JPH08217632A - パール光沢を有する化粧水 - Google Patents
パール光沢を有する化粧水Info
- Publication number
- JPH08217632A JPH08217632A JP7067165A JP6716595A JPH08217632A JP H08217632 A JPH08217632 A JP H08217632A JP 7067165 A JP7067165 A JP 7067165A JP 6716595 A JP6716595 A JP 6716595A JP H08217632 A JPH08217632 A JP H08217632A
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- JP
- Japan
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- pearl
- beauty lotion
- luster
- mixture
- lotion
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】アルキル配糖体と高級アルコールと界面活性剤
を配合することを特徴とするパール光沢を有する化粧水 【効果】 本発明の化粧水はパール光沢を有し、これが
温度変化などの影響を受けず長期間安定で外観上の優位
性を持続し、高い商品価値を維持する。
を配合することを特徴とするパール光沢を有する化粧水 【効果】 本発明の化粧水はパール光沢を有し、これが
温度変化などの影響を受けず長期間安定で外観上の優位
性を持続し、高い商品価値を維持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パール状結晶が浮遊
し、安定性、安全性が高い外観が優れたパール光沢を有
する化粧水に関する。
し、安定性、安全性が高い外観が優れたパール光沢を有
する化粧水に関する。
【０００２】
【従来の技術】パール状結晶を有する化粧料はすでにい
ろいろあるが、例えば雲母等の無機結晶を利用する系で
は沈降や硬度が高いため、皮膚に塗布したときの使用感
に問題があり、また、特開平２−２５４１０号のように
高級脂肪酸等を利用する系では粒子の安定性に問題があ
った。
ろいろあるが、例えば雲母等の無機結晶を利用する系で
は沈降や硬度が高いため、皮膚に塗布したときの使用感
に問題があり、また、特開平２−２５４１０号のように
高級脂肪酸等を利用する系では粒子の安定性に問題があ
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はパールが安定
でかつ使用感が高いパール状結晶が浮遊した外観上優れ
たパール光沢を有する化粧水に関する。
でかつ使用感が高いパール状結晶が浮遊した外観上優れ
たパール光沢を有する化粧水に関する。
【０００４】
【課題を解決する手段】本発明者はこの問題を解決する
ため、鋭意実験した結果、アルキル配糖体と高級アルコ
ールと界面活性剤を用いることで問題が解決することが
わかった。アルキル配糖体のアルキルは好ましくは炭素
数が１２から２２の直鎖あるいは分岐のものがよく、糖
は５炭糖、６炭糖、二糖類、三糖類、アミノ糖等の糖が
選択できる。また、高級アルコールも炭素数が１２から
２２の直鎖あるいは分岐のものがよい。これらは単独或
いは２種類以上の混合で利用する。
ため、鋭意実験した結果、アルキル配糖体と高級アルコ
ールと界面活性剤を用いることで問題が解決することが
わかった。アルキル配糖体のアルキルは好ましくは炭素
数が１２から２２の直鎖あるいは分岐のものがよく、糖
は５炭糖、６炭糖、二糖類、三糖類、アミノ糖等の糖が
選択できる。また、高級アルコールも炭素数が１２から
２２の直鎖あるいは分岐のものがよい。これらは単独或
いは２種類以上の混合で利用する。
【０００５】また、界面活性剤の種類は特に限定はない
が、可溶化能が強いものが適当であり、例示すればポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラ
デシルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、テ
トラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット等を単独
或いは２種類以上の混合で利用する。
が、可溶化能が強いものが適当であり、例示すればポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラ
デシルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、テ
トラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット等を単独
或いは２種類以上の混合で利用する。
【０００６】これらの配合量は製剤の目的や種類や他の
原料の量や種類や相互間のバランスなどによって変化す
るが、アルキル配糖体が０．０００１〜５％、高級アル
コールが０．０１〜２０％、界面活性剤が０．０１〜１
０％が好ましい。
原料の量や種類や相互間のバランスなどによって変化す
るが、アルキル配糖体が０．０００１〜５％、高級アル
