JP2003262291A - 配管用分岐継ぎ手構造 - Google Patents

配管用分岐継ぎ手構造

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JP2003262291A
JP2003262291A JP2002063625A JP2002063625A JP2003262291A JP 2003262291 A JP2003262291 A JP 2003262291A JP 2002063625 A JP2002063625 A JP 2002063625A JP 2002063625 A JP2002063625 A JP 2002063625A JP 2003262291 A JP2003262291 A JP 2003262291A
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JP2002063625A
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Koji Kumazaki
幸次 熊崎
Akira Tsuzuki
晶 都築
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Denso Airs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ろう付けによる配管接続を廃止して配管接続
の品質の安定化を図る。 【解決手段】 接続ブロック体30に直線状に貫通する
貫通穴31および貫通穴31に直交状に連通する分岐穴
32を設け、貫通穴31の両端部にそれぞれ第1、第2
配管16、18の先端の挿入部16a、18aを挿入し
た状態にて、かしめ用爪部31a、31bを突出部16
b、18b上にかしめることにより第1、第2配管1
6、18を接続ブロック体30にかしめ結合し、また、
分岐穴32の先端部に分岐配管19の先端の挿入部19
aを挿入した状態にて、かしめ用爪部32aを突出部1
9b上にかしめることにより分岐配管19を接続ブロッ
ク体30にかしめ結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1、第2配管に
対する配管接続部と、第1、第2配管に対して直交状に
配置される分岐配管の配管接続部とを有する配管用分岐
継ぎ手構造に関するもので、例えば、車両空調用冷凍サ
イクルの冷媒配管に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置において、車室内
の前席側および後席側にそれぞれ空調ユニットを配置し
て、車室内の前席側および後席側をそれぞ独立に空調す
るものが知られている。この従来装置では、空調用冷凍
サイクルにおいて1つの圧縮機の吸入側に前席側の減圧
装置および蒸発器と後席側の減圧装置および蒸発器とを
並列接続している。
【0003】これにより、圧縮機から吐出された冷媒を
凝縮器にて凝縮した後に、その凝縮後の液冷媒を配管用
分岐継ぎ手構造にて前席側の減圧装置と後席側の減圧装
置とに分岐する。その後に、前席側および後席側の減圧
装置(膨張弁等)により減圧した低圧冷媒を、前席側蒸
発器と後席側蒸発器に並列に導入し、空調空気から蒸発
潜熱を吸熱して低圧冷媒を蒸発させる。これにより、前
後の各空調ユニットにおいて空調空気を冷却するように
している。
【0004】ところで、空調用冷凍サイクルにおいて、
前後の減圧装置の入口側および前後の蒸発器の出口側に
それぞれ、冷媒流れの分岐部および合流部が形成される
ので、この分岐部および合流部にそれぞれ継ぎ手構造を
設定する必要がある。
【0005】図13、図14は従来の空調用冷凍サイク
ルにおける前後の減圧装置の入口側の配管用分岐継ぎ手
構造を示すものであって、直線状に配置された第1配管
16および第2配管18を分岐継ぎ手17の接続ブロッ
ク体30の貫通穴31の両端部に嵌入し、また、この第
1、第2配管16、18に対して直交方向に配置された
分岐配管19を接続ブロック体30の分岐穴の先端部3
2に嵌入し、ろう付けにより各配管16、18、19と
各穴部31、32との接続部を接続していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ろう付けによ
る配管接続は、ろう付けの作業条件、すなわち、加熱温
度、加熱時間、ろう材の使用量、ろう付け後の冷却速度
等により接続部の冷媒洩れに対する品質が大きくばらつ
き、製造上の不良品が発生しやすいという問題がある。
【0007】本発明は上記点に鑑みて、配管用分岐継ぎ
手構造において、ろう付けによる配管接続を廃止して、
配管接続部の品質の安定化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、第1配管(16)およ
