JPH08216043A - 連続ねじ締付機 - Google Patents

連続ねじ締付機

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JPH08216043A
JPH08216043A JP7030788A JP3078895A JPH08216043A JP H08216043 A JPH08216043 A JP H08216043A JP 7030788 A JP7030788 A JP 7030788A JP 3078895 A JP3078895 A JP 3078895A JP H08216043 A JPH08216043 A JP H08216043A
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screw
stopper
stopper base
base
feeder box
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Kazunori Tsuge
和則 柘植
Masahiko Inai
昌彦 稲井
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Makita Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/0064Means for adjusting screwing depth
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/02Arrangements for handling screws or nuts
    • B25B23/04Arrangements for handling screws or nuts for feeding screws or nuts
    • B25B23/045Arrangements for handling screws or nuts for feeding screws or nuts using disposable strips or discs carrying the screws or nuts

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、種々長さのねじに対応可能に構成され
たものがあったが、不十分であったので、さらに広い範
囲のねじ長さに対応できるようにして、連続ねじ締付機
の汎用性を一層高める。 【構成】 フィーダボックス58に対する取付け位置を
ねじ長さに合わせて変更することにより、一台の連続ね
じ締付機により種々長さのねじを締付可能とした連続ね
じ締付け機において、ストッパベース90S,90Lを
長短複数種類のものを用意し、それぞれ交換してフィー
ダボックス58に取付け可能とし、かつ取り付けたスト
ッパベース90Sのサイズに合わせてフィーダボックス
58のストロークを切換え可能な構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ねじ連結帯の各ねじ
を連続的に送り出して締付けを行うための連続ねじ締付
機に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、従来よりこの種の連続ね
じ締付機に関して種々改良を加えてより使い勝手のよい
ものを提供している。例えば、特開平5−337837
号公報に開示した連続ねじ締付機は、ストッパベースと
ケースとの間に、当該ストッパベースの反ねじ込み方向
へのストロークを規制するためのストッパ機構を設け、
ストッパベースのフィーダボックスに対する取付け位置
を、適用するねじの長さに応じて変更すると、当該スト
ッパベースに一体に設けられたストッパ片の上記ストッ
パ機構に対する間隔が変更される構成となっており、こ
れによれば簡単な構造で当該ストッパベースの反ねじ込
み方向への移動距離をねじの長さに対応して自動的に変
更することができた。また、上記ストッパ機構のストッ
パ片との当接面にはカム板を利用することによりねじ込
み深さの微調整を簡単かつ連続的に行うことができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の連続ねじ締付機にあっても、なお改良すべき点が
あった。すなわち、この種のねじ締付機にあってはその
機長を無制限に長くできず、従ってフィーダボックスひ
いてはストッパベースの移動距離を大きくすることには
制約があること等、主として構造上の理由からストッパ
ベースのフィーダボックスに対する取付け位置の範囲は
一定の制約を受け、このため適用できるねじ長さの範囲
は例えば25mm〜40mmの範囲に限定され、例えば
51mmあるいは57mmといったより長いねじの締付
けを行うことができなかった。本発明は、この問題に鑑
みなされたもので、より広範囲な長さのねじの締付けが
可能な連続ねじ締付機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、駆動モータにより回転するスピンドルを備え
た本体と、該本体に、前記スピンドルの軸方向に沿って
突き出して設けられたケースと、該ケース内を移動可能
かつスプリングによりねじ込み方向に付勢され、該移動
に関連してねじ連結帯の各ねじを前記スピンドルに装着
