JP2003267836A - ゲル状クレンジング化粧料 - Google Patents

ゲル状クレンジング化粧料

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JP2003267836A
JP2003267836A JP2002074951A JP2002074951A JP2003267836A JP 2003267836 A JP2003267836 A JP 2003267836A JP 2002074951 A JP2002074951 A JP 2002074951A JP 2002074951 A JP2002074951 A JP 2002074951A JP 2003267836 A JP2003267836 A JP 2003267836A
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gel
cleansing
weight
cleansing cosmetic
cosmetic composition
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JP2002074951A
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Junko Marukawa
純子 丸川
Rikako Yasuno
利佳子 安野
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Rohto Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Rohto Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保存安定性に優れ、メイク汚れ等のクレンジン
グ効果が高く、使用感が良好なゲル状クレンジング化粧
料を提供することにある。 【解決手段】ゲル状クレンジング化粧料においてアルキ
ルグルコシド、液状油分、水、非イオン性界面活性剤及
びゲル化剤とを含み、ゲル状クレンジング化粧料全重量
に対して、5〜80重量%の液状油分と、10〜70重
量%の水と、0.5〜20%の非イオン性界面活性剤
と、0.01〜10重量%のアルキルグルコシドと、
0.01〜10重量%のゲル化剤とを含むことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲル状クレンジン
グ化粧料に関するものであり、さらに詳細には保存安定
性に優れ、クレンジング効果が高く、快適な使用感を有
するゲル状のクレンジング化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】クレンジング化粧料は、界面活性剤のみ
では落としにくいメイクなどの油性の汚れを落とす目的
で開発された。油性の汚れを落としやすくするためには
クレンジング化粧料に液状油分を多量に配合することが
望ましく、広く用いられている液状のオイルクレンジン
グ化粧料においては、成分の大部分を液状油分が占めて
いる。
【0003】このような液状のオイルクレンジング化粧
料は、液状油分がメイク汚れを肌から浮きあがらせた後
界面活性剤によって水と乳化させるため、肌への負担が
少なくクレンジング効果が高い反面、液状であるため手
指からこぼれやすく塗布しにくいなど使勝手が良いとは
いい難い。また、顔に適用する場合は目、口などへ流れ
込みやすく、刺激や苦味などの不快感を感じることがあ
るうえ、含有成分のほとんどが油分であるためすすぎ性
が悪くいつまでもヌルヌルとした感触が残り、洗い上が
り後のさっぱり感に劣るなど、使用感に問題がある。
【0004】最近では、ゲル状のクレンジング化粧料が
好まれている。ゲル状クレンジング化粧料は、ゲル状で
あるため目や口に流れ込むことがなく刺激や苦味などの
不快感を感じることがなく、液状油分の含有量が少ない
ためすすぎ性も良く、クレンジング後のさっぱり感に優
れ使用感が良好である。しかし、液状油分を液状オイル
クレンジング化粧料のように多量に配合することができ
ないため、油性のメイク汚れを肌から浮かび上がらせる
力が弱く、十分なクレンジング効果を得られていないこ
とが問題であった。
【0005】このようなゲル状クレンジング化粧料のメ
イク汚れに対するクレンジング効果を向上させるために
