JPH10249750A - 連続ビス締付機 - Google Patents

連続ビス締付機

Info

Publication number
JPH10249750A
JPH10249750A JP9084543A JP8454397A JPH10249750A JP H10249750 A JPH10249750 A JP H10249750A JP 9084543 A JP9084543 A JP 9084543A JP 8454397 A JP8454397 A JP 8454397A JP H10249750 A JPH10249750 A JP H10249750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
handle
bit
feed mechanism
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9084543A
Other languages
English (en)
Inventor
Taruhiko Muro
楢彦 室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Muro Corp
Original Assignee
Muro Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Muro Corp filed Critical Muro Corp
Priority to JP9084543A priority Critical patent/JPH10249750A/ja
Priority to DE19745915A priority patent/DE19745915C2/de
Priority to GB9723230A priority patent/GB2323317B/en
Priority to CA002221047A priority patent/CA2221047C/en
Priority to US08/980,894 priority patent/US5931366A/en
Publication of JPH10249750A publication Critical patent/JPH10249750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B21/00Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/02Arrangements for handling screws or nuts
    • B25B23/04Arrangements for handling screws or nuts for feeding screws or nuts
    • B25B23/045Arrangements for handling screws or nuts for feeding screws or nuts using disposable strips or discs carrying the screws or nuts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビットの後方に延長する回転仮想線と作業者
の掌の押圧作用線とを略一致させて、ビスを締め付ける
際に的確かつ無駄なく前方へ押圧力を加える。 【解決手段】 連続ビス締付機1の把手2の上部側に設
けた回転機構3前部にビス締付用のビット4を着脱自在
に装着すると共に、その上部に配置した減速機構5を介
して把手2の上部後方に位置するように駆動機6を連結
し、この把手2の後部側に上記駆動機6を収容するハウ
ジング8の下部からビット4の回転仮想線CLの後部下
方まで延長した支持押圧部9を形成し、この支持押圧部
9内で回転仮想線CLを作業者の掌Cの押圧作用線Fと
略一致させたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木板又は金属板等
の板材を壁面や床面等に固定するためのビスを連続的に
締め付ける連続ビス締付機に係り、特にビスを締め付け
るビットの回転軸方向へ連続ビス締付機の把手を握持す
る作業者の支持押圧力を的確に伝えることができる連続
ビス締付機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から木板又は金属板等の板材(以下
「板材」という)を壁面又は床面等(以下「壁面等」と