されたドライバビットによるねじ締付位置へ順次送り出
すねじ供給装置を備えたフィーダボックスと、該フィー
ダボックスのねじ長さに対応して設定された複数位置の
うち一か所に取り付けられて、端部がねじ締付体に押し
当てられるストッパベースと、該ストッパベースと前記
ケースとの間に介装されて、該ストッパベースの反ねじ
込み方向のストロークを規制するストッパ機構を備えた
連続ねじ締付機であって、前記ストッパベースには、締
め付けるねじの長さに応じてストローク方向の長さに関
して長短複数種類のサイズを用意して、それぞれ適宜交
換して前記フィーダボックスに取付け可能とする一方、
取付けられたストッパベースと前記ストッパ機構との間
には、該ストッパベースの反ねじ込み方向への移動に伴
って同方向へ移動する中間部材を介在させ、該中間部材
の前記ストッパ機構側の端部には、前記取付けられたス
トッパベースの種類に対応して複数の当接面を同方向に
段階的に設け、かつ前記ストッパ機構には、該複数の当
接面のいずれかを有効として前記ストッパベースの反ね
じ込み方向のストロークをその種類に応じて切換え可能
なストローク切換え機構を付加したことを特徴とする。
【0005】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ストッパベース
は適用するねじの長さに応じて長短複数種類のものが用
意されているので、ある長さのねじを適用する場合に、
これに対応したサイズのストッパベースをフィーダボッ
クスに取付け、またこのサイズに対応した位置にストロ
ーク切換え機構を切り換えておくことにより、ねじの長
さに対応した位置の当接面が有効とされ、これによりス
トッパベースの反ねじ込み方向のストロークがねじの長
さに合わせて設定される。また、このサイズのストッパ
ベースのフィーダボックスに対する取付け位置を一定の
範囲で変更すると、これに応じて中間部材の位置が変更
され、これによっても当該ストッパベースの反ねじ込み
方向へのストロークが変更されてそのストロークが一定
範囲の長さのねじに対して適切に設定される。しかしな
がら、このサイズのストッパベースでは、適用可能な範
囲よりも長いねじあるいはより短いねじを、適切なスト
ロークで締め付けることはできない。
【0006】そこで、この場合には、別のサイズのスト
ッパベースを上記サイズのストッパベースと交換してフ
ィーダボックスに装着するとともに、ストローク切換え
機構をこの別のサイズに合わせて切り換えることにより
中間部材に設定された複数の当接面のうちこのサイズの
に適応した当接面を有効としておく。これにより、スト
ッパベースの反ねじ込み方向のストロークが変更され、
よってより長いねじあるいはより短いねじを適切のスト
ロークで締め付けることができる。なお、この別のサイ
ズのストッパベースのフィーダボックスに対する取付け
位置を変更することによっても一定範囲の長さのねじに
対応できる。
【0007】このように、ある一つのサイズのストッパ
ベースであってもそのフィーダボックスに対する取付け
位置を変更することで、一定範囲の長さのねじを一定の
ねじ込み深さで締め付けることができるのであるが、こ
れでは対応できないより長いねじあるいは短いねじを締
め付ける場合には、別サイズのストッパベースに交換
し、かつこれに伴ってストローク切換え機構を切り換え
て、中間部材に設定された複数の当接面のうちこのサイ
ズに適応した当接面を有効としておくのである。これに
より、一つのサイズのストッパベースでは対応できない
範囲の長さのねじを適切なストロークで締め付けること
ができるので、一台の連続ねじ締付機でより広い範囲の
長さのねじを締め付けることができ、その汎用性が高ま
る。
【0008】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、一台の連
続ねじ締付機でより広範囲な長さのねじを締め付けるこ
とができので、その汎用性を高めることができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図10に基づ
いて具体的に説明する。本例の連続ねじ締付機1は、図
1に示すように略D字型の本体10を有し、この本体1
0の内部には図示は省略したが駆動モータ、減速ギヤ列
およびクラッチ機構等が組み込まれ、トリガスイッチ1
7のオン操作により起動する駆動モータの回転駆動力が
減速ギヤ列およびクラッチ機構を経てスピンドル28に
伝達されるようになっている。かかる本体10の内部構
成については特に変更を要するものではないので、図示
を省略し、また以上でその説明を終わる。なお、ねじの
ねじ込みの際には当該連続ねじ締付機1が図示下方に押
されることから、以下の説明において図示下方をねじ込
み方向(ねじがねじ込まれる方向)といい、上方を反ね
じ込み方向という。
【0010】上記スピンドル28は、円筒形状をなす軸
受30を介して本体10の下部に若干突き出した状態で
回転可能かつ軸方向に一定の範囲で移動可能に支持され
ており、突き出したその下端面にはドライバビット29
の装着孔28bが設けられ、この装着孔28bにはビッ
ト抜け止め用のスチールボール38が設けられている。
本体10の下面には矩形断面中空状のケース56が下方
へ延びて取り付けられており、このケース56の上部に
スピンドル28がドライバビット装着孔28bを下方へ