は、液状油分の配合量を増やすことが考えられるが、単
に増やしただけでは製剤から油分が離奨して不安定とな
ったり、使用感に問題が生じてくる。また、界面活性剤
の配合量を増やすことも考えられるが、界面活性剤は口
紅やファンデーション、マスカラなどの落ちにくいメイ
クに対する洗浄力が比較的弱く、刺激性があって肌への
負担が大きいことが問題となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、保存安定
性に優れ、メイク汚れに対するクレンジング効果が向上
した、使用感に優れるゲル状クレンジング化粧料を開発
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を行なった結果、ゲル状クレ
ンジング化粧料においてアルキルグルコシド、液状油
分、水、非イオン性界面活性剤及びゲル化剤とを含むこ
とによって、保存安定性に優れ、メイク汚れ等のクレン
ジング効果が高く、使用感が良好なゲル状クレンジング
化粧料とできることを見出した。
【0008】本発明はかかる知見に基づいて開発された
ものである。
【0009】すなわち本発明は、下記(1)〜(2)に
掲げるゲル状クレンジング化粧料である: (1)下記式(I)で表されるアルキルグルコシド、
【化2】 (式中Rは、炭素数8〜22のアルキル基またはアルケ
ニル基、nは1〜15の整数を表す。) 液状油分、水、非イオン性界面活性剤及びゲル化剤を含
むゲル状クレンジング化粧料、(2)ゲル状クレンジン
グ化粧料全重量に対して、0.01〜10重量%のアル
キルグルコシドと、5〜80重量%の液状油分と、10
〜70重量%の水と、0.5〜20%の非イオン性界面
活性剤と、0.01〜10重量%のゲル化剤とを含む請
求項1に記載のゲル状クレンジング化粧料。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるアルキルグル
コシドは、下記式(I)で表される糖と脂肪アルコール
のエーテル縮合物である。
【化3】 (式中Rは、炭素数8〜22のアルキル基またはアルケ
ニル基、nは1〜15の整数を表す。) 本発明で用いられるアルキルグルコシドのアルキル基と
しては、例えば、エチル基、プロピル基、ブチル基、イ
ソブチル基、ペンチル基、3- メチルブチル基、ヘキシ
ル基、メチルペンチル基、ヘプチル基、4- メチルヘキ
シル基、5- メチルヘキシル基、4- エチルペンチル基、
オクチル基、6- メチルヘプチル基、5-メチルヘプチル
基、5,5- ジメチルヘキシル基、ドデシル基、テトラデ
シル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エイコシル
基等が挙げられ、アルケニル基としては、ブチレン基、
プロピレン基、ペンチレン基等が挙げられる。式中nは
グルコースの単位の数を表わし、1〜15の整数、さら
には1〜5の整数が好ましい。グルコースとアルキル基
またはアルケニル基間の結合及びグルコース間の結合は
α結合やβ結合のいずれであってもよく、また混合物で
もよい。
【0011】本発明のアルキルグルコシドは、1種単独
で使用しても、また2種以上を任意に組み合わせて使用
することもできる。また、アルキル基またはアルケニル
基の炭素数やグルコースの繰り返し単位数が異なるアル
キルグルコシドの混合物を使用することも可能である。
好ましいアルキルグルコシドとしては、デシルグルコシ
ド(Rの炭素数10、n=1又は2の混合物)、ラウリ
ルグルコシド(Rの炭素数12、n=1又は2の混合
物)、アルキル(C8〜C16)グルコシド(Rの炭素数
8〜16の混合物であってn=1又は2の混合物)が挙
げられる。これらのアルキルグルコシドは市販のものを
利用でき、デシルグルコシドであれば商品名「マイドー
ル10」(花王株式会社)、ラウリルグルコシドであれ
ば商品名「マイドール12」(花王株式会社)や商品名
「プランタケア1200G」(コグニクス ジャパン株
式会社)、アルキル(C8〜C16)グルコシドであれ
ば、商品名「プランタケア1200UP」, 商品名「プ
ランタケア2000UP」, 商品名「プランタケア81
8UP」, 商品名「グルコポン600UP」, 商品名
「グルコポン215CSUP」(以上、コグニクス ジ
ャパン株式会社)が例示できる。
【0012】本発明のゲル状クレンジング化粧料中に配
合するアルキルグルコシドの割合は、特に限定されず適
