JP2008256091A - 配管継手 - Google Patents

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伸治 梯
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秀明 加藤
Yusuke Yanagisawa
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Abstract

【課題】管継手部材のシール面の傷付きを防止可能とする配管継手を提供する。
【解決手段】第1平面部111の一端側で開口する第1開口部113に連通するように第1配管11の端部が接続された第1配管連結部材110と、第1平面部111と対向する第2平面部121を有し、第2平面部121の一端側で開口する第2開口部123に連通するように第2配管12の端部が接続された第2配管連結部材120と、両開口部113、123の外周部に配置されて、両配管連結部材110、120の間に介在されるシール部材130とを備える配管継手において、両平面部111、121にそれぞれ形成されるシール部材140用の第1シール面部118、第2シール面部128を、それぞれ第1平面部111、第2平面部121よりも各配管連結部材110、120の内側となるように配置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、少なくとも2つの配管を連結して配管内部を連通させる配管継手に関するものである。
従来の配管継手として、例えば特許文献1に示されるものが知られている。この配管継手は、互いに対向する側の面が密閉面として形成された第1と第2のブロック状の管継手部材を有しており、両管継手部材のそれぞれの一端側には貫通孔が設けられ、この貫通孔に第1配管、第2配管の端部が接合されている。また、第1管継手部材の他端側には、第2管継手部材側に突出するスペーサ(形部材)が設けられている。そして、貫通孔に対応する位置で両管継手部材の密閉面の間にパッキンリングが介在されると共に、パッキンリングとスペーサとの間で両管継手部材がボルトで結合されることで、第1配管および第2配管が連通するようになっている。
このように構成された配管継手においては、両管継手部材のボルト結合の際に、スペーサによってパッキンリングに均一な圧縮を及ぼすレバー作用が生じるようになっている。
特開2004−239438号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の配管継手においては、密閉面は平面状を成してパッキンリングのシール面を形成しているので、管継手部材の製作途中、搬送途中等の取扱い時の外力や、両管継手部材の組付け時等における相手側の管継手部材の接触等によって、密閉面(シール面)に傷が付きやすく、パッキンリングの気密性が確保できなくなるおそれがある。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、管継手部材のシール面の傷付きを防止可能とする配管継手を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明では、第1平面部(111)を有し、第1平面部(111)の一端側で開口する第1開口部(113)に連通するように第1配管(11)の端部が接続された第1配管連結部材(110)と、第1平面部(111)と対向する第2平面部(121)を有し、第2平面部(121)の一端側で開口する第2開口部(123)に連通するように第2配管(12)の端部が接続された第2配管連結部材(120)と、両開口部(113、123)の外周部に配置されて、両配管連結部材(110、120)の間に介在されるシール部材(130)とを備え、両平面部(111、121)の他端側で、両配管連結部材(110、120)に挿通されるネジ部材(140)によって、両配管連結部材(110、120)が締結されると共に、両開口部(113、123)、シール部材(130)を介して両配管(11、12)が互いに連通される配管継手において、第1平面部(111)に形成されて、シール部材(140)とのシール性を確保する第1シール面部(118)と、第2平面部(121)に形成されて、シール部材(140)とのシール性を確保する第2シール面部(128)とが形成されており、第1シール面部(118)は、第1平面部(111)よりも第1配管連結部材(110)の内側となるように配置され、且つ、第2シール面部(128)は、第2平面部(121)よりも第2配管連結部材(120)の内側となるように配置されたことを特徴としている。
これにより、各配管連結部材(110、120)の製作途中、搬送途中等における取扱い時の外力や、両配管連結部材(110、120)同士の組付け時等における一方側の配管連結部材が、直接的に他方側のシール面部(118、128)に及ぶ(当たる)ことを防止できるので、シール面部(118、128)の傷付きを防止することができる。
請求項2に記載の発明では、両シール面部(118、128)は、環状を成してシール部材(130)側に突出する環状凸シール面部(118、128)であることを特徴としている。
これにより、シール部材(130)に対して、シール面圧を高めて確実なシールが可能となるシール面部(118、128)とすることができる。
請求項3に記載の発明では、両シール面部(118、128)は、両平面部(111、121)のそれぞれに座ぐりされた底面部に形成され、シール部材(130)は、それぞれの座ぐり内に収容されるようになっており、それぞれの座ぐりの内径相当の寸法が異なることを特徴としている。