コールが０．０１〜２０％、界面活性剤が０．０１〜１
０％が好ましい。
【０００７】これらのほかに必要な化粧品原料を添加す
る。例えば、多価アルコール（グリセリン、１，３ブチ
レングリコール、プロピレングリコール）、糖類（単
糖、二糖、三糖）、アルコール、薬剤、水、油脂、水溶
性高分子等である。しかしながら、特にアルコールや油
脂、水溶性高分子等は、パール状結晶に影響を与えるの
でその配合量は処方によっては限定される。また、系を
白濁させたり、強い着色があるものは本発明の主旨に反
するのでこれもまた限度があるのは当然である。
る。例えば、多価アルコール（グリセリン、１，３ブチ
レングリコール、プロピレングリコール）、糖類（単
糖、二糖、三糖）、アルコール、薬剤、水、油脂、水溶
性高分子等である。しかしながら、特にアルコールや油
脂、水溶性高分子等は、パール状結晶に影響を与えるの
でその配合量は処方によっては限定される。また、系を
白濁させたり、強い着色があるものは本発明の主旨に反
するのでこれもまた限度があるのは当然である。
【０００８】これらの原料に色素、酸化防止剤等必要な
原料を加えて一般の化粧水の製造方法で作成すればよ
い。なお、貝肉ステロールは皮膚の荒れ防止に最適であ
るので、これを配合すると有効性も付加できる。
原料を加えて一般の化粧水の製造方法で作成すればよ
い。なお、貝肉ステロールは皮膚の荒れ防止に最適であ
るので、これを配合すると有効性も付加できる。
【０００９】以下に実施例を記載するがこれに限定され
ることなく利用できることは言うまでもない。 実施例−１ ａ アルキル配糖体（Ｃ＝１６と１８の混合物、糖はブドウ糖） ０．０５ ｂ 高級アルコール（Ｃ＝１６と１８の混合物） １．０ ｃ ポリオキシエチレン（２０モル）ポリオキシプロピレン（４モル）セチルエ ーテル １．５ ｄ エタノール １０．０ ｅ 精製水 ８７．４５ ａ〜ｃを加温溶解してｄを加え攪拌しつつ、室温付近で
ｅを加える。
ることなく利用できることは言うまでもない。 実施例−１ ａ アルキル配糖体（Ｃ＝１６と１８の混合物、糖はブドウ糖） ０．０５ ｂ 高級アルコール（Ｃ＝１６と１８の混合物） １．０ ｃ ポリオキシエチレン（２０モル）ポリオキシプロピレン（４モル）セチルエ ーテル １．５ ｄ エタノール １０．０ ｅ 精製水 ８７．４５ ａ〜ｃを加温溶解してｄを加え攪拌しつつ、室温付近で
ｅを加える。
【００１０】実施例−２ ａ アルキル配糖体（Ｃ＝１６と１８の混合物、糖はブドウ糖） ０．０５ ｂ 高級アルコール（Ｃ＝１６と１８の混合物） １．０ ｃ テトラオレイン酸ポリオキシエチレン（６０モル）ソルビット ２．０ ｄ エタノール １５．０ パラオキシ安息香酸メチル ０．１ ｅ 精製水 ７６．３５ グリセリン ３．０ １，３ブチレングリコール ３．０ ａ〜ｃを加温溶解してｄを加え攪拌しつつ、室温付近で
ｅを加える。
ｅを加える。
【００１１】実施例−３ ａ アルキル配糖体（Ｃ＝１６と１８の混合物、糖はブドウ糖） ０．０５ ｂ 高級アルコール（Ｃ＝１６と１８の混合物） １．０ ｃ ポリオキシエチレン（２０モル）ポリオキシプロピレン（４モル）セチルエ ーテル ３．０ ｄ エタノール １０．０ パラオキシ安息香酸メチル ０．１ ｅ 精製水 ７９．３５ ヒアルロン酸ナトリウム１％水溶液 ３．０ １，３ブチレングリコール ３．０ ａ〜ｃを加温溶解してｄを加え攪拌しつつ、室温付近で
ｅを加える。
ｅを加える。
【００１２】
【００１３】実験１は１時間後の状態、実験２は４０℃
で３カ月放置後、室温放置後の状態、実験３は５℃と４
０℃の１２時間づつの繰り返しで１カ月後の室温放置後
の状態を表す。比較例１は、実施例１のアルキル配糖体
と高級アルコールに替えて雲母で作成したローション 比較例２は、実施例１のアルキル配糖体と高級アルコー
ルに替えて脂肪酸（ステアリン酸とパルミチン酸の混合
物で作成したローション
で３カ月放置後、室温放置後の状態、実験３は５℃と４
０℃の１２時間づつの繰り返しで１カ月後の室温放置後
の状態を表す。比較例１は、実施例１のアルキル配糖体
と高級アルコールに替えて雲母で作成したローション 比較例２は、実施例１のアルキル配糖体と高級アルコー
ルに替えて脂肪酸（ステアリン酸とパルミチン酸の混合
物で作成したローション
【００１４】
【効果】本発明の化粧水はパール光沢を有し、これが温
度変化などの影響を受けず長期間安定で外観上の優位性
を持続し、高い商品価値を維持する。
度変化などの影響を受けず長期間安定で外観上の優位性
を持続し、高い商品価値を維持する。
Claims (2)
- 【請求項１】 アルキル配糖体と高級アルコールと界面
活性剤を配合することを特徴とするパール光沢を有する
化粧水 - 【請求項２】 アルキル配糖体のアルキルの炭素数が１
２〜２２で糖がブドウ糖、高級アルコールの炭素数が１
２〜２２である請求項１のパール光沢を有する化粧水
