JPH08215235A - 盲人用点字鋲、その盲人用点字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パンチ、並びに盲人用点字カーペット - Google Patents
盲人用点字鋲、その盲人用点字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パンチ、並びに盲人用点字カーペットInfo
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- JPH08215235A JPH08215235A JP2986595A JP2986595A JPH08215235A JP H08215235 A JPH08215235 A JP H08215235A JP 2986595 A JP2986595 A JP 2986595A JP 2986595 A JP2986595 A JP 2986595A JP H08215235 A JPH08215235 A JP H08215235A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、足底の触覚により盲人が安全に目
的場所まで歩行することができ、しかも極めて容易で確
実に取付けることができる盲人用点字鋲、その盲人用点
字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パンチ、
並びに盲人用点字カーペットを提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明に係る盲人用点字鋲は、上面1aが足底
に接触するようカーペット3の表面から突出可能に形成
された鋲本体1と、カーペット3に穿設された孔4に挿
入すべく鋲本体1の裏面側に設けられた脚部2とからな
り、且つ、該脚部2の下端2aがカーペット3の裏面3aと
係合すべく折脚可能に形成されてなる構成をもつもので
ある。
的場所まで歩行することができ、しかも極めて容易で確
実に取付けることができる盲人用点字鋲、その盲人用点
字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パンチ、
並びに盲人用点字カーペットを提供することを目的とす
る。 【構成】 本発明に係る盲人用点字鋲は、上面1aが足底
に接触するようカーペット3の表面から突出可能に形成
された鋲本体1と、カーペット3に穿設された孔4に挿
入すべく鋲本体1の裏面側に設けられた脚部2とからな
り、且つ、該脚部2の下端2aがカーペット3の裏面3aと
係合すべく折脚可能に形成されてなる構成をもつもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、盲人用点字鋲、その盲
人用点字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パ
ンチ、並びに盲人用点字カーペットに関するものであ
り、より詳しくは触覚効果により盲人を誘導することが
できるカーペットに関するものである。
人用点字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パ
ンチ、並びに盲人用点字カーペットに関するものであ
り、より詳しくは触覚効果により盲人を誘導することが
できるカーペットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カーペットは会館、ホール等の
建築、構築物の屋内に敷設されており、このようにカー
ペットが敷設された屋内を盲人が目的場所まで歩行する
場合にあっては、壁や手すり等を手で確認しつつ行われ
ていた。
建築、構築物の屋内に敷設されており、このようにカー
ペットが敷設された屋内を盲人が目的場所まで歩行する
場合にあっては、壁や手すり等を手で確認しつつ行われ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、壁、手
すり等を手で確認して、その触覚により目的場所まで歩
行することには一定の限界があり、特に両手に荷物等を
持って歩行する場合にあっては不可能であった。
すり等を手で確認して、その触覚により目的場所まで歩
行することには一定の限界があり、特に両手に荷物等を
持って歩行する場合にあっては不可能であった。
【0004】また、かかる盲人の歩行を可能とすべく、
カーペットに盲人用点字鋲をネジで螺着して取付けるこ
とも考えられる。しかし、ネジの螺着により取付けた盲
人用点字鋲は不用意に脚で蹴られ回動することにより離
脱するおそれがあり、更に、かかる離脱を防止せんと回
動を防止する手段を盲人用点字鋲に設けるならば、カー
ペットに盲人用点字鋲を取付ける作業及びそのカーペッ
トを敷設する作業が煩雑で時間のかかる作業となるおそ
れがある。
カーペットに盲人用点字鋲をネジで螺着して取付けるこ