これにより、両配管連結部材(110、120)の締結時に、シール部材(130)は圧縮されて外径方向に拡大することになるが、座ぐりの内径相当寸法が異なることにより、シール部材(130)は内径相当寸法の小さい側の座ぐりに密着し、内径相当寸法の大きい側の座ぐりには密着しないようにすることができる。よって、両配管連結部材(110、120)の締結を解除した時に、シール部材(130)は一方の配管連結部材(120)に装着状態を維持して残すことができる。つまり、手扱いしやすい側の配管連結部材(120)にシール部材(130)を装着状態のまま維持することで、両配管連結部材(110、120)の取外し、および再締結が容易となり作業性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明では、中心部において両配管連結部材(110、120)が連結される方向に貫通孔(151)を備えると共に、両開口部(113、123)の一方に挿入嵌合されて、シール部材(130)を両配管連結部材(110、120)の一方に保持する保持具(150)を備えることを特徴としている。
この保持具(150)によって、予め定めた一方側の配管連結部材(120)にシール部材(130)を保持させることで、両配管連結部材(110、120)を着脱する際の作業性を向上させることができる。
また、保持具(150)に相当する部位を両配管連結部材(110、120)のいずれかに一体的に設ける場合に比べて、保持具(150)を別体で設けることで、保持具(150)としてはシール部材(130)を保持するのに必要な薄い板厚で形成でき、板厚が薄くできる分、シール部材(130)を小型にすることが可能となる。
請求項5に記載の発明では、保持具(150)は、両開口部(113、123)の他方に挿入される挿入部(155)を備えることを特徴としている。
これにより、両配管連結部材(110、120)を組付けする際に、挿入部(155)をガイドとして使用することができるので、組付けが容易となる。
請求項6に記載の発明では、ネジ部材(140)から離間した位置で、両配管連結部材(110、120)の一方側に設けられて、他方側に突出する凸部(115a、129)と、両配管連結部材(110、120)の他方側に設けられて、凸部(115a、129)が挿入される凹部(125、119)とを備えることを特徴としている。
これにより、両配管連結部材(110、120)を組付ける際に、凸部(115a、129)をガイドとして使用することができるので、組付けが容易となる。そして、両配管連結部材(110、120)をネジ部材(140)によって締結する際に、凸部(115a、129)と凹部(125、119)とが嵌合した状態となるので、一方の配管連結部材(120)が他方の配管連結部材(110)に対して、回転してしまうのを防止することができる。
請求項7に記載の発明では、凸部(115a、129)は、両シール面部(118、128)のうち、一方側のシール面部(128)の外周部に周状に形成された周状凸部(129)であり、凹部(125、119)は、両シール面部(118、128)のうち、他方側のシール面部(118)の外周部に周状に形成された周状凹部(119)であることを特徴としている。
これにより、周状凸部(129)および周状凹部(119)の内側にシール面部(118、128)を形成することができ、シール面部(118、128)を小型にすることが可能となる。
請求項8に記載の発明では、周状凸部(129)および周状凹部(119)の一方に設けられて、周状凸部(129)および周状凹部(119)間を水密にシールする水密シール部材(132)を備えることを特徴としている。
これにより、両配管連結部材(110、120)の隙間(160)から両シール面部(118、128)に水等が浸入しないようにすることができるので、シール面部(118、128)の腐食によるシール性の低下を防止できる。
請求項9に記載の発明では、シール部材(130)の外周部に設けられて、両配管連結部材(110、120)間を水密にシールする外周水密シール部材(131)を備えることを特徴としている。
これにより、請求項8に記載の発明と同様に、両配管連結部材(110、120)の隙間(160)から両シール面部(118、128)に水等が浸入しないようにすることができるので、シール面部(118、128)の腐食によるシール性の低下を防止できる。
請求項10に記載の発明では、外周水密シール部材(131)は、シール部材(130)と一体的に形成されたことを特徴としている。
これにより、部品点数の増加を抑制して、シール部材(130)および外周水密シール部材(131)の組付けを容易にすることができる。
請求項11に記載の発明では、少なくとも一方の平面部(111)でネジ部材(160)の反シール部材側に設けられて、他方の平面部(121)側に突出する突出部(116a)を備えることを特徴としている。
これにより、ネジ部材(140)によって両配管連結部材(110、120)を締結する際には、両配管連結部材(110、120)は第1突出部(116a)を支点にして撓みながら締結されることになり、ネジ部材(140)から遠い側においても確実にシール部材(130)を圧縮してシールすることができる。
請求項12に記載の発明では、シール部材(130)は、第1シール面部(118)、第2シール面部(128)よりも硬度の低い柔らかい材質で形成されていることを特徴としている。
