JP2000280157A - ベルトサンダ - Google Patents

ベルトサンダ

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JP2000280157A
JP2000280157A JP8816999A JP8816999A JP2000280157A JP 2000280157 A JP2000280157 A JP 2000280157A JP 8816999 A JP8816999 A JP 8816999A JP 8816999 A JP8816999 A JP 8816999A JP 2000280157 A JP2000280157 A JP 2000280157A
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JP
Japan
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roller
polishing
belt
front roller
belt sander
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JP8816999A
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Susumu Yano
進 矢野
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Ryobi Ltd
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Ryobi Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被研磨材の平面的な研磨を行なう際には、前
方ローラに掛け渡された研磨ベルトの部分を十分に覆っ
て、適切な保護を確保し、しかも、被研磨材の凹面的な
研磨における著しい制約を解放し、前方ローラの曲面を
効果的に利用した、被研磨材の凹面的な研磨を行なうこ
とが可能なベルトサンダを提供する。 【解決手段】 ベルトサンダは、前方ローラ2と、これ
から間隔をあけて配置された後方ローラ3と、前方ロー
ラ2及び後方ローラ3に掛け渡された研磨ベルト4と、
掛け渡された研磨ベルト4を部分的に覆う保護カバー5
とを備えている。保護カバー5は、前方ローラ2の上方
及び前方を覆い得るように開閉可能に設けられた可動カ
バー7を備えている。可動カバー7を開放することによ
って、前方ローラ2に掛け渡された研磨ベルト4の露出
部分の面積を増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトサンダに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、木材等の被研磨材を効率良く研磨
するための電動工具としてベルトサンダが多用されてき
ている。
【0003】従来のベルトサンダを図7を参照して以下
に説明する。図7に示すように、従来のベルトサンダD
は、前方ローラ22と、後方ローラ23と、研磨ベルト
24と、保護カバー25とからなる基本構成を有してい
る。
【0004】前方ローラ22は、従動ローラとして構成
されたもので、ハウジング21の前方に回転可能に取り
付けられている。後方ローラ23は、駆動ローラとして
構成されたもので、ハウジング21の後方に回転可能に
取り付けられている。この後方ローラ23は、ハウジン
グ21内に収容された電動モータを含む駆動ユニット
(図示せず)によって駆動される。研磨ベルト24は、
無端ベルトとして構成されたもので、前方ローラ22と
後方ローラ23とに所定の張力をもって掛け渡されてい
る。従って、駆動ユニットの駆動により、後方ローラ2
3が回転し、これにより、研磨ベルト24は、後方ロー
ラ23および前方ローラ22間を連続的に移動する。
【0005】保護カバー25は、上述したように前方ロ
ーラ22と後方ローラ23との間に掛け渡された研磨ベ
ルト24の上方部分、両側部分及び前後部分を覆うよう
にハウジング21に設けられている。即ち、保護カバー
25は、研磨ベルト24の下面をベルトサンダDの下方
部分に露出させるように、研磨ベルト24の周囲を覆っ
ている。図7に示すように、保護カバー25の側面にお
いて、先端且つ下方部分に切欠き部25aを形成するこ
とによって、前方ローラ22の前方且つ下方部分に対応