び第2配管(18)との間を接続するとともに、第1、
第2配管(16、18)に対して分岐配管(19)を直
交状に接続する接続ブロック体(30)を備える配管用
分岐継ぎ手構造であって、接続ブロック体(30)に、
直線状に貫通する貫通穴(31)および貫通穴(31)
に直交状に連通する分岐穴(32)を設け、接続ブロッ
ク体(30)において貫通穴(31)の両端部および分
岐穴(32)の先端部にそれぞれかしめ用爪部(31
a、31b、32a)を形成し、一方、第1、第2配管
(16、18)の先端部に、貫通穴(31)の両端部に
それぞれ挿入される挿入部(16a、18a)および径
外方側に突出する突出部(16b、18b)を形成し、
また、分岐配管(19)の先端部に分岐穴(32)の先
端部に挿入される挿入部(19a)および径外方側に突
出する突出部(19b)を形成し、貫通穴(31)の両
端部にそれぞれ第1、第2配管(16、18)の先端の
挿入部(16a、18a)を挿入した状態にて、かしめ
用爪部(31a、31b)を突出部(16b、18b)
上にかしめることにより、第1、第2配管(16、1
8)を接続ブロック体(30)にかしめ結合し、また、
分岐穴(32)の先端部に分岐配管(19)の先端の挿
入部(19a)を挿入した状態にて、かしめ用爪部(3
2a)を突出部(19b)上にかしめることにより、分
岐配管(19)を接続ブロック体(30)にかしめ結合
することを特徴とする。
【0009】これにより、第1配管(16)および第2
配管(18)と接続ブロック体(30)との間、および
分岐配管(19)と接続ブロック体(30)との間をす
べてかしめ結合により接続することができる。そのた
め、配管用分岐継ぎ手構造において、ろう付けによる配
管接続を廃止して、配管接続部の品質の安定化を図るこ
とができる。
【0010】特に、直線状に貫通する貫通穴(31)の
両端部にかしめ用爪部(31a、31b、32a)を形
成し、この貫通穴(31)の両端部にそれぞれ第1、第
2配管(16、18)の先端の挿入部(16a、18
a)を挿入した状態にて、かしめ用爪部(31a、31
b)を第1、第2配管(16、18)の突出部(16
b、18b)上にかしめることにより、第1、第2配管
(16、18)を接続ブロック体(30)にかしめ結合
しているから、後述の図6に例示するように、直線状に
配置されている2つのかしめ用爪部(31a、31b)
にかしめ治具(50〜53)により同時に押圧力を加え
て、第1、第2配管(16、18)のかしめ作業を効率
よく同時に行うことができる。
【0011】請求項2に記載の発明では、第1配管(1
6)および第2配管(18)との間を接続するととも
に、第1、第2配管(16、18)に対して分岐配管
(19)を直交状に接続する接続ブロック体(30)を
備える配管用分岐継ぎ手構造であって、接続ブロック体
(30)に、直線状に貫通する貫通穴(31)および貫
通穴(31)に直交状に連通する分岐穴(32)を設
け、接続ブロック体(30)において貫通穴(31)の
両端部にそれぞれかしめ用爪部(31a、31b)を形
成し、また、接続ブロック体(30)において分岐穴
(32)の先端側の外周面におねじ部(36a)を形成
し、一方、第1、第2配管(16、18)の先端部に、
貫通穴(31)の両端部にそれぞれ挿入される挿入部
(16a、18a)および径外方側に突出する突出部
(16b、18b)を形成し、また、分岐配管(19)
の先端部に分岐穴(32)の先端部に挿入される挿入部
(19a)および径外方側に突出する突出部(19b)
を形成し、更に、分岐配管(19)の外周に突出部(1
9b)と係止されるナット(38)を嵌合し、貫通穴
(31)の両端部にそれぞれ第1、第2配管(16、1
8)の先端の挿入部(16a、18a)を挿入した状態
にて、かしめ用爪部(31a、31b)を突出部(16
b、18b)上にかしめることにより、第1、第2配管
(16、18)を接続ブロック体(30)にかしめ結合
し、また、分岐穴(32)の先端部に分岐配管(19)
の先端の挿入部(19a)を挿入した状態にて、ナット
(38)をおねじ部(36a)に締め付けることにより
突出部(19b)を分岐穴(32)の先端部とナット
(38)との間に圧着して、分岐配管(19)を接続ブ
ロック体(30)にねじ結合することを特徴とする。
【0012】これにより、第1、第2配管(16、1
8)と接続ブロック体(30)との間をかしめ結合によ
り接続することができ、また、分岐配管(19)と接続
ブロック体(30)との間はねじ結合により接続するこ
とができる。そのため、配管用分岐継ぎ手構造におい
て、ろう付けによる配管接続を廃止して、配管接続部の
品質の安定化を図ることができる。
【0013】また、請求項1と同様に、直線状に配置さ