これにより、両シール面部(118、128)がシール部材(130)によって、変形することが無いので、両配管連結部材(110、120)の着脱作業を行った場合でも、両配管連結部材(110、120)を継続して使用できる。必要に応じて安価なシール部材(130)のみを交換すれば良いことになる。
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
以下に、図1〜図3を用いて第1実施形態を説明する。図1は本実施形態における配管継手100A、101、102を備える冷凍サイクル装置1の構成を示した外観図である。
冷凍サイクル装置1は、例えば二酸化炭素を冷媒として、高圧側冷媒が臨界圧力を超えて圧縮される超臨界冷凍サイクルとして使用される。
図1に示すように、冷凍サイクル装置1は、冷媒を高温、高圧に圧縮して吐出する圧縮機3と、圧縮機3から送り込まれてきた高温、高圧の冷媒ガスと冷却風との間で熱交換して冷媒ガスを冷却する放熱器4と、ヒータ部(図示せず)の上流に配置され、空気を除湿、冷却するクーリングユニット2と、これらの構成部品を接続するホース6、7、配管11、12、および配管継手100A、101、102とから構成されている。
圧縮機3は、電磁クラッチを介して車両用走行エンジンの駆動力によって駆動される。そして、この駆動力を受けてクーリングユニット2内の蒸発器(図示せず)で車室内の熱を奪って気化した低温、低圧の冷媒ガスを吸入、圧縮して、高温、高圧になった冷媒ガスを放熱器4に送り出す。
圧縮機3から送り出された冷媒ガスは、圧縮機3と放熱器4との間を接続する高圧ホース6内を通り、放熱器4に入る。この放熱器4は、熱交換器であり、車両の走行風と電動式の冷却ファンによって送風される冷却風とにより内部の冷媒ガスを冷却する。
放熱器4の冷媒出口側には、配管11および配管12を介してクーリングユニット2が設けられている。配管11は放熱器4に接続される配管であり、また、配管12は配管11とクーリングユニット2との間に配設される配管である。
配管11と配管12は、ジョイントとしての配管継手100Aにより接続され、配管12は配管保護部材8によってその外面が保護されている。また、配管12とクーリングユニット2は、配管継手101によって接続されている。このクーリングユニット2内には、蒸発器と膨張弁(図示せず)が収納されている。
膨張弁で減圧された低圧の気液二相冷媒は、蒸発器で蒸発されることにより、蒸発器の外部を通る空気から熱を奪い、除湿、冷却して冷却空気にする。冷却空気は、空調風として車内に送風される。
クーリングユニット2の出口側と圧縮機3の入口側は、配管13と低圧ホース7によって接続されている。配管13と低圧ホース7は配管継手102によって接続され、配管13の外面は配管保護部材9によって保護されている。
圧縮機3と放熱器4との間、およびクーリングユニット2と圧縮機3との間は、車両エンジンルーム内において各構成部品(2〜4)が配設される振動系が異なることから振動吸収のため、高圧ホース6および低圧ホース7が用いられている。
配管保護部材8、9は、ゴム製であり、一般にアルミニウムチューブである配管12、13の周囲を覆うように取り付けられている。配管保護部材8、9は、小石の衝突などによる外部からの衝撃に対して配管を保護したり、水や泥などの侵入防止による配管の耐食性を向上したり、配管内流体の断熱をしたりするものである。
尚、冷凍サイクル装置1には、圧縮機3と蒸発器との間に設けられ、余剰冷媒を貯留するとともに圧縮機へ気相冷媒を送るアキュムレータを設けることができる。さらに、放熱器4から蒸発器へ流れる冷媒と蒸発器から流れ出た冷媒とを熱交換させる内部熱交換器を設けることができる。
上記冷凍サイクル装置1に備えられる配管継手100A、101、102は、共に同一の構造を有しており、以下、配管継手100Aを代表として、図2、図3を用いてその構成について詳細説明する。図2は配管継手100Aを示す断面図、図3は配管継手100Aを示す分解断面図である。尚、以下説明する各部材による配管継手100Aの組付け状態については図2を用いて説明し、各部材の詳細構造、形状については図3を用いて説明する。
配管継手100Aは、配管11、12を連結する継手であり、第1配管連結部材としての第1ブロック110と、第2配管連結部材としての第2ブロック120とを備えている。両ブロック110、120は対向配置されて、ネジ部材としてのボルト140により締結されることによって、各ブロック110、120にそれぞれ接続された配管11、12の内部が連通されるようになっている。
第1ブロック110は、アルミニウム合金(例えばA3004系)から成る直方体の部材として形成されている。第1ブロック110における1つの細長の平面部(本発明の第1平面部)111の一端側(図3中の右側)には、この平面部111に対して直交するように配管11用の貫通孔112が穿設されており、平面部111側に開口部(本発明の第1開口部)113を有している。
第1ブロック110の貫通孔112の反開口部側には、アルミニウム合金(例えばA3005系)から成る配管(本発明の第1配管)11の先端部が接続されている。配管11の先端部は、貫通孔112に挿入されて、拡管されることで第1ブロック110に圧着固定され、配管11は、開口部113に連通するように接続されている。
第1ブロック110の平面部111の他端側(図3中の左側端部)には、突出部としての突起部116aが第1ブロック110と一体で形成されている。突起部116aは、断面が矩形状を成して平面部111から対向する第2ブロック120側に所定の突出量h1をもって突出すると共に、平面部111の他端側の辺に沿って延びるように形成されている。
