19512432B4/de
Priority to DE19549796A priority patent/DE19549796B4/de
Priority to KR1019950007880A priority patent/KR100259035B1/ko
Priority to GB9506944A priority patent/GB2288632B/en
Priority to AU16268/95A priority patent/AU697738B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷媒配管等を挟持して連結する2つの締結部
材30、40が輸送途中等に閉じてしまう(図1の状
態)のを防止する。 【構成】 上記両締結部材30、40の一端部に、この
両者を回動可能に連結するヒンジ部31、41を一体成
形し、このヒンジ部31、41には、長円または楕円状
の回動軸31aと、この回動軸31aを回動可能に保持
する軸受部41aを設け、両締結部材30、40の他端
部の係止片50と係止穴部32の爪33との係止状態を
解除して両締結部材30、40の他端部を所定量離した
状態では、長円または楕円状の回動軸31aと軸受部4
1aとが圧接して、仮止めされるようにし、この仮止め
力に打ち勝つ外力を両締結部材30、40に加えること
により始めてヒンジ部31、41が回動して締結部材3
0、40の他端部が係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体用配管、例えば冷凍
サイクルの冷媒配管の連結に用いて好適な継手装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、特願平6−6594
7号の特許出願において、この種の流体配管用継手装置
を提案している。この継手装置は、図7及び図8にて示
すごとく、雄側管部材10と、雌側管部材20と、互い
にヒンジ結合した2つの樹脂製の略半円筒状締結部材3
0、40とにより構成されている。雄側管部材10は、
雌側管部材20の内周側にゴム製のOリング(弾性シー
ル材、図示せず)を介して気密に嵌合している。
【0003】両締結部材30、40は、高温クリープ強
度の高い樹脂(例えば、ポリブチレンテレフタレートや
ポリフェニレンサルファイド或いはこれらに40%のガ
ラスを加えたもの)による一体成形によりそれぞれ形成
されており、これら両締結部材30、40の各周方向一
端部には、それぞれ、ヒンジ部31、41が形成されて
いる。ここで、これらヒンジ部31、41は軸と軸受部
の嵌合構造を構成して、互いに回動可能にヒンジ結合さ
れている。
【0004】一方の締結部材30の周方向他端部外周面
には、長方形の係止穴部32を形成する部分が突出形成
されており、他方の締結部材40の周方向他端部外周面
には、係止部42が係止穴部32に対向するように直方
体状に突出形成されている。係止穴部32は、図7及び
図8にて示すごとく、係止部42側に向けて開口してお
り、この係止穴部32の半径方向外側内壁には、断面直
角三角形状の爪33(図8参照)が突出形成されてい
る。この爪33の傾斜壁33aは、図8にて図示左側へ
行く程高くなるように形成されている。
【0005】係止部42には、ステンレス(SUS30
4)等の金属板ばね状係止片50が、その基部51に
て、締結部材40の樹脂による一体成形時にインサート
成形されており、この係止片50は、係止穴部32内に
挿入されるように略周方向に沿って延出している。この
場合、係止片50を延出させる係止部42の端面42a
は両継手10、20の径方向面内にあり、この係止部4
2の端面42aからの係止片50の延出角度は略90度
となっている。
【0006】また、係止片50の先端部52は、係止穴
部32内の爪33の傾斜壁33aに乗り上げ易いよう
に、図8にて示すごとく、爪33の図示上方に向け湾曲
しており、この係止片50の中間部位には、爪33に係
止するための係止穴部53が形成されている。また、係
止片50の基部51には、締結部材40へのインサート
成形後係止部42から抜け止めできるように抜け止め穴
部54が形成され、この穴部54内には係止部42の樹
脂が充填されている。
【0007】このように構成した配管用継手装置におい
ては、両締結部材30、40が、互いに同軸的に嵌合さ
れた雄側管部材10及び雌側管部材20をその半径方向
から挟持する。そして、このように挟持する過程におい
て、係止片50が、その先端部52にて爪33の傾斜壁
33a上に乗り上げながら、係止穴部32内に挿入され