れている2つのかしめ用爪部(31a、31b)にかし
め治具(50〜53)により同時に押圧力を加えて、第
1、第2配管(16、18)のかしめ作業を効率よく同
時に行うことができる。
【0014】請求項3に記載の発明では、第1配管(1
6)および第2配管(18)との間を接続するととも
に、第1、第2配管(16、18)に対して分岐配管
(19)を直交状に接続する接続ブロック体(30)を
備える配管用分岐継ぎ手構造であって、接続ブロック体
(30)に、直線状に貫通する貫通穴(31)および貫
通穴(31)に直交状に連通する分岐穴(32)を設
け、接続ブロック体(30)において貫通穴(31)の
両端部にそれぞれかしめ用爪部(31a、31b)を形
成し、一方、第1、第2配管(16、18)の先端部
に、貫通穴(31)の両端部にそれぞれ挿入される挿入
部(16a、18a)および径外方側に突出する突出部
(16b、18b)を形成し、また、分岐配管(19)
の先端部に分岐穴(32)の先端部に挿入される挿入部
(19a)および径外方側に突出する突出部(19b)
を形成し、更に、分岐配管(19)の外周に突出部(1
9b)と係止される補助ジョイント部材(40)を嵌合
し、補助ジョイント部材(40)にボルト(41)の通
し穴(40c)を設けるとともに、接続ブロック体(3
0)に、ボルト(41)の締結用雌ねじ部(39a)を
設け、貫通穴(31)の両端部にそれぞれ第1、第2配
管(16、18)の先端の挿入部(16a、18a)を
挿入した状態にて、かしめ用爪部(31a、31b)を
突出部(16b、18b)上にかしめることにより、第
1、第2配管(16、18)を接続ブロック体(30)
にかしめ結合し、また、分岐穴(32)の先端部に分岐
配管(19)の先端の挿入部(19a)を挿入した状態
にて、ボルト(41)を通し穴(40c)を通して雌ね
じ部(39a)に締め付けることにより突出部(19
b)を分岐穴(32)の先端部と補助ジョイント部材
(40)との間に圧着して、分岐配管(19)を接続ブ
ロック体(30)にジョイント結合することを特徴とす
る。
【0015】これにより、第1、第2配管(16、1
8)と接続ブロック体(30)との間をかしめ結合によ
り接続することができ、また、分岐配管(19)と接続
ブロック体(30)との間は補助ジョイント部材(4
0)を介したジョイント結合により接続することができ
る。そのため、配管用分岐継ぎ手構造において、ろう付
けによる配管接続を廃止して、配管接続部の品質の安定
化を図ることができる。
【0016】また、請求項1、2と同様に、第1、第2
配管(16、18)のかしめ作業を効率よく同時に行う
ことができる。
【0017】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3のいずれか1つにおいて、第1、第2配管(16、
18)の挿入部(16a、18a)と貫通穴(31)の
内壁面との間、および分岐配管(19)の挿入部(19
a)と分岐穴(32)の内壁面との間に、それぞれ弾性
シール材(33、34、35)を配置することを特徴と
する。
【0018】これにより、かしめ結合、ねじ結合および
ジョイント結合による配管接続構造におけるシール機能
を確実に発揮できる。
【0019】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)第1実施形態は
車両用空調装置における冷凍サイクルの冷媒配管の分岐
継ぎ手構造に適用したものであり、図1は車両用空調装
置における冷凍サイクルを示し、図2は図1の要部拡大
図である。圧縮機10は車両エンジン(図示せず)によ
り駆動されるものであり、圧縮機10の吐出側は高圧ゴ
ムホース11、高圧金属配管12を介して凝縮器13の
冷媒入口部13aに接続される。
【0021】凝縮器13の冷媒出口部13bは高圧金属
配管14を介してサイトグラス等の保持ブロック体15
の入口側に接続され、この保持ブロック体15の出口側
が高圧金属配管16(本発明の第1配管に相当)を介し
て分岐継ぎ手17に接続される。この分岐継ぎ手17の
詳細は後述する。この分岐継ぎ手17の出口側には、高
圧金属配管18(本発明の第2配管に相当)と分岐高圧
金属配管19が接続される。
【0022】高圧金属配管18は前席側減圧装置を構成
するボックス型膨張弁20の絞り通路を介して前席側蒸
発器21の冷媒入口部に接続される。膨張弁20の絞り
通路の開度は前席側蒸発器21の出口冷媒の過熱度に応
動する弁体によって調整される。
【0023】前席側蒸発器21は図示しない前席側空調
ユニットのケース内に配置され、膨張弁20で減圧され
た低圧冷媒が前席側空調ユニットの送風空気から蒸発潜
熱を吸熱して蒸発する。前席側蒸発器21の冷媒出口部
はボックス型膨張弁20内の過熱度感知部に接続され、
膨張弁20内の過熱度感知部は低圧金属配管22に接続