とも考えられる。しかし、ネジの螺着により取付けた盲
人用点字鋲は不用意に脚で蹴られ回動することにより離
脱するおそれがあり、更に、かかる離脱を防止せんと回
動を防止する手段を盲人用点字鋲に設けるならば、カー
ペットに盲人用点字鋲を取付ける作業及びそのカーペッ
トを敷設する作業が煩雑で時間のかかる作業となるおそ
れがある。
【0005】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたもので、足底の触覚により盲人が安
全に目的場所まで歩行することができ、しかも極めて容
易で確実に取付けることができる盲人用点字鋲、その盲
人用点字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パ
ンチ、並びに盲人用点字カーペットを提供することを課
題とする。
するためになされたもので、足底の触覚により盲人が安
全に目的場所まで歩行することができ、しかも極めて容
易で確実に取付けることができる盲人用点字鋲、その盲
人用点字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パ
ンチ、並びに盲人用点字カーペットを提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明に係る盲人用点字鋲は、上面1aが足底に接触する
ようカーペット3の表面から突出可能に形成された鋲本
体1と、カーペット3に穿設された孔4に挿入すべく鋲
本体1の裏面側に設けられた脚部2とからなり、且つ、
該脚部2の下端2aがカーペット3の裏面3aと係合すべく
折脚可能に形成されてなる構成をもつ。
本発明に係る盲人用点字鋲は、上面1aが足底に接触する
ようカーペット3の表面から突出可能に形成された鋲本
体1と、カーペット3に穿設された孔4に挿入すべく鋲
本体1の裏面側に設けられた脚部2とからなり、且つ、
該脚部2の下端2aがカーペット3の裏面3aと係合すべく
折脚可能に形成されてなる構成をもつ。
【0007】
【作用】本発明に係る盲人用点字鋲は、上面1aが足底に
接触するようカーペット3の表面から突出可能に形成さ
れた鋲本体1と、カーペット3に穿設された孔4に挿入
すべく鋲本体1の裏面側に設けられた脚部2とからな
り、且つ、該脚部2の下端2aがカーペット3の裏面3aと
係合すべく折脚可能に形成されている為、カーペット3
の表面から突出した該鋲本体1の上面を歩行者が足底の
触覚により認識することができ、また、脚部2の下端2a
がカーペット3の裏面3aと係合すべく折脚可能に形成さ
れている為、該下端2aを折脚するだけでカーペット3に
取付けることができる。
接触するようカーペット3の表面から突出可能に形成さ
れた鋲本体1と、カーペット3に穿設された孔4に挿入
すべく鋲本体1の裏面側に設けられた脚部2とからな
り、且つ、該脚部2の下端2aがカーペット3の裏面3aと
係合すべく折脚可能に形成されている為、カーペット3
の表面から突出した該鋲本体1の上面を歩行者が足底の
触覚により認識することができ、また、脚部2の下端2a
がカーペット3の裏面3aと係合すべく折脚可能に形成さ
れている為、該下端2aを折脚するだけでカーペット3に
取付けることができる。
【0008】また、敷設されたカーペット3の表面から
突出する鋲本体1が不用意に蹴られたりしても、本発明
に係る盲人用点字鋲は脚部2の下端2aとカーペット3の
裏面3aとが係合することによりカーペット3に取付けら
れているので、該盲人用点字鋲がカーペット3に対して
回動しにくく、又たとえ回動したとしても離脱すること
はない。
突出する鋲本体1が不用意に蹴られたりしても、本発明
に係る盲人用点字鋲は脚部2の下端2aとカーペット3の
裏面3aとが係合することによりカーペット3に取付けら
れているので、該盲人用点字鋲がカーペット3に対して
回動しにくく、又たとえ回動したとしても離脱すること
はない。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図14を参酌しながら本発明
に係る盲人用点字鋲、その盲人用点字鋲の取付け方法、
及び盲人用点字鋲の取付用パンチ、並びに盲人用点字カ
ーペットの実施例を説明するが、まず本発明に係る盲人
用点字鋲の一実施例として、図1乃至図6の如く鋲本体
1と脚部2とからなり、脚部2がカーペット3に穿設さ
れた孔4に挿入可能に形成された盲人用点字鋲について
説明する。
に係る盲人用点字鋲、その盲人用点字鋲の取付け方法、
及び盲人用点字鋲の取付用パンチ、並びに盲人用点字カ
ーペットの実施例を説明するが、まず本発明に係る盲人
用点字鋲の一実施例として、図1乃至図6の如く鋲本体
1と脚部2とからなり、脚部2がカーペット3に穿設さ
れた孔4に挿入可能に形成された盲人用点字鋲について
説明する。
【0010】前記鋲本体1は、その上面1aが足底に接触
できるようにカーペット3の表面から突出可能に形成さ
れており、該鋲本体1は、図1及び図2に示す如く、平
