JPS6232424Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6232424Y2 JPS6232424Y2 JP16898682U JP16898682U JPS6232424Y2 JP S6232424 Y2 JPS6232424 Y2 JP S6232424Y2 JP 16898682 U JP16898682 U JP 16898682U JP 16898682 U JP16898682 U JP 16898682U JP S6232424 Y2 JPS6232424 Y2 JP S6232424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- sliding ring
- protrusion
- ring
- stone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004575 stone Substances 0.000 claims description 13
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は倒立装置を付設した傘に関するもので
ある。
ある。
一般家庭では、雨天の場合等傘立てが設けられ
ているので問題はないが、一般の事務所の玄関や
廊下には傘立てが設けられていない所が多く、ま
た病院等の待合室では傘立てがあつても空のない
場合が多く、このような場合、壁に立て掛けたり
していたが、不安定であり、すぐに倒れてしま
い、傘自体が汚れ、床も濡れてしまい、すべつて
危険である等の問題があつた。
ているので問題はないが、一般の事務所の玄関や
廊下には傘立てが設けられていない所が多く、ま
た病院等の待合室では傘立てがあつても空のない
場合が多く、このような場合、壁に立て掛けたり
していたが、不安定であり、すぐに倒れてしま
い、傘自体が汚れ、床も濡れてしまい、すべつて
危険である等の問題があつた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、傘自体に開閉自在の倒立装置を付設すること
により、いつ、いかなる場所でも自由に倒立可能
とせしめた傘を提供することを目的としている。
で、傘自体に開閉自在の倒立装置を付設すること
により、いつ、いかなる場所でも自由に倒立可能
とせしめた傘を提供することを目的としている。
以下、この考案の構成を実施例又は実施態様と
して開示した図面に従い説明する。まず、倒立装
置は第1図ないし第3図で示すように、傘の石突
1の部分に装着する。石突1には、石突1に沿つ
て上下に摺動して脚を開閉する摺動リング2を取
り付け、石突1のほぼ下端には脚の基部となる固
定リング3を固着する。脚は3本であり、それぞ
れ長脚4と短脚5からなる。長脚4の下端の二又
片10と短脚5の上端の柄11とは第6図で示す
ようにピン12又はリベツト12′により回動自
在に枢着する。
して開示した図面に従い説明する。まず、倒立装
置は第1図ないし第3図で示すように、傘の石突
1の部分に装着する。石突1には、石突1に沿つ
て上下に摺動して脚を開閉する摺動リング2を取
り付け、石突1のほぼ下端には脚の基部となる固
定リング3を固着する。脚は3本であり、それぞ
れ長脚4と短脚5からなる。長脚4の下端の二又
片10と短脚5の上端の柄11とは第6図で示す
ようにピン12又はリベツト12′により回動自
在に枢着する。
第4図で示すように皿形摺動リング2aの下方
外周には3ケ所に縦スリツト6を穿設し、かつ該
下外周にはリングピン9を捲装するリング状スリ
ツト7を穿設する。縦スリツト6には長脚4の上
端の8がリングピン9により回動自在に枢着され
る。
外周には3ケ所に縦スリツト6を穿設し、かつ該
下外周にはリングピン9を捲装するリング状スリ
ツト7を穿設する。縦スリツト6には長脚4の上
端の8がリングピン9により回動自在に枢着され
る。
第5図で示すように固定リング3の外周には3
ケ所に縦スリツト6′を穿設し、かつ該外周には
リングピン9′を捲装するリング状スリツト7′を
穿設する。縦スリツト6′には短脚5の下端の柄
8′がリングピン9′により回動自在に枢着され
る。
ケ所に縦スリツト6′を穿設し、かつ該外周には
リングピン9′を捲装するリング状スリツト7′を
穿設する。縦スリツト6′には短脚5の下端の柄
8′がリングピン9′により回動自在に枢着され
る。
摺動リング2は、閉束時には該摺動リング2の
内壁に設けた窪み14が石突1の上端部に備えた
突子15と嵌合して係止し、倒立時には石突1の
下方に備えた突子15により係止する。第7図b
図に示すように、突子15は石突1の内壁に形成
した筐体13内にスプリング16と共に遊着す
る。しかし、製造上困難を伴う場合は、第7図a
図のように2ケの突子15の間にスプリング16
を取り付けたものを用いる。
内壁に設けた窪み14が石突1の上端部に備えた
突子15と嵌合して係止し、倒立時には石突1の
下方に備えた突子15により係止する。第7図b
図に示すように、突子15は石突1の内壁に形成
した筐体13内にスプリング16と共に遊着す
る。しかし、製造上困難を伴う場合は、第7図a
図のように2ケの突子15の間にスプリング16
を取り付けたものを用いる。
別の実施例として第4図C図に示すように、摺
動リングとして筒状に形成した筒形摺動リング2
bを使用することもできる。
動リングとして筒状に形成した筒形摺動リング2
bを使用することもできる。
次に本考案の装置の作用効果を説明する。傘を
立てるときは、皿形摺動リング2aを下方へスラ
イドさせると、脚4,5は第3図に示すとおり
途々の枢着部Aを軸として変形する。皿形摺動リ
ング2aは石突1の下方に備えた突子15に係止
したところで枢着部Aは地面に接地し、傘を倒立
する。
立てるときは、皿形摺動リング2aを下方へスラ
イドさせると、脚4,5は第3図に示すとおり
途々の枢着部Aを軸として変形する。皿形摺動リ
ング2aは石突1の下方に備えた突子15に係止
したところで枢着部Aは地面に接地し、傘を倒立
する。
この場合、倒立の安定度は脚4,5の長さ、す