開口部113と突起部116aとの間には、平面部111に対して直交して第1ブロック110を貫通するようにボルト140用の雌ネジ部114が形成されている。
第1ブロック110の平面部111の一端側で、開口部113よりも更に端部側には、平面部111に直交するようにピン穴115が第1ブロック110の肉厚の途中まで穿設されており、このピン穴115に細長棒状の位置決めピン115aの一端側が挿入、固定されている。位置決めピン115aの他端側は、凸部として第2ブロック120側に突出している。
開口部113の外周部には、平面部111から所定の深さを有して、内径寸法(内径相当寸法)がφAとなる円形凹状の座ぐり部117が形成されている。座ぐり部117における所定の深さは、後述するワッシャ130の厚みの略1/2程度の寸法として設定されている。内径寸法φAについては、ワッシャ130の外径よりも大きくなるように設定されており、且つ、後述する第2ブロック120に形成される座ぐり部127の内径寸法φBよりも更に大きくなるように設定されている。その詳細については後述する。
また、座ぐり部117における開口部113は、内部側よりも内径が一段大きくなるように拡径されており、後述するワッシャ保持具150のフランジ部154を挿入可能とするフランジ挿入部117aとして形成されている。
座ぐり部117の底面部には、ワッシャ130用の第1シール面部としての凸部118が形成されている。凸部118は、一重の環状凸シール面部として形成されている。即ち、凸部118は、内径寸法φAとフランジ挿入部117aの開口部との中間位置で開口部113と同心となるように一つの環状を成してワッシャ130のシール面130a側に突出して形成されている。凸部118の断面形状は、突出した先端側が尖った三角形状に形成されている。そして、凸部118の先端位置は、平面部111よりも突出しないように、つまり、図3中の一点鎖線によって示される平面部111の位置よりも、第1ブロック110の内側(図3中の点線位置)となるように設定されている。
第2ブロック120は、第1ブロック110と同様にアルミニウム合金(例えばA3004系)から成る直方体の部材として形成されている。第2ブロック120は、第1ブロック110の平面部111に対向する細長の平面部(本発明の第2平面部)121を有しており、この平面部121の一端側(図2中の右側)には、この平面部121に対して直交するように配管12用の貫通孔122が穿設されており、平面部121側に開口部(本発明の第2開口部)123を有している。
第2ブロック110の貫通孔122の反開口部側には、アルミニウム合金(例えばA3005系)から成る配管(本発明の第2配管)12の先端部が接続されている。配管12の先端部は、貫通孔122に挿入されて、拡管されることで第2ブロック110に圧着固定され、配管12は、開口部123に連通するように接続されている。
第1ブロック110の雌ネジ部114の位置に対応するように、第2ブロック120には、平面部121に対して直交して第2ブロック120を貫通するようにボルト140用のボルト挿通孔124が形成されている。ボルト140は、ボルト挿通孔124から挿通され、第1ブロック110の雌ネジ部114で締め付けされて、両ブロック110、120は締結されている。
第2ブロック120の平面部121の一端側で、開口部123よりも更に端部側には、位置決めピン115aの位置に対応して平面部121に直交するように凹部としてのピン用穴125が第2ブロック120の肉厚の途中まで穿設されている。ピン用穴125には位置決めピン115aの他端側が挿入されるようになっており、ピン用穴125の深さは、位置決めピン115aの他端側の突出量よりも大きく(深く)設定されている。
開口部123の外周部には、平面部121から所定の深さを有して、内径寸法(内径相当寸法)がφBとなる円形凹状の座ぐり部127が形成されている。座ぐり部127における所定の深さは、後述するワッシャ130の厚みの略1/2程度の寸法として設定されている。また、内径寸法φBは、ワッシャ130の外径寸法よりも僅かに大きく設定された寸法となっており、ワッシャ130が両ブロック110、120間で圧縮されて径方向に拡がった時に、ワッシャ130の外周面が座ぐり部127の内周面に圧着されるようにしている。これに対して、第1ブロック110側の座ぐり部117における内径寸法φAは上記内径寸法φBと異なっており、内径寸法φA>内径寸法φBとなるように設定されており、ワッシャ130が圧縮されて径方向に拡がった場合にも、ワッシャ130の外周面が座ぐり部117の内周面には届かないようにしている。
また、座ぐり部127における開口部123は、内部側よりも内径が一段大きくなるように拡径されており、後述するワッシャ保持具150の嵌合部152を挿入可能とする挿入部127aとして形成されている。
座ぐり部127の底面部(図3においては上側部)には、凸部118と同様に、ワッシャ130用の第2シール面部としての凸部128が形成されている。凸部128は、一重の環状凸シール面部として形成されている。即ち、凸部128は、内径寸法Bと挿入部127aの開口部との中間位置で開口部123と同心となるように一つの環状を成してワッシャ130のシール面130b側に突出して形成されている。凸部128の断面形状は、突出した先端側が尖った三角形状に形成されている。そして、凸部128の先端位置は、上記凸部118と同様に、平面部121よりも突出しないように、つまり、図3中の一点鎖線によって示される平面部121の位置よりも、第2ブロック120の内側(図3中の点線位置)となるように設定されている。