向けた状態で入り込んでいる。このケース56は、その
上部に設けられた二股挟み込み部57により軸受30を
挟み込み固定することで本体10の下面に固定されてい
る。
【0011】このケース56の内部にはフィーダボック
ス58が上下方向に移動可能に内装されており、このフ
ィーダボックス58は圧縮コイルばね60により常にね
じ込み方向に付勢されている。図3に示すように、ケー
ス56の図示手前側の側板56aには上下方向に長い長
孔62が形成され、この長孔62にはフィーダボックス
58の対応する側面に螺着されたボルト64の頭部が突
入しており、これによりフィーダボックス58の上下動
の範囲が長孔62の長さの範囲に規制されている。な
お、前記したようにフィーダボックス58は圧縮コイル
ばね60により常にねじ込み方向に付勢されているの
で、通常図3に示すようにボルト64の頭部が長孔62
の下端に係止された最下降位置に保持されている。ま
た、このような長孔62とボルト64の頭部との係合に
よるガイド機構は、図示は省略したが側板56aと対面
する他方の側板56bにも同様に設けられている。
【0012】このフィーダボックス58には、ねじ連結
帯Bの各ねじSを同フィーダボックス58の上下動に連
動して、ドライバビット29によるねじ締付位置へ順次
送り出すためのねじ供給装置が設けられている。かかる
ねじ供給装置は従来公知であるが、以下簡単に説明する
と図4に示すようにフィーダボックス58の下部には二
股状の脚部66、68が設けられており、この両脚部6
6,68間には支軸部71によってラチエットホイール
70が回転可能に支持されている。このラチエットホイ
ール70の両側面周縁には図1によく示されているよう
に複数の爪72〜72が等間隔で設けられており、ラチ
ェットホイール70の回転に伴うこの爪72の移動方向
に沿ってフィーダボックス58の両脚部66、68に
は、ねじ連結帯Bの両側部を案内する案内面76、76
が形成されている。一方、ねじ連結帯Bの両側部にはラ
チェットホイール70の爪72〜72が順次引き掛けら
れる複数の溝(図示省略)が形成されており、ねじ連結
帯Bはラチエットホイール70の図1中矢印方向の間欠
回転に伴って図示左方に順次送り出される。
【0013】なお、ラチエットホイール70の側面に
は、ラチェットディスク70aが相対回転可能かつ板バ
ネ70bにより押付け付勢されて配置されている。両者
間にはワンウエイクラッチが構成されているため、ラチ
ェットホイール70は図示矢印方向の回転のみが許容さ
れている。ラチェットディスク70aの側面にはローラ
ピン78が突設されており、このローラピン78は図3
に示すようにフィーダボックス58の対応する側の脚部
68に形成された湾曲状の長孔80さらにはケース56
の側板56aに形成された略L字形の長孔82に突入し
ている。また、図1に示すようにラチエットホイール7
0の側方には爪72〜72を係止して同ラチェットホイ
ール70の逆転を阻止するためのストッパー84がピン
86を介して枢支されており、このストッパー84はリ
ーフスプリング88により常に爪72との係合方向に付
勢されている。
【0014】かかる構成により、フィーダボックス58
が圧縮コイルばね60の付勢力に抗して上方に移動する
に伴いローラピン78が長孔80内を上方へ移動してラ
チエットホイール70が図1中矢印方向に回転し、これ
によりねじ連結帯Bが1ピッチ分だけ送られる。次に、
フィーダボックス58が下降してローラピン78が長孔
82の下方に移動すると、ラチエットホイール70はス
トッパ−84により逆方向の回転が妨げられるため、爪
72の1ピッチ分だけ回転した位置に保持される。この
ようにしてねじ連結帯Bは、フィーダボックス58の一
回の上下動作に伴ってねじSの1ピッチ分だけ送られ
る。
【0015】次に、上記フィーダボックス58の両脚部
66、68の下端には、下面がワークWに当接されるL
字形のストッパベース90が取付けられるようになって
いる。このストッパベース90には、図10(A) に示す
ように立ち上がり部が短いショートタイプのストッパベ
ース90Sと図10(B) に示すように立ち上がり部がよ
り長いロングタイプのストッパベース90Lの2種類が
用意されており(HS<HL )、適用するねじSの長さ
に応じて交換して取付けられる。ショートタイプのスト
ッパベース90Sはねじ長さが比較的短い25mm〜4
0mm専用であり、ロングタイプのストッパベース90
Lは、ショートタイプのストッパベース90Sでは対応
仕切れないねじ長さが40mm〜57mmのより長いね
じSの締付用として設定されている。
【0016】両タイプのストッパベース90S,90L
とも立ち上がり部の長さが異なる(HS <HL )他はほ
ぼ同様の形状を有しており、以下の説明においてS,L
の符号を付して区別しない点は両タイプ共通である。両
ストッパベース90S,90Lとも2つのL字形の当接
片90a、90bを水平部分の端部において相互に接合
した構造となっており、両当接片90a、90b間にね
じSの挿通を許容するための溝92が形成されている。
両当接片90a、90bにはそれぞれ上下方向の長孔9
4が形成されており、上記脚部66、68に対し、これ
らの長孔94を介して固定ねじ96によりそれぞれ固定
されるようになっている。
【0017】このように形成されたショートおよびロン