する研磨ベルト24の部分を露出させている。
【0006】尚、図7において、21aは、ベルトサン
ダDを使用する際に、メインハンドルとして機能する第
1ハンドルであり、21bは、補助ハンドルとして作用
する第2ハンドルであり、29は、上記電動モータの駆
動をオンオフするためのスイッチである。また、同図に
おいて、ハッチングを施した部分30は、被研磨材を示
す。
【0007】この従来のベルトサンダDによれば、その
下方部分に露出した研磨ベルト24によって、被研磨材
30の平面的な研磨を行なうことができ、また、ベルト
サンダDの前方且つ下方部分に露出した研磨ベルト24
によって、被研磨材30の凹面的な研磨を行なうことが
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のベルトサンダDにおいては、前方ローラ22に
掛け渡された研磨ベルト24の部分の露出面積が不変で
あるため、被研磨材30の凹面的な研磨において著しい
制約を受けていた。即ち、図7に示すように、被研磨材
30を凹面的に研磨する際、その研磨可能な領域は、保
護カバー25の側面において、切欠き25aを形成する
下端縁25ax及び上端縁25ayと、これらの間にお
いて、前方ローラ22の外周面に沿って突出した研磨ベ
ルト24の一部分とによって決定される。従って、被研
磨材30の凹面的な研磨は、保護カバー25の下端縁2
5axが被研磨材30の下方の表面30xに接触し、そ
して、保護カバー25の上端縁25ayが被研磨材30
の上方の表面30yに接触するまでしか実施できず、そ
の結果、適切な外径を有する前方ローラ22を使用して
も、その曲面を効果的に利用した、被研磨材30の凹面
的な研磨を行なうことができなかった。
【0009】本発明の目的は、被研磨材の平面的な研磨
を行なう際には、前方ローラに掛け渡された研磨ベルト
の部分を十分に覆って、適切な保護を確保し、しかも、
被研磨材の凹面的な研磨における著しい制約を解放し、
前方ローラの曲面を効果的に利用した、被研磨材の凹面
的な研磨を行なうことが可能なベルトサンダを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の本発明は、前方ローラ(2)と、前
記前方ローラ(2)から間隔をあけて配置された後方ロ
ーラ(3)と、前記前方及び後方ローラ(2、3)に掛
け渡された研磨ベルト(4)と、このように掛け渡され
た前記研磨ベルト(4)を部分的に覆う保護カバー
(5)とを備えたベルトサンダにおいて、前記保護カバ
ー(5)が、前記前方ローラ(2)の上方及び前方を覆
い得るように開閉可能に設けられた可動カバー(7)を
備えており、前記可動カバー(7)を開放することによ
って、前記前方ローラ(2)に掛け渡された前記研磨ベ
ルト(4)の露出部分の面積を増大することを特徴とす
る。
【0011】請求項2の本発明は、請求項1のベルトサ
ンダにおいて、回動可能な操作ハンドル(10)が設け
られており、前記操作ハンドル(10)の回動に連動し
て、前記可動カバー(7)が開閉されることを特徴とす
る。
【0012】請求項3の本発明は、請求項1または請求
項2のベルトサンダにおいて、前記前方ローラ(2)と
して、外径の異なる複数個のローラ(2a、2b)が選
択的に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
るベルトサンダを図1乃至図3参照しながら詳述する。
図1から明らかなように、本発明の第1実施形態に係る
ベルトサンダAは、上述した従来のベルトサンダDと同
様に、前方ローラ2と、後方ローラ3と、研磨ベルト4
と、保護カバー5とからなる基本構成を有している。
【0014】前方ローラ2は、従動ローラとして構成さ
れたもので、ハウジング1の前方に回転可能に取り付け
られている。後方ローラ3は、駆動ローラとして構成さ
れたもので、ハウジング1の後方に回転可能に取り付け
られている。この後方ローラ3は、ハウジング1内に収
容された電動モータを含む駆動ユニット(図示せず)に
よって駆動される。研磨ベルト4は、無端ベルトとして
構成されたもので、前方ローラ2と後方ローラ3とに所
定の張力をもって掛け渡されている。従って、駆動ユニ
ットの駆動により、後方ローラ3が回転し、これによ
り、研磨ベルト4は、後方ローラ3および前方ローラ2
間を連続的に移動する。
【0015】保護カバー5は、固定カバー6と、可動カ