宜選択することができるが、ゲル状クレンジング化粧量
全重量に対して通常0.01〜10重量%、好ましくは
0.1 〜8重量%、より好ましくは0.5〜8重量
%、特に好ましくは1〜5重量%の範囲を挙げることが
できる。アルキルグルコシドが0.01重量%よりも少
ないと安定性を保持する効果に乏しく、アルキルグルコ
シドが10重量%を超えると使用感が悪くなりやすい。
【0013】本発明で用いられる液状油分は、医薬品、
医薬部外品または化粧品分野において用いられるもので
あれば特に限定されない。通常、液状油分は、室温で液
体のものが用いられる。具体的には流動パラフィン、ス
クワランなどの炭化水素;トリ(カプリル・カプリン
酸)グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル
などの多価アルコール脂肪酸エステル類;イソステアリ
ン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸などの脂
肪酸類;イソステアリルアルコール、ミリスチルアルコ
ール、ラウリルアルコールなどの高級アルコール類;環
状または鎖状のジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサンなどのシリコーン油類;パルミチン酸
オクチル、イソオクタン酸セチル、ピバリン酸2−オク
チルドデシル、イソステアリン酸2-ヘキシルデシル、
ミリスチン酸2−オクチルドデシル、リノール酸エチ
ル、イソステアリン酸フィトステリル、リノール酸イソ
プロピルなどのエステル油類;アボガド油、オリーブ
油、ヒマワリ油、へーゲルナッツ油、ローズヒップ油、
ククイナッツ油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、ヤシ
油、杏仁油などの植物油;などが挙げられる。好ましく
は、流動パラフィン、スクワランなどの炭化水素;ホホ
バ油やオリーブ油などの植物油、イソステアリン酸2-
ヘキシルデシル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、
リノール酸エチル、イソステアリン酸フィトステリル、
リノール酸イソプロピルなどのエステル油類である。
【0014】本発明において、上記の液状油分は、1種
単独で使用しても、また2種以上を任意に組み合わせて
使用することもできる。
【0015】本発明のゲル状クレンジング化粧料に配合
する液状油分の割合は、特に限定されることなく適宜選
択することができるが、使用感とメイク汚れ落としの効
果の点から、通常ゲル状クレンジング化粧量全重量に対
して、5〜80重量%、好ましくは5〜70重量%、よ
り好ましくは10〜65重量%、さらに好ましくは15
〜50重量%、特に好ましくは15〜35重量%の範囲
を挙げることができる。
【0016】本発明のゲル状クレンジング化粧料中に配
合する水の割合は、特に限定されず適宜選択することが
できるが、ゲル状クレンジング化粧量全重量に対して通
常10〜70重量%、好ましくは20 〜65重量%、
より好ましくは25〜50重量%の範囲を挙げることが
できる。水が10重量%よりも少ないと使用感が悪くな
りやすく、水が70重量%を超えると保存安定性が影響
を受けやすい。
【0017】本発明で用いられる非イオン界面活性剤
は、医薬品、医薬部外品または化粧品分野において用い
られるものであれば特に限定されない。具体的には、ポ
リオキシエチレン(以下、POEという)−オクチルド
デシルアルコールやPOE−2−デシルテトラデシルア
ルコール等のPOE−分岐アルキルエーテル;POE−
オレイルアルコールエーテルやPOE−セチルアルコー
ルエーテル等のPOE−アルキルエーテル;ソルビタン
モノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート及び
ソルビタンモノラウレート等のソルビタンエステル;P
OE−ソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタン
モノイソステアレート、及びPOE−ソルビタンモノラ
ウレート等のPOE−ソルビタンエステル;グリセリン
モノオレエート、グリセリンモノステアレート、及びグ
リセリンモノミリステート等のグリセリン脂肪酸エステ
ル;POE−グリセリンモノオレエート、POE−グリ
セリンモノステアレート、及びPOE−グリセリンモノ