両座ぐり部117、127の凸部118、128の間には、シール部材としてのワッシャ130が介在されている。ワッシャ130は、両ブロック110、120の凸部118、128よりも硬度の低い柔らかい材質(例えばアルミニウム合金のA1050系)から成り、扁平の円筒状に形成されている。ワッシャ130の厚さ方向に対向する2つのリング状の面は、シール面130a、130bを形成している。ワッシャ130の中心孔部130cの内径は、貫通孔112、122の内径に対して、後述するワッシャ保持具150の板厚の略2倍分だけ大きく設定されている。また、外径は、上記で説明したように、座ぐり部127の内径寸法Bよりも僅かに小さく設定されている。また、ワッシャ130の厚さは、両座ぐり部117、127内で両凸部118、128によってワッシャ130が挟み込まれた時に、両凸部118、128の先端部がシール面130a、130bに所定量食い込むような寸法に設定されており、両ブロック110、120の間を確実にシールするようになっている。
そして、ワッシャ130の中心孔部130cには、ワッシャ保持具(保持具)150が挿通されて、嵌合部152が第2ブロック120の挿入部127aに挿入嵌合されると共に、挿入部155が貫通孔112に挿入されている。
ワッシャ保持具150は、中心部に貫通孔151を備える薄肉の円筒状部材であり、樹脂材から形成されている。また、ワッシャ保持具150の一方の先端部外周には、円筒状の径方向に突出する嵌合部152が形成されると共に、周方向に複数のスリット153が形成されている。嵌合部152の外径は、ワッシャ保持具150の単体状態では、第2ブロック120の挿入部127aの内径よりも多少大きく設定されている。
また、ワッシャ保持具150の他端側寄りの中間部には、円筒状の径方向に突出する厚肉のフランジ部154が形成されており、このフランジ部154よりも他端側となる先端部は、第1ブロック110の開口部113から貫通孔112に挿入可能となる挿入部155が形成されている。
次に、上記構成における配管継手100Aを組み立てる手順について説明する。組み立て作業者は、まず、第1ブロック110の貫通孔112に配管11を圧着固定し、ピン用穴115に位置決めピン115aを固定する。また、第2ブロック120の貫通孔122に配管12を圧着固定する。
次に、ワッシャ保持具150の嵌合部152側をワッシャ130の中心孔部130cに挿通して、フランジ部154を挿入側のシール面130aに当接させる。
次に、ワッシャ130に組付けられたワッシャ保持具150の嵌合部152を第2ブロック120の挿入部127aに挿入すると共に、ワッシャ130を座ぐり部127内へ挿入する。この時、スリット153を備えるワッシャ保持具150先端部の樹脂材自身の弾性によって、嵌合部152は外側に付勢力が与えられて、ワッシャ保持具150は、ワッシャ130と共に第2ブロック120に固定される。
次に、第1ブロック110の平面部111に対向するように、第2ブロック120の平面部121を配置して、ワッシャ保持具150の挿入部155を貫通孔112に挿入しつつ、位置決めピン115aをピン用穴125に挿入する。この時フランジ部154はフランジ挿入部117aに挿入される。
挿入部155および位置決めピン115aによって雌ネジ部114とボルト挿通孔124との位置がほぼ同一軸線状で一致することになり、ボルト140をボルト挿通孔124から挿入して、雌ネジ部114に締め付けることで両ブロック110、120が締結されて、配管継手100Aが形成される。
上記ボルト140によって締め付けを行う際には、最初に平面部121の他端側は、対向する突起部116aの先端部に当接し、両平面部111、121の間には、隙間160が形成される。ボルト140の締め付けを進めると、両ブロック110、120は、突起部116aを支点にして、一端側(位置決めピン115a側)の隙間160が小さくなる方向に撓むように変形する。よって、ボルト140から平面部111、121の面方向(図2の左右方向)に離れたワッシャ130にも効果的に面圧が発生され、凸部118、128がそれぞれワッシャ130のシール面130a、130bに食い込み、ワッシャ130は凸部118、128に馴染むように変形して、両ブロック110、120間のシールが行われ、配管11と配管12とが確実に連通される。
本実施形態では、凸部118、128の先端位置がそれぞれ平面部111、121の内側となるようにしているので、各ブロック110、120の製作途中、搬送途中等における取扱い時の外力や、両ブロック110、120同士の組付け時等における一方側のブロック(110あるいは120)が、直接的に他方側のブロック(120あるいは110)の凸部(128あるいは118)に及んだり、当たることを防止できるので、凸部118、128の傷付きを防止することができる。よって、凸部118、128による確実なシールが可能となる。
また、シール面部として、環状凸シール面部(凸部118、128)として形成しているので、ワッシャ130に対して、シール面圧を高めて確実なシールが可能となる。