面視略円形で、縦断面略台形状に形成されている。
できるようにカーペット3の表面から突出可能に形成さ
れており、該鋲本体1は、図1及び図2に示す如く、平
面視略円形で、縦断面略台形状に形成されている。
【0011】また、前記脚部2は、前記鋲本体1の裏面
側に設けられており、カーペット3の孔4に挿入された
際にその下端2aがカーペット3の裏面3aから突出するよ
う、カーペット3の厚さより高さが高く形成されてい
る。また、該脚部2は、内部にパンチ5が挿入可能な円
筒状に形成されている。
側に設けられており、カーペット3の孔4に挿入された
際にその下端2aがカーペット3の裏面3aから突出するよ
う、カーペット3の厚さより高さが高く形成されてい
る。また、該脚部2は、内部にパンチ5が挿入可能な円
筒状に形成されている。
【0012】本実施例の盲人用点字鋲は以上の構成から
なるが、以下、該盲人用点字鋲が正方形状のカーペット
3に取付けられる場合について、説明する。
なるが、以下、該盲人用点字鋲が正方形状のカーペット
3に取付けられる場合について、説明する。
【0013】本実施例の盲人用点字鋲を取付けるに際
し、まずカーペット3の相対向する二隅付近に孔4を穿
設し、該孔4と同一径の穴を有するワッシャー6を前記
カーペット3の裏面3aに取付ける。そして、本実施例の
盲人用点字鋲の脚部2をカーペット3の孔4に図3及び
図4に示すように挿入して、該脚部2を折脚して図5に
示すように該脚部2の下端2aをカーペット3の裏面3aの
ワッシャー6と係合することによって、盲人用点字鋲は
カーペット3に取付けられ、盲人用点字カーペットが製
造される。
し、まずカーペット3の相対向する二隅付近に孔4を穿
設し、該孔4と同一径の穴を有するワッシャー6を前記
カーペット3の裏面3aに取付ける。そして、本実施例の
盲人用点字鋲の脚部2をカーペット3の孔4に図3及び
図4に示すように挿入して、該脚部2を折脚して図5に
示すように該脚部2の下端2aをカーペット3の裏面3aの
ワッシャー6と係合することによって、盲人用点字鋲は
カーペット3に取付けられ、盲人用点字カーペットが製
造される。
【0014】ここで、脚部2は円筒状に形成されている
ので、その下端2a側からテーパー状の突出部5aを有する
パンチ5を挿入して押圧するだけで、該脚部2の下端2a
が外方向に広がって変形しカーペット3の裏面3aと係合
する為、カーペット3への取付け作業が極めて容易且つ
確実に行うことができる。
ので、その下端2a側からテーパー状の突出部5aを有する
パンチ5を挿入して押圧するだけで、該脚部2の下端2a
が外方向に広がって変形しカーペット3の裏面3aと係合
する為、カーペット3への取付け作業が極めて容易且つ
確実に行うことができる。
【0015】また、脚部2の下端2aが係合するカーペッ
ト3の裏面3aには、ワッシャー6が取付けられているの
で、パンチ5の押圧により脚部2の下端2aとワッシャー
6とが同様に変形することにより、確実に取付けること
が可能である。
ト3の裏面3aには、ワッシャー6が取付けられているの
で、パンチ5の押圧により脚部2の下端2aとワッシャー
6とが同様に変形することにより、確実に取付けること
が可能である。
【0016】そして、このように製造された盲人用点字
カーペットは、図6に示すように、床面7の所望箇所に
敷設される。ここで、本実施例の盲人用点字鋲は脚部2
が折脚されてカーペット3の裏面3aと係合して取付けら
れるので、盲人用点字カーペットの裏面3aは略平面状と
なり、これにより該盲人用点字カーペットは通常のカー
ペットと同様の作業により敷設することが可能である。
カーペットは、図6に示すように、床面7の所望箇所に
敷設される。ここで、本実施例の盲人用点字鋲は脚部2
が折脚されてカーペット3の裏面3aと係合して取付けら
れるので、盲人用点字カーペットの裏面3aは略平面状と
なり、これにより該盲人用点字カーペットは通常のカー
ペットと同様の作業により敷設することが可能である。
【0017】また、このように敷設された盲人用点字カ
ーペットはその表面から鋲本体1の上面1aが突出してい
るので、歩行者が足底で点字を認識することができ、こ
れにより盲人は点字を目安に目的場所まで移動すること
が可能となる。
ーペットはその表面から鋲本体1の上面1aが突出してい
るので、歩行者が足底で点字を認識することができ、こ
れにより盲人は点字を目安に目的場所まで移動すること
が可能となる。
【0018】さらに、このように施設された盲人用点字
カーペットの表面に現れる鋲本体1が不用意に蹴られた
りしても、脚部2の下端2aとカーペット3の裏面3aとが
係合されて取付けられているので、本実施例の盲人用点
字鋲がカーペット3に対して回動しにくく、又たとえ回
動したとしても離脱することはないという利点を奏す
る。
カーペットの表面に現れる鋲本体1が不用意に蹴られた
りしても、脚部2の下端2aとカーペット3の裏面3aとが