ミリステート等のPOE−グリセリン脂肪酸エステル;
POE−ジヒドロコレステロールエステル、POE−硬
化ヒマシ油、及びPOE−硬化ヒマシ油イソステアレー
ト等のPOE−硬化ヒマシ油脂肪酸エステル;POE−
オクチルフェニルエーテル等のPOE−アルキルアリー
ルエーテル;モノイソステアリルグリセリルエーテルや
モノミリスチルグリセリルエーテル等のグリセリンアル
キルエーテル;POE−モノステアリルグリセリルエー
テル、POE−モノミリスチルグリセリルエーテル等の
POE−グリセリンアルキルエーテル;ジグリセリルモ
ノステアレート、デカグリセリルデカステアレート、デ
カグリセリルデカイソステアレート、及びジグリセリル
ジイソステアレート等のポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、などから選ばれる。好ましくは、POE-アルキル
エーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、P
OE−ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、POE−脂肪酸エステルなど好ましい。こ
れらの界面活性剤は、1種単独で使用してもまた2種以
上を任意に組み合わせて使用してもよい。また、上記の
非イオン界面活性剤のHLBは、適時適当なものが選ば
れればよいが、好ましくは、HLB7〜14である。
【0018】本発明のゲル状クレンジング化粧料中に配
合する非イオン界面活性剤の割合は、特に限定されず適
宜選択することができるが、保存安定性の観点から通常
ゲル状クレンジング化粧量全重量に対して0.5〜20
重量%、好ましくは1〜15重量%、より好ましくは2
〜15重量%、特に好ましくは5〜15重量%の範囲を
挙げることができる。
【0019】本発明で用いられるゲル化剤は、医薬品、
医薬部外品または化粧品分野において用いられているも
のであれば特に限定されないが具体的には、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリアクリル酸、ポリエチレングリコ
ール、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロース、珪酸、アクリル酸・メタクリル酸(C1
0〜C30)アルキルコポリマー又はこれらの塩、可溶
性デンプン、アルギン酸プロピレングリコール、グアー
ガム、カラゲーナン、ゼラチン、ガラクタントラガン
ト、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、
デキストリン、アラビアゴム、カゼイン、アルブミン、
コラーゲン等が挙げられる。好ましくは、カルボキシビ
ニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ポリアクリル酸、アクリル酸・メタクリル酸(C
10〜C30)アルキルコポリマー又はこれらの塩であ
り、特に好ましくはカルボキシビニルポリマー、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセル
ロースまたはこれらの塩である。ここで、塩としては、
ナトリウム塩やカリウム塩などのアルカリ金属塩、マグ
ネシウム塩やカルシウム塩などのアルカリ土類金属塩、
アンモニウム塩、トリエタノールアミンなどの有機アミ
ン塩、アルギニンなどの塩基性アミノ酸などが挙げられ
る。
【0020】これらのゲル化剤は、1種単独で使用して
もまた2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
【0021】本発明のゲル状クレンジング化粧料中に配
合するゲル化剤の割合は、特に限定されず適宜選択する
ことができるが、通常ゲル状クレンジング化粧料全重量
に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.01
〜5重量%、より好ましくは0.05〜3重量%、特に
好ましくは0.1〜2重量%の範囲を挙げることができ
る。0.01重量%以下ではゲルの強度が弱くなりす
ぎ、10重量%を超えるとゲル強度が強くなりすぎで使
用感に劣りやすい。
【0022】本発明のゲル状クレンジング化粧料には、
上記必須の成分に加えて、更にアルコール、メントール
やミント油等の成分を混合することによってクレンジン
グ後のさっぱり感を付与し使用感を向上することができ