される。
【0024】一方、分岐高圧金属配管19は後席側減圧
装置を構成するボックス型膨張弁23を介して後席側蒸
発器24の冷媒入口部に接続される。膨張弁23の絞り
通路の開度も後席側蒸発器24の出口冷媒の過熱度に応
動する弁体によって調整される。後席側蒸発器24は図
示しない後席側空調ユニットのケース内に配置され、膨
張弁23で減圧された低圧冷媒が後席側空調ユニットの
送風空気から蒸発潜熱を吸熱して蒸発する。
【0025】後席側蒸発器24の冷媒出口部はボックス
型膨張弁23内の過熱度感知部に接続され、膨張弁23
内の過熱度感知部は低圧金属配管25に接続される。こ
の低圧金属配管25の下流端は接続部26にて上記低圧
金属配管22に接続される。この接続部26はろう付け
により両配管22、25間を接続する。この接続部26
において前席側蒸発器21の出口冷媒と後席側蒸発器2
4の出口冷媒が合流する。更に、低圧金属配管22の下
流端は低圧ゴムホース27を介して圧縮機10の吸入側
に接続される。
【0026】次に、図3〜図5により分岐継ぎ手17の
具体例を説明すると、分岐継ぎ手17はアルミニウム合
金(例えば、A6061)により形成される直方体状の
接続ブロック体30を有している。図4はこの接続ブロ
ック体30単体の断面図であり、接続ブロック体30に
は図4の矢印aに示すように直線状に貫通する貫通穴3
1が設けてある。そして、この貫通穴31に対して直交
状(T状)の形態にて連通する分岐穴32が設けてあ
る。
【0027】貫通穴31の両端部、および分岐穴32の
先端部にはそれぞれかしめ用爪部31a、31b、32
aが形成してある。このかしめ用爪部31a、31b、
32aは、より具体的には、薄肉のリング状の形態に形
成されている。
【0028】ここで、爪部31a、31b、32aの寸
法例について述べると、外径=15.2mm、内径=1
2.8mmである。従って、爪部31a、31b、32
aの肉厚は15.2mm−12.8mm=2.4mm×
1/2=1.2mmである。また、リング状の爪部31
a、31b、32aの高さhは例えば、5mm程度であ
る。また、爪部31a、31b、32aの外周面先端部
には後述のかしめ工程での変形をしやすくするためのテ
ーパ形状が形成してある。
【0029】図5は図1、2の高圧金属配管16の下流
端部を示すものであり、この高圧金属配管16もアルミ
ニウム合金により形成され、その下流端部の近傍を貫通
穴31内への挿入部16aとして構成し、この挿入部1
6aの上流部に配管の径外方側へリング状に突出する突
出部(フランジ部)16bがバルジ加工にて一体成形さ
れている。
【0030】高圧金属配管18および分岐高圧金属配管
19もアルミニウム合金により形成され、この両配管1
8、19にも図3に示すように、挿入部18a,19a
とリング状の突出部18b,19bがそれぞれ成形され
ている。
【0031】そして、接続ブロック体30の貫通穴31
および分岐穴32に、各突出部16b、18b、19b
と接触して、各挿入部16a、18a,19aの挿入位
置を規定する段付き面からなるストッパー部31c、3
1d、32bが各爪部31a、31b、32aの付け根
部に形成してある。
【0032】また、このストッパー部31c、31d、
32bより奥側の部位に、各挿入部16a、18a,1
9aの外周面との間に弾性シール材をなすOリング3
3、34、35を収納する空間を形成する拡大穴部31
e、31f、32cを形成している。
【0033】すなわち、貫通穴31はその貫通方向の中
央部に高圧金属配管16、18の挿入部16a,18a
が挿入され、嵌合する最小径の穴部31gを構成し、こ
の中央部の最小径穴部31gの両側に径寸法を拡大した
Oリング収納用の拡大穴部31e、31fを構成し、こ
の拡大穴部31e、31fの外側端部に径外方へ広がる
ストッパー部31c、31dを構成し、更に、このスト
ッパー部31c、31dの外周縁部から爪部31a、3
1bがリング状に形成されている。従って、爪部31
a、31bのリング状の内径寸法が貫通穴31において
最大になっている。
【0034】分岐穴32においても、最も奥側に位置す
る最小径穴部32dから、Oリング収納用の拡大穴部3
2c、爪部32aと順次穴径が拡大するようになってい
る。
【0035】次に、上記構成において第1実施形態の配
管接続方法を説明すると、先ず、各金属配管16、1
8、19単体の状態において各挿入部16a、18a、
19aの外周上にOリング33、34、35を装着す
る。
【0036】次に、図6(a)に示すように、金属配管
16、18、19のうち、直線状に配置される金属配管
16、18の挿入部16a、18aをOリング33、3
4とともに接続ブロック体30の貫通穴31に挿入す
る。このとき、各金属配管16、18の突出部16b、
