JPH082189Y2 - アーム操作回路装置 - Google Patents

アーム操作回路装置

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JPH082189Y2
JPH082189Y2 JP1988124700U JP12470088U JPH082189Y2 JP H082189 Y2 JPH082189 Y2 JP H082189Y2 JP 1988124700 U JP1988124700 U JP 1988124700U JP 12470088 U JP12470088 U JP 12470088U JP H082189 Y2 JPH082189 Y2 JP H082189Y2
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valve
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寛 今井
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Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は掘削積込油圧車両のアームのアーム操作回路
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のアーム操作回路装置は第8図に示すよ
うに第1のバルブユニット40と第2のバルブユニット41
とを備えており、第1のバルブユニット40は、ブーム低
速弁42とアーム高速弁43とを備えていてポンプ44に対し
てタンデム回路になり、ブーム低速弁42が優先されてい
る。また第2のバルブユニット41はブーム高速弁45とア
ーム低速弁46S備えていてポンプ47に対しパラレル回路
になっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
そして、アーム単独操作の場合、アームレバーに対し
てアーム低速弁46、アーム高速弁43が作動し、ポンプ4
4,47の流量がアームシリンダ49へ流れ、アームが作動さ
れる。すなわ、第9図に示すようにアームのスピードは
ポンプ44、47の全吐出量によるスピードである。
また、ブームとアームを同時操作する場合、例えば、
水平ならし作業では作業機のリンク比からアーム流量:
ブーム流量≒70:30となることが必要であり、上記回路
ではブームとアームを同時操作すると、ポンプ44の流量
はブーム側へ優先的に流れ、ポンプ47の流量は負荷バラ
ンスによりブーム側とアーム側へ分配されるためアーム
側への油量が単独操作時よりも少なくなる(第10図参
照)。
このために、アームレバーをフルストロークしても単
独操作時の約70%しかスピードがでず信頼性に欠けてい
た。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところはアーム単独操作時と、ブームと
アームの同時操作時のアーム流量が同じになってアーム
スピードに変化がなく信頼性を向上させ得るアーム操作
回路装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を解決するために本考案は、アームシリン
ダのボトム側回路に設けられたアームメータインバルブ
と、アームシリンダのボトム側管路に設けられてアーム
メータインバルブを出た油をアームシリンダ側へのみ流
すチェック弁と、アームシリンダのロッド側回路に設け
られたアームメータアウトバルブと、アームシリンダの
ボトム側とロッド側とをつなぐ回路に設けられた再生バ
ルブと、この回路に設けられてロッド側の油をボトム側
にのみ流すチェック弁と、アームレバーの電気信号発生
部、ブームレバーの電気信号発生部、ポンプ吐出側の圧
力センサからの入力信号を受けて前記アームメータイン
バルブ、アームメータアウトバルブ、再生バルブのそれ
ぞれの開度及びポンプ吐出量を制御するコントローラと
を備えた構成にしてある。
〔作用〕
アーム単独操作時、アームシリンダの戻り側の流量が
再生バルブを介してアームシリンダのボトム側へ流れて
再生し、ポンプ必要流量がフル流量に対し約70%に少な
くなる。またブームとアームの同時操作の場合、例えば
水平ならし作業では作業機のリンク比からアーム流量:
ブーム流量≒70:30であることが必要である。
したがって、ブームとアームとを同時に操作すると、
ポンプ流量を100%に増加しアーム側に30%のブーム側