また、ワッシャ130が両座ぐり部117、127内に収容されるようにして、両座ぐり部117、127の内径寸法が異なる設定(φA>φB)としている。これにより、両ブロック110、120の締結時に、ワッシャ130は圧縮されて外径方向に拡大することになるが、ワッシャ130は内径寸法の小さい側の座ぐり部127の内周面(φB側)に密着し、内径寸法の大きい側の座ぐり部117の内周面(φA側)には密着しないようにすることができる。よって、両ブロック110、120の締結を解除した時に、ワッシャ130は第2ブロック120に装着状態を維持して残すことができる。つまり、放熱器4側の配管11ではなくて、手扱いしやすい配管12側の第2ブロック120にワッシャ130を装着状態のまま維持することで、両ブロック110、120の取外し、および再締結が容易となり作業性を向上させることができる。
また、ワッシャ130は、両ブロック110、120の凸部118、128よりも硬度の低い柔らかい材質で形成されるようにしているので、両凸部118、128がワッシャ130によって変形することが無く、両ブロック110、120の着脱作業を行った場合でも、両ブロック110、120を継続して使用できる。つまり、必要に応じて安価なワッシャ130のみを交換すれば良いことになる。
また、本実施形態では、ワッシャ130を予め第2ブロック120に保持するためのワッシャ保持具150を設けるようにしているので、このワッシャ保持具150によって、予め定めた一方側のブロック(例えば第2ブロック120)にワッシャ130を保持させて、両ブロック110、120を着脱する際の作業性を向上させることができる。
そして、一度両ブロック110、120を締結した後に、両ブロック110、120を取外した時は、上記で説明したように、ワッシャ130は座ぐり部127の内周面に密着するので、ワッシャ保持具150と密着とによる保持作用によって、ワッシャ130の保持が確実なものとなる。
また、ワッシャ保持具150に相当する部位を両ブロック110、120のいずれかに一体的に設ける場合に比べて、ワッシャ保持具150を別体で設けることで、ワッシャ保持具150としてはワッシャ130を保持するのに必要最小限の薄い板厚で形成でき、板厚が薄くできる分、ワッシャ130を小型(小径)にすることが可能となる。
また、ワッシャ保持具150に挿入部155を設けるようにしているので、両ブロック110、120を組付けする際に、挿入部155をガイドとして使用することができるので、組付けが容易となる。
そして、両ブロック110、120をボルト140によって締結する際に、位置決めピン115aとピン用穴125とが嵌合した状態となるので、一方のブロック(120)が他方のブロック(110)に対して、回転してしまうのを防止することができる。
尚、各座ぐり部117、127における凸部118、128の設定数は、1つ(一重)に限らず、図4〜図6に示すように、他の設定数とすることができる。図4は凸部118を2つ、凸部128を1つとしたものである。凸部128は凸部118の間の位置に対応するようにしている。図5は凸部118、128をそれぞれ2つずつとしたものである。凸部118と凸部128は互いに対向する位置としている。図6は凸部118を2つ、凸部128を3つとすると共に、座ぐり部117側に3つのうちの凸部128の1つに対応する凹部118aを設けたものである。
(第2実施形態)
第2実施形態を図7、図8に示す。第2実施形態の配管継手100Bは、上記第1実施形態に対して、両ブロック110、120に凹部および凸部を設けると共に、ワッシャ130に外周水密シール部材を設けたものである。
第1ブロック110の凸部118の外周部には、凹部として周状に形成された周状凹部119が形成されている。また、第2ブロック120の凸部128の外周部には、凸部として周状に形成されて第1ブロック110側に突出する周状凸部129が形成されている。凸部118(128)の先端部の直径寸法をφCとした時に、周状凸部129の外周寸法φDは、直径寸法φCよりも大きくなるように設定されている。そして、周状凸部129は、周状凹部119に挿入されるようになっている。
また、ワッシャ130の外周部には、外周水密シール部材としての気密用ゴム131がワッシャ130と一体で形成されている。気密用ゴム131の厚さは、ワッシャ130の厚さよりも大きく設定されており、座ぐり部117、127のそれぞれの底面部に当接して、隙間160から水等が凸部118、128側に浸入するのを阻止するようになっている。
尚、ワッシャ保持具150においては、挿入部155を廃止している。
本第2実施形態においては、両ブロック110、120を組付ける際に、位置決めピン115aに加えて、周状凸部129をガイドとして使用することができるので、組付けが容易となる。
そして、両ブロック110、120をボルト140によって締結する際に、位置決めピン115aとピン用穴125、周状凸部129と周状凹部119とが嵌合した状態となるので、一方のブロック(120)が他方のブロック(110)に対して、回転してしまうのを防止することができる。
また、周状凹部119および周状凸部129をそれぞれ、シール面部としての凸部118、128の外周部に設けるようにしているので、凸部118、128の直径寸法φCを小さくすることができ、ひいてはワッシャ130を小型にすることが可能となる。よって、シール面積を小さくすることができるので、冷媒による配管11、12内の内圧に対する作用力を低減して、耐圧性を向上させることができる。
また、周状凸部129の外周寸法φDは、凸部118の直径寸法φCよりも大きく形成されているので、両ブロック110、120の組付け時に、周状凸部129によって、凸部118を傷つけてしまうことを防止することができる。
