JPH08215126A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JPH08215126A
JPH08215126A JP2531995A JP2531995A JPH08215126A JP H08215126 A JPH08215126 A JP H08215126A JP 2531995 A JP2531995 A JP 2531995A JP 2531995 A JP2531995 A JP 2531995A JP H08215126 A JPH08215126 A JP H08215126A
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JP
Japan
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water
bottom plate
overflow
dishwasher
leaked
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JP2531995A
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English (en)
Inventor
Takayuki Ishihara
隆行 石原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食器の洗浄を行う食器洗い機において、電源
が供給されているいないにかかわらず漏水を生じた場合
に、機内の電装部品、特に排水ポンプのモータが浸水す
るのを防止し、利用者が水漏れにすぐに気づき漏水によ
る拡大被害を防止できるようにする。 【構成】 洗浄槽1とその周辺の給水弁6、排水口23
またはその接続部より漏洩した水を底板22により収集
し、底板22の前方に底面部26が前に下がるように傾
斜した溢水部25を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食器の洗浄を行う食器洗
い機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い機は図6に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図に示すように、洗浄槽1は、食器類2を
内部に収納し底部に洗浄水を溜めるもので、底部に洗浄
ノズル3を設けている。洗浄ノズル3は、回転自在に支
持され、食器類2に向け洗浄水を噴出する。洗浄ポンプ
4は、モータ5によって駆動され、洗浄水を洗浄ノズル
3に送り込む。給水弁6は、水道管より機内を通して配
設される給水管7を介して洗浄槽1内に水または湯を給
水する。ヒータ8は、洗浄槽1の底部に配設され、洗浄
水を加熱したり、乾燥行程時の食器類を加熱するもので
ある。
【0004】排水ポンプ9は、モータ10により駆動さ
れ、洗浄槽1内に溜めた水を機外へ排水管11を介して
排出するものである。台枠12は、梁部材13を介して
洗浄槽1を支持し、底部に底板14を設けている。漏水
検知装置15は、台枠12に支持され、底板14に溜ま
った水をフロート16の浮き上がりにより検知するもの
である。
【0005】上記構成においてその動作を説明すると、
利用者が食器類2をかご17に配置し、洗浄槽1に収納
して洗剤を入れた後運転を開始すると、まず、給水弁6
より水道水が給水され、所定水量の水が洗浄槽1の底部
に溜られる。そして、モータ5およびヒータ8に通電さ
れ、洗浄水は加熱されながら洗浄ポンプ4により食器類
2に向けて洗浄ノズル3から噴出される。所定時間経過
して洗浄行程を終了すると、洗浄槽1底部の洗浄水はモ
ータ10により駆動される排水ポンプ9によって機外へ
排水される。
【0006】つぎに、新たに水道水が給水され、前述の
洗浄行程と同様の動作を数分間行い排水する。このすす
ぎ行程を3回繰り返した後、加熱すすぎ行程と称する洗
浄行程と同様の動作を行い、所定温度に到達した時点で
これを終了して排水する。最後に送風ファン(図示せ
ず)を運転して洗浄槽1内に空気を送り、同時にヒータ
8に間欠に通電を行い食器類2を加熱して付着している
水滴を乾燥させる。
【0007】最近の食器洗い機の需要動向を見ると、ビ
ルトイン型と称するキッチンユニット内に埋め込むもの
が主流になっている。これは給水管や排水管を予め工事
しておき、その後食器洗い機を入れて給排水接続をする
ものである。図7に示すように、先端に止水栓18を取
り付けた水道管19と、先端に排水ホース20を取り付
けた排水管21がキッチン側に既に工事された状態にあ