係合されて取付けられているので、本実施例の盲人用点
字鋲がカーペット3に対して回動しにくく、又たとえ回
動したとしても離脱することはないという利点を奏す
る。
【0019】尚、上記実施例では、正方形状のカーペッ
ト3に取付けられる盲人用点字鋲のみを説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、床面に敷かれる
カーペットであれば形状を問わず、またカーペット3の
種類も何であっても良く、例えばタイルカーペットであ
っても良い。
ト3に取付けられる盲人用点字鋲のみを説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、床面に敷かれる
カーペットであれば形状を問わず、またカーペット3の
種類も何であっても良く、例えばタイルカーペットであ
っても良い。
【0020】さらに、本発明に於いてカーペット3の裏
面3aにワッシャー6が取付けられていることは必須の要
件ではなく、カーペット3の裏面3aが脚部2の下端2aと
係合可能であれば良い。また、カーペット3の裏面3aに
ワッシャー6を取付ける場合には、該ワッシャー6の材
質は変形が容易な軟質のものとすることが好ましく、こ
れにより本発明の盲人用点字鋲は容易に取付けることが
可能となる。
面3aにワッシャー6が取付けられていることは必須の要
件ではなく、カーペット3の裏面3aが脚部2の下端2aと
係合可能であれば良い。また、カーペット3の裏面3aに
ワッシャー6を取付ける場合には、該ワッシャー6の材
質は変形が容易な軟質のものとすることが好ましく、こ
れにより本発明の盲人用点字鋲は容易に取付けることが
可能となる。
【0021】さらに、上記実施例に於いては、孔4をカ
ーペット3の相対向する二隅に穿設して、図3に示す如
くそれぞれの孔4に平面視略円形の鋲本体1を有する盲
人用点字鋲を取付けたが、本発明はこれに限定されるわ
けではなく、例えば図7に示すように、縦三つ横三つの
九つの孔4,…を穿設して、図8に示す如き三つの脚部2,
…を有する横長の盲人用点字鋲を三つ取付けることも可
能である。即ち、本発明は、孔4が設けられる箇所、脚
部2の数は適宜設計変更することができるのである。
ーペット3の相対向する二隅に穿設して、図3に示す如
くそれぞれの孔4に平面視略円形の鋲本体1を有する盲
人用点字鋲を取付けたが、本発明はこれに限定されるわ
けではなく、例えば図7に示すように、縦三つ横三つの
九つの孔4,…を穿設して、図8に示す如き三つの脚部2,
…を有する横長の盲人用点字鋲を三つ取付けることも可
能である。即ち、本発明は、孔4が設けられる箇所、脚
部2の数は適宜設計変更することができるのである。
【0022】また、本発明に於いて脚部2は円筒状のも
のに限定されるわけではなく、脚部2の下端2aがカーペ
ット3の裏面3aと係合すべく折脚可能に形成されている
ものであれば本発明の範囲に属するものである。例え
ば、図9及び図10に示すように、対向して設けられた
折脚可能な脚体8,8 からなる脚部2であっても良い。し
かも、脚部2が略円筒状である場合にあっても、図11
及び図12に示すように切欠9を形成したものでも良
く、かかる切欠9を設けるならば、折脚がより容易とな
る利点がある。
のに限定されるわけではなく、脚部2の下端2aがカーペ
ット3の裏面3aと係合すべく折脚可能に形成されている
ものであれば本発明の範囲に属するものである。例え
ば、図9及び図10に示すように、対向して設けられた
折脚可能な脚体8,8 からなる脚部2であっても良い。し
かも、脚部2が略円筒状である場合にあっても、図11
及び図12に示すように切欠9を形成したものでも良
く、かかる切欠9を設けるならば、折脚がより容易とな
る利点がある。
【0023】さらに、本発明に於いて脚部2は折脚され
て下端2aがカーペット3の裏面3aと係合可能なものであ
れば良く、その材質等は何であつても良い。但し、脚部
2の材質としては折脚が容易な軟質の材質により形成す
ることが好ましく、これにより該脚部2の切脚が容易に
行えるという利点を有する。
て下端2aがカーペット3の裏面3aと係合可能なものであ
れば良く、その材質等は何であつても良い。但し、脚部
2の材質としては折脚が容易な軟質の材質により形成す
ることが好ましく、これにより該脚部2の切脚が容易に
行えるという利点を有する。
【0024】また、上記実施例に於いては、テーパー状
の突出部5aを有するパンチ5により脚部2を折脚した
が、本発明の折脚方法はこれに限られず、何らかの手段
により脚部2の下端2aが折脚可能であれば、本発明の範
囲に属するのである。
の突出部5aを有するパンチ5により脚部2を折脚した
が、本発明の折脚方法はこれに限られず、何らかの手段
により脚部2の下端2aが折脚可能であれば、本発明の範
囲に属するのである。
【0025】さらに、上記実施例の如くパンチ5を用い
る場合にあっては、脚部2の下端2aを折脚可能なパンチ