また、ワッシャ130の外周部に外周水密シール部材として気密用ゴム131を設けるようにしているので、両ブロック110、120の隙間160から両凸部118、128に水等が浸入しないようにすることができ、凸部118、128の腐食によるシール性の低下を防止できる。
また、気密用ゴム131をワッシャ130と一体で形成するようにしているので、部品点数の増加を抑制して、ワッシャ130および気密用ゴム131の組付けを容易にすることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態を図9、図10に示す。第3実施形態の配管継手100Cは、上記第2実施形態に対して、気密用ゴム131を廃止して、周状凸部129に水密シール部材を装着したものである。
第2ブロック120の周状凸部129の外周面には内径側にへこむOリング溝が環状に形成されており、このOリング溝に水密シール部材としてのOリング132が装着されて、周状凸部129の外周面と、この外周面に対向する周状凹部119の内周面との間をシールするようにしている。
尚、ここでは、凸部118、128は、二重の環状凸シール部として形成されている。また、第1ブロック110の平面部111において、周状凹部119と雌ネジ部114との間に、もう一つの突出部として突起部116bが形成されている。突起部116bの突出量h2は、突起部116aの突出量h1よりも小さくなるように設定されている。突起部116bは、突起部116aと平行になるように、平面部111の奥行き方向に延びるように形成されている。
本第3実施形態においては、Oリング132によって、両ブロック110、120の隙間160から両凸部118、128に水等が浸入しないようにすることができ、凸部118、128の腐食によるシール性の低下を防止できる。
尚、第1ブロック110に突起部116bを設けることによって、ボルト140の締付け時に、両ブロック110、120が撓み変形をしていく中で、第2ブロック120の平面部121は、突起部116bの先端部に当接して、撓み変形が規制されることになる。この時点で、ボルト140の締付けを継続しても、ワッシャ130にかかる面圧は増加せず、凸部118、128のワッシャ130への食い込みが規制され、ボルト140にかかる軸力だけが増加する。
よって、熱履歴を受けた場合や、経時変化を受けた場合などに両ブロック110、120が撓んだまま塑性変形してしまうことを防止できるので、ボルト140の締付けに係る軸力が低下するのを防止することができる。
また、ワッシャ130に対して過度な圧縮力がかからないようにすることができるので、ワッシャ130を損傷させることがない。例えば、適切な工具等がなく、締め付けトルク(軸力)の管理を行えない場合でも、ボルト140の締めすぎによるワッシャ130の破断を心配しなくてよくなる。
尚、もう一つの突出部としての突起部116bを第1ブロック110の平面部111側に一体で設けるようにしたが、第2ブロック120の平面部121側に一体で設けるようにしても良い。
(その他の実施形態)
シール面部としての凸部118、128は、両ブロック110、120に座ぐり部117、127を設けずとも、平面部111、121に設けるようにしても良い。
また、シール部材としてのワッシャ130は、金属材に限らず、樹脂材やゴム材等としても良く、同様に、外周水密シール部材としての気密用ゴム131、水密シール部材としてのOリング132は、ゴム材に限らず、金属材や樹脂材等としても良い。
また、ワッシャ保持具150は、配管11に接続される相手側対象物に応じて、第1ブロック110側に挿入嵌合されるようにしても良い。
また、突出部としての突起部116aを第1ブロック110の平面部111側に一体で設けるようにしたが、両ブロック110、120にそれぞれ設けた突起部から成るものとしても良い。また、突起部116aは、必要に応じて廃止しても良い。
また、挿入部155あるいは周状凸部129によって、両貫通孔112、122の位置決め、および雌ネジ部114とボルト挿通孔124との位置決めが容易にできるようであれば、位置決めピン115aは廃止しても良い。
また、配管11、12は、各ブロック110、120に圧着固定されるものとしたが、例えばろう付け等によって各ブロック110、120に接合されるものとしても良い。
また、冷凍サイクル装置1は、例えばフロン系の冷媒を用い、高圧側圧力が臨界圧力を超えないサイクルとしても良い。また、本配管継手は、冷凍サイクル装置1に限らず、各種配管の接続に適用可能である。
配管継手を備える冷凍サイクル装置の構成を示した外観図である。 第1実施形態における配管継手を示す断面図である。 第1実施形態における配管継手を示す分解断面図である。 第1実施形態における凸部の変形例1を示す断面図である。 第1実施形態における凸部の変形例2を示す断面図である。 第1実施形態における凸部の変形例3を示す断面図である。 第2実施形態における配管継手を示す断面図である。 第2実施形態における第2ブロックを示す斜視図である。 第3実施形態における配管継手を示す断面図である。 第3実施形態における第2ブロックを示す斜視図である。
符号の説明
11 配管(第1配管)
12 配管(第2配管)
100A〜100C 配管継手
110 第1ブロック(第1配管連結部材)
111 平面部(第1平面部)
113 開口部(第1開口部)
115a 位置決めピン(凸部)
116a 突起部(突出部)
118 凸部(第1シール面部、環状凸シール面部)
119 周状凹部(凹部)
120 第2ブロック(第2配管連結部材)
121 平面部(第2平面部)
123 開口部(第2開口部)
125 ピン用穴(凹部)
