JPH08216596A - マグネット鋲 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 磁力を利用し掲示物を挟んで留める。 【構成】 端部が針状のピン１を備えるマグネット２
と、別の独立したマグネット３から成る。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、端部が針状のピンを板状のマグネットの端面
中央部に直角を成す様に接着剤で固着する等した支持部
と、別の独立したマグネットとの間の磁力を利用して掲
示用具としたものである。従来よりメモや印刷物等を掲
示するには複数の方法がある。第１の方法として接着剤
や接着テープ等による掲示では接着力・粘着力の程度に
よって掲示物が剥離したり掲示物を取り外す際には掲示
物を汚損する。更に掲示面も汚損する。第２の方法とし
て従来の画鋲による掲示では掲示物の自重で鋲の穴が拡
大し掲示物が弛緩する等して掲示美観が損なわれる。ま
た同一の掲示物を複数回にわたって掲示するような場合
では掲示物に鋲の穴が複数個あき傷む。第３の方法とし
て従来のマグネットによる掲示では専用の掲示板が必要
となる等の制約がある。また掲示の必要がないときにも
掲示板は壁面に固定されているため、壁面の美観が損な
われる。本発明は、前述の掲示用具の欠点を補うことを
目的としたものである。本発明の構造は、端部が針状の
ピン１）を板状のマグネット２）の端面中央部に直角を
成す様に接着剤で固着する等した支持部とマグネット
３）の保持部とから成る。本発明の内容及び使用法は、
マグネット２）の端面に端部が針状のピンを備える支持
部を壁面にピンで固定し、マグネット３）をマグネット
２）と等位置に互いの磁力を利用してその間に掲示物を
挟んで留める掲示用具である。本発明の効果は、マグネ
ット２）とマグネット３）との間に掲示物を挟む構造な
ので、任意の場所に掲示物に傷をつけずに掲示が可能と
なることである。また掲示の必要がないときには容易に
取り外しが可能であるから壁面の美観が維持できる。そ
して従来のマグネットによる掲示は専用の掲示板が鉄等
の金属板でできているため単一方向からの磁力による係
止に対し、本発明は双方向からの磁力による係止力の向
上を得る。そのため同じ大きさのマグネットではより大
きな（重い）掲示物を保持でき、逆に同じ磁力を得るた
めにはマグネットがより小さくてすむため掲示物の邪魔
になりにくい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明正面図

【符号の説明】

１）はピン ２）はマグネット ３）はマグネット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】端部が針状のピンを備えるマグネットと、
   別の独立したマグネットからなる掲示用具としてのマグ
   ネット鋲。