る。これにより、爪33が係止穴部53内に係止され、
両締結部材30、40の他端部が互いに一体に連結さ
れ、この両締結部材30、40の内周側に配置された雄
側管部材10及び雌側管部材20を一体に連結する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記継手装
置を例えば自動車用空調装置の冷媒配管の連結に用いる
場合、冷媒配管の連結は自動車メーカ、自動車販売店等
において行われることになるが、ヒンジ部31、41の
軸と軸受部が回動しやすい断面円形状の嵌合構造を構成
しているので、継手装置をこれら自動車メーカ、自動車
販売店等まで輸送するときなどに、ヒンジ部31、41
の軸と軸受部が容易に回動してしまい、その結果係止片
50の係止穴部53が係止穴部32内の爪33に嵌合係
止して、継手装置が閉じた状態になる場合があった。
【0009】継手装置がそれ単体で閉じると、両締結部
材30、40の内周側に雄側管部材10及び雌側管部材
20を配置するために、係止片50の係止穴部53と係
止穴部32内の爪33との嵌合係止を一旦解除する必要
が生じるので、配管連結の作業性が著しく低下する。本
発明は上記点に鑑みてなされたもので、両締結部材が輸
送途中等に閉じてしまうのを確実に防止できる継手装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明では、2つの被連結部材(P2、P2)を連結す
る継手装置において、前記2つの被連結部材(P2、P
2)の外形状に対応した内面形状を有する第1および第
2の締結部材(30、40)を備え、この第1および第
2の締結部材(30、40)の一端部は、ヒンジ結合に
より回動可能に連結されており、前記第1および第2の
締結部材(30、40)の他端部は、脱着可能に係止さ
れるようになっており、前記第1および第2の締結部材
(30、40)の他端部を係止する第1の状態にて前記
2つの被連結部材(P2、P2)が連結され、前記第1
および第2の締結部材(30、40)の一端部に構成さ
れるヒンジ結合部(31、41)は、前記他端部の係止
を開放して前記他端部相互間を所定量離す第2の状態で
はこの第2の状態を維持する仮止め力が発生するように
構成されており、前記第2の状態から前記第1の状態に
向かう方向に前記第1および第2の締結部材(30、4
0)に前記仮止め力に打ち勝つ外力を加えることによ
り、前記一端部相互間が回動するように構成されている
継手装置を特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明では、2つの流体用配
管(P2、P2)を連結する配管用継手装置において、
前記両配管(P2、P2)の一方の端部に設けられた雌
側管部材(10)と、前記両配管(P2、P2)の他方
の端部に設けられ、前記雌側管部材(10)に嵌合され
る雄側管部材(20)と、前記雌側管部材(10)およ
び前記雄側管部材(20)の外形状に対応した略円弧状
の内面形状を有する第1および第2の締結部材(30、
40)を備え、この第1および第2の締結部材(30、
40)の一端部は、ヒンジ結合により回動可能に連結さ
れており、前記第1および第2の締結部材(30、4
0)の他端部は、脱着可能に係止されるようになってお
り、前記第1および第2の締結部材(30、40)の他
端部を係止する第1の状態にて前記雌側管部材(10)
および前記雄側管部材(20)が連結され、前記第1お
よび第2の締結部材(30、40)の一端部に構成され
るヒンジ結合部(31、41)は、前記他端部の係止を
開放して前記他端部相互間を所定量離す第2の状態では
この第2の状態を維持する仮止め力が発生するように構
成されており、前記第2の状態から前記第1の状態に向
かう方向に前記第1および第2の締結部材(30、4
0)に前記仮止め力に打ち勝つ外力を加えることによ
り、前記一端部相互間が回動するように構成されている
継手装置を特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1または
2に記載の継手装置において、前記ヒンジ部(31、4
1)には、前記第1の締結部材(30)の一端部に設け
られた回動軸(31a)と、前記第2の締結部材(4
0)の一端部に設けられ、前記回動軸(31a)を回動
可能に保持する軸受部(41a)とを備え、前記第2の
状態では、前記回動軸(31a)と前記軸受部(41
a)とが圧接して、前記仮止め力が発生するように構成
されていることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項3に記載