なわち石突1の長さを比例する。また、突子15
が皿形摺動リング2の内壁の窪み14を押圧する
力は、皿形摺動リング2aが倒立時不要意に上方
へスライドすることを防ぐためにも強い方がよ
い。
なわち石突1の長さを比例する。また、突子15
が皿形摺動リング2の内壁の窪み14を押圧する
力は、皿形摺動リング2aが倒立時不要意に上方
へスライドすることを防ぐためにも強い方がよ
い。
傘を使用する場合は、皿形摺動リング2aを石
突1の上端までスライドさせると第2図に示すよ
うに、脚4,5は閉束する。
突1の上端までスライドさせると第2図に示すよ
うに、脚4,5は閉束する。
皿形摺動リング2aは上部が皿形を形成してい
るから、これにより傘から漏出する水分が床面に
拡がつて水溜りとなり、或は敷物を漏らすことは
ない。
るから、これにより傘から漏出する水分が床面に
拡がつて水溜りとなり、或は敷物を漏らすことは
ない。
若し水分を嫌う場所に傘を立てるときが少ない
場合は、実施態様として、摺動リングは皿形でな
く、第4図C図に示すように筒状の摺動リング2
bに形成することもできる。時によりこの方が摺
動させるにおいて把部が提供されて便利ともいえ
る。
場合は、実施態様として、摺動リングは皿形でな
く、第4図C図に示すように筒状の摺動リング2
bに形成することもできる。時によりこの方が摺
動させるにおいて把部が提供されて便利ともいえ
る。
以上詳述したように、この考案は傘立の備付け
のない場所、傘立が空いてない場所、ビルの廊下
で立談するとき、電車内で傘の把手を掛ける物が
なく壁に立て掛けても、石突が滑べつてすぐに傘
が倒れる場合等において、この倒立装置を有する
傘を使用すればいかなる場合、場所を問わず簡単
に傘立が果す役割を享受できる。また、本装置は
従来の石突に少し改良を加えるだけで装着でき経
済的にも安価に提供できる利点があり、それに倒
立装置が装着していることから生ずる違和感、重
量感はなく、小供用傘にも適用できる等応用範囲
も広い等種々の効果を有する。
のない場所、傘立が空いてない場所、ビルの廊下
で立談するとき、電車内で傘の把手を掛ける物が
なく壁に立て掛けても、石突が滑べつてすぐに傘
が倒れる場合等において、この倒立装置を有する
傘を使用すればいかなる場合、場所を問わず簡単
に傘立が果す役割を享受できる。また、本装置は
従来の石突に少し改良を加えるだけで装着でき経
済的にも安価に提供できる利点があり、それに倒
立装置が装着していることから生ずる違和感、重
量感はなく、小供用傘にも適用できる等応用範囲
も広い等種々の効果を有する。
図面は本案の実施例を示すものであり、第1図
は傘を倒立させた状態を示す正面図、第2図は本
考案の倒立装置を開束させた状態を示す拡大正面
図、第3図は本考案の倒立装置の使用状態を示す
拡大正面図、第4図は摺動リングの拡大図であ
り、a図は皿形摺動リングの斜視図、b図はその
一部断面図、c図は筒形摺動リングの断面図、第
5図は固定リングの拡大斜視図、第6図は脚の枢
着部の拡大図でありa図は斜視図、b図は断面図
である。第7図a図は突子の使用状態を示す部分
拡大断面図。第7図b図は突子の変形例を示す部
分拡大断面図である。 1……石突、2……摺動リング、3……固定リ
ング、4……長脚、5……短脚、A……枢着部。
は傘を倒立させた状態を示す正面図、第2図は本
考案の倒立装置を開束させた状態を示す拡大正面
図、第3図は本考案の倒立装置の使用状態を示す
拡大正面図、第4図は摺動リングの拡大図であ
り、a図は皿形摺動リングの斜視図、b図はその
一部断面図、c図は筒形摺動リングの断面図、第
5図は固定リングの拡大斜視図、第6図は脚の枢
着部の拡大図でありa図は斜視図、b図は断面図
である。第7図a図は突子の使用状態を示す部分
拡大断面図。第7図b図は突子の変形例を示す部
分拡大断面図である。 1……石突、2……摺動リング、3……固定リ
ング、4……長脚、5……短脚、A……枢着部。
Claims (1)
- スプリングにより外方に突出するよう付勢され
た突子を上部及び下方に内装した石突と、この石
突の上部に、上端を回動自在に枢着した少なくと
も3本の長脚を有する摺動リングを摺動自在に取
付け、かつ石突の下部には、下端を回動自在に枢
着した3本の短脚を有する固定リングを装着し、
前記各長脚の下端と前記各短脚の上端とをそれぞ
れ回動自在に枢着してなる倒立装置を付設した
傘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16898682U JPS5972915U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 倒立装置を付設した傘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16898682U JPS5972915U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 倒立装置を付設した傘 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5972915U JPS5972915U (ja) | 1984-05-17 |
JPS6232424Y2 true JPS6232424Y2 (ja) | 1987-08-19 |
Family
ID=30369286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16898682U Granted JPS5972915U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 倒立装置を付設した傘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5972915U (ja) |
-
1982
- 1982-11-08 JP JP16898682U patent/JPS5972915U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5972915U (ja) | 1984-05-17 |