り、食器洗い機の前面底部において機内における給水管
7と排水管11をそれぞれ接続する。
【0008】そして、長年使用された食器洗い機におい
て洗浄槽1の周辺にパッキング類を介して取り付けられ
た部品や洗浄ポンプ4、排水ポンプ9などを繋ぐホース
類等の劣化に起因して水漏れが生じると、漏水は一旦底
板14に集められて溜まり、フロート16を押し上げる
結果、漏水検知装置15が漏水があったと検知し、異常
報知をして利用者に知らせる。なお、傾向として前述の
給排水接続工事の不良に伴い、これらの接続部からの水
漏れが多くあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、食器洗い機の機内で水漏れがあった場合
に異常報知がされるものの、処置が遅れれば底板14に
水が溜まりつづけ、最終的には底板14や台枠12の周
囲より機外に漏水することになる。排水ポンプ9は洗浄
槽1内の水をできるだけ残らないように排水するため、
低い位置に配設されるが、前述のような漏水を生じた場
合は排水ポンプ9のモータ10が水に浸かり、再使用の
時に錆が発生して使用できないという事態が生じてい
た。
【0010】また、食器洗い機に電源が供給されていな
い状態で、特に給水接続部において水漏れが発生した場
合は、異常報知することができないために水漏れしたこ
とがわからず家屋に対して被害を大きくすることがあっ
た。特に、底板14や台枠12の周囲から漏れる水は、
キッチンの前方へ流れ出るとは限らないために、いつま
でも気づかないことがあるので、益々被害を拡大する恐
れがあった。
【0011】本発明は上記課題を解決するもので、電源
が供給されているいないにかかわらず漏水を生じた場合
に、機内の電装部品、特に排水ポンプのモータが浸水す
るのを防止し、利用者が水漏れにすぐに気づき漏水によ
る拡大被害を防止できるようにすることを第1の目的と
している。
【0012】また、僅かな漏水を生じた場合にも底板よ
り機外に流出する水がキッチンの前方へより確実に出る
ようにすることを第2の目的としている。
【0013】また、食器洗い機が設置される傾斜角度に
あまり影響されずに底板部に設けられた溢水部より漏水
が溢水してキッチンの前面に流出するようにすることを
第3の目的としている。
【0014】さらに、漏水検知機能を備えた食器洗い機
においてその設置角度によらず確実に漏水検知した後に
底板より機外に漏水させると同時に、確実に排水ポンプ
のモータ等の電装部品の浸水が防止できるようにするこ
とを第4の目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、洗浄槽とその周辺の部材またはその
接続部より漏洩した水を収集する底板を備え、前記底板
の前方に底面部が前に下がるように傾斜した溢水部を設
けたことを第1の課題解決手段としている。
【0016】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の溢水部は、底面部の断面形状を略
V字型としたことを第2の課題解決手段としている。
【0017】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、底板に収集された漏水を
溢水させる堰部を配設し、溢水部は、前記堰部より前方
に設けた流出開口部まで漏水を導くようにしたことを第
3の課題解決手段としている。
【0018】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、溢水部に底面部の周囲を
囲むようにリブを配設し、このリブの頂点は前方に向か
って上がるように傾斜したことを第4の課題解決手段と
している。
【0019】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、溢水部に底面部の周囲を
囲むようにリブを配設し、このリブは左右方向より前後
方向の方が長くなるようにしたことを第5の課題解決手
段としている。
【0020】また、第4の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、底板に収集された漏水を
検知する検知部を備え、漏水を溢水させる堰部を前記検
知部の近傍に配設したことを第6の課題解決手段として
いる。
【0021】また、第3の目的を達成するために、洗浄
槽とその周辺の部材またはその接続部より漏洩した水を
収集する底板を備え、前記底板の前方に底面部が前に下
がるように傾斜した溢水部を設けるとともに、前記底板
に収集された漏水を溢水させる堰部を底板の中央に配設
したことを第7の課題解決手段としている。