る。また、肌の状態を改善する効果を付加する目的で、
上記必須の成分に加えてさらに保湿成分を1種または2
種以上組み合わせて配合することができる。これらの各
成分としては、医薬品、医薬部外品、または化粧品分野
において使用されるものであれば特に制限されず、任意
に使用することができる。
【0023】例えば、保湿成分としては、アラニン、セ
リン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、グリシ
ン、プロリン、ヒドロキシプロリン、グルコサミン、テ
アニンなどのアミノ酸及びその誘導体;コラーゲン、コ
ラーゲンペプチド、ゼラチン等のペプチド;グリセリ
ン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリエチレングリコールなどの多価アルコール;ソルビ
トールなどの糖アルコール;レシチン、水素添加レシチ
ン等のリン脂質;ヒアルロン酸プロピレングリコール、
ヘパリン、コンドロイチン等のムコ多糖;乳酸、ピロリ
ドンカルボン酸ナトリウム、尿素などの成分;植物成分
としてニンジン、アルファルファ、アケビ、アルテア、
アルニカ、アロエ、ウイキョウ、ウイッチヘーゲル(ハ
マメリス)、ウコン、コガネバナ(オウゴン)、キハダ
(オウバク)、オトギリソウ、イネ(コメ)、カミツレ、
カンゾウ、カワラヨモギ(インチンコウ)、キウイ、ク
ララ(クジン)、ブドウ、クチナシ、コンフリー(ヒレ
ハリソウ)、サボンソウ、サボテン、サンザシ、ジオ
ウ、シソ、シャクヤク、シラカバ、スギナ、ボダイジ
ュ、サルビア(セージ)、センブリ、センキュウ、クワ
(ソウハクヒ)、ダイズ、タチジャコウソウ(タイ
ム)、トウキ、トウキンセンカ、ナツメ(タイソウ)、
ニワトコ、パセリ、ハトムギ(ヨクイニン)、ブッチヤ
ズブルーム、ヘチマ、ホップ、マロニエ、マルベリー、
メリッサ、モモ、ユキノシタ、キイチゴ、ラベンダー、
レンゲ、バラ、ノイバラ(エイジツ)、ローズマリー
(マンネンロウ)、カンゾウ、チャ(リョクチャ、コウ
チャ、ウーロンチャ)、ユリ、オオムギ(麦芽根)、コ
ムギ、アンズ(キョウニン)、カラスムギ、トウモロコ
シ、レモン、オレンジ、イチゴ、ベニバナ、ゲンチヤ
ナ、リンドウ(リュウタン)、ハッカ、ミドリハッカ
(スペアミント)、セイヨウハッカ(ペパーミント)、
ムクロジ、ユーカリ、クマザサ、オドリコソウ、ワレモ
コウ(ジユ)、アボカド、カイソウ(コンブ等の褐藻
類;テングサ等の紅藻類;アオノリ等の緑藻類;スピル
リナ等の藍藻類を含むもの)、グレープフルーツ、プル
ーン、ライム、ゲンノショウコ、トルメンチラ、ユズ
(キジツ)、オウレン、ボタン(ボタンピ)、オリー
ブ、ヒマワリ(サフラワー)、ホホバ、マカデミアナッ
ツ、メドゥホーム、アーモンド、ゴマ、ボラージ(ルリ
ジサ)等の植物に由来する成分、エキスまたは精油等が
挙げられる。なかでも好ましくは、ヒドロキシプロリ
ン、グリシン、アラニン、セリン、グルコサミン、コラ
ーゲンペプチド、グリセリン、1,3-ブチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
レシチン、水素添加レシチン、ヒアルロン酸プロピレン
グリコール、ヘパリン、コンドロイチン、乳酸、ピロリ
ドンカルボン酸ナトリウム、尿素、ニンジン、アケビ、
アルファルファ、アロエ、ウイッチヘーゲル(ハマメリ
ス)、イネ(コメ)、カミツレ、カンゾウ、ブドウ、クチ
ナシ、コンフリー(ヒレハリソウ)、ジオウ、シソ、サ
ルビア(セージ)、センブリ、センキュウ、クワ(ソウ
ハクヒ)、ダイズ、タチジャコウソウ(タイム)、トウ
キ、トウキンセンカ、ハトムギ(ヨクイニン)、ブッチ
ヤズブルーム、ヘチマ、マロニエ、マルベリー、メリッ
サ、モモ、ユキノシタ、ラベンダー、バラ、ノイバラ
(エイジツ)、ローズマリー(マンネンロウ)、カンゾ
ウ、チャ(リョクチャ、コウチャ、ウーロンチャ)、ユ
リ、オオムギ(麦芽根)、コムギ、アンズ(キョウニ
ン)、ムラサキ(シコン)、レモン、オレンジ、、ハッ
カ、ミドリハッカ(スペアミント)、セイヨウハッカ
(ペパーミント)、ムクロジ、ユーカリ、ワレモコウ
(ジユ)、アボカド、海藻、グレープフルーツ、ライ
ム、ユズ(キジツ)、オウレン、オリーブ、ボラージ
(ルリジサ)、ヒマワリ(サフラワー)、ホホバ、マカ
デミアナッツ、メドゥホーム、ゴマ由来の成分、エキス
又は精油である。