バー7とから構成されている。固定カバー6は、前方ロ
ーラ2と後方ローラ3との間に掛け渡された研磨ベルト
4の上方部分、両側部分及び前後部分を覆うようにハウ
ジング1に設けられている。即ち、固定カバー6は、研
磨ベルト4の下面をベルトサンダAの下方部分に露出さ
せるように、研磨ベルト4の周囲を覆っている。図2に
示すように、固定カバー6は、その側面の先端部に上方
切欠き部6a及び下方切欠き部6bを有している。この
上方切欠き部6aおよび下方切欠き部6bは相互にほぼ
直交するように位置しており、その連結点は、前方ロー
ラ2の外周面上に近接して位置している。従って、この
上方切欠き部6aおよび下方切欠き部6bによって、前
方ローラ2のほぼ半周にわたって、これに掛け渡された
研磨ベルト4の部分が露出する。
【0016】可動カバー7は、上方切欠き部6aから露
出する研磨ベルト4の部分を覆うように構成されてお
り、固定カバー6の上面且つ前方の位置にヒンジ8を介
して開閉可能に連結されている。この可動カバー7は、
これを閉じる側の方向に、スプリング8aによって付勢
されている。また、可動カバー7の上面には、レバー7
aが設けられており、このレバー7aを把持しながら、
可動カバー7の開閉操作が行なわれる。
【0017】尚、図1(a)において、1aは、ベルト
サンダAを使用する際に、メインハンドルとして機能す
る第1ハンドルであり、1bは、補助ハンドルとして作
用する第2ハンドルであり、9は、上記電動モータの駆
動をオンオフするためのスイッチである。また、同図に
おいて、ハッチングを施した部分30は、被研磨材を示
す。
【0018】次に、上述したベルトサンダAの使用方法
について説明する。可動カバー7は、スプリング8aに
よって付勢されており、図3に示されたように閉じられ
ている。このような状態で、ベルトサンダAの下面に露
出した研磨ベルト4によって被研磨材30の平面的な研
磨が行なわれる。このように可動カバー7が閉じられた
状態において、前方ローラ2に掛け渡された研磨ベルト
4の部分も、閉じられた可動カバー7の下方に露出して
おり、この部分を用いて被研磨材30の凹面的な研磨を
行なうことが可能である。但し、この状態において、前
方ローラ2に掛け渡された研磨ベルト4の露出部分の面
積は比較的小さい。従って、ベルトサンダAを、前方ロ
ーラ2の回転軸心を中心として前方側に比較的小さい傾
斜角度で傾動させた際に、閉じられた可動カバー7の下
端が被研磨材30の上方の表面30yに接触する。即
ち、可動カバー7が閉じられた状態では、被研磨材30
において、上方の表面30yと下方の表面30xとの間
の角度θ1は比較的大きく、従って、上方の表面30y
と下方の表面30xとの間の角度が上述した角度θ1よ
りも小さい角度を有する被研磨材30においては凹面的
な研磨を行なうことはできない。
【0019】このような凹面的な研磨を行なう際には、
可動カバー7のレバー7aをスプリング8aに抗して上
方に引き上げ、可動カバー7を図1(a)に示すように
開放される。この可動カバー7の開放状態は、作業者が
このレバー7aを第2ハンドル1bと共に把持すること
によって保持される。このように可動カバー7が開放さ
れると、前方ローラ2のほぼ半周にわたって、これに掛
け渡された研磨ベルト4の部分が露出し、その露出部分
の面積が図3の状態における露出部分の面積に比して増
大する。ここで、図1(a)から明らかなように、被研
磨材30において、上方の表面30yと下方の表面30
xとの間の角度θ2は、図3に示した角度θ1よりも著
しく小さい。従って、前方ローラ2の曲面を効果的に利
用した、被研磨材30の凹面的な研磨を行なうことがで
きる。
【0020】勿論、レバー7aの把持を解除すれば、可
動カバー7はスプリング8aの作用によって、元の状態
に復帰して、可動カバー7は閉じられた状態に保持され
る。
【0021】尚、上述した第1実施形態においては、可
動カバー7の開放状態は、作業者がレバー7aを第2ハ
ンドル1bと共に把持することによって保持されるもの
として説明したが、この可動カバー7を開放状態に保持
するためのロック機構を設けてもよい。
【0022】次に、本発明の第2実施形態に係るベルト
サンダを図4及び図5を参照しながら詳述する。本発明
の第2実施形態に係るベルトサンダBは、第2ハンドル
1bの代わりに回動可能な操作ハンドル10が設けられ
ており、その回動に連動して、可動カバー7が開閉され
るように構成されることを除き、上述したベルトサンダ