グ両タイプのストッパベース90S,90Lのフィーダ
ボックス58に対する高さ方向の取付け位置は、それぞ
れ適用するねじ連結帯BのねじSの長さに応じて変更可
能となっている。すなわち、各脚部66、68の固定ね
じ96の上方にはピン100,102が突設されてお
り、各当接片90a、90bの上端が下側のピン100
に下から当接する第1位置と、上側のピン102に同じ
く下から当接する第2位置と、さらに脚部66、68に
それぞれ形成された段付き面104に当接する第3位置
との3箇所で位置決めできるようになっている。図1
は、ロングタイプのストッパベース90Lが第3位置に
取付けられた状態を、図3および図4は同じくロングタ
イプのストッパベース90Lが第1位置に取付けられた
状態を示している。この第1〜第3位置は、ショートタ
イプのストッパベース90SであればそれぞれねじSの
長さが例えば40mm,32mm,25mmに対応して
おり、ロングタイプのストッパベース90Lであれば、
それぞれ例えば57mm,51mm,40mmに対応す
るよう設定されている。このように、締め付けるねじS
の長さによってショートタイプのストッパベース90S
若しくはロングタイプのストッパベース90Lを選択し
て取付け、かつ両タイプとも第1〜第3位置を選択して
取り付けることによりさらに細かくねじ長さに合わせて
その位置を設定できるようになっている。
【0018】次に、ストッパベース90の上方には中間
部材108が配置されている。この中間部材108は、
図9に示すように上部が逆L字状に折曲されて上部折曲
げ縁108eとされ、この上部折曲げ縁108eの上面
が第1ストッパ面108aとされている。この第1スト
ッパ面108aにはストッパ片108cが立ち上がり状
に一体形成されてその上面が第2ストッパ面108bと
されている。また、この中間部材108の下端部には側
方に突き出すストッパ突起108dが設けられている。
【0019】このように形成された中間部材108が、
図3および図4に示すように両ストッパ面108a,1
08bを上方に向けて、フィーダボックス58の側面に
形成された溝部58a内に嵌め込まれ、またケース56
の側板56bとの間に挟まれた状態でフィーダボックス
58に対して上下方向に変位可能に支持されている。但
し、図3に示すようにスライド溝58aの下部にはL字
状に切り込んだ溝部58bが形成されており、この溝部
58bに上記ストッパ突起108dが入り込んで、当該
中間部材108のフィーダボックス58に対する上限が
規制されている。一方、中間部材108の上部折曲げ縁
108eは、フィーダボックス58の上角部に形成され
た段差部58cの上方に回り込んでおり、これにより当
該中間部材108のフィーダボックス58に対する下限
が規制されている。
【0020】このように設けられた中間部材108は、
ストッパベース90の上昇に伴って上昇する。すなわ
ち、ケース56に対してストッパベース90が上昇する
と、このストッパベース90の上端縁が中間部材108
の下端部に当接され、これにより中間部材108がスト
ッパベース90と一体となって上昇される。この中間部
材108の上昇限ひいてはストッパベース90の上昇限
が、以下説明するストッパ機構により規制される。
【0021】このストッパ機構は、上記中間部材108
の第1または第2ストッパ面108a,108bの一方
のみを有効として、ストッパベース90の反ねじ込み方
向のストロークをそのショートまたはロングのいずれか
のタイプに合わせて規制するためのストローク切換え機
構を備えている。すなわち、図2に示すようにケース5
6の正面の側板56cの上部外面には、ねじ込み深さ微
調整用の調整ツマミ116が、シフタピン120の軸部
121を介して回転可能に取り付けられており、シフタ
ピン120の軸部121は、当該調整ツマミ116の中
心に形成された支持孔116a内に軸方向移動可能に挿
入され、その端面には座がね117が皿子ねじ118に
よって固定され、この座がね117と、上記支持孔11
6aの周囲に形成された凹部116bの底面との間には
圧縮コイルばね119が介装されている。これにより、
調整ツマミ116は側板56cに押し当てられ、またシ
フタピン120はその軸部121の端部が調整ツマミ1
16の支持孔116aから突き出す方向(図2において
右方)へ付勢されている。また、図5に示すようにシフ
タピン120の軸部121には面取り部121aが形成
されているため調整ツマミ116とシフタピン120は
回転については一体化されており、このため調整ツマミ
116を回転操作するとシフタピン120が一体で回転
される。
【0022】なお、ケース56の側板56cには突起5
6eが調整ノブ116の裏面に向けて突出形成されてい
る一方、調整ノブ116の裏面周縁寄りにはこの突起5
6eが嵌まり込むすり鉢状の係止孔116c〜116c
が周方向に沿って多数形成されている。これにより、調
整ノブ116の調整位置が保持されるとともに、当該調
整ノブ116の回転操作時に良好な操作感触が得られる
ようになっている。また、調整ノブ116の外周面には
回転操作時の滑り止めをなすための突縁116d〜11
6dが放射方向に沿って多数形成されている。
【0023】シフタピン120の他端側は側板56cに
形成された挿通孔56dを経てケース56の内部に至っ
ており、その内部に至った部分にはストッパフランジ部