18bがストッパー部31c、31dと接触することに
より、各挿入部16a、18aの挿入位置が規定され
る。
【0037】次に、図6(b)に示すように、かしめ装
置の一対の円筒状仮かしめ治具50、51に金属配管1
6、18の突出部16b、18bの手前側の部分を挿入
して、この一対の円筒状仮かしめ治具50、51の間に
接続ブロック体30をセットする。このセット状態で
は、円筒状仮かしめ治具50、51の先端のテーパ面5
0a、51aが接続ブロック体30のリング状爪部31
a、31bの先端部と対向する。
【0038】このセット状態から矢印bに示すように、
一対の円筒状仮かしめ治具50、51をリング状爪部3
1a、31bの先端部に向かって同時に前進させること
により、円筒状仮かしめ治具50、51の先端のテーパ
面50a、51aがリング状爪部31a、31bの先端
部に衝突し、テーパ面50a、51aのテーパ形状によ
りリング状爪部31a、31bに対して径内方側への押
圧力が加わる。
【0039】このとき、リング状爪部31a、31bの
先端部外周面に円筒状仮かしめ治具50、51の先端の
テーパ面50a、51aに沿ったテーパ形状が形成して
あるので、円筒状仮かしめ治具50、51からリング状
爪部31a、31bに対して径内方側への押圧力をスム
ーズに加えることができる。
【0040】この径内方側への押圧力により、リング状
爪部31a、31bが図6(b)の2点鎖線で示すかし
め前の状態から実線で示す仮かしめ状態に塑性変形す
る。この仮かしめ状態では、リング状爪部31a、31
bの内壁面の一部が金属配管16、18の突出部16
b、18bに圧着する状態となる。
【0041】次に、図6(c)はリング状爪部31a、
31bの本かしめ工程を示すものであり、上記円筒状仮
かしめ治具50、51の代わりに円筒状本かしめ治具5
2、53を用いる。この円筒状本かしめ治具52、53
の先端部には、リング状爪部31a、31bの最終的な
かしめ形状である湾曲状の押圧部52a、53aが形成
してある。
【0042】図6(c)の本かしめ工程においても、矢
印cに示すように、一対の円筒状本かしめ治具52、5
3をリング状爪部31a、31bの仮かしめ部に向かっ
て同時に前進させることにより、円筒状本かしめ治具5
2、53の先端の湾曲状押圧部52a、53aがリング
状爪部31a、31bの仮かしめ部に衝突し、リング状
爪部31a、31bに押圧力を加える。
【0043】これにより、リング状爪部31a、31b
の仮かしめ部の全域を金属配管16、18の突出部16
b、18bに密着する状態まで塑性変形させ、金属配管
16、18のかしめ結合が完了する。図6(c)はこの
かしめ結合の完了状態を示す。
【0044】しかる後に、分岐金属配管19において
も、上記金属配管16、18と同様に、接続ブロック体
30の分岐穴32への挿入、仮かしめ治具50、51に
よる爪部32aの仮かしめ工程、および本かしめ治具5
2、53による爪部32aの本かしめ工程を実施して、
分岐金属配管19のかしめ結合を完了する。図3は金属
配管16、18および分岐金属配管19のかしめ結合を
すべて完了した状態を示す。図3の矢印〜は冷媒の
流れ方向を示す。
【0045】なお、Oリング33、34、35は、各挿
入部16a、18a、19aの外周面と拡大穴部31
e、31f、32cの内壁面との間で弾性的に圧縮され
てシール作用を発揮する。
【0046】ところで、第1実施形態の配管接続方法に
よると、爪部31a、31bは直線状の貫通穴31の両
端部に位置しているので、かしめ治具50、51、5
2、53によって爪部31a、31bに押圧力を同時に
加えることにより爪部31a、31bのかしめ変形を同
時に行って、2本の金属配管16、18のかしめ結合を
同時に完了できる。
【0047】また、2本の金属配管16、18のかしめ
結合を行う際に、仮かしめ治具50、51による仮かし
め工程と本かしめ治具52、53による本かしめ工程と
の2段階に分けて爪部31a、31bのかしめ変形を行
っているので、各かしめ工程でのかしめ荷重(かしめ押
圧力)を、一度にかしめ変形を完了する場合に比較して
低減できる。
【0048】そのため、2本の金属配管16、18のか
しめ荷重による分岐穴32側の穴形状の変形を抑制し、
Oリング35と拡大穴部32cの内壁面との間のシール
作用への悪影響を回避できる。同様に、分岐金属配管1
9のかしめ結合に際しても、仮かしめ工程と本かしめ工
程との2段階に分けて爪部32aをかしめ変形すること
により、かしめ荷重による貫通穴31側の穴形状の変形
を抑制してOリング33、34のシール作用への悪影響
を回避できる。
【0049】(第2実施形態)第1実施形態では、3本
の金属配管16、18、19と接続ブロック体30との
接続をすべてかしめ結合により行っているが、第2実施
形態では、かしめ結合とねじ結合とを組み合わせてい