【0022】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
食器洗い機の給排水接続部を含む内部における漏水が発
生した場合、一旦底板に漏水が集って溜まり、さらに漏
水がつづくと、底板の前方に設けた溢水部より溜まった
水が溢れ始め、溢水部の底面部が前方に下がるように傾
斜しているので、これに沿って食器洗い機の前面に勢い
よく流れ出て、食器洗い機の内部で漏水があったことを
利用者に知らせることができ、溢水部からの溢水により
底板に溜まる漏水の水位はこれ以上上がらないので、こ
の溢水水位を電装部品の浸かる水位より低く設定しさえ
すれば、電装部品類の浸水を防止することができる。
【0023】また、第2の課題解決手段により、食器洗
い機の機内で発生する漏水は一気に流出するものは稀で
あり、特にパッキング類で接続されている所などは徐々
に滴下して漏れるが、溢水部の先端部で表面張力で溢れ
るのが一旦保持された後に数10ミリリッターの流出が
期待できる。溢水部の底面部の断面形状を略V字状にす
ることにより、この僅かな流出量でも食器洗い機の前方
へ勢いよく流れるようにできる。
【0024】また、第3の課題解決手段により、底板に
溜まった漏水を溢水部のリブの最後方の堰部より溢れ出
すことができ、堰部より溢れ出た漏水を溢水部を通して
流出開口部より勢いよく流れ出るようにできる。
【0025】また、第4の課題解決手段により、食器洗
い機を前方が下がるように傾斜して設置した場合にも、
溢水部のリブの最後方の堰部より溜まった漏水を溢れ出
すことができる。つまり、食器洗い機の前後の設置傾斜
角度に対して常に安定してこの最後方の堰部から溢水す
るようにできる。したがって、底板に溜まった漏水によ
るフロートの浮き上がりを介して漏水水位を検知する検
知部を備えた食器洗い機においては、漏水検知水位をこ
の溢水水位より下げれば、必ず漏水検知した後に底板か
らの溢水が始まるようにできる。
【0026】また、第5の課題解決手段により、食器洗
い機の左右の設置傾斜角度に対して溢水水位が安定する
ため、漏水検知水位をこの溢水水位より下げれば、必ず
漏水検知した後に溢水が始まるようにできる。
【0027】また、第6の課題解決手段により、溢水部
の周囲に設けられたリブの中で最下点に相当する堰部を
漏水検知部の近傍にくるように配設することにより、食
器洗い機の前後左右の設置傾斜角度に対して、常に溢水
水位と漏水検知水位の関係が一定となるので、溢水水位
を食器洗い機の許容設置角度内で内部の電装部品類が浸
水しないよう設定して、漏水検知水位をこの溢水水位よ
り下げれば、食器洗い機の設置角度にかかわらず必ず漏
水検知した後に底板からの溢水が始まると同時に電装部
品類の浸水を防止することができる。
【0028】また、第7の課題解決手段により、底板部
中央に漏水を溢水させる堰部を設けることにより、食器
洗い機が前後左右に傾斜して設置されても溜まった漏水
が底板の周囲壁を越えないで安定して堰部より溢水し、
食器洗い機の前方へ流出するようにできる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1から図4
を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のも
のは同一符号を付して説明を省略する。
【0030】図に示すように、底板22は、洗浄槽1を
支持する台枠12の底面部に設け、洗浄槽1と給水弁
6、排水口23(いずれも周辺の部材)またはその接続
部より漏洩した水を収集する。漏水検知装置16は台枠
12に支持され底板22に溜まった水をフロート15の
浮き上がりにより検知するものである。底板22の前方
に周囲をリブ24に囲まれた溢水部25を設け、その底
面部26は前方の流出開口部27にかけて傾斜してして
いる。
【0031】また、溢水部25の底面部26は、図2ま
たは図3に示すように、略V字状に凹んだ形状をしてお
り、溢水部25を囲むリブ24は側壁28が前方に向か
って上がり、最下点に相当する堰部29を最後方に設け
ている。また、図4に示すように、溢水部25を囲むリ
ブ24は堰部29より側壁28の方が長くなるように前
後に細長い形状とし、堰部29は漏水検知装置16の近
傍に配設している。
【0032】台枠12の右側にはキッチン側に予め工事
される給水管30と排水管31を通すダクト部32を設
けており、食器洗い機の前面にて機内の給水管33と排
水管34に接続するようにしている。底板22は、給水
管30と機内の給水管33の接続部または排水管31と
機内の排水管34との接続部より漏洩した水も収集する