の継手装置において、前記回動軸(31a)の断面形状
は、直交する2軸の半径が異なる楕円または長円形状に
形成されていることを特徴とする。請求項5記載の発明
では、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の継手装
置において、前記第1および第2の締結部材(30、4
0)がそれぞれ樹脂にて成形されていることを特徴とす
る。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0015】
【発明の作用効果】請求項1ないし5記載の発明によれ
ば、上記技術的手段を有しているため、第1および第2
の締結部材の他端部の係止を開放してこの他端部相互間
を所定量離す状態(第2の状態)にすると、この第2の
状態を維持する仮止め力が発生すし、そして前記第2の
状態から前記第1の状態に向かう方向に前記第1および
第2の締結部材に前記仮止め力に打ち勝つ外力を加える
ことにより、前記一端部相互間が始めて回動するから、
継手装置の輸送途中等に、継手装置がそれ単体で閉じた
状態になるのを前記仮止め力により確実に防止できる。
【0016】従って、流体配管等の被連結部材の連結に
際しては、常に開いた状態にある継手装置に被連結部材
を容易に組付けることができ、配管連結の作業性を向上
できる。特に、請求項3、4記載の発明では、ヒンジ結
合部を構成する回動軸とその軸受部自身をそのまま利用
して、前記仮止め力が発生するようにしているから、構
成が極めて簡潔である。
【0017】また、請求項5記載の発明では、第1およ
び第2の締結部材をそれぞれ樹脂にて成形しているか
ら、ヒンジ結合部を含む形状を簡単に一体成形でき、低
コストで第1および第2の締結部材を製造できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1〜図2は本発明に係る配管用継手装置の要部
を示しており、また、図3は、本発明に係る配管用継手
装置を採用した自動車用空調装置の冷凍サイクル機器を
示している。
【0019】なお、この冷凍サイクルは、コンプレッサ
100から吐出される圧縮冷媒を高圧配管P1 、P1を
介してコンデンサ110に供給し、ここで冷却して凝縮
させる。そして、高圧配管P2 、P2を介してレシーバ
120内に凝縮冷媒を供給し、このレシーバ120で気
液分離された液冷媒を高圧配管P3、P3、配管継手1
30、および高圧配管P4を通して温度式自動膨張弁1
40に供給し、この膨張弁140で冷媒は減圧され、気
液2相状態に膨張する。この気液2相状態の冷媒は次い
でエバポレータ150に供給され、ここで蒸発し、その
蒸発潜熱により空調空気を冷却する。
【0020】蒸発したガス冷媒は低圧配管P5、前記配
管継手130、および低圧配管P6、P6を通してコン
プレッサ100に還流する。本発明による配管用継手装
置は、冷凍サイクルのコンデンサ110下流側の両高圧
配管P2 、P2 の継手として使用されるもので、この配
管用継手装置は、図7、8にて示した配管継手におい
て、第1、第2の締結部材30、40のヒンジ部31、
41を改良した点に、その構成上の特徴がある。
【0021】雄側管部材10および雌側管部材20は前
記両高圧配管P2 、P2 にアルミニュウム、銅、鉄等の
金属により同軸的に一体形成され、雄側管部材10は雌
側管部材20の内周に気密的に嵌合し、本発明継手装置
にて一体に連結されるようになっている。なお、ヒンジ
部31、41以外の部分は、図7、8に図示する構造と
同一であるので、重複する説明は省略する。
【0022】前記第1および第2の締結部材30、40
は雄側管部材10および雌側管部材20の外形状に対応
した略円弧状の内面形状30a、40aを有する形状
に、高温クリープ強度の高い樹脂で成形されている。こ
の略円弧状の内面形状30a、40a部には雄側管部材
10および前記雌側管部材20の半径方向に膨出した膨
出部10a、20a(図7参照)が嵌合する円周方向の
凹溝30b、40bが軸方向の両側に形成されている。
【0023】この円周方向の凹溝30b、40bを軸方
向の両側に形成する理由は、前記膨出部10a、20a
の位置を軸方向の左右逆転しても、第1および第2の締
結部材30、40の内周面に雄側管部材10および雌側
管部材20を配置できるようにするためである。また、
膨出部10a、20aと円周方向の凹溝30b、40b
との嵌合係止により、第1および第2の締結部材30、
40と雄側管部材10および雌側管部材20とが軸方向
に確実に固定されるようになっている。