る。
【0050】図7〜図9は第2実施形態であり、第1実
施形態と同等部分には同一符号を付して説明を省略す
る。第2実施形態において、金属配管16、18と接続
ブロック体30の貫通穴31との接続構成は第1実施形
態と同様にかしめ結合である。これに対し、分岐金属配
管19は分岐穴32にねじ結合する構成としている。
【0051】このため、接続ブロック体30のうち、分
岐穴32側の先端部分に雄ねじ36aを有するユニオン
部36を形成している。このユニオン部36の先端面が
ストッパー部32bを構成する。また、このユニオン部
36の根本部に6角形等の非円形状からなる工具係止部
37を形成している。
【0052】一方、分岐金属配管19の挿入部19aに
は内径方向へ凹んだリング状の凹溝19cを形成し、こ
のリング状の凹溝19cによりOリング35を収納保持
するようになっている。そして、分岐金属配管19にお
いてリング状の突出部19bは第1実施形態と同様に形
成してあり、このリング状の突出部19bよりも分岐金
属配管19の反先端側、すなわち、突出部19bの手前
側にナット38を嵌合している。
【0053】ナット38にはリング状の突出部19bの
外径よりも小さい内径を有する係止部38aが設けてあ
るので、この係止部38aがリング状の突出部19bに
接触してナット38は分岐金属配管19の外周上に係止
される。
【0054】第2実施形態によると、分岐金属配管19
の挿入部19aの先端を分岐穴32内に挿入した状態に
て、ナット38の雌ねじ38bをユニオン部36の雄ね
じ36aに締め付ける。なお、図9はナット38に締め
付け工具54を係合してナット38の締め付け作業を行
う状態を示している。
【0055】ナット38の締め付けを行うことにより、
分岐金属配管19の挿入部19aの挿入位置が前進して
いく。そして、挿入部19aが分岐穴32内に所定量挿
入されると、分岐金属配管19の突出部19bがユニオ
ン部36の先端のストッパー部32bに圧着する。
【0056】これにより、挿入部19aの挿入位置を規
定できるとともに、ナット38の係止部38aとストッ
パー部32bとの間に突出部19bを強固に締め付け固
定できる。この結果、分岐金属配管19を接続ブロック
体30に締め付け固定できる。図7はこのナット38に
よる分岐金属配管19の締め付け完了状態を示してい
る。
【0057】(第3実施形態)第2実施形態では、ナッ
ト38とユニオン36との組み合わせにより分岐金属配
管19を接続ブロック体30にねじ結合しているが、第
3実施形態では、ナット38とユニオン36との組み合
わせの代わりに、補助ジョイント部材とボルトを用いて
分岐金属配管19を接続ブロック体30にジョイント結
合する。
【0058】図10〜図12は第3実施形態であり、第
1、第2実施形態と同等部分には同一符号を付して説明
を省略する。第3実施形態では、金属配管16、18を
爪部31a、31bにてかしめ結合する接続ブロック体
30に、図11に示すように分岐穴32の形成部分から
側方へ突き出す突出部39を一体に成形し、この突出部
39に雌ねじ部39aを形成している。
【0059】一方、補助ジョイント部材40は、接続ブ
ロック体30のうち、突出部39側の端面形状(図10
〜12の下側の端面形状)に対応する端面形状を有する
ブロック体であり、接続ブロック体30と同様にアルミ
ニウム合金により成形されている。
【0060】この補助ジョイント部材40には、接続ブ
ロック体30の分岐穴32の開口位置に対応して貫通穴
40aが開口している。この貫通穴40aは分岐金属配
管19を通すための穴であり、貫通穴40aのうち、分
岐穴32側の端部に分岐金属配管19の突出部19bが
嵌合する湾曲凹部40bが形成してある。また、接続ブ
ロック体30の雌ねじ部39aの開口位置に対応してボ
ルト通し穴40cが補助ジョイント部材40に開口して
いる。
【0061】第3実施形態によると、図11の分解状態
から、先ず、分岐金属配管19の挿入部19aをOリン
グ35とともに接続ブロック体30の分岐穴32内に挿
入する。このとき、分岐金属配管19の突出部19bが
接続ブロック体30の分岐穴32の端面のストッパー部
32bに接触することにより、挿入部19aの挿入位置
が規定される。
【0062】次に、補助ジョイント部材40のボルト通
し穴40cと接続ブロック体30の雌ねじ部39aの位
置を合致させ、その後に、ボルト通し穴40cを通して
ボルト41の雄ねじ部41aを雌ねじ部39aにねじ込
む。これにより、補助ジョイント部材40を接続ブロッ
ク体30に締め付け固定できる。これと同時に、分岐金
属配管19の突出部19bを補助ジョイント部材40の
湾曲凹部40bによって接続ブロック体30のストッパ
ー部32bに圧着させる。
【0063】この結果、補助ジョイント部材40によっ