ようにしている。
【0033】なお、この漏水検知装置16が検知する漏
水検知水位は、水平状態で底板22に約500ミリリッ
ター程度溜まると働くように設定しており、溢水部25
の堰部29より溢水する溢水水位は、堰部29を乗り越
えるときの表面張力を見込んで、堰部29の高さより2
mm程度高いものとして、食器洗い機が前上がりで約2
度傾斜しても排水ポンプ9のモータ10などの電装部品
類が浸水しないように設定している。
【0034】上記構においてその動作について説明す
る。前述のように給排水管の接続工事は食器洗い機の前
面にて行うが、この接続部の不良による水漏れや長年使
用された食器洗い機において洗浄槽1の周辺にパッキン
グ類を介して取り付けられた部品や機内の給排水経路を
構成するホース類等の劣化に起因する水漏れが生じる
と、漏水は底板22に直接あるいは台枠12を介して底
板22に集められて溜まり、フロート15が浮き上がる
と、これを漏水検知装置16が検知し、漏水が生じたこ
とを異常報知して利用者に知らせる。
【0035】しかしながら、利用者が不在で処置が遅れ
た場合や食器洗い機に電源が供給されていなかったりす
ると、底板22にさらに漏水が溜まって行くが、漏水は
溢水部25の堰部29を乗り越え、底面部26に沿って
流出開口部27より食器洗い機の前面へ流出する。最近
の需要状況をみると、キッチンにビルトインする食器洗
い機が主流となっており、万一、前述のような漏水が発
生した場合に、たとえば食器洗い機の後方で機外へ漏れ
ていれば利用者は気がつかないため被害が拡大してしま
うことになるが、漏水が食器洗い機の前面に流れ出るた
め、拡大被害に至る前に利用者が処置することができ
る。
【0036】また、機内における漏水は滴下する程度に
極めて少量しか漏れないことが多いが、このような場
合、底板22に溜まった漏水は最終的には溢水部25の
堰部29より漏れるが、この堰部29において表面張力
によりしばらく漏水水位が堰部29より数mm高い状態
になってから溢水部25の底面部26に流れ出し、その
流出量は約50ミリリッター程度で一気に流出し、溢水
部25の底面部26の断面がV字状に凹んでいるので、
漏水が中央に集まり勢いよく流出開口部27から流出す
ることができ、その結果、少量の漏水でも利用者が気づ
くように確実に食器洗い機の前面に漏水が流れ出るよう
にできる。
【0037】そして、溢水部25を囲むように設けられ
たリブ24の側壁28は堰部29よりその頂点が前方に
向かって上がっているので、食器洗い機を前方が下がる
ように傾斜して設置した場合でも、側壁28から漏水が
溢水せずに必ず堰部29より溜まった漏水が溢れ出す。
また、側壁28を堰部29より長くして食器洗い機の前
後方向に対して細長い溢水部25を形成することによ
り、食器洗い機の左右の設置傾斜角度によらず堰部29
からの溢水水位が安定する。
【0038】さらに、堰部29を漏水検知装置16の近
傍に配設しているため、食器洗い機の前後左右の設置傾
斜角度によらず、常に溢水水位と漏水検知水位の関係が
一定となるので、食器洗い機の設置角度にかかわらず、
必ず漏水検知した後に堰部29からの溢水が始まると同
時に、電装部品類の浸水を防止することができる。
【0039】つぎに、本発明の第2の実施例を図5を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0040】図に示すように、堰部35は、底板36の
中央に設け、溢水部37の底面部38は断面が略V字状
で、底板36の前方の流出開口部39まで漏水を案内
し、側壁40は底面部38を囲い、前方に向かって高く
なるように溢水部37を構成している。底板36の中央
部は、食器洗い機の前後左右あらゆる傾斜角度に対して
堰部35からの溢水水位が安定するため、食器洗い機が
前後左右に2度傾斜して設置されても、溜まった漏水が
底板36の周囲壁41を越えず、かつ、排水ポンプ9の
駆動モータ10などの電装部品類が浸水しないように、
堰部35から漏水が流れ出る溢水水位を堰部35の高さ
で設定することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明は、洗浄槽とその周
辺の部材またはその接続部より漏洩した水を収集する底
板を備え、前記底板の前方に底面部が前に下がるように
傾斜した溢水部を設けたから、底板からの漏水をキッチ
ンの前方へ導いて流出させることができ、その結果、利
用者に機内における漏水の異常が発生したことを知らせ
ることができ、拡大被害を防止することができる。
【0042】また、溢水部は、底面部の断面形状を略V
字型としたから、溢水部の底面部を流出する漏水の流出