に70%を供給するのであるが、この場合、アームのスピ
ードは70%の流量に見合ったものになり、アーム単独操
作の場合におけるアームのスピードと同じになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図乃至第7図に基づいて
説明する。
図面中1はエンジンにより回転駆動される可変容量型
のポンプであり、このポンプ1の吐出側は管路3を介し
てアームメータインバルブ4のポート4aに接続してあ
り、このアームメータインバルブ4のポート4bは管路5
を介してアームシリンダ6のボトム側に接続してあり、
この管路5にチェック弁7が設けてある。
アームシリンダ6のロッド側は管路8を介してアーム
メータウエトバルブ9のポート9aに接続してあり、アー
ムメータアウトバルブ9のポート9bはタンク10に通じて
いる。
またアームメータインバルブ4のポート4bはアームメ
ータアウトバルブ9のポート9aに管路11を介して接続し
てあり、この管路11に再生バルブ12とチェック弁13とが
設けてある。
また、ポンプ1の吐出側は管路14を介してブームメー
タインバルブ15のポート15aに接続してあり、このブー
ムメータインバルブ15のポート15bは管路16を介してブ
ームシリンダ17のボトム側に接続してあり、この管路16
にチェック弁18が設けてある。
ブームシリンダ17のロッド側は管路19を介してブーム
メータアウトバルブ20のポート20aに接続してあり、ブ
ームメータアウトバルブ20のポート20bはタンク10に通
じている。
前記ポンプ1の吐出側は管路40を介してアームシリン
ダ6のロッド側に接続してあり、この管路40にアームメ
ータインバルブ41とチェック弁42とが設けてあり、また
アームシリンダ6のボトム側は管路43を介してタンク10
に通じており、この管路43にアームメータアウトバルブ
44が設けてある。
前記ポンプ1の吐出側は管路45を介してブームシリン
ダ17のロッド側に接続してあり、この管路45にブームメ
ータインバルブ46とチェック弁47とが設けてあり、また
ブームシリンダ17のボトム側は管路48を介してタンク10
に通じており、この管路48にブームメータアウトバルブ
49が設けてある。
前記ポンプ1の吐出側の管路3,14の合流部には圧力セ
ンサ21が設けてあり、またポンプ1には斜板角制御部2
が設けてある。そして圧力センサ21、アームレバー23の
電気信号発生部23a、ブームレバー24の電気信号発生部2
4aの出力側はコントローラ25の入力側にリード線26,27,
28を介して接続してあり、コントローラ25の出力側はア
ームメータインバルブ4,41、アームメータアウトバルブ
9,44、再生バルブ12、ブームメータインバルブ15,46、
ブームメータアウトバルブ20,49のそれぞれのソレノイ
ド30,50,31,51,32,33,52,34,53及び斜板角制御部2にリ
ード線37,54,36,55,35,38,56,39,57,29を介して接続す
る。
次に作動を説明する。
前記アームレバー23を操作することによって、これの
電気信号発生部23aからのレバー信号をコントローラ25
に入力し、コントローラ25の出力信号によりポンプ流量
は第2図のように、アームメータインバルブ4のメータ
イン開度は第3図のように、アームメータアウトバルブ
9のメータアウト開度は第4図のように、更に再生バル
ブ12の開度は第5図のようにそれぞれ制御される。
アーム単独操作の場合には、例えばアームシリンダ6
を伸ばす場合には、ポンプ1から吐出された圧油はアー
ムメータインバルブ4を経てアームシリンダ6のボトム
側に入り、ロッド側の油が排出されるが、アームメータ
アウトバルブ9が閉、再生バルブ12が開になされている
ために、アームシリンダ6のロッド側の戻り油が再生バ
ルブ12を介してアームシリンダ6のボトム側に入る。
このために、アーム単独操作時にアームスピードは第
6図に示すように、ポンプ吐出量によるスピードS1とア
ームシリンダのロッド側からの再生油量によるスピード
S2の和となり、ポンプ必要流量をフル流量に対し少なく
(約70%)しておくことが可能になる。
ブームとアームの同時操作の場合、例えば水平ならし
作業では作業機のリンク比からアーム流量:ブーム流量
≒70:30であることが必要である。
したがって、ブームとアームとを同時に操作すると、
ポンプ流量を100%に増加しアーム側に30%を、ブーム
側に70%を供給する(第7図参照)。
すなわち、アームのスピードは70%の油量に見合った