5であれば良く、本発明に於いてはパンチ5の材質は問
わない。但し、パンチ5の材質は、脚部2或いはワッシ
ャー6よりも硬質のものが好ましく、例えば真鍮、ステ
ンレス等であれば、脚部2の切脚並びに鋲本体1の取付
けが容易に行えるという利点を有する。
る場合にあっては、脚部2の下端2aを折脚可能なパンチ
5であれば良く、本発明に於いてはパンチ5の材質は問
わない。但し、パンチ5の材質は、脚部2或いはワッシ
ャー6よりも硬質のものが好ましく、例えば真鍮、ステ
ンレス等であれば、脚部2の切脚並びに鋲本体1の取付
けが容易に行えるという利点を有する。
【0026】さらに、パンチ5の形状も上記実施例に限
定されず、例えば、図13に示すようにテーパー状の突
出部5aの下方に、脚部2の下端2aをカーペット3の裏面
3aと係合させる凸隆部5bを設けたパンチ5を使用しても
良く、かかるパンチ5を使用するならば、図14に示す
ように脚部2の下端2aとカーペット3の裏面3aとの係合
がより確実となり、これにより盲人用点字鋲がカーペッ
ト3に対してより回動しにくく、該盲人用点字鋲の離脱
をより有効に防止できるという利点を奏するのである。
定されず、例えば、図13に示すようにテーパー状の突
出部5aの下方に、脚部2の下端2aをカーペット3の裏面
3aと係合させる凸隆部5bを設けたパンチ5を使用しても
良く、かかるパンチ5を使用するならば、図14に示す
ように脚部2の下端2aとカーペット3の裏面3aとの係合
がより確実となり、これにより盲人用点字鋲がカーペッ
ト3に対してより回動しにくく、該盲人用点字鋲の離脱
をより有効に防止できるという利点を奏するのである。
【0027】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係る盲人用点字
鋲は、カーペットの表面から突出した該鋲本体の上面を
歩行者が足底の触覚により認識することにより、盲人が
安全に目的場所まで歩行することができるとともに、脚
部の下端がカーペットの裏面と係合すべく折脚可能に形
成されている為、該脚部を折脚するだけで極めて容易且
つ確実にカーペットに取付けることができるという効果
を奏する。
鋲は、カーペットの表面から突出した該鋲本体の上面を
歩行者が足底の触覚により認識することにより、盲人が
安全に目的場所まで歩行することができるとともに、脚
部の下端がカーペットの裏面と係合すべく折脚可能に形
成されている為、該脚部を折脚するだけで極めて容易且
つ確実にカーペットに取付けることができるという効果
を奏する。
【0028】また、本発明に係る盲人用点字鋲は、施行
されたカーペットの表面に現れる鋲本体が不用意に蹴ら
れたりしても、脚部の下端がカーペットの裏面と係合さ
れて取付けられているので、該点字鋲がカーペットに対
して回動しにくく、又たとえ回動したとしても離脱する
ことがないという効果をも奏する。
されたカーペットの表面に現れる鋲本体が不用意に蹴ら
れたりしても、脚部の下端がカーペットの裏面と係合さ
れて取付けられているので、該点字鋲がカーペットに対
して回動しにくく、又たとえ回動したとしても離脱する
ことがないという効果をも奏する。
【図1】本発明の一実施例の盲人用点字鋲の側面断面
図。
図。
【図2】同底面図。
【図3】本発明の一実施例の盲人用点字鋲がカーペット
の孔に挿入された状態を示す平面図。
の孔に挿入された状態を示す平面図。
【図4】同側面断面図。
【図5】本発明の一実施例の盲人用点字鋲がカーペット
に取付けられた状態を示す側面断面図。
に取付けられた状態を示す側面断面図。
【図6】本発明の一実施例の盲人用点字カーペットが施
行された状態を示す説明図。
行された状態を示す説明図。
【図7】本発明の他実施例の盲人用点字鋲がカーペット
の孔に挿入された状態を示す平面図。
の孔に挿入された状態を示す平面図。
【図8】同側面断面図。
【図9】本発明の他実施例の盲人用点字鋲の側面図。
【図10】同底面図。
【図11】本発明の他実施例の盲人用点字鋲の側面図。
【図12】同底面図。
【図13】本発明の他実施例の盲人用点字鋲の取付け方
法を示す側面断面図。
法を示す側面断面図。
【図14】本発明の他実施例の盲人用点字カーペットの
側面断面図。
側面断面図。
1…鋲本体 1a…鋲本体の上面 2…脚部 2a…脚部の下端 3…カーペット 3a…カーペットの裏面 4…孔 5…パンチ 5a…突出部 5b…凸隆部 6…ワッシャー 7…床面 8…脚体 9…切欠
Claims (8)
- 【請求項1】 上面(1a)が足底に接触するようカーペッ
ト(3) の表面から突出可能に形成された鋲本体(1) と、
カーペット(3) に穿設された孔(4) に挿入すべく鋲本体
(1) の裏面側に設けられた脚部(2) とからなり、且つ、
該脚部(2) の下端(2a)がカーペット(3) の裏面(3a)と係
合すべく折脚可能に形成されてなることを特徴とする盲
人用点字鋲。 - 【請求項2】 前記脚部(2) が略円筒状に形成されてな