【0024】図1に示すように、第1の締結部材30の
一端部に設けられたヒンジ部31には、回動軸31aが
一体成形されている。一方、第2の締結部材40の一端
部に設けられたヒンジ部41には、前記回動軸31aを
回動可能に保持する軸受部41aが一体成形されてい
る。本実施例では、上記回動軸31aの断面形状を円形
でなく、直交する2軸の半径が異なる長円または楕円形
状に形成することを特徴としている。このことを図2に
基づいて具体的に説明すると、回動軸31aの長円また
は楕円の長軸寸法Aと、短軸寸法Bとの関係は、A=
1.2B程度に設定してある。
【0025】また、ヒンジ部41の軸受部41aの内径
Cは、B<C≦Aの関係、すなわち回動軸31aの長軸
寸法A以下で、短軸寸法Bより大きいという関係を満足
するように設定されている。具体的には、C=A−
(0.1〜0.2mm)程度に設定されている。また、
図2(b)に示すように、ヒンジ部41の軸受部41a
の入口部には、この入口部の内側に向かって高さDだけ
突出してこの入口部を回動軸31aの短軸寸法Bより小
さくする突起部41a−1が形成されている。この突起
部41a−1により回動軸31aが軸受部41aより抜
け出るのを防止できる。また、ヒンジ部41の軸受部4
1aにおいて、前記突起部41a−1と前記内径Cを有
する円弧状部41a−2との間には、前記内径Cの接線
方向に延びる直線部41a−3が形成されている。この
直線部41a−3の長さをEで示す。
【0026】上記各寸法A〜Eの好ましい具体的一例を
述べると、A=2.6mm、B=2.3mm、C=2.
5mm、D=0.3mm、E=0.8mmである。図4
は、第1および第2の締結部材30、40を組付けると
きの位置を示す図であり、第1の締結部材30の回動軸
31aの長軸方向(図4の上下方向)から回動軸31a
を第2の締結部材40の軸受部41aに挿入する。これ
により、軸受部41aの入口部の突起部41a−1を回
動軸31aの短軸寸法Bにより僅かに押し広げるのみ
で、回動軸31aを軸受部41a内に挿入でき、回動軸
31aの挿入力を低減できるので、組付作業性を向上で
きる。
【0027】図5は継手装置の組付後の輸送時の状態を
示す。図6は継手装置のヒンジ結合部31、41の節度
感(クリック感)が最大となる位置を示すもので、回動
軸31aの長軸方向が図6の水平方向(左右方向)に向
く。換言すると、回動軸31aの長軸方向が軸受部41
aの入口部の面と平行な方向に向くことになる。
【0028】そして、回動軸31aの長軸方向寸法Aは
軸受部41aの内径Cより大きいため、回動軸31aの
長軸方向の外周面と軸受部41aの内周面とが圧接す
る。これにより、第1および第2の締結部材30、40
の他端部相互間を所定量離した状態(図6の状態)を維
持する仮止め力がヒンジ結合部に発生するようになって
いる。
【0029】従って、図6に示す第1および第2の締結
部材30、40が直交する状態は上記仮止め力の発生に
より確実に維持できるので、輸送途中等に振動等の外力
が加わって、図1に示す係止状態になるのを確実に防止
できる。それ故、第1および第2の締結部材30、40
が図5または図6に示す開放状態において、嵌合状態に
ある雄側管部材10と雌側管部材20を第1、第2の締
結部材30、40の内面形状部30a、40aに配置
し、その後に前記第1および第2の締結部材30、40
に前記仮止め力に打ち勝つ外力を加えることにより、回
動軸31aが軸受部41a内で回動する。
【0030】この回動により、第2の締結部材40の係
止片50の係止穴部53が、第1の締結部材30の係止
穴部32の爪33に嵌合係止して、第1および第2の締
結部材30、40が図1に示す係止状態となり、その内
周側に雄側管部材10と雌側管部材20を一体に連結
し、保持する。なお、上記した実施例では、回動軸31
aの断面形状を、直交する2軸の半径が異なる形状、す
なわち長円または楕円形状に形成しているが、回動軸3
1aの断面形状を、菱形の4つの頂点部分に滑らかな円
弧形状を設けた形状として、菱形の対向する2つの頂点
部分間を結ぶ直線長さが大小異なる形状にしてもよい。
【0031】また、上記した実施例では、図3に示す自
動車用空調装置の冷凍サイクルにおいてコンデンサ11
0とレシーバ120との間の高圧配管P2、P2を連結
する場合について説明したが、他の配管P1、P3、P
4、P5、P6の連結に本発明装置を適用できることは
もちろんである。また、本発明は冷凍サイクルの冷媒配
管以外の他の流体配管一般に広く適用可能である。さら
に、流体配管以外に軸状の部材の連結にも適用可能であ