て分岐金属配管19を接続ブロック体30にジョイント
結合できる。図12はこの補助ジョイント部材40によ
る分岐金属配管19のジョイント結合の完了状態を示し
ている。なお、ボルト41の雄ねじ部41aには平ワッ
シャ41bとスプリングワッシャ41cが嵌合してい
る。
【0064】(他の実施形態)なお、上記の第1〜第3
実施形態では車両空調用冷凍サイクルにおける冷媒配管
の分岐継ぎ手構造について説明したが、本発明は、冷媒
配管に限定されることなく、種々な用途の流体配管の分
岐継ぎ手構造として広く適用できる。
【0065】また、本発明による分岐継ぎ手構造は流体
の分岐部に限らず、流体の合流部に対しても適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を適用する車両空調用冷
凍サイクルの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】第1実施形態による分岐継ぎ手構造の断面図で
ある。
【図4】図3の接続ブロック体単独の断面図である。
【図5】図3の金属配管単独の部分断面図である。
【図6】第1実施形態のかしめ工程の説明に用いる断面
図である。
【図7】第2実施形態による分岐継ぎ手構造の断面図で
ある。
【図8】第2実施形態による分岐継ぎ手構造の分解状態
の半断面図である。
【図9】第2実施形態におけるナット締め付け作業の説
明図である。
【図10】第3実施形態による分岐継ぎ手構造の分解状
態を半断面で示す正面図である。
【図11】第3実施形態による分岐継ぎ手構造の分解状
態を一部断面で示す側面図である
【図12】第3実施形態による分岐継ぎ手構造の締め付
け状態を一部断面で示す側面図である。
【図13】従来技術による分岐継ぎ手構造を示す一部断
面図である。
【図14】従来技術による分岐継ぎ手構造の分解状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
16、18…第1、第2配管、19…分岐配管、16
a、18a、19a…挿入部、16b、18b、19b
…突出部、30…接続ブロック体、31…貫通穴、32
…分岐穴、31a、31b、32a…かしめ用爪部、3
3〜35…Oリング(弾性シール材)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1配管(16)および第2配管(1
    8)との間を接続するとともに、前記第1、第2配管
    (16、18)に対して分岐配管(19)を直交状に接
    続する接続ブロック体(30)を備える配管用分岐継ぎ
    手構造であって、 前記接続ブロック体(30)に、直線状に貫通する貫通
    穴(31)および前記貫通穴(31)に直交状に連通す
    る分岐穴(32)を設け、 前記接続ブロック体(30)において前記貫通穴(3
    1)の両端部および前記分岐穴(32)の先端部にそれ
    ぞれかしめ用爪部(31a、31b、32a)を形成
    し、 一方、前記第1、第2配管(16、18)の先端部に、
    前記貫通穴(31)の両端部にそれぞれ挿入される挿入
    部(16a、18a)および径外方側に突出する突出部
    (16b、18b)を形成し、 また、前記分岐配管(19)の先端部に前記分岐穴(3
    2)の先端部に挿入される挿入部(19a)および径外
    方側に突出する突出部(19b)を形成し、 前記貫通穴(31)の両端部にそれぞれ前記第1、第2
    配管(16、18)の先端の挿入部(16a、18a)
    を挿入した状態にて、前記かしめ用爪部(31a、31
    b)を前記突出部(16b、18b)上にかしめること
    により、前記第1、第2配管(16、18)を前記接続
    ブロック体(30)にかしめ結合し、 また、前記分岐穴(32)の先端部に前記分岐配管(1
    9)の先端の挿入部(19a)を挿入した状態にて、前
    記かしめ用爪部(32a)を前記突出部(19b)上に
    かしめることにより、前記分岐配管(19)を前記接続
    ブロック体(30)にかしめ結合することを特徴とする
    配管用分岐継ぎ手構造。
  2. 【請求項2】 第1配管(16)および第2配管(1
    8)との間を接続するとともに、前記第1、第2配管
    (16、18)に対して分岐配管(19)を直交状に接
    続する接続ブロック体(30)を備える配管用分岐継ぎ
    手構造であって、 前記接続ブロック体(30)に、直線状に貫通する貫通
    穴(31)および前記貫通穴(31)に直交状に連通す
    る分岐穴(32)を設け、 前記接続ブロック体(30)において前記貫通穴(3
    1)の両端部にそれぞれかしめ用爪部(31a、31