【0024】保湿成分を用いる場合、そのゲル状クレン
ジング化粧料に対する配合量としては、ゲル状クレンジ
ング化粧料の全重量に対して通常0.001〜30重量
%であり、より好ましくは0.01〜25重量%、特に
好ましくは0.01〜20重量%の範囲である。
【0025】本発明のゲル状クレンジング化粧料には、
保存安定性や粘度等の品質を損なわず、また本発明の効
果を損なわない量的及び質的範囲内で、必要に応じて医
薬品、医薬部外品または化粧品分野において一般的に用
いられる各種の成分、例えば界面活性剤、安定化剤、刺
激軽減剤、増粘剤、防腐剤、着色剤、分散剤、pH調整
剤、香料等を配合することができる。なお、これらの成
分は1種単独で、または2種以上を任意に組み合わせて
配合することができる。
【0026】本発明のゲル状クレンジング化粧料は、通
常pH2〜8の液性を備えていればよいが、皮膚や粘膜
に対する低刺激性、及び皮膚使用感のよさという観点か
ら、好ましくはpH2〜7、より好ましくはpH2.5
〜6、特に好ましくはpH4〜6の弱酸性域であること
が望ましい。
【0027】
【実施例】以下に本発明を実施例及び試験例に基づいて
さらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例等に限
定されるものではない。なお、下記の各処方において%
とは、特に言及しない限り、重量(W/W)%を意味する
ものとする。
【0028】 実施例 1 軽質流動パラフィン 10.0(%) トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 15.0 ジメチコン 5.0 アルキル(C8〜C16)グルコシド 3.0 (商品名「グルコポン215CSUP」コグニクスジャパン株式会社 ) ポリオキシエチレンオレイルエーテル 8.0 カルボキシビニルポリマー 0.8 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1 トリエタノールアミン 0.4 l−メントール 0.01精製水 適量 合計 100.0
【0029】 実施例 2 スクワラン 10.0(%) ホホバ油 10.0 トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル 15.0 ラウリルグルコシド 5.0 (商品名「マイドール12」花王株式会社 ) テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット 7.0 グリセリン 10.0 カルボキシビニルポリマー 0.5 ヒドロキシエチルセルロース 0.3 アルギニン 1.0精製水 適量 合計 100.0
【0030】 実施例 3 トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル 15.0(%) オリーブ油 10.0 テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット10.0 ジメチコン 5.0 アルキル(C8〜C16)グルコシド 7.0 (商品名「プランタケア1200UP」コグニクスジャパン株式会社 ) モノイソステアリン酸ポリグリセリル 10.0 1,3−ブチレングリコール 10.0 カルボキシビニルポリマー 0.7 トリエタノールアミン 0.4精製水 適量 合計 100.0
【0031】試験例 1 保存安定性試験 表1に示す処方に従って本発明のゲル状クレンジング化
粧料を調製した。すなわち、表1に示す各成分をそれぞ
れ混合して70℃に加温し、攪拌した後室温にて放置
し、実施例4〜6及び比較例1〜4を得た。得られたゲ
ル状クレンジング化粧料を40℃の下で1ヶ月間保管
し、1ヶ月経過後に外観を目視観察して実施例及び比較
例の離奨の有無を判定し保存安定性を試験した。結果を
表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】試験の結果、表1に示すように液状油分
(イソステアリルアルコール、トリ2−エチルヘキサン
酸グリセリル、ホホバ油、スクワラン、ジ−2−エチル
ヘキサン酸ネオペンチルグリコール)をゲル状クレンジ
ング化粧料の全重量に対して25%含有し、非イオン性
界面活性剤とラウリルグルコシド、ゲル化剤及び水を含
有した実施例4においては、40℃の下1ヶ月保存して
もなお、離奨が生じず保存安定性に優れていることが示