Aと同一である。従って、同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略する。
【0023】操作ハンドル10は、可動カバー7の後方
で、これに隣接する位置において、前後方向に回動可能
にハウジング1に取り付けられている。この操作ハンド
ル10の下端部には、円筒状部分10bが一体的に設け
られている。この円筒状部分10bは、その外周に後述
するワイヤ11を巻き付けるために溝10cを有してい
る(図4(b)参照)。また、操作ハンドル10の根元
側部分には、円筒状部分10bと同軸的に締付けネジ1
0aが取り付けられている。この締付けネジ10aを緩
めることによって、操作ハンドル10は回動可能な状態
に置かれ、一方、これを締め付けることによって、操作
ハンドル10の回動が阻止されて、所定の位置にロック
される。
【0024】操作ハンドル10の回動に連動して、可動
カバー7を開閉するための手段として、ワイヤ11が使
用されている。このワイヤ11の一端部は上記操作ハン
ドル10の円筒状部分10bにおける溝10cに巻き付
けられ、その他端は、可動カバー7の上面部分に連結さ
れている。ここで、図5に示すように、可動カバー7が
二点鎖線で示されたように閉じられた状態に置かれ、そ
して、操作ハンドル10が同様に二点鎖線で示されたよ
うに前方側に回動した状態に置かれた状態で、ワイヤ1
1は、弛むことなく、可動カバー7を操作ハンドル10
の円筒状部分10bに連結している。従って、操作ハン
ドル10を、図5において実線で示すように後方側に回
動させれば、ワイヤ11は操作ハンドル10の円筒状部
分10bに巻き取られ、これによって、可動カバー7
は、これを閉じた状態に付勢するスプリング(図示せ
ず)に抗して開放される。
【0025】次に、上述したベルトサンダBの使用方法
について説明する。ベルトサンダBの下面に露出した研
磨ベルト4によって被研磨材の平面的な研磨を行なう場
合には、操作ハンドル10を、図5において二点鎖線で
示したように前方に回動させて、可動カバー7を閉じた
状態に保持する。勿論、この状態においては、締付けネ
ジ10aを締め付けて、操作ハンドル10をハウジング
1にロックする。このような状態で、作業者は、第1ハ
ンドル1aを把持し、必要に応じて、操作ハンドル10
を把持しながら、被研磨材の平面的な研磨を行なう。
【0026】被研磨材の凹面的な研磨を行なう場合に
は、締付けネジ10aを緩めて、操作ハンドル10を、
図5において実線で示したように後方に回動させ、この
回動に伴ってワイヤ11を巻き取り、これによって、可
動カバー7を開放する。次いで、締付けネジ10aを再
び締め付けて、操作ハンドル10をハウジング1にロッ
クする。このような状態で、作業者は、第1ハンドル1
aを把持し、必要に応じて、操作ハンドル10を把持し
ながら、被研磨材の凹面的な研磨を行なう。このように
可動カバー7が開放されると、前方ローラ2のほぼ半周
にわたって、これに掛け渡された研磨ベルト4の部分が
露出し、従って、前方ローラ2の曲面を効果的に利用し
た、被研磨材の凹面的な研磨を行なうことができる。
【0027】次に、本発明の第3実施形態に係るベルト
サンダを図6を参照しながら詳述する。本発明の第3実
施形態に係るベルトサンダCは、前方ローラとして、外
径の異なる複数個のローラ2a、2bが選択的に着脱可
能に取り付けられていることを除き、上述したベルトサ
ンダAと同一である。従って、同一の構成要素に同一の
符号を付し、その説明を省略する。
【0028】この第3実施形態においては、前方ローラ
として、小径のローラ2aと大径のローラ2bとが準備
され、これらの何れか一方がローラ取付け摘み12によ
って、前方ローラ支持軸(図示せず)に着脱可能に取付
けられている。ここで、研磨ベルト4の周径は一定であ
るため、外径の異なるローラ2a、2bを選択的に使用
した際に生ずる研磨ベルト4の弛みを吸収するための弛
み吸収機構を設けることが望ましい。この弛み吸収機構
として、例えば、上述した前方ローラ支持軸をベルトサ
ンダCの前後方向に移動可能にする機構、または、前方
ローラ支持軸の位置を変更することなく、研磨ベルト4
を案内ローラ(図示せず)に掛け渡し、この案内ローラ
の位置を変化させることを可能にする機構等が適用され
る。
【0029】このベルトサンダCの使用方法は、上述し
たベルトサンダAの使用方法と原則的に同一である。但