122とカム板部123とが重ね合わせ状に一体で設け
られている。カム板部123が先端側に位置している。
図5に示すようにストッパフランジ部122は軸部12
1よりも大径の同心円に形成されているが、カム板部1
23は、曲線状のカム面123aと直線状のカム面12
3bとを有しており、曲線状のカム面123aは、軸部
121の中心Oからの距離がカム面123aの起点Aに
おける最小距離R1 から終点Tにおける最大距離R2 に
至り徐々に連続的に増大する形状に形成されている。
【0024】このように設けられたシフタピン120を
軸方向に移動させることにより、前記中間部材108の
第1若しくは第2ストッパ面108a,108bのいず
れか一方を有効とするための切換えがなされる。すなわ
ち、圧縮コイルばね119に抗して座がね117を調整
ツマミ116の凹部116b内に押し込むと、シフタピ
ン120が図1、図2において左方の第2位置に移動さ
れてカム板部123がより奥側に変位され、この第2位
置に移動した状態が以下述べる切換えプレート130の
切換え操作すなわちシフタピン120の戻しを阻止する
ことにより保持される。これに対して、切換えプレート
130を反対側に切り換えると、このシフタピン120
は圧縮コイルばね119により図1中右方の第1位置に
移動してカム板部123が側板56c側に変位され、こ
の第1位置が、ストッパフランジ部122が側板56c
の裏面に当接することにより保持される。図1および図
2はシフタピン120が第1位置に戻された状態を示し
ている。
【0025】さて、図3、図4および図6に示すように
ケース56の側板56a,56b間には、上記した切換
えプレート130がシフタピン120の真上を通ってス
ライド可能に掛け渡し支持されており、その両端部は側
板56a,56bに形成された溝孔を経て側方に突き出
されている。
【0026】この切換えプレート130の長手方向ほぼ
中央であってシフタピン120側の側部には、シフタピ
ン120の軸部121を挿通可能な径の小円弧部130
aと、ストッパフランジ部122を挿通可能な径の大円
弧部130bとが連続して形成されている。ストッパフ
ランジ部122は軸部121よりも大径であるので、小
円弧部130aを通過できない。一方、両円弧部130
a,130bとは反対側の側部には、リーフスプリング
131の凸部131aが嵌まり込む2箇所のV溝130
c,130dが、上記両円弧部130a,130bの中
心間隔と同じ間隔をおいて形成されている。リーフスプ
リング131は、その凸部131aを切換えプレート1
30側に向けた状態で、ケース56の二股挟み込み部5
7に嵌込み固定されている。このリーフスプリング13
1の凸部131aがいずれか一方のV溝130c,13
0dに嵌まり込むことにより、切換えプレート130が
以下述べる第1若しくは第2位置に保持される。
【0027】切換えプレート130を図6(A) に示すよ
うに右方の第1位置に移動させると、大円弧部130b
がシフタピン120側に位置され、またストッパフラン
ジ部122がこの大円弧部130bを通過できるので、
シフタピン120の戻り方向の移動が許容され、従って
シフタピン120は圧縮コイルばね119により紙面手
前側の第1位置に戻される。これに対して、圧縮コイル
ばね119に抗して座がね117を凹部116b内に押
し込んでシフタピン120をケース56の奥側に移動さ
せた状態で、図6(B) に示すように切換えプレート13
0を左方の第2位置に移動させると、小円弧部130a
がシフタピン120側に変位され、ストッパフランジ部
122がこの小円弧部130aを通過できないことか
ら、シフタピン120は戻り方向の移動が阻止されて第
2位置に保持される。このように、切換えプレート13
0の小円弧部130aは、ストッパフランジ部122と
ケース56の側板56cとの間に挟み込まれてシフタピ
ン120の戻り方向の移動を阻止するのに対して、大円
弧部130bはストッパフランジ部122の通過を許容
する逃がし部として機能する。
【0028】シフタピン120が第1位置にあるときに
は、そのカム板部123が前記中間部材108の第1ス
トッパ面108aの上方に位置されるのに対して、シフ
タピン120が第2位置にあるときにはカム板部123
が第2ストッパ面108bの上方に位置される。従っ
て、シフタピン120を第2位置に保持した状態で、ス
トッパベース90の上昇に伴い中間部材108が上昇す
ると、その第2ストッパ面108bがカム板部123の
カム面123aまたは123bに当接する。一方、切換
えプレート130を第1位置に切り換えてシフタピン1
20を第1位置に戻しておくと、中間部材108の第1
ストッパ面108aがカム板部123のカム面123a
または123bに当接する。このように、シフタピン1
20を第1位置に保持しておくと第1ストッパ面108
aが有効とされ、第2位置に保持しておくと第2ストッ
パ面108bが有効とされ、第1ストッパ面108aと
第2ストッパ面108bとの間にはストッパ片108c
の長さに相当する段差があるので、この段差に相当する
分だけ中間部材108ひいてはストッパベース90のス
トロークが変化する。
【0029】そして、シフタピン120の第1位置と第
2位置との間の位置切換え操作は、ショート若しくはロ
ングいずれのタイプのストッパベース90をフィーダボ