された。さらに、液状油分の含有量が10%(実施例
6)、50%(実施例5)においても、離奨が生じず保
存安定性に優れていることが確認された。一方、ラウリ
ルグルコシドを欠く試験例1〜4においては、液状油分
を25%含有した試験例においてヤシ油脂肪酸ジエタノ
ールアミド、ラウロイル−β−アラニンナトリウム、ア
シルメチルタウリンを配合しても40℃の下1ヶ月保存
すると液状油分が離奨し安定性に劣っていた。
【0034】試験例 2 メイクに対するクレンジング
試験 被験者5名の前腕内側部の2×2cmの範囲に印をつ
け、色差計(ミノルタ色差計CR-200)で測色し(この測定
値をAとする)、引き続き、その印部分に市販の口紅
0.05gを均一に塗布し、塗布部を測色した(この測
定値をBとする)。その30分後に、試験例1において
調製した実施例4〜6及び試験例1〜4のゲル状クレン
ジング化粧料を、口紅を塗布した範囲にそれぞれ100
mg重ねて塗布し、指で50回円を書くようにマッサー
ジを行った後に、流水中で20回円を書くようにマッサ
ージしながら洗い流し、風乾した後に再び測色を行った
(この測定値をCとする)。これらの測定値から被験者
5名の洗浄率(C−B)/(A−B)×100(%)の
平均値を算出した。結果を表2に示した。
【0035】
【表2】
【0036】試験の結果、表2に示すように本発明の実
施例4〜6においては、ゲル状クレンジング化粧料の全
重量に対して液状油分が10%配合されている化粧料
(実施例6)においても、洗浄率が80%以上でありし
クレンジング効果が高いことが示された。また液状油分
の含有量が25%(実施例4)、50%(実施例5)で
は、さらに高いクレンジング効果が確認された。一方、
ラウリルグルコシドを欠く試験例1〜4においては、液
状油分25%含有してもなお、洗浄率が80%を超える
ことなくクレンジング効果に劣っていた。
【0037】試験例 3 使用感試験 被験者8名に3日間連続して、実施例4〜6、比較例1
〜4を通常メイクを落とすように使用してもらい、使用
感(メイクへなじみやすさ、クレンジング後のしっとり
感、クレンジング後のさっぱり感、すすぎやすさ)を5
段階で評価してもらった。被験者8名のなした評価の平
均点を算出し、結果を表3に示す。試験における5段階
の評価基準は以下のとおりとした。 5点:良い、4点:やや良い、3点:どちらともいえな
い、2点:やや悪い、1点:悪い。
【0038】
【表3】
【0039】試験の結果、表3に示すように本発明のア
ルキルグルコシドを含む実施例4〜6は、液状油分が1
0〜50%配合されているにもかかわらず、使用感(メ
イクへなじみやすさ、クレンジング後のしっとり感、ク
レンジング後のさっぱり感、すすぎやすさ)が良好であ
った。
【0040】
【発明の効果】本発明では、ゲル状クレンジング化粧料
においてアルキルグルコシド、液状油分、水、非イオン
性界面活性剤及びゲル化剤とを含むことによって、保存
安定性に優れ、メイク汚れ等のクレンジング効果が高
く、使用感が良好なゲル状クレンジング化粧料とでき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB052 AC022 AC072 AC122 AC182 AC392 AC422 AC442 AC542 AC582 AC642 AC662 AC792 AD092 AD152 AD211 AD212 AD272 AD282 AD532 BB04 BB13 CC24 DD41 EE01 EE06 EE11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(I)で表されるアルキルグルコシ
    ド、 【化1】 (式中Rは、炭素数8〜22のアルキル基またはアルケ
    ニル基、nは1〜15の整数を表す。) 液状油分、水、非イオン性界面活性剤及びゲル化剤を含
    むゲル状クレンジング化粧料。
  2. 【請求項2】ゲル状クレンジング化粧料全重量に対し
    て、0.01〜10重量%のアルキルグルコシドと、5
    〜80重量%の液状油分と、10〜70重量%の水と、
    0.5〜20%の非イオン性界面活性剤と、0.01〜
    10重量%のゲル化剤とを含む請求項1に記載のゲル状
    クレンジング化粧料。
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