し、ベルトサンダCにおいては、可動カバー7を開放し
た状態で、ローラ取付け摘み12を着脱することによっ
て、小径のローラ2aと大径のローラ2bとを選択的に
取り付けることができる。
【0030】この第3実施形態に係るベルトサンダCに
よれば、第1実施形態に係るベルトサンダAによる効果
と同一の効果がもたらされることに加えて、小径のロー
ラ2aと大径のローラ2bとを選択的に使用することに
よって、被研磨材30の研磨条件に応じて、これらロー
ラの曲面を効果的に利用した、被研磨材30の凹面的な
研磨を適切に行なうことができる。
【0031】上述した第3実施形態においては、前方ロ
ーラとして外径の異なる2種類のローラ2a、2bが使
用されているものとして説明したが、その数は任意であ
る。
【0032】また、上述した第1乃至第3実施形態にお
いては、前方ローラ2(2a、2b)を従動ローラとし
て、また、後方ローラ3を駆動ローラとしてそれぞれ構
成されるものとして説明したが、この形態に限定される
ものではなく、前方ローラ2(2a、2b)を駆動ロー
ラとして、また、後方ローラ3を従動ローラとしてそれ
ぞれ構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、請求項1
に記載したように、保護カバーが、前方ローラの上方及
び前方を覆い得るように開閉可能に設けられた可動カバ
ーを備えており、この可動カバーを開放することによっ
て、前方ローラに掛け渡された研磨ベルトの露出部分の
面積を増大するように構成しているため、被研磨材の平
面的な研磨を行なう際には、前方ローラに掛け渡された
研磨ベルトの部分を十分に覆って、適切な保護を確保
し、しかも、被研磨材の凹面的な研磨における著しい制
約を解放し、前方ローラの曲面を効果的に利用した、被
研磨材の凹面的な研磨を行なうことができる。
【0034】請求項1のベルトサンダにおいて、請求項
2に記載したように、回動可能な操作ハンドルを設け、
その回動に連動して、可動カバーを開閉すれば、可動カ
バーの開閉操作が容易になり、作業性が向上する。
【0035】請求項1または請求項2のベルトサンダに
おいて、請求項3に記載したように、前方ローラとし
て、外径の異なる複数個のローラを選択的に着脱可能に
取り付ければ、被研磨材の研磨に最も適したローラを選
択的に使用することによって、そのローラの曲面をより
効果的に利用でき、被研磨材の凹面的な研磨をより適切
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るベルトサンダを示
す図
【図2】図1のベルトサンダの要部拡大側面図
【図3】図1のベルトサンダにおいて、可動カバーが閉
じられた状態を示す側面図
【図4】本発明の第2実施形態に係るベルトサンダを示
す図
【図5】図4のベルトサンダの要部拡大側面図
【図6】本発明の第3実施形態に係るベルトサンダを示
す図
【図7】従来のベルトサンダを示す側面図
【符号の説明】
2、2a、2b 前方ローラ 3 後方ローラ 4 研磨ベルト 5 保護カバー 7 可動カバー 10 操作ハンドル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方ローラと、前記前方ローラから間隔
    をあけて配置された後方ローラと、前記前方及び後方ロ
    ーラに掛け渡された研磨ベルトと、このように掛け渡さ
    れた前記研磨ベルトを部分的に覆う保護カバーとを備え
    たベルトサンダにおいて、 前記保護カバーが、前記前方ローラの上方及び前方を覆
    い得るように開閉可能に設けられた可動カバーを備えて
    おり、前記可動カバーを開放することによって、前記前
    方ローラに掛け渡された前記研磨ベルトの露出部分の面
    積を増大することを特徴とするベルトサンダ。
  2. 【請求項2】 回動可能な操作ハンドルが設けられてお
    り、前記操作ハンドルの回動に連動して、前記可動カバ
    ーが開閉されることを特徴とする請求項1に記載のベル
    トサンダ。
  3. 【請求項3】 前記前方ローラとして、外径の異なる複
    数個のローラが選択的に着脱可能に取り付けられること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のベルトサ
    ンダ。
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