ックス58に取り付けたかによりなされるのであり、シ
ョートタイプのストッパベース90Sを取り付けた場合
には、シフタピン120が第2位置に切り換えられて第
2ストッパ面108bが有効とされ、これによりストッ
パベース90Sのストロークが小さく設定され、ロング
タイプのストッパベース90Lを取り付けた場合には、
シフタピン120が第1位置に戻されて第1ストッパ面
108aが有効とされ、これによりストッパベース90
Lのストロークがより大きく設定されるのであり、従っ
て両ストッパ面108a,108b間のストローク差す
なわちストッパ片108cの長さは、両ストッパベース
90S,90Lの立ち上がり部間の長さの差(HL −H
S )にほぼ一致して設定されている。
【0030】以上のように構成された本例の連続ねじ締
付機1は、次のようにして用いられる。先ず、長さが例
えば25mmのねじSの締め付け作業を行う場合を想定
すると、この場合には図7(A) に示すようにショートタ
イプのストッパベース90Sをフィーダボックス68の
第3位置に取り付ける。また、これに合わせて、シフタ
ピン120を押込み、かつ切換えプレート130を図6
(B) に示すように第2位置に切り換えてシフタピン12
0を第2位置に保持しておく。
【0031】このようにセッティングした後、操作者は
本体10を把持し、またトリガスイッチ17をオン操作
して、駆動モータを起動させる。この状態では、クラッ
チが接続されていないのでスピンドル28は回転しな
い。次に、ストッパベース90SをワークWの上面に押
し当てると、本体10およびケース56が下方に移動さ
れ、従ってフィーダボックス58がケース56内をばね
60に抗して相対的に上方に移動し、ケース56内に入
り込む。このようなフィーダボックス58の移動に伴っ
てラチエットホイール70が図1中矢印方向へ回動し、
ねじ連結帯BをそのねじSの1ピッチに相当する分だけ
移動させる。これにより、ドライバビット29の下方に
次のねじSが送り出される。
【0032】本体10がさらに下方に押されてフィーダ
ボックス58がケース56内にさらに入り込むのに伴い
ドライバビット29がその下方に位置するねじSに当接
係合し、ねじSをねじ連結帯Bから下方に離脱させてそ
の先端部がワークWに当接する。ドライバビット29を
ワークWに向けてさらに押し当てると、ドライバビット
29に上方への押圧力が加わり、これによりクラッチ機
構が連結されて駆動モータの回転がスピンドル28に伝
達され、ねじSに回転が与えられてワークWへのねじ込
みが開始される。
【0033】一方、この間にストッパベース90Sの上
端縁が中間部材108の下端部に当接するので、ストッ
パベース90Sの反ねじ込み方向への上昇に伴いこの中
間部材108も同方向に上昇する。
【0034】フィーダボックス58がケース56内をさ
らに上昇して、ストッパベース90Sおよび中間部材1
08が反ねじ込み方向に上昇されると、図7(B) に示す
ように中間部材108の第2ストッパ面108bがシフ
タピン120のカム板部123に当接し、これによりス
トッパベース90Sの上昇が阻止され、この段階でねじ
SがワークWに所定の深さまでねじ込まれ、この段階で
クラッチ機構が切り離されてスピンドル28の回転が停
止される。
【0035】こうしてねじSのねじ込みを終えて本体1
0の押圧を解除すると、フィーダボックス58およびス
トッパベース90Sが下方に残されたまま本体10およ
びケース56が圧縮コイルばね60によって上方に戻さ
れ、以上でねじ込み作業の1サイクルが完了する。
【0036】ここで、以上はショートタイプのストッパ
ベース90Sを第3位置に取り付けて25mmの長さの
ねじSを締め付ける場合を想定して説明したが、長さが
32mmのねじSであれば、このストッパベース90S
を第2位置に取付け、長さが40mmのねじSであれば
第1位置にこのストッパベース90Sを取り付ければよ
く、このようにしてストッパベース90Sの取付け位置
をねじ長さに合わせて変更することにより、ワークWに
当接するストッパベース90Sの下面とねじSの下端と
の間の距離はほぼ同じように設定され、ねじSのねじ連
結帯Bからの離脱からワークWへの当接に至る作用が常
に一定した状態で行われる。
【0037】また、フィーダボックス58の上昇ストロ
ークは、中間部材108の第2ストッパ面108bとス
トッパ機構におけるシフタピン120のカム板部123
との当接により規制されるのであり、この上昇ストロー
クはストッパベース90Sのフィーダボックス58に対
する取り付け位置が上側になるほど短くなり、従って、
ねじ長さに合わせてストッパベース90Sの位置を適宜
変更することにより、そのストロークが適切かつ自動的
に設定される。
【0038】さらに、ストッパベース90Sの取り付け
位置すなわちねじ長さとは別に、調節ツマミ116を回
転操作してカム板部123の回転方向の位置を適宜設定
しておけば、第2ストッパ面108bとの当接位置がカ
ム面123aに従って連続的に変位されるので、締付け
後におけるねじSの締め込み深さを任意かつ連続的に微
調整できる。
【0039】次に、長さが57mmのねじSを締め付け
る場合を想定すると、この場合には上記ショートタイプ
のストッパベース90Sを用いることができないので、
固定ねじ96,96を外して、ロングタイプのストッパ
ベース90Lに交換する。このロングタイプのストッパ