る請求項1記載の盲人用点字鋲。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の盲人用点字鋲の脚
部(2) をカーペット(3) に穿設された孔(4) に挿入し
て、該脚部(2) の下端(2a)を折脚することによりカーペ
ット(3) の裏面(3a)に係合して、前記盲人用点字鋲をカ
ーペット(3) に取付ける盲人用点字鋲の取付け方法。 - 【請求項4】 前記脚部(2) の内側にテーパ状の突出部
(5a)を有するパンチ(5) を挿入して押圧することによ
り、脚部(2) の下端(2a)を折脚する請求項3記載の盲人
用点字鋲の取付け方法。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の盲人用点字鋲の脚
部(2) の下端(2a)を折脚させるべく、テーパ状の突出部
(5a)が設けられた盲人用点字鋲の取付用パンチ。 - 【請求項6】 前記テーパ状の突出部(5a)の下方に、前
記脚部(2) の下端(2a)をカーペット(3) の裏面(3a)と係
合させるべく、凸隆部(5b)が設けられた請求項5記載の
盲人用点字鋲の取付用パンチ。 - 【請求項7】 所定箇所に孔(4) が穿設されたカーペッ
ト(3) と、該カーペット(3) の表面から突出して設けら
れた鋲本体(1) と、前記孔(4) に介在して下端(2a)が折
脚されてカーペット(3) の裏面(3a)と係合された脚部
(2) とからなることを特徴とする盲人用点字カーペッ
ト。 - 【請求項8】 前記脚部(2) の内側にテーパー状の突出
部(5a)を有するパンチ(5) が挿入されることより、脚部
(2) の下端(2a)がカーペット(3) の裏面(3a)と係合され
てなる請求項7記載の盲人用点字カーペット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2986595A JPH08215235A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 盲人用点字鋲、その盲人用点字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パンチ、並びに盲人用点字カーペット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2986595A JPH08215235A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 盲人用点字鋲、その盲人用点字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パンチ、並びに盲人用点字カーペット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08215235A true JPH08215235A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12287875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2986595A Pending JPH08215235A (ja) | 1995-02-17 | 1995-02-17 | 盲人用点字鋲、その盲人用点字鋲の取付け方法、及び盲人用点字鋲の取付用パンチ、並びに盲人用点字カーペット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08215235A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112034A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 視覚障害者誘導用突起フィルム及びその敷設方法 |
JP2011052503A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Sankyo Kinzoku Seisakusho:Kk | 誘導鋲 |
-
1995
- 1995-02-17 JP JP2986595A patent/JPH08215235A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112034A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Hitachi Chem Co Ltd | 視覚障害者誘導用突起フィルム及びその敷設方法 |
JP2011052503A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Sankyo Kinzoku Seisakusho:Kk | 誘導鋲 |
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