いう)に固定するために、ビスを連続的に締め付けるこ
とができる連続ビス締付機が提案されている。この種の
連続ビス締付機51は、図5に示すように、駆動機52
を内蔵した締付機本体53の下方に略T字形状に取り付
けられる把手54を形成し、締付機本体53の前部に一
般工具のドライバーに相当するビス締付用の棒状のビッ
ト55を駆動機52に連結し、このビット55を回転さ
せてビスを締め付けるものが多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の連
続ビス締付機51では、作業者が把手54を握ってビッ
ト55の先端を板材等の表面に押し付ける場合に、手の
押圧方向Fと、ビスを回転させるビット55の回転仮想
線CLの軸芯方向とが上下に離間分離して構成されてい
るため、作業中に締付機本体53を壁面等に強く押し付
けると、壁面等に対する締め付け中のビス部分を回転中
心として締付機本体53にその下方前方(A方向)へ回
転する力が発生するため、作業者は常時締め付け方向へ
押圧するだけではなく、把手54の下部が前方下方(A
方向)への回転作用を防止しなければならず、作業者は
手首に余分な力を掛ける必要が生じ、長時間作業してい
ると把手を握持している掌のみならず手首も必要以上に
疲労しやすいという問題を有していた。
【0004】また、従来の連続ビス締付機51において
は、締付機本体53がビスの締め付け中に傾斜すると、
ビスが板材等の表面に対して傾斜して締め付けられ、ビ
ス頭部の一部が壁面等や板材の表面から飛び出した状態
になり、締め付け後のビスの見栄えが悪くなるという問
題も有していた。
【0005】更に、従来の連続ビス締付機51のように
単純な略円筒形状の把手54を構成したものであると、
図6に示すように、把手54の表面とこれを握持する掌
Cの凹みとの間に隙間が生じ、掌Cがこの把手54の後
面に的確にフィットしないため、長時間締め付け作業し
ていると掌が疲れ、握力が低下するという問題も有して
いた。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、把手のビスの締め付け方向、即ちビット軸の
回転仮想線と作業者の手の押圧方向線とを略一致させる
と共に、駆動機を収容するハウジングの位置をビットの
回転仮想線の形成位置より上方に構成し、その下面に把
手の支持押圧部を形成することにより、ビスを締め付け
る際に的確かつ無駄なく掌の押圧力をビットの軸線前方
へ伝えることができる連続ビス締付機を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る連続ビス締付機は、把手の上部側に設
けた回転機構の前部にビス締付用のビットを着脱自在に
装着する共に、この回転機構の上部に減速機構を構成
し、この減速機構に前記ビットを回動させる駆動機を前
記把手の後部上方に位置するように連結し、上記把手の
前部に、前後方向へ自在に摺動するビス送り機構本体を
取り付けると共に、このビス送り機構本体内に上記ビッ
トを回転自在に挿通し、かつ、上記把手の後端上部から
前記駆動機を収容するハウジングの下部へ移行する支持
押圧部が前記ビットの軸線の後方へ延長させた回転仮想
線の形成部位の上方へ延出し、作業者が把手を握持した
場合に前記回転仮想線の後部を作業者の親指と人指し指
の付け根部分を含む掌部分で押圧することができるよう
に湾曲形成し、上記ビス送り機構本体に、多数のビスを
帯状に連綴して成るビスロープの各ビスを、上記ビット
による締付動作に伴うビス送り機構本体の前後方向への
摺動に連動して順次上記ビットによる締付作用位置に送
り出す送り機構を設けたことを要旨とするものである。
【0008】上記把手の支持押圧部は、この把手の下部
から上部へ移行させながら、把手の後方へ緩く湾曲突出
するように形成することができる。また、上記把手は、
締付機本体の略重心部分の下方に形成し、またその支持
押圧部を、上記ビス送り機構本体の厚みと略同程度の厚
みに形成することも可能である。
【0009】本発明に係る連続ビス締付機によれば、把
手の後部上方に形成したビットの軸線の後方へ延びる回
転仮想線の後端を含む支持押圧部を、作業者の親指と人
指し指の付け根部分や掌部分で押圧することができるた
め、締付機本体を押す手の作用線がビット軸線と略同一
線上になり、常時安定した状態でビスを壁面等に押し当
て、締め付けることができる。
【0010】また、把手の下部から上部にかけて、この
把手の上部後方へ突出するように緩く湾曲形成した湾曲
面に連続した把手の支持押圧部によって把手を掌の凹み