ベース90Lは第1位置に取り付けておく。これととも
に、切換えプレート130を図6(A) に示すように第1
位置に切換えてシフタピン120を第1位置に変位させ
て、第1ストッパ面108aを有効な状態としておく。
以上のセッティング状態が図8(A) に示されている。な
お、図8(A) には、このロングタイプのストッパベース
90Lを、ねじ長さ51mm,40mmに対応して第2
および第3の位置に取り付けた場合におけるその水平部
分の位置が二点鎖線で示されている。
【0040】ロングタイプのストッパベース90Lを第
1位置に取り付けた状態で、上記と同様に、ストッパベ
ース90Lの水平部分をワークWに押し当てつつ本体1
0を押し下げていくと、ねじ連結帯Bから一本のねじS
が外され、その頭部にドライバビット29の先端があて
がわれ、かつこの状態でドライバビット29が回転され
てねじSが締め付けられていく。そして、この間にスト
ッパベース90Lの上昇に伴って中間部材108が上昇
され、その第1ストッパ面108aが図8(B)に示すよ
うにシフタピン120のカム板部123に当接され、こ
の段階で長さ57mmのねじSの締付けが完了する。
【0041】以上説明したように、本例の連続ねじ締付
け機1によれば、立ち上がり部の長さに関して長短2タ
イプのストッパベース90S,90Lが用意され、それ
ぞれフィーダボックス58に対する第1〜第3の取付け
位置を適宜変更することによて、ストッパベース90の
ストロークを適切に設定して種々長さのねじSを締付け
可能である。しかしながら、例えば長さが25mm〜4
0mmのねじSであればショートタイプのストッパベー
ス90Sの取付け位置を変更することで対応できるが、
51mm,57mmのねじSは締め付けることがてきな
い。そこで、この場合には、ロングタイプのストッパベ
ース90Lを同じく第1〜第3の取付け位置を適宜選択
して取り付けることにより対応可能となる。すなわち、
ストッパベース90のタイプを変更した場合には、これ
に合わせてストローク切換え機構におけるシフタピン1
20の位置を第1または第2位置に変更することによ
り、第1ストッパ面108aまたは第2ストッパ面10
8bのいずれか一方のみを有効とすることができ、これ
により取り付けたストッパベース90のタイプに合わせ
て適切なストロークが設定されるようになっているので
ある。
【0042】以上のことから、一台の連続ねじ締付け機
1で、従来対応できなかったより長いねじSあるいはよ
り短いねじSの締付けを、それぞれのねじ長さに合った
適切なストロークで締め付けることができるようにな
り、従って連続ねじ締付け機1の汎用性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に関し、連続ねじ締付け機の、
要部を破断して示した側面図である。
【図2】ストッパ機構およびストローク切換え機構の断
面詳細図である。
【図3】締付け機構部の側面図である。
【図4】締付け機構部の正面図である。
【図5】シフタピンを示す図であって、(A) はその側面
図、(B) は(A) のA矢視図である。
【図6】切換えプレートの動作を正面から見た図であ
り、(A) は第1位置に移動した状態、(B) は第2位置に
移動した状態を示す。
【図7】ショートタイプのストッパベースを取り付けた
ときの締付け機構部の作動を示す縦断面図であり、(A)
は本体押し下げ前の状態を示し、(B) はねじ締め完了時
点の状態を示す。
【図8】ロングタイプのストッパベースを取り付けたと
きの締付け機構部の作動を示す縦断面図であり、(A) は
本体押し下げ前の状態を示し、(B) はねじ締め完了時点
の状態を示す。
【図9】中間部材の斜視図である。
【図10】ストッパベースの斜視図を示し、(A) はショ
ートタイプのストッパベースを示し、(B) はロングタイ
プのストッパベースを示す。
【符号の説明】
1…連続ねじ締付け機 10…本体 28…スピンドル、29…ドライバビット 56…ケース 58…フィーダボックス 70…ラチエットホイール 90S…ショートタイプのストッパベース 90L…ロングタイプのストッパベース 108…中間部材 108a…第1ストッパ面、108b…第2ストッパ面 116…調整ツマミ 120…シフタピン 122…ストッパフランジ部 123…カム板部 130…切換えプレート 130a…小円弧部、130b…大円弧部 131…リーフスプリング B…ねじ連結帯、S…ねじ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の連続ねじ締付機は、本体に設けたケース内を相対移動
するフィーダボックスと、該フィーダボックスに取り付
けられて、ねじ締付体に当接されるストッパベースを備
えた連続ねじ締付機であって、前記ストッパベースは、
ねじ長さに対応して用意した長短複数サイズのものを、
適宜交換して前記フィーダボックスに取付け可能、かつ
該取り付けたストッパベースのサイズに対応して、その
反ねじ込み方向のストロークを切換え可能な構成とした
ことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作用】この連続ねじ締付機によれば、ストッパベース
は適用するねじの長さに応じて長短複数サイズのものが
用意されているので、ある長さのねじを適用する場合