速度を増し、僅かな漏水の場合でも確実に食器洗い機の
前面に流出させて、利用者に機内における漏水の異常が
発生したことを知らせることができ、拡大被害を防止す
ることができる。
【0043】また、底板に収集された漏水を溢水させる
堰部を配設し、溢水部は、前記堰部より前方に設けた流
出開口部まで漏水を導くようにしたから、底板に溜まっ
た漏水を溢水部のリブの最後方の堰部より溢れ出すこと
ができ、堰部より溢れ出た漏水を溢水部を通して流出開
口部より勢いよく流れ出るようにできる。
【0044】また、溢水部に底面部の周囲を囲むように
リブを配設し、このリブの頂点は前方に向かって上がる
ように傾斜したから、食器洗い機が前下がりで傾斜して
設置されても確実に漏水検知した後に底板より前方へ漏
水を流出させることができる。
【0045】また、溢水部に底面部の周囲を囲むように
リブを配設し、このリブは左右方向より前後方向の方が
長くなるようにしたから、食器洗い機が左右に傾斜して
設置されても、影響を受けずに漏水検知した後に底板よ
り漏水を流出させることができる。
【0046】また、底板に収集された漏水を検知する検
知部を備え、漏水を溢水させる堰部を前記検知部の近傍
に配設したから、食器洗い機の設置角度によらず、確実
に漏水検知した後に、底板より前方へ漏水を流出させて
利用者に機内における漏水の異常が発生したことを知ら
せ、拡大被害を防止できると同時に、機内の電装部品類
の浸水を防止でき、安全性を向上できる。
【0047】また、洗浄槽とその周辺の部材またはその
接続部より漏洩した水を収集する底板を備え、前記底板
の前方に底面部が前に下がるように傾斜した溢水部を設
けるとともに、前記底板に収集された漏水を溢水させる
堰部を底板の中央に配設したから、食器洗い機が設置さ
れた際の傾斜角度に影響されずに、確実に前方へ漏水を
流出させて利用者に機内における漏水の異常が発生した
ことを知らせ、拡大被害を防止できると同時に、機内の
電装部品類の浸水を防止し、安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の食器洗い機の断面図
【図2】同食器洗い機の溢水部の拡大断面図
【図3】同食器洗い機の溢水部のA−A断面図
【図4】同食器洗い機の底板を台枠に取り付けた状態の
平面図
【図5】本発明の第2の実施例の食器洗い機の底板を台
枠に取り付けた状態の平面図
【図6】従来の食器洗い機の断面図
【図7】同食器洗い機の給排水管接続を示す斜視図
【符号の説明】
1 洗浄槽 6 給水弁(周辺の部材) 22 底板 23 排水口(周辺の部材) 25 溢水部 26 底面部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽とその周辺の部材またはその接続
    部より漏洩した水を収集する底板を備え、前記底板の前
    方に底面部が前に下がるように傾斜した溢水部を設けた
    食器洗い機。
  2. 【請求項2】 溢水部は、底面部の断面形状を略V字型
    とした請求項1記載の食器洗い機。
  3. 【請求項3】 底板に収集された漏水を溢水させる堰部
    を配設し、溢水部は、前記堰部より前方に設けた流出開
    口部まで漏水を導くようにした請求項1記載の食器洗い
    機。
  4. 【請求項4】 溢水部に底面部の周囲を囲むようにリブ
    を配設し、このリブの頂点は前方に向かって上がるよう
    に傾斜した請求項1記載の食器洗い機。
  5. 【請求項5】 溢水部に底面部の周囲を囲むようにリブ
    を配設し、このリブは左右方向より前後方向の方が長く
    なるようにした請求項1記載の食器洗い機。
  6. 【請求項6】 底板に収集された漏水を検知する検知部
    を備え、漏水を溢水させる堰部を前記検知部の近傍に配
    設した請求項1記載の食器洗い機。
  7. 【請求項7】 洗浄槽とその周辺の部材またはその接続
    部より漏洩した水を収集する底板を備え、前記底板の前
    方に底面部が前に下がるように傾斜した溢水部を設ける
    とともに、前記底板に収集された漏水を溢水させる堰部
    を底板の中央に配設した食器洗い機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005177502A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Lg Electron Inc 乾燥機の凝縮水貯蔵構造
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