を隙間なくフィットさせることができ長時間締め付け作
業しても疲れない。
【0011】更に、把手の支持押圧部が、ビス送り機構
本体の厚みと略同程度の厚みを有するため、作業者の親
指と人指し指の付け根部分で把手を確実に握持すること
ができると共に、把手を握る手首の真上に締付機本体の
中で最も重量を有する駆動機を支えることができるた
め、安定した握持力が得られ、締付機本体を長時間使用
しても手が疲れることが少ない。
【0012】なお、上記構成によれば、ビスロープを装
填したビス送り機構本体の先端を壁面等に押し付けつ
つ、駆動機を回転させてビットをビスに押し付けてビス
を徐々に壁面等に締め付けることができる。次に、この
ビス送り機構本体の先端を壁面から外すと、ビス送り機
構本体が元の位置に押し出され、このとき同時にビス送
り機構が作動して、ビスロープの次位のビスを締付作用
位置へ送り出し、上記と同様の操作でビス締付作業を行
うことができるようになる。而して、連続的にビスの締
付作業を行うことができるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る連続ビス締付
機の発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1乃
至図4は本発明に係る連続ビス締付機を示すものであ
る。本発明に係る連続ビス締付機1は、把手2の上部側
に設けた回転機構3を介して、その前部にビスBの締付
用のビット4を着脱自在に装着する共に、この回転機構
3の上部に減速機構5を構成し、この減速機構5を介し
て上記ビット4を回動させる駆動機6を上記把手2の後
部上方に位置するように連結し、上記把手2の前部に、
前後方向へ自在に摺動するビス送り機構本体7を取り付
けると共に、このビス送り機構本体7内に上記ビット4
を回転自在に挿通し、かつ、上記把手2の後端上部から
上記駆動機6を収容するハウジング8の下部へ移行する
円弧状の支持押圧部9が上記ビット4の軸線の後方へ延
長させた回転仮想線CLの延長部位の上方へ延出し、作
業者が把手2を握持した場合に上記回転仮想線CLの後
部を作業者の親指と人指し指の付け根部分を含む掌C部
分で押圧することができにように湾曲形成して成り、上
記ビス送り機構本体7に、多数のビスB,B…を帯状に
並列させて連綴したビスロープ10を、上記ビット4に
よる各ビスBの締付動作に伴ってビス送り機構本体7の
送り機構部11方向へ摺動させ、連動して順次上記ビッ
ト4による締付作用位置に送り出すように構成してあ
る。
【0014】把手2の後部は、上記の如く駆動機6を収
容したハウジング8の下部からビット4の回転仮想線C
Lの後方へ延長して湾曲する支持押圧部9が形成してあ
る。この支持押圧部9は、作業者が把手2を握持した場
合、親指と人指し指の付け根部分が当接し、連続ネジ締
付機1自体をその重心部分で支持して安定保持すると共
に、この支持押圧部9を掌Cで前方へ押し出しながらね
じ締め操作をすることが可能と成り、連続ビス締付機1
を前方へ押し出す掌Cの押圧作用線Fが上記ビット4の
回転仮想線CLと略一致し、連続ビス締付機1に対する
常時安定した姿勢で支持し、ビット4即ちビスBを壁面
等に押し当てることができるものである。また、本実施
の形態においては、上記把手2の前側にその下端部で連
結した保護枠2aが一体的に形成してあり、把手2を握
持した作業者の手甲の保護を図ると共に、これらが全体
的として連続ビス締付機1の下部略中央部に位置し、前
後2点で連続ビス締付機1を支持して安定性を向上する
ように構成してある。
【0015】即ち、ビット4の回転仮想線CLの軸芯と
ビット4を前方へ押し出す掌Cの押圧作用線Fが略同一
軸線上に存在することになるため、作業者が連続ビス締
付機1を強力に壁面等Wに押し付けると、回転仮想線C
Lに添って押圧作用線Fが真っ直ぐ前方へ押し出す動作
をすることに成り、従来の連続ビス締付機1のように締
め付け中にビット4の先端部分を回転中心として下方前
方Aへ円弧状に回転してしまい、安定性を損なったり、
ビスBが壁面等Wに対して傾斜した姿勢で締め付けられ
たりするというような不具合を回避することができる。
また、作業者の掌Cや手首に余分な力を掛ける必要がな
くなり、長時間作業していても手首の疲労が増大すると
いうような問題もない。
【0016】本発明の実施の形態では、図2に示すよう
に、把手2の下部から上部にかけて、把手2の後方へや
や突出するように緩く突出湾曲した湾曲部12が形成し
てある。この湾曲部12は、把手2の支持押圧部9に連