    b)を形成し、 また、前記接続ブロック体(30)において前記分岐穴
    (32)の先端側の外周面におねじ部(36a)を形成
    し、 一方、前記第1、第2配管(16、18)の先端部に、
    前記貫通穴(31)の両端部にそれぞれ挿入される挿入
    部(16a、18a)および径外方側に突出する突出部
    (16b、18b)を形成し、 また、前記分岐配管(19)の先端部に前記分岐穴(3
    2)の先端部に挿入される挿入部(19a)および径外
    方側に突出する突出部(19b)を形成し、 更に、前記分岐配管(19)の外周に前記突出部(19
    b)と係止されるナット(38)を嵌合し、 前記貫通穴(31)の両端部にそれぞれ前記第1、第2
    配管(16、18)の先端の挿入部(16a、18a)
    を挿入した状態にて、前記かしめ用爪部(31a、31
    b)を前記突出部(16b、18b)上にかしめること
    により、前記第1、第2配管(16、18)を前記接続
    ブロック体(30)にかしめ結合し、 また、前記分岐穴(32)の先端部に前記分岐配管(1
    9)の先端の挿入部(19a)を挿入した状態にて、前
    記ナット(38)を前記おねじ部(36a)に締め付け
    ることにより前記突出部(19b)を前記分岐穴(3
    2)の先端部と前記ナット(38)との間に圧着して、
    前記分岐配管(19)を前記接続ブロック体(30)に
    ねじ結合することを特徴とする配管用分岐継ぎ手構造。
  3. 【請求項3】 第1配管(16)および第2配管(1
    8)との間を接続するとともに、前記第1、第2配管
    (16、18)に対して分岐配管(19)を直交状に接
    続する接続ブロック体(30)を備える配管用分岐継ぎ
    手構造であって、 前記接続ブロック体(30)に、直線状に貫通する貫通
    穴(31)および前記貫通穴(31)に直交状に連通す
    る分岐穴(32)を設け、 前記接続ブロック体(30)において前記貫通穴(3
    1)の両端部にそれぞれかしめ用爪部(31a、31
    b)を形成し、 一方、前記第1、第2配管(16、18)の先端部に、
    前記貫通穴(31)の両端部にそれぞれ挿入される挿入
    部(16a、18a)および径外方側に突出する突出部
    (16b、18b)を形成し、 また、前記分岐配管(19)の先端部に前記分岐穴(3
    2)の先端部に挿入される挿入部(19a)および径外
    方側に突出する突出部(19b)を形成し、 更に、前記分岐配管(19)の外周に前記突出部(19
    b)と係止される補助ジョイント部材(40)を嵌合
    し、 前記補助ジョイント部材(40)にボルト(41)の通
    し穴(40c)を設けるとともに、前記接続ブロック体
    (30)に、前記ボルト(41)の締結用雌ねじ部(3
    9a)を設け、 前記貫通穴(31)の両端部にそれぞれ前記第1、第2
    配管(16、18)の先端の挿入部(16a、18a)
    を挿入した状態にて、前記かしめ用爪部(31a、31
    b)を前記突出部(16b、18b)上にかしめること
    により、前記第1、第2配管(16、18)を前記接続
    ブロック体(30)にかしめ結合し、 また、前記分岐穴(32)の先端部に前記分岐配管(1
    9)の先端の挿入部(19a)を挿入した状態にて、前
    記ボルト(41)を前記通し穴(40c)を通して前記
    雌ねじ部(39a)に締め付けることにより前記突出部
    (19b)を前記分岐穴(32)の先端部と前記補助ジ
    ョイント部材(40)との間に圧着して、前記分岐配管
    (19)を前記接続ブロック体(30)にジョイント結
    合することを特徴とする配管用分岐継ぎ手構造。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2配管(16、18)の挿
    入部(16a、18a)と前記貫通穴(31)の内壁面
    との間、および前記分岐配管(19)の挿入部(19
    a)と前記分岐穴(32)の内壁面との間に、それぞれ
    弾性シール材(33、34、35)を配置することを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の配管
    用分岐継ぎ手構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019218970A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 株式会社デンソー 管継手

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