に、これに対応したサイズのストッパベースをフィーダ
ボックスに取付け、かつ取り付けたサイズに対応してそ
の反ねじ込み方向のストロークを切り換えることによ
り、ストッパベースの反ねじ込み方向のストロークが締
め付けるねじの長さに合わせて設定される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】すなわち、従来ストッパベースのフィーダ
ボックスに対する取付け位置を一定の範囲で変更するこ
とによっても、当該ストッパベースの反ねじ込み方向へ
のストロークが変更されて、そのストロークを一定範囲
のねじ長さに合わせて設定することができたのである
が、取付け位置を変更することによって対応できるねじ
長さの範囲は限られている。そこで、あるサイズのスト
ッパベースでは対応仕切れない長さのねじを締め付ける
場合には、このストッパベースを別のサイズのものに交
換してフィーダボックスに装着するとともに、この別の
サイズに合わせてストッパベースの反ねじ込み方向のス
トロークを切り換えることにより、より長いねじあるい
はより短いねじを適切なストロークで締め付けることが
できる。なお、この別のサイズのストッパベースのフィ
ーダボックスに対する取付け位置を変更することによっ
ても一定範囲の長さのねじに対応できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】このように、ある一つのサイズのストッパ
ベースであってもそのフィーダボックスに対する取付け
位置を変更することで、一定範囲の長さのねじを適切な
ストロークで締め付けることができるのであるが、これ
では対応できないより長いねじあるいはより短いねじを
締め付ける場合には、別サイズのストッパベースに交換
し、かつその反ねじ込み方向のストロークをこのサイズ
に適したストロークに切り換えることにより、一つのサ
イズのストッパベースでは対応できない範囲の長さのね
じを適切なストロークで締め付けることができるので、
一台の連続ねじ締付機でより広い範囲の長さのねじを締
め付けることができ、その汎用性が高まる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】このように形成された中間部材108が、
図3および図4に示すように両ストッパ面108a,1
08bを上方に向けて、フィーダボックス58の側面に
形成された溝部58a内に嵌め込まれ、またケース56
の側板56bとの間に挟まれた状態でフィーダボックス
58に対して上下方向に変位可能に支持されている。但
し、図3に示すようにスライド溝58aの下部にはL字
状に切り込んだ溝部58bが形成されており、この溝部
58bに上記ストッパ突起108dが入り込んで、当該
中間部材108のフィーダボックス58に対する上限が
規制されている。一方、中間部材108の上部折曲げ縁
108eは、フィーダボックス58の上角部に形成され
た段差部58cの上方に回り込んでおり、この段差部5
8cの上面に上部折曲げ縁108eが当接されることに
より当該中間部材108のフィーダボックス58に対す
る下限が規制されている。ストッパベース90が第1位
置に取付けられたときに、中間部材108はフィーダボ
ックス58に対して最も下方に相対変位し、このときそ
の上部折曲げ縁108eが段差部58cの上面に当接す
るとともに、その下端が図4に示すようにストッパベー
ス90の上端にほぼ当接する状態となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータにより回転するスピンドルを
    備えた本体と、該本体に、前記スピンドルの軸方向に沿
    って突き出して設けられたケースと、該ケース内を移動
    可能かつスプリングによりねじ込み方向に付勢され、該
    移動に関連してねじ連結帯の各ねじを前記スピンドルに
    装着されたドライバビットによるねじ締付位置へ順次送
    り出すねじ供給装置を備えたフィーダボックスと、該フ
    ィーダボックスのねじ長さに対応して設定された複数位
    置のうち一か所に取り付けられて、端部がねじ締付体に
    押し当てられるストッパベースと、該ストッパベースと
    前記ケースとの間に介装されて、該ストッパベースの反
    ねじ込み方向のストロークを規制するストッパ機構を備
    えた連続ねじ締付機であって、 前記ストッパベースには、締め付けるねじの長さに応じ
    てストローク方向の長さに関して長短複数種類のサイズ
    を用意して、それぞれ適宜交換して前記フィーダボック
    スに取付け可能とする一方、取付けられたストッパベー
    スと前記ストッパ機構との間には、該ストッパベースの
    反ねじ込み方向への移動に伴って同方向へ移動する中間
    部材を介在させ、該中間部材の前記ストッパ機構側の端
    部には、前記取付けられたストッパベースの種類に対応
    して複数の当接面を同方向に段階的に設け、かつ前記ス
    トッパ機構には、該複数の当接面のいずれかを有効とし
    て前記ストッパベースの反ねじ込み方向のストロークを
    その種類に応じて切換え可能なストローク切換え機構を
    付加したことを特徴とする連続ねじ締付機。
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