続し、一体的な形状を形成しており、本発明に係る連続
ビス締付機1の把手2部分の特徴を形成している。而し
て、電動機、エアモータ等の駆動機6を収容するハウジ
ング8の下面に連続するこの支持押圧部9と湾曲部12
の構成によって、把手2を握持する作業者の掌Cの凹み
に隙間なくフィットするように成っており、従って、本
発明に係る連続ビス締付機1の把手2部分を長時間握持
して作業しても手が疲れることがない。
【0017】また、把手2の支持押圧部9は、図2に示
すように、ビス送り機構本体7の厚みTと略同程度の広
さを有するものであるから、作業者の親指と人指し指の
付け根部分で把手2を確実に握ることができると共に、
把手2を握持した手首の真上に連続ビス締付機1の中で
最も重量のある駆動機6の構成部を支えることができる
ように成り、手全体で連続ビス締付機1を支え、掌Cの
握持力を補助的に用いて確実に握持することができ、長
時間作業しても手首の疲れが少ない。
【0018】本発明に係る連続ビス締付機1は、上記の
如くビット4を回転駆動する回転機構3と駆動機6の間
に減速機構5が介装してあり、所望によりビット4の回
転数を適宜切り替えて使用することができるように成っ
ている。この減速機構5を構成する歯車装置13を回転
自在に支持する回転軸14は、ビット4の後部に同軸配
置される回転軸15の上部に配置されると共に、上記歯
車装置13を介してその上部に位置する駆動機6の駆動
軸16に連結する構造に成っており、各軸14,15及
び16の配置により上記把手2の後部上方に形成される
支持押圧部9のビット4の回転仮想線CLに対する高さ
位置を特徴的に構成する要素にも成っている。
【0019】また、把手2の前部には、前後方向へ摺動
自在に成るように一対のガイドポール17,17を介在
させた上記ビス送り機構本体7が取り付けてある。これ
ら一対のガイドポール17,17の間にはビスBの締付
用の上記ビット4が並行配置してあり、このビット4を
回転機構3に構成してあるクラッチ18を介して自在に
回転するチャック19に着脱自在に連結して成るもので
ある。更に上記把手2の側面にはビスロープ10を巻回
して収容したマガジン20を着脱自在に取り付け、適宜
このマガジン20の取出口20aからビスロープ10に
連綴されたビスBを順次送り出すことができるように成
っている。なお、上記マガジン20の連続ビス締付機1
に対する装着方法や装着姿勢、更にビット4の回転仮想
線CLに対する装着方向等が図示例に限定されないこと
は勿論であり、連続ビス締付機1の下面や側面に、また
ビスロープ10の取出口20aの開口方向との関係で自
由に設計変様することができるものであることは勿論で
ある。
【0020】上記ビット4は、一般工具のドライバーに
相当する部材であり、断面形状が例えば六角形状等の多
角形状の軸から成るものである。このビット4の両端に
は、ビスBの頭部、例えば+溝などの係合溝に係合する
係合凸部4aを形成し、この係合凸部4aの近傍に、ク
ラッチ18に連結したチャック19に噛み合う溝(図示
していない)が円周方向に形成してある。また、このビ
ット4は、その両端の係合凸部4aの磨耗に応じて前後
位置を交替し、又は新品と取り替えて使用することがで
きるように成っている。
【0021】ビス送り機構本体7には、ビット4を回転
自在に挿通させると共に、その先端にガイドブロック2
1が取り付けてある。このガイドブロック21は、その
先端部をビスBを締め付ける対象物に当接させると共
に、締め付けられるビスBを案内するためのL溝22a
を有する当接面22を形成したものである。ビス送り機
構本体7は、上記ガイドポール17,17内部に組み込
んだバネ等の弾性部材の弾性力により常時押出方向に付
勢してある。なお、ビス送り機構本体7の上面における
摺動方向かつ略中心部には、ビスBの頭部がビット4と
共に回転しながら、前方へ押し出せるように締付方向に
向かうビス送り溝23が形成してある。
【0022】また、ビス送り機構本体7には、ビスロー
プ10に連綴した各ビスBをビス送り機構本体7におけ
る締付動作に連動して順次ビット4による締付作用位置
にまで送り出すビスロープ送り機構24が設けてある。
このビスロープ送り機構24上には、マガジン20の取
出口から導出したビスロープ10を誘導案内するため
に、上記ビス送り機構本体7に形成したビス頭部用の溝
に対向するように、ガイドカバー25が起伏自在に構成
してある。このガイドカバー25は、ビス送り機構本体
7のビス頭部溝に対向配置されて、締付方向の上方へ自