128 凸部(第2シール面部、環状凸シール面部)
129 周状凸部(凸部)
130 ワッシャ(シール部材)
131 気密用ゴム(外周水密シール部材)
132 Oリング(水密シール部材)
140 ボルト(ネジ部材)
150 ワッシャ保持具(保持具)
151 貫通孔
155 挿入部

Claims (12)

  1. 第1平面部(111)を有し、前記第1平面部(111)の一端側で開口する第1開口部(113)に連通するように第1配管(11)の端部が接続された第1配管連結部材(110)と、
    前記第1平面部(111)と対向する第2平面部(121)を有し、前記第2平面部(121)の一端側で開口する第2開口部(123)に連通するように第2配管(12)の端部が接続された第2配管連結部材(120)と、
    前記両開口部(113、123)の外周部に配置されて、前記両配管連結部材(110、120)の間に介在されるシール部材(130)とを備え、
    前記両平面部(111、121)の他端側で、前記両配管連結部材(110、120)に挿通されるネジ部材(140)によって、前記両配管連結部材(110、120)が締結されると共に、前記両開口部(113、123)、前記シール部材(130)を介して前記両配管(11、12)が互いに連通される配管継手において、
    前記第1平面部(111)に形成されて、前記シール部材(140)とのシール性を確保する第1シール面部(118)と、
    前記第2平面部(121)に形成されて、前記シール部材(140)とのシール性を確保する第2シール面部(128)とが形成されており、
    前記第1シール面部(118)は、前記第1平面部(111)よりも前記第1配管連結部材(110)の内側となるように配置され、
    且つ、前記第2シール面部(128)は、前記第2平面部(121)よりも前記第2配管連結部材(120)の内側となるように配置されたことを特徴とする配管継手。
  2. 前記両シール面部(118、128)は、環状を成して前記シール部材(130)側に突出する環状凸シール面部(118、128)であることを特徴とする請求項1に記載の配管継手。
  3. 前記両シール面部(118、128)は、前記両平面部(111、121)のそれぞれに座ぐりされた底面部に形成され、
    前記シール部材(130)は、それぞれの前記座ぐり内に収容されるようになっており、
    それぞれの前記座ぐりの内径相当の寸法が異なることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配管継手。
  4. 中心部において前記両配管連結部材(110、120)が連結される方向に貫通孔(151)を備えると共に、前記両開口部(113、123)の一方に挿入嵌合されて、前記シール部材(130)を前記両配管連結部材(110、120)の一方に保持する保持具(150)を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の配管継手。
  5. 前記保持具(150)は、前記両開口部(113、123)の他方に挿入される挿入部(155)を備えることを特徴とする請求項4に記載の配管継手。
  6. 前記ネジ部材(140)から離間した位置で、前記両配管連結部材(110、120)の一方側に設けられて、他方側に突出する凸部(115a、129)と、
    前記両配管連結部材(110、120)の他方側に設けられて、前記凸部(115a、129)が挿入される凹部(125、119)とを備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の配管継手。
  7. 前記凸部(115a、129)は、前記両シール面部(118、128)のうち、一方側のシール面部(128)の外周部に周状に形成された周状凸部(129)であり、
    前記凹部(125、119)は、前記両シール面部(118、128)のうち、他方側のシール面部(118)の外周部に周状に形成された周状凹部(119)であることを特徴とする請求項6に記載の配管継手。
  8. 前記周状凸部(129)および前記周状凹部(119)の一方に設けられて、前記周状凸部(129)および前記周状凹部(119)間を水密にシールする水密シール部材(132)を備えることを特徴とする請求項7に記載の配管継手。
  9. 前記シール部材(130)の外周部に設けられて、前記両配管連結部材(110、120)間を水密にシールする外周水密シール部材(131)を備えることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の配管継手。
  10. 前記外周水密シール部材(131)は、前記シール部材(130)と一体的に形成されたことを特徴とする請求項9に記載の配管継手。
  11. 少なくとも一方の前記平面部(111)で前記ネジ部材(160)の反シール部材側に設けられて、他方の前記平面部(121)側に突出する突出部(116a)を備えることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載の配管継手。
  12. 前記シール部材(130)は、前記第1シール面部(118)、前記第2シール面部(128)よりも硬度の低い柔らかい材質で形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1つに記載の配管継手。
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