り、2つの被連結部材を連結する継手装置として種々の
用途に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例の要部の寸法関係を説明する
説明図である。
【図3】本発明を適用する自動車用空調装置の冷凍サイ
クル機器の分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施例の組付時の位置関係を示す分
解断面図である。
【図5】本発明の一実施例の輸送時の状態を示す説明図
である。
【図6】本発明の一実施例において仮止め力が最大とな
る位置関係を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施例および先願発明の説明に供す
る斜視図である。
【図8】図7に示す継手装置の側面図である。
【符号の説明】
30、40…第1、第2の締結部材、31、41…ヒン
ジ部、31a…回動軸、32…係合穴部、33…爪、4
1a…軸受部、50…係止片、53…係合穴部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの被連結部材を連結する継手装置で
    あって、 前記2つの被連結部材の外形状に対応した内面形状を有
    する第1および第2の締結部材を備え、 この第1および第2の締結部材の一端部は、ヒンジ結合
    により回動可能に連結されており、 前記第1および第2の締結部材の他端部は、脱着可能に
    係止されるようになっており、 前記第1および第2の締結部材の他端部を係止する第1
    の状態にて前記2つの被連結部材が連結され、 前記第1および第2の締結部材の一端部に構成されるヒ
    ンジ結合部は、前記他端部の係止を開放して前記他端部
    相互間を所定量離す第2の状態ではこの第2の状態を維
    持する仮止め力が発生するように構成されており、 前記第2の状態から前記第1の状態に向かう方向に前記
    第1および第2の締結部材に前記仮止め力に打ち勝つ外
    力を加えることにより、前記一端部相互間が回動するよ
    うに構成されていることを特徴とする継手装置。
  2. 【請求項2】 2つの流体用配管を連結する配管用継手
    装置であって、 前記両配管の一方の端部に設けられた雌側管部材と、 前記両配管の他方の端部に設けられ、前記雌側管部材に
    嵌合される雄側管部材と、 前記雌側管部材および前記雄側管部材の外形状に対応し
    た略円弧状の内面形状を有する第1および第2の締結部
    材を備え、 この第1および第2の締結部材の一端部は、ヒンジ結合
    により回動可能に連結されており、 前記第1および第2の締結部材の他端部は、脱着可能に
    係止されるようになっており、 前記第1および第2の締結部材の他端部を係止する第1
    の状態にて前記雌側管部材および前記雄側管部材が連結
    され、 前記第1および第2の締結部材の一端部に構成されるヒ
    ンジ結合部は、前記他端部の係止を開放して前記他端部
    相互間を所定量離す第2の状態ではこの第2の状態を維
    持する仮止め力が発生するように構成されており、 前記第2の状態から前記第1の状態に向かう方向に前記
    第1および第2の締結部材に前記仮止め力に打ち勝つ外
    力を加えることにより、前記一端部相互間が回動するよ
    うに構成されていることを特徴とする継手装置。
  3. 【請求項3】 前記ヒンジ部には、前記第1の締結部材
    の一端部に設けられた回動軸と、 前記第2の締結部材の一端部に設けられ、前記回動軸を
    回動可能に保持する軸受部とを備え、 前記第2の状態では、前記回動軸と前記軸受部とが圧接
    して、前記仮止め力が発生するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の継手装置。
  4. 【請求項4】 前記回動軸の断面形状は、直交する2軸
    の半径が異なる楕円または長円形状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の継手装置。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の締結部材がそれぞ
    れ樹脂にて成形されていることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれか1つに記載の継手装置。
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