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7067165A JPH08217632A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | パール光沢を有する化粧水 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7067165A JPH08217632A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | パール光沢を有する化粧水 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217632A true JPH08217632A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=13337021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7067165A Pending JPH08217632A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | パール光沢を有する化粧水 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08217632A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100448241B1 (ko) * | 2001-12-18 | 2004-09-10 | 주식회사 엘지생활건강 | 펄 조성물 및 이를 포함하는 펄감을 갖는 화장료 조성물 |
| KR100519476B1 (ko) * | 1997-12-24 | 2005-12-02 | 주식회사 엘지생활건강 | 펄형태의분산효과가우수한화장수조성물 |
| CN103734693A (zh) * | 2013-11-21 | 2014-04-23 | 荣成百合生物技术有限公司 | 一种美容养颜保健片及其制备方法 |
| JP2018043974A (ja) * | 2016-09-13 | 2018-03-22 | 御木本製薬株式会社 | 化粧料 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6038310A (ja) * | 1983-08-11 | 1985-02-27 | Kobayashi Kooc:Kk | パ−ル剤組成物 |
| JPH0225410A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-26 | Yakult Honsha Co Ltd | パール光沢を有する化粧水 |
| JPH0489494A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-23 | Kao Corp | メチル分岐アルキルグリコシド及びこれを含有する化粧料 |
| JPH09505843A (ja) * | 1993-11-19 | 1997-06-10 | ソシエテ・デクスプロワタシオン・ドゥ・プロデュイ・プール・レ・アンデュ ストリー・シミック・エス・エ・ペ・ペ・イ・セー | アルキルグリコシド含有濃縮物及びその使用 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP7067165A patent/JPH08217632A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6038310A (ja) * | 1983-08-11 | 1985-02-27 | Kobayashi Kooc:Kk | パ−ル剤組成物 |
| JPH0225410A (ja) * | 1988-07-13 | 1990-01-26 | Yakult Honsha Co Ltd | パール光沢を有する化粧水 |
| JPH0489494A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-23 | Kao Corp | メチル分岐アルキルグリコシド及びこれを含有する化粧料 |
| JPH09505843A (ja) * | 1993-11-19 | 1997-06-10 | ソシエテ・デクスプロワタシオン・ドゥ・プロデュイ・プール・レ・アンデュ ストリー・シミック・エス・エ・ペ・ペ・イ・セー | アルキルグリコシド含有濃縮物及びその使用 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100519476B1 (ko) * | 1997-12-24 | 2005-12-02 | 주식회사 엘지생활건강 | 펄형태의분산효과가우수한화장수조성물 |
| KR100448241B1 (ko) * | 2001-12-18 | 2004-09-10 | 주식회사 엘지생활건강 | 펄 조성물 및 이를 포함하는 펄감을 갖는 화장료 조성물 |
| CN103734693A (zh) * | 2013-11-21 | 2014-04-23 | 荣成百合生物技术有限公司 | 一种美容养颜保健片及其制备方法 |
| JP2018043974A (ja) * | 2016-09-13 | 2018-03-22 | 御木本製薬株式会社 | 化粧料 |
| JP2022111227A (ja) * | 2016-09-13 | 2022-07-29 | 御木本製薬株式会社 | 有彩色化方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040615 |