在に起伏させることができるものである。このガイドカ
バー25は、その前方上方へ大きく開放させてビスロー
プ10自体を取り外すことができるように成っている。
【0023】次に、本発明に係る連続ビス締付機の使用
方法を説明する。先ず、連続ビス締付機1のビス送り機
構本体7に装填したビスロープ10の先頭のビスBをビ
ット4による締付作用位置に配置すると共に、そのビス
Bの側方へ突出している帯状部材を案内路に挿通させ、
この位置でビス送り機構本体7のガイドブロック21の
当接面22を板材等に押し付けつつ、駆動機6を回転さ
せてビット4をビスBに押し付けながらクラッチ18を
繋げると共に、ビット4が更に回転してビスBを徐々に
壁面等W内に締め付ける。このビスBの締め付けと同時
にビス送り機構本体7(ガイドブロック21)が徐々に
把手2側へ後退して、ビス送り機構本体7と一体に成っ
ているガイドブロック21の後端部に当接して停止する
ことによってクラッチ18が切れ、1本のビスBの締付
作業を完了する。
【0024】次に、このビス送り機構本体7のガイドブ
ロック21を壁面等Wから外すと、ビス送り機構本体7
が元の位置に押し出され、このとき同時にビスロープ送
り機構24が作動して、ビスロープ10の次位の1本の
ビスBを締付動作位置へ送り出し、上記と同様の操作を
繰り返すことでビス締付作業を行うことができるように
成っている。而して、連続的にビスの締付作業を行うこ
とができる。なお、本発明に係る連続ビス締付機1に使
用するビスB及びこのビスBを並列連綴するビスロープ
の巾は、板材等や壁等Wの厚さに応じて長短交換するこ
とが可能であり、ビス送り機構本体7に形成するガイド
(図示していない)位置を替えることにより適宜対応す
ることができるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る連続ビス締付機は、以上の
ように構成したことで、連続的にビスの締付作業を行う
際に、作業者は把手の後部に形成された支持した押圧部
を親指と人指し指の付け根部分や掌部分で押圧すること
により、連続ビス締付機を押す手の力の作用線をビット
の回転仮想線に略一致させ、常時安定した状態で壁面等
に対するビスの締付操作をすることができる。
【0026】また、この時押圧部に連続する湾曲部を形
成することにより作業者の握持状態を作業に適した形に
修正し、掌の把手を隙間なくフィットさせることができ
るので長時間締め付け作業に使用しても疲労が増加し難
く成る。更に、連続ビス締付機を水平に支持する場合に
も、略重心位置に把手が形成され、しかも、ビットの回
転仮想線が略掌位置まで下降して形成されているため従
来の如何なるビス締付機に比較しても支持の安定感が増
し、疲労感の減少に貢献し、長時間の作業にも適する等
の特徴を有するものであり、本発明実施後の効果は極め
て大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連続ビス締付機を作業者が握持し
た状態を示す側面図である。
【図2】同じく駆動機及び減速機構を示す部分側断面図
である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく正面図である。
【図5】従来の連続ビス締付機を作業者が握持した状態
を示す側面図である。
【図6】従来の連続ビス締付機のグリップハンドルを作
業者が握持した状態を示す部分拡大側面図である。
【符号の説明】
1 連続ビス締付機 2 把手 2a 保護枠 3 回転機構 4 ビット 4a 係合凸部 5 減速機構 6 駆動機 7 ビス送り機構本体 7a 係合凸部 8 ハウジング 9 支持押圧部 10 ビスロープ 11 送り機構部 12 湾曲部 13 歯車装置 14 回転軸 15 回転軸 16 駆動軸 17 ガイドポール 18 クラッチ 19 チャック 20 マガジン 20a 取出口 21 ガイドブロック 22 当接面 22a L溝 23 ビス送り溝 24 ビスロープ送り機構 25 ガイドカバー A 方向 B ビス C 掌 CL 回転仮想線 F 押圧作用線 W 壁面等 T 厚み
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る連続ビス締付機は、把手の上部側に設
けた回転機構の前部にビス締付用のビットを着脱自在に
装着する共に、この回転機構の上部に減速機構を構成
し、この減速機構に前記ビットを回動させる駆動機を前
記把手の後部上方に位置するように連結し、上記把手の
前部に、前後方向へ自在に摺動するビス送り機構本体を