ものになり、これはアーム単独操作の場合におけるアー
ムのスピードと同じであり、アーム単独操作時とブーム
とアームの同時操作時のアーム流量は変化しないことに
なる。
なお、アームメータインバルブ41の開操作して油をア
ームシリンダ6のロッド側に入れた場合、ボトム側の油
は開となったアームメータアウトバルブ44を介してタン
ク10に排出される。
また、ブームメータインバルブ46を開操作して油をブ
ームシリンダ17のロッド側に入れた場合、ボトム側の油
は、開となったブームメータアウトバルブ49を介してタ
ンク10に排出される。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案に係るアーム操作回路装置
は、アームシリンダのボトム側回路に設けられたアーム
メータインバルブと、アームシリンダのボトム側管路に
設けられてアームメータインバルブを出た油をアームシ
リンダ側へのみ流すチェック弁と、アームシリンダのロ
ッド側回路に設けられたアームメータアウトバルブと、
アームシリンダのボトム側とロッド側とをつなぐ回路に
設けられた再生バルブと、この回路に設けられてロッド
側の油をボトム側にのみ流すチェック弁と、アームレバ
ーの電気信号発生部、ブームレバーの電気信号発生部、
ポンプ吐出側の圧力センサからの入力信号を受けて前記
アームメータインバルブ、アームメータアウトバルブ、
再生バルブのそれぞれの開度及びポンプ吐出量を制御す
るコントローラとを備えたことを特徴とするものであ
る。
したがって、アーム単独操作時、アームシリンダの戻
り側の流量が再生バルブを介してアームシリンダのヘッ
ド側すなわち行き側へ流れて再生するためにポンプ必要
流量をフル流量に対し約70%に少なくしておくことがで
きる。
ブームとアームの同時操作の場合、例えば水平ならし
作業では作業機のリンク比からアーム流量:ブーム流量
≒70:30であることが必要である。
したがって、ブームとアームとを同時に操作すると、
ポンプ流量を100%に増加しアーム側に30%を、ブーム
側に70%を供給するのであるが、この場合、アームのス
ピードは70%の流量に見合ったものになり、これはアー
ム単独操作の場合におけるアームのスピードと同じであ
り、アーム単独操作時と、ブームとアームの同時操作時
のアーム流量は変化せず信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の構成説明図、第2図はポンプ
流量線図、第3図はアームメータインバルブの開度線
図、第4図はアームメータアウトバルブの開度線図、第
5図は再生バルブの開度線図、第6図はアームスピード
線図、第7図はポンプ流量線図、第8図は従来のアーム
操作回路装置の構成説明図、第9図はアーム単独操作時
のアームスピード線図、第10図はブームとアーム同時操
作時のアームスピード線図である。 1はポンプ、4はアームメータインバルブ、6はアーム
シリンダ、9はアームメータアウトバルブ、7,13はチェ
ック弁、12は再生バルブ、25はコントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アームシリンダのボトム側回路に設けられ
    たアームメータインバルブと、アームシリンダのボトム
    側管路に設けられてアームメータインバルブを出た油を
    アームシリンダ側へのみ流すチェック弁と、アームシリ
    ンダのロッド側回路に設けられたアームメータアウトバ
    ルブと、アームシリンダのボトム側とロッド側とをつな
    ぐ回路に設けられた再生バルブと、この回路に設けられ
    てロッド側の油をボトム側にのみ流すチェック弁と、ア
    ームレバーの電気信号発生部ブームレバーの電気信号発
    生部、ポンプ吐出側の圧力センサからの入力信号を受け
    て前記アームメータインバルブ、アームメータアウトバ
    ルブ、再生バルブのそれぞれの開度及びポンプ吐出量を
    制御するコントローラとを備えたことを特徴とするアー
    ム操作回路装置。
JP1988124700U 1988-09-26 1988-09-26 アーム操作回路装置 Expired - Lifetime JPH082189Y2 (ja)

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JPH0247252U JPH0247252U (ja) 1990-03-30
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