取り付けると共に、このビス送り機構本体内に上記ビッ
トを回転自在に挿通し、かつ、上記把手の後端上部から
前記駆動機を収容するハウジングの下部へ移行する支持
押圧部が前記ビットの軸線の後方へ延長させた回転仮想
線の形成部位の上方へ延出し、作業者が把手を握持した
場合に前記回転仮想線の後部を作業者の親指と人指し指
の付け根部分を含む掌部分で押圧することができるよう
に湾曲形成し、上記ビス送り機構本体に、多数のビスを
帯状に連綴して成るビスロープの各ビスを、上記ビット
による締付動作に伴うビス送り機構本体の前後方向への
摺動に連動して順次上記ビットによる締付作用位置に送
り出す送り機構を設けたことを要旨とするものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、把手の下部から上部にかけて、この
把手の上部後方へ突出するように緩く湾曲形成した湾曲
面に連続した把手の支持押圧部によって把手を掌の凹み
隙間なくフィットさせることができ長時間締め付け作
業しても疲れない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る連続ビス締付
機の発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1乃
至図4は本発明に係る連続ビス締付機を示すものであ
る。本発明に係る連続ビス締付機1は、把手2の上部側
に設けた回転機構3を介して、その前部にビスBの締付
用のビット4を着脱自在に装着する共に、この回転機
構3の上部に減速機構5を構成し、この減速機構5を介
して上記ビット4を回動させる駆動機6を上記把手2の
後部上方に位置するように連結し、上記把手2の前部
に、前後方向へ自在に摺動するビス送り機構本体7を取
り付けると共に、このビス送り機構本体7内に上記ビッ
ト4を回転自在に挿通し、かつ、上記把手2の後端上部
から上記駆動機6を収容するハウジング8の下部へ移行
する円弧状の支持押圧部9が上記ビット4の軸線の後方
へ延長させた回転仮想線CLの延長部位の上方へ延出
し、作業者が把手2を握持した場合に上記回転仮想線C
Lの後部を作業者の親指と人指し指の付け根部分を含む
掌C部分で押圧することができにように湾曲形成して成
り、上記ビス送り機構本体7に、多数のビスB,B…を
帯状に並列させて連綴したビスロープ10を、上記ビッ
ト4による各ビスBの締付動作に伴ってビス送り機構本
体7の送り機構部11方向へ摺動させ、連動して順次上
記ビット4による締付作用位置に送り出すように構成し
てある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 連続ビス締付機 2 把手 2a 保護枠 3 回転機構 4 ビット 4a 係合凸部 5 減速機構 6 駆動機 7 ビス送り機構本体 8 ハウジング 9 支持押圧部 10 ビスロープ 11 送り機構部 12 湾曲部 13 歯車装置 14 回転軸 15 回転軸 16 駆動軸 17 ガイドポール 18 クラッチ 19 チャック 20 マガジン 20a 取出口 21 ガイドブロック 22 当接面 22a L溝 23 ビス送り溝 24 ビスロープ送り機構 25 ガイドカバー A 方向 B ビス C 掌 CL 回転仮想線 F 押圧作用線 W 壁面等 T 厚み
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手の上部側に設けた回転機構の前部に
    ビス締付用のビットを着脱自在に装着すると共に、この
    回転機構の上部に減速機構を構成し、この減速機構に前
    記ビットを回動させる駆動機を前記把手の後部上方に位
    置するように連結し、前記把手の前部に、前後方向へ自
    在に摺動するビス送り機構本体を取り付ける と共に、このビス送り機構本体内に上記ビットを回転自
    在に挿通し、 かつ、前記把手の後端上部から前記駆動機を収容するハ
    ウジングの下部へ移行する支持押圧部が前記ビットの軸
    線の後方へ延長させた回転仮想線の形成部位の上方へ延
    出し、作業者が把手を握持した場合に前記回転仮想線の
    後部を作業者の親指と人指し指の付け根部分を含む掌部
    分で押圧することができるように湾曲形成し、 前記ビス送り機構本体に、多数のビスを帯状に連綴して
    成るビスロープの各ビスを、前記ビットによる締付動作
    に伴うビス送り機構本体の前後方向への摺動に連動して
    順次前記ビットによる締付作用位置に送り出す送り機構
    を設けたことを特徴とする連続ビス締付機。
  2. 【請求項2】 前記把手の支持押圧部が、この把手の下
    部から上部へ移行しながら、把手の後方へ緩く湾曲突出
    するように形成したものであることを特徴とする請求項
    1の連続ビス締付機。
  3. 【請求項3】 前記把手が、締付機本体の略重心部分の
    下方に形成されていることを特徴とする請求項1又は2
    の連続ねじ締付機。
  4. 【請求項4】 前記把手の前方には下端部において一体
    的に連続する保護枠を形成したことを特徴とする請求項
    1,2又は3の連続ねじ締付機。
  5. 【請求項5】 前記の支持押圧部が、上記ビス送り機構
    本体の厚みと略同程度の厚みを有するものであることを
    特徴とする請求項1,2,3又は4の連続ビス締付機。
JP9084543A 1997-03-17 1997-03-17 連続ビス締付機 Pending JPH10249750A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9084543A JPH10249750A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 連続ビス締付機
DE19745915A DE19745915C2 (de) 1997-03-17 1997-10-17 Schraubendreher mit fortlaufender Schraubenzuführung
GB9723230A GB2323317B (en) 1997-03-17 1997-11-03 Successive screw feeder driver
CA002221047A CA2221047C (en) 1997-03-17 1997-11-13 Successive screw feeder driver
US08/980,894 US5931366A (en) 1997-03-17 1997-12-01 Successive screw feeder driver

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9084543A JPH10249750A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 連続ビス締付機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10249750A true JPH10249750A (ja) 1998-09-22

Family

ID=13833575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9084543A Pending JPH10249750A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 連続ビス締付機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5931366A (ja)
JP (1) JPH10249750A (ja)
CA (1) CA2221047C (ja)
DE (1) DE19745915C2 (ja)
GB (1) GB2323317B (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3333114B2 (ja) * 1997-06-30 2002-10-07 株式会社ムロコーポレーション 連続ビス締付機
WO1999014017A2 (en) * 1997-09-12 1999-03-25 Jalbert David B Powered-operated screwdriving device
US6126057A (en) * 1999-02-26 2000-10-03 Li; Ming Chu Magazine structure for nailing machines
DE10161353B4 (de) * 2001-12-13 2014-01-30 Hilti Aktiengesellschaft Schraubvorrichtung
DE20214489U1 (de) * 2002-09-19 2004-02-19 Helfer & Co. Kg Gerät zum Eintreiben von Befestigern, insbesondere Schrauben o.dgl.
US7134367B2 (en) * 2002-12-09 2006-11-14 Milwaukee Electric Tool Corporation Fastener feeding system
US6966476B2 (en) * 2003-07-30 2005-11-22 Stanley Fastening Systems, L.P. Integrated check pawl, last nail-retaining, and dry fire lock-out mechanism for fastener-driving tool
JP4553668B2 (ja) * 2004-09-16 2010-09-29 株式会社ムロコーポレーション 連続ビス締付機
DE102006048475A1 (de) * 2006-10-11 2008-04-17 Newfrey Llc, Newark Verfahren und Vorrichtung zum Bereithalten von Befestigungselementen aus Kunststoff und Befestigungselement aus Kunststoff
CN110788617B (zh) * 2019-10-29 2021-05-25 山东同其信息科技有限公司 一种膨胀螺栓半自动组合设备
CN111206785B (zh) * 2020-02-19 2021-12-17 山东中元绿色生物工程有限公司 一种化学锚栓胶管插入器
AU2022201529A1 (en) * 2021-03-04 2022-09-22 Max Co., Ltd. Fastening tool

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3656520A (en) * 1970-03-30 1972-04-18 Fmc Corp Power tool and automatic feed therefor
US4014488A (en) * 1973-11-05 1977-03-29 Duo-Fast Corporation Fastener feed apparatus and method
US3930297A (en) * 1973-11-05 1976-01-06 Duo-Fast Corporation Fastener feed apparatus and method
US3982678A (en) * 1975-02-14 1976-09-28 Olson Jerome A Nail driving apparatus
US4199014A (en) * 1978-03-02 1980-04-22 Nickle Kenneth E Automatic feeding screwdriver
JPS59124579A (ja) * 1982-12-27 1984-07-18 室金属工業株式会社 連続ビス締付機
JPH0639739B2 (ja) * 1985-07-03 1994-05-25 東レ株式会社 立毛シ−トおよびその製造方法
US4807498A (en) * 1986-10-21 1989-02-28 Sps Technologies, Inc. Blind fastener installation tool and modified fastener
DE4024031A1 (de) * 1990-07-28 1992-01-30 Reich Maschf Gmbh Karl Hand-schraubgeraet
US5570618A (en) * 1994-10-31 1996-11-05 Habermehl; G. Lyle Finger release mechanism for collated strip screwdriver
JP3295572B2 (ja) * 1995-02-20 2002-06-24 株式会社マキタ 連続ねじ締付機

Also Published As

Publication number Publication date
GB2323317A (en) 1998-09-23
DE19745915C2 (de) 2000-11-23
US5931366A (en) 1999-08-03
GB9723230D0 (en) 1998-01-07
CA2221047A1 (en) 1998-09-17
GB2323317B (en) 2001-08-01
DE19745915A1 (de) 1998-09-24
CA2221047C (en) 2001-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10249750A (ja) 連続ビス締付機
US8099873B2 (en) Electric-powered cutting machine with blade holding mechanism
US6109144A (en) Successive screw feeder driver
US6109146A (en) Continuous screw fastening machine
JP2541713B2 (ja) 手持式動力ねじ回し装置
WO1997023326A1 (en) Hand-held power tool with on/off switch in rear part of ergonomic handle
CN1227781A (zh) 开关中断锁定机构
EP0280506A2 (en) Screw holder
JP2002273668A (ja) 電動ドライバ装置
JP2007307626A (ja) 電動工具
JP4553668B2 (ja) 連続ビス締付機
JP2002079478A (ja) 電動手工具装置
CN208557301U (zh) 可调节扳手
JP4524168B2 (ja) 手持ち式電動工具
JP2018105342A (ja) 連続ビス締付機に用いるビスロープ
JP2001517560A (ja) 手持工具機械
JP2000280157A (ja) ベルトサンダ
GB2309186A (en) Continuous screw driving and tightening machine
US20220009075A1 (en) Handheld power tool and side handle
US20050132582A1 (en) Jigsaws
JP2016010825A (ja) 打込機
JPH02298470A (ja) 自動ねじ締め機
JPH05104456A (ja) ねじ打ち込み装置
CA2238318C (en) Hand held power tool
JPH01171730A (ja) ねじ締め装置